秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

おちゃめなガイド

2010-02-14 | 旅・チュニジア
確かムリーさんてお名前だったと思います。
一見エルサレムのユダヤ教徒的ですが、冗談の好きなガイドさんでした。

基本的に古代ローマ遺跡の建築物はすごいんだけれど、廃墟だし壊れてるしで、私はあまり感動するということはない。
ただし水の扱い方、遠くから上水を引いてくる水道橋とか、入浴施設とか、下水処理とかは感心させられます。
ドゥッガのローマ・ビザンチン複合遺跡、水洗の公衆トイレです。
下に水が流れているんだそうです。
   

以前トルコ・エフェソス遺跡でも同じような公衆トイレ見学しました。
ゆりちゃん、懐かしいでしょう。
あの時も驚愕したものでした。
   

ローマから時代は進み、その後の中世ヨーロッパのトイレって最悪だったんですよね。
桶にためた排泄物を2階から捨てた時に、下を歩く人の頭にかからないよう帽子が考案されたとか。
お風呂もめったに入らないから香水が発達したとか。

中国江南地方を旅したときのガイドさんは上海生まれの40代男性でした。
その方は子供の頃、桶に溜まった排泄物を捨てに行くのが毎朝の仕事だったと話されてました。

   
カルタゴ・ビュルサの丘にはローマ時代の多くの彫像も立っていますが、頭部がない。
皇帝が変わるたびに頭だけ付け替えていたそうです。

今回のツアーは男性わずか5名という珍しい構成比率でなんと一行40名!
人数が多いと、ついつい説明も適当にはしょって聞いてたりするし、
尋ねたいことがあってもそれっきりになったりする。

   
カルタゴ博物館の門をくぐって建物を撮影したショットです。

遠すぎてわかりにくいですが、柱前にボーリングの玉より少し大きい丸い石が積み上げられています。
何だろうと気になったけど聞くチャンスがなかったし、拡大画像もありません。

今回ネットでいろいろ調べていてわかりました!
カルタゴを徹底的に破壊したローマの投石機で放たれた石の球だったのでした。

チュニジアン・ブルー

2010-02-14 | 旅・チュニジア
チュニジアの地中海沿岸部は13000kmにおよび、一年を通して明るい太陽と青い海と空に恵まれているからか、ブルーがあふれています。
観光地として景観保全義務以上の、青への憧憬がすごいなぁとカメラにおさめてきました。

チュニス湾を見下ろす高台にあるシディブサイドは、チュニジアで一番美しい街と有名な観光地です。
白壁と青い建具の組み合わせが空の青とマッチしてきれいでした。
  

観光客にも人気のカフェ、文人達(誰か忘れた)が集った場所だとか。
   

窓柵の形は妊婦のお腹というそうです。
   

   
あちこちの旧市街メディナを歩いたので、どこがどれだったかどんどん忘れていってますが、たぶん7世紀からのアラブ都市遺跡ケロアン?
   

扉の取っ手にファティマの手があしらわれていて、いろんな形が見られました。
ムハンマドの娘ファティマの手を表した護符で、キーホルダなどとしても土産物になっています。
   


ショット・エリ・ジェリドという塩湖、大塩湖を横切る道路道看板の字もブルーです。
   

トイレを借りたら、だいたいどこでもチップは0.5ディナール(35円程度)
ほとんど洋式水洗でしたが、ここは塩湖のど真ん中なので、使用後現地のお兄ちゃんがバケツで水を流してくれました。
   


街から街へバス移動する途中のトイレ休憩は、カフェ&レストランで
   

まるでコーラの宣伝のような旗は、現大統領であちこちで見られました。
   


内陸部へ追われた原住民ベルベル人たちは、穴を掘って暮らしたというマトマタ穴居住宅
入口には魚の絵とファティマの手がやはりブルーのペンキで描かれています。