極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

チルドとクルクルの抗争

2012年07月08日 | WE商品開発

 

【チルドとクルクルの抗争】

お寿司



ローソンがテレビでチルド寿司を販売攻勢を掛けている。にぎり寿司は中高年層からの人気が高いことが
わかり、特ににぎり寿司は、50代以上の男性に多く、これらの顧客を対象に、近くの店舗で手軽に本格的
なにぎり寿司の拡販に乗り出している。ローソンでは1997年から2003年にかけてチルド寿司を販売。原材
料・製法を見直し、新しい「チルド寿司」を展開するという。ローソンのチルド寿司こだわりは、原料の
調達から加工までを一元管理し、新たに超低温度帯でのマグロ専用物流網を構築、ベンダー工場にも超低
温冷蔵庫を配備することで、ネタの美味しさを維持。また、マグロを1本丸ごと購入することでコストを
削減。また、寿司職人の技“小手返し”を再現する新型シャリ玉成形機を導入、シャリに空気を含ませな
がら成型するので、チルドでも 固くなりにくくおいしさを維持。合わせ酢に寿司との相性がよいといわ
れる赤酢(酒粕酢)を使用し、旨みが強く口当たりがまろやかな超特選醤油「本膳」、伊豆天城産の本わ
さびを添付。さらに、ガリは要冷蔵のガリを採用、容器は食べやすいように蓋に醤油を入れるスペースを
設けたという。肝心の価格は、にぎり盛り合わせ10カンで595円(税込)だ。ところで、チルド寿司は素
材の美味しさ、彩り、風味が活きるのは、5℃~10℃のチルド温度帯の特長を利用する。酢飯のパサつ
きなどの課題があった。



このCMをまたもやサウナ室で観たのだが、「うふぇ~~~。クルクル寿司に殴り込みか」とつぶやいて
しまった。と、いうのも『ラーメンの次は尖閣列島』(12/04/17)で「それにしても、食品開発速度は速
い、上のチャンポンは日清食品の乾麺+具材の鍋・レンジ兼用の即席麺。下は、マルハニチロ食品のレン
ジ用冷凍チャンポン。それじゃこれを買いだめしていれば良いわけで、安全、健康、価格のバランスとい
うことになるが、それにしても凄いねということになる。さて、まとめよう。ラーメンを極める作業はこ
れで完全に終了する。ただし、麺類などに加えられる改良材の安全性については今後も継続し情報収集す
る。今後のテーマは「家でつくる創作お握りとにぎり寿司」にチャレンジだ。楽しみだぜぇ~⤴。ところで、
きょうはいくら握る?って違うか」とブログ掲載した記憶が蘇った。これじゃ内飯することもないんじゃ
ないかと。もっと言うと、このすさまじいデジタル革命の進行は、わたしたちの食生活も大きく変容させ
続けている。わたし流に簡単に言うと、電子オーブンレンジ2台あれば、すべて内飯でかなりの料理を素
早く、廉価に、栄養価も、健康配慮し摂取できる。つまり内飯でこんなデフレ時代でも充分暮らせるのだ
し、外食産業も大きな影響を受ける。ラーメン屋などはてきめんだろうと。そこへきてチルド寿司だ。ク
ルクル寿司もかなりのダメージを受けるだろうと。



【生七味と3Dシャワーヘッド】

最近といってもここ一年の話。チョットした話題となっているのが前述のチルド寿司で、それ以外に生七

味(唐辛子)と3Dシャワーヘッドというニューカマーがある。前者は生七味、従来の乾燥粒状・粉末で
なく乾燥前に混和(ミキシング)してしまう。従って製法はいたって簡単なのだが、それぞれの構成素材
微妙な調整処理により風味が変わるのでそこがノウハウ(企業技術)だという。これは意外だった。「パ
ウダー革命」という中間食材技術に対し、最終食材技術のペースト化にあるが、ペースト化することで調
味料としての用途がこれまで以上に広がる。「世界的なもう1つの調味料」としてチャレンジが始まって
いる。



もう1つは3D(三次元)シャワーヘッド(「特集|節水・快適型シャワーヘッド」)という商品。ネッ
ト検索してみての寸評は総合的にニューカマーとして付加価値はあるが、個別に看ていくと課題が残る。
つまり、洗浄の科学の家庭化とも呼ばれる現象が進行してきているが、株式会社アラミックの節水システ
ムはシャワーヘッドを噴霧する水量を均一に拡散することで1/2の水量で同じ機能性能を実現し、さら
に、超高速水流により、約40万個/ccのマイナスイオンが発生(通常シャワーの20倍、滝つぼの40
倍に当りる)させたという。マイナスイオンに関しては測定方法やそれ自体の効果の科学的懐疑論が残る
中であり再定義(企業定義)が必要だろう。また水流にビタミンCを自動溶解させ、ビタミンCキレート力
などを利用し、カルシウムや塩素除去で肌・髪に潤いを与えるという。化学反応式で表せば、C6H8O6
NaClO → C6H6O6+ NaCl+ H2O(アスコルビン酸+次亜塩素酸ナトリウム → 酸化アスコルビン酸+塩+
水)となるわけだが、どれほどの除去効果があるのか実際のデータがないのでこれは、懐疑的考えておく
必要があるだろう。そして、
節水効果から考えるとシャワーヘッドの設計は幾通りも考えられる。また二
流体ノズルの応用も考えられる。従って、節水効果と洗浄力の両方改善も設計によっても可能だと考えら
れ、もっとコンパクトなシャワーヘッドの開発も可能だと考えられる。
 

 【特開2000-271034】シャワーヘッド

※水滴の細分化と電荷帯電および発生による物理的・化学的・心理学的な効果の測定が課題。 

 

【ラバーバンド·エレクトロニクスとは】 

人体への埋め込み型電子機器を開発には、柔軟性と伸縮性という大きなハードルを解決できるかもしれな
い。伸縮性のLEDアレイ、心臓の電気出力測定あるいは脳表面の電極アレイのデバイス・装置には欠かせな
い。 韓国-米国-中国の研究者により、200%以上に伸ばすことができる多孔質のポリマーと液体金属を
組み合わせた技術、伸びる電子ラバーとでも呼べる素材をを開発した。
現在の技術では、電子機器は少量
伸ばせるが、輪ゴムのようなストレッチ性が求められていた。
導電性の問題を克服に、ポリ(ジメチルシ
ロキサン)(PDMS)(上図)、三次元の伸展できる高分子材料を用いた高多孔質三次元構造を作製。その
上に伸展した時の導電維持材としてガリウム-インジウム合金を使うことで担保することに成功する。
 

この新規の電子材料の用途は、人間の体内に移植可能な柔軟性/伸縮性の医療機器、ノートパソコン、ス
マートフォンやタブレットのような可撓性民生用電子機器のための道を開く可能性があると期待される。
心臓の状態と監視を必要とする他の病気を持つ人々が病院だけでなく、自宅やオフィスあるいは移動中で
も様々なその場情報を送ることが可能となる。つまり、
患者のバイタルサインを追跡し、医者に医療用監
視装置のデータ送信することができる。つまり、デジタル革命の第一特性に該当する「人体とシームレス
に時間を統合」する技術が伸展してきていことを意味する。
 



 
【ボーダレスな思春期】 

大津市で昨年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺した問題で、滋
賀県の嘉田由紀子知事は6日、来週にも県教委を中心に緊急対策チームを設置する方針を明らかにした。
大津市が新たに設置する調査委員会とも連携し、再発防止策を練る。嘉田知事は県にも「知事は説明すべ
きだ」などの批判のメールが百通近く寄せられていることも明かし「大変痛ましい。二度と起こしてはな
らない」と語っている。ネット社会あるいはデジタル革命社会では、リアリティを喪失した言語が簡単に
伝播
されてしまう。多感な思春期、硝子の時代に被害者は傷つきを自ら閉ざしてしまう。また、加害者た
ちは
面白がり傷つけることの残酷さを知ることなく自殺に追い込んでしまい、後は教育関係者の言い訳が
続く。

これとは直接結びつかない事故が近所で発生した。深夜、近隣の自動車が隣の家の垣根のブロック壁にぶ
つかり破損したことを当事者の家主の自治会の世話役でもあるご主人が朝、用事で訪問した折、詳細を語
りこれから加害者の家に行きクリームをつけに行く、もし誠意ある対応がなければ警察に届けると言うの
で、警察の前に加害者と話し合われてはどうですか、なんだったらわたしも行きますよと助言した。結論
から先に言うと問題はすぐに解決したのだが、これは加害者が深夜ということもあり朝が明けてからすぐ
にでも、被害者宅に行き謝るのが筋であるが何らかの事情があって遅れたのかと訝しらずをえない。近所
の大人の関係ですら人間関係が希薄なものになっていて、倫理判断のボーダーが低くなりすぎているのだ
と思った。

そのように考えれば、いじめが見え難いともいわれるが、関係者が日常的に忙しいすぎるとか、現場に長
期に不在であるというのであれば代償手段を講じればすむことだが、それもできない環境にあるとでもい
うのだろうか。それとも見えていても、問題ないと判断することもあるだろうが、どうも関係する学生な
どの話では、不作為の意味合いが濃いようにも報じられている(テレビ、ネットでの情報で)。だとする
とこころの弱さ、精神の弱さ、あるいは倫理観の乏しさが炙り出されているように思える。こころが、あ
るいは、個人や人間関係の中に暗黙のうちに成立しているもの=規範の根幹のところが崩れている。これ
は徹底的に考えないといけないと思える。 

※「生きている実感→奇蹟の生命→畏敬の念→感謝のこころ」(vs.ゼロサム倫理)のサイクルを一貫する
 自制心(セルフ・コントロール)の涵養が重要。 
                                        


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