我が家の後から来た猫モグちゃんの近影です。
縄文時代の貝塚から猫の骨が出土しているらしい。
ブログ「
猫目堂」にどの貝塚か列記されています。
東京国立博物館収蔵に
猫土偶もあるようです。
ヤマネコか家猫、ペットとして飼われていたのかどうかわかりませんが、猫の土偶があるということは、縄文のころから日本に猫がいたということ?
猫の歴史は9500年前から確認できるそうです。
キプロス島のシロウロカンボス遺跡で、人類が猫をペットとして手なずけていたことを示唆している化石が発見されています。
埋葬状態から、猫が何らかの宗教的重要性を持った存在であった可能性も推測できるとか。
この猫は現代の猫よりも身体の大きいリビアヤマネコの種類に似ているものの、キプロスには元々は猫がいなかったため、おそらく人間の手によって運ばれてきた可能性が高いようです。
これは以前エジプトを旅したときに、お土産で買ってきた黒猫の置物です。
古代エジプトでは、猫は聖獣として崇拝され猫の国外持ち出しは厳禁でした。
これに目をつけたのがフェニキアの商人。
猫の最初の役割は船の積み荷をネズミから守ることでした。
その有用性と愛らしさと希少性で、猫自体も高い商品となる!
猫を密輸して、小アジアを経てヨーロッパへと持込まれる事に。
紀元前の地中海文明の栄えたクレタ島からギリシャへと、
さらにBC300年頃にインド、BC200年頃に中国にまで広がったようです。
通説では、日本に中国から猫がもたらされたのはもっとずっと後、仏教伝来した奈良時代。
経典などをネズミの害から守るために中国から輸入されたと伝わっています。
でもすでに縄文時代遺跡から猫が見つかっているんですよね。