秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
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閉業のお知らせ

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桜開花情報☆まだ間に合うマイ桜登録

2012-04-01 | 世情雑感
今年の桜はまだかなと桜情報は気になるものです。
ウェザーニュースのさくら情報は、各地のリポーターから届く近所の桜の情報がわかります。
4月1日午前9時現在、マイ桜登録は14350本でしたが、
9:12には14352本と2本増えてました。

日本人ってなぜこんなに桜が気になるのでしょうね。
道明寺の梅を見て、次は桜だと今年は吉野千本桜を見に行く予定です。



昨年は東日本大震災のあまりにも甚大な被害で、花見自粛のムードもありました。
今年の花見は、皆さんどちらにおでかけですか。
桜の下でお弁当を広げたり、にぎやかな宴会が催されたり、…
楽しみですね。


万葉集では、桜を詠んだ歌42首、梅は118首と、万葉の時代は花といえば梅だったそうです。
京都御所の紫宸殿前庭の左近の桜、
最初は梅が植わってたのが、平安時代9世紀中ごろ桜に。

10世紀初めの古今集では、桜の歌の方が多くなったようです。

この桜、中国からもたらされた梅と異なり、日本古来種だと書かれてありました。

そんな折、「桜の来た道」たどる旅のTV番組が放映されました。
先週の話で、私は見逃してしまったのでネットで情報得ました。


上野樹里が行く桜前線5400キロの旅 TV大阪系列

桜の祖先はヒマラヤ地方に咲くヒマラヤザクラ

12月初めに訪れた時はすでに葉もまじり、晩秋に満開となるようです。


12月中旬には、中国は雲南省に桜が咲きます。



日本のお米ジャポニカ米のルーツは雲南省だそうです。
納豆やこんにゃくなど日本古来のような食べ物が雲南省にもあります。
雲南省が先で日本に来たのでしょう。

長江文明がもたらされ、稲作とともに桜も来たのでしょうか。

花見は豊作を願う農耕行事の一つだったようです。

春は、山から神様がきて田の神になり、農耕が順調にいくように見守ってくれる季節とされていました。
山遊びは、その山の神を迎えにいくための風習が形を変えたもの。
山へ入って飲んだり食べたりするのは、神と人が一緒に食事をする直会(なおらい)という儀式でした。

また、お花見といえば桜ですが、「サクラ」は農耕の神、田神(サガミ)がいらっしゃる場所「」(クラ)を表しています。
桜は里に下りてきた神様の居場所を示すものとされました。

人々は桜の咲き具合を見て、その年の作柄の豊凶を占ったり、花の下でお酒や食べものを供して豊作祈願をしたりしました。

一方、平安時代に遣唐使が廃止され、国風文化の形成とともに、古くから日本に植わってた桜への関心が高まりました。

812年、嵯峨天皇が神泉苑にて花宴(はなうたげ)を催します。
これが公式に行われた最も古い花見だとされます。

京都御所紫宸殿の左近の桜が植えられたのもこの時代です。

こうして桜は日本の季節感や美意識を象徴する花となりました。

ウェザーニュースのさくら情報確認にいったら、
9:44現在、マイ桜登録は14367本になってました。