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『インサイド・マン』こじんまりサスペンス

2006-11-10 00:22:07 | サスペンス
インサイド・マン
INSIDE MAN(2006年アメリカ)
 監督 スパイク・リー
 脚本 ラッセル・ジュウィルス、ドナ・バーウィック
 出演 デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライヴ・オーウェン、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォー

 ■ストーリー■
 ダルトン・ラッセルたち4人組の銀行強盗がニューヨークのマンハッタン信託銀行のエクスチェンジプレイス32番支店を襲撃した。客と行員を人質にとり立てこもるのだった。キース・フレイジャー刑事と相棒のミッチェル刑事は、現場に駆けつけるのだが、人質解放交渉は、順調に進まなかった。そんなとき、マンハッタン信託銀行の会長のアーサー・ケースは、女性弁護士マデリーンにある依頼をするのだった。

 ■感想■
 2006年に公開され、大ヒットしたスパイク・リー監督のエンターテイメント作品。スパイク・リー監督の作品って、マジメな作品が多いので、スパイク・リー監督の作品を観るの、初めてです。
 
 銀行強盗と、人質を救出しようとする警察の行き詰る対決を描いているんですけど、どう見ても、銀行強盗が、極悪な犯人に見えないところが、今作の難点かも…。
 だって、銀行強盗役が、雰囲気が怖いけど、主人公顔のクライヴ・オーウェンなんだもんネ。銀行強盗の役が、ビリー・ドラゴとかロバート・ダヴィとかだったら良かったのにネ!
 ネームヴァリューで、もしダメだったなら、ゲイリー・シニーズとかでも良かったかも・・・。
 それにしても、犯人のクライヴ・オーウェンを始め、やり手の女性弁護士ジョディ・フォスター、会長のクリストファー・プラマー、警察のウィレム・デフォーと、超豪華な俳優が出演してるのに、キャラクターの描き方がアッサリしてるんですよネ!彼らの出演料だけで、ジョン・カーペンター監督だったら、映画を1本作れるかも。(ジョン・カーペンター監督の劇場映画が観たいなぁ~)

 今作も、最近の作品だけあって、ランニングタイム128分って、少し長すぎかも。あと20分くらい短くても良かったかも。

 ところで、脚本家の1人のラッセル・ジュウィルスは、フランス製の傑作スリラー『迷宮の女』(03年)のリメイクの脚本も担当するらしいです。2003年のフランス映画まで、リメイクするのね。
 アメリカも、こんな最近の作品だったら、リメイクしないで、ちゃんと外国映画を公開して、みんなで見れば良いのに!それとも、アメリカの映画ファンってやっぱり外国映画を見ないのかな??
 『迷宮の女』も、リメイクしたい気持ちも、良く良く良くわかりますけどネ!それくらい、ショッキングな展開でしたからネ!あういう映画こそ、ドンデン返しって感じ!超ビックリって感じです。

 それを思うと、今作の展開は、サスペンス映画として、ごくごく普通の展開ですネ。サスペンス映画を見慣れている人だったら、「ふ~ん、そうなんだぁ」って感じなのかな。少なくても、自分はそんな感じでした。
 
 それでも、観ている間は、演出も手堅くて、けっこう面白く見れるんですけどネ!ちょっと、時間が長すぎなんで、マイナス10点で65点
コメント (2)
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