バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

中身は同じだから…

2024年11月20日 10時43分31秒 | 病院の黒子(夕勤)
いつ頃だったか… ある洗浄機の薬剤交換作業をやっていた私が「このタイミングで空になった古い容器を取り出して、新しい容器を差し込むんだよな」と思った時、「あれ? 古い容器と新しい容器の大きさ(容量)が違うぞ。これじゃあ、この洗浄機に新しい容器が入らないではないか!」と気が付いた。

そこで、たまたま通りかかった“他の病院から応援に来ていた正社員”に相談したところ、「中身は同じなんだから… 今回は緊急避難的なアレで…」と言いながら二つの容器の蓋を取り外し、古い容器の蓋を新しい容器に付け替えてセット、ガチャッ、ウィンウィン… 無事に薬剤交換を完了したのだった。おぉ…

また、何種類かの器具は、手洗いした後にオイルを通すことになっている。オイルはスプレー缶に入っていて、“殺虫剤のような普通の噴射口”と“様々な形状の噴射口を装着できる噴射口”の二種類がある。先日、後者のスプレー缶が空になった&在庫もなかったので正社員に相談したところ、「中身は同じなので…」と言いながらスプレー缶の頭部を付け替えたのである。あぁ…

昔から、様々な創作物に“脳(中身)は本物、骨格や肉体(外見)は人工物”というキャラクターが登場していたけれど… 実際に、そういう人がいたとしても、中身(性格)が変わっていなければ、それまでと同じように付き合うことができるような気がする。そうだ、私も思い切って外見を変えてみようかなぁ~(そんなお金、どこにあるんだ? そもそも、中身のない人間が外見を変えたところで無意味だろ!)