1ヶ月ほど前の朝のニュース報道番組で、80歳の絵本作家さんが写ってた。
現在はオーストラリア在住で、広島のある学校で講演して絵を描いているシーンだった。
ヒロシマを題材にしたその絵本のことも紹介されていた。
感極まる内容だったので、かすかな記憶を頼りに調べてみたら見つかりました。
「みんな ひとりぼっちで死んでいった
人間が人間を焼き殺す ふたつの太陽は もう要らない」
著者本人の体験による戦争の恐ろしさをやさしい英文で描いた絵本
『MY HIROSHIMA』
森本順子さんのプロフィール
1932年広島生まれ
1945年8月6日、13歳の時に広島市内の自宅で被爆
京都市立芸術大学西洋画科卒
大阪にて中学校の美術教師、画家として活動
1982年に渡豪、絵本画家として今も活躍中
現在シドニー市内在住
1984年より4年連続で「children’s book council of Australia」を受賞
絵本作家・森本順子さんを紹介されたブログ→
こちら
1987年に出版されたこの絵本「私のヒロシマ」後、大きな反響があり、
現在、オーストラリアの殆どの小・中学校には「私のヒロシマ」が蔵書されている、ということも書かれてあります。
順子さんの母校である広島女学院中・高校では、
2004年からこの絵本が英語教材として使われるているようです。