羽曳野市誉田3丁目にある誉田(こんだ)八幡宮より
羽曳野市野々上5丁目の野中寺(やちゅうじ)まで
地図上でみたら2kmほどの距離を、時間にして30分以上歩いた。
見知らぬ道を雨の中歩くことは心身ともにダメージ与えます。
折りたたみの傘だったので濡れる部分も多くて、
なぜか左膝裏まで痛くなってきて … 。
府道31号線堺羽曳野線の広い車道を歩いていると、
だんだん不安になってきて、気持ちもめげる。
ひょっとして見過ごして通り過ぎたのではと思うほど。
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10時20分頃道明寺駅で電車降りてから、ずっと歩いてるか立ちっぱなしで見学していた。
中降りの雨が途切れることなく、どこかで腰を下ろす場所がなかったのだった。
野中寺朱赤の赤い山門にたどり着いたのは正午頃になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/37/1de6c135dd7f3883d5239131b45574d6.jpg)
門の左側前に「大界外相」と彫られた石碑は、律宗の結界の標石です。
門をくぐるとひろびろと壮大な境内が広がっていて正面本堂が遠い!
参道の左手に塔跡、右手に金堂跡の礎石が残ってますが、
もうそれをみるエネルギーが残ってなかった。
今回みのがしたものをまた見にいこうと思わせる寺院です。
このときは、早く中に入って弥勒半跏思惟像を拝ませてもらいたい。
そしたら座れる…しか頭になかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2a/d05679cb7465feb62b238487f0a11eee.jpg)
本堂左手にヒチンジョ池西古墳の石棺が置いてあり、突き当たりに地蔵堂。
さらに左に行くと野中寺墓地があり無縁塚や、歌舞伎や浄瑠璃で知られる「お染久松の墓」があるようですが、この日はパス。
本道裏を右手に行くと野中寺の僧坊があります。
かつて律宗本山野中寺道場と称していたときの時の遺構です。
幾多の僧が修行に励んだ比丘寮の正面に山茶花の木(最初の画像)
弱りだしだしたので土を入れ替えて治療中と書かれてありました。
それにしてもすごいパワーのある木です。
樹齢400年以上のさざん花
枝と枝が絡み合う珍しい山茶花で大阪府の天然記念物に指定されています。
この前栽の前で腰を下ろして、
途中で購入した桜餅を手にして、撮影する間ももどかしくあっという間に胃におさまりました。
さざん花が盛んなときは↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2f/eec012fad42df0c5bb2d422c073b47bc.jpg)
2010年12月にここを訪れた方のブログより画像拝借しました。
続く