『アサルト13要塞警察』
ASSAULT ON PRECINCT 13(2005年アメリカ)
監督 ジャン=フランソワ・リシェ
脚本 ジェームズ・デモナコ
出演 イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒー
■ストーリー■
ある大晦日、吹雪のため、刑務所に連行されるはずの囚人たちが警察署の13分署に連れてこられる。しかし、13分署は閉鎖されるため、閑散としていて数人の者しかいなかった。潜入捜査中に仲間を失いカウンセリングを受けているローニック巡査部長、退職するベテラン警官ジャスパー、警察秘書のアイリス、心理カウンセラーのアレックスたちしかいなかったのだ。連れてこられた囚人の中には、凶悪犯マリオン・ビショップがいたのだった。その夜、武装した集団に13分署は取り囲まれてしまうのだった。
■感想■
ジョン・カーペンター監督の傑作スリラー映画『ジョン・カーペンターの要塞警察』(76年)のリメイク。
自分が、新人の監督で、『ジョン・カーペンターの要塞警察』のリメイクを作らないか??ってオファーされたらイヤだなぁ~。
あの大傑作を、どうリメイクしても、文句言われちゃうもんネ。まるっきりそっくりに作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうし。反対にまるっきり違う作品に作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうだろうし!
で、今作の場合は、1番オーソドックスに、オリジナルの要素プラスαって感じで作り上げてます。まぁ、手堅い演出で、監督の力量を示すんだったら、合格!
でも、映画として今作を見たら、やっぱり、
「なんでリメイク??」って思っちゃいました。
オリジナル版の「要塞警察」を見れば十分!って感じです。出演している俳優もイーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒーもやたら豪華なのにネ。
でも、リメイク作品でも、なんでリメイクしたのか、本当に本当に本当に意味不明な『オーメン』(06年)よりは全然マシですけど。
やっぱり、ここは、まるっきり違う作品にリメイクした方が良かったのかも。でも、敵を変えたり、ラストの展開を変えたり、今作もそれなりには、工夫はしてるんですけどネ。
オリジナル版のジョン・カーペンター監督の『要塞警察』が、すごく単純なストレートなストーリーでなおかつ大傑作だったから、どう工夫してもリメイクは大変かもネ。
どうせだったら、主人公を特殊部隊の女性にして、重要な犯罪者を護送中にマフィアの襲撃にあって逃げ込んだ工場で、窃盗犯たちと協力して、マフィアを迎え撃つとかにすれば良かったのに!
「あれ、それってどこかで聞いたことある設定かも」
そうでなければ、舞台設定を火星にして、火星の亡霊たちと戦うっていうのも良いかも。護送中の伝説的な囚人と協力して戦うとかネ!!
「あれ、この設定もどこかで観た覚えが!」
こっちは、ジョン・カーペンター監督でした!
でもこっちも、リメイクしないでネ。ジョン・カーペンター監督より面白く映画化するのは、すごく厳しいだろうから。
ところで、今作『アサルト13要塞警察』なんですけど、ジョン・カーペンター監督のオリジナル版がランニングタイム90分なのに、リメイク版が110分だなんて!!
なんで、こんなに長くなっちゃうの??キャラクター設定の説明のための色んな描写が増えてるんですけど!、それってそんなに必要なの??まぁ、最近の映画だから、こういう描写をいれないといけないんでしょうけど、それでも、やっぱりこの描写は要らなかったかも!!
オリジナル版は、そういう描写がなくて、徹底して、主人公とギャングたちの戦いを描いてるところが良かったのに!
オープニングタイトル前の主人公のイーサン・ホークの潜入捜査のエピソードって、必要だったの??それは違う映画でやって!って感じです。今回の敵もギャングから、あるグループに設定を変えてますけど、それもリアリティが無いかも。だって、あんなに事件を起こして翌日、ギャングの仕業で済むの??
けが人も死人も出てるでしょ!翌日、どう説明するの??
でも、オリジナル版が面白いおかげで、今作も、それなりに面白いから、困っちゃうんですよネ!オリジナル版が100点なら、こっちは70点
日本語吹き替えつきで、再発して下さい!
ASSAULT ON PRECINCT 13(2005年アメリカ)
監督 ジャン=フランソワ・リシェ
脚本 ジェームズ・デモナコ
出演 イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒー
■ストーリー■
ある大晦日、吹雪のため、刑務所に連行されるはずの囚人たちが警察署の13分署に連れてこられる。しかし、13分署は閉鎖されるため、閑散としていて数人の者しかいなかった。潜入捜査中に仲間を失いカウンセリングを受けているローニック巡査部長、退職するベテラン警官ジャスパー、警察秘書のアイリス、心理カウンセラーのアレックスたちしかいなかったのだ。連れてこられた囚人の中には、凶悪犯マリオン・ビショップがいたのだった。その夜、武装した集団に13分署は取り囲まれてしまうのだった。
■感想■
ジョン・カーペンター監督の傑作スリラー映画『ジョン・カーペンターの要塞警察』(76年)のリメイク。
自分が、新人の監督で、『ジョン・カーペンターの要塞警察』のリメイクを作らないか??ってオファーされたらイヤだなぁ~。
あの大傑作を、どうリメイクしても、文句言われちゃうもんネ。まるっきりそっくりに作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうし。反対にまるっきり違う作品に作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうだろうし!
で、今作の場合は、1番オーソドックスに、オリジナルの要素プラスαって感じで作り上げてます。まぁ、手堅い演出で、監督の力量を示すんだったら、合格!
でも、映画として今作を見たら、やっぱり、
「なんでリメイク??」って思っちゃいました。
オリジナル版の「要塞警察」を見れば十分!って感じです。出演している俳優もイーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒーもやたら豪華なのにネ。
でも、リメイク作品でも、なんでリメイクしたのか、本当に本当に本当に意味不明な『オーメン』(06年)よりは全然マシですけど。
やっぱり、ここは、まるっきり違う作品にリメイクした方が良かったのかも。でも、敵を変えたり、ラストの展開を変えたり、今作もそれなりには、工夫はしてるんですけどネ。
オリジナル版のジョン・カーペンター監督の『要塞警察』が、すごく単純なストレートなストーリーでなおかつ大傑作だったから、どう工夫してもリメイクは大変かもネ。
どうせだったら、主人公を特殊部隊の女性にして、重要な犯罪者を護送中にマフィアの襲撃にあって逃げ込んだ工場で、窃盗犯たちと協力して、マフィアを迎え撃つとかにすれば良かったのに!
「あれ、それってどこかで聞いたことある設定かも」
スズメバチ コレクターズ・エディションパイオニアLDCこのアイテムの詳細を見る |
そうでなければ、舞台設定を火星にして、火星の亡霊たちと戦うっていうのも良いかも。護送中の伝説的な囚人と協力して戦うとかネ!!
「あれ、この設定もどこかで観た覚えが!」
こっちは、ジョン・カーペンター監督でした!
ゴースト・オブ・マーズソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
でもこっちも、リメイクしないでネ。ジョン・カーペンター監督より面白く映画化するのは、すごく厳しいだろうから。
ところで、今作『アサルト13要塞警察』なんですけど、ジョン・カーペンター監督のオリジナル版がランニングタイム90分なのに、リメイク版が110分だなんて!!
なんで、こんなに長くなっちゃうの??キャラクター設定の説明のための色んな描写が増えてるんですけど!、それってそんなに必要なの??まぁ、最近の映画だから、こういう描写をいれないといけないんでしょうけど、それでも、やっぱりこの描写は要らなかったかも!!
オリジナル版は、そういう描写がなくて、徹底して、主人公とギャングたちの戦いを描いてるところが良かったのに!
オープニングタイトル前の主人公のイーサン・ホークの潜入捜査のエピソードって、必要だったの??それは違う映画でやって!って感じです。今回の敵もギャングから、あるグループに設定を変えてますけど、それもリアリティが無いかも。だって、あんなに事件を起こして翌日、ギャングの仕業で済むの??
けが人も死人も出てるでしょ!翌日、どう説明するの??
でも、オリジナル版が面白いおかげで、今作も、それなりに面白いから、困っちゃうんですよネ!オリジナル版が100点なら、こっちは70点
要塞警察ハピネット・ピクチャーズこのアイテムの詳細を見る |
日本語吹き替えつきで、再発して下さい!