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『スパニッシュ・ホラー・プロジェクト』エル・タロット

2006-11-25 11:39:26 | 外国テレビシリーズ
 スペインのホラーアンソロジーシリーズ「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」の今回のエピソードは、マテオ・ヒル監督の「エル・タロット」。

エル・タロット
REGRESO A MOIRA
 監督 マテオ・ヒル
 脚本 マテオ・ヒル、イゴール・レガレッタ
 出演 ホルディ・ダウデール、ファン・ホセ・バイェスタ

 ■ストーリー■
 老人トマスは、生まれ故郷の町へ帰ってくる。青年時代に行った丘の家を訪ねるためだ。その家は、当時、関係をもった美女が住んでいた家だった。

 ■感想■
 「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」って、マジメなドラマが多いのね。スリラー映画『テシス次に私が殺される』(96年)の脚本や、大掛かりなサスペンスを描いた『パズル』(99年)のマテオ・ヒル監督のホラー映画っていうことで期待しちゃったんですけど、はっきり言って期待負けしちゃいました。

 オーソドックスな中でも、特にオーソドックスな展開!ここまで、オーソドックスな作品だと「何なんだ!」って感じです。そのうえ、今作は「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」でも、かなり長めのランニングタイム81分です。今作の内容だと81分はどう考えても長すぎ!
 この内容だと、たとえ、45分でも長すぎですけどね。はっきり言ってホラー作品としても、インパクトが弱すぎかも。今どき、このストーリーの作品を見るとは思ってなかったです。

 マテオ・ヒル監督って、ホラー映画より、サスペンス映画の方が、合ってるのかも。『パズル』とかは、けっこう面白かったんですけどね。(普通の意味でね)

 今作の主人公のトマスって、どう考えても、死にたがってたみたいだから、こういう展開でも良いですけど、あんまり、面白くなかったです。でも、なんで、今頃、生まれ故郷に戻ってきたの??まぁ、戻ってこないと、ドラマにならないですけどね。81分もあるんだから、もっとキャラクターを描いても良かったかも。描いても、描かなくても、作品の評価が特に変るわけではないと思いますけど。

 「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」も、そんなにホラー、ホラーってホラーにこだわらなくて、普通の殺人物のスラッシャームービー系のスリラー作品とかを描いても良かったのかも。

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