地車で太鼓を担当されたおじさんはなんと76歳!
2日間にわたり狭い空間でちょっと腰が痛いとは言われてましたが、全く疲れを感じさせない。
子供の頃から他の神社で太鼓たたいていて、何が得意って太鼓に及ぶものがないほど、太鼓たたくのが大好きなんだそうです。
その横で「コンコンチキチン」とカネをたたくのは小学校6年生。
彼もまた小さい頃から他の神社で祭りに親しんできて、引っ越してこの地にやってきたそうだ。
幼い頃からの祭りの音感が備わっていて、リズムを惑わされることがない。
この子は祭りのいなせな格好が大好きみたい。
昨日はすぐに半被を脱いで上半身見せるので、今日は中にタンクトップ着せられていました。
中高校生ともなると、獅子講にはまっている少年もいるようです。
巡行中ずっと地車の綱の先で獅子頭を持って動かしていました。
地車の上に立つ人もまた昔から祭り大好き。
途中休憩の間も降りることなく、人より高い日陰のないところで数時間を過ごします。
普段からトレーニングで体を鍛え、歩きこんでいるそうです。
とてもすべてを紹介しきれない。
世の中にはいろんな人いるなぁとあらためて感心しました。
日本各地にはたくさんの祭りがあり、それを楽しみにし熱く受け継ぐ人々がいます。
文化人類学的にも興味深い二日間でした。