『ビッグハンンマー・マサカー 血しぶきの狂宴』
SWEATSHOP(2009年アメリカ)
監督:ステイシー・デヴィッドソン
脚本:ステイシー・デヴィッドソン
テッド・ジョーヒーガン
出演:アシュリー・ケイ
メラニー・ドニフー
ペイトン・ウェッツェル
ダニエル・ジョーンズ
ブレント・ハイムス
■ストーリー■
今は廃工場となった跡地でパーティを企画した9人の若者たち。パーティの準備をしている彼らの前に大型ハンマーを持った溶接工のマスクを被った大男”ビースト”とゾンビのような2人の女が現れ、1人づつ犠牲に、、。また、パーティに参加する若者たちが工場へと集まっていた。
■感想■
大きなハンマーを持った溶接工のマスクを被った大男”ビースト”が暴れまくるスラッシャー映画。
”ビースト”は日本でつけた名前で『バーニング』(1981年)の犯人に勝手に日本で名前をつけたバンボロみたいな名前だと思ったら違いました。
本当に役名が"BEAST"でした、、。
ビーストが出てくるまで時間が長くて、若者たちのシーンが前半ダラダラしているとか、ストーリーが全然ないとかネット上ではあまり評判が良くない作品ですが、自分はけっこう好きな作品です。
自分から見ると、本当のZ級の作品に比べたら、ダラダラシーンもそんなに長くなく、登場人物たちも描き分けられれているし、全然だれていないです!!
大体、観るのが苦痛でない時点で、それだけで高評価です!!
今作を観たのが2018年くらいなので、最近のZ級観まくりの状態でないときにそう思ったので、今、観直したらもっともっと評価が高いはず!!
これくらいの完成度だったら大満足!!
ランニングタイム91分楽しく観れました!!
リメイク版の『13日の金曜日』(2009年)より断然評価したいです。『13日の金曜日』は製作費1,900万ドルのメジャー作品に比べて今作は超々低予算の作品ですからね!!
今作の製作費は12,000ドル!!
あまりの製作費にもう1度書いちゃいます!!
制作費12,000ドル!!
ここまで、制作費が安いということは、自分の勝手な想像ですけど、ロケの工場は知り合いとかにただで使って良いと許可をもらって、スタッフ、キャストはただ同然だったんでしょうね、、、。
ここまで製作費が安くてこれくらい面白かったら十分です!!
今作は、色んな映画祭で受賞、ノミネートされています!!
【ニューヨークシティホラー映画祭】2009年優秀SPFX賞 受賞
【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2012年メイクアップ、クリーチャーFX賞 ノミネート
【テキサス・ブラッド・バス映画祭】最優秀映画賞、批評家賞、観客賞 受賞
低予算(製作費)度 ★★★★★
スラッシャー(ゴアシーン)度 ★★★★
続編も作って欲しかった度 ★★★★
スラッシャー映画ファンなら十分楽しめるかも??
調べたら、2023年12月現在、配信していないようです。残念!!
販売DVDも廃盤かもしれないです、、。
レンタル店にあったら借りても良いかも??
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。