十和田湖は湖ですが実は火山です。
火砕流の噴出にともなって生じた陥没カルデラです。
十和田湖遊覧は3年前に続き2回目だったので、
今回は御倉半島先の、御門石をよく見ようとずっと外のデッキにいました。
「十和田湖の巨大水中ピラミッド失われた東北超古代文明の遺産か」
十和田高原付近に点在するピラミッドの一つではないかと取り上げられました。
このトンデモ情報を実地検分してみたかったのです。
遊覧船でも案内されることはないので、どれかわからない。
湖面右手にほんの少しだけ尖がった先が写っているのがそれだろうか。
雲間からもれる光が後光のようにさして神秘的でした。
御門石(ごもんせき、ごもんのいし)は、
中湖カルデラを作った中央火口丘群の一つの溶岩円頂丘の突端部と考えられているそうです。
近辺は座礁の危険が大きく、あまり近づけないそうです。
十和田湖は大きく分けて三度の噴火活動があったそうです。
約千年前の噴火活動で、もともとあった御倉半島に御倉山が形成され、同じ時期に御門石も形成されたとのこと。
この噴火は,過去2000年間に日本で起こった噴火のなかで最大規模だそうだ。
三内丸山遺跡、今回も行けなかったし、まだ行ったことないです。
縄文人のテクノロジーとインテリジェンス。
巨大噴火も東北の古代文明を衰退へ導いた理由の一つかもしれません。
陽が当たった十和田湖の周りは紅葉が見事でした。