秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

電線が空を覆う町

2008-07-09 | 世情雑感
前からずっと思ってた。
守口には空がない、っていうか空を見上げても電線だらけ。

とくにこの10年、インターネットに対応してか、NTTの高速化、関西電力、ケーブルやらで一段と電線が増えました。

途中で束ね置かれてあるのをみると、なんでやねんと思ってしまう。

たぶん日本国中、電柱だらけなんでしょうが、ここ守口は道幅が狭いこともあり余計に空を覆っている感があります。

28年前初めて守口に来たときは驚きましたよ。
いろんな面で数十年タイムスリップしたような気がしました。

まず、道がまっすぐ十字に交わっていない。
農道や用水路が道路へと変化していったため、車が双方向で通れる幅がないので一方通行がやたらと多い。

にもかかわらず、各家々のまえには植木鉢が所狭しと並んでいたりする。
電信柱も多すぎるし。
おかげで、それらを避けるため運転技術はずいぶんあがりましたけど。

 
だんじりで町を練り歩いていても、電線だらけのショットばかりでちょっとウンザリ。

 
だんじりの屋根に乗った人は電線くぐらないといけないところもありました。
ということは背の高い消防車は入れないね。

大地震などあったらあちこちで電柱倒れるんだろうなぁ~


大阪城築城以来、京から大阪への交通の要所守る入り口、それが守口です。

大阪城から見て丑寅、鬼門の方角にあたるし、
淀川が氾濫することも多かったようで、昔はそれほど住宅地に適した場所ではなかったようです。

ところが淀川も整備され、沼や池なども住宅地へと変わっていきました。
戦後戦地から引き上げてきた人たちに仕事をということで、道路作りなど町のインフラはものすごくええ加減な工事が行われたと聞いています。

松下やサンヨーが本社を置いても、この地に暮らすのは工場で働くブルーカラー、(懐かしい言葉です、今でも通用するのかしら?)
会社のホワイトカラーは遠くから通勤されているのもみても頷けます。

ロンドンやパリ、NYなどは電線地中化100%なんだそうですね。
日本も新しく道路やハコモノばっかり作ってないで、すでに出来上がった街のインフラ整備も進めて欲しいです。

ビジューファンタジー☆コスチュームジュエリー

2008-07-09 | シチの目
暑くなって素肌を出す部分が増えたこともあり、
シャネルやエルメスなどフランス製ビジュー(アクセサリー)は
出品してもすぐに売れてしまいます。

金や銀、プラチナなど貴金属を使ったものは少ないし、
ダイヤはじめ色石ももたいていがラインストーン。
パールだってフェイクですし、七宝焼きもよく用いられます。
アートの世界です。

貴金属と宝石で作られた「ファインジュエリー」に対し、
それ以外の素材で作られたジュエリーを「コスチュームジュエリー」

素材の価値にとらわれないで、デザインを重視したより自由なアクセサリーのことです。

元来、舞台衣装で見栄えがするようにコスチューム自体にスパンコールやガラス石をつけたもののことでした。

1920年に、フランスではファインジュエリーに重い税がかけられ、その対策もあり、あえてデザイナーが高価な石を使わずに自由にデザインをするようになりました。

宝飾品の全てを知り尽くした貴族や宝飾デザイナーに、
芸術家も加わって出来上がったビジューファンタジーは次々ヒットし、
女性の宝石に対する概念まで変えてしまいました。

その先駆者の一人がCOCO CHANELであることは有名です。

1927年にココ・シャネルが明らかにフェイクとわかる大きな真珠やガラスを使ったコスチュームジュエリーを発表。
彼女にとって、ジュエリーとは使われる素材に価値があるかどうかよりも、身に着けた人のファッションにあうかどうかということのほうがはるかに重要でした。

フェイクをたっぷりと大胆に。
これがココが築いたビジュースタイルです。

今やっと日本もその入り口にきたかの感があります。
コスチュームジュエリーが贋物、フェイク、代用品ではないという意識改革、これが着実に進んでいます。

20世紀始めにヨーロッパで誕生したビジューファンタジーが、
今日本でいわれるコスチュームジュエリーです。