『エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者』(別題:『アサシン・ハント』)
THE VIRTUOSO(2021年アメリカ)
監督:ニック・スタグリアーノ
脚本:ニック・スタグリアーノ
ジェームズ・ウォルフ
出演:アンソン・マウント
アビー・コーニッシュ
アンソニー・ホプキンス
デヴィッド・モース
エディ・マーサン
リチャード・ブレイク
■ストーリー■
完璧な仕事をする殺し屋は、ある仕事で一般人を巻き込んでしまった一流の殺し屋の男は、山小屋でひっそりと暮らしていた。ある日、彼の元にメンターが現れ次の指令を出す。
その指令は「午後5時にダイナーにいる標的ホワイトリバーズを暗殺せよ」というものだった。暗殺するターゲットが良く分からぬまま、言われたダイナーへと向かうのだが、、。
□■□ネタバレあり□■□
少しネタバレしてるので、観てから読んで下さい!
■感想■
以前の仕事で一般人を巻き込んでしまい仕事辞めたがっている殺し屋を描くスリラー映画。
未体験ゾーンの映画たち2023 で『アサシン・ハント』のタイトルで上映されたあと、『エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者』のタイトルでDVD化されました。
出演は、アンソニー・ホプキンス、デヴィッド・モース、アビー・コーニッシュと豪華な作品です。
主人公演じたアンソン・マウントは『マンディ・レイン 血まみれの金髪女子高生』(2006年)、『SAFE セイフ』(2014年)、『フライト・ゲーム』(2014年)、『THE FORGER 天才贋作作家 最後のミッション』(2014年)、『ヴィジョン 暗闘の来訪者』(2015年)、『バッド・バディ! 私とカレも暗殺デート』(2016年)等々に出演していたらしいのですが、全然記憶にないです、、、。すいません、、、。
映画の冒頭、完璧な仕事をする殺し屋の独白で、仕事ぶりが淡々と語られるので、この主人公、すごい、ゴルゴ13みたい??などと期待したんですが、全然ダメダメ、油断しすぎ、、。
ソフトのパッケージで超バレバレですが、ダイナーのウェイトレスのデキシーがどう考えても怪しいのに気を許しすぎです、、、。
「ゴルゴ13」の主人公デューク東郷に怒られちゃいますよ、、。
「ゴルゴ13」のデューク東郷みたいになるのは絶対的に無理なので、せめて映画的にいうと『メカニック』(2011年)のジェイソン・ステイサムくらい緊張感持って生活して欲しいです。
こんなに凄腕の殺し屋なのに、女性には甘すぎって、、、。
全体的に雰囲気も良いし、ランニングタイム110分と少し長めですけど、途中だれることなく観れる作品なので、惜しい感じです。
主人公が、ウェイトレスのことを怪しいと思うシーンがあるのに、すぐに信用しちゃうなんて、、。
主人公が、ウエイトレス返り討ちにして、メンターまで殺しちゃった方がアクション映画として爽快感があったのに、、。
でも、殺し屋を主人公にした映画の教科書みたいな作品で、けっこう楽しめました。
アクションシーンはあるものの、どちらかと言えばサスペンス映画に近いノリの作品です。
殺し屋映画度 ★★★★
アクション映画度 ★★
パッケージでバレバレ度 ★★★★
アクション映画好きなら観ても良いかも??
原作のコミックと違いますが、、、これはこれで面白い。
ドーソンの放つ刺客のキャラクターは、アクション映画のレベルを超えてホラー映画のキャラクター。
続編の中編も作られました(前作とデューク東郷のキャラクター以外つながりありません、、)
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