13日の金曜日午前8時7分、うす雲がかかった晴れ。
どうやら午前7:39 北朝鮮が銀河3号を発射したようですね。
春に3日の晴れなし…
昨日は花見日和の上天気で、その前日は朝から雨でした。
仕事を持つものが平日休んで出かける予定を立てたら、雨天決行するしかないもんね。
大阪天王寺にある近鉄阿倍野駅で8時40分待ち合わせ。
拝観券つきの割引切符を購入して、8:50発の吉野行き急行に乗りました。
特急は指定席なので500円余計にかかります。
吉野までの所要時間が1時間20分と急行より10分ほど短くなる。
橿原神宮駅過ぎると単線となるらしく、特急といえども前が詰まれば抜かすことができない。
だから混んでなければ急行で500円節約できます。
吉野駅到着は午前10時20分過ぎていた。
駅前売店で柿の葉寿司を購入、数分歩いて吉野ケーブル千本口駅へ。
ケーブルと称しても運営しているのはロープウェイ、なんと手動式!
1929年(昭和4年)3月12日開業の現存する日本最古のロープウェイだそうです。
山上の吉野山駅まで約3分。
片道350円、往復で切符買えば700円が600円になります。
このときは帰路歩くつもりで片道券を購入。
ロープウェーを降りて5分も歩かないうちに黒門。
説明板に高麗門と書かれてあったような。
金峯山寺の総門で、昔は公家・大名でも、この門からは馬やかごから降りて
槍を伏せて歩いたと伝わっています。
ここから吉野の歴史のロマンを感じるトリップが始まります。
日本三鳥居のひとつ「銅の鳥居」
聖武天皇が奈良の大仏の余銅で作られたという伝説があります。
本来の名称は「発心門」といい金峯山寺の四門の第一門。
高さ7.5mということは、7.3mほどの蔵王権現とほぼ同じ高さです。
金峯山寺仁王門に着いたのは10:50頃
金峯山寺でのあれこれは昨日エントリーした記事でご覧下さい。
ラピスラズリの青黒色が迫力の蔵王権現
吉野の金峯山寺★百聞は一見にしかず
正午過ぎて、まだまだ金峯山寺の神事は続いていたけれど出発することにしました。
仁王門は吉野駅から来た人に正面をみせて、
こちらの蔵王堂の石碑が建っている階段は、熊野から奥駈道を来た人に正面となります。
仁王門と蔵王堂は背中合わせに建っているのです。
馬の背のような吉野山には、役行者を開祖とする修験道のお寺や南朝ゆかりの遺跡が建ち並びます。
吉水神社
後醍醐天皇の行宮であったことから『南朝皇居』
境内の右手に「一目千本」見わたしのいとよき所があり、中千本上千本一帯が展望できます。
ここからスマホで撮影した画像をブログに送信しました。
太閤秀吉がこの場で花見をして、
「絶景じゃ!絶景じゃ!」まるで子どものようにはしやがれた場所 だそうです。
雨降ってても、ツアー客もキャンセルとならず大勢おこしでした。
土産物屋なども軒を並べ賑わっていましたが、そこはスルー
井光山善福寺
たいがいの観光マップには書かれてありませんが、井光山が気になったので立寄りました。
「本堂北側の谷間に井光井戸といわれる小さな井戸跡があります。
これは記紀に見える神武天皇御東征の際、天皇をお迎えした吉野首(おびと)の祖井光(井氷鹿)いひかりが出現した跡と伝えられています。
猪が土を掘り起こし井戸跡はもう分からなくなっていて、現在は立ち入れないと言われました。
大峯山護持院のひとつ「竹林院」
大和三庭園に数えられる群芳園は千利休が作庭し細川幽斎が改修したもの
入場料が300円ぐらいしたので、これを節約し、宿となっている建物で無料でトイレを借りた。
この節約したコインがあだとなり、想定外の奥駈へと進んでしまったのだった。
… 続く