前回の「(1)36ぷらす3紹介編」に引き続き、JR九州のD&S列車の1つである「36ぷらす3」の月曜の「金の路」の「(2)出発〜食事〜肥前浜編」について紹介したいと思います。
当日は博多駅を10:51に発車しました♪
右側の窓を見ると、博多駅の駅員さんたちがたくさん集まり、旗を振って見送って頂けたのは嬉しかったですね♪
こちらも大きく手を振ります♪
↑駅員さんたちの旗振り
まずはクルーにより「金の路」のパンフレットとシールが配られます♪
シールは胸あたりの見える場所に貼るようにとのことでしたね♪
↑パンフレットとシール
そしてご挨拶と説明がマイクでありました♪
↑ご挨拶と説明
11:10位には弁当が「36ぷらす3」の風呂敷にくるまれ運ばれます♪
この風呂敷(別に500円で購入可)を持ち帰ることができるのも記念になって嬉しいですね♪
↑お弁当
↑風呂敷の中
そして今回のお弁当の「ニシムラ」の説明がありました♪
↑ニシムラの説明
↑ニシムラの説明
コロナ禍のため福岡と長崎ではお酒の提供ができないようで、佐賀に入る11:50からお酒を提供開始とのことでしたが、お腹が減って待てずにさっそく風呂敷を開けてお弁当を頂きました♪
以下のお品書きも入っていて、素晴らしいお弁当です♪
↑お品書き
<壱の段>
・糸島豚ヒレ満醤油の塩麹ローストポーク
・福岡鶏の照り焼き
・福岡産牛ホホトリュフ風味
・季節野菜のお煮しめ
・対馬穴子の春巻
・長崎鮪のレアカツレツ もろみ味噌と辛子ソース
・呼子のヤリイカの烏賊飯
・玄海蛸の中華風
・長崎のとうもろこし
・糸島の紅芯大根のやわらか酢
・福岡の赤茄子の揚げ浸し
<弐の段>
・糸島の特別栽培米をふっくら炊きあがるように、しっかり給水して冷めても美味しいように炊き上げました。
・佐賀の車海老白だし煮
・玄海のつぶ貝のガーリックパン粉焼き
・ポルチーニ茸の卵焼き
・玄海の鰆のコンフィ ニラソース
・パルメジャーノとオリーブオイル明太子
・ブールドネージュショコラ(お菓子)
↑お弁当
このお弁当はフランス料理の枠にとらわれず、さまざまなジャンル・技法を融合させたとのことでしたね♪
特に福岡、佐賀、長崎の素材を使っているのが素晴らしいです♪
どれも美味しかったですが、さすが牛ホホトリュフ風味がかなり柔らかくて絶品でしたね♪
また明太子にパルメジャーノチーズが合うとはナルホドで、ご飯も冷めてもかなり美味しかったです♪
このお品書きと、にらめっこしながら素材を確認し、一つずつ美味しく頂きました♪
それからお弁当後半で、3号車のビュッフェまで行き、それぞれ1杯390円の「若波FY2純米吟醸生酒」と「福田 純米山田錦 無濾過生原酒」を購入して席まで運んで頂きましたが、これが甘くフルーティでとても飲みやすくて美味しかったですね♪
さすが添乗員おすすめのお酒です。
窓を見ると、青い空の下で、緑色の綺麗な田園風景が広がっていましたね♪
美しいです♪
↑田園風景
そして肥前浜駅に13時過ぎに到着し、50分ほど下車するとは驚きましたね♪
下車して観光付きとはとても嬉しいです!
↑肥前浜駅
この日は天気も良く、鹿島市民の方が横断幕を持ち、小旗を振って出迎えてくれます♪
そしてその小旗を一人一つずつ頂けましたね♪
↑出迎え
↑小旗
もちろん、ゆるキャラの「かし丸」も出迎えてくれるとはとても嬉しいです♪
この「かし丸」は、鹿島市の以下の特長をまとめたキャラのようです♪
皆さんお分かりでしょうか?
↑かし丸
・みかん
・キツネ(祐徳稲荷)
・桜
・有明海のムツゴロウ
・潟スキー
・酒蔵
そして駅前には白いテントが立ち、特産品の販売がされていましたね♪
↑駅前の白いテント
↑特産品販売
特にこの肥前浜は日本酒が有名なようです♪
それからボランティアの方が旧街道筋や旧宿場町、酒蔵を歩きながら説明して頂けるとのことで、トコトコ歩いて説明を聞きます♪
まずは古民家が左側の方にあり、ゲストハウスとして利活用されているとは素晴らしいと思いましたね♪
昔の日本を味わえそうです♪
↑ゲストハウス
そして、旧長崎街道の多良海道沿いの、現在は酒蔵通りとなっている旧肥前浜宿を目指します♪
国選定の重要伝統的建造物群保存地区となっているのは素晴らしいです♪
「重要」というのが重要ですね。
↑肥前浜宿への案内板
その近くには鹿島市観光MAPや肥前浜宿まちなみ案内図などがありました♪
↑鹿島市観光MAP
鹿島市の観光としては以下がメインのようです。
・祐徳稲荷神社(年間300万人が参拝)
・肥前浜宿
・有明海・道の駅鹿島
・日本酒と鹿島酒蔵ツーリズム
・面浮立(鬼の面を付けて舞い踊る民俗芸能)
↑肥前浜宿まちなみ案内図
↑肥前浜宿まちなみ案内図(詳細)
↑肥前浜宿の説明
肥前浜宿は、江戸時代に長崎街道多良往還の宿場町として栄え、明治時代以降は酒造業や水産加工業に支えられ豊かな町並みが造られたようです。
その町並みには今でも江戸時代後期〜昭和初期までの建物が残り、土蔵や洋館、藁葺町家が並ぶようです♪
2006年(平成18年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたとのことです。
そして、あの有名な「鍋島」という日本酒を製造する富久千代酒造がありましたね♪
↑「鍋島」の富久千代酒造
平成23年にIWC(インターナショナルワインチャレンジ)の日本酒部門で世界一を受賞したようで素晴らしいです♪
ちなみにこの建物も国登録有形文化財となっています。
↑富久千代酒造の説明
そして肥前浜宿を散策します♪
↑肥前浜宿
多良海道の説明があり、多良海道は長崎街道の脇街道とのことです。
江戸時代には、長崎警備は福岡藩主と佐賀藩主が毎年交代で行っており、佐賀藩主が長崎へ行く際には、自藩を通るためにこの多良海道を利用していたようです♪
↑多良海道の説明
それから山口醤油屋もありましたね。
19世紀中頃の建物とは古いです。
昔の面影を残していますね♪
↑山口醤油屋
↑山口醤油屋の説明
そして中島酒造場にも行きました♪
1838年(天保9年)にはこの肥前浜には9軒の酒屋があったようです。
その中でも、この中島酒造場はもっとも古い酒屋とのことでしたね。
佐賀を舞台とした映画「次郎物語」(1987年)のロケもここで行われたとは興味深いです。
↑中島酒造場の説明
↑中島酒造場の賞状
せっかくなのでいくつか味見をして美味しかった「太閤梅」という梅酒1550円税込を購入しました♪
全国1位を受賞しているとは素晴らしいです♪
これは帰ってからのお楽しみです♪
↑売られているお酒
↑購入した太閤梅という梅酒
そして酒屋の前には、おちょこのガチャガチャがあるのには驚きました♪
さすが、酒蔵です!
せっかくなので100円でガチャガチャしてみましたが、ノーマルなおちょことは、ちと残念でした(^_^;)
↑お猪口のガチャガチャ
そして肥前浜宿を歩きます♪
↑肥前浜宿
藁葺き屋根の家もありましたね♪
↑藁葺き屋根
そして肥前浜駅に戻りお土産品を見ます♪
さすがお酒は充実してましたね♪
↑お酒
↑お酒
↑お酒メニュー
有明海にも近いので焼き海苔の新海苔も購入しました♪
これも楽しみです♪
↑焼き海苔等
肥前浜駅前では、先着50名の景品付きの3種類の利き酒大会があり、二人とも1つ正解だったため、ガチャガチャでくじを引き、焼き海苔とタオルをゲットできました♪
これも嬉しかったですね♪
↑景品の焼き海苔とタオル
それから100円のケーキや、おせんべいももらえましたね♪
↑100円ケーキやおせんべい
「36ぷらす3」では肥前浜駅で下車して、宿場町の散策やお買い物、利き酒大会を楽しめました♪
次回は「(3)お土産〜金の路エピソード〜長崎駅編」を紹介したいと思います♪