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『HAKUGEKI迫撃』ユルユルユーロアクション

2005-10-11 00:13:46 | アクション
HAKUGEKI迫撃
SAN ANNTONIO(2004年イタリア、フランス、イギリス)
 監督    フレデリック・オールビュタン
 脚本    ローラン・トゥーユ
 原作    フレデリック・ダール
 出演    ジェラール・ランヴァン、ジェラール・ドパルデュー
        マリアム・ダボ、ミッシェル・カラブリュ

 ■ストーリー■
 フランス大統領が失踪した。フランス大使誘拐事件でミスを犯し警察を辞めていたサン・アントニオに救出の指令が大臣よりおりるのだった。タイムリミットは48時間。名パートナーのブリュリエ警部とコンビを組み捜査にあたるのだが…。

 ■感想■
 フランスのミステリ作家フレデリック・ダール(サン・アントニオ)の有名な(フランスで)サン・アントニオ警視シリーズの映画化。
 
 フランス、イタリア映画のアクションコメディーの悪いところが全て出ちゃった感じです。
 フランス人やイタリア人の自国の人しか笑えないようなコメディ映画になっちゃってます!!
 すべてのシーンが、いきあたりばったり!
 その上、練られていない脚本!
 面白くないH系ネタ!
 でも、なぜか、主人公2人はモテまくり。

 意味を求めてもしょうがないけど、なぜモテまくり??

 今作を見て、
 「フランス映画ってつまらないなぁ、やっぱり映画はハリウッドだね」
 とか、思われちゃいそうなつまらなさです!! 
 
 何の前触れも無く、主人公の子供が突然刑事になって出てきたりとかって、もう観ててご都合主義のかたまりみたいな作品です!
 外国に捜査に行って誘拐されて、裏社会の大物に頼みに行ったら、すぐに開放されちゃうし!!いくら、アクションコメディ映画でも、もう少しアクション映画の基本的なところは守って欲しいです。アクション映画で本来あるべき大事なシーンが、全てセリフで処理されているんですよね~。
 怪しい誘拐犯を追いつめたら自殺しゃちゃったりとか、ホントに笑えないシーンの連続です。
 アクションコメディの笑えない作品はホントにツライ!!

 出演は『バトルランナー2030』(1983年)、『ル・ブレ』(2002年)のジェラール・ランヴァン。
 『ザ・マシーン私の中の殺人者』(1994年)、『ルビー&カンタン』(2003年)のジェラール・ドパルデュー。
 あと、なつかしいですけど、『007リビング・デイライツ』のボンドガール、マリアム・ダボが出てます!ちょこっとだけの登場で、すぐいなくなっちゃいますけどね。

 いや~、最後まで観るのが辛かったです!!
 笑えないコメディ映画を観せられるのは、本当につらいです。
 でも、フランス映画って、芸術的とか思っている映画ファンには、こういうジャンルの面もあるってことで、1度くらいなら観ても良いかもしれないですね。
 ランニングタイム95分でも長かったです!!あと、10分~20分カットしたら面白くなるっていう作風の作品でもないですけど、少し刈り込んで欲しかったです!!
 でも、フランス人とか好きそうだなぁ、こういう映画。  0点

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