『アリゲーター2』
ALLIGATOR II THE MUTATION(1990年)
監督:ジョン・ヘス
脚本:カート・アレン
出演:ジョセフ・ボローニャ
ディー・ウォーレス=ストーン
リチャード・リンチ
スティーヴ・レイルズバック
ウディ・ブラウン
■ストーリー■
市の再開発を急ぐブラウン社長は下水に化学薬品の廃棄物を流していた。その夜、2人の兄弟が魚を捕りに来て何かに襲われるのだった。翌日、デヴィッド・ホッジス刑事は警察署で前日襲われた兄弟が行方不明だという親族からの捜査依頼を受ける。そのころ、切断された足が川に浮かんでいるのが発見される。鑑識に検査によれば、その足は動物に食いちぎられたものだと分かるのだった、、。
■感想■
今回の記事は、動物パニック映画の傑作『アリゲーター』(1980年)の続編の『アリゲーター2』。
以前観たときに、あまりにも期待が高かったので、かなりショックを受けた記憶があったんですが、、映画の内容のほとんどを忘れていました、、。
その後、Z級映画とか、けっこう観たし、最初から期待しないで観たら評価が変わるかも??
で鑑賞したんですが、、、。
「こういうストーリーだったのかー!!」
すっかり忘れていました!!ジョセフ・ボローニャが出演しているコトしか記憶に残ってなかったです、、。
ディー・ウォーレス=ストーンやポール・リンチ、スティーヴ・レイルズバックが出演していることなど全然覚えていなかったです!!いくらなんでも、自分の記憶がやばすぎ、、。
ニューヨークの下水にはワニが生息しているという都市伝説をもとにした傑作動物パニック映画の続編として観なければ、そんなにひどくはないかもしれないですけど、、。
でも、、なぜ今作を続編として作っちゃたんでしょう!!
続編なら前作のファンが観に行くますからね、、。
今みたいにネットが発達していないし、劇場にきてもらえれば成功ですもんねー。
でも、キャスティングはすごい豪華で1作目に負けないくらい!!
ワニハンターのポール・リンチが嫌なヤツでなく、普通に良い人役なのも良かったです!!
でも、ワニの脅威というより、事件の張本人のスティーヴ・レイルズバックが活躍が目立ちすぎ!!
ワニより、スティーヴ・レイルズバック演じるブラウンの悪事が目立っちゃダメなのでは、、??
前作とは違った魅力を出したかったんでしょうが、、。
続編として作らなければ単なるワニ映画の1本で忘れられてしまう作品だったのが、あえてこんな続編があったのかと記憶に残るので、確かに続編として製作した方が良かったのか??
でも今作にも良いシーンがあり、マンホールを女性2人で力一杯引っ張っているシーンです。前作では確かロバート・フォスターがけっこう簡単に持ち上げていた気がするんですが、、。あんな重たいもの簡単に持ち上がらないですよねー、、。
『アリゲーター』(1980年)度 ★★
出演者の豪華度 ★★★★
スティーヴ・レイルズバックが目立つ度 ★★★★
ワニ映画って、『アリゲーター』以外でもけっこうたくさん製作されています。
『U.M.A レイク・プラシッド』(1999年)もシリーズ化されて4作目まで作られました。2作目以降はTVムービーみたいですが、、。
『カニングキラー 殺戮の沼』(2007年)、『ラプター』(2007年)やワニ+ハリケーンの『クロール ‐狂暴領域-』(2019年)もありました。
オーストラリア映画では『マンイーター』(2007年)、『ブラック・ウォーター』(2008年)。
イタリア映画では、セルジオ・マルティーノ監督の『パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼』(1980年)や、ファブリッツィオ・デ・アンジェリスがラリー・ラドマン名義で監督した『キラー・クロコダイル』(1988年)、速編でジャンネット・デ・ロッシが監督した『キラー・クロコダイル 怒りの逆襲』(1990年)などなど、、。
『パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼』はBlu-ray化されたので、DVDがかなり前に発売されただけの『キラー・クロコダイル』や『キラー・クロコダイル 怒りの逆襲』もBlu-ray化は厳しいでしょうか??TV放映時の吹替音声収録で、、。
イタリア映画ファンは購入する可能性が、、。
前作は、動物パニック映画というより、モンスター映画みたいなノリ
イタリアのワニ映画
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