『ホテル・ルワンダ』
HOTL RWANDA(2004年アメリカ、イギリス、イタリア、南アフリカ)
監督 テリー・ジョージ
出演 ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、ジャン・レノ
■ストーリー■
1994年、アフリカのルワンダでは長い間、ツチ族とフツ族の民族間の対立があった。対立が収まったのもつかの間、フツ族の大統領が何者かに暗殺されたことをきっかけに民族間の争いが激化、フツ族がツチ族を殺し始めたのだ。ベルギー系のホテル「ミル・コリン」に勤める支配人ポールは、フツ族だったが、妻はツチ族だったため、避難しようとするのだが、ポールの家には近所のツチ族の住民が助けを求めてやってきていた。
■感想■
アフリカで実際に起きた事件をもとに映画化した、大変話題になった作品です。日本公開のめどが立たなかったのを、今作をどうしても公開して欲しいという映画ファンの署名活動によって公開されたことによっても話題になりました。
ホテルの1キロ先で民兵がツチ族を虐殺してるシーンをビデオカメラに撮ったホアキン・フェニックスに、ドン・チードルがお礼を言うシーンが、この作品の中で最も印象的なシーンです!
ドン・チードルが「世界がアレを見れば国際社会が助けてくれます」って言うと、ホアキン・フェニックスが「でもあの映像を見た人は『怖いわね』って言って食事を続ける」ぞって。残念ながら、そのとおりです。
確かに、その後の展開は、まさにそのものになっちゃいました。国連軍は何もせず、外国人だけを逃がして、どっかに行っちゃいます!
圧倒的な武力があるにも関わらず、内政干渉できない国連軍のニック・ノルティが、ドン・チードルに「俺につばを吐け」って言うシーン、久々にカッコいいニック・ノルティを観ました。その後も、みんなを助けるために出てきます。
これが、実話をもとにした物語ということにゾッとします。これが50年前の話でなく、ついこの間、94年の話だというので、怖いです!映画そのものを、ドキュメンタリータッチで描くのではなく、あくまでも、ドン・チードルを主人公に、ドラマにして、観客に考えさせてくれます。
実は、このルワンダでの事件、確か、TBSで放映している報道番組「CBSドキュメント」かでニュースになってたのを見たんで、あまりの恐ろしさに「イヤだな~」とか思ってたんですけど、こういう風に、ストーリーのあるちゃんとしたドラマとして映画にして、広く色んな人に見てもらうことが出来てよかったです。
自分もでした!「怖いなぁ」とか言って、その日寝てしまいました。この作品を観た人の多くが、今作で描かれたようなコトに関して色々と話し合ってもらえたらうれしいですね。
観て後悔しない映画です!ドラマは、あまり観ないジャンルですけど、映画を観て久々に感動しました。
有名な話ですけど、当初、映画会社は、デンゼル・ワシントンや、ウェズリー・スナイプスや、ウィル・スミスを主演にしたかったらしいですけど、監督は猛反対して、主人公にドン・チードルをキャスティングして撮りました。
今作で、主人公がデンゼル・ワシントン??ウェズリー・スナイプス??ウィル・スミス??もう、みんなが言ってるでしょうけど、あえて言わせてもらうと、今作をエンターテイメントなアクション映画にでもするつもりだったの??平凡そうな男が主人公だからこそ意味があるドラマなのに!!
家族を守るために始まった行動とはいえ、ドン・チードル演じたホテルの支配人ポールのような勇気ある行動とれますか??70点
HOTL RWANDA(2004年アメリカ、イギリス、イタリア、南アフリカ)
監督 テリー・ジョージ
出演 ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、ジャン・レノ
■ストーリー■
1994年、アフリカのルワンダでは長い間、ツチ族とフツ族の民族間の対立があった。対立が収まったのもつかの間、フツ族の大統領が何者かに暗殺されたことをきっかけに民族間の争いが激化、フツ族がツチ族を殺し始めたのだ。ベルギー系のホテル「ミル・コリン」に勤める支配人ポールは、フツ族だったが、妻はツチ族だったため、避難しようとするのだが、ポールの家には近所のツチ族の住民が助けを求めてやってきていた。
■感想■
アフリカで実際に起きた事件をもとに映画化した、大変話題になった作品です。日本公開のめどが立たなかったのを、今作をどうしても公開して欲しいという映画ファンの署名活動によって公開されたことによっても話題になりました。
ホテルの1キロ先で民兵がツチ族を虐殺してるシーンをビデオカメラに撮ったホアキン・フェニックスに、ドン・チードルがお礼を言うシーンが、この作品の中で最も印象的なシーンです!
ドン・チードルが「世界がアレを見れば国際社会が助けてくれます」って言うと、ホアキン・フェニックスが「でもあの映像を見た人は『怖いわね』って言って食事を続ける」ぞって。残念ながら、そのとおりです。
確かに、その後の展開は、まさにそのものになっちゃいました。国連軍は何もせず、外国人だけを逃がして、どっかに行っちゃいます!
圧倒的な武力があるにも関わらず、内政干渉できない国連軍のニック・ノルティが、ドン・チードルに「俺につばを吐け」って言うシーン、久々にカッコいいニック・ノルティを観ました。その後も、みんなを助けるために出てきます。
これが、実話をもとにした物語ということにゾッとします。これが50年前の話でなく、ついこの間、94年の話だというので、怖いです!映画そのものを、ドキュメンタリータッチで描くのではなく、あくまでも、ドン・チードルを主人公に、ドラマにして、観客に考えさせてくれます。
実は、このルワンダでの事件、確か、TBSで放映している報道番組「CBSドキュメント」かでニュースになってたのを見たんで、あまりの恐ろしさに「イヤだな~」とか思ってたんですけど、こういう風に、ストーリーのあるちゃんとしたドラマとして映画にして、広く色んな人に見てもらうことが出来てよかったです。
自分もでした!「怖いなぁ」とか言って、その日寝てしまいました。この作品を観た人の多くが、今作で描かれたようなコトに関して色々と話し合ってもらえたらうれしいですね。
観て後悔しない映画です!ドラマは、あまり観ないジャンルですけど、映画を観て久々に感動しました。
有名な話ですけど、当初、映画会社は、デンゼル・ワシントンや、ウェズリー・スナイプスや、ウィル・スミスを主演にしたかったらしいですけど、監督は猛反対して、主人公にドン・チードルをキャスティングして撮りました。
今作で、主人公がデンゼル・ワシントン??ウェズリー・スナイプス??ウィル・スミス??もう、みんなが言ってるでしょうけど、あえて言わせてもらうと、今作をエンターテイメントなアクション映画にでもするつもりだったの??平凡そうな男が主人公だからこそ意味があるドラマなのに!!
家族を守るために始まった行動とはいえ、ドン・チードル演じたホテルの支配人ポールのような勇気ある行動とれますか??70点