保護観察の一つに環境調整というのがあり、獄中にいる人が世間に戻るときに備え受け入れ態勢を調整します。
3年前から担当している刑期11年の人がいます。
定期的に家族と面会したりするのが主な仕事ですが、時には刑務所へ本人に会いに行くこともあります。
その担当者は筆まめなんで、時々手紙をくれます。
ということは返事も出さないといけません。
年末に手紙をもらい、とりあえず年賀状をだしました。
すでに1月も終わるのでぼちぼち返事書かないとね。
たぶん塀の外から届く手紙は検閲されるであろうし、
罪の意識に悩む人への手紙の内容や言葉遣いはとても気を使います。
手紙は残るからあとあと読みなおすこともあるでしょう。
慎重に書かざるを得ないのでついつい後伸ばしになってしまいます。
まだ面談のほうが空気をよんで話せるから楽です。
いっそのこと面会に行ってこようかなぁ~