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「風に吹かれて豆腐屋ジョニー(伊藤信吾)」という本はオススメ!

2011年04月29日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「風に吹かれて豆腐屋ジョニー(伊藤信吾)」の購入はコチラ


この「風に吹かれて豆腐屋ジョニー(伊藤信吾)」という本は、「男前豆腐」や「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という豆腐を作っている男前豆腐店代表取締役社長の伊藤信吾さんが書いた本で、特に豆腐作りのこだわりについて書かれています。

価格競争に巻き込まれないように、良いものをとことんこだわって作ることが大切ということがよく分かりましたね。
それから、妄想を実現させること、ネットで知り合った人とも一緒に仕事をしているというのも面白いと思いました。

また、矢沢永吉の本にかなり影響を受けたそうで、おそらく「成りあがり」という本を読んだのだろうなぁと思いました^_^;)

この本もオススメです。


以下はこの「風に吹かれて豆腐屋ジョニー(伊藤信吾)」という本のポイント等です。

「風に吹かれて豆腐屋ジョニー(伊藤信吾)」という本は、とてもオススメです!

・まさか豆腐屋になるとは思ってませんでした。父の仕事は建築業で、子供のころは漠然と「自分も建築をやるのかなあ」ぐらいに考えていた。ところが僕が高三だった1986年、父が豆腐工場の経営にも乗り出した。豆腐と関係ができたのはそのときからです。特別こだわって、おいしいものを作るような工場じゃありません。スーパーが増えてきた時期に、同じ規格の豆腐を大量に安く供給することを目的に作られた普通の量産工場です。大量生産をコンセプトにした工場ですから、要は資金を寝かせないことが重要になる。どんどん作って、どんどん利益を回収する。資金ぐりのスパンを考えたら、建築より豆腐のほうが圧倒的に短い。2~3ヶ月でカネが入ってくるわけで。そういう部分が父には面白かったんだろうと思います。

・当時の僕は浮谷東次郎や矢沢永吉の本にかなり影響を受けていて、「自分は自分の世界観を突き詰めるんだ」なんて鼻息ばかり荒かった。だから、父の仕事を継ぐとかいう発想はあんまりなくて、別の道を歩んでいくんだと思っていた。

・おたま豆腐が人を驚かせたのは、その量でした。600グラムもあったからです。普通の豆腐は300~400グラムだから、倍近くある。当時は「個食化」がキーワードになっていて、豆腐のパックも小型化する傾向があった。だから、おたま豆腐をバイヤーに持ち込んだときも、「こんなでかいの売れるはずがない」と言われました。でも、僕はそうは思わなかった。「うまい豆腐ならいっぱい食うはず。もし残ったら次の日に味噌汁に入れりゃあいいじゃん」ぐらいに考えていた。安い豆腐に未来はないと思ってましたから、商品単価を上げたかった。これは初めて200円ぐらいする商品だったんです。

・お客さんの心理としては、量が半分になったとすると、値段は3分の1ぐらいまで下がらないと高いと感じてしまう。「消費者というのは、値段が高くても少ない量でいろんな種類を食べたいんだ」なんてマーケティングの人はいうけど、実際はそんな商品は「高い!」の一言で敬遠される。みんな豆腐は安いものだと思い込んでいるんですよ。枕詞のように「豆腐のくせに」といわれますから。高い豆腐なんて存在しちゃいけないみたいに。それが悔しいから、僕は「おたま豆腐」「トカタマ。」「どんどこ豆腐」で200円の壁に挑戦し、続く「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」で300円の壁に挑戦した。

・01年に2代目おたま豆腐、トカタマ、どんどこ豆腐と3つの新商品を出し、ようやくうちの会社のイメージが変わりつつありました。安い豆腐を大量に作ってる、どこにでもある豆腐メーカーのひとつ。そんなイメージが少しずつ少しずつ崩れていったんです。バイヤーも「三和さん、最近うまいの作るじゃん。次はどんなのやるの?」なんていってくれるようになった。値段だけで評価される世界から抜け出す道が見えてきたのかな、ぐらいの時期ですね。値下げ競争に巻き込まれたら、一巻の終わりです。そうなれば、豆腐に「魂」を入れることなんてできませんから。僕がいまでも豆腐の形に異常にこだわるのは、値下げ競争やパクリから自由でいるためです。変わった形というのは、自分たちの味を守る手段でもあるんです。

・実際思ったより幅広い層に受け入れられて、保守的だろうと予想していた女性たちもファンになってくれた。スーパーで縦置きされてる男前豆腐を見たお客さんが、「この水切り板の意味が分かってるんですか!」と店員をしかりつける事件まであったぐらいで。男前豆腐あたりからマスコミで紹介される機会も増えたんですが、やっぱりお客さんが盛り上げてくれたおかげだと思ってます。評判を聞きつけたお客さんがスーパーに「男前豆腐を入れて」と投書してくれたり途中で入荷をやめた店でも、お客さんのリクエストで再度並べてくれたり。そんなことが何度もありました。僕たちの営業力というより、お客さんがスーパーの定番商品に育ててくれた。

・でも、やっぱり周囲から反対されましたよ。工場でもバイヤーからも、さんざんにいわれました。「豆腐は庶民の食べ物なんだから、こんな高くちゃ買うわけないよ」と。「豆腐のくせに」って発想ですよね。メーカーにとっては、30円の豆腐を100パック売るのと、300円の豆腐を10パック売るのじゃ、まったく意味合いが違う。商品単価が生命線なんです。僕としては単価の高い豆腐にしか生き残る道はないと考えてるわけで、この部分でゆずれるはずがない。バイヤーから「あと5円下げろ」「あと10円下げろ」と迫られる世界から解放されて、メーカー主導で納得のいく豆腐を作る。これだけいい原料を使い、これだけ製法を工夫したから、この値段になりますと。そういう直球勝負がしたい。スタート地点からもう発想が違うわkです。高い豆腐を毎日食べる必要はないんです。僕もそんなことは求めてない。1週間に一度でも2週間に一度でもかまわない。「よーし。今日は豆腐食うぞ!」って日にだけ買ってくれればいい。「ハレの日に食う豆腐」という位置づけなんです。

・結果的に、ジョニーはものすごく手間のかかる豆腐になりました。一口食べただけで、分かる同業者には分かると思います。相当、手間をかけて作ってるなぁと。色物的にヒットした部分もありますが、中身は本格派なんです。

・実は、僕が一緒に仕事してる人の多くは、ネット上で知り合った人々なんです。トカタマの村上由香さんもそうだし、いま懐刀となってくれている切り絵作家のアンクル・ボブさんもそう。ホームページ制作をお願いしてるモンキーダッシュの太陽さんもそうですね。のちに京都に移るとき、工場のシンボルとして建てたジョニー像を作ってくれた職人さんとも、御影石で男前豆腐店の看板を作ってくれた石屋さんとも、ネットでつながった。

・みんなで相談してって世界からは、いいものは生まれないという確信がある。音楽でいえば、作詞作曲の世界を組織化することはできませんよね。やっぱりクリエイティブなところは個人作業でないと無理な部分がある。実際、稟議の世界の豆腐メーカーはことごとくつぶれていってるわけだから。みんなで賛成してやったことで倒産したら、いったい誰が責任をとるんだと。民主主義でもの作りはなかなか難しいと思うんですね。じゃあ、僕が何を基準にしてるのかというと、自分が見てきたものを基準にしてるんでしょうね。いままで食ってきたもの、見てきたもの、いろいろです。味だけでなく、デザインについてもそうです。造形でいえばハーレーのエンジンが格好いいなとか、ロングボードのフィンの形が格好いいなとか、豆腐とは関係ないような、いろんな世界に影響を受けている。

・なぜ二子玉川なのか。高級住宅街のマダムたちと男前豆腐店のギャップがちょうどいい感じに思えたからです。僕は経営者というより、ものを作る人間として面白いことをやりたいという気持ちが強い。普通なら会社を大きくするために、直営店をどんどん増やしていこうとか、フランチャイズ化しようとか、そっちで発想する。でも、フランチャイズなんて、絶対にあり得ない。どこにでもあるというのが、一番つまんないことだと思うので。直営店だって、東京にひとつと関西にひとつあればいい。その次に出店するとしたら、いきなりニューヨークぐらいで。ロケーションの妙味って重要ですよね。江面としてみた時に笑っちゃう感じがないと。僕も千葉の田舎育ちですから下町に偏見はありませんが、東京でも北千住に男前豆腐店があったんじゃ、意外性がない。面白くもなんともない。やっぱり二子玉川とか銀座みたいな高級な場所で浮きまくるのがロケンローです。

・普通、夏場に向けて、出荷が3倍増ししていくんです。やっぱり冬場に豆腐は売れないので。しかし、05年の冬は出荷が減らずに逆に増えていったから、「06年の夏はどうなっちゃうんだろう?」と心配してた。春段階、4月のピークは1日2万パックでしたが、2万パックの3倍なんていうと6万パックとか、考えられない数字になるので。ところが、その予想すら上回る注文が入ってきていて・・・・・。ジョニーの1日の出荷量で見ると、5月に3万5000パックを超え、6月には6万パックに近づいた。夏本番はこれからですから、ここで再びラインを大増強して、7月には1日10万パック超を作れる体制にしました。しかも、これは京都だけの数字です。茨城で作ってるぶんを合わせると、とんでもない数字になる。関西のセブンイレブンやジャスコがジョニーを扱ってくれることになったとき、1日に8000パックなんて注文が入るんですよ。ひとつの会社だけで。ついこないだまでトータルで何千パックという売り買いをやっていたのが、自分でも想像を絶する世界に入っちゃった。あっという間です。

・「社長的な業務」って、そんなに重視していない。僕の仕事はネタ作り。つまり、テストして新商品を作って、どう売るかの仕組みを考えること。それが90%です。ものを作るのが楽しくて、その延長線上で会社をやってる感じがある。経営者である前に、豆腐のことばっかり考えている。経営者面して外ばっかり出て、握手して名刺交換して・・・・・そんなんで何が生まれるんだろうって思ってる。僕なんかオーラがゼロですよ。食堂でもちっちゃくなって飯食ってますから。「やあやあやあ、君たち元気かい?」なんてことは絶対にいわない。社長風情みたいなののどこが格好いいんだろう、と感じてるほうなので。でも、一緒にものを作ってる人間にとっては、やっぱりウザイ存在だと思いますねえ。相変わらず自分が納得するまで妥協しない。現場の人間は「社長は何が気に食わないんだろう?いまのままでも十分おいしいのに」って感じてると思います。一人でグジグジ悩んでるから、はたから見たらかなり格好悪いんじゃないかな。工場にはほぼ毎日出ています。土日も関係ありません。午前中だけ休みをとったりする程度で、基本的には年中無休。毎日行って設備の調整やってれば、何かしらの発見があるんですよ。あまり仕事だと思ってませんから。僕にとってのストレスは、物事が動いていかないこと、ひらめかないこと、刺激がないこと。だから、仕事がストレス発散になっている。機械だって、ものすごくカスタマイズしています。何度も工程を変えるから。商品が完成して世に出てからも、よりおいしくしようと作り方を改良する。毎日ものすごい試行錯誤がある。

・思えば小学校から中学高校、大学と、僕はずっと悶々としていた。自己表現が全然できなくて。仕事を始めてからのほうがよっぽど自己実現できている。同級生がいまの僕を見たら、「あんな地味だったやつが、なぜ?」って感じだと思います。学校時代って、価値観がひとつじゃないですか。足が速くて明るい子だけがモテて。僕なんか運動がまったくダメで、バスケットボールでシュート入れたりすると、体育の先生がビクリした顔をする。あのときの先生の顔が忘れられない。最初からバカにしてるんですよね。そういう世界が嫌いで嫌いで仕方なかった。浮谷東次郎を読んで「自分のアイデンティティとは何か」なんて考えるようになったのも、主流派じゃなかったからなんでしょう。コンプレックスの塊ですよ。本当は僕だってホームラン打ちたいんですよね。そりゃ格好いいですよ、甲子園に出たりとかね。でも、どうしてもできなかった。それで、その悔しさを、どっかほかの分野で晴らしてやろうって気持ちが強かったのかもしれません。そういう意味で、僕は最初から行き詰ってるんです。「世の中、なんてつまんねえんだ」ってとこから出発してますから。どっかに必ず面白いもんがあるはずだと探し続けて、いまに至っている。誰も彼もが同じものを格好いいとすることに対して抵抗があるのは、そういう背景があるんだと思います。「みんなと違ってもいいんだ」と確信がもてるようになったので、いまのほうが全然楽しいですよ。ルックスがいいわけでもない僕がジョニーを名乗り、男前豆腐店を名乗る。ギャグなんですよ。でも、それは大きな意味でのデザインなんです。格好悪くても、格好いいものが作れるんだっていう。堂々と男前を名乗ってる心意気こそが男前なんです。

<目次>
まえがき
1安い豆腐に未来はない
 まさか豆腐屋になるなんて
 うまいもんがあれば幸せだよね
 豆腐作らない人間がこんなに?
 これじゃあ下請けじゃねえか
 なるほど、無理なんだな
 大量生産風じゃないやつを
 わざわざ輪ゴムをかけた
 でっかいからこそ売れるんだ
 固まらなくてもいいや
 涙のような豆腐
 充填豆腐に可能性を見る
 ドンドコドンドンドン
 寄せ豆腐の水を切ったら?
 水もしたたるいいトーフ
 ハレの日に食べる豆腐
 番長の響きが欲しかった
2ジョニーはなぜ売れたのか
 機械にしかできないこと
 にがりでうまくなるのは嫌
 デザートでいいじゃねえか
 大豆を捨ててナンボ
 ついに味方がいなくなった
 ジョニーが売れちゃおかしい
 薄くて広い理由がある
 1俵から300パックだけ
 ジョニーって微妙に格好悪い
 異端児が正統派に勝った
 日本もまだまだ面白い
 ブログが支えてくれている
 キーワードは「UFO」
 お湯に入れたら溶けるぞ
 恥ずかしさが絵になる
 ストロングスタイルでありたい
3妄想こそ創造の原点
 第1回ふんどし祭
 どこにでもあったら、つまらない
 店は上品にまとめた
 限定商品はいつも考えている
 不親切なほうが面白い
 女やねんけど男前
 待ってたんだよ
 大手メーカーまで倒産した
 操業は一度も止めなかった
 安く買えたから設備投資を
 キャラ先行の豆腐が生まれた
 一気に何万パックの世界へ
 薄口のジョニーなんてあり得ない
 ギターだってカスタマイズするでしょ
 なんか最近のジョニーうまくない?
 誤解されるぐらいでいい
 摩天楼の下で豆腐を作る
4格好悪いから格好いい
 JBひとつください
 次に出るのはジョニ黒だ
 世界の豆を固めてみたい
 避けてきた世界に挑戦する
 ケの日の豆腐は海外産大豆で
 裏テーマはホストクラブ
 野外ライブで豆腐の屋台
 なんだかもう物凄く
 最初で最後の解散ライブ
 世界観がなきゃ売れない
 「ハズし」でウケたらやめられない
 4時間目の下敷き
 日本独自の格好悪さ
 格好悪いが格好いい
 でっけえ顔を格好いいんだよ
 悔しくて仕方なかった
年譜
「OTOKOMAE TOFUTEN The Inside Story」

面白かった本まとめ(2010年下半期)


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桜えび茶屋(静岡県由比)で桜えびを堪能!と由比本陣

2011年04月27日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 実は、桜えびは、日本国内の水揚げ量の100%は駿河湾産とのことです。

というのは、駿河湾は沿岸近くから1000mまで下がる世界でも有数の急深の海で、急浮上する性質の桜えびにとって棲息しやすい環境であることと、富士川・安倍川・大井川等が駿河湾に流れ込むことから桜えびのエサであるプランクトンが豊富なためです。

また、由比漁港が主な桜えびの漁港のようで、日本一のようですね。

主要な漁期は4月~6月までと10月~12月。6月11日-9月30日までは繁殖期にあたり禁漁と定められているとのことです。


 静岡県由比を自転車の旅で通ったので、「桜えび館」に寄ってみました。

県道396号線(東海道(おそらく旧国道1号線))沿いにかなり大きな建物が2つあります。

1img_5318
↑ゆい桜えび館(桜えび茶屋)


2img_5317
↑ゆい桜えび館(削りぶし製造見学直売所)


その、「桜えび茶屋」で「桜えび茶屋定食」を楽しみました!

メニューは以下の通りですが、生の桜えびを堪能できるのはこの定食だけのようでした。

3img_5319
↑メニュー


しばらくすると以下の定食が到着しました。

特に生桜えびには感動ですね!シャキシャキしています。

かき揚げも油と衣の質が良いですね。

実は他のお店と食べ比べてみたのですが^_^;)、ここの「桜えび茶屋」のかき揚げが美味しかったです!

蕎麦も意外と美味しかったです!

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↑桜えび茶屋定食

5img_5332
↑生桜えびの拡大


それから桜えびについては以下の写真のように説明がありました。

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↑桜えびの説明


このお店は観光バスで大挙押し寄せる店であり、昔ながらの店ではありますが、味がよくリーズナブルでとてもオススメですね!

なお、いわしの削りぶし等も工場直売していますが、農林水産大臣賞等を表彰されたりしているようです。


それから歩いてすぐのところに、由比本陣公園がありました。

由比は江戸時代の宿場町で、浮世絵にも富士山とともに描かれているのを見たことがありますね。

本陣とは、大名が参勤交代の時に泊まる場所で、ここに大きな旅籠がここにあったということです。

由比宿は小宿で本陣は1つだけだったようです。

7img_5338
↑由比本陣公園の入口


由比本陣公園内はとてもきれいに整備されていてきれいでしたね。清清しくゆっくりできました。

また由比本陣公園内には、東海道広重美術館や、記念館「御幸亭」、東海道由比宿交流館もあります。

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↑由比本陣公園の中


9img_5343
↑由比本陣の沿革


桜えび茶屋と由比本陣公園はとてもオススメです!!

桜えび茶屋
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関連ランキング:郷土料理 | 蒲原駅由比駅



美味しかったものまとめ(2010年下半期)


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江の島(神奈川県藤沢市)で楽しんで来ました!

2011年04月25日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

神奈川県藤沢市の湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島である江の島で楽しんで来ました!

 写真は、江の島の入口である道路(橋)からの写真で、大きな展望台も見えます。

1img_5119
↑江の島の入口からの写真


江の島は大山詣りと並ぶ江戸時代の観光名所で、弘法大使・日蓮上人・一遍上人など多くの名僧が修行に訪れ、昔は橋がないので人足の肩にまたがって島へ渡ったようです。

潮が引いたときには、歩いて行けたのでしょうか・・・。

また明治24年に初めて橋が架かりましたが丸太杭に板を渡しただけのもので、本格的な橋ができたのは昭和24年になってからとのことです。

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↑江戸時代の葛飾北斎の江の島の絵

以下の写真は参道の入口からのものです。

右側にスマートボール屋さんがあるのには驚きましたし、左側には「たこせんべい」、「くらげせんべい」を手作りで売っているようで、結構人が並んでいました。

また、かわいい猫も何匹かいて、かなり人に懐いていました。なでてあげると、気持ち良さそうにしていました^_^)

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↑参道の入口


それから以下の写真が江島神社です。かなりの大きさです。

4img_5122
↑江島神社


それから今回は荷物がたくさんあったので、エスカーを利用しました^_^)

エスカーと言ってもエスカレーターです。

階段を上らずに済むので、かなり楽です!

上り専用で3箇所エスカーがあり350円です。

展望台等入場料は500円で、合計850円ですが、750円のセット券を買いました。
100円お徳です!

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↑エスカーの乗り場の看板


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↑エスカー


 エスカーを二つ上ると、龍神と銭洗いがあり、福徳を得られるようです。

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↑龍神と銭洗い


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↑龍神と銭洗いの説明板


それから150円支払うと、弁財天像を見ることができました。

実は江の島は、「安芸の宮島」・「近江の竹生島」と共に日本三弁財天の1つとして名高く、弁才天とは七福神の中で唯一女性の神様です。開運・除災・財宝・音楽・芸能上達の守護神です。

いわゆる「弁天様」といわれる神様ですね。


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↑弁財天像の堂

実際の弁財天像は、撮影禁止だったので写真は撮れなかったのですが、エスカー乗り場にはそのポスターがあり、以下がその写真です。

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↑弁才天像のポスター

弁才天が裸なのには驚きましたが、確かにふくよかで、福がありそうです。

なお、この弁才天像の案内の方に、大地震は大丈夫だったのですか?と訊くと、江の島の地盤はしっかりしていることから、揺れはほとんどなかったとのこと。

津波もほとんどなかったようですが、かなり潮は引いたようです。

また津波避難は陸地への経路が1箇所しかないので、かなり渋滞したようです。なるほど・・・。


それから、明治時代から作られているという中村屋の名物「海苔羊羹」を楽しみました!

確かに海苔が入っていて甘くて美味しい!

食べ歩きように一口サイズで100円で売っているのはうれしいです!

饅頭も有名なようです。色んな賞状が置いてありました。


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↑中村屋

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↑海苔羊羹

 それから展望台へ行きました!

エレベーターで昇ります!

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↑展望台近辺の地図


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↑江の島展望台

さすがに、展望台からの眺めは美しいです!

あいにくの曇り空でしたが、空気は澄んでいて水平線が見えます!


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↑展望台からの眺め(陸側)


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↑展望台からの眺め(海側)

このように江の島はかなり楽しめ、とてもオススメです!

なお、江の島では、生シラスもとても美味しかったです!


お勧めなお話(2010年下半期)
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千楽(静岡県沼津市)でカツハヤシを楽しみました!

2011年04月24日 01時00分00秒 | 外食
<日曜も食べ物のおはなし>

静岡県沼津市の沼津駅北口方面にある千楽で洋食を楽しみました!

食べログの沼津市でベスト3に入るお店なので、ぜひ行ってみたいと思っていました。


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↑店の外観

店内は、テーブル席だけでなく、座敷もあり、店内にはかなり大きな画面のテレビがあったのには驚きましたね。


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↑店内

また、入口のショーケースには有名人の色紙もあり、食べログでも確か2010年全国ベスト5000に選ばれ、結構有名なお店のようです。


メニューは以下の通りで、どれにするか悩みました。

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↑メインメニュー

4img_5274
↑その他メニュー


エビフライが2000円~2400円というのは時価なんですかね?

ここは正直に、初めてなのでどれがオススメか、お店の人に訊いてみました。

すると、このお店はハヤシライスとカツが人気とのことなので、1350円のカツハヤシを注文しました。

ハヤシライスは、8種の野菜と5種の具を5日間煮込む特製ソースとのことです。

かなりしばらくして、ついにカツハヤシが登場しました。


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↑カツハヤシ


一目見て、そのカツの巨大さに笑いがこみ上げてしまいましたね!

横に広いのではなく、縦に分厚い!!

しかも、量もけっこうある!

こんなに分厚いトンカツは初めてです!

これはかなり大きく口を開けないと、肉を噛み切ることができませんでしたね。

また、きちんと肉の中まで火が通っていました!

だから、出来上がるのにかなり時間がかかるんですね。


ハヤシライスもたくさんの野菜が煮込まれていることが分かります。

濃厚で美味しかったです!

地方の割りには少し値段が高いなぁと思っていましたが、こんなに量が多いとは納得です。

いやむしろコストパフォーマンスは優れていると思います。

沼津は海の幸が有名ですが、千楽はそれに劣らず肉も美味しくとてもオススメな洋食屋です!

今度行けたら、他のみんなが注文していたカツ丼(上)を食べてみたいなぁと思います。

千楽 北口店
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関連ランキング:洋食 | 沼津駅



美味しかったものまとめ(2010年下半期)

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城のしおり(全国城郭管理者協議会)(200円)はとてもオススメ!

2011年04月22日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

全国城郭管理者協議会が編集・発行する「城のしおり」は、日本の名城48城をカラーの写真付きで紹介し、横約13cm×縦約18cmとコンパクトで軽く、持ち運びに便利な冊子です。

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↑城のしおりの表紙など

2img_6473
↑城のしおりの内容の一部


また、お城めぐりスタンプ帖が巻末にあり、以下の写真のように各城でスタンプを押して楽しむこともできます!

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↑お城めぐりスタンプ帖のスタンプ


今回、東京から京都までの自転車による東海道の旅でも活用して楽しむことができました!

ちなみに、今回の旅で訪れた城は以下です。

・掛川城
・浜松城
・岡崎城
・名古屋城
・清洲城
・岐阜城
・大垣城
・長浜城
・彦根城
・元離宮二条城

その他に私が行ったことがある城は以下の通りです。
・小田原城
・松本城
・広島城
・松山城
・宇和島城
・高知城
・唐津城
・熊本城
・島原城
・首里城


旅の思い出に素敵な冊子だと思います。

しかも、たったの200円!!

この本に紹介されている各城で売っていますので、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか。

「城のしおり(全国城郭管理者協議会)」は、とてもオススメです!!


<目次>
全国の名城所在地略図
城の基礎知識
名城案内
東日本
 弘 前 城(青森県)
 上 山 城(山形県)
 白 石 城(宮城県)
 会津若松城(福島県)
 小 田 原 城(神奈川県)
北信越
 松 本 城(長野県)
 丸 岡 城(福井県)
 越前大野城(福井県)
東海
 掛 川 城(静岡県)
 浜 松 城(静岡県)
 岡 崎 城(愛知県)
 名 古 屋 城(愛知県)
 清 洲 城(愛知県)
 犬 山 城(愛知県)
 岐 阜 城(岐阜県)  
 郡上八幡城(岐阜県)
 大 垣 城(岐阜県)
近畿
 長 浜 城(滋賀県)
 彦 根 城(滋賀県)
 伊賀上野城(三重県)
 津   城(三重県)
 元離宮二条城(京都府)
 福 知 山 城(京都府)
 大 阪 城(大阪府)
 岸 和 田 城(大阪府)
 和 歌 山 城(和歌山県)
 篠 山 城(兵庫県)
 竹 田 城(兵庫県)
 姫  路 城(兵庫県)
中国
 岡 山 城(岡山県)  
 備中松山城(岡山県)
 松 江 城(島根県)
 福 山 城(広島県)
 広 島 城(広島県)
 岩 国 城(山口県)
四国
 丸 亀 城(香川県)
 今 治 城(愛媛県)
 松 山 城(愛媛県)
 大 洲 城(愛媛県)
 宇 和 島 城(愛媛県)
 高 知 城(高知県)
九州
 小 倉 城(福岡県)
 中 津 城(大分県)
 唐 津 城(佐賀県)
 平 戸 城(長崎県)
 熊 本 城(熊本県)
 島 原 城(長崎県)
 首 里 城(沖縄県)
城郭入場案内

面白かった本まとめ(2010年下半期)


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芝町カフェ(静岡県三島市)でランチを楽しみました!

2011年04月20日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

静岡県三島市にある「芝町カフェ」でランチを楽しみました!

食べログで三島市ランチで1位でしたので、行ってみることにしました。


 細い道の住宅街にあり、また店構えも分かり難くて、そのあたりをぐるっと回って迷ってしまいました。

しかし、お店は白を基調としてけっこうお洒落です。

店内はかなり新しくモダンで清潔感があり、また自転車の雑誌等もありました。

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↑店構え


ランチメニューとしては、カレーセットがあります。

2img_5264
↑ランチメニュー

カレーはこの日は野菜と茸のポークカレーで、+飲み物で1100円。さらに+デザートで1300円という価格体系です。

迷わず1300円のものにしました。

ケーキは「ゆかさんのケーキ」として自然食品を使った安全なもののためです。

なお、このランチはこの日は最後の残り一つとのことで、危うく食べ損なうところでした。

ラッキーでした!

そのほかにも、セットメニューや飲み物メニューがあります。

飲み物は、コーヒーや紅茶にかなりこだわりがあるようです。

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↑セットメニュー


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↑飲み物メニュー


まず、お冷と福神漬けなどが運ばれ、そしてしばらくしてカレーの登場です。

カレーは、ライスとルーを別々にして運ばれてきました。

なお、この日は五穀米がなくなってしまったとのことで、白米ご飯でした。


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↑ライスとカレーが別々

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↑ライスにカレーをかける!


カレーは色んなスパイスや具材がよく煮込んであり柔らかくてヘルシーで、そしてマイルドな美味しさです!

う~~さすが、食べログ1位なだけはありますね!


それからデザートのバナナショコラやアールグレイの紅茶の登場です。

ライスが五穀米でないことと、若干出すのが後れたとのことで、チョコ等のお菓子をサービスでもらえました。


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↑バナナショコラやアールグレイの紅茶等


 バナナショコラは、チョコが濃厚でそしてバナナも柔らかく、甘くて美味しいです!

また生クリーム抜きに快くしてくれました。

アールグレイの紅茶も香りがよくて、バナナショコラと合いました!

芝町カフェはお洒落な店内で、優雅にゆったりカフェを楽しめるよいお店だと思います。

とてもオススメです!


なお、お店の方へ「三島は富士山が見えてよい街ですね」「食べログで三島の中で1位だったのでここに来た」「自転車で小田原から箱根を越えて三島へきたばかりで、これから京都へ向かう」等の話をすると、とても喜んでくれ、京都行きを励ましてくれました。

励ましは本当にうれしかったですね!

芝町カフェ
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美味しかったものまとめ(2010年下半期)

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「都をどり(京都)」はとてもオススメ!

2011年04月18日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

京都の祇園甲部歌舞練場で、平成23年4月1日~4月30日に開催されている第139回「都をどり」へ行って来ました!

まず、前日に予約受付専用電話(TEL:075-541-3391(代表))に電話をすると、ラッキーなことに席が空いていました。

名前と電話番号等を伝え予約しました。

当日に会場で自分の名前を言うとチケットを買えるとのことでした。

チケットは以下の3種類で、ここはせっかくなので、茶券付きのものを頼みました。

・茶券付き指定席(4500円)(1Fもしくは2F)
・指定席(4000円)(2F)
・自由席(2000円)(3F)

 都をどり会場の入口は以下の写真の通りかなり大きなものです。

1img_6379
↑都をどり入口


それから会場の建物も以下の写真の通り結構大きい建物でした。歴史を感じますね。

2img_6353
↑都をどり会場


建物に入ると、東北地方太平洋沖地震の募金箱を持った舞妓さんたちがいました。

やはりこの着物姿には、驚きますし感動しますね。さすが京都らしいですね。

皆さん写真を撮っていました。

3img_6355
↑東北地方太平洋沖地震の募金箱を持った舞妓さんたち


それから、大きな着物が以下の写真のように飾られていました。

さすが、豪華です。

4img_6357
↑大きな着物


そして、庭もさすがにきれいですね。天気が良くてとても気持ちが良かったです。

5img_6359
↑都をどり会場の庭


お茶は交代制のため、順番を待つ間に、この庭や京都名産のお土産を見たりします。

京都名物の八つ橋があるのでそこで買いました。

老舗の聖護院というブランドのものです。

季節限定の桜色のものが売られていたのでそれを選びました^_^)


それから弘法大師の命日近辺の毎月20~22日しか売らないという笹屋伊織のどら焼きを買ってみました。

ここでは、特別に20~22日以外にも用意してくれているという貴重なものです。

 江戸時代末期に京都の東寺のお坊さんから、副食となる菓子を作って欲しいとの依頼を受け、そこでお寺でも作れるように鉄板の変わりに銅鑼(どら)を使うことを考えついたのが笹屋伊織の「どら焼」の始まりとのことです。

後で食べてみますが、何重も包みがあり、皮はモチモチ・中身の餡は甘く、さすが美味しかったです。オススメです!


6img_6374
↑笹屋伊織のどら焼き


それから、いよいよお茶の時間です。

広間に行き、前から順番に座って行きます。

前の方には芸妓の槇子さんと控えの舞妓の千紗子さんがいました。

一日交替制で点茶をする芸妓は京風の島田髷を地毛で結い衿を裏返す黒紋付の正装姿で、控えは舞妓が担当をするようです。

点茶の形式は従来の形式ではなく「立礼式」というスタイルでこれは外国人を接待する為に裏千家により考案されたものとのことです。


7img_6365
↑芸妓の槇子さんと控えの舞妓の千紗子さん


さっそく、緑色のお茶と饅頭が配られ、いただきますが、さすが美味しいです!

饅頭が置かれているお皿はお持ち帰りくださいとのことには驚きました!

これはうれしいサービスですね!皿の下に置かれた紙を使ってお皿を包みます。


8img_6367
↑緑色のお茶と饅頭


それから、「都をどり」の会場である1階席に入ります。

会場は赤い提灯がぶら下がり、和風の明るい感じです。

9img_6376
↑会場正面

10img_6377
↑会場側面(笛や太鼓、囃子)


パンフレットは600円で売ってあり、買ってみました。

席に着くと、隣の和服のおばちゃんが色々と優しく教えてくれ、助かりました。

公演中は双眼鏡も貸してくれました^_^;)

なお、舞踊公演は残念ながら撮影禁止だったので、その内容をお見せすることはできません。


 公演は、きれいな同じ着物を着た舞妓が「ヨーイヤァサー」の可愛いい掛け声とともに左右袖から12名ずつ前面へ踊って行き、晴れやかに始まりました!

左袖には横笛1人、金物太鼓3人?普通の太鼓2人の舞妓の演奏で、太鼓は「イヨォー!」等の囃子も兼ねてもちろん上手いです!

衣装も踊り子たちと一緒でとてもきれいですね。

右袖には、三味線の方たちで、こちらはお年を取られた方たちでした^_^;)

黒い和服を着て並んでいます。この三味線もさすが演奏が上手いですね~。

 公演は春夏秋冬で踊るようで、特に真っ暗闇の中から紅葉のシーンは、そのまぶしさと美しさに驚きました!

それから春の桜も同様にまぶしく、とてもきれいでした!

歓声に沸いていましたね!

公演はちょうど1時間でした。

都をどりは、京都らしく舞妓や芸妓の踊りや音楽を楽しめ、またお茶席も楽しめ、記念のお土産もありますし、とてもオススメです!

お勧めなお話(2010年下半期)
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「のれんと味 だるま(神奈川県小田原市)」で夕食を楽しみました!

2011年04月17日 01時00分00秒 | 外食
<日曜も食べ物のおはなし>

神奈川県小田原市にある「のれんと味 だるま」で刺身や天丼を楽しみました!

このお店は以前このブログで紹介した「東海道居酒屋五十三次」という本に掲載されていて、ぜひ行きたいと思っていました。

この「のれんと味 だるま」はその本にも書かれていますがかなり老舗で、大正12年の関東大震災で建物が倒壊し、大正15年にぜいを尽くして再建したのが現在の建物とのことです。平成14年に国の有形文化財に指定されているとは凄いですね。

建物は以下の写真のように、かなりしっかりとしています。

1img_5194
↑外観


店内は、かなり天井が高くてびっくりしましたね。

それより、19時過ぎなのに客が一人もいないのには驚きました^_^;)

行ったのは3月下旬だったので、大震災や計画停電の影響もあり客が少ないとのことです。
まあ仕方がないですね。

2img_5206
↑店内


 メニューは以下の通りで、せっかくなので「季節の特別料理(3780円)」を食べようと思いましたが、口の中はすっかり「天丼」になっていましたので、「達磨膳(2200円)」を注文しました。

天丼に刺身等が付いています。

それから、「東海道居酒屋五十三次」には、「板ワサ(680円)」の記述があったので、それも注文しました。

3img_5198
↑メニュー

4img_5199
↑本日のおすすめ品


すぐに、「板ワさ」や「鯛やマグロの刺身」、「もずく」、「漬物」などが届けられました!

「板ワサ」の小田原かまぼこは、さすがに上品な味で美味しい!

お店の人に訊くと、「籠清」とのことでした。

「籠清」は良質な水を使ってかまぼこを製造しているようです。さすが!

また、刺身も鯛やマグロの身が引き締まっていて、美味しい!!

さすが朝獲れの鮮魚を使っているんですね!

5img_5202
↑「板ワサ」「刺身」等


それから、天丼と吸い物も届けられました。

このお店の天ぷらは、特注ゴマ油を使用しているようで、色は黒っぽいですが、ご飯となじみ美味しいです!

天ぷらは、イカとエビとキスでしたか・・・

6img_5203_2
↑天丼と吸い物


「のれんと味 だるま」は、庶民に愛される街の食堂をモットーとして、リーズナブルでもてなしのある良いお店だと思います。

オススメです!

のれんと味 だるま料理店
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「歌声は心をつなぐ(佐藤しのぶ)」という本はオススメ!

2011年04月15日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「歌声は心をつなぐ(佐藤しのぶ)」の購入はコチラ


この「歌声は心をつなぐ(佐藤しのぶ)」という本は、声楽家でソプラノ歌手として有名な佐藤しのぶさんが人との出逢いと音楽の素晴らしさについて書いた本です。

 具体的にはチェルノブイリ原発事故で被曝した子どもたちとのコンサート、バングラデシュの子どもたちへの子守唄、15人の有名人との対談集で構成されていて、人生を勇気づけ感動させる音楽、寄付やボランティア、その他よりよい人生のためのヒント等について書かれていて、とてもオススメです!


 以下はこの本のポイント等です。

・ベラルーシのサナトリウムでのコンサートでは、「スパシーバ」ありがとうの言葉を何度も聞き、そしてまた私も何度口にしただろうか。記念の写真を撮ったり、握手をしたり、抱きしめあったりしたわずかな時間のあと、私たちはミンスクに戻るワゴン車に乗り込んだ。「このコンサートのことは、けっして忘れません」一人の女の子が駆け寄ってくる。「私も忘れない」返した言葉は声にならず、ただ手を振った。ワゴン車のドアが閉じ、車が動き出すと、数人の子が車を追いかけて走ってくる。本当は走ったりすることなど、困難なはずのその身体で。大きく手を振り、何かを叫んでいる。その声は聞き取れなかったが、その姿は十分過ぎるほど、心に焼き付いた。もともと私は、彼らに勇気を与えるためにここに来たはずだった。なのにその命の輝きに、逆に私が励まされていた。まるでとてもつもなく大きな花束を受け取ったようだった。そしてその花束は、当時の私には大き過ぎた。その花の美しさに応えられるだけの強さを、まだ持ち合わせていなかったのだ。子どもたちの姿が見えなくなると、こらえていた涙が一気にあふれてきた。自分の無力さとふがいなさにただ涙が止まらなかった。ショックだった。私は完全に打ち負かされてしまったのだ。涙は、子どもたちに対するものではなく、何か理不尽なものに対する怒りや悔しさのようなものだった。そして何より理不尽なことは、自分が無力だということだった。もう一度ここに来なければ。強く強くそう思った。でも、その一方で、いまここで見送ってくれた子どもたちのうち、どれだけの子が生きているのか分からないという恐怖もまた、ふとよぎった。改めて、アベマリアが頭の中でリフレインする。子どもたちが真剣な表情で聴き入っていた曲。私はアベマリアの奇跡を信じようと思った。

・1998年、Mさんの奥さんは不幸なことに事故に遭い、トラックに挟まれ、脊椎を複雑骨折。神経伝道路を断たれ、回復しても半身不随になるだろうと通告されたのだという。夫妻を襲った突然の不幸。Mさんは絶望に追い込まれ、しばらく茫然自失の日々が続いた。そしてある日、NHKの「課外授業 ようこそ先輩」をたまたま目にし、その番組内で私がアベマリアを歌うのを耳にしたそうだ。ところがこのアベマリアを聴いた瞬間、Mさんは体中が震え、突き上げるようなものが湧き出し、これ以上、医師任せ、スタッフ任せにはできないと思い立ったのだそうだ。その日からMさんは、ベッドに固定されている奥さんの手足、全身のマッサージを自ら始めたのだという。無理な振動を与えないよう、血行をうながし、日々マッサージを繰り返す。そしてそれから35日目のこと、奥様はなんと地に足をつき、自立できるようになったという。楽屋にいらした奥様も元気に歩いておられ、あなたのおかげですと、頭を下げてくださる。「そんな、お顔を上げてください。頭を下げたいのは、こちらのほうです」アベマリアを歌う機会に恵まれ、それが放送され、たまたまそれを聴いてくださった方が力を持ち、人生を良い方向に転換できたなどというのは、私こそお礼を言いたい話だった。私は自分の歌がそんな風に人に伝わり、影響力を持つとは思ってもみなかった。私は歌をとおして生きてきた。歌は自分を高めてくれるもの、成長させてくれるものだとは思っていたが、このように思いもかけない出会いもまた、もたらしてくれるのだ。音楽には、人を結びつける大きな力、奇跡を起こす大きな力があるのだとそのあと改めて感じたのだ。

・時に援助と言うと、豊かなものが恵まれないものに何かを与える、という姿勢になりがちだが、それでは根本の部分は何も解決されない。すべての子供たちが自分で考え、自立できるようサポートすることこそ、本当に大切なことなのだろう。

・「大きくなったらいつか皆も、お父さん、お母さんになるでしょう。そのとき、どうやったら赤ちゃんを上手に寝かしつけられるかな?じゃあこれから私が子守唄を歌うから、皆、順番に私のお膝に来てください」すると、まさに争奪戦。我先にと私に抱きつき、ここは自分の場所だと言わんばかりに膝に頭をのせては目を閉じる。これでは足が幾つあっても足りないほどだ。私は、たくさんの子どもを懐に抱く猫や犬の親のように、右の太もも、左の太もも、右腕、左腕とできる限りの場所で子どもたちを抱いていた。シーンと静まり返る部屋の中。カーテンが揺れ、風が入ってくる。目を閉じるだけでなく、本当に眠ってしまった子もいた。

・やがて、肩に、左ひざに、右胸に子どもたちのぬくもりが伝わり、涙が伝わってきた。ぬるい速度で肌に染み渡る涙の温度。気づけば、二人一組になって子守唄を歌う子たちも泣いている。自分の膝に友人を抱き、その肩や背中をさすって寝かしつける子も、また、友人の膝枕で眠る子も。同行してくれていたピアニストの森島英子さんにも、子どもたちはしがみついて涙していた。皆がいつしか全員泣いていた。皆の心が泣いていた・・・・・。やはり両親のことを思い出しているのだろうか。やはり、お父さんやお母さんのことが恋しくて仕方ないのだろう。貧しくて家を飛び出してきた子どもたちは、いつか自分が働いて一緒に暮らしたいと思っているのだろう。父母を守りたいと思っているのだろう。ある子は母親とうまく行かなかったかもしれない、ある子は父親に絶望したかもしれない。もしかしたら殴られたり虐待されたりしたかもしれない。それでも子どもたちは皆、両親を愛しているのだ。心からいまもなお、愛しているのだ。一方私は彼らに、あなたたちもまた愛されているんだよということを伝えなければと思っていた。もしかしたらお父さんやお母さんはあなたたちを叩いたかもしれない。様々な事情があってひどいことをしたかもしれない。でも私が娘を抱いて本当に幸福だと思ったように、あなたたちの両親もあなたが生まれたときにきっとそう思ったはず。事情がどうであれ、そもそもあなたたちは”望まれて”生まれてきたのだから。そのことを私は絶対に伝えなければと思っていた。

・世のお母さんたちも是非、自分の子どもには自分の声で歌を歌ってあげてほしいと思う。しっかりと抱かれ、母親の生の声で聴こえる歌ほど、子どもに安らぎを与えるものはないと思うからだ。実際に肌を通して伝わる声の振動。それは生身の人間にしかできないことだから。たとえばどれほど音痴でも、胎教でモーツァルトを聴かせるのが良いとどれだけ言われても、母親の生の声ほど子どもを癒すものはないはずだ。

・ここで子どもたちに知ってもらいたかったのは、オーケストラというのは、いろいろな楽器のハーモニーで創っていくものだということだった。言ってみればそれは、いま私たちが生きている社会とよく似ている。この世の中、一人として同じ人はいない。オーケストラも同じ。もちろん同じ楽器を担当する人は何人かいるけれど、それぞれがしっかりと自分の音を出し、それぞれが大切な役割を果たしている。この人は「ド」、この人は「ミ」、この人は「ソ」というように。そしてそれらが皆一緒になると、一人で演奏しているより壮大な音になっていく。重なり合う音は相乗効果で美しいハーモニーを奏で、一つの世界を創り出しているのだ。子どもたちを囲む世界も、ぜひそうであって欲しいと思った。皆、それぞれが大切な存在で、手と手をとって重なり合う音は、不協音ではなく、笑顔を結ぶハーモニーとなって欲しい。

・寄付などということは、ひっそりと静かに黙って行い、家族だけが分かってくれているぐらいが美しいと思っていた。しかし私たち大人にはやはり、”伝えていく”という義務がある。多くの人に”知ってもらう”ことも大切なことだと思うのだ。「子どもたちへの支援」などというと、「売名行為」などと悲しい声も聞こえてくる。でも大切な自分の人生。そんな嘘や虚飾にまみれて終わりたい人はいないはずだ。

・時に生きていくのは厳しいけれど、誰にも愛されずに死んでいく人はいないだろう。でも、確かに愛されていると感じたいときがある。その感触が人を強くするはずだ。私はいつもそう考える。なぜなら私もそうだから。厳しい境遇にいる子どもたちもちゃんと愛されている。目に見えなくても、幸せになることを応援してくれる人がいるのだということを知らせたい。それがこの本を出す意味であり、私が求めているものなのだ。

・最も大事なボランティアは何かということです。誰かのためとか人のためとか世の中のためとか、貧しい国の恵まれない子どもたちを助けるとか、そういう問題じゃないと思うんです。一番大事なボランティアというのは、自分自身が一生懸命生きることだと思っています。一生懸命に生きるからこそ人の命も尊いと思うんです。そして、真剣に生きるからこそ人の痛みや悲しみも胸に伝わってくると私は思っている。一番大事なボランティアはまず自分自身が一生懸命生きることです。

・子どもから学ぶことも多いし、本当に命って不思議だなと思います。いろんな国に行くと、母親が我が子のことを毎日心配している。生きるか死ぬか、食べ物があるかないか、追っかけられて殺されないかって。だから自分の子が、毎日息をして生きてくれているだけで感謝なんですよ。子どもを授かって、これは本当に奇跡だな、感謝しなきゃいけないなと謙虚になりました。世の中は、特に子育てというのは思い通りにはならなくて、またそこに責任も感じるんですけど、と同時にやはり謙虚に生きていかなきゃいけない、感謝の気持ちを込めて生きていかなきゃいけないな、と思うようになりました。

・掃除は何をやってもよろしいですけれども、特にトイレ掃除というのは人が一番嫌うことでございますし、また、身をこごめて一番低い姿勢でないとできない掃除でございますね。ですから、ここに一番大きな意味があると私は思ったわけでございます。人間は誰でも心地よい世界を作りたいわけですけども、私が両親から、「自分の心地よい世界を作っていくと、人間が卑しくなる」ということを絶えず言われました。絶えず自分で困難な世界に挑戦していったときに初めて人間は成長できるけども、居心地のよさを求めていくとかならず卑しくなる、と。私は少なくとも、卑しい人間にだけはなりたくないと思いました。これが掃除に取り組んで、しかも長く続けてきた最も大きな理由でございます。

・実は若いころは、人一倍、人に対する憤りを持っておりました。しかし、たとえば人に騙されますね。そのときに、その人間を恨んでいますと、夜寝ようとしても頭が眠らせてくれないですね。なかなか眠れない。体は疲れて目は眠いのに頭が眠らせてくれないという目にさんざん遭ったわけです。そのときに、人を恨んだり憎んだりするということは自分自身にマイナスなことばかりで一つもプラスにならない。じゃあ、どうしたらいいか。考えてみれば、そういうことが起きるたびに、そういう念が心の中に起きる。そのために何とつまらないことをやっているかということを、私は自身に言い聞かせて言い聞かせているうちに、そういうものがすうっと消せるようになったというだけでございますかね。今でも私はむっとします。だけどそれを引きずらないですね。普通の人は全部それにひもを付けて、ずるずる引きずって歩いて、それでエネルギーのほとんどを費やしてしまわれるんです。私は起きたところにそれを置いていっちゃうんですよ。ですから、時々思い出すことはあっても、それを綱を付けて引きずらないことが私の健康法でございます。

・先生は指導される時に、5つの言葉があるんですって?自分ではよく覚えていないんですけどあるようです。まずは「はい」と言う素直な心。それから「ありがとう」が2つ目。3つ目は「すみません。」それから4つ目が「私がやります。」お手伝いといいますか、積極的に人の役に立つ気持ちを持って欲しいと思っています。5つ目が「おかげさま」という感謝の気持ちですね。

・大切なことは彼女一人を教室から追い出すのではなく、共にいること。そしてまず相手をほめること、「あなたは賢い」という言葉なんです。

・「人は、かならず死ぬ」「人生は、一度しかない」「人は、いつ死ぬか分からない」。その真実だけを伝えてみたかったのです。その真実を正面から受け止めるとき、若い方々は、その瑞々しい心で、かならず何かを掴まれる。人間の心には不思議な生命力があると思うのですね。その3つの真実を見つめるとき、若い方々は、真摯に何かを考え始める。

・富は分かち合ってこそ増えるってことです。やっぱり資金的に苦しいところには、ある程度投資してあげるとか、そうやって助け合っていくということも、日本人同士として非常に大事なことだと思うんですね。お互いに相手の立場を尊重して、「あそこはもう小さいから、値段は安くやりゃええ」というやり方ではなくて、価値を認めてあげることが大事ではないですかね。そこから人を育てていくということがものすごく大事だと思います。すべてはやっぱり、どこまで追求しても企業というのは人ですよ。


<目次>
はじめに
歌声は心をつなぐ
 第1章 ベラルーシの透明な夏
 第2章 ドロップインセンター・バングラデシュ
 第3章 67億人の中の一人
人のこころ 佐藤しのぶ対談
 池間哲郎 一番大事なボランティアというのは、自分自身が一生懸命生きることだと思っています
 臼井律郎 難民キャンプにいると、自分でこれが限界だと思っていたよりも、ずっと力が出るんです
 アグネス・チャン アフリカに行って歌ったとき、倒れそうな子もみんな立ち上がって踊ってくれました。絶対忘れない
 鍵山秀三郎 当たり前のことを普通にやる、私にはそれしか方法はなかった
 佐治薫子 子どもたちをそっと後ろから押してください。押しすぎたら倒れます。引きすぎても倒れます。
 マリア・コスタ 信仰心というのは愛、そして信頼の問題なんですよ
 田坂広志 我々はいずれ死ぬ存在。そして、人生は1回しかない。その事実だけを伝えたかった。
 日高義博 人との出会いって決定的ですね。その後の人生を決定すると思います。
 萩野みちる 13、14年間で、2000頭、シロナガスクジラを識別できるようになりました
 仲道郁代 クラシックの素晴らしさを、より多くの方に知っていただきたい
 錦織 健 とりあえずでも、オペラに足を運んでくれる人が増えるといいですね
 中村桂子 音楽のように、科学をみんなと一緒に楽しみたいというのが、私の気持ちです
 三浦雄一郎 日本一にはなれなかったけど、世界一になっていいんじゃないか。
 はな    仏像にドキドキするんです。本当にかっこよくて
 関口房朗 ものづくり 人づくり 夢づくり やっぱり原点は人ですよ
あとがき


面白かった本まとめ(2010年下半期)


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江之島亭(神奈川県藤沢市の江の島)で生しらすを楽しみました!

2011年04月13日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

神奈川県藤沢市の江の島にある「江之島亭」でランチを楽しんできました!

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↑江之島亭


実は、この「江之島亭」は、映画寅さんシリーズの「寅次郎あじさいの恋(昭和57年・マドンナ:いしだあゆみ)」の舞台として撮影が行われたということもあり、ぜひ行きたいと思っていました。

撮影が行われた座敷はそのまま残してあるというのは何だかうれしいですね。

そのほか色んなテレビ番組でもこのお店は紹介されているようです。

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↑江之島亭での寅さん


撮影が行われるだけはあって、この座敷から眺める景色はとても素晴らしかったです!

晴れていれば、きっと富士山もきれいに見えることでしょう。

「とんび」がピーヒョロロ~と鳴きながら飛んでいるのも良いです・・・

2img_5164
↑江之島亭からの景色


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↑店内


この日は生しらすがあるとのことでしたので、「生しらす丼(1100円)」にしようと思いましたが、メニューをよく見ると、「しらす三昧定食(2310円)」があるのを発見!

せっかくなので、色んなしらすを楽しみたいと思いました。

ご飯は釜あげしらす丼とのことですが、お代わりでいただくご飯に生しらすをかけて「生しらす丼」として楽しむ客もいるとのことで、それに倣うことにしました。

5img_5152
↑メニュー1


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↑メニュー2


また、この「しらす三昧定食」は、生しらすだけでなく、かき揚げ・たたみいわし・釜あげしらす丼、ワカメ酢しらすなどとしても楽しめます!

7img_5161
↑しらす三昧定食


さっそく生しらすを食べてみますが、生しらすが新鮮でこんなに美味しいとはびっくりしましたね!

ミネラル・DHCたっぷり?で、体が生き返ります!

もちろんご飯をお代わりして、生しらすをその上にかけ、醤油を少し垂らして「生しらす丼」にしても食べましたが最高!

こりゃぁ美味いっす!!

この江之島亭では「生しらす」がたっぷりあり、大満足ですね!


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↑生しらすの拡大写真


定食はご飯お代わり無料というのもうれしいです!

また、イカの塩辛、ワカメ酢しらす、新鮮なまぐろや鯛の刺身も美味しいし、かき揚げもサクサクしていてボリュームもあり塩と合ってかなり美味しいです!

それから「たたみいわし」というのも初めて食べましたが、マヨネーズを付けて食べるのは面白いです。これは薄いし、お酒のツマミですね!

9img_5163
↑「たたみいわし」の拡大


また、はまぐりのお吸い物も柚子の香りもあって美味しかったです!

江之島亭は海の景色もいいし、「しらす三昧定食」のしらすはとても美味しくて、とてもオススメです!!

江之島亭
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二条城(京都)のライトアップはとてもオススメ!

2011年04月11日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

2011年3月25日から4月17日まで開催されている二条城ライトアップへ行って来ました!

二条城は、慶長8年(1603年)、徳川将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626年)に完成したものです。

豊臣秀吉の残した文禄年間の遺構と家康が建てた慶長年間の建築と家光がつくらせた絵画・彫刻などが総合されて、いわゆる桃山時代様式の全貌を垣間見ることができるようです。


ライトアップの開催内容は以下の通りとなります。

お城ではなく、桜や庭園のライトアップとなります。

1 日  時 平成23年3月25日(金)から4月17日(日)まで(24日間)
       午後6時から午後9時30分まで(入城受付は午後9時まで)
       ※ 通常時間帯(午後5時閉城)の観覧と入替制となります。

2 観覧区域 二条城内(桜の園,清流園,二の丸御殿台所)
        *御殿にはお入りいただけません。

3 入城料  一般400円,小中高生200円      
         *和装の方は入城無料

4 内  容 城内の山桜や里桜,八重紅枝垂桜など200本を超える桜や庭園などを,
      安全に配慮しながら可能な限りライトの数量や照度を控えて照らすとともに,
      通路の足下灯により厳かな世界を創出します。
      また,重要文化財・二の丸御殿台所では,京都の伝統文化である華道や
      邦楽を紹介し,京都の名産品の販売等を行います。

5 その他 本事業は平成14年から開催し,今回で10回目を迎えます。
       また,昨年度と同様,京都造形芸術大学学生により照明器具の制作及び
      運営に御協力いただきます。


ぎりぎり入場受付の5分前に到着することができました!

危なかった!

城内へ入ると、以下の写真のように足下灯及び遠方の桜の木により厳かな世界が創出されています。

幻想的な世界ですね・・・。

1img_6311
↑足元灯及び遠方の桜の木による厳かな世界


また、櫓の前では、明るいピンク色の桜が満開となっていて、とても綺麗でした。

これは素晴らしいと思いました!

2img_6308
↑櫓の前での明るいピンク色の桜


私が訪れたのは3/31(木)でしたので、メインのソメイヨシノ等はまだ開花していませんでしたね。

しかし、花が咲いていなくても、ライトアップで幻想的な世界を作っていました・・・。

3img_6314
↑ライトアップされた桜の木


4img_6325
↑ライトアップされた桜の木


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↑ライトアップされた桜の木


6img_6324
↑ライトアップされたピンク色の桜の花


それから、1周して戻ると、以下のように琴の演奏会が終ったところで、また京都の名産品の販売が終ろうとしていました。

もう少し早い時間に行くことをオススメしますね!


7img_6305
↑琴の演奏会


それにしても、想像以上に二条城ライトアップは素晴らしい幻想的な世界を創出していました。

また、案内の学生さんたちには、とても快い対応をして頂きました。

二条城ライトアップは、とてもオススメです!


<二条城>

所在地 :京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
TEL   :075-841-0096
開城時間:午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
休城日 :年末年始 12月26日~1月4日
      毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日
      ※ ただし当該日が休日の場合は、その翌日を休城日とします。
入城料金:一般 600円 中学生・高校生 350円 小学生 200円

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パパミラノ ヒルトンプラザ イースト店(大阪)で食事を楽しみました!

2011年04月10日 01時00分00秒 | 外食
<日曜もたまに食べ物のおはなし>

大阪駅近くのヒルトンホテルB2にあるパパミラノ ヒルトンプラザ イースト店で食事を楽しんできました!

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↑店構え


ちょっと暗い雰囲気で、心地よいジャズソングが流れています。

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↑店内


オススメとして、色々選べるプリフィクスコース2400円を勧められるのでそれを注文します。

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↑プリフィクスコースのメニュー


パスタはかなり悩みますが春先だしあさりのボンゴレビアンコを注文し、デザートもベリーのプリン、飲み物はホットレモンティを注文します。

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↑パスタのメニュー


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↑デザートメニュー


前菜盛り合わせとして、サーモンのカルパッチョとパンを添えたポテトサラダ、キノコの和え物の登場です!

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↑前菜盛り合わせ


カルパッチョは適度な酢とぷりぷりしたサーモンが良い感じです。そして特にポテサラのポテトが妙に甘くておいしい!

ポテトが新鮮なのかな・・・

それから、ボンゴレビアンコの登場です。

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↑ボンゴレビアンコ

アサリの身が大きく、中もぷりぷり!どうも生のあさりをサッと炒めただけのようです。

なるほどこういう食べ方も美味しいんだな・・・!
そして麺もほどよい固さで美味しい!

麺の量が多いのもうれしいですね。


続いて、サーモンのマヨネーズピッツアの登場です!

かなり薄焼きのピザですが、チーズとサーモンとトマトとマヨネーズのバランスがいいですねぇ!
アツアツで美味しい!

また、タバスコを振りかけると抜群に合いますね!

こりゃ旨い!
またかなり大きく十分な量です!

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↑サーモンのマヨネーズピッツァ


そして最後にデザートのベリープリンと飲み物のホットレモンティ登場です。

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↑ベリープリンとホットレモンティ


いちごや野いちご、ブルーベリーはヒンヤリ凍っていて、熱い紅茶と合いますね。

もちろんプリンは柔らかくて十分な甘さでデリシャスです!

こりゃ美味い!

もちろん紅茶も上品で美味しい!

PapaMilanoは、ゆったりとしたジャズの音楽を楽しみながら、美味しくお腹いっぱいにリーズナブルにイタリアンを楽しめる良いお店だと思います!

JR大阪駅近くのヒルトンビルという立地の良さもすばらしいですね!

とてもオススメです!

パパミラノ ヒルトンプラザ イースト店
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関連ランキング:イタリアン | 西梅田駅梅田駅(阪神)北新地駅



美味しかったものまとめ(2010年下半期)


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「星はまたたき物語りは始まる(小山慶太)」という本はオススメ!

2011年04月08日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「星はまたたき物語りは始まる(小山慶太)」の購入はコチラ


「星はまたたき物語りは始まる」という本は、物語の面白さ、醍醐味、語りの妙を、文科と理科の両面から捉え直し、両者の一体化を試みた一冊です。

 具体的には以下の構成となっていて、とても興味深く面白い内容となっています。

特に、1章の地球や木星に小天体が衝突した話は興味深く、また5章のファインマンの恋愛についてはほろりとされます。

1章:地球に小天体が衝突するという災厄
2章:ファンタジー映画と生態学のかかわり
3章:純文学と素粒子論の共演
4章:心の謎の不思議
5章:ノーベル賞物理学者のラブレター
6章:人間の一生と宇宙の進化の対比
7章:芸術と科学を美という共通の概念で括る

理科が得意ではない方にも分かりやすく説明があり、楽しめる内容となっています。

とてもオススメです!



以下はこの本のポイント等です。

・現在、NASAの計算によると、アポフィスという小惑星が2036年に地球からわずか3万キロメートルの至近距離を通過すると予測されている。この距離は地球から月までの距離の1/10以下、地球の直径の2.5倍に過ぎない。宇宙のスケールで考えれば、危険なニアミスといえる。ニアミスでもそのままおとなしく通り過ぎてくれるならよいが、今後、アポフィスの軌道に微妙な変化が生じれば、「終末のフール」の物語は現実の話となる。

・発見から1年4ヵ月後の1994年7月、SL9は秒速60キロメートルの速度で次々と木星へ突入していったのである。1キロメートル以上の大きさの小天体がこれだけの速度で衝突すると、その破壊力は広島に投下された原爆の約10億倍に達する。それが20個余りもつづいたわけである。こうした貴重な天文ショーを見る機会は滅多にないので、どのような現象が起きるのか、天文学者や惑星科学者たちは固唾を飲んで見守った。「ハッブル望遠鏡が見た宇宙」という本には、SL9の衝撃を受けた直後の木星を捉えた写真が数多く載せられている。そこには、木星表面にきのこ雲が発生し、成長していく過程や、SL9の破片が残した衝突跡(それは地球がすっぽりと入るほどのサイズにも達していた)、衝突によって木星の極に現れた巨大なオーロラなど、衝撃の凄まじさを物語る数々の現象が報告されている。なお、衝突点の温度は2万度を超えたという。人類にとって、これは決して対岸の火事ではない。木星はガスの惑星であるのに対し、地球は岩石から成っている。したがって、小天体が落下した場合、地球が被るダメージは木星の比ではないのである。

・6500万年前、ユカタン半島は浅海域であったので、この隕石はおそらく水深100m以内の地域に着水したであろう。モデリングの結果によれば、このとき起きた地震が海底地すべりを引き起こして、莫大な量の海水を移動させ、人類の歴史で経験したことのない大規模な破壊的津波を発生させた。この太古の大津波は、巨人が石を投げて起きた波のように、100mの高さに立ち上がり、秒速およそ500mの速さで海洋を情容赦なく広がっていった。この津波は海岸に達してもほとんど速度を落とさず、陸地内部に20km侵入し、地球の半球分にある海岸平野を氾濫させた。隕石が地下深くへ貫入すると巨大な衝撃波が発生し、それによって深さ15~20km、直径は少なく見積もっても170kmのクレーターが掘り出された。また、衝突はマグニチュード12~13の地震を起こしたが、これは人類が経験した最大規模の地震の千倍に相当する。隕石の着地点から千km離れたところでも、地表は高さ数100mに波打ったという。着地点の温度は数万度に上昇し、半径数百km内のあらゆるものは炎上したのである。さらに、生じた煙と煤は上昇し、爆発によって成層圏に運び込まれた莫大な微粒子と混じり合い、地球を暗幕で覆ったように暗くし、平均気温を氷点にまで低下させた。暗黒の昼が何ヶ月も続き、光合成は停止、食物連鎖は切断されたのである。こうして、恐竜は姿を消していった。

・一般に、ある生物群が持っていたエネルギーは食物連鎖を経るにつれ、呼吸、死、糞として失われてしまい、より上位の捕食者群が餌として利用できるエネルギー量は減っていくことになる。そこで、ネッシーが棲息できるか否かは、要するに食物連鎖の出発点である植物プランクトンの量が決め手となるわけである。こうして、生態系のさまざまなデータを用いて分析、計算した結果はこうである。ネッシーを変温動物と仮定した場合、ネス湖で魚を餌として生きていけるネッシーの個体数は、1頭の体重を100kgとすると12.5個体、300kgだと5.1個体、1tでは1.9個体ということになる。一方、恒温動物だともっと厳しく、体重100kgのネッシーでもわずか1.6個体、300kgでは0.7個体にしかならないという。この計算結果が正しいとすると、恒温動物のネッシーは生存し得ない。変温動物でもせいぜい100kg程度しかない。しかし、これではとてもモンスターとはいえそうもない。もう少し補足すると、ネス湖の主な主要なもののうち、サケ、ブラウントラウト、ウナギは魚食魚である。これらの魚はネッシーにとって、同じ餌を食べる競争者になる。その分、ネッシーの食料は減少し、条件はさらに悪くなる。

・ニュートリノはその存在をつかむのが難しい幽霊のような粒子であるが、きわめて低い確率ではあるものの、ごくごくまれに原子核に衝突することがある。地球に降り注いでくるニュートリノの数は、1平方センチメートル当たり、毎秒600億個にもなる。一方、5万トンの水の中には膨大な数(10の34乗個くらい)の原子核がある。両者の数がこれほどそろうと、確率は低くとも、水の中でニュートリノと原子核の衝突が起こり得る。衝突が起こると、それによって発生した荷電粒子が水中を超高速で走るが、このとき、面白い現象が見られる。真空中で一番速く走るのは光で、その速度はおよそ秒速30万kmであることはよく知られている。ただし、これはあくまでも真空中での話に限られる。水やガラスなどの媒質に突入すると、光の速度はそうした物質の屈折率で割り算した値に減速される。したがって、水中では光は真空中に比べると約3割ほど遅くなってしまう。そうなると、ニュートリノと原子核の衝突で発生した荷電粒子の方が光よりも速く水中を走るのである。こうした速度の逆転現象が起きると、荷電粒子の進行方向に青白い光が円錐状に放射される。これをチェレンコフ光という。スーパーカミオカンデの内壁に取り付けられた1万個余りの”眼”こと光電子増倍管は、闇の中で一瞬きらめく、このチェレンコフ光を感受することにより、ニュートリノを検出するのである。この装置を地上に建設すると、タンクの水の中にはニュートリノ以外にもさまざまな宇宙線が飛び込んでくる。それらが水を構成する原子核と衝突すると、やはりチェレンコフ光が放射される。つまりこうしたノイズにより、ニュートリノの検出がかき消されてしまう。しかし、地下1000mまで潜れば、他の宇宙線は岩盤を通り抜けることはできないので、雑音は遮断できるというわけである。1987年には、1世代前の装置が約16万光年の距離にある大マゼラン星雲で爆発した超新星から放出されたニュートリノの飛来を記録している。

・地球に太古の原始生命(バクテリア)が発生したのは、およそ36億年前といわれている。以降、これだけの長い時間をかけ、ともかく人間まで進化がなされてきたわけである。バクテリアから人間まで進化が連続している以上、心はその途上のどこかで生命に宿ったことは間違いない。ここまでは間違いないとすれば、少なくとも問題のありかははっきりしている。ところが、引用文にあるように、「それならば、どこで?」と問われると、途端に答えに窮する。個人的な思いを述べると、この「どこで?」という問いは生物進化の段階を指すだけでなく、脳の機能、構造についても言えるような気がする。心の源泉を脳とすれば、他の器官と同様、それを機械論の立場で研究することはとりあえずは可能であろう。実際、それによって脳の部位と感覚器官との対応などが、かなり明らかにされている。

・1945年6月16日、アメリカのニューメキシコ州の病院で独りの美しい女性が結核で亡くなった。彼女の名前はアーリーン・ファインマン、まだ25歳の若さであった。夫は2歳年上のリチャード・ファインマン、後年(1965年)、「量子電磁力学の基礎的研究」によりノーベル賞を受けることになる若手の物理学者である。当時、結核は不治の病であった。ストレプトマイシンは1943年に発見されてはいたものの、まだ臨床実験の段階であり、アーリーンの治療には間に合わなかったのである。それでもファインマンはすべてを承知で、周囲の猛反対を押し切り、アーリーンと結婚した。しかも、わずか3年の結婚生活の間、妻は一度も病院から出られぬという不自由な生活の中で、ファインマンは愛を全うしたのである。ノーベル賞物理学者の若き日の哀しくも美しいラブストーリーは、「インフィニティ/無限の愛(1996年)」と題して映画化までされたほどである。ファインマンとアーリーンの交際が始まったのは、二人が十代の半ばのときであった。ファインマンの妹ジョーンは兄が大学に入学したころにはもう、二人が結婚するのがわかっていたと回想している。それくらい仲睦まじかったのである。また、ジョーンは男の子たちが見とれるほどアーリーンは美しかったと語っているが、クリストファー・サイクスの本に載っているアーリーンの写真を見ると確かに、ハリウッドの女優かと見紛うほどの美貌の持ち主であることがわかる。ファインマンが熱を上げたのもうなずける。しかし、間もなくアーリーンは不治の病にり患する。さきほど触れたように、そのころはまだ結核の治療法はなかった。つまり、アーリーンに先立たれることを覚悟でファインマンは1942年、彼女に結婚を申し込んだのである。ファインマンの両親は、この結婚に強く反対をする。とりわけ、母親ルシールは強硬であった。まあ、無理もないと思う。母親は息子への感染も恐れたのである。不幸なことに、これが原因で母と息子の関係はこじれてしまう。それでも、ファインマンの決心は揺るがなかった。

・ファインマンの母ルシールは結婚に反対し、息子との間に深い溝をつくってしまっていたが、アーリーンの訃報を耳にしたとき、息子にこう書き送っている。
 いまも私もお前が彼女と結婚し、できる限りその短い生涯を幸せにしてあげたことを誇りに思い、心から喜んでいます。彼女はお前をあれほどまで慕っていたんですもの。お前の立場から物事を見なかった私を許しておくれ。私はただお前の身を思い、お前が負わなくてはならない重荷を恐れていただけなのです。でもお前はそれをよく耐えました。いまはどうか彼女なしの生活に直面する一時に努めておくれ。

・気候について考えると、地球が受け取る太陽エネルギーが現在よりも10%以上減少すると、地球の表面は全面凍結してしまう。反対に太陽エネルギーが現在より30%以上多く降り注ぐと、今度は温室効果によって暖かくなりすぎ、気候は大きく変動してしまう。したがって、地球が生命のゆりかごとなり得るためには、太陽から受け取るエネルギー量が現在の値の0.9倍から1.3倍の間に収まっている必要がある。これを太陽と地球の距離に換算すると、現在の値の0.85倍から1.05倍という非常に狭い領域となる。わずか3000万km弱-これは広い太陽系のスケールで捉えると、ほとんど幅のない線といえる-の帯にすぎない。この上に地球がのっかったのは、偶然以外の何ものでもない。ところで、地球上にバクテリアが発生し、そこから人間にたどりつくまで、およそ36億年もの時間を要している。その間、母なる太陽はずっと輝きつづけ、地球にエネルギーを供給してくれていたわけである。つまり、生命が芽生え、進化するためには、太陽は少なくとも数十億年の寿命を持っていなくてはならないことになる。

・一般には星は質量が大きいほど、短命である。たとえば、質量が太陽の5倍の星は1億年の寿命しかない。10倍になると3千万年、100倍ではわずか100万年で一生を終える。反対に質量が小さいと寿命は伸び、たとえば太陽の半分の質量の星は2000億年という長寿になる。ただし、長寿なのはめでたいのだが、小さい星は輝きが弱く暗くなる。そうなると、放出するエネルギーが小さくなり、惑星を充分あたためることができない。そうなると、生命を育むのは難しくなる。というわけで、星はそれこそ星の数ほどたくさんあるものの、その周囲をまわる惑星が存在として、惑星に生命が誕生、進化できるのは、要するに、その質量がほぼ太陽程度のものに限定されることになる。我々の太陽がその限定された星のひとつであったのは、これまた、偶然以外の何ものでもない。

・重力についての理解、知識は格段に深まったが、現在の物理学をもってしても、重力の究極の原因はニュートンと同様にやはり、わからないと答えるしかない。そして、さきほど述べたように、重力はどうして距離の二乗に反比例なのか、重力定数はどうしてこの値なのかという疑問にも答えることはできない。

・生命が出現するのは、早くても宇宙が生まれてから100億年くらい経ってからのことになる。なぜなら、まず第一世代の星が形成され、その中で炭素をはじめとして酸素や窒素など生命を構成する元素がつくられなければならないからである。そして、太陽のような構成の平均寿命はほぼ100億年になる。したがって、それ以前では、生命をつくる部品がまだ用意されていないわけである。

・星は死んで再び蘇るという輪廻転生を繰り返すが、とはいっても、この輪廻転生が永遠につづくわけではない。世代を重ねるごとに、核融合を起す軽い元素が順次消費され、やがては燃料切れとなってしまうからである。そうなると、宇宙はどこを眺めても、輝く星がまったくない暗黒の空間となる。エネルギー源である星がなくなれば当然、生命も存在し得ない死の世界となる。およそ100兆年もすると、宇宙はこうした状況を迎えると予測されている。気の遠くなるような想像を絶する時間の先ではあるが、すべての星が燃え尽きた暗闇に包まれる宇宙を思い描くと、ぞっとする。でも、その日は必ずやってくるのである。

・アインシュタインはそれまで何の相関もないと思われていた2つの保存則が統一でき、質量とエネルギーが互いに変換可能であることを、こんな簡単な式ひとつで表したのである。念を押すまでもなく、質量保存則もエネルギー保存則も自然界のきわめて基本的な法則である。その2つを合体し、両者の等価性というより深遠でより根源的な宇宙の真理を、中学生でも十分理解できる、この短い式に籠めて提示したのであるから驚きである。そう思ってあらためて眺めてみると、E=mc2は格好よすぎるほど美しい。この式を導き出した1905年の夏、アインシュタインは親友のハビヒトに充て、こう書いている。
 「その考えはおもしろく、興味深いものであるが、そんな話をしたら神に笑われるかもしれないし、ひょっとしたら神は私をたぶらかしているのかもしれない。」
 冗談めかしてはあるが、神を持ち出しているところに、凄い真理を発見したという興奮と昂揚感が見て取れる。このとき、アインシュタインはまだ弱冠26歳の無名の若者であった。


<目次>
まえがき
1章 天と地 衝突のクライシス
 小惑星の接近 産むべきか、産まざるべきか 永遠の冬眠に入る前に シューメーカー・レビー彗星の衝突 神の鉄槌とディープ・インパクト 地上の地獄絵 衝突の回避は可能か 破局の前の救い
2章 ドラゴン伝説と龍の伝説
 ウォーター・ホース 生物種の世代継承 ネッシー浮上す 生態系から見たネッシー 上海の上空を飛んだ龍 河童の目撃談 猿沢の池の龍 伝説が生まれる土壌
3章 星の船とウサギの罠
 雪の温泉宿の一夜 地下千メートルの天文台 星からの船 ハイゼンベルクの矛盾 地底に潜る孫悟空 科学への違和感 ゲーテの自然と象徴 ウサギの罠 プリニウスが見たもの
4章 ライオンの心 ロボットの心
 ヤギと仲良しになったオオカミ オリックスを育てたライオン 人の心と動物の心 アメーバに心はあるか 心を持った機械 天啓を受けた機械 瞳に映し出される心 人工知能とハイイロガンの刷り込み ピノキオと青い妖精
5章 ラブレター 亡き人との架橋
 妖精との結婚 夢枕に立つ妻 亡き恋人への手紙 謎と謎解きの連鎖 天国へ持ち去られた秘密 図書室の”愛のカード” 「失われた時を求めて」のカード 死んでしまった夫からのラブレター ノーベル賞物理学者の恋 アーリーンの短い生涯 天国の住所
6章 人の仕合はせ 宇宙の幸運
 父が遺した句 バランスの大切 太陽と地球の絶妙なバランス 宇宙と知性を持った創造者 ゴルディロックスと三びきのくま ドルティロックス因子の謎 クレオパトラの鼻と重力定数 星の輪廻転生 究極のゴルディロックス因子
7章 芸術の美 科学の美
 運慶の仁王 漱石の芸術観と科学観 神の符丁 アインシュタインの興奮 山口百恵の「E=MC2」 1万ボルトの瞳 花鳥風月と科学理論 プラハの国際数学コンテスト
紹介作品一覧

面白かった本まとめ(2010年下半期)


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「串かつ凡(大阪)」でランチを楽しみました!

2011年04月06日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

大阪の曽根崎新地近くにある「串かつ凡」で、念願の串かつを堪能できました!

というのは、半年前に訪れた時にはランチにも関わらず予約が必要と断られたためです。

しかし、今回はあらかじめ予約をし、ランチを楽しめることができました!

場所は、以下の写真のように、堂島メリーセンタービルの地下1Fにあります。

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↑堂島メリーセンタービル


店の玄関は以下の写真の通りで、清潔感があります。

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↑店の玄関


カウンター席は以下の写真のように、真ん中に串かつを揚げる銅板で囲まれた調理場があります。

かなり清潔で高級感がありますね。

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↑カウンター席


反対側からは、天ぷら鍋をよく見ることができました。

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↑天ぷら鍋の様子


開店前に到着してしまったので、箱に入ったネタを見ることもできました。どれも新鮮で丁寧に作られています。

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↑ネタの入った箱


そして、サラダとご飯と味噌汁、漬け物が運ばれてきました。

ご飯はお代わり無料とのことでうれしいサービスです。

サラダはシャキシャキで美味しい!野菜が新鮮です!

やはりこういう所が違うんですね。

串かつに付けて食べるものは、右から塩、醤油?、辛子?ソース?でしょうか・・・?

どれを付ければよいのか教えてくれるので安心して食べられます。


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↑サラダ、ご飯、味噌汁、漬け物


今回は12品の2000円のコースで注文しました。

1000円のコースは7品のようです。


まずは、ずわいガニの串かつでした。

アツアツのずわいガニが美味しい!

持つところを紙で巻いてあるので食べやすいです。

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↑ずわいガニ


次に「菜の花ベーコン」でした。

さすが、菜の花とは季節感がありますね。

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↑菜の花ベーコン


そして、タルタルソースが付いた鶏南蛮!

鶏肉が柔らかくて美味しい!

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↑鶏南蛮


それから琵琶湖産のワカサギでした。

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↑琵琶湖産のワカサギ


そして、自家製のカニクリームコロッケ!

これはほんのり甘くて柔らかくてとろける・・・

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↑自家製のカニクリームコロッケ


それから、天使のエビ!

うん?天使?

後でお店の人に伺うと天国に一番近い島であるニューカレドニアのエビで、甘くて絶品のエビとのことでした。ネットでも天使のエビは検索できます。

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↑天使のエビ


それから、北海道産のインカのめざめというジャガイモ!

えっ?「インカのめざめ?」

これもブランドのジャガイモのようで、ネットでも検索できる有名なジャガイモとのこと。

最近テレビでも放映していました・・・。

少し黄色がかっていて、甘くて美味しかったです!

このジャガイモは美味しくてビックリ!

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↑北海道産のインカの目覚めジャガイモ


そして福島県産のレンコン!

これもシャキシャキして美味しい!

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↑福島県産のレンコン


そしてメイン?のフォアグラです。

さすがとろけるように柔らかくてそんなにクセもなく美味しい!

こんなに美味しいフォアグラは初めてです!

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↑フォアグラ


そして京都のナマコ!

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↑京都のナマコ


それから小柱の生ウニ!

生ウニがとろけていて濃厚!

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↑小柱の生ウニ


それから生ハムのバジルチーズ!

これはチーズがとろけて美味しい!

メインが続きますね!


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↑生ハムのバジルチーズ


そして、最後にデザートを選べます。

和風がいいなぁと思って、和菓子の桜餅を注文しますが、よもやこれも串かつとは心底驚きました!

もちろん、餡や餅米がアツアツでとろけていて抜群に美味しいです!

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↑和菓子の桜餅


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↑和菓子の桜餅の中身


それから、ご飯は3杯頼みました。

食べ終わるとすぐにお代わりを用意してくれ、またお茶もすぐに入れてくれます。

いろいろと細かいところに気遣って笑顔で教えてくれたりして、店員さんのホスピタリティは素晴らしいと思いました。

笑顔がすてきなのはとても良いですね。

会計をテーブルで済ませ、玄関の外には店員さんが見送ってくれます。

このときに、インカのめざめのジャガイモや天使のエビが美味しかったのでその旨を伝えると、いろいろと教えてくれました。

素材は厳選しているとのことでした。またフォワグラも美味しかったと伝えるととてもうれしそうでした。

さすがミシュランで星を獲得するだけはありますね!

「串かつ凡」はとてもオススメなお店です!!


<串かつ 凡 北新地>
TEL:06-6344-0400
住所:大阪府大阪市北区堂島1-3-16 堂島メリーセンタービル B1F
交通手段:「北新地」駅 堂島アバンサ裏 北新地駅から209m
営業時間:11:45~13:00 18:00~23:00(L.O.)
定休日:日・祝

大きな地図で見る

美味しかったものまとめ(2010年下半期)

串かつ 凡 北新地 串揚げ / 北新地駅大江橋駅西梅田駅

昼総合点★★★★ 4.5




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氷川丸を船内見学して楽しんで来ました!

2011年04月04日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

横浜の山下公園に係留してある氷川丸へ行って来ました!

念願の氷川丸へ行けて嬉しく、また入場料が200円とリーズナブルなのも良かったですね。

ちなみに、この山下公園には歌で有名な「赤い靴はいていた女の子」像もあります。


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↑氷川丸全体


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↑氷川丸船首


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↑氷川丸の案内


 この氷川丸は、1930(昭和5)年の誕生から1960(昭和35)年の引退までの30年間に合計127回太平洋を横断し、約9万人を運んだとのことです。

主に日本とアメリカを結ぶ貨物船として活躍しています。

特に日本とシアトルを結ぶ航路で、ニューヨークに生糸を運ぶことが大きな目的だったようです。

グレート・ノーザン鉄道との提携によりシアトルの方がサンフランシスコ経由より1日早く生糸を運ぶことができたようです。

 また、戦争中は傷病兵を治療し運ぶ病院船として、戦後は復員船としても活躍したとのことです。

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↑病院船の頃の写真


 船内はまず児童室から案内が始まります。

氷川丸船内には、児童室があったのには驚きましたね。

1等船客専用ではありますが、子供の世話をする女性乗組員がいて託児も行い、その間に大人はゆっくり食事を楽しむことができたようです。


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↑一等児童室


 次に一等食堂です。

一等船客専用のダイニングサロンで、タキシードとイブニングドレスの紳士淑女が豪華なディナーを堪能したようです。

マルク・シモン設計のアールデコの装飾とのことです。

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↑一等食堂


 それから、一等社交室もあります。氷川丸のメインホールで、船内の公式レセプション会場として使用され、夜はダンスパーティーの会場になるなど、一等船客の社交場ともなっていたようです。


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↑一等社交室


 それから、以下の写真は一等船客のくつろぎの1日のタイムテーブルです。朝6時からモーニングコーヒーがあり、朝食、ゴルフ、スープ、輪投げ、昼食、昼寝、アフタヌーンティー、カードゲーム、夕食、ダンスパーティ、夜食、入浴と優雅ですね^_^)

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↑一等船客のくつろぎの一日


それから次が一等特別室です。

一等特別室は、チャップリンや秩父宮両殿下をはじめ、各国の貴賓や著名人が利用したスイートルームです。

この部屋は三代川島甚兵衛のデザインとされ、テーブルとイスを除き、壁紙などは竣工当時の姿そのままに残されているとのことです。


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↑一等特別室


それから、操舵室にも行きました。「面舵いっぱい~取り舵いっぱい~」と舵を回すこともできます^_^;)


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↑操舵室


それからモールス信号発信機を試すことができたのはうれしかったですね!

押すと音がなり、ついSOSを打ってしまいました^_^;)

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↑モールス信号発信機


 それから船長室にも行きました。

緊急時にすぐ駆けつけられるように船長室は操舵室のすぐ近くにありました。

また操舵室から伝声管がつながっているとのことです。なるほど・・・。

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↑船長室


それから機関室へ行きました。

かなり広いです。

8気筒ディーゼルエンジン2基を搭載しています。

なので、プロペラも2つあるようです。

以下の写真のディーゼル主機関の比較は勉強になります。

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↑機関室の説明


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↑機関室


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↑ディーゼル主機関の比較


それから、三等客室もありました。

一等等の船客エリアとは区画され、自由に行き来することはできなかったようですが、見学申し込みをすれば行けたようです。

また食事は焼き魚など、日本の家庭料理で、アットホームだったようです。


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↑三等客室


それから、ちょうど豪華客船「飛鳥Ⅱ」が横浜から出港して神戸へ向かうところでした!

氷川丸からも汽笛が3度「ボーッ ボーッ ボーッ」と鳴らされ、飛鳥Ⅱからもその返答がありました!


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↑飛鳥Ⅱ


 氷川丸は、意外と船内は広く、そして豪華で、当時の船室を知ることができ、とても良い施設だと思いました!

入場料200円とリーズナブルですし、とてもオススメです!!


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