『アンジェラ』
ANGEL-A(2005年フランス)
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
出演 ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン
■ストーリー■
パリで仕事を探すうちに借金まみれになってしまったアメリカ人、アンドレ・ムサは、借金を返せなくなりセーヌ河に飛び込もうとしていた。しかし、同じ橋から身投げしようとしている美しい女性アンジェラを助けるハメになるのだった。
■感想■
『ニキータ』(90年)、『レオン』(94年)のリュック・ベッソン監督の描く恋愛ドラマ。まぁ、そんなに恋愛恋愛してるわけでもないですけど。
かねてより、「10本の映画を監督したら引退するよ!」と言っていたリュック・ベッソン監督が、『ジャンヌ・ダルク』(99年)以来、6年ぶりに撮った作品が、今作なんですけど。
こういう恋愛映画が撮りたかったのね~!ベタベタな作品です!何をやってもダメそうな男が、偶然知り合った美女と行動をともにしているうちに、自分の行動に自信をもつようになって、最後は、その美女と。って、こういう映画は苦手です!
でも、ランイングタイムが90分で、実質本編が85分くらいなんで、まだ見れましたけど、“リュック・ベッソン監督の作品ファン”以外には、ちょっと厳しいかも!
大事な設定が、もう途中で、ネタが割れちゃいますからネ!別にタイトルからだけでも、すぐにネタが割れちゃいそうですけど。だって、タイトルが“ANGEL-A”ですもんね~!
でも、何をやってもダメな男風な主人公に、突然現れたモデル級の美人が、まとわりつくなんて、ベッソンも、なんか子どもみたいな願望を持ち続けてるのネ!うらやましいです!その純粋さ!
自分がベッソンだったら、絶対に、こういうテーマを自作の監督作に選ばないだろうなぁ!
恋愛映画でも『ニキータ』とかみたいな作品なら、全然OKですけど。『ニキータ』って、恋愛映画じゃなくて、完全なアクション映画ですけど…。
なんてたって『ニキータ』の影響下に作られた作品がたくさんありますもんね!
そのまんま、ハリウッドの正式リメイクのブリジット・フォンダの『アサシン』(93年)をはじめとして、香港リメイク(え、パクリだっけ??
)の『BLACK CAT黒い女豹』(91年)(これは続編もあり!続編は『Black Cat 2 黒猫2』(92年)(a.k.a.『レディ・ソルジャー エリツィン暗殺指令』)です!)
アメリカでも92年に、男性版ニキータ『クレイジージョー』(a.k.a.『ダーティ・キラー 地獄の暗殺マシーン』)なんて作品までありました!これは正式リメイクより製作が早いです!ちなみに『クレイジージョー』の脚本家は、あの超傑作アクション小説「公園はおれのもの」のステーヴン・ピータースです!
作品として、マネされてなくても、『ニキータ』のダストシュートのシーンは、全然趣きの違うSFホラー『バイオハザードⅡアポカリプス』(04年)で、見せ場の1つとしてマネされてましたもんネ!
マネしたくなる気持ちも良くわかりますけど!アクション映画好きなら、絶対にマネしたくなるはず!そんな数々の作品に影響を与えた作品や、素晴らしい低予算映画のデヴュー作『最後の戦い』(83年)や、大ヒットしたアクション系『レオン』を撮ったベッソン監督が、久々に撮ったのが、こういう恋愛ムービーだったなんて。ベッソン監督にこそ、アクション映画を撮って欲しい!50点
ANGEL-A(2005年フランス)
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
出演 ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン
■ストーリー■
パリで仕事を探すうちに借金まみれになってしまったアメリカ人、アンドレ・ムサは、借金を返せなくなりセーヌ河に飛び込もうとしていた。しかし、同じ橋から身投げしようとしている美しい女性アンジェラを助けるハメになるのだった。
■感想■
『ニキータ』(90年)、『レオン』(94年)のリュック・ベッソン監督の描く恋愛ドラマ。まぁ、そんなに恋愛恋愛してるわけでもないですけど。
かねてより、「10本の映画を監督したら引退するよ!」と言っていたリュック・ベッソン監督が、『ジャンヌ・ダルク』(99年)以来、6年ぶりに撮った作品が、今作なんですけど。
こういう恋愛映画が撮りたかったのね~!ベタベタな作品です!何をやってもダメそうな男が、偶然知り合った美女と行動をともにしているうちに、自分の行動に自信をもつようになって、最後は、その美女と。って、こういう映画は苦手です!
でも、ランイングタイムが90分で、実質本編が85分くらいなんで、まだ見れましたけど、“リュック・ベッソン監督の作品ファン”以外には、ちょっと厳しいかも!
大事な設定が、もう途中で、ネタが割れちゃいますからネ!別にタイトルからだけでも、すぐにネタが割れちゃいそうですけど。だって、タイトルが“ANGEL-A”ですもんね~!
でも、何をやってもダメな男風な主人公に、突然現れたモデル級の美人が、まとわりつくなんて、ベッソンも、なんか子どもみたいな願望を持ち続けてるのネ!うらやましいです!その純粋さ!
自分がベッソンだったら、絶対に、こういうテーマを自作の監督作に選ばないだろうなぁ!
恋愛映画でも『ニキータ』とかみたいな作品なら、全然OKですけど。『ニキータ』って、恋愛映画じゃなくて、完全なアクション映画ですけど…。

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なんてたって『ニキータ』の影響下に作られた作品がたくさんありますもんね!
そのまんま、ハリウッドの正式リメイクのブリジット・フォンダの『アサシン』(93年)をはじめとして、香港リメイク(え、パクリだっけ??

アメリカでも92年に、男性版ニキータ『クレイジージョー』(a.k.a.『ダーティ・キラー 地獄の暗殺マシーン』)なんて作品までありました!これは正式リメイクより製作が早いです!ちなみに『クレイジージョー』の脚本家は、あの超傑作アクション小説「公園はおれのもの」のステーヴン・ピータースです!
作品として、マネされてなくても、『ニキータ』のダストシュートのシーンは、全然趣きの違うSFホラー『バイオハザードⅡアポカリプス』(04年)で、見せ場の1つとしてマネされてましたもんネ!
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マネしたくなる気持ちも良くわかりますけど!アクション映画好きなら、絶対にマネしたくなるはず!そんな数々の作品に影響を与えた作品や、素晴らしい低予算映画のデヴュー作『最後の戦い』(83年)や、大ヒットしたアクション系『レオン』を撮ったベッソン監督が、久々に撮ったのが、こういう恋愛ムービーだったなんて。ベッソン監督にこそ、アクション映画を撮って欲しい!50点