『ベネシアフレニア』
VENECIAFRENIA(2021年スペイン)
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
脚本:アレックス・デ・ラ・イグレシア
ホルヘ・ゲリカエチェバァリア
出演:イングリッド・ガルシア=ヨンソン
シルヴィア・アロンソ
ゴイセ・ブランコ
ニコラス・イヨロ
アルベルト・バング
コジモ・フォスコ
■ストーリー■
結婚を間近に控えたイサは、友人たちとイタリアのベネチアに羽目をはずそうとやってくる。来て早々、ベネチアの街ではカーニバルで賑わっていたが、一方、観光客が多すぎるから帰れとプラカードを掲げた地元住民の集団に出くわすのだった。また、カーニバルの道化師の扮装をした人物が旅行者を狙っていたのだった、、、。
■感想■
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の描くドラマ。
ジャッロ映画風の作品かと思って観たら、マジメな作品でした。
イタリアが舞台だし、監督がアレックス・デ・ラ・イグレシアだし、、勘違いしちゃいました。
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の作品は『マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾』(2002年)、『オックスフォード連続殺人』(2008年)、『スガラムルディの魔女』(2013年)、『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』(2017年)とけっこう観てます。
別に監督で観ているワケではないんですが、、、。好きそうな作品を観ていたら結果、けっこうな作品数観たことに、、。
今作を観る前に勝手にイメージしたのは、黒い革の手袋をした連続殺人鬼、弱い犯行動機、『血のバレンタイン』も真っ青になるような、ほとんど不可能に近い犯人の正体等々だったんですが、そんなコトはありませんでした。
ジャッロ映画度 ★
テーマがちゃんとある度 ★★★★
最後があっけない度 ★★★
「オーバーツーリズムはイヤだなぁ」をテーマになっていました。
あれ、違うかな???
映画を観る理解力が高くなくてすいません、、。
旅行先で出てくる登場人物、みんな怪しそうで、怖いですよね。
水上タクシーの運転手も、犯人の仲間なのでは??とか思っちゃいました。全然違ってました、、。
それにしても観光都市で、こんな事件起きたら、旅行者も一時的にはかなり減るんじゃないでしょうか??犯人の思惑通り、、。
犯人グループと連続殺人鬼といて、、、全然思っていた作品と違っている。
事前に作品の情報を得ないようにしているので往々にしてこういう勘違いが、、。
まぁ、今作の場合、ガッカリしたというより、楽しく観るコトができました。
【ヨーガ・アワード】2023年ワースト監督賞を受賞しました。この映画賞って、アメリカのラジー賞みたいな賞でしょうか??
ネットで調べたんですが、調べ方が悪く良く分かりませんでした。
カテゴリーは、あえて”ドラマ”にしていますが、連続殺人鬼もでてくるので、スペイン映画のホラーが好きな映画ファンは観ても良いかも!!
正確にはカテゴリーは”ホラー”なので、小さなお子さんの家族みんなで観ないように、、。
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