『恋のQピッド』
老夫子 MASTERQ2001(2001年香港)
監督 ハーマン・ヤウ
脚本 ツイ・ハーク
ハーマン・ヤオ
リー・マンチョイ
ロイ・ツェト
出演 ニコラス・ツェー、セシリア・チャン
チャーリー・チャン、アルフレッド・チョン
■ストーリー■
学校でモテモテの女性教師チョンは刑事のフレッドとつきあっていたが、議員の娘のチョンは母親である議員から交際を反対されていた。一方、マフィアのボス、カンは占いの大師に自分がこの社会でもっと大きくなるためのラッキーボーイの存在を知る。その青年こそフレッドだった。鳥を撃っていたマスターQはカンの一味に追われて事故を起こしデート中のチョンとフレッドを巻き込んでしまうのだった。病院に担ぎ込まれたチョンとフレッドは記憶喪失になっていた。記憶喪失になったことをしったカンはフレッドを自分の息子として連れて帰ってしまうのだった。
■感想■
香港では有名な(らしいです)キャラクター“マスターQ”が主人公の香港映画。
マスターQは3Dアニメで登場して、その他の実写の中で活躍しています。
でも、馴染みが全然無いんですけど、“マスターQ”って何者なんですか??
“マスターQ”のコト、全然知りませんでした。
今作は、製作、脚本はツイ・ハークです。
脚本は、監督のハーマン・ヤウと共同脚本です。
今作の監督のハーマン・ヤウが撮影、ツイ・ハークが監督、今作と同じくニコラス・ツェーが出演したアクション映画に『ドリフト』(2000年)がありました。『ドリフト』もアクションシーンだけは、超A級なのに、設定やらアクションシーンに行くまでのストーリーがダラダラで、訳の分からない作品でした。
同じスタッフが関わっているからなのか、今作『恋のQピッド』も、果たしてどこに行きたいのか、良く分からない作品になっちゃってます。
映画の冒頭、セシリア・チャン演じる女性教師チョンが授業始めると、ポケベル使っている女生徒が1人いるので注意すると、そのとたん他の大勢の生徒のポケベルやらケータイが鳴り出すシーンとか、校舎から飛び降りようとしている生徒を助けたあとマスターQがお礼をいってお辞儀をして生徒を落としちゃうシーンとか、全編そういう感じのゆるい笑いレベルの作品です。
自分的には、こういう笑いは、あんまりキライな方じゃ無いんですけど、笑い以外のシーンでも、突然、カーチェイスシーンが始まったりとか、銃撃戦やら、サッカーの試合とかその場その場のシーンの連続です。
ハッキリ言って、そんなに笑えません。
でも、セシリア・チャンが政略結婚するのを知って、ニコラス・ツェーが涙を流してる姿を、部下が見て
「見てませ~ん!見てませ~ん!」
って言いながら、走って逃げるシーンはけっこう笑えました!!
大体、刑事が1人行方不明なのに警察は知らんふりなのも、いかにも香港映画のコメディ映画で、いいかげんすぎですよね。
ところで、今作のターゲットってファミリー層なんでしょうかね??
ギャグのレベルは小学生レベルなんですけど、ターゲットが大人ってコトは無いですよね。
いや~、香港映画には珍しく長い!長い!長い!
この笑えない内容で、ランニングタイム103分は長すぎでしょう。
なのに、映画のラストは、“ブチッ”ってスイッチを切るような終わり方なのは、どうして??
こういう3Dアニメが実写のキャラクターと共演する作品はやっぱりハリウッドの得意分野なんでしょうかね??
ハリウッド製の『ロジャー・ラビット』(1988年)とか『ルーニー・テューンズ・バック・イン・アクション』(2003年)とかは、コメディ映画として、どこか突き抜けた感がありますもんね。
香港映画だから、プラス5点で 55点
老夫子 MASTERQ2001(2001年香港)
監督 ハーマン・ヤウ
脚本 ツイ・ハーク
ハーマン・ヤオ
リー・マンチョイ
ロイ・ツェト
出演 ニコラス・ツェー、セシリア・チャン
チャーリー・チャン、アルフレッド・チョン
■ストーリー■
学校でモテモテの女性教師チョンは刑事のフレッドとつきあっていたが、議員の娘のチョンは母親である議員から交際を反対されていた。一方、マフィアのボス、カンは占いの大師に自分がこの社会でもっと大きくなるためのラッキーボーイの存在を知る。その青年こそフレッドだった。鳥を撃っていたマスターQはカンの一味に追われて事故を起こしデート中のチョンとフレッドを巻き込んでしまうのだった。病院に担ぎ込まれたチョンとフレッドは記憶喪失になっていた。記憶喪失になったことをしったカンはフレッドを自分の息子として連れて帰ってしまうのだった。
■感想■
香港では有名な(らしいです)キャラクター“マスターQ”が主人公の香港映画。
マスターQは3Dアニメで登場して、その他の実写の中で活躍しています。
でも、馴染みが全然無いんですけど、“マスターQ”って何者なんですか??
“マスターQ”のコト、全然知りませんでした。
今作は、製作、脚本はツイ・ハークです。
脚本は、監督のハーマン・ヤウと共同脚本です。
今作の監督のハーマン・ヤウが撮影、ツイ・ハークが監督、今作と同じくニコラス・ツェーが出演したアクション映画に『ドリフト』(2000年)がありました。『ドリフト』もアクションシーンだけは、超A級なのに、設定やらアクションシーンに行くまでのストーリーがダラダラで、訳の分からない作品でした。
同じスタッフが関わっているからなのか、今作『恋のQピッド』も、果たしてどこに行きたいのか、良く分からない作品になっちゃってます。
映画の冒頭、セシリア・チャン演じる女性教師チョンが授業始めると、ポケベル使っている女生徒が1人いるので注意すると、そのとたん他の大勢の生徒のポケベルやらケータイが鳴り出すシーンとか、校舎から飛び降りようとしている生徒を助けたあとマスターQがお礼をいってお辞儀をして生徒を落としちゃうシーンとか、全編そういう感じのゆるい笑いレベルの作品です。
自分的には、こういう笑いは、あんまりキライな方じゃ無いんですけど、笑い以外のシーンでも、突然、カーチェイスシーンが始まったりとか、銃撃戦やら、サッカーの試合とかその場その場のシーンの連続です。
ハッキリ言って、そんなに笑えません。
でも、セシリア・チャンが政略結婚するのを知って、ニコラス・ツェーが涙を流してる姿を、部下が見て
「見てませ~ん!見てませ~ん!」
って言いながら、走って逃げるシーンはけっこう笑えました!!
大体、刑事が1人行方不明なのに警察は知らんふりなのも、いかにも香港映画のコメディ映画で、いいかげんすぎですよね。
ところで、今作のターゲットってファミリー層なんでしょうかね??
ギャグのレベルは小学生レベルなんですけど、ターゲットが大人ってコトは無いですよね。
いや~、香港映画には珍しく長い!長い!長い!
この笑えない内容で、ランニングタイム103分は長すぎでしょう。
なのに、映画のラストは、“ブチッ”ってスイッチを切るような終わり方なのは、どうして??
こういう3Dアニメが実写のキャラクターと共演する作品はやっぱりハリウッドの得意分野なんでしょうかね??
ハリウッド製の『ロジャー・ラビット』(1988年)とか『ルーニー・テューンズ・バック・イン・アクション』(2003年)とかは、コメディ映画として、どこか突き抜けた感がありますもんね。
香港映画だから、プラス5点で 55点
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