『隣人』
CONSENTING ADULTS(1992年アメリカ)
監督 アラン・J・パクラ
出演 ケビン・クライン、ケビン・スペイシー、フォレスト・ウィティッカー、E・G・マーシャル、メアリー・エリザベス・マストラントニオ
■ストーリー■
CMの作曲家リチャードと妻のプリシラは、引っ越してきた隣人エディとケイの夫婦と親しくなる。交流を続けるある日のこと、エディはリチャードに夫婦交換してみないかと提案してくるのだった。エディのあまりのしつこさと、ケイに惹かれていたいたリチャードは、その提案を受けてしまう。だが、翌日の朝、ケイが死体となって発見されるのだった。
■感想■
アラン・J・パクラ監督の描くスリラー映画です。脚本はマシュー・チャップマンです。マシュー・チャップマンと言えば『ハート・オブ・ミッドナイト』(監督も)(88年)、『薔薇の素顔』(92年)『ニューオーリーンズ・トライアル』(03年)の脚本家です。
実は、80年代後半から90年代の映画って、かなり見てない作品が多いんですよね。その見てなかった作品の1本が今作です。先日、フジTVで深夜(06年11月24日深夜27:10~)放映してたんで、鑑賞しました。
いや、今作の主人公リチャードって、自業自得!浮気じゃなくて、スワッピング!提案されたって、普通、その話には乗らないでしょ。Hビデオの世界じゃないんだから!でも、それじゃ、映画にならないから、映画の主人公だから良いんですけどね。
それにしても、マーク・ベリントン監督の傑作スリラー映画『隣人は静かに笑う』(98年)じゃないですけど、隣人には気をつけないとね。大体、25000ドルを手に入れた段階で怪しまないと。
<傑作スリラー。メジャー作品なのにあのラスト!大好きです>
でも、今作の犯人のケビン・スペイシーの計画も、穴だらけのような気がします。ブライアン・デ・パルマ監督の『ボディ・ダブル』(84年)のグレッグ・ヘンリーだったら、全然良いんですけどね。(なぜかって。それはブライアン・デ・パルマ監督の作品だからです!)
でも、今作の犯人のケビン・スペイシーだって、ジャンボジェット機1機を利用しようとする『フライトプラン』(05年)の犯人に比べたら、全然、計画は、まともですけどね。それでも、ケビン・クラインが、スワッピングの話に乗ってこなかったらどうするつもりだったの??また、引っ越すか、近所で新たなターゲットを捜さなくちゃけないでしょ!ちょっと、オカシイでしょ。
計画のすべてが、そこに前提にして成り立ってるから、ケビン・クラインに「そんなことしない!」とか言われたら、映画が終わっちゃいます。(っていうより映画にならないです)
映画だから、そこのところは許す!許す!許しますけど。でも、そこにさえ目をつむれば、それなりに(いや、かなり)面白いです。監督アラン・J・パクラ、脚本マシュー・チャプマンなんで、手堅い良質なスリラー映画になってますからね。
こんな良質なスリラー映画がまだまだ未見だったなんて、ちょっと恥ずかしい。こういう映画に出会えるから、地上波の映画枠でも、どんどん映画を放映して欲しいです。まぁ、今作の場合、DVD化されてるから、DVDを買えば良いんだろうけど、ちょっとパッケージ買いは、出来ないですからね。でも、今回のTVの放映は、字幕スーパーだったんですよね。吹き替え音声があるんだから(DVDの音源使用ってTV放映できないんですかね??権利の問題で)吹き替えで見たかったような気もしますけど、まぁ、しょうがないんですかね。とりあえず、吹き替えで見たければDVDを買えば済む問題だし。
いや、それにしても、深夜の映画枠って、字幕スーパーが増えましたね。そんなに、みんな字幕が好きなんですか??自分は、絶対に吹き替え派です。(でも、タレントとかアイドルは使わないでね)
DVD化されてない作品(されてても日本語吹替えがついてない作品のときは、絶対に、日本語吹替えで、放映して欲しいなぁ。65点
CONSENTING ADULTS(1992年アメリカ)
監督 アラン・J・パクラ
出演 ケビン・クライン、ケビン・スペイシー、フォレスト・ウィティッカー、E・G・マーシャル、メアリー・エリザベス・マストラントニオ
■ストーリー■
CMの作曲家リチャードと妻のプリシラは、引っ越してきた隣人エディとケイの夫婦と親しくなる。交流を続けるある日のこと、エディはリチャードに夫婦交換してみないかと提案してくるのだった。エディのあまりのしつこさと、ケイに惹かれていたいたリチャードは、その提案を受けてしまう。だが、翌日の朝、ケイが死体となって発見されるのだった。
■感想■
アラン・J・パクラ監督の描くスリラー映画です。脚本はマシュー・チャップマンです。マシュー・チャップマンと言えば『ハート・オブ・ミッドナイト』(監督も)(88年)、『薔薇の素顔』(92年)『ニューオーリーンズ・トライアル』(03年)の脚本家です。
実は、80年代後半から90年代の映画って、かなり見てない作品が多いんですよね。その見てなかった作品の1本が今作です。先日、フジTVで深夜(06年11月24日深夜27:10~)放映してたんで、鑑賞しました。
いや、今作の主人公リチャードって、自業自得!浮気じゃなくて、スワッピング!提案されたって、普通、その話には乗らないでしょ。Hビデオの世界じゃないんだから!でも、それじゃ、映画にならないから、映画の主人公だから良いんですけどね。
それにしても、マーク・ベリントン監督の傑作スリラー映画『隣人は静かに笑う』(98年)じゃないですけど、隣人には気をつけないとね。大体、25000ドルを手に入れた段階で怪しまないと。
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でも、今作の犯人のケビン・スペイシーの計画も、穴だらけのような気がします。ブライアン・デ・パルマ監督の『ボディ・ダブル』(84年)のグレッグ・ヘンリーだったら、全然良いんですけどね。(なぜかって。それはブライアン・デ・パルマ監督の作品だからです!)
でも、今作の犯人のケビン・スペイシーだって、ジャンボジェット機1機を利用しようとする『フライトプラン』(05年)の犯人に比べたら、全然、計画は、まともですけどね。それでも、ケビン・クラインが、スワッピングの話に乗ってこなかったらどうするつもりだったの??また、引っ越すか、近所で新たなターゲットを捜さなくちゃけないでしょ!ちょっと、オカシイでしょ。
計画のすべてが、そこに前提にして成り立ってるから、ケビン・クラインに「そんなことしない!」とか言われたら、映画が終わっちゃいます。(っていうより映画にならないです)
映画だから、そこのところは許す!許す!許しますけど。でも、そこにさえ目をつむれば、それなりに(いや、かなり)面白いです。監督アラン・J・パクラ、脚本マシュー・チャプマンなんで、手堅い良質なスリラー映画になってますからね。
こんな良質なスリラー映画がまだまだ未見だったなんて、ちょっと恥ずかしい。こういう映画に出会えるから、地上波の映画枠でも、どんどん映画を放映して欲しいです。まぁ、今作の場合、DVD化されてるから、DVDを買えば良いんだろうけど、ちょっとパッケージ買いは、出来ないですからね。でも、今回のTVの放映は、字幕スーパーだったんですよね。吹き替え音声があるんだから(DVDの音源使用ってTV放映できないんですかね??権利の問題で)吹き替えで見たかったような気もしますけど、まぁ、しょうがないんですかね。とりあえず、吹き替えで見たければDVDを買えば済む問題だし。
いや、それにしても、深夜の映画枠って、字幕スーパーが増えましたね。そんなに、みんな字幕が好きなんですか??自分は、絶対に吹き替え派です。(でも、タレントとかアイドルは使わないでね)
DVD化されてない作品(されてても日本語吹替えがついてない作品のときは、絶対に、日本語吹替えで、放映して欲しいなぁ。65点