いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

「船橋県民の森(千葉県)」は自然に囲まれとてもオススメ!

2013年04月29日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 千葉県船橋市の東北部にある「船橋県民の森」へ行ってみました!
入園無料で、フィールドアスレチックがあるためです。
もちろん駐車場も無料で、駐車場は3つありましたね。

バスの案内もあり、船橋駅などからバスでも行けます。

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↑バスの案内

開園時間は9:00~17:00となります。

 それにしても「船橋県民の森」の敷地の大きさには驚きました!

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↑船橋県民の森の地図

 そして木々に囲まれ、自然が一杯で清々しい!!
こんなに木々があるとは驚きですね。
かなり長い並木道を歩きました。

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↑並木道

 ボーイスカウトたちが制服を来て走り回っていました。
ヘビがいたと騒いでいましたが、ヘビがいるとは大自然ですね^_^;)
ハチもいるようで、春と秋には攻撃的になるので注意が必要なようです。

 そして、子供たちはいろんなフィールドアスレチックにチャレンジして楽しんでいました。
 自分もそうですが、子供の頃はこのフィールドアスレチックが楽しくてたまりませんでしたね。

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↑フィールドアスレチック

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↑フィールドアスレチック

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↑フィールドアスレチック

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↑フィールドアスレチック

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↑フィールドアスレチック

 それから、「船橋県民の森」ではキャンプやバーベキューも楽しめるようで、バーベキューでは美味しそうな匂いが漂っていました。
あぁぁ食べたかった!

 また、運動広場もあり野球が2試合開催されていましたね。

 広大な敷地をゆっくり自然を楽しみながら歩きました。

 「スギの林」「野鳥の森」「キノコの森」「木の実の森」「いろいろの時の森」「野ウサギのやぶ」「イヌシデの林」などもあるようです。
セラピーコースというルートもあり良いと思いましたね。

「船橋県民の森」は無料で大自然を満喫でき、とてもオススメです!!

お勧めなお話(2012年下半期)
自動車保険を安く!

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「人生の教科書(なかにし礼)」という本はとてもオススメ!

2013年04月26日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「人生の教科書(なかにし礼)」の購入はコチラ

 「人生の教科書」という本は、作詞家、訳詞家、舞台の台本・演出、テレビ番組でのコメンテーターとして活躍している1938年生まれの「なかにし礼」さんが書いたものです。

 本書はその「なかにし礼」さんの経験から、より良い人生を送るための教科書として、人生、若者、恋愛・結婚、死、仕事、人間関係という観点でまとめたものです。
 
 特に以下については共感や興味を持ちましたね。

・全方位からインプットするよう少年的なあくなき意欲・意識を持つこと
・悪意は持たないこと
・成長したいという能動的な意思を持ち、努力を重ねること
・「旅」「恋愛」「読書」を正しく追求すること
・成長としようと持続することが大切
・芸術など優れた導き手を早く見つけること
・学生は純粋に友達と付き合い、笑い、遊び、本を読むことが大事
・本を読むなら19世紀の作品がオススメ。100年経っても読めるものは名作だから
・音楽も19世紀のクラシック音楽が素晴らしい
・ピラミッド・ルクソール・王家の谷は見たほうがいい
・紀元前から栄えているイスタンブールには行くべき
・無償の愛を相手に注ぐことが大切
・苦難は無駄な時間ではなく成長するための糧
・子供の苦労を排除するな
・死ぬことは「旅立ち」であると考えてほしい
・「高給」という事実は「他人の与えてくれた評価」
・仕事は全力を尽くすこと
・一度しかない人生、能ある鷹となって心を磨こう
・国際社会で生きようと思い、最低でも英語は使いこなすこと
・上司とは絶対に対立してはいけない
・ミスは認めること
・会った相手のことは褒めること
・待ち合わせ場所には相手よりも絶対に先に着いておくこと
・年輩の人と上手に付き合うには彼らの話に耳を傾けること
・人に悩みを相談し、世の中の価値観を理解すること
・本を読んで先人の教えを学ぶこと(自分の人生からはなかなか学べないことが多いため)
・いち早く本を読んだ者が勝ち
・集中して生きることが大切
・苦難を越えれば歓喜となり、苦難を与えてくれた人へ感謝の想いが発生し、そして人間的に成長する

 なかにし礼さんは、本書の出版作業を進めていた2012年2月に食道にがんのあることがわかり、手術せずに治す治療で頑張っているようです。

 そのような経緯もあり、本書にはかなり力が入った内容で、分かりやすく人生に役立つ言葉がたくさんあり、とてもオススメな本となっています。

 とても勇気づけられます。

 ぜひ読んでみることをオススメします!

以下はこの本のポイント等です。

・魅力的な人間になりたいのであれば、全方位からインプットしようとする少年的なあくなき意欲・意識を持ち続けていく、ということを永遠に続けなければならない。今の世の中は、自分の仕事や生きていく上で関係のあることだけを効率的にインプットする人間ばかりだ。ハウツーものや狭い趣味の本など、目先のことに捉われた卑近な本だけを読んでいる。私の言う「インプット」とは、そういうことではない。その方向性は360度、森羅万象であるべきで、その中でも芸術芸能に関するものが必要不可欠である。何百年、何千年という時間をかけて「優れたもの」として選ばれ続け、淘汰されずに残ってきた膨大な傑作を享受することで、世界の神髄に触れることができるからだ。また「インプットの仕方」というのも重要で、ただ漫然と対象に触れるだけではいけない。「事件」として体験することが重要なのだ。

・人として生きていく上で絶対に持ってはいけないものは「悪意」だ。嫉妬したり、人の足を引っ張ったり、陰口をたたくなど、人は無意識にそういったなんの役にもたたない感情を持ってしまうものだ。だからそれを持たないようにするには、「悪意」を自分の中から抹殺する訓練をしなければならない。そのためにはどうすればいいのか。これもまた芸術に親しむ理由の一つとなる。日常生活の中で「時間」を忘れ、「無時間」の中で芸術作品を味わう。そしてその芸術の世界に身をゆだねて、ゆっくりと身体に浸透させていく。それによって人の心の中から「悪意」が少しずつ浄化されていくのだ。なぜか?芸術作品は、悪意を持って作り上げることは不可能だからだ。

・成長とは、「成長したいと思う人だけがする」ものだ。なぜなら自分の知識や経験などに疑いを持ち、そして学んで成長するということは、すべて人の「意思」によって行われるものだからだ。だからこそ「成長したい」という能動的な意思を持ち、努力を重ねる人だけが精神的な成長を叶えるものである。まず、すべてを疑う。そしてその疑問を解明しようと考える。あらゆることを疑い、納得して先へと進む・・・そのわずかな一歩が、人の成長の扉を開くのである。

・人生のイニシエーションなしに人の成長はあり得ないのだ。ではそのイニシエーションとはどんなものなのだろうか?それは突き詰めて言えば「旅」と、「恋愛」と、「読書」だ。この3つを正しく追求して、真剣に自己の精神を鍛え上げていくことが大事なのである。

・重要なのは、成長しようとして走ることを持続することだ。走るというのは無理をすることだから、やっぱりしんどい。それでも、筋力トレーニングと同じことで、1,2,でやめてはダメで、3、4、5、6・・・というときに成長する。そして7、8、9、10・・・でやっと筋肉がつくのだ。そこまでやって初めて、自分の限界だと思っていたところが限界でなかったことを知る。そうやって人は成長していくのである。

・僕がなぜ導き手にクラシックや古典小説を選んだのかというと、それらは時代を越えて忘れ去られることなく、時の試練を耐え抜いて現代まで残ってきた、芸術家が全身全霊を込めて生み出した魂の結晶のようなものだからだ。さらにその中から自らが選んだ作品を味わうことは、偉大なる芸術家と友になることに等しく、その作品を通じて彼らと対話を重ねたことにもなる。優れた導き手によって、人は自らも高みへと上っていくことができるのだ。その真実を含んだ上で、自分を成長させる導き手を見つけ出してほしい。

・大学での4年間、この期間は純粋に友達と付き合い、笑い、遊び、そして家に帰ったら本を読み、という、当然学生がそうあるべき生活を送ることがとにかく大事だと思う。特に、本を読むこと。それが学生の本分なのだから。

・ドストエフスキーに限らず、本を読むなら19世紀の作品をおすすめする。なぜ19世紀の本を読むべきかというと、現代の本はそのどれもが真の価値が定まっていないからだ。どんなにベストセラーになっていても、それはつい最近書かれたものであり、真の価値はわからない。人々がただそのブームの中にいるだけにすぎない。しかし、19世紀の芸術には100年経ってもなお人類の宝として珍重されている作品、時の試練を乗り越えた名作がある。読書はまさに人生の勉強であり、作家という人間の勉強でもある。一人で自己鍛錬をするには読書しか方法がない。

・芸術を学ぶ際、音楽なら、黙ってクラシックを聴くこと。いまだにクラシックは不滅の音楽なのだから、それを聴くことが趣味になれば最高だ。たとえ趣味となり得なくても聴くべきである。特に、やはり19世紀の音楽。18世紀にはモーツァルトがいるけど、彼の死語、すぐベートーヴェンへ、19世紀の音楽へと繋がっていく。ベートーヴェンから始まって、シューベルト、ショパン、ブラームス、ワーグナー、マーラー、ブルックナー、ベルリオーズ・・・とにかく19世紀だ。ロマン派の時代である19世紀は、前世紀の革命時代が終わり、「人間は進化する」ことを人類が知った時代である。愛によって人間は死ぬこともできるし、愛によって罪を犯すこともできる。そして「人間は進化して神にもなれる」という、この思想を芸術家たちが作品の中に叩き込んだ。19世紀は人間の可能性のすべてを歌いきった時代なのである。

・やはり旅は「体験」するものだ。そして体験するためには残念ながら「自分が行く」しかない。これが旅のいいところだ。体験だけはデジタルじゃない。旅とはアナログなものなのだ。旅だけではなく、読書も自分で読まなければならないし、恋愛も相手と触れ合わなければならない。そして旅も自分が行かなければならない。この、「なければならない」ということがすごく大事なのだ。現代社会では日常生活のほとんどを簡便に過ごすことができる。ノートパソコンでなんでも調べることができるし、ゲームだってできる。だからその気になればまったく身体を動かすことなく、大方の時間を過ごすことができてしまう。しかし人間としての成長をするためには非日常を体験しなければならない。その中で大事なのが、読書、恋愛、旅であり、この3つが一番アナログなもの。だからこそ精神に与えるものが大きいのである。旅先で出会うものはすべて一級のエンターテインメントだ。雨が降ったり、雪が降ったり、その時々で旅先の表情は変化する。それを全身で味わうには外国に出ることだ。世界は広いということをまず知るべき。それを知らないと人間の神秘にも気付かないのだ。

・旅に出るならば1日でも早いほうがいい。自分の感受性が全部そこで晒されて、カメラにたとえるならいろんな映像を受け止めていることになる。そのインプットは大きいものだ。そしてそのインプットは日本にいてもできない類のものなのだ。

・日本の文化は確かに素晴らしいものがある。しかし、そこに踏みとどまって進化をストップしていい理由にはならない。過去の素晴らしい文化も、偉大な先人たちが勉強し、努力し、さまざまな異国の文化を吸収し、消化してアウトプットされたものだ。そう考えれば進化する努力をしていない状態は鎖国しているのに等しいと思う。

・ピラミッドを見て、ルクソールに行って、王家の谷に行く。その3箇所は絶対見たほうがいい。ナポレオンがエジプトを見て、「俺たちはいったい何をやっていたんだろう」と深刻に考えたそうだ。その気持ちは実際にエジプトに行ってみるとよくわかる。

・トルコのイスタンブールという街は紀元前からずっと途絶えることなく現在も生き続けている街だ。そんな街はイスタンブール以外にない。パリなんて街として始まったのは12世紀からだ。ニューヨーク、ロンドン、東京、みんなまだ新しい街と言っていい。紀元前から栄えていまだに続く大きな街はイスタンブールだけなのだ。ボスポラス海峡を挟んで2キロ先にアジアがあり、手前がヨーロッパという風景の素晴らしさ、東洋と西洋の文化が交差し、融合し、新たなものを生み出してきた街。人類の歴史が濃縮されたその街が今もなお残って生きている。そこに飛び込んでいくことは計り知れない刺激を与えてくれるはずだ。

・とにかく見返りを求めず、無償の愛を相手に注ぐ。そういう愛し方をするべきだ。それに相手が応えられなかったら、それは眼鏡違いというものだけど、でも、愛し続けて理解してくれない人なんていないよ。

・報われなくても、プライドを踏みにじられても、小さな存在である自分の身を嘆いても、とにかく愛し続ける、それが無償の愛だ。

・男女の正しい別れ方について強いて言うとするならば、お互いに「真実を言う」こと。これしかない。それは残酷でもなんでもないことだ。ただし、その前提として「真実を言って別れるにふさわしい付き合い方」をしている必要がある。ある程度知的で、恋愛の幻想をお互いに楽しんでいた・・・そんな二人の足跡がなければいけない。

・「人生における後悔をなるべくなくしたい」という意見があるが、理解しがたい。自分に与えられた苦難については「いい試練だった」と思えばよいのであって、その経験を後悔する必要はない。苦難を乗り越えようとする時間は人生において無駄な時間だけではなく、成長するための糧だからだ。ただし恋愛においては、後悔はしなければならない。自分が与えられた苦難はいいとしても、自分が人に与えている苦難というものもあるはずで、それについては考えなくてはならないかだ。

・僕の周りには一生独身だった人は多い。芸術家の中でも、ベートーヴェンを始め大勢いる。芸術に関わる仕事をしている人たちにとって独身であることはなんの不自由もないし、芸術活動に関して、それはむしろよい方向に作用したのではないかと思う。つまり結婚生活というのは、いかに非芸術的なものかということだ。結婚生活とは日常的な些末な出来事の連続だから、精神生活を重要視したいと思うのであれば、両立はできないと考えたほうがいい。

・もし子供を持ったら、そしてその子供を立派な人間に育てたいと思うのなら、肝に銘じておくべきことがある。それは「子供の苦労を排除するな」ということだ。多くの場合、親心というものは親の目を曇らせるものだ。自分が経験してきた苦労を子供に味わせたくない。だからその苦しみを子供が味わうことのないように手助けをしてしまいがちだ。それは言わば「親の罪」だ。親が自己満足のために子供の苦労をしている姿を見たくないという罪。そのために子供の成長過程で余計なことをしてしまう。その結果、子供は苦労知らずに育つ。味わうべき苦難を避けていると、人間的にダメな人物が出来上がってしまうことが多い。子供の成功のためには苦難は必須条件だと考えていいだろう。

・これまでの人生を詳細に振り返って、なぜ死にたいと思ったのか、その思い、その嘆きを十分に書く。己の人生の総括だ。そしてそこまで書くと人は生き返るのだ。なぜなら、自分の中にある負の意思を全部吐き出してしまうから。そしてすべてを吐き出してしまうと、書きながら、どうすればその状況から脱出できるかということが浮かんでくるのだ。つまり詳細な遺書を書くことによって、人は一度思い切り死ぬんだ。ただし頭の中で。詳細な遺書という形の「自分との対話」を残して頭の中で死んで、肉体的には踏みとどまる。ベートーヴェンはそうすることによって目覚め、「英雄」を書き、「皇帝」を書き、作曲家として劇的に成長し、その後「傑作の森」と呼ばれる数々の楽曲を生み出した。生まれ変わったことでさらなる高いレベルに進化したのだ。自分が今置かれている状況をちゃんと表現できれば、理性がよみがえってくる。だから遺書は長くなければならない。

・人間は誰もが死を免れない。そして死があるからこそ現在の生命が光り輝く。だから僕はいつも、「死を友とせよ」ということを自分に言い聞かせている。それによって生きている喜びが倍化するからだ。死を忘れて生きていると、ぼんやりとした日々を生きることになる。そういう人は生きていることがそれほど大きな喜びではない。しかし「死ぬんだ」と自覚することで、今という時間が非常に貴重になる。だからもし自分にとって大切な人が死んでしまったとしても、いつまでも悲しんでいてはいけない。死ぬことは「旅立ち」であると考えてほしい。死んだ人が旅立ったのではなく、「自分」がその人から旅立つということだ。母親でも恋人でも誰でも、その人が亡くなったということは、この世からその人が旅立っていったのだけれども、一方で自分がその人から「旅立った」と、そう感じることがすごく大事だと思う。そう思うことによって、死んだ人が自分に与えてくれたものや、よいところをいっぱい思い出すことができるし、感謝もする。旅立つということは未来に明るい展望を持っていないとできないことだ。

・「高給だがつまらない仕事(危険をともなうとか、そういう特殊な例は除く)」と「薄給だが面白い仕事」、どちらを選ぶべきか?それはもう断然「高給だがつまらない仕事」だ。つまらないかそうでないかは本人の価値観でしかないが、「高給」という事実は「他人の与えてくれた評価」だ。それは客観的な視点での結果だから、他人の与えてくれた評価のほうが正しい。簡単な話だ。

・仕事というものは、目の前に来た事柄に全力を注がなくてはいけない。好きな仕事、嫌いな仕事は関係ない。全力を尽くすことで、人間は計り知れない能力を発揮できる。これはセックスだって同じだ。みんな一生懸命やる。一生懸命やると、何か自分でも驚くような快感を得たりすることができる。セックスでできることが仕事でできないわけがない。セックスだけまじめにやるのでは困りものだ。セックスと同じくらい仕事を一生懸命やると、頭から湯気が出て、パッといいアイデアが浮かんだりする。一生懸命しないうちはダメだ。熱度というものが帯びてこないといけない。熱度を帯びると自分の力以上のものを発揮することができるのだ。そうなると人は感動してくれるし、評価へと繋がっていくのだ。

・若者よ、ドン・キホーテたれと僕は言いたい。ドン・キホーテを馬鹿にする側に回らないで、ドン・キホーテになりなさい。その瞬間、あなたは正しく生きられるんだ。自分の信念と、自分の意識と、自分の意思で生きる人になれるからだ。自分のペースで無理することないと思ったら人並みだし、人と一緒に行こうと思ってしまっても人並みだ。それでは突出することなどできない。そして一度しかない人生、能ある鷹となって心を磨こう。打たれるほどの出る杭になろう。

・語学は、最低でも英語を使いこなせるようになったほうがいい。なんだかんだ言って世界共通の言語であり、一気に自分の世界観が広がるからだ。これからは日本語にこだわっている時代ではなくなる。

・仕事をする上で上司と対立するのは能がない者がやることだ。意見が違うのはいいが、絶対に対立してはいけない。会社組織の中で二者が対立した場合、絶対に損をするのは部下のほうである。孤立するし、はじき出されるからだ。ではどうすればいいのか。まずは「上司を怒らせない」ようにすることだ。怒りは、すべての論理を飛び越えて感情に走ってしまうから際限がない。相手は自分より立場が上である。となるとこちらは逃げるわけにもいかず、ただただ怒鳴られていなければならなくなってしまう。これでは意見を通すどころではないだろう。人間関係は全部利害関係で成り立っている。だから、上司が怒りだす場合、その原因はあなたの意見によって上司の立場が危うくなったり、メンツを壊してしまうときである。自分が損をしない意見には上司も反対しないもの。だからこそ、意見を交換しつつも、上司が損をしないようにいろいろ考えをめぐらせながら、お互いに利害関係を共有しあう仲を保つようにするべきだ。そのためには上司に対して愛情を持つことが重要になる。

・仕事で大きなミスをしたときにどうすればいいか。それはもう絶対に失敗を認めることだ。言い訳はいらない。逆になぜミスを認めない人がいるのかがわからない。意味のない保身をしたいのか、変なプライドがそうさせるのか。

・人に会ったら、なんとなく褒め、逆に褒められたら褒め返す。これはゴマすりではなくて、会話の糸口なのだ。会話の小ネタといってもいい。そこから本題に入っていくときに、お互いに気持ちのいいスタートを切るための潤滑剤だと思えばいい。

・待ち合わせ場所には、相手よりも絶対に先に着いていなければならない。相手より遅く着くと会話の冒頭が「謝罪」になってしまう。遅刻した場合はもちろん平謝りだし、遅刻しなかったとしても相手が先に着いていれば、その分相手を待たせたことになるわけだから、「お待たせして申し訳ありませんでした」と謝るのは当然である。そして謝った瞬間、あなたは敗北したことになる。会ってすぐに敗北していては、待ち合わせ相手との関係性や仕事を思い通りに進めることなどできないだろう。だから絶対に遅れてはならない。どちらが誘ったかも関係ない。誘われたら誘われた者の礼儀、誘ったら誘った者の礼儀として、早く行かなければならないのだ。待ち合わせ時間ピッタリに着くなどもっての外で、待ち合わせは相手との「勝負」であると心得ておくくらいでちょうどいい。

・年寄りにとって、日々の発言は言ってみれば遺言のようなものだ。それまでの人生で学んできたことを誰かと共有し、伝えていくことで自分の存在証明にもなる。だから自然と彼らは話し好きになるだろうし、話をしたくて仕方がないほどだと思う。その人たちには敬意を持って接し、どんどん話を聞こう。必ず何かを学べるはずだ。もし、相手の話が退屈だと感じるようだったら、まずは自分の無知を疑ってみるといい。そうすれば素直に耳を傾けることができるようになるだろうし、逆に相手に質問することも多くなり、年配の人との人間関係に悩むことなんてなくなるはずだ。

・若いうちに悩みはつきものだ。でもその悩むという行為によって人はまた多くのことを知ることができるし、成長することができる。だから一人で思い悩んでいる人は、誰でもいい、誰かと相談しなさい、と言いたい。相談して何も決められなくてもいい。肝心なのは、あなたの悩みを聞いてくれる相手がいると、世の中の価値観がわかるということなのだ。「くだらないことで悩んでいるわね」と言われることもあるし、「それは大変だ・・・」と聞いてくれる場合もある。人に相談することで自分ではわからなかった、自分の悩みが「いかにくだらないもの」だったか、または「重大なもの」だったかということがわかるのだ。一人で悩み続ける人はどこかで社会性というものから自分を遠ざけてしまっているから、「人間関係」という生きていく上で一番大事な部分が弱くなってしまうし、「人を好きになる」ことも難しい。「人を愛する」という、価値あることをしないでいて、自分のことで悩むのは言ってみれば怠慢だ。「怠慢」と「臆病」、「無知」というのは、人間の三大欠点。この病に陥らないようにしないといけない。

・成長して恋愛して、振られて人を傷つけて、なんだかんだいっても人生これの繰り返しだ。それが作品として残っている本がある。我々はそこから学ばずして、いったい何から学ぶというのだ。自分の人生から学ぶことなど極めて少ない。だから他人の生きた経験、そこで考えたことに共鳴することによって、いろんな人の人生を「生きること」ができるし、充実した人生を送った先人の残した記録から学ぶことはとてつもなく大きいのである。その本は何もドストエフスキーだけじゃない。何かに目覚めて突然宇宙の本を読んでそこに耽溺したり、突然マルクスに目覚めてもいい。なんでもいい。しかし1冊や2冊の本ではダメだ。長時間自分の魂と脳みそが燃え続けるということが大事だ。燃え続けるマラソンでなければいけない。そして必ず完走すること。肝心なのは何時間で終わったといった記録ではなく「集中したまま完走した」という結果だ。だから本を読むのが1ヶ月かかってもいい。あまり途中下車しないで、集中して読み終えて本を閉じる。そのときの喜びを味わったことのない人とは僕は友達になれないとさえ思う。

・人は誰もが生まれたときには平等だ。ガキで無能で、どうしようもない男の子や女の子だ。でも物心付いて思春期が終わったあたりから一斉にすべてがスタートする。そのときにいち早く本を読んだ者の勝ちだ。その際に覚えておかなければならないことは、「集中して生きる」ということだ。意思があろうと、意識が高まっていようと、集中する能力がなかったら何もできないからだ。

・個人的な能力差もあって、能力が低くて早くできない、仕事ができないという人もいるだろう。そういう人は集中力が全然足りない人だ。集中力とはその人の「意思」だ。だから自分の意思を強く持って集中しなけえばいけない。それができない人は、きっと何をやってもできないと思う。誰でも何かに夢中になって脇目も振らずに集中した経験があるはずだ。それを思い出して今度は自然に任せるのではなく、自分の意思で集中してみればいい。集中して困難な波をついに越える。そこで待っているのは「快感」だ。

・快感イコール、歓喜でもいい。要するに「喜び」だ。喜びを得ないと次がない。だから苦難を乗り越えて喜びを見出し、また苦難を乗り越えて・・・これの連続だ。そしてここが重要なのだが、苦難を与えてくれる仕事でもなんでも、「越えれば歓喜になる」ということは、その苦難を与えてくれる人、仕事を与えてくれる人への感謝の想いになる。それが次の仕事に繋がり、物事が回り始めるのだ。やり遂げたことで歓喜を得る。それによって人は誰かに感謝できるようになる。信仰のある人は神でもいいし、上司に対する感謝でもいい、そういう人生に対して感謝してもいい。でもその感謝の想いがないと、いつまで経っても人間的に成長することはないだろう。自分の人生とはいろんな人のいろんな想いによって支えられているということを理解するだけで人は成長できるのだ。

<目次>
人生
 自分の存在を全肯定せよ
 「大人」になるな!
 「悪意」を徹底的に排除せよ
 「疑うこと」なしに成長はなし
 成長に必要な3つのイニシエーション
 成長すると時間の感覚が変わる
 人生の「導き手」を一刻も早く見つけよ
若者へ
 草食系男子万歳!
 若者言葉は高等技術である
 絵文字はどんどん使え
 暇な大学生活のすすめ
 「カラマーゾフの兄弟」を読め!
 なぜクラシックを聴くべきなのか
 環境音楽として流す-などあり得ない
 本物の「遊び」の流儀
 恍惚こそ酒の醍醐味
 日本人ならば日本の達人になれ
 夢がなければ旅に出よ
 日本には限界がある
 ピラミッドという衝撃を体験しろ
 トルコで自分の中の神秘を知ろう
恋愛・結婚
 愛するとは、見返りなしでも優しくすること
 恋いとは自分の意思で落ちるもの
 自分を卑下する気持ちが無償の愛
 恋愛は幻想であるべきだ
 恋愛はルール無視の暴走である
 恋の上手な終わらせ方
 恋愛とは後悔の連続である
 結婚とは「死」に似たもの
 結婚生活は「1+1=2」ではない
 夫婦のシステムはもっと変わるべき
 子供を作るなら苦労させろ

 自殺したくなったら遺書を書け
 死こそ人生で最もこだわるべき儀式
 葬式の演出は生きているうちに考えろ
 死を友とせよ
仕事
 「高給」は自分への評価だ
 仕事はセックスだと思え
 ことわざに振り回されるな
 言葉を学ばなければ仕事にならない
 外国語は国際人へのパスポートだ
 外国人と上手に仕事をする方法
 上司とは対立するな
 「プライド」ほど人生で無駄なものはない
 会話は「プチ礼賛」でうまくいく
 待ち合わせは「戦い」であると心得よ
 招待される心得
 たとえ偉くなっても威張ってはいけない
 電話の作法① 電話で普段通りに話すな
 電話の作法② かかってきた電話には早く出るな
 手紙の作法① 手紙とは形式の美学だ
 手紙の作法② 手紙は青インクの万年筆で書け
人間関係
 なぜ人には裏の顔があるのか
 人脈作りの極意は「相手に幸福を与える」こと
 親友について① 真の友は大切な人脈から生まれる
 親友について② 同じ夢を語れるかどうか
 親友について③ 異性の親友はあり得るか
 男らしさは優しさ、女らしさも優しさ
 苦手な相手への対処法
 フェイスブックのすすめ
 年寄りの話は無条件に喜んで聞け
 人に悩みを相談して価値観を学べ
エピローグ
 人生の荒波を越えるために読書で力を養え
 苦難を克服すると快感が待っている
あとがきに代えて

面白かった本まとめ(2012年下半期)

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韻松亭(上野公園内)でランチを楽しみました!

2013年04月24日 01時00分00秒 | 外食
 東京の上野動物園入口に向かって左側へ3分ほど歩いたところにある韻松亭(いんしょうてい)でランチを楽しみました!

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↑店構え

 このお店は、以前このブログで紹介した「山手線ぐるり散歩道」という本に紹介されていて、ぜひ行きたいと思っていたお店です。
花籠膳がオススメと書いてありましたね。

 お店は創業明治8年と古いですが、今の経営者に代わったのは7年ほど前とのこと。
 以前はあの横山大観がオーナーだったこともあるようです。
 店名の由来は、「鐘は上野か浅草か」と詠われる寛永寺の鐘楼に隣接することから、「松に韻(ひび)く」さまを愛で、韻松亭と名付けたとのことです。

 ちなみにこのお店の本店は北千住にある「味問屋 明日香」というお店で、東京スカイツリータウン31Fにも「和食 國見」を開いているとのことです。
そのほかいくつかお店があるようです。
今度はスカイツリーのお店にも行ってみたいですね。

 韻松亭の店の前では和服を着た若い男性が笑顔で迎えてくれました。
靴を脱ぐと靴を運んでくれ、階段を上がり、そしてまた階段を上がって三階に案内されます。
 ランチは1時間の制限があるとのことです。結構繁盛しているんですね。

 意外と店内は広く、お店の方はイヤホンとワイヤレスマイクを使って効率的に部屋へ丁寧に案内していました。
 店内は和室ですが、もちろん掃除が行き届いています。

 この時点で、このお店はきっと美味しいお店なんだなぁと予想できましたね。
 接客が良く、店内が清潔だと美味しい店である確率は高いと思います。

私が 案内された部屋はかなり広く、4人座れるテーブルが6つあり、広い窓からは上野公園の木々が見えて景色が良いです。
 席と席の間も十分な広さがあります。

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↑店内

 熱いおしぼりと、メニューが渡されます。

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↑メニュー

 花籠膳にすることは決めていましたが、「雪」1680円、「月」1890円、花籠本膳3500円の3種類がありました。
 かなり悩みますが、このお店は美味しそうなので、花籠本膳3500円にしました。3つの膳からなる豪華な膳です。
 熱いほうじ茶も運んでくれました。

 そしてすぐに、一の膳が運ばれました。
早い!

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↑一の膳

 一の膳は寄せ豆富と茶碗蒸し、湯波刺し、造りです。
寄せ豆富は意外と温かく驚きましたね。
寒い日には嬉しい配慮です。
もちろんとても滑らかで濃厚で豆富は美味しいです!

 造りはマグロの刺身と山芋でこちらはひんやりしていますが、上質な味で幸せを感じます!
あぁぁぁ、はらわたにしみ入ります!
醤油などがかけられていて、すぐに食べられるのも嬉しいですね。

 湯波はもっと濃厚に味わいで、わさびと合いますね~。
これもいい!

 そして茶碗蒸しはシンプルに鶏肉と里芋が入っているだけですが、アツアツでこれもまた美味しいです!
いきなり一の膳から上質なものを味わえいい気分です。

そして、二の膳が運ばれますが、これが美しくバラエティに富んでいる!!
これがこの店自慢の花籠ですね!

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↑二の膳

 籠の中は料理の種類が多く、これはうれしいです。
手前から菜の花や、里芋、かぼちゃ、ナス、そしておからや赤こんにゃく、エビ、鶏唐揚げ、鯖、エビ、さつまいも、レンコン、卵焼きなど。
 じっくりゆっくり一つずつ味わいながら楽しみました。
いろんな味を楽しめるのが嬉しいです。
 基本的に薄い味付けで素材の良さを楽しめ、特に卵焼きの甘さが控えめでシンプルだったのが嬉しかったですね!
 この花籠はいろんな味を楽しめ良かったです。

 そして三の膳の天麩羅(かき揚げ)、豆ご飯、赤出汁、香の物が運ばれます。

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↑三の膳

 豆ご飯の豆が大豆とは驚きましたね。
普通は豆ご飯といえば緑色の豆ですよね?
ご飯は粘り気があり上質さを感じます。
あぁぁご飯が美味しい!
そして、天麩羅のかき揚げは野菜がたっぷり入っていて厚みがあるのですが、ふんわり柔らかでアツアツで、これは美味しい!!
感動です!!
このふんわり感には驚きました!

 それから隣のおばさんたちが、赤出汁をお代わりし始めたのには驚きました^_^;)お代わりできるんだ・・・しかもご飯も。


 そして最後に水菓子が運ばれます。
豆乳アイスと笹で巻かれたしっとり餡の草餅です。
さすが和食のデザートです!
特に草餅が瑞々しく、餡もしっとりとしていて絶品でした!

7img_6646
↑水菓子

8img_6647
↑笹の中にある草餅

 帰りにトイレに寄ったのですが、和風で木の香りがする造りですが、かなり掃除されていて、とてもきれいでした。
さすがです・・・。

 そして店を出たときには14時前だというのに、行列ができているのには驚きました!
 このお店は早めの時間帯に行くか、予約することをオススメします。

 韻松亭は、上質な和食を掃除の行き届いた部屋で楽しめ、そして店員さんたちの接客もよく、とてもオススメですね!

美味しかったものまとめ(2012年下半期)

<今日の独り言>
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韻松亭懐石・会席料理 / 京成上野駅上野駅上野御徒町駅

昼総合点★★★★ 4.5



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中山競馬場(千葉県船橋市)で子供と楽しめました!

2013年04月22日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 皐月賞が開催された2013年4月14日(日)に、約10年振りに中山競馬場を訪れてみました。

 改めて中山競馬場のその大きさには圧倒されますね。
南門からスタンド前を通りますが、指定席のあるスタンドがかな~り長くて本当に驚きです。
 よくもまあこんな巨大な施設を作ったと感心してしまいます。

1img_7778
↑スタンド席

また、テレビで見るのとは違って、フィールドを馬が走る姿を見るのは迫力がありますね。
 皐月賞は2000mですが、その1周の長さを実感しました。
長い!!

 一つ感心したのは約10年前とは違って、禁煙が徹底されていたことですね。
 馬券売場も含めてタバコの臭いがあまりなく、清々しいのは嬉しいかったです。
喫煙する場合は、喫煙ルームでするようです。
ただ、ゴミは相変わらずかなり散乱していて掃除する人も大変なようですね。

 今回は、馬が走るフィールドの内側にある「緑の広場」へ行きます。
遊具施設などがあるためです。
 そこへ地下道を歩いて行くのですが、歩く距離が結構長くて大変でした。
動く歩道もありましたね。

 特にアスレチック遊具や「くものじゅうたん」が楽しそうでしたね。
「くものじゅうたん」は希望者が多いので、5分交代で遊んでいました。
といっても、1回待てば、次の回で遊べる程度です。

2img_7668
↑くものじゅうたん等

 一番嬉しかったのは、15:10からの体験乗馬で、実際の馬に子供も大人もそれぞれ乗れるというものです。
記念写真も撮れます。
 初めて馬に乗ったのですが、独特の揺れがあって楽しいですね!
初めてにも関わらず「慣れてますね」と褒められたのも嬉しかったです^_^;)

3img_7667
↑体験乗馬

 それから、レースが終わった後に、実際に馬が走った芝生に入れたのは嬉しかったですね。
 芝生の刈り具合がよく分かりますし、芝生に寝っ転がることもできました^_^;)

4img_7790
↑芝生の刈り具合

 また、皐月賞のゴール標識も間近に見ることができたのは嬉しかったですね。

5img_7787
↑皐月賞のゴール

そして、メイン大画面に我々の様子がアップで映し出されて、みんな喜んでその写真を撮ったりしていました^_^)
 レースが行われた芝生にはなかなか入れませんし、良いイベントだと思いました。
なお、実際に入れるのはメインスタンド前の一部だけです。

 最後に、皐月賞の結果について述べると、1~3位は人気順だったようで配当はあまりよくなかったようです。
 穴狙いだった自分としてはマイナスでした^_^;)
風がかなり強かったので波乱が起きるのかと思いましたが順当でしたね。
 一応人気馬は押さえていたので、大きなマイナスではなかったのですが、残念な結果でした^_^;)
 優勝したロゴタイプは、4連勝とは凄いですね。
歓声の大きさと、順当な結果に落胆する周りが興味深かったです^_^;)

 1位:ロゴタイプ(M・デムーロ騎手)
 2位:エピファネイア(福永祐一騎手)
 3位:コディーノ(横山典弘)

6img_7697
↑皐月賞1~3位

中山競馬場は、広大な敷地で子供も遊具等で楽しめ、とてもオススメです!

お勧めなお話(2012年下半期)
自動車保険を安く!

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「超訳 ニーチェの言葉Ⅱ」という本はとてもオススメ!

2013年04月19日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「超訳 ニーチェの言葉Ⅱ」の購入はコチラ

「超訳 ニーチェの言葉」という本は、このブログでも以前紹介
しましたが、その基底に流れていたのは、「自尊」「生の喜びの獲得」「自己超克」だったとのことです。

 この「超訳 ニーチェの言葉Ⅱ」という本は、それに対して「生の創造」「苦難の引き受け」「高みへの意志」とのことです。

 いずれにしろ、人生に役立つ素晴らしい言葉が綴られ、考えさせられて、とてもオススメです!

 勇気づけられる言葉が多いのは特に嬉しいですね。

 なお、ニーチェは穏やかな人で、声の出し方は静かで、物腰も丁重だったようです。

しかしそういう印象を人々に与える一方で、潔癖な心を持っていて、決然とし、燃えるものを抱き、遠くの峰々を凝視していたようです。

 「超訳 ニーチェの言葉Ⅱ」は、とてもオススメな本です!

以下はこの本のポイント等です。

・きみはどうしていつまでもそこで佇んでいるのか。何を待ち続けているのか。遠いところから誰がやってくるというのか。いつ来るかわからない幸せを、そうやって呆然と立ち尽くして待っているのか。あるいはいつの日か、神や天使が現れて祝福してくれるというのか。待ち続けてさえいれば、誰かが今の苦境を奇跡的に救ってくれると思っているのか。しかしそれでは、きみは待ち続けるだけで人生を終えるだろう。すべきことは、きみがもう一度強く生き始めようとすることではないか。しかも、この瞬間、そして次の瞬間、自分なりに最大の充実をもって最高の自分を生ききることではないのか。

・強いのは、常に仕事に打ち込んでいる人だ。彼はどんなことが起きてもたじろがない。慌てない。ぶれない。うろたえない。不安にならない。心配しない。仕事によって心と人格が鍛錬され、彼は世間を遙かに超えた者になっているからだ。

・生きている限り、やむをえざる必然的なものがたくさん生まれてくるものだ。つきあい、世話、面倒、始末、労苦、尽力、愛執、確執、別離、変転、喪失、等々。それらから身を引き、やりすごすこともできる。けれども、なるべくならば、一つひとつのやむをえざる事柄を引き受け、丁重にしまいまで扱ってやったほうがいい。すると、手がける前にはずいぶん重いだろうなと思っていた事柄が意外にもだいぶ軽いことに気づくだろう。そして、あらゆることが自分自身のものになるだろう。

・若者よ、そこそこの勝利が約束された人生を欲しがるな。安定が保証された身分を欲しがるな。若者よ、絶えず、絶えず、挑戦し続けよ。百度もトライを重ねる人生を自分の人生とせよ。その挑戦の中では、失敗が多いだろう。成功は少ないだろう。それでもめげずにトライせよ。失敗と成功の繰り返しに満ちた挑戦の人生こそ、きみが生きているということの証明だ。だから、すべてさらけだしてあがき、挑戦の日々を送れ。ひるまずにトライし続けたきみの人生は、他の人々を強く勇気づけるのだから。

・きみは強く大胆に生きとおす人だと思っていた。それなのに、実際はどうだ。小さなことに腹を立てたり、くよくよ悩んだりしている。さらには、できるだけ安全に生きようとして、今では節約や平穏が美徳の一種だと考えるようになってしまっている。そういう生き方はあまりにも貧しくはないか。

・苦難や苦悩をなるべく減らそうとし、我が身をそういう苦しさからできるだけ遠くに置こうとするのは、結局のところ、自分が持つ生きる力を弱めることにほかならない。耐えがたい苦しさを通じてのみ、人は自分の能力を高めることができる。苦悩することによって、最高の生に達する道が通じる。岸壁を這いながら山の頂きを目指す者のように。

・成長しなさい。高く高く、途中で満足などせずに、いやましに高く、もっともっと高みへと成長しなさい。人として、生きる者として、育ち続ける者として、もっと知識を広め、経験を深め、愛を重ね、苦難を引き受け、成長しなさい。すると、よきものが何か眼に見えてくる。かつてはまったく自分の気に入らなかったものがいかによきものであるか、やっとわかってくる。まずはその程度のレベルに達するまで、自分を成長させなさい。

・きみよ、歩みを止めるな。やっとここまでたどりついたと安心して後ろを振り返るな。もっと前へ進め。後ろに誰もいないからといって、仲間や友人たちの姿がもう見えなくなったからといって、自分独りしかいないからといって、おじけづくな。ここまで来れたのはきみしかいない。しかし、到達したのではない。まだ途上だ。さらに進め。かつて誰も歩んだことのないこの道を進め。砂漠はまだまだ広いのだから。

・求めても手に入らなかったのか。だとしても、あきらめてはいけない。もっと求めよ。獲得できるまでしつこく求めよ。それでもなお得られなかったのか。だったら、もう求めるな。その代わり、見つけるようにせよ。見出すようにせよ。いつしか必ず、求めていたものよりずっとすぐれているものを見出すことができる。

・すでに誰かが確立した道をたどるな。誰か先達の流儀、誰かリーダーの導きのままに自分を合わせていくな。自分の道を行け。ただ漠然とした中に自分の道を広く築け。そして、自分を自分自身が導いて、堂々と進むがいい。

・手を合わせ、物欲しげな顔で懇願するな。もらえると思うな。もらうことだけを考えるな。もらう権利があると思うな。自分では何もせずに人からもらってどうする。何もせずにもらっても、それはいつまでも自分のものにはならない。むしろ、奪え。自分の力で。

・この世に生きている限り、さまざまな障害に出くわすものだ。憎まれ嫌われること。妨害。ねたみ。悪い噂。いやがらせ。卑劣な暴力。ハニートラップ。不信。欲得。冷遇。これらにあっさりと屈して自分を失くしてしまう者もいる。また、これらを自分の成長の肥やしにしてしまう者もいる。その人にとって、さまざまな障害や不都合や理不尽はもはや毒物ではない。彼にとって、それらは自分を高く立派な人間にするための強壮剤なのだ。

・原石を磨かなければ輝く宝石とはならない。同じように、才能を持っていたとしても、才能を存分に発揮させて作品や行動として表現しなければ意味がない。そのために必要となるのは、持続力、あるいは持続を楽しむ力、精神的な強靱さ、肉体的な精力である。

・人生にはつらいことが起きる。悲劇も起こる。しかし、苦しいからといって自分は運が悪いのだと思わないでほしい。むしろ、苦しみを与えてくる人生を尊敬するようになってほしいのだ。いったいどこの軍の大将が、吹けば飛ぶような弱い一人の敵兵にわざわざ強い兵をそろえた一個師団を差し向けようか。だから、苦難は人生からの贈り物だと思ってほしい。苦しみによって、この精神が、この心が、生きようとするこの力が、ますます鍛えあげられるのだとほくそえんでほしい。

・世界の意味を探しに行った者、人生の意味を探しに行った者、自分の意味を探しに行った者らは、砂漠で手ぶらのまま途方に暮れていることだろう。意味はどこにも置かれていないし、隠されてもいない。最初から意味は存在していないからだ。しかし、意味がないからといって、世界や人生がむなしいというわけではない。意味、すなわち、何がどうであるかということ、どれほどのものであるかということは、自分が決めるものだからだ。自分がいきいきと生きれば、人生はいきいきと輝く意味に満ちる。暗く生きれば、真夏の昼であっても世界には暗雲が垂れ込めるだろう。

・すぐそこで、あることが行われている。きみは、少し離れたところに立ち、傍観するのだろうか。それとも、そこへ歩み寄り、みずからも手を下すのだろうか。あるいは、眼をそむけ、こっそり立ち去ろうとするのか。今までのきみはどうだったろうか。これからのきみはどうするのだろうか。そして今、きみはどうするのか。

・聖書にあるように、隣人を愛するがよい。しかし、まずはこの自分自身を愛さなければ。自分を少しもないがしろにすることなく、しっかりと愛さなければ。とにかく自分をだいじにしなければ。

・きみは、きみの目標をどこに置こうとしているのか。誰かの目標を真似ているのかあるいは、少しだけ頑張ればすぐに手が届きそうな場所を目標としているのか。もしくは、ファンタジーに満ちた目標を思い描いているのか。どういう目標であろうとも、きみの目標は、きみ自身を超え出たところに置かなければならない。しかも、過去の人間たちと連なる道の遙かなる果てに。

・「そんなものにはまったく意味がない。失笑ものだ。どんな価値もないじゃないか。まったくの役立たずだ」敵はそんな言葉を吐いて、ぼくたちがひるみ、自信と気力をなくするのを待っている。そのくせ敵は自分自身を築きあげることすらできないやつらだ。だから、ぼくたちは敵にはとうていできもしないことをして闘おう。つまり、自己を高く築き上げ、この時代にまったく未知の新しい価値を創造することによって。

・私には本を書くときの目標がある。それは、私の著書を読んだ人が思わず爪先で立たねばいられぬほど弾んだ気分になること。

・わたしたちの一つひとつの行いが、わたしたち自身を新しく築き、いかようにも変えていく。どんなことを考えるのか、何を選ぶのか、どういう感情を持つのか、何を信じるのか、何を恐れ、何を軽蔑するのか、何を偽るのか、何をするのか、あるいは何をしないことが多いのか。これらふだんの一つひとつのわたしたちの生き方と行いが、自分というものを絶えず築き、また改造していく。心や人間性を変えるだけではない、自分の体をも変える。今の自分はその結果であるし、明日の自分はこれからの自分の行い一つひとつによって築かれるのである。

・何をするにしても、全身全霊をこめてなすべきだ。納得のできるいい結果を生み出すためにではなく、自分自身をないがしろにしないためだ。全力でお行わなかったり、ところどころ手を抜いたり、いいかげんに行って放置したりするのは、結局のところ、自分の行為をバカにすることだ。それでは、自分のすることに価値も意味も持てなくなる。それは、自分を緩慢に殺していくことに等しい。

・友達にするなら、仕事熱心なやつにしなよ。働き者は人としてちゃんとしてるのが多いからな。また、仕事が好きだというのはコツがすぐ呑みこめる才能を持ってるからだし、集中力があるのさ。そういうやつは周りから信頼されているものだ。仕事に打ち込んでないやつはからきしだめだ。口では大きなことを言って、仕事を転々としてるやつもあまりよくないな。そういうやつは暇なもんだから、あらぬ妄想を事実のようにして吹聴したり、人のことを悪くばかり言ってるもんだ。ひどいときには人の問題にまで当然のように口を差し挟んでくる厄介者さ。

・卓越した人間、傑出した才能を持つ人間、時代を先取りして身につけている人間、そういう人たちの考え、意見、ふるまい、行動を、一般の人々はまるで理解できない。というのも、人は自分の能力を遙かに超えた事柄については、理解どころか、想像すら及ばないからである。それゆえに、高度な人間はしばしば変人、または奇矯な人と見られる。あるいは、一般の人々の眼にとまることもない。

・自分とはちがう考えの者よりも、自分と同じ考えを持つ者をよりいっそう尊重するようにと若者に教え込むと、その若者は確実に駄目な人間になってしまう。同じ意味で、群れること、頼ること、相手に合わせることを上等な価値として教え込むと、若者はすぐに自己を見失い、どうしようもない人間が出来上がってしまう。

・智恵と賢明さに欠けた人の特徴はこうだ。すぐ怒る。憤懣をぶちまける。愚痴を言う。いらだつ。落ち着きがない。智恵が増えていくほどに、怒りや憤懣が少なくなる。

・容赦のない敵が現れ、その敵と闘わざるをえなくなる。そのときにこそ嬉々として闘え。運命が味方しているからだ。運命がおまえに勝たせるためにこの敵を送ったのだ。おまえは運命の最高級の待遇を受けているのだ。

・わたしたちはもっと強靱であるべきだ。人の意見や人間関係に少しも左右されず、染まらず、流されず、本来の自分を保ち続けるべきだ。そのために役立つのは、捨てる潔さ、勇気、洞察力だ。世間の波の中で社交的に生きながらも漂流してしまわないように。そして、孤独を恐れず、むしろ孤独になることに自分を全面的に見出す楽しみを味わうこと。

・できるだけ上機嫌でいようとし、ちょっとしたことにもたくさん笑い、きらびやかなことを好み、しかめっ面など一つもせず、子供っぽいほど無邪気な女性たち。そんな彼女たちを、軽薄だの、下品だの、浮ついているだのと非難する人がいる。しかし、どうだろう。彼女っちはこの世の蜂蜜ではないだろうか。世の中にはシビアなことがあまりにも多い。胸がふさがれるほど悲惨で深刻な事態が溢れている。その中で、彼女たちはわたしたちの心を休め、ほっとさせ、やわらげてくれるじゃないか。彼女らがいなかったら、この世は耐えがたいだろう。

・音楽を愛するには、少なくとも音楽が奏でられている間はじっと聴き入っていなければならない。初めて聴くなじめないものであっても、まずは我慢して聴くことが必要だ。そうしてようやく、その音楽のよさがわかってくる。物に対しても人に対しても同じだ。今までのものとはちがうと言って端からはねつけていては愛せない。寛大に受け入れる気持ちで接しなければ、そのものを理解できない。やがてあたかもその寛容さに感謝で応えるかのように、最初に見えていたヴェールがとかれ、その魅力や美しさがはっきりと見えてくるだろう。わたしたちにしても、そういうふうにして人から愛されてきたのだ。

・ささいなことでいい。何か一つのきっかけでも掴んで自分を幸せにせよ。できる限り、機嫌よくあれ。気分上々にせよ。そうして、自分が本当にしたいことをなすがいい。

・疲労は人を危うくし、力を弱める。すでに自分で充分に克服しきった事柄さえも、ひどく疲れているときは人を押しつぶす原因になるし、ふだんはささいにしか思えなかったことがひときわ巨大に感じられるようになる。疲労が人の感情や判断力をはなはだ脆くするからだ。そんなときは本来の自分に回復するまで、安全な場所でゆったりと休むしかない。

・喜びや感動をひとしおのものにしたいのかい。だったら、まず必要とされるものは苦痛と困難だ。苦痛がまったくないのならば、喜びには何の味もなくなってしまう。あるいは、そもそも喜びを感じなくなってしまうじゃないか。

・小さな悩み事で悶々とすれば、それはわたしたちを小さくしてしまう。しかし、大きな苦悩を抱えるならば、それはわたしたちを大きな人間にする。なぜならば、大きな苦悩はわたしたちを陶冶して力を不屈なものとし、今までとは異なる新しい眼を与え、また、ある種の新しい生まれ変わりの機会を与えてくれるからだ。

・残念ながら、多くの人は知らなさすぎる。自分が溢れるほど豊かだということを。何にだってなれる。何だってできる。言葉のあやではなく、まったくそのとおりの意味で、現実として。なれない、この状況ではなれそうもないと言うのは、まだ怠けたままで何もしたくないからだ。しかし、自分が意志すれば何にでもなれる。実際にそうなった人がそれが真実だとよく知っている。自分の豊かさに気づけ。そして、豊かな者として動け。

・何か能力がすぐれているから、何か外見が標準以上に美しいからという理由で、その女性が身近の男性に好かれるというわけではない。もっと簡単で確実な方法がある。それは、その男性の前で困った様子を見せることだ。すると、男性は一種の父性愛をくすぐられ、目の前の女性を庇護してあげたいという気持ちにさせられる。そしてまた、彼のそういう気持ち、つまりは本能を引き出してくれる特別な存在としてその女性を気に入るようになるのだ。

・悩む人というのはいつも閉じ籠もっている。従来の考え方と感情が浮遊している狭くて小さな箱の中に閉じこもっている。その箱から出ることすら思いつかない。その悩みの小箱に詰まっているものはみな古いものばかりだ。古い考え方。古い感情。古い自分。そこにあるものはすべて昔から同じ価値を持ち、同じ名前を持っている。そのことに気づいただけで、すでにその悩みの箱から脱出する方法が知れてくる。名前と価値を自分で決めることだ。病気を新しい世界への端と名づけ、困難や苦労を試練と名づけ、彷徨を遍歴と名づけ、貧しさを手持ちの満足の練習と名づけ、逆境を跳躍のチャンスと名づけるように。すると、そこに自分だけの新しい価値も自然と備わってくる。これだけで、生きることがだいぶ軽やかになってくるものだ。

<目次>
Ⅰ 生について
 001 待たずに進め、生きろ!
 002 今が永遠に続いてもいいほどに
 003 仕事が自分を強くする
 004 人生について考えるのは暇なときだけにせよ
 005 一つひとつの事柄をきちんと引き受けよ
 006 生きゆく力
 007 過去を愛しすぎるな
 008 自然が教えてくれること
 009 自然は成し遂げる
 010 挑戦し続ける人生を
 011 貧しい生き方をするな
 012 苦悩は生きる力を汲み出す
 013 固まれば破滅する
 014 よきものは生をうながす
 015 人生は形を持たない
 016 人生は生ききる旅路
 017 賞賛された若者へ
 018 もっともっと成長しなさい
 019 若者よ、急ぐな
 020 衰えの魅惑
 021 憂いなき蝶のように
 022 ひとり砂漠を進め
 023 つらいから青春だ
 024 死刑の重さ
 025 求めても得られないなら
 026 自分の足で進め
 027 自分の力で奪え
 028 立ちどまれば階段にされる
 029 毒を強壮剤に
 030 いつ死ぬかわからない
 031 私のモラル
 032 人生には苦と快の両方がある
 033 人生はさすらいだ
 034 小さく生きるな
 035 体の欲望に価値をつけない
 036 才能を生かすもの
 037 苦しみは人生からの贈り物
 038 固定した考えから脱出せよ
 039 高みへと登るために
 040 魚のいいわけ
 041 創造する者へのヒント
 042 人生の意味はこの手にある
 043 勇敢であれ
 044 人生を自分のものにせよ
 045 行いが運身を生む
 046 きみはどう生きるのか
 047 自分の仕事こそ最高と信じよ
 048 目標をあきらめるな
 049 気持ちのままに
Ⅱ 愛について
 050 愛だけが導く
 051 愛しすぎることの危険
 052 愛からなされることは
 053 愛という名の橋
 054 愛は善悪の彼岸に
 055 愛の力は人の宝石を掘り出す
 056 移り気の愛
 057 愛する者と愛せたい者
 058 まずは自愛
Ⅲ 己について
 059 自己を超えた目標を持て
 060 自己をあらわにせよ
 061 欠点という名の教師
 062 あらゆる体験はつながっている
 063 群れの中では自分がいなくなる
 064 不安な人は愛されたがる
 065 最高の闘い方
 066 理想さえも超えて行け
 067 著者としての目標
 068 行いが人を築く
 069 破れ目から新しい自己を見る
 070 脱皮し続けよ
 071 裸の自分を見よ
 072 事実は自分でコントロールできる
 073 自分のための庭師
 074 弱さや貧しさを美しく
 075 自分への喜び
 076 不満は自分との闘いの拒否だ
 077 理想への道がモラルになる
 078 自分自身へのためらい
 079 公正であるための孤独
 080 自由のしるし
 081 見栄っぱりは自分をだましている
 082 ありきたりの意見だけしか出ないのは
 083 自分をないがしろにするな
 084 本を書くということ
 085 内なる野生を解放しよう
 086 自己がもっとも高くなる真夏を
Ⅳ 言について
 087 いつ、何を語るべきか
 088 香り高い言葉を使え
 089 相手を傷つけたいのなら
 090 クリエイターは旗を立てよ
 091 言葉に含まれる歪み
 092 言葉という大海へ漕ぎ出せ
 093 相手が答えやすい問いかけをせよ
 094 嘘が語る真実
 095 語り尽くせないもの
Ⅴ 人について
 096 人は刻々と変わり続ける
 097 生きるべき姿勢がわからないときには
 098 強さと冷酷さは違う
 099 狡猾な人の本質
 100 人を助けるときの心理
 101 友にするなら働き者を
 102 友のための沈黙
 103 友への同情の深さ
 104 歓待は安心していない証拠
 105 自分の中の悪に向き合え
 106 愛される強者になれ
 107 私が憎む人
 108 自由に耐えきれなくなった者が待つのは
 109 卓越した人は理解されない
 110 献身と呼ぶべきものは
 111 本当に楽しめない人は悦楽を追い続ける
 112 独創的な人とは
 113 天才とは
 114 他人の不幸を喜ぶ心理
 115 同じ人間だと感じるとき
 116 若者を破滅させる毒薬
 117 動物が言葉を話したら
 118 動物から見たヒト
 119 偉大さを知るために
 120 高尚な人間をつくるもの
 121 才能を発揮させるために
 122 愛想のよさと不信
 123 人格そのものが露出するとき
 124 人に何を見るか
 125 堂々とした人間
 126 約束するということ
 127 こういう人には近寄るな
 128 批判や悪口にとりあうな
 129 大言壮語する人にかぎって
 130 人間を美味しく味わう
 131 天才はきみとかけ離れた存在ではない
 132 人は変われる
Ⅵ 知について
 133 真実の痛み
 134 新しいものへの怖れ
 135 思想は星座のように意味を持つ
 136 知恵は怒りをへらす
 137 知の基本
 138 美女と真理
 139 知恵は武器だ
 140 勉強の効果
 141 一冊の書物
 142 肉体は大いなる理性だ
Ⅶ 世について
 143 行為こそが本道
 144 この世から逃げるな
 145 世間の人々の見方
 146 何ひとつそのままには見ていない
 147 価値を生むもの
 148 態度が人を承服させる
 149 道徳は人それぞれ違う
 150 権威は生きる力をすり減らした者に支えられる
 151 国際化は人間を洗練する
 152 文化は林檎の皮
 153 国家よりも自分の理想に賭けろ
 154 テロリズムが現れるとき
 155 世間の無理解
 156 大人の中の子供
 157 慈善の条件
 158 語られる自然と真の自然
 159 威厳を示そうとする連中の正体
 160 地獄の視点
 161 すぐれた物書きは集合精神を持つ
 162 原因と結果について
 163 勝利に偶然はない
 164 敵が現れる喜び
 165 印象はいつも一色に染まっている
 166 狂気の集団性
 167 高貴な人間
 168 世間の波の中で漂流しないために
 169 高みから何を見るか
 170 女性はこの世の蜂蜜
 171 女性の存在
 172 怯えから賛成する人
 173 政治家か見える二種類の人間
 174 他人を救うのは簡単ではない
 175 そのままの世界とは
 176 哲学者の求めるもの
 177 価値評価のラッピング
 178 縛られている人々を大衆と呼ぶ
Ⅷ 美について
 179 人間のみが美しい
 180 野の花
 181 芸術的本能が人を生かす
 182 芸術を生む条件は陶酔である
 183 芸術を創り出す力
 184 夜のための音楽と月
 185 音楽は魂を外へ連れ出す
 186 音楽そのものの歓び
 187 愛することを学べ
 188 音楽は女性
 189 音楽の力
 190 何が美醜を分けるのか
Ⅸ 心について
 191 内心の幸福のために
 192 気分を上げてから事をなせ
 193 疲労の危険性
 194 苦痛という名の調味料
 195 感じ方は常に変わる
 196 勝手に理解しているだけ
 197 悲しみを忘れさせてくれるもの
 198 大いなる苦悩と格闘せよ
 199 依存への欲求
 200 どんな判断にも色がある
 201 生活条件が価値観を変える
 202 道徳は内側から湧く
 203 理解されたくない理由
 204 何かを成し遂げようと思うなら
 205 行いの貫徹のために
 206 母性愛の中にも好奇心が
 207 人はわかりにくいものをありがたがる
 208 拒絶される幸福感
 209 好意は小さな花々
 210 恥ずかしいと感じるとき
 211 ストイックでなければ跳べない
 212 自分の心の奥にライバルを持て
 213 自分の豊かさに気づけ
 214 痛みは船長の声
 215 魅力の秘密
 216 自分を取り戻す方法
 217 好かれるための技術
 218 闘う者は敵と似てくる
 219 人は誰を憎むのか
 220 二種類の賞賛
 221 固くも柔らかくも生きる
 222 赦す心の難しさ
 223 欲得と激情の結婚
 224 喧噪が慰めになるとき
 225 完全なる幸福の条件
 226 好きと嫌いの理由
 227 憎しみを感じるときは自分が弱い
 228 慰めない慰め
 229 重い心は人から人へ移る
 230 奉仕の評価について
 231 行動は決して自由ではない
 232 悩みの小箱から脱出せよ


面白かった本まとめ(2012年下半期)

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懐鮮食堂(吉祥寺)でフランス料理を楽しみました!

2013年04月17日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

以前このブログで紹介した「吉祥寺 横丁の逆襲」という本に紹介されていた懐鮮食堂へ行って来ました!

 場所は、JR吉祥寺駅北側から線路沿いに西荻窪方面へ約5分のところにあるビルの2階になります。
隣がセブンイレブンですね。

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↑お店のビル

 階段を上がって左側にお店があります。

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↑お店の玄関

 扉を開けて左側に部屋があり、4人掛けのテーブル席が4つと、2人掛けのテーブルが4つほどのお店となます。
 店内は少し年代を感じますが掃除は行き届いているようです。。

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↑店内

 本によると、箸で気軽にフランス料理を楽しめるお店とのことです。
食堂ですからね・・・^_^;)

 メニューを見ると、ディナーは基本的にはハーフコース3900円かフルコース5200円から選ぶこととなります。
 それぞれ季節の天然魚介類をふんだんに取り入れた前菜に、自家製デザート取り合わせ、パン、コーヒーor紅茶が付きます。

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↑メニュー

 ハーフコースはメインを1つ選べ、フルコースは天然海の幸お魚料理と、そのほかメインを1つ選べます。つまりフルコースはメインが2つということになります。
 メインは以下から選ぶこととなります。

・天然海の幸お魚料理
・ホタテ貝とエビの紙包み焼き
・生食用大海老のムニエル海老の香りのクリーム
・海の幸のパイ包み焼き
・黒毛和牛フィレ肉のステーキボルド酒と +300円
・骨付き仔羊と野菜のロースト+500円
・フランス産 鴨のロースト フォワグラ添え +500円
・黒毛和牛フィレ肉にフォアグラのステーキを添えて +1000円
・フレッシュフォワグラのステーキ バルサミコ酢味 +1000円
・伊勢海老(夏期はオマール海老)の懐鮮食堂風 +1500円(2人様ずつ)

 最近は少食なのでハーフコースにすることにし、肉以外でオススメをウェイトレスのおばさんに訊ねます。
 すると、「天然海の幸お魚料理」がオススメで、本日は天然の魚にパイ包み焼きとのことなので、それを選びます。

 しばらくして前菜が運ばれますが想像以上に美しくて驚きました!
大きな重い皿に、5つの前菜の器が置かれています。

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↑前菜

 手前から、イシガレイとタマネギのマリネ、パルマ産の生ハムとフルーツ、大きな海老、大きなハマグリにウニ添え、トマトです。
 特にハマグリはアツアツでスープも旨くてこれは絶品です!
ハマグリの土台がフランスパンというのも面白いですね!
 そして大きな海老もアツアツで、これは美しく飾られているのは嬉しいです。
 そのほかどれもカラフルで色彩も良いですし、美味しいです。

 それから温かいフランスパンも運ばれます。

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↑フランスパンとバター

そして、里芋とゴボウのクリームスープが運ばれます。
コックが運んでくれたのには驚きました。
濃厚でゴボウがいいですね~。

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↑里芋とゴボウのクリームスープ

そして、メインもコックが運びますが、そのボリュームには驚きます!
天然のヒラスズキのポワレ?と細長いアスパラや蕪?、そしてパイ包みが大きな皿に飾られます。

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↑メインのスズキやパイ包み

 ヒラスズキは適度に調理されてホカホカで、トマトソースも合い美味しいです!
 そしてアツアツのカップのパイ包みは、想像以上に魚介がたっぷりで、タラバガニや貝があり、キノコも良い味を出しています。
タラバガニは嬉しかったですね~!
 前菜とメインには大満足です!
かなりお腹いっぱいです。
 ハーフコースで十分な量だと思います!

そしてデザートが運ばれます。
これも大きなお皿にたくさん飾られています。
紅茶のアイスに、くるみのミルフィーユ、チョコレートケーキです。
飲み物はレモンティを選びました。

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↑デザート

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↑紅茶

 懐鮮食堂は、フランス料理をお箸で気軽に楽しめますし、ボリュームある前菜やメインを美味しく楽しめオススメです!!
 ただ、店内をもっときれいに、そしてデザートにもっと力を入れれば、もっと良い店になるかと思います。


フランス懐石 懐鮮食堂

夜総合点★★★☆☆ 3.5
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美味しかったものまとめ(2012年下半期)

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「おそうじ本舗」でのハウスクリーニングはとてもオススメ!

2013年04月15日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>

 特に台所や浴室、トイレ等の水回りを徹底的にプロに掃除してもらいたいと思い、初めて「おそうじ本舗」 にお願いしました。

 ハウスクリーニングとしては「ダスキン」も有名ですが、ホームページを見た限りでは「おそうじ本舗」のメニューなど内容が分かりやすく、見積もりも分かりやすいのでこちらに電話をしてみました。

また「おそうじ本舗」の方が少しお値段は安いようです。

 家の近くのお店に電話をしたのですが、あいにく希望の日は予約で満杯とのことなので、フリーダイヤルの方へ電話をしました。

そうすると、優しく丁寧に対応してくれ、何とか見積もりに来てくれることになりました。

見積もりは無料です。

 引越しシーズンということもありとても忙しそうで、到着前には何度か連絡をいれてくれましたね。

 見積もりには店長自ら来てくれ、優しく丁寧に掃除内容と見積もりをしてくれます。

見積もりはホームページ記載の金額と同じでしたね。

またサービス範囲外のことも、ちょっとした所であれば無料で対応してくれるのは有難かったですね。
見積もりと掃除内容は以下の通りです。

浴室 1.26万円(浴槽(エプロン内部含む)/天井/照明/窓(室内側のみ)/蛇口/シャワー/壁面/床/扉/鏡/換気扇(簡易清掃) など)
トイレ 0.63万円(便器/便座/天井/壁面/照明/床(ワックス含む)/タンクまわり/扉/窓/換気扇(簡易清掃)など。タンクの中は対象外)
洗面所 0.63万円(照明/鏡/洗面ボウル/蛇口/収納庫表面 など)
キッチン 1.575万円(シンク/ガス台(ガステーブル)/ガスコンロ/グリル(扉・焼網・皿のみ)/上下吊戸棚表面/天袋/照明/蛇口/窓(室内側のみ)/前面・側面の壁面など)
換気扇(レンジフード) 1.26万円(カバー/本体内部/ファン(プロペラ)/フィルター)
窓ガラス 0.315万円
合計5.67万円(消費税込)

実際に支払った金額もこの値段でした。

 そして、掃除当日は午後からだったのですが、前のお客さんの掃除がいつ終わるか分からないとのことで、来る前には電話連絡してくれました。
その気遣いは嬉しいです。

 当初3人という話でしたが、店長含めて見積もりに来てくれた2人で掃除をしてくれました。

14時から約4時間もかけて、かなり長い時間丁寧に掃除をしてくれましたね。

 洗剤は何を使っているかは分かりませんが、ハイターのような臭いが漂っていました。

 台所や浴室天井の換気扇を分解してきれいに掃除するのはすごいなぁと思いましたし、浴室のエプロンを取り外して、その中を洗ってくれるのは嬉しかったですね。

 台所のガステーブルもきれいにしてくれるようですが、あいにく新品を買ったばかりだったので、ちょいと残念でした。

 また、サッシの窓ガラスも3カ所きれいにしてくれ、1週間後もかなりきれいなのには驚きました。
3150円での窓ガラス掃除は特にオススメですね。

 ただ、トイレのタンクの中を掃除して欲しかったなぁとは後で思いましたね。

この後も掃除があるとのことで大変そうでした。

 「おそうじ本舗」のハウスクリーニングは初めての体験でしたが、明朗会計で、ホームページも分かりやすく説明があり、そして丁寧に時間をかけて掃除をしてくれて、とてもオススメです!

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自動車保険を安く!

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「アフリカの奇跡(佐藤芳之)」という本はとてもオススメ!

2013年04月12日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「アフリカの奇跡(佐藤芳之)」の購入はコチラ

 この「アフリカの奇跡」という本は、ケニアで「ケニア・ナッツ・カンパニー」や「オーガニック・ソルーションズ・ケニア」という会社を設立した佐藤芳之さんが書いたもので、その生い立ちやアフリカでの生活・起業・失敗から学んだこと、アフリカの方の性質などについて分かりやすく興味深く書かれています。

 特に以下については興味や共感を持ちましたね。
実体験に基づき書かれているので、どれも説得力があります。

・「後を振り返らず前へ前へ」という姿勢を持っている
・学生時代は頭より身体を鍛えるべき
・いろんな自分の関心事にどんどんトライすることが大切
・言葉は口に出すとそれに縛られる
・本当に良質なものを生活の中に取り入れる
・精神的にはハングリーで、フーリッシュでいること
・農民を搾取するのではなく、栽培・集荷・加工・格段階のステークホルダーが満足する仕組みを作った
・人材を募集する際にはビジョンを示すこと
・ビジネスを興すときは小さく始め、少しずつ大きくすること
・日本人にとっては当たり前の嘘をつかない・時間を守る・物を捨てないといったことをアフリカの人は守れなかった
・事業はちゃんとそこに住んで、じっくり時間をかけて手がけること
・地場産業の振興が重要
・企業の社会貢献の先には世界全体の平和がある
・社会は熟成すべきであって腐敗してはいけない
・相手が感動して泣いてしまうぐらい説得ができるような言語力が必要
・お金こそあらゆる人をつなぐことのできる接点、エッセンス
・理想の会社は離合集散を繰り返しながらその場その場で新しい価値を創造していくこと
・儲けは再投資と生産者への還元と従業員の福祉に回すのがポイント
・会社も大きくなったら分社化しそれぞれ特色ある会社として独立すべき
・自分の役割を規定して、その役割を果たしたらダラダラ居座らず、スッと立ち去る美学を求め、次にやるべきことに向かうべき
・自己変革するからひとつの道で抜きん出ることができる
・一人で起承転結すべきではない
・ビジネスにも歴史の視点は必要
・人にとって大切なおはPPP(ポジティブ・パワフル・パッショネイト)
・志は高く、目線は低く
・永遠に生きるがごとく夢を見よ、今日死ぬがごとく今を生きよ


 「アフリカの奇跡」という本は、人生に役立つことがたくさん書かれていて、とてもオススメです!
以下はこの本のポイント等です。

・自分の目のことなのに、私自身は案外気になりませんでした。隻眼となり遠近感を失いながらも、私は中学ではバレーボール、高校ではラグビーと、球技に打ち込みました。物事はつねに起こるべくして起こるものです。すでに起こってしまったことにいつまでもくよくよしていては、前に進むことができません。片目の視力を失ったことは、私が持って生まれた「後を振り返らず前へ前へ」という姿勢を、さらに確固たるものにしてくれました。

・少年時代はキラキラの破片づくりでいいのです。後に成長するにつれ、そのキラキラ光る破片が収束してひとつの光になていけばいい。それは何かひとつの目標を持って、そこに向かって一直線に進んでいく生き方と正反対のものです。明確なゴールはないけれど、常にアンテナを張っていて、何か起こるたびに鋭敏に反応していく。ただ、意識の中に芯のようなものを一本、しっかりと持っていなければなりません。

・よく座右の銘はなんですかと聞かれることがあります。そういうとき私は、高浜虚子の一句を挙げることにしています。
<去年今年貫く棒の如きもの(こぞことしつらぬくぼうのごときもの)>
 この句に出てくる「貫く棒の如きもの」さえあれば、少々の寄り道や回り道をしても自分はいつも元の場所へ戻れる。修正することができるという感覚があります。この「棒の如きもの」は欲望の抑止もしてくれるでしょう。野心や野望んんて持っても、なんの足しにもならないよと言ってくれます。「棒の如きもの」を持つことこそが野心なんだよと教えてくれます。

・学生時代というのは、頭より身体を鍛えるべきです。あのとききちんと身体を作っていたから、後にアフリカに行って、サハラ砂漠でぶっ倒れたり、ガーナで栄養失調になって入院したりしても生き延びられたのだと思います。

・絵を描くにしても、スポーツをやるにしても、最初からそれ一筋というのではなく、あちこちに寄り道して、いろいろなことを経験していると、あるときパッとすべてが一緒になって、道筋が見える。そういうものだと思います。もちろん自分の中に「芯」を持つことは大切ですが、若い頃は、モザイクを作っていくような感じで、自分の関心事にどんどんトライしていくといいとおもいます。そうして、本気でぶつかっていった様々な体験が互いに摩擦を起こすようにするのです。摩擦は熱を起こしますから、その熱が自分をつき動かして、また次のステージに行かせてくれます。

・アフリカへ渡るという夢を胸に抱いたのは高校生のとき。1955年頃のことです。ホームルームの時間に、みんなで10年後にどこで何をしているか語ろうじゃないかということになり、一人ひとり前に出て発表したことがありました。私の順番が回ってきて、ぼんやりと思い描いていたことが言葉になり、「僕はアフリカへ行きます。10年後にはアフリカにいます」と宣言してしまったのでした。言葉というのは、いったん口に出してしまったら、それに縛られるものです。ホームルームで言ったことが、そのまま文集にも載って、これは本当に行かないとカッコ悪いなということになりました。それで、アフリカの独立やその背景にあった思想などについての本を読み始めました。

・リーダー格の連中は後ろで「行け」とか「退け」とか適当に指示を出したり、機動隊をなじったりするだけで、いわば安全地帯にいるわけです。前線でひどい目に遭いながら、私は「太平洋戦争も結局はこうだったのかな」と思いました。参謀本部が後ろのようで、ここへ行け、あそこへ行けと指示を出し、駒を扱うように兵隊たちを動かす。行かされるほうは大変です。3日分の食料を持たされて1ヶ月行けなどと言われ、鉄砲を担いで行くわけでしょう。それでは犬死にするのがオチです。日本軍の失敗の本質を、私はデモのなかで見た気がしました。機動隊に脚を蹴飛ばされ、痛くて歩けなくなって、「俺はもうダメだ」と叫んだらデモから引っ張り出されました。私は失望感を抱え、脚を引きずりながら、家に戻ることになりました。そんなことがあって、私は安保闘争なんてバカバカしいことだと悟りました。今になって振り返ると、当時のあの連帯感はいったい何だったのだろうと思います。あのときの人々の振る舞いは、ナチス・ドイツやオウム真理教のやったことにつながるような、人の心理を煽って操作するという、非常に危険なものをはらんでいたと思います。友人のなかには何人か逮捕さえた者もいます。学校は封鎖されてしまいました。それでも日本はあまり変わりませんでした。虚しい感じだけが私のなかに残りました。学生運動を経験して、日本社会そのものにしらけてしまったことは、その後の私の生き方に大きく影響を及ぼしました。たとえば事業を興して会社をつくり、何千人もの社員を抱える社長になっても、私の独善的なプラン、私のやりたいことで人を動かすようなことをしてはいけないと考えるようになりました。かつて日本の多くの会社がやっていたことは、一種のファッショでしょう。何ごとも社長や役員のトップダウン。社長や役員の下にたくさんのヒラ社員がいて、一番働いているのはそのヒラたち。いつも夜中まで働かされて、たまたま部長にでもなればなったで、今度は接待と称して毎晩銀座などを飲んで、無駄なお金を使う。そこから見えてくる日本の会社、ひいては日本社会の仕組み、統治機構、そういうものに対する強い反感がありました。

・本当に良質なものを、さらっと生活のなかに取り入れていきたいというのは今も心がけていることです。自分の生活をあるグレードに保つことは大切だと思います。人としての最低限のノーブルさを保ち、知的に生活すること。大きな仕事を成し遂げようと望むときには、私的な部分がだらしなくなっているとダメです。経済的にも、特に大金持ちでなくてもいいけれど、ちゃんと食べられる程度の収入があって、家もそれなりに堂々としたところに住む。そこで、きちんとした生活をする。その上で、精神的にはハングリーでフーリッシュでいること。そこまで整っていてはじめて、あるレベルの仕事ができるのだと思います。

・ひとたびプロジェクトが動き出すと、いろんな人がやってきて、私を助けてくれました。私はただ大きな声を出して、旗を振っていただけです。仕事というのは、たとえ一人で始めたとしても、所詮一人でやり通せるものではありません。ナッツ・カンパニーの場合にも、ナッツのスペシャリスト、会計のスペシャリスト、機械のスペシャリスト、食品衛生のスペシャリストなど、各分野の専門家が集まって来てくれました。なぜあんなふうにそれぞれの道に精通した人たちが集まってくれたのか、理由は私にもわかりません。給料をたくさん払えるはずもありませんでした。それでも、私の「やろう」という声に応えて、賛同してくれました。意気に感じるということだったのかもしれません。アフリカという土地の可能性に魅力を感じたのかもしれません。みんな本当に誠心誠意、献身的で全力投球でした。

・ナッツ・カンパニーのビジネスで私が重視したのは生産者による生産拡大でした。栽培、集荷、加工、各段階のステークホルダー(利害関係者)が満足する仕組みを作ろうとしたのです。従来の欧米型の、大規模プランテーションで農民が搾取されるような開発ではなく、農民を小農スタイルの原料供給源にすることで農民が現金収入を得て、経済基盤を確立するというものです。多くの農家でトウモロコシやコーヒーの間にマカダミアを植えてもらいました。マカダミアは苗を植えてから実を収穫するまでに7年かかりますが、それ以降は毎年安定的に収穫することができ、地域の緑化にもつながります。苗を買ってくれた農家には、収量・品質が向上するように、肥料の与え方や剪定の仕方などを教えました。きちんと木の世話をすれば、その分、収入も増えるということが理解できれば、人々はやる気を起こします。ナッツの集荷は、集荷ポイントをいくつか作り、そこに収穫したナッツを持ってきてもらって現金と引き換えるようにしました。その場で、現金で、確実に払うことが肝要でした。そうすることで、農民は「今日はナッツを集荷場に持っていって、そこでもらったお金で帰りに市場で洗剤を買おう」という計画的な生活ができます。先の見通せる生活は新たな意欲につながるものです。

・大きな会社なら、それなりに人も来てくれるでしょうが、将来どうなるかもわからない小さな会社では、募集をかけてもほとんど誰も来てくれません。それをどうにかアピールして、来てもらわなければなりませんでした。そこで私がやったのは、ビジョンを示すことでした。この会社は、こういうことをして、いずれはこうなって・・・とビジョンを語ったのです。そうすると、そこに共感した人材が引っかかってくるというわけです。ビジョンを語ることは、新規採用の時だけではなく、つねに大切なことです。

・ナッツで業績が上がったからといって、私の経営手腕が優れていたというのではありません。私が何かをやりたいと言いだし、それに興味を抱いて来てくれた人に「じゃあ、これをやってよ」「あなたはあれをやってよ」と、みんなに頼んでいただけのことですから。私は社員たちに利益の可能性について語るより、やりたいという気持ちを話しました。「私がやりたいから、一緒にやりませんか」「一緒にやって、楽しみませんか」と話しました。一方、集まってきてくれた人たちは、あるプロジェクトに入ると、その道を極めて、いつしかプロフェッショナルになってしまうのです。ナッツ・カンパニーに参加した人は、来たときはずぶの素人だったのが、そのうちにナッツのプロになりました。やっていくうちに追求するのが楽しくなったのでしょう。楽しくなると、どんどんその道の勉強をするようになって、ますます精通していく。ナッツの仕事をやろうと言い出した当の私は、あっと言う間に置いてきぼりでした。

・ビジネスを興すときは、つねに小さく始めるようにしてきました。失敗したときに破綻してしまうほど大きくはやらないということです。それは、私が父の町工場の仕事を手伝ったときに身に付いた経営感覚なのかもしれません。ナッツ・カンパニーも数人で小さく始め、それを育てて、少しずつ大きくしていきました。良い人材が集まり、良い商品が作れて、正しいマーケティングときちんとした経理が整えば、会社経営も楽なものです。あれよ、あれよという間に成長していきました。マカダミアに加え、カシューナッツ、コーヒー、紅茶を手がけるようになりました。利益が上がっても、私はそれで自分の生活を豪奢にしようなどとは思いませんでした。この利益を使って、もうひとつ工場を造ろう。さらにもうひとつ工場を、というふうにどんどん拡張していったのです。従業員の人たちはビジネスが拡張することをたいへん喜びました。拡張が次なるモチベーションになって、じゃあ今度は新たにこれをやろう、次はこれもやってみようとますます意欲的になってくれました。最終的には4000人の社員を抱える規模になりましたが、私も含めた日本人株主にも、パートナーとして参加したケニア人株主たちにも、一度も配当を実施したことがありません。利益はすべて再投資と、従業員還元に回しました。そうすることで組織を少しずつ強固に、大きくしていったのです。欧米流の経営とは違うやり方に、「佐藤は格好をつけている」と批判されることもありましたが、意に介しませんでした。

・アフリカで人を雇うときに一番たいへんだったのは、倫理観・道徳観の違いでした。日本人の私にとってはごく当たり前の最低限のモラル-例えば、嘘をつかないとか、約束した時間を守るとか、公共の場にやたらと物を捨てないとか、職場や家をきれいに掃除するとか-をアフリカの人たちはほとんど守れませんでした。倫理や道徳よりも、とにかく生存することが大変だったということはあったでしょう。アフリカでは「言葉は風」と言われます。人と人が交わす言葉は所詮、草原を吹き渡る風のようなものだという意味です。例えば、誰かと前の日に交わした「明日までに必ずやる」という約束が翌日になっても守られなかったとします。約束を破った人が謝るということは、アフリカではまずあり得ません。それどころか、平然として「言葉は風だよ。きのう約束したっていうけど、それは今、どこにあるんだい?そんなものは風に乗ってもうキリマンジャロの麓まで飛んでいってしまったよ」と言います。「お前のこと、信用しているから、しっかりやってくれよ」と念を押しても、言われた人は困惑した顔をするだけです。「信用されても困る」と言います。人々が食べるのに困らない豊かな社会だと、言葉や信頼関係がサバイバルの道具になります。それらを守るために倫理や道徳も発達するのでしょう。

・そういう社会ですから、一貫した真実などというものはあり得ません。自分の言葉にいちいち責任を持っていたら身がもたない。場当たり的に、局面局面を取り繕っていく。アフリカ人というのは、そういうことに長けた人たちなのだと思います。アフリカ人が嘘をついたとき、それへの対処法は、まず「受け入れる」ことだと私は思います。それは嘘だろうと最初から決めつけずに、いったん彼らの言うことを受け入れてみる。「そうだよな、少なくとも、君はそう思ったんだよな」と受け入れる。彼らの言ったことが明日も真実かどうか、そこでは問わない。しかし、こう付け加えるのを忘れません。「明日になっても同じようなことが言えるようになったらすばらしいよな」

・アフリカでは盗みが頻発していまう。そして、盗みに対する制裁は、非常に厳しいものがあります。ケニア・ナッツでも、守衛が泥棒を捕まえ、殴りつけて、警察に連れて行く前に、すでに犯人の顔が腫れ上がって、脚は骨が折れていたということも珍しくありませんでした。盗みは善悪の問題ではなく、限られた食べ物を独占されるという、生死に関わる問題です。ですから、村で食べ物を盗んだ者が見つかると、引きずり出して首からタイヤをかけ、そこに火を付けたりします。それはもう凄まじいリンチです。盗んだ者は死んで当然ということになっているのです。食べ物でも金品でも、物を盗むのは他の人の生存を脅かすこととみなされます。誰かが盗むと、その分誰かが食えなくなるということです。警察官は、泥棒を捕まえにいくのではなく、泥棒がリンチで殺されるのを止めにいくのです。泥棒の側からすると、警察官を呼ばれたら大喜びです。

・ブラジルが一番わかりやすい例だと思います。手に入れたのはすばらしい農場と工場でした。1997年、ドイツでナッツを扱ってくれていた山口邦彦さんから、ミナスジェライス州のエスプリト・サントスちう町に1000エーカーを超すマカダミアナッツの農場があり、ビジネスパートナーを探しているという情報を得ました。私はすぐに南アフリカのヨハネスブルグ経由でサンパウロに飛び、現地視察をしました。すばらしい農場でした。これはいける。これをうまくやれば、ブラジルに一大拠点ができてアメリカでの展開につながるとぬか喜びしたものです。山口さんが共同出資者になりました。現地パートナーとの交渉の結果、加工会社を買収し、工場用の機械を据えつけて操業という運びになりました。ところが操業開始から一週間と経たないうちに、そこがギャングに占拠されてしまったのです。それだけでなく、信頼して現地の一切を任せた日系人が機械や部品を調達する際に、代金を水増しして懐に入れるという、盗み同然のことをしていたことが発覚しました。他のブラジル人にも騙されて、ひどい目に遭わされました。工場を襲ったギャング団はパートナーとグルの、そこの警察署長の手先らしいとの情報でした。アフリカでやっているのと同じような感覚でやっていた私が甘かったようです。彼らの悪党ぶりはアフリカ人より勝っていました。

・ドイツでは、ナッツの加工を新たに手がけました。ヨーロッパの顧客が増えたので、現地に在庫を持ち、小口の注文に応じ、二次加工もして、サービス向上を図る必要性が出てきました。そこで、1993年にフランクフルトで小さな工場を始めます。その後、1998年に、ブレーメンの工業団地にスペースを借りて本格的な操業を始めたのですが、ケニアからの原料の供給が干ばつの影響などで不安定でした。それに加え、後で判明したのですが、現地を任せたドイツ人の男が私の知らないところで別会社をつくって、同様のビジネスをやっていたのです。私が現地に行くと、その男はとても愛想がよくて、ドイツ料理を振る舞ってくれたり、観光名所を案内してくれたりしていたのです。私もすっかりいい気になって、「しっかりやってくれよ」などと、うまくコントロールしているつもりでいたのですが、なんのことはない。彼は私の背後でペロッと舌を出していたのです。これまた失敗でした。

・失敗から私は教訓を学びました。私がケニアでやっていたように、ちゃんとそこに住んで、じっくり時間をかけて手がけるのならよいが、不在地主のように自分は外にいて人任せでコントロールしようというやり方は根本が間違っていました。ちょっとお金ができたものだから、可能性が広がった気がして、欲が深まった結果の失敗。私が「進出」と称してやろうとしていたのは、ただよそに出かけていって、土地や工場を買い、そこで作り出したものに自分たちのブランドをつけて出す。つまりその土地や人間を利用して、利益を吸い取ろうというものでした。それでは植民地時代に宗主国がやっていたことと何ら変わりません。

・リテール商品にはキャッチーな商品名が必要でした。私が思いついたのは「アウト・オブ・アフリカ」。北欧を代表する女流作家、カレン・ブリクセン(イサク・ディネセン)がケニアを舞台に書いた小説(日本語版のタイトルは「アフリカの日々」)で、シドニー・ポラック監督、メリル・ストリープとロバート・レッドフォードが主演で「Out of Africa」(邦題「愛と哀しみの果て」)という映画になりました。アカデミー賞作品賞をとった名作です。主人公のデンマーク人女性、カレンがケニアでコーヒー農園の経営を成功させようと奮闘し、もがき苦しむ姿に私はわが身を重ねました。映像には私が馴染んだアフリカの美しい風景が映し出されていました。ストーリーのなかで何よりも私の心をつかんだのは、いろいろとつらいこともあってから結局アフリカを離れることになった主人公が、遠くからアフリカの日々を回想し、あらためて思慕するところです。

・ゆくゆくは「ケニアに行ったら、あれを買ってきて」と言われる商品にするのが理想です。これは販売戦略でもありますが、地場産業の振興という狙いもありました。「ケニアならこれ」「ルワンダへ行ったらあれ」というふうにしたいのです。それにはストーリーのある商品を創出する必要があります。「アウト・オブ・アフリカ」は、まさに、このストーリー作りという部分で、商品とマッチしたネーミングだったのです。世界中の誰もが美味しいと感じる味を作るのは、簡単なことではありません。ナッツの場合は素材のよしあしがモロに味に出ます。アフリカの太陽と大地が育むということで、すでにすばらしいストーリーがあるのですから、あとは素材の選別をきちんとすることです。幸い人件費が安いですから、選別に多くの人手を使うことができました。もうひとつは焼き方、ローストの加減です。コーヒーの焙煎もそうですが、ナッツのローストというのは芸術の領域です。何度も試食と試行錯誤を繰り返し、担当スタッフに微妙なローストの加減を修得してもらいました。

・1996年、ルフトハンザ航空に売り込みにいって、商品のプレゼンテーションをしたら、担当者に、「お宅のナッツを食べてみると、ひとつひとつ味も形も違うじゃないですか。これではケニア産の特色が伝わらないのでは?」と言われました。私は、「特色がないのが特色ではいけませんか?」と返しました。そして、こういうふうに説得しました。「ひと袋の中に七色の味が入っていると謳ってお客様に提供してみてください。お客様には、「このナッツはケニアの高地の、いろんなところで穫れたものが混ざっている。一粒ごとに環境も違えば、日照時間も水も違う。だから、一粒一粒個性があります。マカダミアナッツのバラエティをお楽しみください」と、そういうふうに言ってください」そうしたら、担当者は「そうか」と言って膝を打ちました。それでは買わせてもらいましょうということになり、ルフトハンザとは何年か取引をさせてもらいました。今までの先入観にとらわれないで、既成概念をちょっとだけずらして、相手に見方を変えてもらって売っていくという戦略でした。そうでもしなければ、従来通りのマーケティングやプロモーションではアフリカの産品を売ることは難しかったのです。

・当初は「アフリカ原産」とパッケージに書くこともはばかられました。スイスの会社にナッツを売り込んだときには、エイズフリーの証明書を出してくれと言われました。事実、私の会社の社員の4分の1がHIV感染者でした。ケニアには、HIV感染者であることを理由に従業員を解雇してはならないという労働法があります。それで採用時には全員、血液チェックをしてもらいます。しかし、社会全体の4分の1ぐらいの割合でHIVの感染者がいますから、そういう人たちもある程度は雇って、食品には直接タッチしないところで働いてもらうようにしているのです。血液検査をすると言うと、職を失うと思って嫌がる人もいますが、「心配しなくても大丈夫だ。感染者でも職はちゃんと確保してあげるから」と言って受けてもらいます。

・企業の社会貢献の先には、世界全体の平和があります。アフリカが困窮すると、自分の国で困った人々がヨーロッパの都市に仕事を求めて流れ込みます。移民たちは異文化ごと入ってきて、それに慣れていないもともとの住民が拒否反応を起こします。自分たちが築いてきた価値が破壊されると思うのです。ただでさえ景気が悪いのに、移民たちに仕事を奪われて、ますます自分たちの仕事が減るという思いもあります。フランスでも、イタリアでも、イギリスでも同様のことが起こっています。パリなどは、長い間移民とともにやってきた都市なのに、いまだに問題が解決していません。問題解決への近道は、アフリカが経済的に自立することなのは明白です。移民を忌み嫌っている人たちでも、アフリカの人がお金を持って観光に来るのなら歓迎するでしょう。アフリカを豊かにすれば、移民は母国に戻ります。そのためにアフリカのものを買ってくださいと言うのです。

・この時の彼女の取り組みで面白かったのは、アメリカの産業政策を上手に利用したところです。アメリカには、女性やマイノリティ、新しくビジネスを興す人に対する優遇措置があります。彼女はその3つの条件をすべて備えていましたから、お金を借りるときに、非常によい条件で借りられたのです。

・40代に入った芳子はアメリカ人の従業員たちを相手に、腕まくりして、一生懸命やっています。妻でもあり、二人の子供の母でもありますから、朝起きると、子供を幼稚園に送り出すのから始まって、家事をやり、工場に出かけて仕事をやり、夕方子どもを迎えに行ったら、また工場にとって返して、夜勤に就く。工場は三交代制でフル稼働です。そんな状態でよく倒れないものだなと感心しています。トライアスロンの選手をしていた夫も朝の6時から夜11時までぶっ通しで働いています。私や親ですから、多少の心配はしますが、決して同情はしません。逆に、二人に「今、やれるときにぶっ倒れるまでやれよ」と発破をかけています。45歳まで必死でやって、結果を出したらあとはゆっくりすればいいと。芳子には、「妻、母、会社経営者、すべてをちゃんとやれ。ひとつもおろそかにしてはいけない」と言っています。「これは戦いなんだから、少しくらい痩せたってしょうがないんだ」と。芳子は芳子で、「パパ、心配無用。私、ちゃんとやるよ」と言っています。結果が出るから面白いのだそうです。結果がまた次のやる気につながるのでしょう。売上げは、ケニア・ナッツ・カンパニーを超えてしまいました。

・最終的に行き着く先は、シンプルでベーシックな生活ということです。社会を開発するときに天井を設けておくこと。そうしないと、欲望のおもむくまま、際限なしにどこまでも行ってしまいます。そうしているうちに、土台が腐ってすべてが崩壊してしまいます。社会というのは熟成するべきであって、腐敗してはいけません。腐敗は熟成だと偽って、腐敗臭を隠すために香水をかけてごまかすから、ますます土台が腐る。腐ると臭うから、さらに香水をかける。そういうサイクルに入るとなかなか出てこられなくなります。

・インターンの学生たちに私はいつも言います。「言葉は大事だから、きちんと喋らなくてはいけないよ。相手が感動して泣いてしまうぐらいの説得ができような言語力をつけなさい。そうじゃないと、仕事にならないから」コマンド・オブ・ランゲージ(言語の駆使能力)を身につけることが重要です。

・アフリカではよく、会った途端に「ドゥー・ユー・スメル・マネー・フロム・ミー?(私からお金の匂いがするかい?)」と聞きます。そうだとは言えないから、「ノー・ノー、フレンドシップ(いや、友情だよ)」とっていは答えますが、図々しいやつは「イエス、ハウ・マッチ・キャン・アイ・ゲット?(そうだ。俺の取り分はいくらだい?)」とストレートに返します。1時間くら話しただけで、いきなりそこに行ってしまうこともあります。俺からカネの匂いはするか?どのぐらいの匂いがする?すごく臭いか、それとも優しい匂いか?カネの匂いにもいろんな匂いがあるからなと言うと、相手はニヤッとしてすごく喜びます。お前、よくストレートに言ってくれたな。実はそうなんだ。人間関係は、まずそこからだよな。それを超えてから友情もあるかもしれないけれど、今日会って、いきなり友情もないだろう。俺はお前なんか知らないし、お前も俺を知らないんだから。だから二人の間の、ひとつの共通の関心事について話そうjないか、と。お金の話というと、すぐ「下世話な」ということになりますが、お金こそあらゆる人をつなぐことのできる接点、エッセンスです。経済開発でも福祉でも貿易でも、お金を媒体にしていろんなことにつながっていくのですから。

・日本人は、どんなにグローバル・ビジネスだとか言って頑張って仕事していても、最終的には日本に帰ってしまいます。国籍を取ってケニア人になって、こっちで骨を埋めるというのでないかぎりは、どんなに同化したつもりでも、ケニアの人たちにとっては外国人のままなのです。外から来た人がケニアの資源を使って仕事をしている。自分たちはあくまでも雇われ人にすぎない、という構図は変わりません。日本人が日本式経営でやっていると、そこから脱却できません。ケニア人が自分たちのスタイルでやってみて、たとえ失敗して潰れても、植えた木は残るだろう。オーナーが代わっても、木は実をみのらせ続けるだろうと考えました。大事なのは、落ちた実を加工して儲けることではなく、木と産業を残すことなのですから。かつての日本も同じような経過を経て自立していったのです。明治時代に外国からいろんな人が来て、指導をし、日本の人々が自分たちでやれるようになると、みんな去っていきまsた。役割が終わったらよそ者は去る、それが基本なのです。

・理想の会社の姿とは、きちんと自立した人間が、あるときはAという場所に集合体をつくって事をなし、終われば別れて、今度はBという場所でまた別の集合体をつくって、というふうに離合集散を繰り返しながら、常にその場その場で、新しい価値を創造していくというものだと思います。

・アフリカに拠点を置いている多国籍企業はたくさんありますが、それらの企業とケニア・ナッツ・カンパニーの最大の違いはなんだと思いますか?ケニア・ナッツ・カンパニーは儲けないということです。利益が出てもそれをポケットには入れない。儲けは再投資と生産者への還元と従業員の福祉に回すのです。再投資はサステイナビリティ(持続可能性)につながります。儲けをポケットに入れてしまうと、それは飲み食いだとか、どこか他のところへ使って消えてしまいます。多くの多国籍企業は従業員に払う給料を薄くして、支配しようとします。資本を集中することによって、支配しようとするのです。それに対して、われわれは分散しようとしています。集中させないで分離させる。出た芽がそれぞれに伸びていくような会社のほうがいいのです。大企業というのは本当に必要なのかという疑問が、つねに私にはあります。

・中央集権化しよとすればするほど、逆に分散化・地方化が進むということがあります。EUがそのよい例です。EUというくくりでヨーロッパ全体をひとつにまとめようとしたら、逆にドイツはますますドイツっぽくなり、フランスはフランスっぽくなった。文化などその土地固有のものは、中央集権の動きに相反するということでしょう。会社も、大きくなったら分社化するべきだと思います。分社化して、それぞれが特色のある会社として独立すればいいのです。アメリカのゴアテックス社には「120のルール」というのがあるそうです。1社120人までと決める。120人になったら別会社を作る。それぞれが同じようなものを作るとしても、経営形態が違うし、経営文化が違ってくる。そのほうが健全だというのです。「大国」「大企業」「大組織」というものは、もともと人間の営みとして不自然なのではないかと思います。大きくなると、どこかで必ず無理が出てきます。組織が大きくなりすぎると、個人がその中に埋没してしまいます。そうすると、不満やフラストレーションがtまるでしょう。

・ケニアの国籍を取れと勧められたこともありましたが、断りました。私は自分がアフリカ人になり得ないことを知っています。「骨を埋める」という言葉を私は好みません。骨を埋めるなんてまっぴらです。それよりもあっちへ飛び、こっちへ飛び、風のように吹きわたりたいのです。「シェーン」という映画があるでしょう。ラストシーンで、馬に乗った主人公(シェーン)が子どもの「シェーン、カムバック!」という声を聞きながら、振り返りもせずに去っていきます。あれが私の理想の姿です。映画で言うと、もうひとつの理想が「七人の侍」です。最後に勝つのは農民。志村喬が「勝ったのはあの農民たちだよ、さあ、行こう」と言って、去っていく。この映画を観たとき、もし自分が外国へ行って仕事をするなら、これだなと思ったものです。自分の役割を規定して、その役割を果たしたら、ダラダラ居座らず、スッと立ち去ること。そこに美学を求めよう。そして、私は次にやることに向かうのだと。

・フット・ファースト-まずは行動を起こすこと-を身上にしていますから、それに従ってビジネス感覚で動いたのです。自分が何屋だという意識はありませんでした。「生涯一××」などと言って、一生っかってひとつの仕事を極めるのがよいとされていますが、私は5つでも6つでも仕事をしていけばいいと思います。ひとつの仕事をコツコツとやって、名工とか匠と呼ばれるようになる人がいますが、そういう人も、技巧を極めていく過程でいろいろと方法を変え、自己変革しながらやったからこそ、ひとつの道で抜きん出ることができたのでしょう。

・ケニアで2005年かあ有機肥料の開発・販売を始めていました。ナッツやコーヒーの有機栽培に適した肥料を捜していたとき、古くから日本で使われていた乳酸菌や納豆菌などの微生物をベースにした堆肥作りのための発酵促進剤があることを知り、自社畑で撒いてみました。すると、落ち葉やナッツの殻なおが効率よく発酵して、良質な堆肥になることがわかったのです。70歳までに新しいビジネスを始めたいと考えていた私は、66歳で微生物ビジネスと出会って、「これだ!」と確信しました。

・さらに、この微生物技術が汚水の消臭・分解にも応用できることがわかり、トイレなどの汚水処理の事業も始めました。

・人間は欲深い生き物ですから、つい起承転結のすべてを自分の手でやりたがりますが、「起」だけでもできれば、私一人の役割として充分でしょう。田中角栄は「起」でやめておけばいいのに、「転」「結」まえいってしまいました。徳川家康は、歳を取ってから天下人になったので、「起」でやめて、次の世代に渡しました。あの人は国の全体を考えていたと思います。だから起承転結すべてを自分ひとりでやろうとしなかった。家康の思惑通り、彼の後ろに「承」の役割、「転」の役割の人が登場して、最後に徳川慶喜のように収拾をつける「結」の人間が現れました。

・私が人にとって大切だと思うのはPPPです。経済学者の言うプロスパリティ(繁栄)、ピース(平和)、プログレッシブ(進歩)の頭文字ではなく、私が言うのは、ポジティブ、パワフル、パッショネイト。その3つの頭文字を取ってPPP。前向きに、力強く、熱く。この方向で人の意識改革ができるということ。意識をポジティブにし、意識からでてくるパワーを感じながら、胸熱く事を為す。

・今、いろいろな機会に若い人たちに言っているのは、「志は高く、目線は低く」ということです。志は高く清く持って、目線、すなわち日々の生活態度、財産などは低くする。それがあるべき姿だし、そのほうが長らえることができます。

・せっかくなら、100年間、太く短くでも細く長くでもなく、太く長く生きることができたら最高だなと思っています。<永遠に生きるがごとく夢を見よ、今日死ぬがごとく今を生きよ>という言葉をご存じですか?ジェームス・ディーンが言いました。埼玉・川口にある私の日本の家の部屋の壁には、この言葉が買い込まれたジェームス・ディーンの大きな写真が貼ってあります。ジェームス・ディーンはわれらが青春のシンボルでした。若くして死んでしまいましたが本当にカッコよかった。

<目次>
はじめに-桁外れにスケールの大きな日本人
序章 風の吹き始める場所
 草原のキリン
 父のこと、母のこと
 生まれたのは北朝鮮
 悶々として過ごす小学生
 失明
 「幸せとは日曜の午後みたいなもの」
 「ステイ・ハングリー」
 刺激を求めて東京へ
 ”貫く棒の如きもの”を持て
 小石川高校時代
 人生の準備
第1章 アフリカへ
 「僕はアフリカへ行きます」
 学生運動に幻滅
 ラテン音楽で流しに
 ガーナへの導き
 よこしまな動機のアルバイト
 ガーナで学ぶ
 スケールの大きな人たち
 運命の相手
 新郎抜きの披露宴
 妻と私のパートナーシップ
第2章 ケニア・ナッツ・カンパニー
 ケニア人の側に立って仕事する
 ストライキを煽る
 ケニア追放?
 10カ月の日本でのモラトリアム
 三度アフリカへ
 手始めに鉛筆から
 マカダミアナッツと出会う
 35歳、ケニア・ナッツ・カンパニー設立!
 ビジョンを示すと人が集まる
 「うちの会社」という言い方に込められたもの
 人材は育てるもの
 利益はすべて再投資と従業員還元に
 情の経営
 ケニア・ナッツ・カンパニーの「七人の侍」
第3章 アフリカってところは!
 「言葉は風」
 嘘は文化か?
 盗みは死罪に値する
 銃が当たり前にある社会
 女性は働き者
 思わぬ敵
第4章 失敗から学ぶ
 ブラジルでひぢ目に遭う
 私がたくらんだ「進出」の正体
 ”眠れる巨人”を起こすな
 アウト・オブ・アフリカ
 ハンデを逆手に取る
 世界平和まで見据えて買ってもらう
 もうひとつのナッツ・カンパニー
 胸を熱くする光景
第5章 アフリカが教えてくれたこと
 欲望に上限を
 相互理解は共感から
 相手を感動させる言語力を
 お金の匂い
 「心配とは想像力の誤用である」
第6章 さらに先へ
 ケニア人に託す
 カンパニー
 大企業は必要か
 吹き渡る風のように
第7章 新たなるチャレンジ
 私は何屋でもない
 ルワンダの惨状を見て
 オーガニック・ソリューションズ
 トイレの美化が人びとの意識を変える
 ソーシャル・エンタープライズ
 「起」の人でありたい
終章 アフリカから日本を想う、日本を憂う
 コンフォートゾーンを突き抜けろ
 ソノキくん
 実体のある仕事、実体のある暮らし
 ”PPP”で生きていく
 シンプルであることが最も深い
おわりに


面白かった本まとめ(2012年下半期)

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ランコントル(国立市)での食事はとてもオススメ!

2013年04月10日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 食べログでJR国立駅周辺でNO1のお店となっているランコントル(フランス料理)でランチを楽しみました!
 記念日は祝ってくれるサービスがあるとのことなので予約して訪れてみました。

 場所は、JR国立駅南口から富士山が見える西方向斜めの富士見通り沿いで左側にあります。
 JR国立駅から徒歩約5分のビル1Fの奥になります。

1img_6512
↑ランコントルのあるビル

ビルの階段を少し降りて奥まで歩くと店があります。

2img_6511
↑ランコントルの玄関

 店内はさすが食べログ1位になるだけはあり、新しく清潔そして綺麗で、壁には絵が飾られていて、テーブルには白いクロスと小さな花が飾られています。
 席は4人掛けのテーブル席が5つほどあります。

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↑店内

 休日のランチに訪れたのですが、予約で満席で予約なしの客が次々と断られていましたね。
 このお店はランチ時にも予約することをお勧めします。
 
 お店は、店長兼コックらしき男性とウェイトレスの若い女性二人だけでそつなく切り盛りしていましたが、忙しそうでしたね。

 客層は、国立マダムたち^_^;)がほとんどで上品な方ばかりでした。

 さっそく熱いおしぼりが運ばれ、メニューを見ます。
ランチは3種類で、子供にはアラカルトで注文することもできるとのことでした。

4img_6491
↑ランチメニュー

 ランチメニューとしてはA(2100円)、B(2800円)、C(4000円)の三種類がありますが、Aは平日限定です。

 メニューBを3人分選びました。
メニューBとはいえ、前菜2品にスープ、パン、魚or肉料理、デザート、飲み物が付きかなりボリュームがあるコースです。

 前菜1品目は、マグロのカルパッチョもしくは生ハムから選べ、それぞれ選びました。
 前菜2品目は天使のエビを揚げたもので、スープは白菜のポタージュでした。
 メインは以下の3種類から選ぶもので、これもそれぞれ選びました。
・真鯛のポワレ
・鴨のコンフィ(バルサミコ酢)
・レンズ豆と豚バラ肉

 飲み物はコーヒーか紅茶を選ぶのが基本ですが、子供用にオレンジジュースを用意してくれたのは嬉しかったですね。

まず前菜が運ばれます。
野菜のプチトマトやルッコラが新鮮で美味しい!
そして特にマグロの鮮度がよく美しく、そして良い舌触りです。
さすが上質なものを使っています。
また、生ハムも美味しいです!


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↑生ハムと野菜

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↑マグロのカルパッチョと野菜

そしてパンが運ばれます。
白ゴマパンとライ麦パンがありますが、これが温かくて適度に歯ごたえがあり、美味しい!
このパンが美味しすぎて、ついお代わりをしてしまいましたね^_^;)
パンが美味しすぎです!


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↑白ゴマパン


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↑ライ麦パン

 それから2品目の前菜の天使のエビを揚げたものが運ばれます。
頭の部分も食べられるとのことです。
 身は「かだいふ」?と呼ばれるもので覆われているのですが、そのサクッとした歯触りとプリプリアツアツのエビとソースが交わり幸せな一時を迎えます。もちろん頭の部分もカリッとしていて美味しい!
これは絶品ですね!


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↑天使のエビを揚げたもの

そして白菜のポタージュも十分コクがあり濃厚でジャガイモも入っているようで美味しかったですね。

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↑白菜のポタージュ

それからメインとして真鯛のポワレや鴨のコンフィ、豚バラ肉が運ばれます。
 自分は真鯛のポワレを食べたのですが、厚みのある真鯛がふんわり中まで焼かれ、変わったソースと合いこれは嬉しい味です!
そして、鴨のコンフィは肉の上質さを感じ、バルサミコ酢と合いこれは絶品です!美味しいです!
 さすがどの料理も上質さを感じ、人気の店という理由が分かりましたね。
 今度はディナーに行ってみたいと思いました。

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↑真鯛のポワレ

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↑鴨のコンフィ(バルサミコ酢)

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↑レンズ豆と豚バラ肉

 そして、次にデザートになりますが、誕生日などの記念日の方には、チョコレートでデコレーションをしてくれました。HappyBirthedayと綺麗に描いてくれていて嬉しいです!
 オレンジケーキやアイス、そしてイチゴの生クリームどれも美味しいです!デザートが3種もあるのは嬉しいですね~。

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↑記念日のデザート

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↑ふつうのデザート

もちろんコーヒーや紅茶も、綺麗なノリタケの器で美味しく頂けました。

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↑紅茶

 ランコントルというお店は、上質なフランス料理を綺麗な室内で美味しく頂け、とてもオススメです!
 必ず予約し、記念日に訪れることもオススメします!

国立市のオススメ食事・レストランまとめ

ランコントル
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田端文士村記念館(東京 田端)へ行って来ました!

2013年04月08日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 東京のJR山手線北口からすぐのところにある田端文士村記念館へ行って来ました!
 入館無料です。 

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↑田端文士村記念館の外観

 東京のJR山手線の北方面にある田端の辺りは、明治中期までは閑静な農村で、まさに「田畑」=「田端」だったようです。

 ところが、明治22年に上野に東京美術学校(現在の東京芸術大学)が開校されると、上野とは台地続きで便が良かったことなどから、東京美術学校を目指し、学び、巣立った若者たちが田端に住むようになったようです。

 明治33年には小杉放庵(洋画家・歌人)、明治36年には板谷波山(陶芸家)、明治40年には吉田三郎(彫刻家)、明治42年には香取秀真(鋳金家・歌人)など芸術家たちが続々と移り住み、画家を中心とした「ポプラ倶楽部」も誕生するなど、田端は芸術家村となったようです。

 そして、大正3年には当時学生だった芥川龍之介(小説家)、大正5年には室生犀星(詩人・小説家)が田端に移り住み、競うように作品を発表・名声を高め、やがてこの二人を中心に菊池寛(小説家・劇作家)、堀辰雄(小説家)、萩原朔太郎(詩人)、土屋文明(歌人)らも田端に移り住み、大正から昭和の初期にかけて田端は「文士芸術家村」となったようです。

 文士とは、小説や詩を書くことを職業にしている人のことです。

そのほか、童謡の野口雨情(七つの子、十五夜お月さん等)、サトウハチロー(小さい秋みつけた、リンゴの唄など)も田端に住んでいたようです。

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↑田端文士芸術家村の年表

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↑田端文士芸術家たち

 この「田端文士村記念館」は、その文士芸術家たちの絵画・彫刻・陶芸・原稿・書簡・初版本等を紹介した施設です。

 私が訪れた時には、以下の展示がありました。
特に(1)の関東大震災時の揺れや避難等の記述や、東北地方向けの電車が田端駅始発になったなど興味深かったですね。

(1)関東大震災と田端文士芸術家村
 災害と田端文士たちとの関わりを示す作品、写真などを展示

(2)田端で花開いた女流文学
 田端に在住した女流作家の作品・書簡・著書などを紹介

(3)女流作家 著書コーナー
 女流作家の著書を一堂に展示

(4)田端の大衆文学作家と挿絵画家
 田端に在住した大衆文学作家・挿絵画家たちの原稿・書簡・挿絵原画などを紹介

(5)岩田専太郎コーナー
 挿絵画家として知られる岩田専太郎の作品を紹介

(6)田端の芸術家たち
 田端に在住した芸術家たちの作品を紹介

(7)田端文士コーナー
 芥川龍之介、室生犀星ら田端文士の原稿・初版本・色紙などを展示

 またビデオコーナーもあり、以下の4つを視聴できました。
各約13分の映像です。
・田端文士芸術家村
・芥川龍之介
・板谷波山
・室生犀星

 そのほか以下のパンフレットをもらうことができました。
①田端文士村記念館(上記の写真等)
②田端文士芸術家村しおり(文士芸術家それぞれの説明や年表・当時の地図・ゆかりの建物の説明など)
③田端文士村ガイド&マップ(子供向け)

 特に「①田端文士村記念館」パンフレットには、以下の写真のように
散策マップがあり、文士芸術家が住んでいた場所を散策することができます。
 これは文士芸術家ファンには堪りませんね!

4img_6970
↑散策マップ

 「田端文士村記念館」は入館無料ですし、田端の文士・芸術家やその歴史等の勉強にもなり、とてもオススメです!


<田端文士村記念館>
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日と水曜日)
     祝日の翌日(祝日の翌日が土日の場合は翌週火曜日)
     年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 :無料
アクセス:JR山手線田端駅北口から徒歩約1分
住 所 :東京都北区田端6-1-2


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「後輩力(カラテカ 入江慎也)」という本はとてもオススメ!

2013年04月05日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「後輩力(カラテカ 入江慎也)」の購入はコチラ

 「後輩力」という本は、お笑いの「カラテカ」の入江慎也さんが書いた本です。

 凡人と語る著者が、友達5000人になれた秘訣について、特に後輩力を中心に分かりやすく説明したものです。

 後輩力は、人付き合いをうまくし、人脈やつながりを広げ、仕事もプライベートも充実させ、そして仕事や人間関係のトラブルを未然に防ぎ、最後には自分の夢を実現する素晴らしいものとのことです。

 また、相手の話をよく聞き、相手の立場に立った行動をし、前向きにさまざまな人と出会うことの大切さには共感しました。

 人生に役立つヒントがたくさん書かれていて、とてもオススメな本ですね!

 以下はこの本のポイント等です。

・そのころは、有名な先輩たちの前で、ひたすら緊張しながら引っ越し作業をしていたので、無我夢中でしたが、今振り返れば、それがぼくの「後輩力」のはじまりでした。引っ越しのきっちりとした段取りや仕事ぶりを見て、入江慎也という人間のことを理解してもらえた結果、飲みに誘ってくれたり、仕事を紹介してくれたりする先輩も増えていったんです。引っ越しをやらない日は、いろいろな先輩たちの飲み会に呼ばれて、遊びに行かせてもらっていました。

・「そうか、後輩の楽しんでる姿を見ると、先輩はうれsくなるものなんだ!」ポイントは、「先輩も楽しむ、自分も楽しむ」というところだったんです。それがわかってからは、どんどんハッピーな気分になっていって、先輩からも、「入江、最近いいね~」なんて言われるようになりました。人は、人が楽しんでいる姿を見るのが好きだし、それで自分もハッピーな気分になれたりするんですね。ぼくはそれまでは、先輩を楽しませないと、という強迫観念で、飲み会を過ごしていたんですが、自分も楽しみながら、先輩にも楽しんでもらうというふうに切り替えてからは、すごく気持ちもラクになりました。

・「後輩はコバンザメみたいに先輩にずっとくっついていればいいんだろう」と思っている人もいるかもしれませんが、それは違います。「先輩にくっついている」のではなく「先輩のために自分のできることをやる」「先輩の姿を見て勉強する」のが後輩力なので、後輩にもプライドがあります。そして最大の恩返しのためにも、お世話になった先輩のために、必ず結果を出さなくてはいけません。会社に勤めている人なら、上司のために自分ができることをやって、仕事で恩返しするべきだと思うんです。

・この世界に入って16年。トークもギャグも月並みなぼくが、なお芸人を続けられていることは、まわりから見たら不思議だと思います。まさにそえこそが、後輩力のおかげです。ぼくには、後輩力しかありまえん。でも、後輩力さえあれば、それを磨くことによって、諸先輩からいろいろ誘っていただき、さまざまな業界の友だちとお付き合いさせていただき、ツイッターのフォロワー3万人、フェイスブックで5000人の友だちがつくれて、そうしたネットワークから、仕事が生まれたり、最新情報が飛び込んできて、コミュニケーションの輪が無限大に広がっていくのです。

・毎朝、起きたらすぐにその日の予定をチェックするのですが、多いときは誘われている集まりが一晩に3つも4つもあったりします。それでも、ぼくは基本的には断らないようにしています。仕事が終わってから順番に行くようにしているのです。1時間ずつでもいいから、顔を出すのが、誠意あるコミュニケーション。リアルでもネットでも、「出会った縁を大切にしたければNOと言わない」というのが自分に課したすーるです。そして、「行った先に何かある」がぼくのモットーです。どんなにしんどくても誘われたら出かけていくようにしているのは、行かなければ、せっかくの出会いのチャンスを逃してしまうかもしれないから。縁を大事にしていると、その縁がまた新しい縁を運んできてくれて、世界はどんどん広がっていくのです。

・相手の嫌なところやダメなところに目を向けるのはやめましょう!それよりも、相手のいいところを探し、リスペクトする。それこそが後輩力で大切なことです。いいところを探していると、たとえば、嫌いだったり、苦手だった人がだんだんそうじゃなくなっていくなんてことにもなるはず。負の感情は自分のためにもなりませんし、楽しくないですよね。だったら、人間関係もどんどんポジティブに変えていきましょう。ポジティブでいくと幸せもついてくると思います。

・上司や先輩をリスペクトしよう、と書きましたが、リスペクトするっていうことは、相手のことを考えて行動する、相手に配慮することが大切です。相手はどんなことを考え、どんなことに喜びを感じるのか、相手が求めていることを考え、理解し、その上で、行動する。これは会社の営業職なども同じだと思いますが、ときに事前リサーチし、相手の気持ち、立場に身を置けるような聞き上手になることが求められます。

・会話であれば、相手が打ち返しやすいところに球を投げてあげることも大切です。たとえば、合コンでは、話にすぐ詰まってしまう人や、自分の話ばかりしている人はモテまえん。「話し方」について書かれた本を読むと、よく、「聞くが8割、話すが2割」とかいいますよね。優秀な営業マンも、聞き上手な人が多いといいます。聞き上手な人に共通するのが、質問の仕方がうまいってことです。

・人は忘れる生き物と言いますが、すぐに何でも忘れてしまうのはやはりNGです。上司や先輩に何度も同じことを注意されてしまう人は、相手の時間を無駄に使わせてしまっているという意識を持たないといけないと思うんです。たとえば、先輩に仕事について教えてもらったとき。仕事へのアドバイスや、やり方などいろいろと聞いたのに、すっかり忘れてしまって、また同じことを聞きに行く。上司から一度注意されたことを、何度も繰り返してしまう。こういう人は、きっと先輩や上司から、「時間泥棒」と思われているはずです。ぼくはスケジュールや頼まれごとは、手帳やケータイに必ずメモを取るようにしています。これだけでだいぶ忘れないようになりました。

・絶対に避けたいのが「遅刻」です。以前、聞いたことがあるのですが、アメリカの大学による調査で、「約束を守らないこと」を「許せない」と思っている人は、全体の90%以上もいたそうです。遅刻だけでなく、頼まれたことの納期に遅れないとか、約束を守ることは、社会人としての最低の礼儀です。遅刻してしまったときには、まず心から謝ってください。何か失敗したときもそうですが、最初にしっかり謝ることが大前提です。後輩が本気で謝れば、よほどのことでないかぎり、先輩もしつこくは怒りません。怒るほど距離ができてしまい、仕事に影響してしまうことは、先輩もわかっているはずですから。

・いつものメンバーで飲んでいれば楽しいですけど、せっかくの機会は大事にしなければ。どれだけ新しい人と知り合えるか、しゃべれるか、面白い情報を聞けるか、仲良くなれるか、人脈を広げられるか。そういう目的意識を持って、積極的に行動しないと、後輩力は磨かれません。ぼくは、「行った先に何かある」と信じています。

・外でさまざまな人と出会うことで、化学反応みたいなことが生まれる。そういう反応がたくさん起きて、人生がどんどん面白くなっていくんです。よく人から「入江さんって引きが強いですね」と言われますけど、それはとりあえずいろいろなところに労を惜しまず出かけているから。滅多に出かけない人が、たまに行っても、そんなことは起きないのではないでしょうか。

・ぼくは「頼みやすい後輩」というのは、パシリどころか、「将来有望な後輩」のことだと思っています。パシリと取るか、チャンスと取るかはあなた次第です。だから、「今日もまた先輩に頼んでもらえた!」と喜んでください。そして、頼まれたことをただ何となくこなすのではなく、どんな小さなことでも、求められた以上のレベルを目指して、やり遂げてください。そうすれば、チャンスはどんどん舞い込んでくるようになると思います。

・会社員でも芸人でも、まわりとコミュニケーションしていく上で、自分だけの武器を身につけておくと、役に立ちます。何でもいいと思います。車の運転がすごくうまいとか、おいしいお店をたくさん知っているとか、流行りの映画を常にすべて観ているとか。たくさんある必要はなくて、誰にも負けない武器ならば、ひとつで十分です。

・こういう場合の返事はハイテンション!感動モードマックス!が基本です。「いやあ、ぼくもすごく楽しかったです!おかげさまで、久しぶりにあんなにおいしいイタリア料理を食べました!先輩のお知り合いは刺激的な人ばかりで、トークを聞いているだけですごく勉強になりましたし、また次回もぜひ参加させていただきたいです!」そんなメールがきたら、メールを受け取った相手も、「熱いヤツだなあ、よし、次もまた呼んであげよう!」となるはずです。こいつを連れていったら純粋に喜んでくれるな、感動してくれるな、と思ってもらうわけです。

・連れていき甲斐がある、おごり甲斐がある、教え甲斐がある。そんな後輩、部下になれれば、先輩や上司との絆はぐっと深まるはずです。これはなにも上下関係だけでなく、友だちや知り合いの関係でも同じことです。クールで気取ってばかりいたら、いつまで経っても世界は広がりません。一歩前に踏み出しましょう。

・「いつも会社で会っているから、今日は、上司や先輩のことは気にしなくていいや」そんなふうに思ってしまっている人がいるかもしれませんが、これはNGだと思います。こういう場では、どれほど偉い人がいたとしても、先輩や上司をないがしろにしないことが大事なのです。上司や先輩はこういうときに、自分のことを気遣ってくれる人なのかどうかを結構見ているものです。

・「この先輩と仲良くなりたい」、もしくは「仕事先のお客さんともっとコミュニケーションをとりたい」と思ったら、まず第一に、その人の趣味に関する情報収集からはじめるのがオススメです。釣り、ゴルフ、フットサル、水泳、ジム、ヨガ、スノボ、ボウリング、料理、将棋、麻雀、パチンコなど、趣味がないという人でも、ひとつくらい興味のあることがあるんじゃないでしょうか。

・楽しくて魅力的に見えるものばかりがチャンスではありません。面倒臭そうな、苦しそうな、つらそうなことが、実はチャンスだった、ということも多いのです。人が嫌がるようなことを積極的に引き受けた人だけが、チャンスを手に入れる権利を得られるんじゃないでしょうか。

・ぼくはふだんはメール派ですが、仕事については、メールよりも電話、電話よりも対面を重視します。人と会うことを面倒とは思わず、互いの表情を見ながら語り合うのがコミュニケーションの原点だと思うからです。ですから、メールのやりとりだけで仕事をお受けすることは滅多にありません。できるだけ直接、対面コミュニケーションしています。昔、何度かメールだけで全部すませたこともあったんですが、結局その仕事はうまくいかなかったんです。それ以来、番組や雑誌の打ち合わせなどはすべて実際に会ってやるようにしています。

・聞き上手になるための最初のポイントは、「相づちを打つ」こと。「それからどうなったんですか?」「そんなことが!」「なるほど!」「へえー!」と、タイミングを考えながら、相づちをポンポン入れていくと、相手も気分が乗ってきえ話しやすくなり、会話がはずみます。次に、アイコンタクト。話している相手の目を見ながら聞くことで、私はあなたのことを大切に思っています、あなたを受け入れていますという気持ちを表現できます。そして最後に「全身で聞く」ことが肝心。顔だけ相手に向けるのではなく、体ごと向けます。職場で上司や先輩から自分の名前を呼ばれたときに、「なんでしょう?」と顔だけ向けるのと、体ごと向けるのでは、相手の受ける印象がまったく違います。

・ふだんからミスが少なくて、しっかりしている後輩は、質問をしてこないんですが、何となくつまらないというか、何かが足りない気がします。たくさん質問をして、たくさん話を聞いている後輩は、やっぱり情報が豊富で、人間的にも面白いのが多いんです。「聞き上手で質問好き」という後輩キャラ、かなりオススメです。

・上司や先輩から何か頼まれたとき、とてもできそうにないことを「やれます!」「やります!」と言わないことです。できないのに仕事を安易に引き受けてしまうのは、”やるやる詐欺”みたいなものです。最終的に「結局できませんでした」という事態になったら、依頼した人い対して、「最初から引き受けない迷惑」よりも、「引っ張った分、被害が大きくなった迷惑」をかけてしまいます。「だったら最初からほかの人に頼んでおけばよかった」ということになり、ひとりの社会人としても信用を失ってしまうでしょう。

・ぼくは、何かあるとすぐに落ち込んでしまうタイプなんです。でも、それを日記に書くことで、ずいぶん救われています。先輩に対してしてしまった失敗、情けなかったこと、もっとこうすればよかった点など、後悔や反省を綴っているだけでも、気持ちが整理されていきます。この日記を書き続けていることで、ぼくの後輩力は磨かれていったんだと思います。この日記は「後輩力養成日記」です。

・「言霊」パワーって大事なんですよね。だから、今年の入江軍団は、1回飲みに行ったら必ず「オレ売れる!」「バイトやめる!」「今年がんばる!」と口に出して言うようにしましょう、って決めました。不安も願望も夢も、すべて口にすることで「言霊」パワーを手に入れるわけです。澤穂希さんは「夢は見るものじゃなくて叶えるもの」って4年前から言い続けてました。澤さんの著書「夢をかなえる。」を読ませていただくと、「日頃から言葉にしていれば、それがその人の思考として、自分の中に定着するのではないか」「言葉が思考になり、行動に反映され、結果を引き寄せる。一種の自己暗示ですが、私、そう確信しているんです」と書いてあり、まさに「言霊」のことだと思いました。

・レストランや居酒屋であれば、後輩はお店のスタッフが料理を運んでくる入り口の近くに席を取って、みんなの注文をまとめたり、空いたグラスやさらに気を配ったり、ときにはお酒をつくったりするべきです。たまに、一番後輩なのに奥の席に座って、のんびり飲もうとするのがいると、入り口近くに移りなさいと注意します。その集まりが終わっても、後輩にはまだやるべきことがあります。まず、個室や座敷を利用していたときは、必ずみんながいなくなるまで待ってから、先輩や得意先の方が忘れ物をしていないかどうかチェックします。もし、ケータイやたばこなどを見つけることができたら、「自分はツイている」と思ってください。なぜなら、それをすぐに届けてあげれば、相手は間違いなく喜んでくれますし、親切なあなたのことを忘れないはずです。

・みんなのメールが集中しそうな時間をあえてはずし、その相手がひとりでじっくりと自分のメールを読んでくれそうな時間帯を狙う。ベストなタイミングで届いたメールは、いつものメールより数十倍のインパクトがあります。ときには、こちらが期待している以上に、相手の心の深いところまで届いてくれるのです。

・お礼をするときに、とにかく感謝の気持ちを思いっきり伝えましょう。「先輩が教えてくれたこと、とっても勉強になりました」「アドバイスをいただき、ありがとうございます」こういう感謝の言葉は、ごますりとは違います。遠慮はいらないと思います。

・ちゃんと読んでもらえるメールを書くことが大切です。最悪なのは、ダラダラと長いメールを書くこと。相手は1日に何百件ものメールを受け取っているかもしれません。長いメールや、何が言いたいのかよくわからないメールは、迷惑です。メールは短く、コンパクトに書きましょう。それと、メールは24時間以内に返信するべき。よく、ビジネス書に、「仕事のできる人は返信が早い」とありますが、まさにそのとおりだと思います。「夕方までに返事します」「明日にはご連絡させていただきます」など、ひとまずの返信でもいいと思います。たったそれだけでも、あなたの印象はぐんとよくなるはずです。

・飲んだ後などで、先輩が「これで帰りなよ」とタクシー代を出してくれたときは、後で領収書やおつりを封筒に入れて渡すのがマナー。もちろん「ありがとうございました」という言葉と共に。

・入江のオススメ!本当に先輩に喜ばれるプレゼント!自分ではあまり買わないけれど、もらったら使える、うれしいものがオススメです。
 ・ブランドのボクサーパンツ
 ・体脂肪計付き体重計
 ・ちょっと高級なルームフレグランス
 ・ちょっと高級な入浴剤
 ・ちょっと高級な石鹸
 ・スチームケース(電子レンジ用調理器具)
 ・愛煙家の方には、その方の好みの銘柄のたばこ2~3カートンもオススメです!

・年齢を重ねていくと、誕生日だからといって、大げさなことはしなくなるものです。誕生日会があるわけでもなく、誰かから祝福されるでもなく。そんなときに、後輩や部下から誕生日のお祝いの言葉をもらったら、うれしくないわけがないですよね。ぜひ、誕生日は活用してください!なんていったって、誕生日は1年に1回、その人が主役になれる特別な日ですから。

・親しい先輩のご家族の名前はしっかり覚えるようにしています。奥さんやお子さんと一度でもお会いできたら、本当にうれしいですから。先輩との会話の中で、ご家族の名前が出てきたときは、できるだけメモを取ります。こちらからさりげなく聞いてでも、名前は押さえておきましょう。「来週の会社の納涼会、ご家族もいらっしゃるんですか?」と言うよりも、「ひとみさんとゆうや君もいらっしゃるんですか?」と言う方が、先輩もうれしいはずです。

・プラスになるホメ方もあります。本人ではなく、そのまわりをホメることで、結果的にその人もいい気分になってくれる、そんなホメ方です。

・ぼくは、先輩から教えてもらった映画や店がよかったときも、すぐにメールして報告します。「先輩から教えてもらったもの」が素晴らしいと、当然後輩もうれしい気分になるものです。

・先輩の誘いを断るときは、誤解されないようにハッキリと。そして丁寧に。「感謝の心をこめて断る」ことを忘れないようにしましょう。後輩から断られ続けると意外と先輩の心は折れてしまうんです。先輩も後輩の気持ちは絶対にわかっていますから、怒ることはありません。

・どんなファッションを選ぶのかは芸人それぞれのセンスですが、デビューしたこと先輩に言われた「テレビに出るときは明るい服を着ろ」「安くてもいいからキレイな靴を履け」という言葉は、今でも守っていますし、後輩たちにも教えています。売れていない芸人がボロボロの靴を履いていると、この業界では「ただの汚い三流芸人」と完全にナメられてしまうんです。月に最低一足は買っているので、ぼくは今、50足くらい靴を持っています。

・さんざん怒られて、わかったことがあります。人を怒るときにはそれなりのパワーを使うから、どうでもいい後輩にはそもそも怒らないんです。実際、自分が今かわいがっている後輩たちに対しても、みんな一度はカミナリを落としたことがあります。愛情注いで目をかけている後輩だからこそ、イタいなあ、許せないなあ、というときに怒るわけです。理不尽な怒られ方なら納得できませんが、先輩たちはそうじゃなくて、怒る理由がちゃんとあり、常にぼくが悪かったんです。だから、まずはちゃんと、言い訳などせず、素直に謝ることが大切だと思います。今ではみなさんにこんなぼくでもよくしていただいています。あのときのバカなぼくを怒ってくださってありがとうございます、と感謝しています。

・怒られたときは、自分にとってはチャンスです。怒られたことはきっと自分の糧になるからです。自分がさらに強くなるために必要なことだったり、自分が気づかないままでいたことに気づかせてくれたり。気づいていんければ、この先もっと大きな失敗をしていたかもしれません。だから、先輩や上司から怒られたり、叱られたときは、「この経験は自分に何を教えてくれるのか?」、その意味を考えましょう。怒っていただけるだけ、メチャクチャ幸せなことだと思うんです。

・ただし、同じような失敗を繰り返すのは、絶対にNGです。「すみません、二度としないよう、これからは気をつけます」と言うのは簡単なんですが、本気で考え、本気で思わないと、同じ失敗を繰り返す可能性があります。また失敗しないためには、とにかく意味を考えて、今後のやり方を変えること。気合いも大切ですが、やっぱり人間がやることなので、再発の可能性はありますよね。だから、そうならないように、やり方を変えることが大切なのです。

・ぼく自身はグループを意識したことはありませんが、芸人の世界にも、もちろん仲良しグループはあります。昔は、先輩グループの飲み会に呼ばれると、うれしくて酔っぱらいながら、ほかの先輩グループのことをペラペラしゃべって、後で周囲から怒られたりしたことも。たしかに誰でも、自分の知らないところで話をされるのは気分のよいものではありませんよね。それ以来、その点には、とくに気をつけています。

・先日、ふたりの先輩から「今夜、飲み行かない?」と誘われました。ぼくはとにかく、メールにしても電話にしても、「先に誘ってくれた方へ行く」と決めているので、こういうときは一切迷いません。後から誘ってくれた先輩の方が芸歴が長かったとしても、メチャクチャ売れていたとしても、順番通りです。一番やっていけないことは、一度決断したのに、途中で「やっぱりあっちの先輩のところへ行こう」なんてブレることだと思うんです。後輩である以前に、人間として信用を失ってしまいます。

・先輩たちとお付き合いさせていただく中で、ぼくがいつも心がけているのは、人間関係の優先順位を間違えないこと。今の自分があるのは誰のおかげなのか。それを考えれば、優先順位は自然に決まってくるはずなんです。

<目次>

はじめに 後輩力はあなたの武器になります!
序章 後輩力はこうやって生まれた
第1章 後輩力の掟
 01 上司、先輩をリスペクトしよう!
 02 「相手ありき」の発想をしよう!
 03 先輩の時間をうばわない
 04 「行った先に何かある」というスタンスで!
 05 「頼みやすい後輩」になる
 06 何かひとつ、自分の武器を持とう
 07 先輩、上司が喜ぶ「感動後輩」になる
 08 「後輩力」は後輩にどんどん伝えていく
第2章 後輩力の磨き方
 09 大切なのは「遠い社長」より「近い先輩」
 10 親しくなりたい人がいたらとにかく情報収集
 11 やらないより、やって怒られよう
 12 率先して幹事をやる!
 13 対面コミュニケーションを大切にする
 14 苦手な人は帰国子女目線で!
 15 「質問力」で、聞くワザを極めろ
 16 先輩が一目置く「すごい後輩」になる
 17 できないことはできないと言う勇気
 18 カバン持ちはチャンスの宝庫
 19 心が折れたら過去の黄金メールを読む
 20 後輩力養成日記をつける
 21 「言霊パワー」は効く!
 コラム 吉本財布伝説
 コラム 後輩用語
第3章 後輩力マナー講座
 22 お礼メールは翌日12時15分
 23 メールは必ず後輩で終われ
 24 コミュニケーションはメール&電話!
 25 スマホも極めれば武器になる
 26 「adidas」を持ち歩け!
 27 タクシーは、後輩よりも先に乗る
 28 正月には1000人に電話する
 29 ショップカードは持ち帰ってファイリング
 30 プレゼントにボケはいらない
 31 誕生日と家族の名前を覚えておくとポイントアップ
 32 プラスになるホメ方、マイナスになるホメ方
 33 お世話になった恩は手紙で返す
 34 アナログだからこそ逆に目立てる時代
 35 先輩からの誘いの正しい断り方
 コラム 後輩力のツボ
第4章 もしものときの後輩力
 36 誘われない人には理由がある
 37 先輩、上司を怒らせたときの対策
 38 グループ問題で注意すべき一点
おわりに


面白かった本まとめ(2012年下半期)

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とんかつ成蔵(高田馬場)はとてもオススメ!衝撃的美味しさでした!

2013年04月03日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 雑誌DANCYU等複数の雑誌に掲載されていたことと、食べログでTOP1000にもなっていることから、高田馬場にある「とんかつ成蔵」へ行ってみました。

 場所は、JR高田馬場駅のBIGBOXという大きなビルの前の通りを南に歩いた右側のビルの地下1Fにあります。
看板があるので比較的分かりやすいです。

1img_6464
↑お店のビル

 階段を下りると踊り場にイスが置いてあり、そこを左に曲がります。

2img_6465
↑階段を下りる

 すると扉があり、一風変わった取っ手を引いて店内に入ります。

3img_6470
↑店の玄関

 店内はかなり新しく、そして普通の和風のとんかつ屋とは違って洋風の装いで、右側はカウンター席で、左側がテーブル席となっています。
また静かにJAZZが流れているのが良いですね。
一番左側のカウンター席に座ります。
 カウンターの下には高さがある棚があり、楽にカバン入れることができたのは嬉しかったですね。

 目の前では店主らしき方が真剣に揚げ物をしています。
また大きく白くきれいな大根が調理台の上に3~4本置かれていて目を奪われてしまいました^_^;)
かなりでかい大根です・・・。

 さっそくメニューを見ます。

4img_6467
↑メニュー

 ロースかつ定食・ヒレかつ定食・ミルフィーユかつ定食・メンチかつ定食・かつ丼定食が1300円で、そのほか上ロースや特ロース、特ヒレ、エビフライ、カキフライ定食などがあります。
 複数の雑誌では、とんかつやカキフライがそれぞれ美味しいと書かれていて両方を食べたかったので^_^)、ミックスかつ定食2000円にしました。
ヒレかつ1、エビフライ1、カキフライ2つの定食です。

 定食は、山形県産のコシヒカリのご飯、自家製マヨネーズで作ったポテトサラダ、香の物、具だくさんの豚汁、日替わり小鉢、千切りキャベツが付きます。

 なお、単品で以下を追加することができます。

 ・ヒレかつ1枚330円
 ・カキフライ1つ370円
 ・メンチカツ1枚480円
 ・エビフライ1本580円

ヒレかつよりカキフライの値段が高いのが特徴ですね。
カキフライの値段が高いのはは広島産で大粒のためのようです。

 別メニューとしてこの日は白子のフライもあるようでした。

 また、ご飯のおかわりは1杯無料というのは嬉しいですね。
2杯目以降のご飯のお代わりは100円、豚汁・千切りキャベツそれぞれのお代わりも100円です。

 それからメニューの裏には、「とんかつ成蔵」のこだわりが書いてありました。

5img_6466
↑「とんかつ成蔵」のこだわり

 肉は、栃木県産霧降高原豚の枝肉から厳選し、パン粉はパン粉専用に焼いた糖分の少ない食パンの中の部分だけをミキサーにかけて作っているようです。
 食パンの中の部分だけというのは凄いですね。
 また、切ったキャベツは水にさらさないことにより栄養素やうま味が溶け出さないようにしているようです。
素晴らしいこだわりです。 

 しばらくして「ミックスかつ定食」が運ばれました。
おぉぉ!エビフライがでかい!
小さい頃に読んだマンガのダメおやじだと大喜びだよなぁ^_^;)
そして、カキフライが巨大!!
こんなに大きなカキフライは初めてですね!

6img_6469
↑ミックスかつ定食


7img_6468
↑ミックスかつの拡大

 はやる心を抑えつつ、まずは2つあるカキフライの1つに的を絞り、タルタルソースを付けて食べてみます。
 ワォォォォ!衣が軽くフワッとしていて、そして衣に厚みがある!
こんな衣は生まれて初めてですね!
フワッとしているのはパン粉が焦げていないからなんですね・・・
 そして、カキフライ自身も大きく、濃厚なカキエキスと柔らかい身がたっぷりジューシーで旨いぃぃぃぃ!!
さすが広島産カキ!
特に衣がフワッと軽くカキを包んでいて衝撃的です!!
 あぁぁ思い出しただけでも、よだれが出てくる・・・^_^;)
 この美味しさはDANCYU掲載や食べログTOP1000につながりますね。納得です!

 それから興奮を抑えつつ、ポテサラに箸を付けますが、これもさすがひんやりしたポテトとマヨネーズが合い美味しいです。
 豚汁も白味噌で美味しく、大根がたくさん入っているのが嬉しいですね!かなりの密度ですよ!
 あぁあの巨大な大根たちは、この豚汁に使われているんですね・・・

 そして巨大なエビフライにも、フワッとした厚みのある衣に感動し、エビにむしゃぶりつきます。
 この巨大さは嬉しいです。

 それからヒレカツに向かいますが、これもフワッとした厚みの衣で、ヒレ肉は筋が少なくて上質さを感じ、とても肉が柔らかく美味しくて感動!!
こんなに美味しいヒレカツは初めてですね・・・

 今までこのブログではいろんなトンカツを紹介してきてそれぞれ美味しかったですが、この「とんかつ成蔵」がダントツ一位に美味しかったです!
 お値段もリーズナブルだし、店内も清潔できれいだし、そしてとんかつやカキフライ等は衝撃的に美味しく「とんかつ成蔵」はとてもオススメです!!

成蔵
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関連ランキング:とんかつ | 高田馬場駅西早稲田駅下落合駅




美味しかったものまとめ(2012年下半期)

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大田黒公園(東京 荻窪)へ行って来ました!

2013年04月01日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 アド街ック天国というテレビ番組の荻窪編を見ていると、大田黒公園が紹介されていましたので、大田黒公園へ行ってみることにしました。

 場所はJR荻窪駅南口から徒歩約10分のところにあります。
この辺りは高級住宅地のようですね。
 入園は無料です!

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↑大田黒公園の正門

 この大田黒公園は、音楽評論家の大田黒元雄氏(1893~1979(86歳))の屋敷跡を杉並区が日本庭園として整備し1981年10月1日に開園したものです。
 そのため「大田黒公園」というのですね。
 大田黒氏は86歳で逝去されるまで47年間余りにわたってこの地で音楽活動を続けたようです。
 大田黒氏は19歳のときにイギリスのロンドン大学に留学し、日本に初めてドビュッシーやストラビンスキーの名を紹介したようです。
 またNHKラジオの人気番組「話の泉」(1946年~1964年)の解答者として活躍したようですね。
 そして大田黒元雄氏の公園にしてほしいという遺志により、大田黒公園は遺族から杉並区に1/3は寄付されたようです。

 正門を入ると。長いイチョウ並木となっていて驚きました!
70mあるようです。
 樹齢100年を経た27本の大イチョウとのことです。
これは秋は紅葉が良いでしょうね。

2img_6929
↑イチョウ並木

 そして管理事務室・休憩室・茶室が一体となった建物があり、そこから広場や遠くに池・あずま屋が見えます。

3img_6930
↑休憩室からの眺め

 池にはきれいな錦鯉が泳いでいましたね。
水に透明感があり、かなりきれいに整備されているようです。

4img_6931
↑池の錦鯉

 あずま屋からは、遠くに茶室や、左手には記念館が見えます。

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↑あずま屋から茶室方面の景色

 また右手の方には小川の流れを楽しむことができます。
小川の周りには60本以上のモミジがあるようで、春の若葉・秋の紅葉を楽しめるようです。

6img_6933
↑あずま屋から小川方面

 公園はかなり整備や清掃が行き届いていて、とても清々しく気持ちが良いですね! 
 公園内をゆったり散策できて、とても癒されます。

 また、記念館の前には熊笹がかなり生えていました。

7img_6934
↑記念館前の熊笹

 それから記念館は大田黒氏の仕事部屋だったとのことです。
記念館は1933年に建築されたもので、スリッパに履き替えて館内に入ることができました。
 人数カウントを押して館内に入ります^_^;)
ただ残念ながら館内は撮影禁止でした。

 館内には、大田黒氏の撮影マニアとしての写真や、スタインウェイ社製のピアノが置かれていましたね。
 このピアノは修復されて、たまに演奏会として活躍しているようです。
 それから大田黒氏が書いた書籍の写しや、大田黒氏の若いころの写真もありました。
 写真を見る限り奥さんは美人で、当時としてはかなりお洒落だったようです^_^)
また大田黒氏は多趣味で美食家でもあったようです。
 それから蓄音機もあり、また室内灯も当時のままのようでした。

8img_6936
↑小道から小川方面

 なお、大田黒公園内にある茶室は有料で茶道・華道・書道にも利用でき、別にある広場も催し物広場として利用できるようです。

 大田黒公園は木々に囲まれて池もあり、また整備や清掃が行き届いていて清々しく、そしてゆったりと散策ができとてもオススメですね!

<大田黒公園>
開園日 :1月2日~12月28日
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
住 所 :東京都杉並区荻窪3-33-12
施 設 :茶室、記念館(9:00~16:00公開)
面 積 :8,972.31平方m

お勧めなお話(2012年下半期)
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