『電脳戦士サイ・ウォーリアー』
CY WARRIOR SPECIAL COMBAT UNIT(1989年イタリア)
監督:ジャンネット・デ・ロッシ
脚本:ジャンネット・デ・ロッシ
デヴィッド・パーカー・Jr(ダルダーノ・サケッティ)
出演:フランク・ザカリーノ
ヘンリー・シルヴァ
シェリー・ローズ
ブランドン・ハモンド
ジェームズ・サマース
■ストーリー■
カードゲームの最中のいざこざで兵士が装置にぶつかったショックで軍が開発中の兵器CY-Wが船での移送中に起動してしまい、CY-Wは逃走してしまうのだった。秘かに理想の兵士のアンドロイドを開発していたことがばれると米ソ関係にヒビがはいることに、、。
秘密裏に処理するためハマー大佐の元、チームが編成されるのだった。武器を使うなとの指示だったが埒があかないとの判断で早速命令無視で破壊しようと動きだすのだった、、。
CY-Wは街中でハマー大佐の部隊に追いつめられ橋から飛び込み逃げるのだった。地元の少年ブランドンは森の中で足を痛めたCY-Wを発見し、自宅へと連れ帰るのだった、、。
■感想■
ビデオレンタル屋がたくさんあった時代、けっこう色んなレンタル屋に置いてあったイタリア製のSci-Fi映画。
監督は、特殊メイクのジャンネット・デ・ロッシ。
今作以外では『キラー・クロコダイル 怒りの逆襲』(1990年)を監督しています。
ジャンネット・デ・ロッシは、『サンゲリア』(1979年)のメイクでホラー映画ファンには超有名、、かな?
『地獄の謝肉祭』(1980年)、『ビヨンド』(1981年)の特殊メイクもやっています。
『ターミネーター』(1984年)系のアクション中心のSci-Fi映画かと思いきや、ストーリーはあくまでもスーザン、ブランドンの姉弟とのふれあいがメイン!!
「ファミリー映画だったのかー?」と思っていると、ヘンリー・シルヴァ率いる部隊が一般人の犠牲なんか全然無視で銃乱射、、しかも目標のCY-Wに当たっていない、、
ワイドショーが1週間くらい報道しまくるような事件平気でおこしています!!
ファミリー映画路線で進んでいくのに、このアンバランスさ!!
さすが、イタリア映画!!
大体、逃げ出したアンドロイドを破壊する意味が分からない!!
すごーく開発費かけたんだろうから、捕まえれば良いだけでは??
しかも、アンドロイドが暴れて一般人に犠牲者を出したわけでなく、姉弟と平和的に過ごしていただけなのに、、。
思いつきで脚本を書いちゃったんでしょうか??
ダルダーノ・サケッティもたくさん脚本書きすぎてワケわかんなくなっちゃったんでしょうか??
日本で公開されている作品の主な作品だけでも1988年には
『地獄のレイダース』『キラー・クロコダイル』『オウガー』『バイ・バイ・ベトナム』『エンジェル・ミッション 戦場のショーガール』『バンパイア 最期の晩餐』『怒りのサンダー 最期の決戦』などなど脚本書いてます、、。
多すぎではないのでしょうか??
関係ない人退場しまくりでファミリー映画路線でもなく、”ターミネーター”みたいなSci-Fi映画でもない、、誰を対象にしているのか良くわからない!!
1980年代のイタリア映画好きなんで、こういう作品も好きです!!
最後はなぜか感動的に、、。
ファミリー映画度 ★★★
アクション映画度 ★
Sci-Fi映画度 ★
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