『夕闇にベルが鳴る』
WHEN A KILLER CALLS(2006年アメリカ)
監督 ピーター・マーヴィス
出演 レベッカ・コーチャン、ロバート・バックリー
■ストーリー■
ベビーシッターの仕事である家にやってきたトリシアのもとに嫌がらせの電話がかかってくる。あまりのしつこさにトリシアは警察に通報するのだった。そんなとき彼氏のマットが友人のカップルを連れてトリシアがベビーシッターをしている家にやってくるのだった。
■感想■
最近、リメイクされた1979年のフレッド・ウォルトン監督の傑作サスペンス『夕暮れにベルが鳴る』の超有名な前半部分と同じネタだけを使った志の低いC級サスペンス映画です。(B級じゃないと思うんですけどね、今回!)
『夕暮れにベルが鳴る』のショッキングな前半部分っていうのは“ニューヨークの下水にはワニがいる”と同じくらい有名な都市伝説のベビーシッターネタです!そんなベビーシッターの都市伝説のこと知らなかったんで、初めて『夕暮れにベルが鳴る』を観たときは、超ビックリしました。最初の20分の展開に「あれ、このあとどうなっちゃうの??」って!
それに、『夕暮れにベルが鳴る』は、「ジェラルメルファンタスティック映画祭」の前身の「アボリアッツファンタスティック映画祭」で80年に審査員特別賞を受賞したくらいの傑作ですからね。
『夕暮れにベルが鳴る』も、10数年前、某TV局が映画劇場枠でオンエア予定だったのに、確かスポーツ中継かなにかで放映が延期になったまま、地上波でその後オンエアされてなかったんじゃなかったでしたっけ??(自分の記憶なんで、不確かなんでちょっと自信ないですけど)
TV放映用の吹き替え音源がもう残って無いなら、吹き替え新録で、DVDを発売して欲しいなぁ!
出来たら、特典ディスクで、続編のTVムービー『新・夕暮れにベルが鳴る』(93年)も付けてネ!ちなみに、続編も監督、脚本フレッド・ウォルトン、出演キャロル・ケイン、チャールズ・ダーニングと同じスタッフ、キャストです。あ、でもキャラクターは同じですけど、ストーリーはヒロインが変わって、まるっきり違う展開になりますけどネ!
ビックリといえば、今作の普通の展開にも、超ビックリですけど!今作って、“『夕暮れにベルが鳴る』系ネタ+「13金」系スラッシャームービー”って感じで、なんで今さら、こんな映画が作られたの??って感じ。
これが80年代中盤くらいまでだったら、『13日の金曜日』(80年)の大ヒットの後の雨後の竹の子状態のスラッシャームービーの1本ということで、まだ記憶にも残って、存在価値があったかもしれませんけど、2006年にこんな低予算スラッシャー映画を作るなんて!アイデアも、超有名な“ベビーシッターネタ”の都市伝説を映像化しただけだし。
日本の2時間サスペンスよりヒドイかも。ランニングタイム87分もあるから、そう思うのかな??あと10分くらいカットすれば良いのに!87分だって、決して長い時間じゃないのにッ!エンドクレジットが5分くらいあるから実質、本編は82分くらいしかないのに、それでも長い、長い。長く感じちゃいました。
『夕暮れにベルが鳴る』の最初の20分よりも観る価値がないかも。っていうより、中身も、その20分を80分に水増ししたような作品ですけどね。『夕暮れにベルが鳴る』のリメイクが製作されたんで作られたのかもしれないんで、「柳の下のドジョウ」精神は評価しますけど。2番煎じには、甘い@KOBAです。それに原題の“WHEN A KILLER CALLS”って、もろにパクリ??(あ、『夕暮れにベルが鳴る』の原題は“WHEN A STRANGER CALLS”です。2006年のリメイクも同じ原題です。)
久々に、低予算サスペンス映画を見ました!スラッシャー系の映画は絶対に見るって方はどうぞ!30点
WHEN A KILLER CALLS(2006年アメリカ)
監督 ピーター・マーヴィス
出演 レベッカ・コーチャン、ロバート・バックリー
■ストーリー■
ベビーシッターの仕事である家にやってきたトリシアのもとに嫌がらせの電話がかかってくる。あまりのしつこさにトリシアは警察に通報するのだった。そんなとき彼氏のマットが友人のカップルを連れてトリシアがベビーシッターをしている家にやってくるのだった。
■感想■
最近、リメイクされた1979年のフレッド・ウォルトン監督の傑作サスペンス『夕暮れにベルが鳴る』の超有名な前半部分と同じネタだけを使った志の低いC級サスペンス映画です。(B級じゃないと思うんですけどね、今回!)
『夕暮れにベルが鳴る』のショッキングな前半部分っていうのは“ニューヨークの下水にはワニがいる”と同じくらい有名な都市伝説のベビーシッターネタです!そんなベビーシッターの都市伝説のこと知らなかったんで、初めて『夕暮れにベルが鳴る』を観たときは、超ビックリしました。最初の20分の展開に「あれ、このあとどうなっちゃうの??」って!
それに、『夕暮れにベルが鳴る』は、「ジェラルメルファンタスティック映画祭」の前身の「アボリアッツファンタスティック映画祭」で80年に審査員特別賞を受賞したくらいの傑作ですからね。
『夕暮れにベルが鳴る』も、10数年前、某TV局が映画劇場枠でオンエア予定だったのに、確かスポーツ中継かなにかで放映が延期になったまま、地上波でその後オンエアされてなかったんじゃなかったでしたっけ??(自分の記憶なんで、不確かなんでちょっと自信ないですけど)
TV放映用の吹き替え音源がもう残って無いなら、吹き替え新録で、DVDを発売して欲しいなぁ!
出来たら、特典ディスクで、続編のTVムービー『新・夕暮れにベルが鳴る』(93年)も付けてネ!ちなみに、続編も監督、脚本フレッド・ウォルトン、出演キャロル・ケイン、チャールズ・ダーニングと同じスタッフ、キャストです。あ、でもキャラクターは同じですけど、ストーリーはヒロインが変わって、まるっきり違う展開になりますけどネ!
ビックリといえば、今作の普通の展開にも、超ビックリですけど!今作って、“『夕暮れにベルが鳴る』系ネタ+「13金」系スラッシャームービー”って感じで、なんで今さら、こんな映画が作られたの??って感じ。
これが80年代中盤くらいまでだったら、『13日の金曜日』(80年)の大ヒットの後の雨後の竹の子状態のスラッシャームービーの1本ということで、まだ記憶にも残って、存在価値があったかもしれませんけど、2006年にこんな低予算スラッシャー映画を作るなんて!アイデアも、超有名な“ベビーシッターネタ”の都市伝説を映像化しただけだし。
日本の2時間サスペンスよりヒドイかも。ランニングタイム87分もあるから、そう思うのかな??あと10分くらいカットすれば良いのに!87分だって、決して長い時間じゃないのにッ!エンドクレジットが5分くらいあるから実質、本編は82分くらいしかないのに、それでも長い、長い。長く感じちゃいました。
『夕暮れにベルが鳴る』の最初の20分よりも観る価値がないかも。っていうより、中身も、その20分を80分に水増ししたような作品ですけどね。『夕暮れにベルが鳴る』のリメイクが製作されたんで作られたのかもしれないんで、「柳の下のドジョウ」精神は評価しますけど。2番煎じには、甘い@KOBAです。それに原題の“WHEN A KILLER CALLS”って、もろにパクリ??(あ、『夕暮れにベルが鳴る』の原題は“WHEN A STRANGER CALLS”です。2006年のリメイクも同じ原題です。)
久々に、低予算サスペンス映画を見ました!スラッシャー系の映画は絶対に見るって方はどうぞ!30点