『リベンジャー 復讐者』
ACTS OF VENGEANCE(2017年ブルガリア、スペイン、アメリカ)
監督:アイザック・フロンティーン
脚本:マット・ヴァン
出演:アントニオ・バンデラス
カール・アーバン
パス・ヴェガ
クリスティナ・セラフィーニ
アタナス・スレブレブ
■ストーリー■
フランク・ヴァレラは雄弁で依頼人の無罪にし弁護士として成功をおさめていた。ある日、娘オリヴィアの発表会の日、急な仕事が入り行けなくなってしまうがそれも舌先三寸で切り抜け妻スーザンが発表会に行くことになるのだった。
スーザンとオリヴィアが発表会からの帰りが遅いことを心配するフランクのもとに警察がやってきて2人が退場したことを告げるのだった。
捜査も進まず、スーザンの父親にも嫌われ自暴自棄になったフランクはバーのそばで開かれていた地下格闘技の大会場を見つけ、自らを責め大会に出場しボコボコにされるのだった。その後も、格闘技の大会でボコボコにされる日が続くのだった。そんなある日、ボコボコにされたフランクを助ける男が現れる。事件の捜査をしているパトロール警官のハンクだった。
ハンクから捜査が後回しになったことを聞いたフランクは、チンピラに襲われ本屋に窓ガラスを割って倒れこむのだった。そのとき傷口の止血のために取った本、マルクス・アウレリウス「自省録」の中にあった”罪を犯したものだけを罰せよ”との言葉に影響をうけるのだった、、、。
自分を責めるのでなく、犯人に復讐するため、身体を鍛え、格闘技の特訓を受けるのだった、、、。
犯行現場を探っていると、近くのコンテナを改造して人が住んでいることを知るのだった。しかし、コンテナに住人はおらず、車に戻るとロシアンマフィアが車とサイフを渡すように迫ってくるのだった、、、。
■監督■
アントニオ・バンデラス、カール・アーバン出演のアクション映画。
監督は『ザ・プロテクター』(2008年)、『NINJA』(2009年)、『コールド・バレッツ 裏切りの銃弾』(2012年)、『ニンジャ・アヴェンジャーズ』(2013年)、『バーニング・ブラッド』(2015年)のアイザック・フロレンティーン。
脚本は『サイレント・ノイズ リベレーション』(2007年)、『ミラーズ2』(2010年)、『フライトナイト2』(2013年)、『スティーヴン・キング 骨の袋』(2011年)のマット・ヴァン。
どんなストーリーの作品でもそれなりの作品に仕上げるアイザック・フロレンティーンだけあって、今作もすごく観やすい作品になってます。
主演が、アントニオ・バンデラスでなくて、ジャン=クロード・ヴァン・ダムでも、スコット・アドキンスでも、ニコラス・ケイジでも誰でも見応えのある作品になるような内容です。
アントニオ・バンデラス、すごーくカッコ良いです!!
わずか、数か月の特訓で、格闘技マスターしちゃうってどうなの??とも思いますけど、、エンターテイメント映画なんで。
どれだけ強くなったかっていうと、カージャッキングしようとしたロシアンマフィアがアントニオ・バンデラスにシェパードをけしかけようとしたら、アントニオ・バンデラスが凄みをきかせたら、シェパードが襲ってこないくらい強くなっちゃいました、、。
「エーッ!!ゴルゴ13かッ!!”思わず突っ込んじゃいました、、」
最後、アントニオ・バンデラスと対決するカール・アーバンも強すぎ!!
ジャッジ・ドレッドか??
大体、カール・アーバンが出演してるのに、ストーリーに絡んでこないワケがないので、絶対に何かあると思ったら、そのまんまの素直な展開に、逆に驚き!!
このキャスティングおかしいのでは??
カージャッキングしているロシアンマフィアも、薬物を入手しようとしていたチンピラも、映画の冒頭、アントニオ・バンデラスに厨房で戦うおじさんも全然関係なし、、、。
こんなに、アントニオ・バンデラス強くなったのに、、、。
アントニオ・バンデラスのファンなら、楽しめるはず!!
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