秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

オメガ 天文台と星座

2009-01-09 | ブランド
オメガは1848年創業。
1900年代初頭に、究極の時計という自負からギリシア語の最終文字「Ω=オメガ」に変更されました。
アポロ計画での公式時計採用をはじめとして、深海探査でも耐水圧記録の樹立、
オリンピックやアメリカズカップの公式時計の採用など、様々な分野で貢献を続けています。

コンステレーションは多くのセレブに愛用される腕時計の代名詞にもなっています。
高級感あふれる気品あるデザインで、宝飾製に比重をおくラインなのも人気の秘密。

オメガの数多くのシリーズの中でもひときわ恒久的「星」の輝きを放つのはわけがあります。

コンステレーションの誕生は1952年。
本来は精度の高さを強調し開発された時計で、コンステレーションは「星座」のこと。
6時位置の「星」、裏蓋上の「天文台と星座」マークが同シリーズの象徴です。

各メーカーの枠を越えて時計の精度を競う天文台クロノメーターコンクールにて、幾度となく優秀な成績をおさめてきました。
クオーツ登場以前は「精度」こそが絶対的な品質との理念を持った同社を代表する最高級モデルでした。

画像のアンティークコンステレーション薄型自動巻きメンズ腕時計
自動巻きなのに手巻きのように薄いケースは、1960年代のもののなかでは高級品だったようです。
ベルト、ガラス交換、ケース金張り新品仕上げ/OH済み。
 →  こちらから

主張しすぎない上品な時計、厚み8mmで背広の袖口をいためません。
インテリジェンスを感じさせる時計です。

デジタルを超えたアナログの怖さ

2009-01-08 | 日々是好日
平日のみ観賞できるただ券もらったので、昨夜ワールド・オブ・ライズを観てきました。

もともとラッセル・クロウ好きだからこの映画を選びましたが大正解でした。
ディカプリオも年を重ねてよくなりましたねぇ~。

午後7時開演なので、仕事帰りのビジネスマンやOLさんたちも結構一人で見に来られてました。
たいていの方は始まる前におにぎりやパンなどで腹ごしらえされてましたが、始まるとテンポも速く、会場中皆息をこらして凝視しているのがよくわかりました。

昔からスパイ映画などサスペンスミステリーが大好きでした。
CIA対KGB、あるいはベトコンとの戦いなどなど。
いまやテロとの戦いに場は変わりましたし、最新の情報機器のすごさにも驚かされます。

イスラムのテロリストたちは、工学や物理学などを学んだエリートも多いです。
彼らが最新のデジタルを知りながら、アナログで情報伝達する凄さ。
イスラムの宗教的違いも輪をかけて怖かった。
今まさに中東で起こっている戦いがリアルなタッチで描かれていて、2時間あまりの上映時間があっという間でした。
現実に近いフィクション、虚構の映画といえども実際ありえそう。

かつてエジプトやモロッコで、イスラムのコーランが朗々と街中に流れるのを聞いて、いいなぁと思っていたのはほんのうわべしかみてなかったのね。

旅行者としてならそんな深部までかかわることがないから大丈夫だろうけれど、
シリア・ヨルダンの旅に憧れていたのに腰が引けてしまいました。

⑰犬の起源

2009-01-08 | 縄文 JOMON
縄文時代の、犬の土偶もいくつか出土しています。
土偶が生活や、精霊信仰をかたどった物が多い事実から見ても、縄文人が犬と共に暮らしていたことの証でしょう。
墓穴を作って埋められていた犬の骨も発見されています。

日本犬には、北海道犬・甲斐犬・秋田犬・土佐犬・柴犬・三河犬・紀州犬・琉球犬がいます。

日本犬の分布をみると、
北海道、本州東部の一部および沖縄地方に東南アジア系の犬が分布し、
本州の大部分に北東アジア系の犬が分布しているそうです。

血球ヘモグロビンにはA型・B型・AB型の三タイプあり、
このヘモグロビンを造るDNAを調べると、琉球犬と北海道犬にはA型のDNAがほとんど見つからない。
血球ガングリオシドモノキシナーゼGをコードするDNAは樺太犬には存在するが、すぐ隣の北海道犬には存在しない。

秋田犬や紀州犬などは、北東アジアの犬群に属する朝鮮系の遺伝子を持つこと、
柴犬においては、朝鮮系遺伝子の頻度が山陰系柴犬→美濃柴犬→信州柴犬の順に低くなること、
北海道犬、甲斐犬、琉球犬は東南アジア系の犬と共通の遺伝子を持つこと。

種々の標識遺伝子を使って日本犬の系統を調べた結果で、
これらの事実は日本人の形態や遺伝子頻度の分布にきわめてよく一致するらしい。

つまり南の琉球犬と、北の北海道犬は南方からやってきた縄文人に連れられてきた犬の子孫であるのに対して
ほかの日本犬のルーツは大陸からやってきた弥生人が連れてきた犬と考えられるそうです。

犬にも縄文犬と弥生犬がいるのですね。

⑯猫の起源

2009-01-07 | 縄文 JOMON
我が家の後から来た猫モグちゃんの近影です。

縄文時代の貝塚から猫の骨が出土しているらしい。
ブログ「猫目堂」にどの貝塚か列記されています。

東京国立博物館収蔵に猫土偶もあるようです。
ヤマネコか家猫、ペットとして飼われていたのかどうかわかりませんが、猫の土偶があるということは、縄文のころから日本に猫がいたということ?


猫の歴史は9500年前から確認できるそうです。
キプロス島のシロウロカンボス遺跡で、人類が猫をペットとして手なずけていたことを示唆している化石が発見されています。
埋葬状態から、猫が何らかの宗教的重要性を持った存在であった可能性も推測できるとか。

この猫は現代の猫よりも身体の大きいリビアヤマネコの種類に似ているものの、キプロスには元々は猫がいなかったため、おそらく人間の手によって運ばれてきた可能性が高いようです。

 
これは以前エジプトを旅したときに、お土産で買ってきた黒猫の置物です。

古代エジプトでは、猫は聖獣として崇拝され猫の国外持ち出しは厳禁でした。
これに目をつけたのがフェニキアの商人。

猫の最初の役割は船の積み荷をネズミから守ることでした。
その有用性と愛らしさと希少性で、猫自体も高い商品となる!
猫を密輸して、小アジアを経てヨーロッパへと持込まれる事に。

紀元前の地中海文明の栄えたクレタ島からギリシャへと、
さらにBC300年頃にインド、BC200年頃に中国にまで広がったようです。

通説では、日本に中国から猫がもたらされたのはもっとずっと後、仏教伝来した奈良時代。
経典などをネズミの害から守るために中国から輸入されたと伝わっています。

でもすでに縄文時代遺跡から猫が見つかっているんですよね。

ウェッジウッドの破綻

2009-01-06 | ブランド
このブログを始めて間もない頃、2005/5/8 ウェッジウッドの悲哀 
「アイルランドにある工場のひとつを閉鎖し、1800人を削除するとのAP通信を見た」と書きました。
その際に使った画像です。

あれから早4年近くの年月が流れ、今朝のニュースで
「高級陶磁器ウェッジウッド、株取引一時停止、事実上経営破綻」を知りました。

創業250年の陶磁器メーカーWedgwood 
英王室御用達で世界的に知られたブランドですから、日本にもファンが多い。

当店のネットオークションで、高級陶磁器の中ではウェッジウッドが一番多いと思います。
それぐらい多く出回っており、購入者も多いということ。
ブランドバッグではルイ・ヴィトンみたいな感覚で普段使いにご利用の方が多いのでしょう。

リーマンショックを引き金に、これから他のジャンルのブランドも淘汰されていくのでしょうか?
ブランド理念というかポリシーというか、経営姿勢も問われる2009年がスタートしましたね。

ホタテとキノコの和風ペペロンチーニ

2009-01-05 | ケータイ・スマホから
夕食に電子レンジ、チ~ン!だけでは侘しすぎるので、ホタテとキノコをプラスしてみました。
ホタテの生食用をオリーブオイルで両面をさっと焼き、冷蔵庫に残っているキノコも炒めて、いつもどおりにんにく醤油で味付け。
冷凍のスパゲッティ・ペペロンチーニがレンジ加熱に5分ほどかかるので、その間にできます。
青みが欲しかったので、しおれかけのイタリアンパセリを加えてみたのは失敗だったけど。
ボリュームでて美味しくいただけました。

今年のお題は「生」

2009-01-04 | 世情雑感
やっとつわりもおさまり切迫流産の危険も脱し、安定期に入ってホッとしています。
去年暮れは大変でした。
勘違いされることはないでしょうが、娘です、念のため。

なぜかまわりに今年出産という人がすでに5人。
重なるなぁ~と思ってたら、
なんと今年の歌会始のお題は「生」

皇居の宮中祭祀を担当する掌典職などが、先々の世相を読んで決められるようです。

生から連想されることば「誕生」「生活」「生命」・・・
株式市場では例年、翌年のお題をその1年間のテーマとして意識する傾向が見られるそうです。

ちなみに去年は「火」でした。
確かにリーマンショック以来、火の車となりました。

このお題について、いやさかの木さんのブログ
神々が動いている・・・」では、去年1月にすでに予想されていました。
「株価暴落で火の車にならなきゃいいけど」って。

今年の予想は → こちらから

いやさかの木さんの感性が鋭くて、興味深く読ませていただいています。

牛王加持@総持寺

2009-01-03 | 西国33箇所
茨木市の総持寺で「牛王加持」っていうのを受けてきました。

総持寺は西国33箇所の一つなので、
納経帳にハンコ押してもらうためにその場所を探していたら、ウォ~って声が聞こえます。

人垣を越えて見ると、何か面白うそうなことをしてました。
ちょうど丑年だし、500円だったので早速並びました。
総持寺の印を名刺大の大きさの厚手紙に押してから、そのハンコをおでこにかざし吼えて下さいます。
低い凄みのある声のモォ~がウォ~に聞こえてたようです。

開運厄除けの牛王加持は財布に入れて1年間お持ち下さいとのことでした。

 


このブログ始める前なので、すでに5,6年前の話ですが、
四国お遍路88ヶ所を2年間かけてまわりました。
お寺それぞれいろんな加持祈祷あるようですが、こんな牛王加持は初体験です。
また検索ワードが追加しました。

帰路モノレールより見た夕陽のショット2枚
 
右手で光って見える建物は摂津のシオノギ工場

 
鳥飼大橋越しに淀川下流をのぞむ

謹賀新年・おせち2009年

2009-01-02 | 日々是好日
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年お正月は実家に帰りおせちをいただきます。
ここ10年は、妹が毎年趣向を変えて作ってくれています。

子供たちはお正月の祝いものが好きではないので、少しでも口にするよう、お重ではなく一人づつ盛ってくれます。

今年の新作は24時間サラダ。
 
あの鳩山家のパーティで一番最初になくなるメニューらしい。
ちぎったレタスの上に、炒めたベーコンや刻んだセロリやスライスたまねぎ、クレソン、その上にゆで卵スライスとクリーム入りマヨネーズで蓋をする。
24時間寝かせて食べる寸前にあえる。

次は大学2回の甥っ子が作った中華風おつくり。
 
から揚げした春雨とアサツキを芯にしてマグロやタイの薄切りが巻かれています。
中華風ソースをかけていただきました。


おせちといえば、いつのまにか家で作るより、デパートでセットを買う方が増えられたのか年末のデパ地下は満員盛況です。
この不況で、外食よりは家で高価な食材やお酒を求める方が激増しているそうです。

ところでこのおせち(御節)が重箱に詰めた正月料理を指すようになったのは第二次世界大戦後らしい。

朝廷の節会(せちえ)の席で振舞われる御馳走を御節供(おせちく)
節日に行われる宴は元日節会(がんじつのせちえ)
1月7日に白馬節会(あおうまのせちえ)
3月3日に上巳祓(じょうしのはらえ)
5月5日に端午節会(たんごのせちえ)・・・毎月続きます。

この節日に神に供えたり、お客さまに出された「御節供」が、「おせち」と略され、主に正月料理を意味するように。
ひな祭りと端午の節句は、「お節句」へとなっていったらしいです。

一方庶民の間では、お正月料理を「蓬莢」(ほうらい)「食積」(くいつみ)と呼んでいた。
戦後デパートで「おせち」という名前で正月料理を売り出したのは、高級感をねらった戦略だったのかも。

ではその蓬莱とはどんなものだったのか?
年末に南天苑で泊ったときは「蓬莱の間」でした。
蓬莱って、あの徐福伝説に出てくる蓬莱???

「蓬莢」(ほうらい)で検索すると、505の豚マンがたくさんでてきますが、元を正せば関西方面で新年の祝儀に使っていた飾り物の1つ、との事。

 
これはお正月の蓬莱飾りですって。

さかのぼると歴史は古く、平安時代から祝儀の席や宴会での飾り付けに使われていたようです。
室町時代になると、「蓬莢」は主にお正月の飾りとされるようになり、飾りとしてだけでなく、実際にお客さまへ出して食べていたらしい。

三方の盤の上に白米を盛り、熨斗鮑(のしあわび)、搗ち栗(かちぐり)、昆布、野老(ところ)、馬尾藻(ほんだわら)、橙(だいだい)、海老などを盛って飾ったもの。
貯蔵品が主で、家によって様々なものを飾っています。

戦後の大阪南部にはもうこうした風習はなかった。
簡易化して鏡餅になったのかしら?
皆様のご家庭ではどうでしょう?