<月曜はお勧めなおはなし>
秩父多摩甲斐国立公園の御岳(みたけ)山へ初めて行って来ました!
御岳山は、古くから山岳信仰の霊山として紀元前90年創建の武蔵御嶽神社があり、また神社周辺には、茅葺屋根の宿坊として利用されていた家々が並び、現在は観光客も旅館として利用できます。
初めて行ったので、色々と失敗!?もありましたが、楽しく、無事に親子3人で、山頂の武蔵御嶽神社まで登山できました!
最寄り駅は、JR青梅線の御嶽(みたけ)駅となります。ホリデー快速も停まりますので便利ですね。電車好きの息子も大喜びです。
山頂の武蔵御嶽神社まで最速で行くには、バスやケーブルカーを使うのが楽ですが、今回はせっかくの登山なのですべて歩いて行きました。参考までに、時間・金額は以下の通りです。
御岳登山鉄道のホームページもかなり参考になります。
<最速方法>
JR御嶽駅~(バス270円約10分)~滝本駅~(ケーブルカー570円約6分)~御岳山駅~(徒歩25分)~武蔵御嶽神社(山頂)
<今回の方法(5歳の息子も歩いたのでかなりゆっくりです)>
JR御嶽駅~(徒歩約90分)~滝本駅~(徒歩約3時間(弁当タイムも含む))~武蔵御嶽神社(山頂)
JR御嶽駅からケーブルカーの滝本駅までは、バスをオススメします!
というのは、車がビュンビュン通る道路のせまい歩道を歩くので危険だし、そもそも登山道ではないので、あまり楽しめないためです。ここを歩く方も結構いましたが、ここはバスを強くオススメします。
それから、滝本駅から参道を通って山頂の武蔵御嶽神社まで歩きました!ここはなかなか面白かったです。
以下順に説明します。
まず、「滝本の大スギ」に圧倒されました。樹齢300年を超えるようです。300年前というと、江戸時代初期ですね・・・。ずいぶん昔からある木ですね。
↑滝本の大杉
それから、この滝本から山頂まで約3kmある参道は、江戸時代初期に整備されたようで、杉並木となっています。
↑杉並木
参道沿いのそれぞれの木には番号が書かれていて、780?から1つずつ減っていきます。これは山頂近くまでの目安となって頑張れます^_^;)
我々は、100ずつで交代で荷物持ちをしました^_^;)
それから、この参道は舗装されているので歩くのは楽ですが、以前行った高尾山と比べると坂が急でしたね。ちょっと大変でした。
でも、5歳の息子は元気一杯に歩き、すれ違う人にも大きな声で「こんにちは!」とあいさつして、皆さんに褒められていました^_^)
清清しい気分になれました。
それから、途中に以下のような標識があって、登山の楽しみとなりました。これは面白かったです。以下順に紹介します。
↑「なかみち」の標識
・ろくろっ首
(道(旧道)を眺めてください。くねくね・うねうね曲がり道。昔の人はこの場所を「ろくろっ首」と呼びました。)
・うまたてば
(ここは馬を立てておく(休憩させておく)場所であったようです。以前、御岳山には人間のみならず、馬も登山をしていました。)
・おおまがり
(ふもとからくねくね道が続いてきましたが、この辺りは大きくゆるやかな山道が続きます。この「大きなまがり」の区間は約300mあります。)
・なかみせ
(昔ここに「なかみせ」というお茶屋がありました。ここは滝本駅から御師集落入口まで約2.8kmのちょうど中間地点にあたります)
・だんごどう
(昔はここにお堂があり、あちらのお地蔵さん(八大地蔵)が安置されていました。昔の人は、このお堂を「団子堂」と呼んでいました。)
・じゅうやっくぼ
(この辺りは、じゅう薬(ドクダミ)がたくさん生えていた窪地だったため、こう呼ばれました。ドクダミは、食べては解熱・解毒に良く、塗っては虫刺され・虫除けに、煎じて飲めば風邪や便秘に効く。「十薬、重薬」と書かれるように、薬草として大切にされてきました。きっと旅には欠かせなかったでしょうね)
・だいこくのお
(「大黒の尾根」が省略されてこう呼ばれるようになったようです。見晴らしがいい尾根伝いに歩けば、道に迷うことは少なかったでしょう。)
・あんまがえし
(この辺りは少しだけ、下り坂になっています。かつて、盲目のあんま師が、「ここが頂上だ」と勘違いをして引き返してしまった、という言い伝えがあり「あんま返し」と呼ばれるようになりました。)
・やまのかみ
(ここには「山の神」がまつられています。昔の人はここを、山上の世界とふもとの世界の境界と考えていたようです。神様をおまつりし、境界の内側に災いや病気が入ってこないように祈りました)
・くろもん
(ここは神社の御師集落の出入口です。かつては、ここに「黒い門」がありました。)
それから途中の杉の木の根元が空洞になっていて、子ども達は中にはいって遊んだりしました。
これは子どもには堪らないようですね。面白いと思います。
↑根が空洞の杉の木
そして、ようやく集落にたどり着きました。
旅館などもたくさんあって、山頂がこんな集落になっているとは、とても驚きました。
それからゴールの武蔵御嶽神社まであと少しというところで、巨大な神代ケヤキがありました。樹高約23m、幹周約8.2m、樹齢は推定1000年で、平安時代からあるようです。これは凄いですね。
↑神代ケヤキ
そして、ようやく武蔵御嶽神社に到着です。山岳信仰、修験道の中心として、鎌倉の有力な武将たちの信仰を集め、魔除け、火難除け、延命、長寿、子孫繁栄の神として栄えたようです。
聖武天皇、源氏の時代を伝い、江戸時代には民衆の信仰を受け、今も参拝客が一年中訪れているようです。
↑武蔵御嶽神社の鳥居
↑武蔵御嶽神社
なお、武蔵御嶽神社からはあまり展望できません。
ケーブルカーの御岳山駅から100円のリフトで上がることができる大展望台からの景色が良いようです。
我々はそれを知らずに行けなくて残念でした^_^;)
皆さまには、ぜひ行かれることをオススメします。
それから、御岳ビジターセンターもあり、御岳山の自然や文化を紹介しているようです。
御岳山を紹介するスライドの上映や、ハイキングや自然の案内、子供も遊びながら自然を学べる展示もあるようで、これも我々は知らずに行けなくて残念でした。
こちらも、皆さまには、ぜひ行かれることをオススメします。
帰りは、さすがに疲れたので、ケーブルカーとバスを利用しました。
特に下山は膝を痛めやすいので、注意が必要ですね。
↑ケーブルカー
↑ケーブルカーからの景色
ケーブルカーだと、たった6分で登山・下山ができるので、とても楽でびっくりでした。
御岳山登山は、特に滝本駅からの参道は、杉の並木道で、景色もよく、杉の木の番号や標識もあってとても楽しく登山できました!
とても、オススメです!!
なお、JR御嶽駅では、地元の農産物?も売っていて、大きなタケノコが400円、スナップエンドウがたくさん入って200円は安かったので買って帰り、美味しく食べました^_^;)
お勧めなお話(2008年)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!
<今日の独り言>
100円ショップに祝儀袋を売っているんですね。しかも結構見栄えがよくて驚きました。安くていいですね。
秩父多摩甲斐国立公園の御岳(みたけ)山へ初めて行って来ました!
御岳山は、古くから山岳信仰の霊山として紀元前90年創建の武蔵御嶽神社があり、また神社周辺には、茅葺屋根の宿坊として利用されていた家々が並び、現在は観光客も旅館として利用できます。
初めて行ったので、色々と失敗!?もありましたが、楽しく、無事に親子3人で、山頂の武蔵御嶽神社まで登山できました!
最寄り駅は、JR青梅線の御嶽(みたけ)駅となります。ホリデー快速も停まりますので便利ですね。電車好きの息子も大喜びです。
山頂の武蔵御嶽神社まで最速で行くには、バスやケーブルカーを使うのが楽ですが、今回はせっかくの登山なのですべて歩いて行きました。参考までに、時間・金額は以下の通りです。
御岳登山鉄道のホームページもかなり参考になります。
<最速方法>
JR御嶽駅~(バス270円約10分)~滝本駅~(ケーブルカー570円約6分)~御岳山駅~(徒歩25分)~武蔵御嶽神社(山頂)
<今回の方法(5歳の息子も歩いたのでかなりゆっくりです)>
JR御嶽駅~(徒歩約90分)~滝本駅~(徒歩約3時間(弁当タイムも含む))~武蔵御嶽神社(山頂)
JR御嶽駅からケーブルカーの滝本駅までは、バスをオススメします!
というのは、車がビュンビュン通る道路のせまい歩道を歩くので危険だし、そもそも登山道ではないので、あまり楽しめないためです。ここを歩く方も結構いましたが、ここはバスを強くオススメします。
それから、滝本駅から参道を通って山頂の武蔵御嶽神社まで歩きました!ここはなかなか面白かったです。
以下順に説明します。
まず、「滝本の大スギ」に圧倒されました。樹齢300年を超えるようです。300年前というと、江戸時代初期ですね・・・。ずいぶん昔からある木ですね。
↑滝本の大杉
それから、この滝本から山頂まで約3kmある参道は、江戸時代初期に整備されたようで、杉並木となっています。
↑杉並木
参道沿いのそれぞれの木には番号が書かれていて、780?から1つずつ減っていきます。これは山頂近くまでの目安となって頑張れます^_^;)
我々は、100ずつで交代で荷物持ちをしました^_^;)
それから、この参道は舗装されているので歩くのは楽ですが、以前行った高尾山と比べると坂が急でしたね。ちょっと大変でした。
でも、5歳の息子は元気一杯に歩き、すれ違う人にも大きな声で「こんにちは!」とあいさつして、皆さんに褒められていました^_^)
清清しい気分になれました。
それから、途中に以下のような標識があって、登山の楽しみとなりました。これは面白かったです。以下順に紹介します。
↑「なかみち」の標識
・ろくろっ首
(道(旧道)を眺めてください。くねくね・うねうね曲がり道。昔の人はこの場所を「ろくろっ首」と呼びました。)
・うまたてば
(ここは馬を立てておく(休憩させておく)場所であったようです。以前、御岳山には人間のみならず、馬も登山をしていました。)
・おおまがり
(ふもとからくねくね道が続いてきましたが、この辺りは大きくゆるやかな山道が続きます。この「大きなまがり」の区間は約300mあります。)
・なかみせ
(昔ここに「なかみせ」というお茶屋がありました。ここは滝本駅から御師集落入口まで約2.8kmのちょうど中間地点にあたります)
・だんごどう
(昔はここにお堂があり、あちらのお地蔵さん(八大地蔵)が安置されていました。昔の人は、このお堂を「団子堂」と呼んでいました。)
・じゅうやっくぼ
(この辺りは、じゅう薬(ドクダミ)がたくさん生えていた窪地だったため、こう呼ばれました。ドクダミは、食べては解熱・解毒に良く、塗っては虫刺され・虫除けに、煎じて飲めば風邪や便秘に効く。「十薬、重薬」と書かれるように、薬草として大切にされてきました。きっと旅には欠かせなかったでしょうね)
・だいこくのお
(「大黒の尾根」が省略されてこう呼ばれるようになったようです。見晴らしがいい尾根伝いに歩けば、道に迷うことは少なかったでしょう。)
・あんまがえし
(この辺りは少しだけ、下り坂になっています。かつて、盲目のあんま師が、「ここが頂上だ」と勘違いをして引き返してしまった、という言い伝えがあり「あんま返し」と呼ばれるようになりました。)
・やまのかみ
(ここには「山の神」がまつられています。昔の人はここを、山上の世界とふもとの世界の境界と考えていたようです。神様をおまつりし、境界の内側に災いや病気が入ってこないように祈りました)
・くろもん
(ここは神社の御師集落の出入口です。かつては、ここに「黒い門」がありました。)
それから途中の杉の木の根元が空洞になっていて、子ども達は中にはいって遊んだりしました。
これは子どもには堪らないようですね。面白いと思います。
↑根が空洞の杉の木
そして、ようやく集落にたどり着きました。
旅館などもたくさんあって、山頂がこんな集落になっているとは、とても驚きました。
それからゴールの武蔵御嶽神社まであと少しというところで、巨大な神代ケヤキがありました。樹高約23m、幹周約8.2m、樹齢は推定1000年で、平安時代からあるようです。これは凄いですね。
↑神代ケヤキ
そして、ようやく武蔵御嶽神社に到着です。山岳信仰、修験道の中心として、鎌倉の有力な武将たちの信仰を集め、魔除け、火難除け、延命、長寿、子孫繁栄の神として栄えたようです。
聖武天皇、源氏の時代を伝い、江戸時代には民衆の信仰を受け、今も参拝客が一年中訪れているようです。
↑武蔵御嶽神社の鳥居
↑武蔵御嶽神社
なお、武蔵御嶽神社からはあまり展望できません。
ケーブルカーの御岳山駅から100円のリフトで上がることができる大展望台からの景色が良いようです。
我々はそれを知らずに行けなくて残念でした^_^;)
皆さまには、ぜひ行かれることをオススメします。
それから、御岳ビジターセンターもあり、御岳山の自然や文化を紹介しているようです。
御岳山を紹介するスライドの上映や、ハイキングや自然の案内、子供も遊びながら自然を学べる展示もあるようで、これも我々は知らずに行けなくて残念でした。
こちらも、皆さまには、ぜひ行かれることをオススメします。
帰りは、さすがに疲れたので、ケーブルカーとバスを利用しました。
特に下山は膝を痛めやすいので、注意が必要ですね。
↑ケーブルカー
↑ケーブルカーからの景色
ケーブルカーだと、たった6分で登山・下山ができるので、とても楽でびっくりでした。
御岳山登山は、特に滝本駅からの参道は、杉の並木道で、景色もよく、杉の木の番号や標識もあってとても楽しく登山できました!
とても、オススメです!!
なお、JR御嶽駅では、地元の農産物?も売っていて、大きなタケノコが400円、スナップエンドウがたくさん入って200円は安かったので買って帰り、美味しく食べました^_^;)
お勧めなお話(2008年)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!
<今日の独り言>
100円ショップに祝儀袋を売っているんですね。しかも結構見栄えがよくて驚きました。安くていいですね。