『Come Play カムプレイ』(別題:『ラリー スマホの中に棲むモノ』)
COME PLAY(2020年アメリカ)
監督:ジェイコブ・チェイス
脚本:ジェイコブ・チェイス
出演:アジー・ロバートソン
ジリアン・ジェイコブス
ジョン・ギャラガー・Jr
ウィンズロウ・フェグリー
■ストーリー■
自閉症のオリヴァーはスマホを使って他人とコミュニケーションをとっていた。学校のクラスでは授業中にスマホを使っているオリヴァーのコトが気に入らないバイロンたちは、オリヴァーを罠にかけ放課後野原に呼び出すのだった。バイロンはオリヴァーのスマホを投げ無くしてしまうのだった。
オリヴァーの父は、オリヴァーにタブレットを渡すのだが、いつのまにか謎のアプリ”Misunderstood Monsters”がダウンロードされていた、、。
■感想■
デジタル機器を通して現れるモンスターを描くホラー映画。
本作のソフト発売しているINTERFILMの公式サイトによると今作は”全米2,183館で公開され、公開初週末に311万ドルを稼ぎ出し、全米週末興行収入ランキング初登場第1位となった”とのコトです!!
ヒット作ですが、日本ではDVDスルーでの公開になりました。
いつのまにか自分のスマホやタブレットに、ダウンロードされていたアプリに怪物が、、、。
と、すごーく面白くなりそうな設定ですが、、アンブリンの映画なので、あまり怖くないです!!
怖くないので、ホラー映画が得意でない映画ファンも楽しめます!
でも、熱心なホラー映画ファンには、物足りないかも、、。
アンブリンのマークが画面に出た時点で、ホラー映画ファンはある程度、ハードルを下げて観てると思いますが、、。
主人公オリヴァーをいじめていた(ように見える)バイロンもいつの間にか、モンスターを見た仲間同士ということで仲直りみたいになってます、、。
ホラー映画でなく、まるでファミリー映画みたいな展開もあって、そういうのけっこう珍しいパターンで今作の魅力かも??
でも、本当にホラー度が低いのか?と聞かれたら、そうでもないです。
最後は、良くありがちなB級ホラーとは全然違う展開!!
ハッピーエンディングではないものの、バッドエンディングでもない、、。
対象は誰向けに作ったんでしょうか??
アメリカでのレイティングはGなので、基本は小さな子どもも観てねってコトで良いんですよね、、。
今作は、【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年優秀クリーチャーFX賞 ノミネートされています。
クリーチャーとかは確かに良く出来ていました。このクリーチャー動かすシーンだけで、Z級の映画1本作れちゃうかも??(オーバーな表現です、すいません)
アンブリン度 ★★★★★
クリーチャー度 ★★★★
もっとダークで怖い方が見たかった度 ★★★★
怖くないホラー映画が観たい人は観ても良いかも、、。
でも後味はそんなに良くないです、、。
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