『アンツ・パニック 巨大蟻襲来』
IT CAME FROM THE DESERT(2017年フィンランド、カナダ、アメリカ)
監督:マルコ・マーキラークソ
脚本:マルコ・マーキラークソ
ハンク・ウーン
トレント・ハーガ
原案:マルコ・マーキラークソ
出演:ハリー・リスター・スミス
アレックス・ミルズ
ヴァネッサ・グラッセ
■ストーリー■
1950年代、砂漠に隕石が落下する。時は流れ、軍事研究所で爆発が発生、施設は閉鎖されるのだった。
ブライアンとルーカスはモトクロスバイクの整備士とライダー。優勝したルーカスはブライアンが好きなリサを誘い砂漠の祝賀パーティーに。しかし、ブライアンは奥手でリサに告白できずにいた。
2人はパーティ会場所から離れた砂漠の崖に洞窟を発見する。酔っぱらったルーカスは中に探検に行こうと入っていくが、その施設はクモとアリと宇宙からの隕石から採取したエイリアンの細胞をかけあわせ巨大化させた蟻を軍事利用としようとしていた閉鎖された軍需産業の施設だった。やばそうな雰囲気に帰ろうとする2人の前に、バイクよりも巨大な蟻が現れるのだった。
あせる2人だったが、そのときリサから電話がかかってくる。ルーカスは思わずリサに助けを求めるのだが、、、。
■感想■
『キラー・ビー 殺人蜂襲来』(2009年)、『アニマル・パージ』(2016年)と動物パニック映画の記事が続いたので、その流れで怪獣映画を、、。
フィンランドとアメリカ、カナダの合作映画です。
スペイン、フィンランド合作とパッケージには書いてありましたが、IMDbで調べるとスペインは関係ないようです。
言語は英語とスペイン語のようなので、スペイン映画になっちゃたんでしょうか??
今作は1980年代のビデオゲーム”it came from the desert”の映画化作品らしいです。原題の””が1950年代のSc-Fiホラー映画風のタイトルなんで、そういうのを目指しているのかな??と思ったんですが、どうやらビデオゲームのタイトルのようです。
制作費400,000ユーロの低予算の作品ですが、CGもすごく良くできていて、低予算を感じさせません。もともと舞台が砂漠で、研究所くらいしか建物使ってないですけど、、、。
制作費がなくても、アイデアとセンスで勝負!!
今作は主人公のブライアンとルーカス、そして、ヒロインのリサの3人の掛け合いも面白く、すごく楽しく観れます!!
面白すぎ!!
面白すぎ!!
面白すぎ!!
コメディタッチのモンスター映画に青春映画の要素、そういう作品が好きな映画ファンは必見の1本です!!
この3人を主人公にして、もう1本モンスター映画を撮って欲しいくらい!!
ランニングタイム90分は短すぎ!!あと10分くらい長くても良かったのに、、、。
気が小さいブライアンと運動神経が良いものの少しおバカなルーカス、主人公2人はこういうコメディ調のモンスター映画の定番のキャラクター設定ですが、2人とも仲が良いので、ケンカみたいな感じも定番の展開ですが、観ていてすごく気持ちい良いです。
2人をライバル(と勝手に思っている)兄弟が出てきたり、巨大蟻の秘密を知る博士の登場など、あまりにもこういうB級モンスター映画定番のキャラクターが出てくるので、観ているだけでニヤニヤしちゃいます。
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