『ロード・オブ・ウォー』
LORD OF WAR(2005年アメリカ)
監督:アンドリュー・ニコル
脚本:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ
イーサン・ホーク
ブリジット・モイナハン
イアン・ホルム
ジャレッド・レト
■ストーリー■
ソビエト生まれのユーリー・オルロフは、レストランで働いていたが、ある日ギャング同士の銃撃戦を見て、食事と同じくらい必要なモノがあると感じるのだった。そのあるものとは「武器」だった。弟のビタリーと、武器の売買を始め、メキメキと武器の商人としての才能を発揮して頭角を現していくのだった。
世界でも有数の武器商人になる一方、インターポールの捜査もユーリーに迫っていくのだが、、。
■感想■
ニコラス・ケイジが死の商人を演じたドラマです!
武器商人に取材した題材を元のしているので、フィクションではあるものの実話系の雰囲気も、、。
映画は、淡々と、ニコラス・ケイジのモノローグとともにストーリーが進んでいきます!
レストランで働いていたニコラス・ケイジが、まるっきり違う世界で大物になっていくんですが、、モノローグで説明があるので、武器のコトとか知らなくてもすごーく分かりやすく説明してくれています!!
淡々と進んでいくんですけど、退屈はしません。ランニングタイムも122分と少し長めなんですけど、退屈しないです!!
特に前半は、あれよあれよとテンポ良く進んでいきます!
でも、社会派ドラマ系の作品で、しかも実際に取材した内容を元にしたフィクションなので、良くあるアクション映画みたいなハデな事件らしい事件も起きず淡々と進んでいきます。
個人的な意見ですけど、、もう少しエンターメイント系に撮った方が、エンターテイメント作品にするならば面白くなったと思うんですが、、。
エンターテイメント作品にするつもりは、全然なかったんでしょうね、、。
今作のアンドリュー・ニコル監督は、監督だけでなく脚本と製作までしているので、今作のテーマにすごーく思い入れがあったんでしょうね、、。
マジメ系な社会派のドラマで、しかも多くの映画ファンが楽しめる作品を撮りたかったんでしょう、、。
マジメな作品を撮りたかったんでしょうからお門違いも甚だしいですけど、、もっとブラックな笑いをたくさん入れても良かったのかも??
作品のテーマについては、映画の最後で触れているコトだと思うんですけど、あそこに行くまでが自分的には長かった、、。
社会派ドラマ度 ★★★★
豪華なキャスト度 ★★★★
エンターテイメント度 ★
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