『オドレイ・トトゥ 氷の海で眠りたい』BOITEUX:LE BABY BLUES(99年フランス)
監督 ポール・ザジェルマン
出演 ヴァンサン・ウィンターアルター、フランソワ・ベルルアン、オドレイ・トトゥ
■ストーリー■
フランスの田舎町で、暖房を取り付けようとして地下を掘っていた郊外のピアンセ家から子どもの骸骨が発見された。捜査に当たった刑事のデブールは、家の持ち主の父親である市長が絡んだ事件に行き当たるのだった。
■感想■
パスカル・バセ=シェルコ原作「ベイビー・ブルース」(新潮文庫)を映像化したフランスのTVムービー!原作は第一回パトリシア・ハイスミス賞を受賞した作品です。
続編は、2000年に“LE BAPTEME DU BOITEUX”が同じくTVムービーとして映画化されてます。
主人公の刑事デブールは、片足が不自由な設定なんですけど、その足が不自由になるエピソードはオープニングでちょっとだけ語られるだけで、映画本編には全然関係ありません!
なら、この銃撃戦のシーンを入れなくても良かっただろうに!ただ、この銃撃戦で足を撃たれて足が不自由になったことが、夢のシーンやら何やらで、主人公のトラウマになってるんで、ハードボイルド的なキャラクター設定に必要だったのかな??
でも、やっぱり、その設定があまり、活きていない気が…。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
まぁ、原作どおりの足の不自由な設定なんで、そこを文句言ってもしょうがないですけど…。でも、今作の主人公の1番の特徴が、足が不自由ってことなんで、やっぱり、銀行強盗のシーンは無いとダメですかネ??
はっきり言って、刑事が主人公のハードボイルド作品で、オドレイ・トトゥは完全な脇役です。脇役としては、重要な役ですけど、タイトルに“オドレイ・トトゥの”ってつけるような感じじゃないです。
「多分、そうなのかな??」とは思ってはいたんですけど、ここまでサブキャラクターだとは…。
フランスのTVムービーだけあって、フランス人が喜びそうな、ユルユルな音楽がただでさえ大したこと無いストーリーを、より一層、だらけさせてます。
日本の2時間サスペンスなみのデキです。でも、日本の2昔前の2時間サスペンスくらいには良く出来てます!
まぁ、原作がしっかりあるんで、そんなにつまらなくなりようが無いですけどネ。
ミステリーとしては、謎解きの要素は、ホントに大したコト無いです。日本の2時間サスペンスと、ほとんど変らない謎解きです。イヤ、それよりヒドイかも…。
謎を解くきっかけ自体も検死官が見つけちゃうし。大体、怪しそうな登場人物も少ないしネ。
ミステリーって言うよりも探偵モノ(刑事モノ)として、ハードボイルドな主人公の生き方に共感して、楽しめ!って感じですかネ??
それにしても、日本版のタイトル『オドレイ・トトゥ氷の海で眠りたい』って何とかならないの??オドレイ・トトゥファン向けってことなのかな??
でも、『アメリ』(01年)のオドレイ・トトゥみたさに、今作を見たら
「あれ、オドレイ・トトゥが完全な脇役!騙された!」って思っちゃいます!
でも、フランスのTVムービーのユルユルミステリーだから、ミステリーとして謳っても、中途半端だしネ。宣伝する方も大変かな??
でも、こういうわけのわからないタイトルをつけてでも、見れただけで十分です。オドレイ・トトゥがキレイだったし、プラス10点オマケで55点
監督 ポール・ザジェルマン
出演 ヴァンサン・ウィンターアルター、フランソワ・ベルルアン、オドレイ・トトゥ
■ストーリー■
フランスの田舎町で、暖房を取り付けようとして地下を掘っていた郊外のピアンセ家から子どもの骸骨が発見された。捜査に当たった刑事のデブールは、家の持ち主の父親である市長が絡んだ事件に行き当たるのだった。
■感想■
パスカル・バセ=シェルコ原作「ベイビー・ブルース」(新潮文庫)を映像化したフランスのTVムービー!原作は第一回パトリシア・ハイスミス賞を受賞した作品です。
続編は、2000年に“LE BAPTEME DU BOITEUX”が同じくTVムービーとして映画化されてます。
主人公の刑事デブールは、片足が不自由な設定なんですけど、その足が不自由になるエピソードはオープニングでちょっとだけ語られるだけで、映画本編には全然関係ありません!
なら、この銃撃戦のシーンを入れなくても良かっただろうに!ただ、この銃撃戦で足を撃たれて足が不自由になったことが、夢のシーンやら何やらで、主人公のトラウマになってるんで、ハードボイルド的なキャラクター設定に必要だったのかな??
でも、やっぱり、その設定があまり、活きていない気が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
まぁ、原作どおりの足の不自由な設定なんで、そこを文句言ってもしょうがないですけど…。でも、今作の主人公の1番の特徴が、足が不自由ってことなんで、やっぱり、銀行強盗のシーンは無いとダメですかネ??
はっきり言って、刑事が主人公のハードボイルド作品で、オドレイ・トトゥは完全な脇役です。脇役としては、重要な役ですけど、タイトルに“オドレイ・トトゥの”ってつけるような感じじゃないです。
「多分、そうなのかな??」とは思ってはいたんですけど、ここまでサブキャラクターだとは…。
フランスのTVムービーだけあって、フランス人が喜びそうな、ユルユルな音楽がただでさえ大したこと無いストーリーを、より一層、だらけさせてます。
日本の2時間サスペンスなみのデキです。でも、日本の2昔前の2時間サスペンスくらいには良く出来てます!
まぁ、原作がしっかりあるんで、そんなにつまらなくなりようが無いですけどネ。
ミステリーとしては、謎解きの要素は、ホントに大したコト無いです。日本の2時間サスペンスと、ほとんど変らない謎解きです。イヤ、それよりヒドイかも…。
謎を解くきっかけ自体も検死官が見つけちゃうし。大体、怪しそうな登場人物も少ないしネ。
ミステリーって言うよりも探偵モノ(刑事モノ)として、ハードボイルドな主人公の生き方に共感して、楽しめ!って感じですかネ??
それにしても、日本版のタイトル『オドレイ・トトゥ氷の海で眠りたい』って何とかならないの??オドレイ・トトゥファン向けってことなのかな??
でも、『アメリ』(01年)のオドレイ・トトゥみたさに、今作を見たら
「あれ、オドレイ・トトゥが完全な脇役!騙された!」って思っちゃいます!
でも、フランスのTVムービーのユルユルミステリーだから、ミステリーとして謳っても、中途半端だしネ。宣伝する方も大変かな??
でも、こういうわけのわからないタイトルをつけてでも、見れただけで十分です。オドレイ・トトゥがキレイだったし、プラス10点オマケで55点