守口市第4中学校中庭にあるベンチです。
少し前、この1週間以内ですが、
TVチャンネルを次々変えている時に、絢香が音楽の先生と中学時代の思い出話をしていました。
そのベンチがこれ。
昨日今日と、連日に渡り保護司がらみで第4中を訪れたので撮影してきました。
絢香 って素敵でしょう。
彼女はうちの娘より4歳ほど下なので、直接は知りません。
でもあんな立派な歌手が守口市出身ってことだけでうれしい。
ちなみに世界のナベアツは少年期を守口で過ごしたようです。
お笑い芸人さんで守口市出身なら有名人たくさんいますよ~
池のめだか、中川家、ますだおかだの増田、太平サブロー、・・・
で、何しに4中へ行ったかというと、
昨日は薬物乱用防止教室を保護司会とロータリークラブがサポートしているためでした。
体育館にはクーラーついてません。
全校生徒351名と先生方とサポート隊で400人弱。
6時間目の昼下がり、一番暑い時間に暗幕閉めてまずビデオを見ました。
「YES TO LIFE 薬物乱用はダメ。ゼッタイ」25分間。
やっと暗幕と窓を開けてもらえて、薬物防止指導員でもある保護司のお話。
みな結構熱心に話を聞いていました。
最後のまとめとして、校長先生が話されました。「君たち中学生は日々学ぶことが次々とあります。
すぐに忘れてしまうことやら、忘れたほうがいいことやら、
しかし、今日学習したことは生涯忘れてはいけないことを肝に銘じてください」
右から左に受け流すのが今の風潮です。
今の時代、情報はあふれかえっています。
しかし覚せい剤はじめ薬物は身の破滅に繋がることを決して忘れてはいけない。
ちょっとした好奇心や、1回ぐらいならが命取りです。
私は保護司を拝命して12年になりますが、その間に4人の覚せい剤事犯の担当をしました。
初犯の頃は、本人はもとより親兄弟、皆更生に一生懸命です。
しかしながら薬物は常習につながりやすい。
広義の薬物である煙草、お酒、向精神薬もやめるのはむつかしい。
いつかまた再犯につながり、検挙が回数を重ねるごとに、親も年をとり、兄弟は自分の家族があり、身元引受人になってもらえなくなります。
結局刑期満了まで刑務所で過ごし出所しても、そう易々と仕事が見つかるものでもありません。
住むところ食べることにも事欠きます。
するとまた覚せい剤に手を出してしまうのが常です。
最後は悲惨です。