秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

偽ブランドの氾濫

2007-12-18 | シチの目
昨年度摘発された偽商品は約50万点、今年度は上半期だけですでに48万点ぐらいだと昨夜のニュースで聞いた。

ブランドコピー品は薬にもあり、中国やラテンアメリカでは国営病院ですら、偽薬を処方され死亡に至ったケースもあるらしい。

質店には時々コピー商品が持ち込まれますから、製造現場といわれる中国でどのようにして販売されているのか興味がありました。

11月に訪れた上海・豫園近くでは、偽ブランド品を持った人達が観光客にまとわりついてくる。


公然の場なのでか買う人は見かけなかった。
どの程度のランクの商品か手にってみせてもらうのも躊躇われた。

現地ガイドが希望者のみを自由時間に、ブランドコピー品を売るシークレットスポットへ案内してくれることになった。
連れて行かれたのは、豫園近くの5階建てビルのショッピングセンター、観光客向けの土産店で、5年前この店のレストランで昼食を取り、普通のお土産品を買いました。

今回、エレベーターで最上階まで上がると、薬局のような、事務所のような部屋に、店員か事務員というよりは警備員のような感じの男性が2人座ってこちらを検分する。
その脇を通り廊下の先に2重扉、その奥にブランド品が並べられた部屋があった。



値札はついていなくて、日本語の達者な中国人店員に聞くと、相手を見て値段をふっかける。
交渉次第で多少は値引いていたようだけれど、だいたい日本での新品価格の3分の1以下。

何人かの人が数万円を出してバッグや財布を買われた。
いつかこうしたコピー品が不要になって、質屋へ持って行っても、これなら簡単に見破れるなぁといった程度のランクで、スーパーコピー品ではなかった。

ここは上海を訪れる観光客向け、一般向けのショップのようだった。
もっとスーパーコピーが見てみたいけど、闇の世界に近いところまで踏み込まないといけないのかもしれない。