『RUN ラン』
RUN(2020年アメリカ)
監督:アニーシャ・チャガンティ
脚本:アニーシャ・チャガンティ
セヴ・オハニアン
出演:キーラ・アレン
サラ・ポールソン
パット・ヒーリー
■ストーリー■
シングルマザーのダイアンと娘のクロエは郊外に住んでいたが、クロエは生まれつき体が弱く車椅子の生活だった。クロエはワシントン州シアトルの大学を目指していた。そんなある日、クロエはチョコレート欲しさに買い物袋を探して母親の薬を発見するが、その薬を自分が飲んでいることに疑問に思い、薬のことを調べようとするのだが、、、ネットはつながらいようになっていた。
■感想■
『SEARCH サーチ』(2018年)のアニーシャ・チャガンティ監督のスリラー映画。
続編の『SEARCH #サーチ2』(2023年)は記事にしたのに、、。前作『SEARCH サーチ』も記事にしていないです、、、。
『SEARCH サーチ』はわずかな2週間弱の撮影期間と、長い2年近い編集期間で作り上げたデバイスの画面で物語が展開する作品でした。
しかも、面白い作品でした!!
今作もいつも通り、事前情報なしに観たんですが、、「怖すぎ!!」
こんなお母さんいたら、どうしようもない。
逃げ場ないですよね、、、。
今作のヒロインは、チョコレート欲しさに変な薬を発見したことから、母親を疑いだしますけど、、、
普通は、発見できないですよねー。
パソコン画面がメインの『SEARCH サーチ』よりも、場面がかわり色々な場所で展開する普通っぽいスリラー映画に。
家の中、町の映画館、薬局等々、、。
制作費はいくらなんでしょうか??当然、製作費100万ドルの『SEARCH サーチ』よりもかかってますよね。
主人公のお父さんや警官以外にも登場人物が普通に登場していますからねー。
ランニングタイムも90分と、とても観やすい長さです。
お母さんが『キャリー』よりも怖い度 ★★★★
動物の薬飲んで大丈夫なの?度 ★★★★★
歪んだ愛情が怖い度 ★★★★★
とにかく、ヒロイン行動力ありすぎ!!
エンタメ作品だから、当たり前でしょ!!とか言われたらそのままなんですが、車イス生活なのに、母親ダイアンに疑問を持ったあとすごい行動力です。
今作は数多くの賞を受賞、ノミネートされました。
一部を書くと、
【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年ストリーミングプレミエール賞 ノミネート
【フライト・メーター・アワード】2020年優秀女優賞(サラ・ポールソン) ノミネート
【ウーマン・フィルム批評家協会アワード】2021ワーストマム賞(サラ・ポールソン) 受賞
また、障害を持った方への受け入れとエンターテイメントにおける表現を称賛する【ルーダーマン・ファミリー財団】2020年シール・オブ・リプレセンテーションを受賞しました。今作のヒロイン演じるキーラ・アレンは役柄でなく、実生活でも車イスを使用している女優さんです。
サスペンス映画ファンなら観ておいた方が良いかも??
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