いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

やすらぎ庵(富山県 高岡市)での会席料理はとてもオススメ!

2021年11月30日 01時00分00秒 | 外食

 富山県高岡市のJR高岡駅と新幹線が停まるJR新高岡駅の間の八丁道沿いにある「やすらぎ庵」で会席料理を楽しみました♪

 国宝 瑞龍寺の門前となります。

 その瑞龍寺は、このブログでも以前紹介しましたが、加賀ニ代藩主の前田利長公の菩提を弔うため三代藩主である前田利常公によって建立されたお寺で壮大でしたね♪

 「やすらぎ庵」は、とあるゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載されていて、安心できるため行ってみました♪
その会報誌に掲載されているお店でハズレはありません!

 帰りの新幹線の時間も考慮して、日曜の開店17時にあらかじめ予約していました♪

 会席料理は4,500円税込から千円刻みであるとのことだったので5,500円税込を頼んでいました。

 このお店は高岡で創業し、富山県内で中・高級住宅を手掛けているハウスメーカーが故郷のためにと平成24年にオープンしたお店とのことです。

 さすがお店は広く明るく綺麗です♪

↑店構え

 手をアルコール消毒して店内に入ります。
この日は平日ということもあり客数は少ないですが、予約客のみの対応でしたね。

↑入口

 お店は広いので、店内には高岡の工芸品等を取り扱った物産コーナーもありました♪
綺麗にディスプレイしてありどれも高級感があります。

↑高岡の特産コーナー

 その中で、錫製の銀色の立山をモチーフとしたお猪口が良かったので、後でお土産に購入して良い思い出となりました♪
 素晴らしい出来で、冷酒がより旨くなりそうです♪

↑購入した錫製のお猪口

↑立山のぐい呑の説明

 お店の方によると、最近は日本人よりも中国人を始めとした外国人が、しかも良いものは高額で購入して頂けるとのことで、確かにデフレ経済で所得も下がり気味の日本人よりも外国人に販路を広げた方が良さそうとは思いましたね。
 ただ富山県人は宣伝がイマイチと嘆いておりました(^_^;)

 また、店の入口には富山県知事から「とやま食の匠」として「創作の匠」部門で受賞の賞状が飾られ、素晴らしいと思いましたね♪

↑認定証書

 左奥のかなり綺麗な部屋の庭がよく見える席に座りました♪

↑部屋

 その席の右奥にも部屋があり明るく綺麗です♪

↑右奥の部屋

↑右奥の部屋

 庭は綺麗で、夕闇から夜になるとライトアップもされて素晴らしい景色でした♪

↑庭

↑夜の庭

夜も店内は綺麗です♪

↑夜の部屋

予約したテーブルの上には、箸や今日の献立の紙がありました♪

↑箸や今日の献立の紙

↑今日の献立

今日のコースは以下でした♪

前菜 盛り合わせ
刺身 海の宝(めぐみ)あしらい
椀  里芋万頭
焼物 サーモン柚庵焼
揚物 カキ磯辺揚・東寺揚・丸十挟み揚・蓮根挟み揚・銀杏
強肴 牛ロースステーキ
お凌ぎ 握り鮨
食事 信州蕎麦
デザート
 
 さっそく、ドリンクメニューを見て、飲み物は、生ビールエクストラコールド650円税込を頼みます♪

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

この日は10月にも関わらず30℃近くまで気温が上がり、ビールがかなり旨いです♪

↑生ビール

 そして料理が運ばれていきます♪

前菜は、魚の甘露煮やかまぼこ、チーズ、きのこ、ごま豆腐などでビールに合います♪

↑前菜

 そして刺身が上質で圧巻でした♪
クエ、マグロ赤身、ざす、甘海老で、ねっとりとかなり上質で感動のお刺身でしたね!

↑刺身

 刺身があまりにも美味しいので、冷酒を急ぎました。
 比較的甘口でとお願いして、富山市岩瀬の桝田酒造 満寿泉 純米酒 冴 1合 900円税込を美味しく頂きましたね
よく冷えていて、芳醇さを感じかなり美味しい冷酒でした♪
さすがです♪

↑冷酒

 それからお椀が運ばれますが、里芋万頭で、アツアツで蟹身も入ったもので、とても柔らかい里芋の中に銀杏もありましたね♪
これも美味しくて感動しました♪

↑里芋万頭のお椀

 そして焼き物はサーモン柚庵焼きで、うなぎやサツマイモ等もあるのは秀逸です♪
さすが上質なサーモンでした!

↑焼き物

 それから揚げ物で、牡蠣磯辺焼き、東寺揚げ、丸十挟み揚げ、蓮根挟み揚げ、銀杏でした♪
 皿も熱いのはさすがで、もちろん揚げたてサクサクアツアツで、塩は既にかけてあり美味しかったです♪

↑揚げ物

 そして強肴は牛ロースステーキでした♪
 これは小振りながらも肉がかなり柔らかく脂も乗り絶妙な焼き加減で。これにも感動しましたね。
パプリカ、エリンギ、かぼちゃ、ブロッコリーもあり秀逸です♪

↑牛ロースステーキ

 それからお凌ぎは、握り寿司のアオリイカとクエで、アオリイカは切れ込みも素晴らしく、そのため柔らかく食べることができ、クエも上質で美味しく堪能しました!
 最近気温が高くて季節外れの魚の入荷となり仕入れに苦労しているようでしたね。

↑握り寿司

 そして食事は信州蕎麦で、あぁぁ美味しかったですね♪
蕎麦湯もしっかりアツアツで美味しく頂きました♪

↑信州蕎麦

デザートはケーキで、まぁ普通でしたね(^_^;)

↑デザート

「やすらぎ庵」は、明るく広く綺麗な店内で、素晴らしい庭を見ながら、上質な会席料理を美味しいお酒とともに頂け、とてもオススメです!

ランチもぜひ行ってみたいですね♪

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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浪花鮨 本店(富山県 射水市)の富山湾鮨はとてもオススメ!

2021年11月29日 01時00分00秒 | 外食

 富山県射水市の万葉線の西新湊駅すぐそばにある「浪花鮨 本店」で日曜にランチを楽しみました♪

↑万葉線の西新湊駅

 残念ながら乗れませんでしたが、万葉線ではドラえもんトラムが走っていて驚きました♪
 ドラえもんなどの作者の一人である藤子・F・不二雄さんの故郷は近くの富山県高岡市であるためですね♪

前日にはこのブログでも紹介しましたが高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーを楽しみました。


↑ドラえもんトラム

↑ドラえもんトラム

↑ドラえもんトラム

 前日に富山湾鮨というサイトから、新湊近くで、日曜でも食べることができる富山湾鮨を簡単に検索できたためです。

 この富山湾鮨というサイトに掲載されているお店は、以下のお鮨を提供しているとのことで、明瞭で、特に旅行者は安心して地物の富山湾産のネタを味わえることから、良い取り組みだと思います♪
 せっかく富山に旅行しているのだから、富山産を味わいたいですよね♪
・1セット10貫
・2500円〜3850円税込
・ネタの全てが富山湾の新鮮な海の幸
・シャリは米どころ富山県が誇る美味しい県産米
・富山らしい汁物付き

↑富山湾鮨の案内

 お店は店構えからかなり明るく綺麗で、店内に入り一人で来たことを伝えると、左側のカウンター席を案内頂けました♪

↑店構え

 カウンター席の真ん中には先客があり、4人の家族連れが座っていました。
その家族連れの美人な若奥様が、綺麗な赤い着物を着ているのには驚きました(^_^;)

↑カウンター席

 カウンター席の後ろには、4人以上が座れる座敷のボックス席が2つありましたね。
 店の周りは閑散としてるにも関わらず、私の後にも続々と客が入っていて、このお店は人気店ということが分かります。

↑ボックス席

 カウンターのネタのガラスケースには美味しそうなネタが明るく綺麗に置かれていました。
 
 メニューを見て「富山湾すし2,750円税込」を選びました♪

↑メニュー

↑メニュー

 その他に、すし定食(昼)1300円税込がサラダ、味噌汁付きで、かなりコスパが良さそうでしたね♪

 また目の前の壁には、この日追加できる鮨ネタの一覧があり、珍しく金額明記とは明朗会計で素晴らしいと思いましたね♪

↑鮨ネタ一覧

 おしぼりと熱いお茶が運ばれ、しばらく待っていると、いきなりお鮨が10貫まとめて運ばれました♪

↑鮨10貫

 せっかくカウンター席に座っているのだから握りたてを一つずつ頂きたかったので、ちと残念ではありますが、まあ美味しそうなのでヨシとします(^_^;)

今回のネタは以下の10貫でした。

アオリイカ
メジマグロ
甘海老
紅ズワイ
バイ貝
ノドグロ
アジ
白えび
カニ味噌
アンカン(カワハギに似たもの)

 ちなみに昨日はJR高岡駅近くの日之出寿司で、同じく富山湾鮨のランチを頂いたのですが、そことの違いは、カニ味噌とアンカンでしたね。

 アンカンとは初めてでしたが、カワハギに似たもので富山湾特有のネタのようで嬉しかったです。

 小皿に醤油を注ぎ、その醤油に付けてお鮨を頂きます♪

 どれも美味しいのですが、特にさすが白えびや甘海老は濃厚で美味しく、紅ズワイやカニ味噌のカニ系も上質さを感じ良かったですね♪
ノドグロもよく脂が乗っていました♪

 味噌汁も魚の出汁も効いてアツアツで上質さを感じ美味しかったですね♪

↑味噌汁

 「浪花鮨 本店」は明るくキレイな店内で、新鮮で美味しい富山湾鮨を頂け、とてもオススメです!

 なおこのお店では、寿司定食はクレジットカードは利用できず、現金のみの支払いとなりますのでご注意下さい。

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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伏木北前船資料館(富山県 高岡市)はとてもオススメ!

2021年11月26日 01時00分00秒 | イベント・外出

 山県高岡市を観光旅行した際に、前回このブログで紹介しましたが、雨晴海岸で素晴らしい景色に感動した後は、歩いて伏木北前船資料館へ行ってみました♪
 かなり遠く1時間弱ほどかかるのでウォーキングが苦手な方は真似はしない方が良いと思います(^_^;)

 場所はJR氷見線の伏木駅近くとなります。

 実は高岡市の伏木は小矢部川の河口に位置し、古代から日本海沿岸屈指の良港のため、江戸時代には自ら渡海船を所有して交易業を営む有力な廻船問屋が台頭し、その渡海船は天下の台所の大阪から瀬戸内海を通って下関を廻って日本海に入り、北は松前(北海道)まで各港で、買い積みした商品をそれぞれで売りさばいていたようです。

 一度の航海で今のお金に換算して約1億円ほど儲かっていたようです。
もちろん嵐などでの沈没のリスクはあります。

 この渡海船を大阪や瀬戸内では北前船(きたまえぶね)と呼んでいたようです。

 この伏木北前資料館は、その北前船の秋元家の廻船問屋の屋敷で、明治20年(1887年)の大火で一度焼失したものの、その後には元通りに建て直されたもので江戸時代の名残を残しているようです。
 特に焼けなかった土蔵は江戸時代後期のものと推定され貴重な建物となっています。

↑北前船資料館

 外から見ると立派な建物で、船の出入りを見張る望楼があるのも、廻船問屋の特徴を表していますね。
この望楼には登って当時からの景色を眺めたくなります。

 資料館の前には説明書きがあり、この建物は高岡市の指定有形文化財に指定され、そして日本遺産にも指定されていることが分かります。

↑説明書き

 玄関を開けて中に入ります。
300円を支払います。
開館時間は9:00〜16:30ですね。

↑入口

 中に入ると、おぉぉ平成18年に当時の小泉首相がここを訪れている写真がありましたね♪
 お約束ですが望楼からも手を振っています♪
それだけ貴重な建物ということが分かります。

↑小泉首相の写真

 そして日本遺産の認定証もありましたね。

↑日本遺産の認定証

 そして係の方が懇切丁寧に、まずは北前船寄港地の地図を見ながら色々と教えて頂きました♪
この説明は素晴らしかったです♪

↑北前船寄港地

 下関に対して上関があるとは知りませんでした。

 特にその係の方の以下の話が興味深かったですね♪
・江戸時代に広島(安芸)から伏木に来て、当初は北前船員のための宿として商売を始め、その後、船を持つようになった。
・北海道でニシンを煮た肥料や昆布を仕入れて大阪などで売っていた
・鉄釜を高岡で作って北海道で売り、その鉄釜を使って北海道で当時大量に獲れたニシンを煮て肥料が作られた。鉄釜は船の重しになって安定感が増し良かった。
・船の重しとして各地の石も仕入れて各地で売れていた。
・冬場は日本海は荒れるので航海できなかったので船はそのままにして大阪で働いたりしていた
・1度の航海で今のお金に換算して1億円ほど儲かっていた
・明治末期?に3隻沈没してしまい船問屋の仕事はやめた
・明治10年には汽船が導入され北前船は急速に衰退していった
・電信電話の発達で相場が瞬時に日本各地で分かるようになり、北前船での商売の旨味がなくなり利益が減っていたのも衰退の要因

 その後は、以下の通り当時の資料や写真などを興味深く拝見しました♪

↑汽船一覧?

↑肥料の代理店の看板?(高岡出身の高峰譲吉博士らの日本初の肥料工場関係?ドイツ製?。ニシン煮以外の肥料も北前船で取り扱い?)

↑大正時代の伏木の工場と帆船と汽船の写真

↑明治時代の北前船の和船の版画や港の賑わい

↑和船と汽船

↑和船

↑船と寄港地関係の書?

↑日本郵船等船員の定宿指定?

↑資料館の座敷

↑当時の帆船の写真

↑当時の帆船や汽船の写真

↑当時の帆船や汽船の写真

↑廻船問屋?

↑資料館の庭

↑汽船が走る伏木港の写真

↑荷役作業の主役である女仲仕

↑汽船一覧?

↑当時の中越の商工便覧?

↑内外貨物取扱船一覧?

↑日本郵船等の船一覧?

↑座敷

↑明治18年奉納の帆船3隻の絵

↑明治20年奉納の明静丸(洋帆船)の白山神社奉納の絵

↑太平丸の模型額

↑当時の秋元家の服

↑明治21年〜22年の美川港や金沢の廻船問屋の絵や暦?

↑明治20年の略歴等

↑江戸時代の帳簿?

↑江戸時代の帳簿?

↑江戸時代の帳簿?

↑江戸時代の帳簿?

↑打掛けが美しい

↑御重掛けやランプ

↑秋元家の説明(安芸出身で小宿から弁財船所有へ)

↑素晴らしい打掛け

↑資料館の庭と鉄鍋の型や鉄鍋

↑北前船の昆布ロード

 北前船は主に以下の交易だったようですね。
また北海道の昆布は長崎や鹿児島・沖縄から中国へ売られていたとは驚きです。
・北海道から東北・大阪へは昆布、ニシンの肥料、〆粕
・羽越から北海道へはムシロ、縄、米、酒、薬、九谷焼など
・大阪から北海道・東北へは塩。酒・木綿・日曜雑貨

↑洋帆船

↑当時の様子

↑当時の伏木海務署

↑明治22年設置の伏木税関支所

↑明治24年建設の伏木測候所


↑明治39年富山県立商船学校

そして別の建物に行きました♪

↑別の建物入口



↑北前船寄港地

各地の買い物は以下とのことで興味深いです。

 大阪で買い込み北海道で売るもの
・千歳酒、延命酒、八千代酒、そうめん、油、木綿、渕綿、結城島(塙)、古着、紺足袋、あわ粉(タバコ)

瀬戸内〜下関の各地で買うもの
・赤穂、撫養、塩(波止浜、相生、玉島)、紙、砂糖、竹、蝋(敦賀でロウソクに仕立てて北海道で売る)

境港で買うもの
・鉄、末、縄、ムシロのようなわら製品

橋立や安宅で買うもの
・茣蓙(ゴザ)、小松表(畳表)

直江津や新潟、酒田で買うもの
・米、酒

北海道で買うもの
・ほとんど海産物でニシン、〆粕、数の子、昆布、イワシ粕

↑船箪笥とは

↑北前船の説明

↑水が入らない丈夫な船箪笥

↑北前船模型

模型は船を新造するときに造船所から贈られるようです。

↑北前船模型

↑北前船設計

↑展示室

↑展示室

↑展示室

↑伏木北前資料館の1/100模型

そして望楼に登りました♪

↑望楼入口

↑望楼の途中

↑望楼の途中

↑頭をぶつけながら階段を上がる

↑望楼

↑望楼からの景色

↑望楼からの景色

↑望楼からの景色

↑望楼からの景色

↑望楼からの景色

望楼からの景色はさすが素晴らしかったですね♪
風も通りとても気持ちよかったです♪
今は建物がたくさんありますが、当時は高台にありますし、海がよく見えたと思います。

↑鉄鍋の型と鉄鍋

右側は鉄鍋の型で、これで大量の鉄鍋を作り、北海道で売って、ニシンを煮て肥料となったようです。

↑伏木中心部地図

この伏木北前資料館はJR氷見線の伏木駅近くとなります♪

 日本遺産の伏木北前船資料館は、当時の廻船問屋の貴重な建物で、当時の資料もふんだんにあり、歴史の勉強にもなりとてもオススメです!
 係の方もかなり親切に色々と教えくれとてもオススメですね!

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雨晴(あまはらし)海岸(富山県 高岡市)の景色等はとてもオススメ!

2021年11月25日 01時00分00秒 | イベント・外出

 このブログでも紹介しましたが富山県の高岡市街をレンタサイクルで観光して楽しんだ翌日に、JR高岡駅から氷見線に乗って雨晴海岸へ行ったのですが、景色等がとても素晴らしかったので紹介したいと思います♪

 月曜の朝8時ちょうどにJR高岡駅に到着して、氷見線の8:07発の電車に乗りました♪

↑JR高岡駅

2両のローカル線で、平日だったので学生が乗っていましたね。

↑ローカル線

↑ワンマン

 車両はワンマンカーのようでした。
越中国分駅を過ぎると青い海と青い空が広がってきましたね♪
この日は快晴で水平線も見えて素晴らしい天気でした♪

↑青い海

 そして雨晴(あまはらし)海岸駅が近づくと、美しい女岩(めいわ)が見えましたね♪
青い空と青い海に女岩が映えます♪
ちなみに通り過ぎていますが男岩も近くにあります。

↑女岩

 雨晴海岸駅には8:30くらいには到着しました♪
雨晴海岸駅は小さな駅ですが、駅員さんがいます。

 今回一つ失敗してしまいました。
高岡駅では交通系ICカードで入場したのですが、何とこの氷見線ではICカードが利用できないのです!
そのため事情を駅員さんに話し、この雨晴海岸駅で運賃は現金で支払い、そしてまた高岡駅に戻ってICカードの入場取消処理をしてもらわなければなりませんでしたので皆様ご注意ください。
その取消用に見せる紙を雨晴海岸駅では頂きました。

↑雨晴海岸駅

 ちなみに、氷見線は1時間に1~2本しか運行していませんので、あらかじめ発車時刻を調べて行動した方が良いと思います。

↑氷見線の時刻表

 なお雨晴海岸駅では料金表もありました。
雨晴海岸駅から高岡駅までは240円税込でしたね。
雨晴海岸駅から氷見駅までは190円税込となります。

↑料金表

 そして雨晴海岸駅内には日の出時刻が分かる日の出マップがあるのが素晴らしかったですね♪
ここからは海のバックに立山連峰が見え、恐らく日の出が美しいのだと思います。
特に冬場は立山連峰に雪が積もるので美しく見えるようです。

↑日の出マップ

 この雨晴海岸は、波が洗う奇岩と白砂青松が続く景勝地とのことで、特に冬晴れの日に見られる海上にそそり立つ立山連峰の雄大な眺めは絶景として讃えられているようです。

 海越しに3千m級の白い山々を間近に望むという景観は、世界でも何とこの海岸だけのようです!

 後で行きますが、雨晴という名前の由来は、かつて源義経主従が、奥州に落ち延びる途中にこの海岸で、にわか雨に遭い、弁慶が持ち上げた岩陰で雨宿りをしたという「義経雨はらしの岩」伝説からきているようです。
 また雨晴海岸は、万葉の歌人である大伴家持が訪れるたびに絶賛して、その時の情景を詠んだ歌の数々が万葉集に収められているようです。


 雨晴海岸駅には、その雨晴海岸への分かりやすい道案内があるのは秀逸でした♪

↑雨晴海岸への案内

↑雨晴海岸への案内

 駅を出て左に曲がって道路沿いを道の駅や義経岩へ向かうのではなく、駅を出て右に曲がり、そしてすぐに右に曲がって海岸に下りて海岸沿いを義経岩に向かって散策することにしました。

 駅を出た所には、大きな写真が飾られていて、冬場の立山連峰が女岩をバックに美しいですし、日の出も素晴らしいということがよく分かりました!
確かにこれは絶景ですね!

↑駅を出た所にある大きな写真

 それから駅近くには案内図があり、この辺りの中部北陸自然歩道では気持ちよくハイキングも楽しめそうでしたね♪
 近辺には万葉植物園や大伴家持像、国泰寺、自然休養村、武田信玄の弟の信廉の子孫と言われる武田家住宅、気多神社、万葉歴史館、平和の鐘、越中国守館跡などがあるようです。

↑近辺の案内図

そして線路を渡って、青い海の海岸へ向かいます♪

オリジナルサイズ

↑青い海へ向かう

 ここはサイクリングロードにもなっているようで素晴らしいです♪
ここをサイクリングすると気持ち良いでしょうね。
広大な青い海が広がっていました!

↑サイクリングロードの案内

そして氷見方面には青松も連なっていましたね♪

↑氷見方面の青松

↑青い海

↑女岩方面

 それから女岩方面へ歩きました♪

 この日は10月中旬にも係わらず30℃近くまで気温が上がり暑かったですが、晴天で風も心地よくとても気持ちよかったです♪

砂浜もとても綺麗でしたね♪

↑砂浜

 すると、松尾芭蕉の奥の細道での紹介もありましたね。
松尾芭蕉はここで、「わせの香や 分入右は 有磯海」と詠んだようです。

 奥の細道は、江戸の深川(実は自分の家のすぐ近く)を出発して、仙台や平泉に行きますが、その後は西へ日本海側の酒田まで行き、そして南下して新潟から日本海の海岸沿いにここを通って金沢、敦賀、大垣へと向かったようです。

↑松尾芭蕉の一句

 確かに雨晴海岸は砂浜だけでなく、奇岩もありなかなか楽しめます♪
それにしても快晴で天気が良く、とても良い思い出となりました。

↑奇岩

 そして義経岩や女岩に近づきます♪

↑義経岩や女岩に近づく

 女岩の先にはうっすらと雄大な立山連峰が見えていましたね♪
これはなかなか感動です!
これはぜひ冬場に、日の出や朝焼けとともにこの立山連峰を見てみたいですね!

↑女岩と立山連峰

↑女岩と立山連峰

海では船も走っていました♪

↑船も走る

 そして義経岩に到着しました♪
この岩の大きさは確かににわか雨をしのげそうです!
さすが弁慶です!

↑義経岩

 そして雨晴海岸と義経岩の説明が日本語と英語でありましたね。
この雨晴海岸は遠浅なんですね。

↑雨晴海岸と義経岩の説明

義経岩は神社となっていました。

↑神社となった義経岩

 それからせっかくなので、道の駅「雨晴」にも行ってみました♪
白くとても綺麗な建物です♪

↑道の駅「雨晴」

 道の駅「雨晴」のデッキからの海の景色も素晴らしいです!
絶景でしたね♪

↑道の駅「雨晴」のデッキ

↑道の駅「雨晴」のデッキから氷見方面の景色

↑道の駅「雨晴」のデッキから立山連峰方面の景色

そして2階フロアには、歌人である大伴家持の説明もありましたね。

↑大伴家持の説明

↑大伴家持の説明

そして先ほど上記で紹介した松尾芭蕉の奥の細道の説明もありました♪

↑松尾芭蕉の奥の細道の説明

↑奥の細道の地図の拡大

 すると氷見線の電車が走ってきましたね♪
なかなか風情があります♪

↑氷見線の電車が走る

 そして開店の9時となったので道の駅のショップに入ります♪
道の駅「雨晴」のパンフレットも頂きます。

↑道の駅「雨晴」パンフレット

↑道の駅「雨晴」パンフレット

 3階と2階に展望デッキがあり、また2階にはカフェとショップがありましたね。
1階は情報発信コーナーやトイレがあります。
他の大きな道の駅とは違ってコンパクトにまとまっていましたね。

↑ショップ

 それから水分を補給して、せっかくなので雨晴海岸沿いに景色を楽しみながら伏木を目指しました♪
伏木北前船資料館まで歩きました!
まずは氷見線沿いに女岩が近づいてきましたね♪

↑女岩が近づく

↑女岩

 黄色のセイタカアワダチソウと共に女岩が美しいです♪

↑セイタカアワダチソウと女岩

 そして女岩近辺の地図がありました♪
能登半島国定公園なんですね。

↑女岩近辺の地図

 それから女岩が遠ざかりますが、海が美しいです♪

↑女岩が遠ざかる

 そして今度は男岩が近づいてきました♪
立山連峰も見えますが、伏木の工場地帯も見えてきます。
現代へ戻ってきました(^_^;)

↑男岩方面

 今度は男岩方面の地図があり、立山連峰の具体的な山の名前が分かるようになっていましたね。
3千m以上の標高とはさすがです。

↑男岩方面の地図

そして男岩に近づきました。

↑男岩に近づく

 雨晴海岸は、青い空の下での海や女岩、その先の立山連峰の景色は素晴らしく、また義経岩や道の駅「雨晴」も楽しめとてもオススメです!
 ぜひ今度は白い雪が積もった雄大な立山連峰や日の出を見て楽しんでみたいですね♪

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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JR高岡駅前のマンテンホテルのBON(富山県 高岡市)での朝食はとてもオススメ!

2021年11月24日 01時00分00秒 | 外食

 富山県の高岡市へ一泊旅行した際に、JR高岡駅前のマンテンホテル2階のBONで朝食を頂きました♪

↑JR高岡駅前のマンテンホテル

 ホテル自体もかなり綺麗で、宿泊フロアからの眺めも良く、ベッドも固めで枕も6種類から別に選べ、ラジウム温泉の大浴場もあってとても良かったのですが、朝食も圧巻でしたね♪

↑11階フロアからの朝焼けの眺め

↑フロアの様子

↑部屋

 1,100円税込とは思えないほどかなりボリュームある内容で、食べきれないほどの種類のおかずの小皿を選べました♪

 朝食時間も6:30からと他のホテルの7時より30分早く頂けるのも秀逸でしたね♪

 6時半前にお店前に到着すると、まだ鍵がかかっていて入れず、ちょうど6:30オープンとなりました♪

↑店前

 まずは和定食か洋定食を選べ、和定食をお願いすると、それらをお盆に用意してくれ、そして好きな席に座り、それからその他のおかずやサラダ、パン、ドリンク、デザート等の小皿を中央の大きなテーブルから頂きます♪

↑朝食の案内

↑朝食の手順

 和・洋定食のメインそれぞれの内容は以下です♪

<和定食>
イカ刺身
焼き魚(この日は鮭)
茶碗蒸し
漬物
ご飯orおかゆ
味噌汁

<洋定食>
スクランブルエッグ
チキンステーキ クリームソース
ペンネ
温野菜
スープ

ご飯や味噌汁はお替り自由でしたね♪


 それからおかずやサラダ、パン、デザート、ドリンクはフロア中央にラップがされた小皿が置かれていて自由に選べます♪

↑フロア中央のおかず等

店内はかなり綺麗で上質感がありましたね♪

↑店内

 具体的にはおかず等は以下から選べ、今回頂いたものに○を付けました♪
結構たっぷり頂けました♪

 しかしさすがに種類が多すぎて全部は選べず、しかもお腹いっぱいになったこともあり、手作りプリンを頂くのを忘れたのは非常に残念です(^_^;)

<おかず>
○ホタルイカの沖漬け
○さす昆布締め
○ますの寿司
○かまぼこ
卵焼き
○温泉卵
○味付け海苔
味付けゆで玉子
○納豆
○紀州産梅干し
○揚げナスの味噌炒め
○ほうれん草胡麻和え
○とろろ
○焼きサバ
○にぎす
ポテトグラタン
ベーコン&ソーセージ

↑おかず

<サラダ>
グリーンサラダ
玉ねぎサラダ
○トマトサラダ
大根サラダ
さつまいもサラダ
ニンジンサラダ

<デザート>
手作りプリン
ヨーグルト
アップルゼリー
バナナ

↑サラダとデザート

<パン>
石窯ライ麦パン
クロワッサン
バターロール
湯種入り食パン

↑パン


<ドリンク>
○コーヒー
紅茶
○加賀棒茶
牛乳
野菜ジュース
アップルジュース
オレンジジュース
氷水

↑コーヒー

↑ジュース等

 かなりたくさん選んで頂きましたが、どれも上質さを感じ、お腹いっぱいになれ大満足でしたね♪

↑選んだ食べ物

 このBONでの朝食は、ホテルに泊まらなくても、普段使いでもかなりコスパが良くてオススメだと思います。
それから各種新聞も読めましたね。

 JR高岡駅前のマンテンホテルのBONでの朝食は、きれいな店内でコスパ良く美味しいさくさんの種類の朝食をお腹いっぱい頂けとてもオススメです!

 なおBONから出て1階に降りると、ドラえもんの世界が広がっていました♪
ドラえもんの作者の藤子・F・不二雄さんのふるさとは高岡のためのようです♪
素晴らしいと思います♪

↑ドラえもんの世界

↑藤子・F・不二雄さんのメッセージ

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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しな乃(富山県 高岡市)という居酒屋はとてもオススメ!

2021年11月23日 01時00分00秒 | 外食

 とあるゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載されていたので、富山県高岡市新横町にある「しな乃」へ10月の土曜の18時に食事に行ってきました♪

 このゴールドのクレジットカード会報誌は、各月それぞれ全国のお店が紹介され、地道にそれらのお店に行っているのですが、今まで一度もハズレがないのはさすがで、安心して行けます♪

 「しな乃」の場所は、JR高岡駅から徒歩約10分ほどで、近くに高岡大仏もあり、高層のホテルニューオータニの前となります♪

 3階部分に「しな乃」と書かれた大きな提灯がありますので、すぐ分かりますね。

↑大きな提灯がある店構え

↑店の入口

↑店のドア

 店内はさすがかなり綺麗で、右側のカウンター席の奥に座ります。
 左側がボックス席となります。

↑カウンター席

↑ボックス席

 テーブルの上には付き出しのかぼちゃの煮つけがあり、さっそくメニューを見てサッポロ黒ラベル樽生の生ビール中550円税込を頼み、よく冷えていて美味しくいただきます♪

あぁぁ旨いっす♪

↑かぼちゃの煮つけ

↑ドリンクメニュー

↑生ビール

 ビールを美味しく飲みながらメニューをじっくり見てせっかく富山に来たので、すぐに白えび刺身とその昆布締めのセット1,078円、このお店の名物という五目すり身揚げ638円税込、シーザーサラダ748円税込を頼みます♪

↑本日のおすすめメニュー

↑本日のおすすめメニュー

↑白えびの説明

↑富山湾のブリやホタルイカの説明

↑メニュー

↑メニュー

↑メニュー

↑メニュー

↑メニュー

 白えびは、世界でも食べることができるのはこの富山湾だけのようで、4月〜11月の間しか食べることができず、その刺身が濃厚でさすがのお味でしたね♪
 東京で食べる白えびと味が違います!
 しかも、昆布締めでも美味しく頂けるのは秀逸でしたね♪

↑白えび

 なお富山産のオススメとしてはブリやホタルイカもあるとのことでしたので、冬場にはまた富山に行って楽しみたいですね♪

 そして、さすが人気の五目すり身はできたてアツアツで美味しく、マヨネーズやカラシを付けると味の変化もありより美味しく感じましたね♪

↑五目のすり身

↑五目のすり身の中身

あぁぁこれは堪りません♪
ビールに合いますね♪

 それから温泉卵付きのシーザーサラダはかなりボリュームがあり素晴らしかったですね♪
ビタミン補給となって嬉しいです♪

↑シーザーサラダ

 ここで冷酒に切り替え、一人一杯だけと書かれた富山の地酒である、勝駒 純米吟醸880円にします♪
 小さな透明グラスに並々と注いでくれ、その下の器に少しこぼれますがそれも飲めるのは嬉しいです♪
さすがよく冷えて飲みやすく、これもかなり旨いです♪

↑勝駒 純米吟醸

 それから、せっかくなので珍味トリオ748円を頼みます♪

↑珍味トリオ

 これは富山のもう一つの名物であるホタルイカの沖漬けで、残念ながら生のホタルイカを頂けるのは春なので、この秋には沖漬けで頂くしかありませんでした。
 しかしながら、さすがホタルイカはかなり濃厚でこれは美味しかったですね♪
 その他、いかの黒作りも富山名物のようでこれも塩が効いて濃厚で、そして、たこわさも辛味が効いてさすが酒のつまみに合いました♪

 そしてそのゴールドのクレジット会報誌にも書かれていた白えびのかき揚げ858円を頼みますが、ハイ、これも揚げたてで白えびの濃厚さを感じさすがのお味でした♪
美味しかった♪

↑白えびのかき揚げ

 それから締めに1日10本だけという特製棒さば1408円税込の半分(6切れ)を頼みます♪

↑棒さば

↑棒さばの断面

 これが圧巻の棒さばで、しめ鯖と大葉と針しょうがだけでなく薄くとろろ昆布も入ったもので、切れ目が美しく、これも上質で絶品で美味しかったですね♪

↑最後に熱いお茶を美味しくいただきました♪

大満足でした!

「しな乃」はきれいな店内で、富山湾の上質な魚介等を美味しく頂け、とてもオススメでございます♪
 

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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高岡市のレンタルサイクル(富山県 高岡市)はとてもオススメ!

2021年11月22日 01時00分00秒 | イベント・外出

 富山県の高岡市を観光のために新幹線で新高岡駅に午前中に着いた後は、このブログでそれぞれ紹介しましたが、以下の順で観光を1日で楽しみました♪(実際は以下以外もたくさん観光を楽しんでいます)

1 国宝 瑞龍寺
2 日乃出寿司(富山湾鮨)でランチ
3 高岡大仏
4 高岡城跡(高岡古城公園)や高岡市立博物館
5 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館2階)
6 たかしん高峰記念館(高峰譲吉博士の生い立ち紹介)

 その時にレンタルサイクルが大活躍したので紹介したいと思います♪
このレンタルサイクルがなければ、これだけの観光を1日ではできませんでしたね。

 新幹線で新高岡駅に10:50頃に到着すると、すぐに駅構内にある観光案内所に行き、さっそく自転車を借りました♪
観光案内所入口の足下には、レンタルサイクルの黄色の案内があるので分かりやすいです♪

↑観光案内所入口

 レンタルサイクルをお願いしたいと言うと、係の方が優しくレンタルサイクルの概要を説明して頂き、まずは住所などを記入し、次に免許証など身分証明書を見せて、料金を現金で支払ってすぐに借りることができました。
地図も頂けます。
オススメの鮨店も教えて頂き嬉しかったですね。

↑借りた自転車

 このレンタルサイクルのサービス概要は以下となります♪
冬場は利用できず、また10時~16時と6時間しか利用できないので注意が必要です。

・利用期間:4月1日~11月30日
・利用時間:10時~16時
・利用料金:300円(乗り捨て利用の場合は+300円)
 ※乗り捨てできる場所は高岡駅、新高岡駅、山町ヴァレーのみ
・利用できる場所:新高岡駅、高岡駅、山町ヴァレー、三の丸茶屋、ウイングウイング高岡、市営御旅屋駐車場、まちの駅たかおか龍の門

↑レンタルサイクルの案内(サービス概要)

↑レンタルサイクルの案内(地図)

 借りた自転車は、6段変速のものなので、スピードや坂道などで段を変えて楽に走ることができたのは良かったです♪
 前カゴも大きいので楽にリュックを入れることができました。

 しかも、ハンドル部分には時計があるので、時間がすぐ分かるのは、返却時間に遅刻することがなく良かったですね。
 16時と結構早い時間に返さないといけないのは難点ですが、この高岡市は坂はほとんどなく走りやすかったので、十分観光に利用できました。

 今回は新高岡駅で利用して山町ヴァレーで乗り捨てましたので600円支払いました♪
但しあらかじめ乗り捨て場所を決める必要があります。

 また電子マネー等は利用できず現金のみの取扱いとなるのでご注意ください。

 ちなみに今回の観光は以下の地図を参考にして楽しみました♪
ほぼ地図に書かれている所は行くことができたので大満足でしたね。

↑地図

 なお高岡駅近くのホテルに泊まるのであれば、新高岡駅からバスで高岡駅まで行き、そこで300円でレンタルサイクルを借りて、そこで返すという手もあると思います。
 ただ瑞龍寺に行く場合は後戻りすることとなるので、効率的に利用するならば、乗り捨てを利用した方が良いかと思います。

 高岡市のレンタルサイクルは、1日300円もしくは600円とかなりリーズナブルに自転車をレンタルして高岡市内観光を楽しめ、とてもオススメです!

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たかしん高峰記念館(富山県 高岡市)等はとてもオススメ!

2021年11月19日 01時00分00秒 | イベント・外出

 富山県の高岡市を観光のために新幹線で新高岡駅に午前中に着いた後は、このブログでそれぞれ紹介しましたが、以下の順で観光を楽しみました♪

1 国宝 瑞龍寺
2 日乃出寿司(富山湾鮨)でランチ
3 高岡大仏
4 高岡城跡(高岡古城公園)や高岡市立博物館
5 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館2階)

 そして新高岡駅でレンタルした自転車で、西の方へ向かいました。
 高岡鋳物発祥の地である金屋町や、土蔵造りの商人町である山町筋は昔の町並みが残っていてなかなか良く、高岡関野神社、高岡の近代水道発祥の地である水道公園など行ってみたのですが、山町筋近くの二番町に高峰譲吉(たかみね じょうきち)博士生誕の地である高峰公園があり、そこにその博士の生い立ちをまとめた「たかしん高峰記念館」がとても良かったので紹介したいと思います♪

 まず「たかしん高峰記念館」の左側にある高峰公園を紹介したいと思います♪

↑高峰公園

 高峰公園の入口には高峰譲吉博士の簡単な解説がありましたね。
 
 高峰譲吉博士は、幕末にここ高岡市で生まれ(1854~1922年(大正11年))、父親は加賀藩御典医だったようです。
 アドレナリンの結晶化と、でんぷん分解酵素のタカジアスターゼの創製で、世界の医学、薬学に大きく貢献し、科学振興や日米親善にも尽力していたとは知りませんでしたね。

 場所は、JR高岡駅と金屋町の間で、山町筋や高岡郵便局の近くとなります。
近くには関野神社もあります。

↑周辺地図

公園内には胸像と、少し詳細な高峰譲吉博士の解説もありました。

↑博士の胸像

↑博士の解説

そして生誕の地の石碑もありましたね。

↑生誕の地の石碑

 公園は市民の憩いの場となっていました。
この公園は大正13年に高岡市に寄付され公園となったようです。

 次に、たかしん高峰記念館へ入りました。
入場無料です。

↑入口

 たかしん高峰記念館はそんなに広くはありませんが、高峰譲吉博士の生い立ちがかなり詳しく分かりやすくカラーでも説明があり素晴らしかったですね♪

↑たかしん高峰記念館の中

 実は高峰譲吉博士のお墓はニューヨーク市郊外のウッドローン墓地にあり、主にアメリカで活躍したようで、そこには以下が書かれているとのことです。

「世界で最初のでんぷん分解酵素(タカジアスターゼ)を1896年に開発したことにより「近代バイオテクノロジーの父」として尊敬を集め1901年にはアドレナリンを世界で初めて分離した。また有名なワシントンの桜をアメリカに寄贈を主動したのも博士である。」

素晴らしい功績ですね。
それだけでなく高峰譲吉博士の功績をまとめると以下があるとのことです。
・科学者
・発明家
・起業家
・慈善家
・官僚
・指導者
・民間大使

↑高峰譲吉博士の功績

 そして生い立ちの説明からありました。
 7歳から加賀藩藩校の明倫堂で学び、11歳の時に留学生に選ばれ、長崎で3年間英語等を学んだようです。
当時から俊才だったようで、長崎の致遠館での同窓生には小村寿太郎(外務大臣)、大隈重信(総理大臣)らがいるとはさすがですね。
 後の東京大学工学部である工部大学校の第1期生でもあり主席で卒業したとは秀才です。
そして英国に入学したようです。

↑高峰譲吉博士の生い立ち

 1883年に英国留学から帰国すると農商務省の役人として日本の工業化に努めたようです。
1884年にはアメリカのニューオーリンズで開催された万国産業博覧会に事務官として派遣され1年間滞在します。
 そこで展示されていたリン鉱石に着目し、自費で購入して日本に持ち帰り、これが日本最初の人造肥料会社設立につながったとは素晴らしいです。
 また万博期間中に下宿したヒッチ家の令嬢キャロラインと婚約して、3年後に再訪して結婚式を挙げ、欧米工業視察旅行とハネムーンを兼ねて8ヶ月も世界各地を周ったとはすごいですね。

↑農商務省とパイオニア精神のめざめ

また帰国後に特許・商標制度の確立にも尽力したとは素晴らしいです。

↑特許・商標制度の確立にも尽力

 アメリカから過リン酸石灰6トン、リン鉱石を4トンを自費で買い付け日本に持ち帰り、渋沢栄一や三井財閥の大番頭益田孝に出資を仰いで、日本最初の人造肥料会社として、東京の深川・釜屋堀(都営新宿線の住吉駅近く)に「東京人造肥料会社」を創立していたとは驚きました。
 その釜屋堀公園には化学肥料発祥の地として記念碑があるとのことなので後日行って来たので、それは後ほど紹介致します。

↑人造化学肥料会社設立

↑年表

 また高峰譲吉博士は、肥料製造に専念している間にも、日本の伝統的発酵技術の研究を続け、麹菌を利用してアルコールを造るという特許を英国や、フランス、ベルギー、アメリカで取得し、アメリカのウイスキー会社であるウイスキートラスト社(イリノイ州ピオリア)により現地にて技術指導をして欲しいと依頼され、渋沢栄一の励ましもあり家族で渡米します。
 しかし新しい醸造方法は画期的なものであり、現地製造業者は自分たちの食を失う危機感から猛反発を受け、また不審火で実験棟が焼失し、また持病の肝臓疾患で入院するという悲運にも見舞われ挫折を味わうようです。


↑海外特許成立等

 それでも色々な研究に専念し、麹菌が持つ強力な酵素ジアスターゼを別の形で活用できないかと探っていると、体内の胃袋でもこの酵素が作用し、食物のでんぷんを消化する働きがあることを突き止め、胃腸薬タカジアスターゼの工業生産法を完成させたようです。
 しかも低コストで効率的に生産が可能となるメリットもあったようです。

 そのためすぐ特許を得て、当時世界最大の製薬会社パーク・デイヴィス社と契約を交わし、「TAKA-DIASTASE(タカジアスターゼ)」という商標で粉末胃腸薬を主体として発売し、たちまち幼児から大人まで使える人気商品となったようです。

↑タカジアスターゼ製造等

↑タカジアスターゼ製造等

 その「タカジアスターゼ」はほどなく米国だけでなく、ヨーロッパでも人気商品となり、日本に限っては塩原又策にその販売権を委ね、これが三共商店の始まりであり、日本を代表する製薬企業、第一三共株式会社の原点となったとは知りませんでしたね。

↑三共商店等

 それから44年に渡り20人を超える研究者が失敗し続けた「アドレナリンの単離・結晶化」も世界初で成し遂げたとは素晴らしいです♪

↑世界初のアドレナリンの抽出結晶化

↑アドレナリン等

 また、高峰譲吉は、日米親善に大きく貢献していたとは知りませんでしたね。
 1904年に日露戦争が始まると、ロシア寄りだったアメリカ世論を日本の味方につけるために自費を投じ、妻キャロラインと一緒に民間大使として様々な活動を展開したようです。

 活動の一歩として、戦争開始の1ヶ月後、ニューヨーク・プレス紙に全段抜きの寄稿記事を、世界的に有名だった北里柴三郎と自身の写真とともに掲載したようです。

 その記事には、日本人がいかに平和を愛しているか、その証として江戸時代の鎖国から明治維新を説き、わずか30数年で科学、技術、産業をいかに発展させてきたかを分かりやすく伝えたようです。

 そのほか日露戦争のポーツマス講和会議日本代表団の激励をしていますが、その時には同窓の全権大使の小村寿太郎や、金子堅太郎等とも会っているようです。

↑日米親善等

 それからトヨタグループの原点である豊田佐吉ともニューヨークで会っていたんですね。
豊田佐吉を発明家としてかなり激励し、そして今のトヨタグループがあるようです。

 また日本初のプラスチック事業にも関わっていたとは素晴らしいです。

↑豊田佐吉との出会いや日本初のプラスチック事業

 それから日米友好の平和のシンボルとして、紆余曲折はありましたが、桜の寄贈をワシントンやニューヨークに行い、今では名物となっているようです。

↑桜の寄贈

 そして日本では理化学研究所設立の提案や、北陸の電源開発とアルミニウム産業の提案をしていたとは素晴らしいですね♪

↑理化学研究所設立の提案等

 高峰譲吉は、晩年は日本に帰りたかったようですが、渋沢栄一らから日米親善のためにどうにかアメリカに留まって欲しいと説得を受け、最期まで日本のためにアメリカで活動を続けたようです。

 1921年の第一次世界大戦後の軍縮問題を討議したワシントン会議でも、病を押して乗り込みましたが、会期の最中に力尽きて倒れ、そのまま1922年(大正11年)7月22日にその67年の生涯をニューヨークで閉じたとのことです。

↑晩年

 たかしん高峰記念館は、高峰譲吉博士の素晴らしい人生を分かりやすくよく理解でき、歴史の勉強にもなりとてもオススメです!

 後日、東京の深川・釜屋堀公園(都営新宿線の住吉駅近く)に行ってきました♪
そこは高峰譲吉も関わった日本最初の人造肥料会社「東京人造肥料会社」が創立され、現在は化学肥料発祥の地として記念碑がある所ですが、実際にその記念碑があり嬉しかったですね♪

↑釜屋堀公園

 公園の入口には石碑があり、明治20年に創業されたことが書かれていて、この公園は昭和19年5月に開園されたようです。
戦時中に石碑や公園が造られたとは驚きましたね。

↑石碑

公園の中にも石碑がありました♪

↑公園の中

↑石碑

↑石碑拡大

 この石碑には、渋沢栄一や益田孝、高峰譲吉の名前も見えますね。
空中窒素固定工業で肥料ができるまでは、高峰譲吉らの過リン酸肥料で農業生産が飛躍的増大し国民の食糧確保に絶大なる貢献をしたようです。
石碑の下には、野菜も描かれ、それら肥料により稲や大根、カボチャ、イモ、ほうれん草?などが育ったようです。
 ただ、大正12年の関東大震災によりこの地の工場は壊滅しそのままとなったようですね。

↑石碑

この石碑によると、高峰譲吉らの肥料は窒素とリン酸、カリウムによって造られたようです。

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高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(富山県 高岡市)等はとてもオススメ!

2021年11月18日 01時00分00秒 | イベント・外出

 富山県の高岡市を観光した際に知ったのですが、実はドラえもんなどの作者である藤子・F・不二雄さんは故郷が高岡市で、そして「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が高岡市美術館の2階にあると知り、さっそく行ってみてとても良かったので紹介したいと思います♪

 今回は新幹線で新高岡駅に午前中に着いた後は、このブログでそれぞれ紹介しましたが、以下の通り観光を楽しみました♪

1 国宝 瑞龍寺
2 日乃出寿司(富山湾鮨)でランチ
3 高岡大仏
4 高岡城跡(高岡古城公園)や高岡市立博物館

 そして新高岡駅でレンタルした自転車で、高岡城跡(古城公園)の先にある高岡市美術館へ行きました♪

↑高岡市美術館

「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」とは、藤子・F・不二雄氏の「まんが」の原点に触れると共に作品の楽しさ、面白さの数々に触れることができるギャラリーです♪

↑パンフレット表

↑パンフレット裏

「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、以下の構成となっています♪

 1 エントランス
 2 原点としての高岡
 3 手塚治虫先生との出会い
 4 ふるさと高岡
 5 デビュー夢に向かって
 6 上京
 7 まんが家 藤子・F・不二雄
 8 名作まんがの数々
 9 「ドラえもん」コーナー
10 藤子・F・不二雄ヒストリー
11 企画展示室
12 オリジナルショートムービーの特別上映
13 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム紹介
14 ギャラリーショップ
15 ドラえもん像(高岡銅器による製作)

またこの時は、5周年記念原画展として「ゲラゲラ笑える話」が開催されていましたね♪

↑「ゲラゲラ笑える話」の看板

↑「ゲラゲラ笑える話」のパンフレット

 2階に階段で上がって、受付で交通系電子マネーで500円支払って、ピンク色のどこでもドアから入館しました♪
どこでもドアというのは楽しいですね♪

↑入口のロゴ

↑どこでもドアの入口

 展示室の中は撮影禁止だったので写真は紹介できませんが、藤子・F・不二雄は、中学1年生の時に手塚治虫先生の「新宝島」を読んで衝撃を受け、憧れの存在となったようです。

 まんがを描くことが何より好きだったようで、当初は同人活動をしていたようです。

当時描いたまんがは、素人目にもかなり上手く描けていて、さすが学生の頃から才能があったのだなぁと思いましたね。

 それから名作まんがの代表作のカラー原画も展示されていて、思わず見入ってしまいました。
目の表現がさすが秀逸だと思いました。

 そしてドラえもんコーナーもあり、ジャイアンたちとの土管もある広場は、この高岡がモチーフだったようです。

 また藤子・F・不二雄氏のあゆみが年表で紹介されていてなかなか興味深かったですね。
知らないマンガも多かったです。

それからオリジナルショートムービーの特別上映もされていて観ることもできました。

 全体を通して藤子・F・不二雄氏は優しい方だったんだなぁと思いましたね。

部屋を出ると写真スポットがいくつかありましたね♪

↑たくさんのキャラクターの写真スポット

 またドラえもん像がありましたが、さすが高岡の伝統産業である「高岡銅器」で製作されたとのことでした♪

↑ドラえもん像

↑ドラえもんの写真スポット

 なお「藤子・F・不二雄 ふるさと高岡ポケットガイド」を頂きましたが、高岡市内での「藤子・F・不二雄氏のゆかりMAP」で、以下の案内があり素晴らしいと思いましたね♪

↑藤子・F・不二雄 ふるさと高岡ポケットガイド

↑藤子・F・不二雄 ふるさと高岡ポケットガイド

↑藤子・F・不二雄 ふるさと高岡ポケットガイド

Aドラえもんトラム(万葉線)
B藤子・F・不二雄 ふるさとギャラリー
Cドラえもんの散歩道(JR高岡駅前のウイング・ウイング高岡 広場公園)
Dドラえもんポスト(高岡駅 交通広場(Curun1F)高岡銅器で製作)
Eドラえもんの空き地(高岡おとぎの森公園)
Fドラえもんの日時計(高岡おとぎの森公園)

1志貴野中学校前電停(万葉線 キャラクターたちが描かれたギャラリー)
2卯辰山(藤子両先生が学生時代によく訪れ将来を語り合った場所)
3絵筆塔(高岡古城公園 動物園内 まんが家154名が描いたカッパがある)
4藤子・F・不二雄コーナー(高岡市立博物館)
5緞帳の切り絵原画(高岡信用金庫 本店)
6空飛ぶ箱舟の緞帳(御旅屋(おたや)セリオ3階 子ども広場)
7ドラえもん文庫(高岡市中央図書館 ウイング・ウイング高岡2F・3F)
8「ドラえもん学習帳」壁画(ショウワノート株式会社 本社工場)

A、B、C、4には今回行ったり見ることができました♪

↑Aドラえもんトラム(万葉線)

↑Aドラえもんトラム(万葉線)

↑Aドラえもんトラム(万葉線)

↑Cドラえもんの散歩道

↑4藤子・F・不二雄コーナー(高岡市立博物館)

 特に新高岡駅近くの高岡おとぎの森公園の「ドラえもんの空き地」には行ってみたいと思いましたね♪

ドラえもんに出てくる空き地が再現されているのが素晴らしく、ドラえもんとのび太が手を振って出迎えてくれます♪

「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、どこでもドアを通ると、藤子・F・不二雄氏の描いたまんがや生い立ちが分かるだけでなく、原画やアニメも楽しめとてもオススメです!

 また、「藤子・F・不二雄ふるさと高岡ポケットガイド」を見ながら、藤子・F・不二雄に関するスポットを訪れるのも楽しいかと思います♪

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高岡城跡(高岡古城公園)や高岡市立博物館(富山県 高岡市)はとてもオススメ!

2021年11月17日 01時00分00秒 | イベント・外出

 富山県の高岡市を観光した際に、高岡城跡(高岡古城公園)高岡市立博物館がとても良かったので紹介したいと思います♪

 今回は新幹線で新高岡駅に午前中に着いた後は、このブログでそれぞれ紹介しましたが、以下の通り楽しみました♪

1 国宝 瑞龍寺
2 日乃出寿司(富山湾鮨)でランチ
3 高岡大仏

 そして新高岡駅でレンタルした自転車で、高岡大仏の近くの高岡城跡(高岡古城公園)へ行きました♪

 高岡城は、慶長14年(1609年)に、既に4年前に隠居していた加賀前田家二代当主の前田利長が、富山城が大火により焼失したことから、富山城の城下町含めて移すために、加賀・能登・越中の中心地であり、当時何もなかったこの原野に築城したものです。
高岡城は約21万㎡もあり広大ですが、水堀が1/3も占めます。

 今でも築城時の水堀が残り、本丸など7つの区画の郭(くるわ)が保存されている全国的にも珍しい貴重な城跡とのことで、2015年に国の史跡とななっています。

 現在では、この高岡城跡(高岡古城公園)には本丸広場や射水神社、市民会館、護国神社、博物館、動物園、東洋通信スポーツセンターなど色んな施設や神社などがあります。
堀を巡る遊覧船もあるようですね。

 高岡城の設計は、築城の名手である高山右近が手掛けたとされ、関野と呼ばれた標高約15mの台地と、北から西にかけて広がる沼沢地を利用して築城し、領内から推定約1万人を動員した突貫工事で、堅固な城を建物は別としてわずか5ヶ月ほどで築いたようです。

 当時は慶長19年が大阪冬の陣の戦国末期であり、急いで堅固な城を造る必要があったのだと思います。

 ただ入城から5年後の慶長19年(1614年)に前田利長は死去し、翌慶長20年(1615年)には徳川幕府による一国一城令により金沢の城だけが残ることになったことから、わずか6年で高岡城は廃城となったようです。

 家臣は金沢に引き揚げますが、家督を継いだ三代目の前田利常は城下町から町人たちの転出を禁止し、城跡内に米蔵や塩蔵などを置いて、高岡を城下町から商工の町へと転換したようです。
 そのため、江戸時代を通して堀や土塁は残され、城としての価値は残されたようです。

 高岡城跡(高岡古城公園)に入ると、その堀がさすがかなり立派でしたね。

↑堀

そして地図があり、確かに本丸を攻めるには、かなり難しい堅固な城ということが分かります。

↑地図

また歴史や城の特色の説明板もありました。

↑歴史や城の説明

それにしても堀や周りの木々が美しいです♪

↑堀など

 そして少し離れた所には高岡城跡の石碑や説明もありました♪
高岡城跡は日本遺産にも平成27年に指定されていますね。

↑高岡城跡の石碑

↑高岡城跡の説明

そして築城の設計をしたとされる高山右近の銅像や説明もありました。

↑高山右近の銅像

↑高山右近の説明

 その高山右近はクリスチャンで、織田信長や豊臣秀吉に仕えて明石12万石の大名となり、しかしながらキリシタン禁令により追放されたことは知っていましたが、その後は加賀藩を頼っていたとは知りませんでした。
ただ、その後は江戸幕府によるキリシタン禁令により国外追放となりマニラに渡っています。

それにしてもこの辺りも堀と緑の木々が美しいです♪

↑堀と緑の木々

 それから本丸にも行きましたが、さすがかなり広大です♪

↑本丸

 そして高岡市立博物館へ向かいます♪
各地の博物館へ行くのは、各地の特徴がよくわかり面白くてよく行きます♪
博物館は大好きですね。

 途中に日本遺産に認定されたことが分かる旗がたくさんありましたね♪

↑日本遺産の旗

 それから高岡市立博物館の看板があり、何と入館無料とは驚きました♪
素晴らしいサービスです。

↑高岡市立博物館の看板

そして入館します♪

↑博物館の建物

↑博物館の建物

 まず特別展として、生誕150年の筏井竹の門(いかだいたけのかど)(1871~1925)展が開催されていました。
 郷土の俳壇の発展に貢献し、俳画や短歌にも優れた近代高岡を代表する文人とのことでしたね。

↑筏井竹の門展

↑俳画

 そして常設展示へ向かいます。
第一常設展示室は高岡の歴史ゾーンとなっており、第二常設展示室は高岡の伝統産業・民俗ゾーンとなっていました。

↑第一常設展示室

 高岡の歴史ゾーンは原始・古代~中世~近世~近代~現代と分かりやすく解説があり勉強になります♪
以下特に興味深かったところを紹介します♪

 順路は、時代順ではないのでご注意ください。

まずは高岡城を設計した高山右近の説明がありましたね♪
彼の生涯の歩みの地図もあり分かりやすくて良かったです。

↑高山右近の説明

そして改めて高岡城の説明もあります。
高岡城復元図も分かりやすく、これは攻めるのが困難ですね。

↑高岡城の説明

 また高岡城跡は、日本百名城に平成18年(2006年)に選ばれていましたね。
その認定証がこの高岡城にあるとは驚きました!

↑日本百名城の認定証

 それから高岡の開祖である加賀百万石の2代藩主である前田利長の説明もありましたね。
その生涯の足取りの地図もあるのは秀逸です。
 前田利長は、各地から商人や鋳物師などの職人を高岡に招き、高岡を商工業の町へと発展させる基礎を築いたとは素晴らしいと思います。

↑前田利長の説明

↑前田利長の足取りの拡大

 そして高岡開町400年の歩みの説明もありました。
「関野」という地名を「高岡」と前田利長が変えたようです。

↑高岡開町400年の歩み

 それから前田家家系図もあり分かりやすかったですね。
 三代目の前田利常が徳川秀忠二代将軍の娘と結婚し、その子孫が代々継いでいるので、明治時代まで大名として残れたのだと思います。
 また、二代目前田利長は織田信長の娘と結婚しているのも興味深いです。
だから前田利長の菩提を弔う瑞龍寺には織田信長公や織田信忠公の分骨の石廟があるんですね。
納得しました。

↑前田家家系図

 そしてここでいきなり高岡の太古の世界からの説明となります。
 何と、富山県では旧石器時代と呼ばれる約3万年前から人間が暮らしていたとは驚きました。
氷河期の厳しい自然と闘いながらナウマン象などの大きな哺乳類を獲っていたようです。
そのためそのナイフ形石器などが出土しているようです。

 その後、約1万2千年前頃に氷河期が終わると、土器を使って食物を煮炊きする縄文時代となり、人々はムラを作って住むようになり、その遺跡があるようです。
そして約2300年前に大陸から米作りが伝わり、金属の道具無も使う弥生時代となったようです。
それにしてもたくさん遺跡があるようです。

↑旧石器~弥生時代の説明

 それから古墳時代の古墳もたくさん見つかっているようです。

↑古墳~奈良時代の高岡

 そして奈良時代には、伏木が越中の国府となり、国庁や国分寺などが置かれ、高岡は越中の政治・文化の中心地だったようです。
特に万葉集の歌人として有名な大伴家持(718頃~785年)が国主としてこの越中の伏木に赴任して歌も万葉集に220首余り収められているとのことです。
なので、高岡は万葉集から引用の令和とも関係があるんですね。

↑奈良時代の説明

↑令和の号外など

 それからこのブログでも紹介した瑞龍寺や前田利長墓所の説明もありました♪

↑瑞龍寺の説明

↑前田利長墓所

 そして第二常設展示室へ向かいます♪
大きな高岡大仏の写真もありましたね。

↑第二常設展示室

 高岡青銅の歴史の説明が江戸時代からありましね。
二代目の前田利長が、開町2年後の慶長16年(1611年)に7人の鋳物師を呼び寄せたのが始まりのようです。

 当初は鉄器を作っていて、その後梵鐘や灯籠、仏具や火鉢、キセルなどの銅器も鋳造するようになったようです。
また塩釜やニシン釜、梵鐘がヒット商品だったようです。
ニシン釜は北前船で北海道まで重りの代わりとしても運び、当時豊漁だったのでよく売れたようです。
ニシン釜でニシンを煮て肥料となり、これも北前船で大阪など全国各地で売れたようです。

それにしても全国の鋳物師の約10%が高岡にいたというのは凄いですね。

↑江戸時代の高岡銅器の歴史

 それから明治~昭和初期には、国内外の博覧会に参加し高岡銅器の名声を全世界に広めたようです。
また設備の機械化などを図り、問屋制家内工業体制へと移って生産量が増大し、昭和10年(1935年)には生産量が日本一になっていたとは素晴らしいです♪

↑明治~昭和初期の高岡銅器の歴史

そして高岡彫金の歴史の説明もありましたね。
万国博覧会で活躍して世界ブランドとなり、また人間国宝もいらっしゃいます。

↑高岡彫金の歴史の説明

 それから現代ではアルミニウムを用いた生活用品の生産に転向する業者もありますが、銅器も日用品が多数輸出され、全国シェアが90%を超えたというのも素晴らしいです。

↑昭和20年~現在の高岡銅器の歴史

 そして高岡銅器マップがあり、全国で高岡銅器が使われていることがよく分かりましたね。
横浜球場のベーブルースや亀有駅南口にある両津勘吉像、小諸市の渥美清の寅さん像もそうだったんですね。
高岡の技術は素晴らしいです♪

↑高岡銅器 全国マップ

 それからこのブログでも紹介した高岡大仏の説明もありました♪
大仏が造られた1933年当時の写真もあるのは秀逸です♪

↑高岡大仏の説明

そして高岡の産業都市としての説明もあり興味深かったですね♪
高岡市は平成18年(2006年)に国から「ものづくり・デザイン人材教育特区」の認定を受けて、「ものづくり・デザイン」は小学校・中学校・養護学校の必修科目となっているとは素晴らしいです。

↑活力ある産業都市の説明

それから高岡漆器の歴史の説明もありました♪

↑高岡漆器の歴史の説明

 そして高岡御車山祭の説明もありましたね♪
高岡関野神社の春期例大祭です。
 御車山は豊臣秀吉が後陽成天皇を聚楽第にお迎えした時に利用したもので、それを初代の前田利家が譲り受け、それを二代目の前田利長が高岡開町に際し、町民に与えたもののようです。
面白い歴史です。

↑高岡御車山祭の説明
 
 それから実は高岡は獅子舞も有名とは知りませんでしたね。
富山県自体が獅子舞王国のようです。
これは見なきゃ♪

↑高岡の獅子舞

 そして富岡のまつり・イベントまとめがありましたね♪
時期が合えばぜひ行ってみたいです。

↑富岡のまつり・イベント

それから高岡古城公園の説明や、日本遺産に認定された際の新聞もありました。

↑高岡古城公園の説明

↑日本遺産に認定

↑日本遺産の説明

 そして高岡市合併ジグソーパズルがあるのは面白かったですね♪
随分と明治時代から合併されていることがよく分かります。

↑高岡市合併ジグソーパズル

 そして現代の交通網の説明もありましたね。
JR線や高速道路の説明がありました。

↑高岡市の交通網など

 それから戦時下のくらしも興味深かったです。
高岡市街地には空襲はなく焼けなかったようですが、伏木港周辺には6回B29が来襲したようです。
また近くの富山市は昭和20年(1945年)8月2日に大空襲となり焼け野原となったようです。

↑戦時下のくらし

 戦争末期にアメリカ軍機から撒かれた空襲予告ビラには高岡とあり、戦争がもう少し長引いていれば空襲されていた可能性が高いです。

↑アメリカ軍機から撒かれた空襲予告ビラ

 そして、明治初期からの富山県独立の推移が興味深かったですね。
金沢県、七尾県、新川県が一時あったようです。

↑富山県独立まで

それから平成30年に伏木が日本遺産「北前船寄港地」に追加認定されていたんですね。

↑伏木が日本遺産「北前船寄港地」に追加認定

 高岡城跡(古城公園)は築城当時の堀が残って素晴らしく、また高岡市立博物館は分かりやすい説明で高岡の歴史や地理、産業などがよく分かり、とてもオススメです!

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日本三大仏の1つである高岡大仏(富山県 高岡市)はとてもオススメ!

2021年11月16日 01時00分00秒 | イベント・外出

 新幹線で新高岡駅まで行き、そこでこのブログでも紹介しましたが、自転車をレンタルして国宝の瑞龍寺を見学末広町電停の近くの日乃出寿司で富山湾鮨を堪能した後に、比較的近くにある高岡大仏へ行ってきました♪

↑高岡大仏

↑周辺地図

 実は高岡は、梵鐘、銅像、花器、茶器、美術品など様々な銅器製品の産地で、国内シェアが90%を超える日本一の銅器の街とは知りませんでした。

 その高岡の鋳物技術の粋を集めて約30年の歳月をかけて1933年(昭和8年)に青銅大仏として完成したのが、この高岡大仏とのことです。

 高岡大仏は、奈良、鎌倉と並んで日本三大仏とは知りませんでしたね!

総高15.85m、重量65tとはかなり大きいと思います!

夜はライトアップもされるようですね。

 高岡大仏に近づくと、その大きさがよく分かります♪
素晴らしいです♪
しかもこの大仏はハンサムらしいです♪

↑高岡大仏に近づく

↑高岡大仏に近づく

↑高岡大仏に近づく

 そして高岡大仏の説明がありましたね。
正式には「銅造阿弥陀如来像」で、日本遺産にも認定されていますね。

↑高岡大仏の説明
 
 この大仏の起源は以下の通り古く、当初は木造大仏だったようです。
昔は木造だったので火事でよく焼失したようです。

・承久の乱(1221年)を避けた源義勝が二上山麓に木造大仏(約4.8m)を造営したのが起源
・高岡開町により城下に移され延享2年(1745年)に木造大仏(約9.7m)再建→文政4年(1821年)焼失
・天保12年(1841年)に木造大仏再建→明治33年(1900年)に大火で焼失
・明治38年(1905年)に銅製大仏建立を決定→市民浄財により昭和8年(1933年)建立

もっと近づいてみると、建立に携わった方の名前などが刻まれていましたね。

↑もっと高岡大仏に近づく

 そしてその大仏の下に行くことができました。
当時の大仏の鋳造作業風景の想像図がありなかなか興味深いです。

↑当時の大仏の鋳造作業風景の想像図

そして黒い大仏の頭等も飾られていました。

↑黒い大仏の頭等

外に出ると、時鐘がありましたね。

↑時鐘

 江戸時代当初は実は高岡には時を知らせる時鐘がなく、ようやく初代ができたのは文化元年(1804年)だったようです。
 そして不都合が生じたため、寄付や浄財を募って文化3年(1806年)にこの大鐘が完成したようですね。
その後何度か移転されたようです。

↑時鐘の説明

日本三大仏の1つである高岡大仏の見学は、高岡が銅器製品の産地ということも分かり、その大きさには感動で、とてもオススメです!

お勧めなお話(2021年上半期)

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日乃出寿し(富山県 高岡市)の地物のお鮨はとてもオススメ!

2021年11月15日 01時00分00秒 | 外食

 富山県の高岡市に東京から新幹線で観光に行った際に土曜にランチで日乃出寿しのお鮨を堪能しました♪

↑店構え

 この店を選んだのは、前日に富山湾鮨というサイトから、JR高岡駅近くで地物の富山湾鮨を食べることができるお店を簡単に検索できたためです。

(ちなみに先に近くの鮨金に行ったのですが予約で埋まっていて入れませんでした)

↑富山湾鮨の案内

 この富山湾鮨というサイトに掲載されているお店は、以下のお鮨を提供しているとのことで、明瞭で、特に旅行者は安心して地物の富山湾産のネタを味わえることから、良い取り組みだと思います♪
 せっかく富山に旅行しているのだから、富山湾産を味わいたいですよね♪

・1セット10貫
・2500円〜3850円税込
・ネタの全てが富山湾の新鮮な海の幸
・シャリは米どころ富山県が誇る美味しい県産米
・富山らしい汁物付き

 場所はJR高岡駅近くで徒歩10分ほどで行けますが、末広町電停すぐ近くで、御旅屋セリオ前となります♪

定休日は水曜日となります。

 12時過ぎに店内に入るとカウンター席があり、一人客が二人いて、その間の席に座ります♪
二人とも旅行客のようでしたね。
 昔ながらの店内の造りで、昭和の香りがします(^_^;)

 メニューは以下がありますが、せっかく富山に来たので地物の上3800円を頼みました♪

↑店の前のメニュー

↑店内メニュー

・並 1650円
・中 2200円
・上 3000円
・特上 3500円
・おまかせ 5000円
・地物にぎり 3000円
・地物にぎり上 3800円

 地物のにぎり3000円と、地物のにぎり上3800円の違いは、ノドグロがあるかの違いとのことでしたね♪
隣の女性旅行客がノドグロを単品で頼んでいましたが単品だと900円とのことでした。

 さっそく目の前に笹の葉が置かれ、ガリなどが置かれます♪

↑ガリなど

 ガラスケースのネタはどれも新鮮そうで、白エビがあるのがさすが富山でしたね♪

↑ガラスケースのネタ

 大将は明るく優しく声をかけてくれます。
 そして次々と鮨が握られますが、シャリやネタは小さめでしたね。
 ほとんどは塩や醤油を漬けてくれるのでそのまま頂け楽です♪

以下の順で握られました♪

アオリイカ
甘海老
白えび
ヒラメのエンガワ
カンパチ
メジマグロ(今朝水揚げ)
バイ貝
紅ズワイガニ
ノドグロ
アジ

 途中、アツアツで出汁がよく効いた鯛の味噌汁も運ばれ美味しいです♪

↑味噌汁

↑アオリイカ

↑甘海老、白えび

 さすが地のものの鮨は新鮮でどれも美味しいですが、特に富山名物の白えびがあるのは嬉しく、そしてより新鮮さを感じて美味しかったですね♪

↑ヒラメのエンガワ

エンガワもさすがの美味しさでした♪

↑カンパチ、メジマグロ

メジマグロは今朝水揚げされたものとのことでしたね♪

↑バイ貝

 バイ貝はかなり新鮮さを感じこれも秀逸でしたね♪

↑紅ズワイガニ

 この紅ズワイガニの身の量は多くて嬉しかったです♪

↑ノドグロ

ノドグロは炙りでこれもさすが脂がよく乗っていましたね♪
美味しい♪

↑アジ

 アジも想像以上に肉厚でよく脂がのって美味しかったです♪

↑漬物

 さすが富山湾の地のものは美味しく感じ、日乃出寿しはとてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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国宝 高岡山 瑞龍寺(富山県 高岡市)はとてもオススメ!

2021年11月12日 01時00分00秒 | イベント・外出

 富山県の高岡市へ観光に行った際に、新幹線の新高岡駅で自転車をレンタルし、高岡市街方面に行く途中に「国宝 高岡山 瑞龍寺」があったので寄ってみましたが、想像以上に素晴らしいお寺だったので紹介したいと思います♪

 「国宝 高岡山 瑞龍寺」とは、江戸時代の加賀120万石の二代藩主である前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主である前田利常公によって建立されたお寺です。

 時の名匠「山上善右衛門嘉広」による中国の寺院建築を模した七堂伽藍とのことで、約20年もの歳月を要して1663年に完成させたとのことです。
確かに配置が中国の寺院建築のようでしたね。

 特に山門、仏殿、法堂は国宝に、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されているとは貴重で素晴らしいですね♪
江戸時代初期の禅宗寺院建築として高く評価されているようです。

 第二次世界大戦中は高岡市に空襲がなかったので、他の都市のように焼けなかったのは幸運でしたね。

 八丁道を通って入口に向かいます。

↑入口

 途中大きな鬼瓦もありましたね。
銅板葺き替え以前のものとのことで、さすがかなり巨大ですね。

↑鬼瓦

そして瑞龍寺の沿革の説明もありました。

↑瑞龍寺沿革

 500円支払って、荷物を預け総門から中に入ります。
地図もありました。

↑地図

僧門を抜けると、敷地がかなり広く、そして正面には立派な山門が見えます♪
これが国宝です!

↑山門

そして参拝順路図がありますが、どの順路が良いのかよく分かりませんでした(^_^;)

↑参拝順路図

↑山門拡大

山門には立派な1対の金剛力士像もありましたね。

↑金剛力士像の拡大

そして同じく国宝の仏殿や法堂に向かって進みます。
仏殿も立派です♪
とにかく左右も屋根付きの廊下や建物があり素晴らしい建築物だと思います。

↑仏殿

↑右側

↑左側

そして法堂に向かいます。

↑法堂

↑法堂さらに拡大

すると中には高岡の模型もありましたね。

↑高岡の模型

 当時の城下町や高岡城、この瑞龍寺と八丁道やその先にある利長公墓所の位置関係がよく分かります♪
瑞龍寺~八丁道~利長公墓所は防衛ラインのようにも見えます。

 それから瑞龍寺大茶堂の説明もありました。
主に住職の接賓や行事打ち合わせ、大衆への法儀を行ったりする場所で、全国にも他に1例があるだけという珍しい堂のようです。

↑瑞龍寺大茶堂の説明

そして立派なそして長い廊下があります♪

↑廊下

↑長い廊下

窓からは仏殿や山門の建物も見えます。

↑窓から

そして来た道を戻りました♪

↑仏殿の裏側

↑山門の裏側

国宝 高岡山 瑞龍寺は想像以上に敷地も広く、緑色の芝生も美しく、そして建物もさすが立派で心地よい気も流れていて素晴らしかったですね。
とてもオススメです!

それからせっかくなので八丁道をチャリで走ってみました♪

↑八丁道

↑八丁道の説明

 八丁道は、瑞龍寺と利長公墓所を結んだ一直線の東西の道路で、長さが8町(約0.87km)あることから八丁道と呼ばれるようです。
かなりきれいに整備されていましたね。

途中八丁道の石碑もありました。

↑石碑


また前田利長公の銅像もあり嬉しいです♪
それにしても兜が長い!!

↑前田利長公の銅像

そしてひたすら八丁道を進みます♪

↑八丁道

すると前田利長公の墓所がありました♪
武将では日本最大の墓所とはすごいです。

↑前田利長公の墓所の説明

前田利長公は、高岡という地名も命名していたんですね。

↑前田利長公の墓所入口

 八丁道はきちんと整備されていますので散歩にも良いかと思います。
瑞龍寺を訪れた際は、八丁道の散歩もとてもオススメです!

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東京 京橋 鮨 黒潮海閤(東京 京橋)の寿司会席はとてもオススメ!

2021年11月11日 01時00分00秒 | 外食

 友人が勧めるので、東京メトロ銀座線京橋駅の6番出口からすぐの「東京 京橋 鮨 黒潮海閤」へ平日の18時に行ってきました♪

↑店構え

 このお店は愛媛県のミシュラン店が展開するお店とのことで期待が高まります。

 店の入口に店名が変わった旨の説明があり、どうやら2021年4月に「岩さき」から「東京 京橋 鮨 黒潮海閤」
へと変わったようです。
ただオーナーは変わっていないようですね。

 お店は地下1階にあり、階段を降りて店内に入り、手に消毒をして検温をします。

↑階段

↑地下1階入口

↑店内通路

 店内はかなり明るく綺麗で、カウンターは7席で、2人用の個室が5つはあり、その他にも4人用の個室があるようでした。

↑カウンター席

 個室にはそれぞれ若い女性二人や、イケメンサラリーマン二人が楽しく料理を楽しんでいましたね。

↑二人用個室

 奥のカウンター席に座りますが、BGMは静かに癒やしのジャズ系のピアノが流れていてなかなか素敵です。

 あらかじめ、以下の内容の寿司会席の蘭13,200円税込(別途サービス料10%が必要)を頼んでいました♪
なかなか豪勢です。

・先付け
・前菜5種
・お椀
・お造り
・焼き物
・本日の逸品
・強肴
・小丼
・寿司
・巻き物
・赤出汁
・甘味

 その他には以下のコースがありました♪
・寿司会席 葵 11,000円税込サービス料別途10%
・寿司会席 楓 7,700円税込サービス料別途10%
・寿司会席 南天 5,500円税込サービス料別途10%

↑メニュー

↑メニュー

 まずドリンクメニューを見て、生ビール800円を頼みます♪
この日は暑かったので生ビールがより美味しく感じます♪

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

↑生ビール

 まずは水菜とズワイガニ、柿の先付けから始まります。
柿とは珍しく、またズワイガニがたっぷりで嬉しかったですね♪

↑先付け

 そして綺麗なお皿に前菜が運ばれます♪
秋らしくお皿だけでなく実際の紅葉もありますね♪
 舞茸アヒージョやいちじくのキャラメリーゼ、さんまの有馬煮、さつまいもオレンジ煮、酢レンコン、蜜煮プチトマト、塩銀杏でした♪
 舞茸アヒージョやいちじくのキャラメリーゼとはなかなか洋風で洒落ています。
結構甘さを感じましたね。

↑前菜

 そして鶏しんじょうのお椀が運ばれますが、あぁぁ出汁がよく効いていて透明感がありこれは美味しいです♪
日本料理はこれが素晴らしいですよね♪

↑鶏しんじょう

 それから茨城県の大洗のヒラメ刺身が運ばれますが、この透明度が素晴らしく感動しましたね!!
そしてかなり美味しかった♪
これは凄かったです♪
ポン酢で美味しく頂きました♪

↑ヒラメの刺身

 そして仙台牛ローストビーフとは驚きました♪
 ローストビーフの上にはスプラウトや生胡椒があり、それを生玉ねぎと共に美味しく頂きました♪
肉もあるのは嬉しかったですね♪

↑仙台牛ローストビーフ

 それから冷酒は、おすすめ地酒の「本まぐろ」1300円を選びました♪
そんなお酒があったんですね!

↑冷酒の本まぐろ

 「本まぐろ」とは初めて見たお酒ですが、東京の福生の江戸時代からある田村半十郎が製造の純米吟醸の日本酒度+7〜+9の辛口の酸度1.5〜1.7のお酒で、魚の王様であるマグロに合うお酒とは素晴らしいです♪
 1822年創業の田村酒造場が敷地内から湧き出る奥多摩伏流水で醸し出されるようです。

↑グラスの冷酒

 冷酒にワイングラスとは洒落ていて、確かに結構辛口でした♪

 それを長崎の壱岐の本マグロの大トロと合わせて美味しく頂きましたね♪
これは幸せです♪

↑壱岐の本マグロの大トロ

しかも壱岐には中学生の頃に住んでいたので喜びもひとしおでしたね♪
もちろん大トロは口のなかでとろけ素晴らしいです♪

 なおネタはさすが豊洲市場で仕入れているようで、酢飯は江戸前の赤酢でしたね♪
 しかも醤油を漬けずにそのまま握りたてを頂けるのは嬉しいです♪

 お鮨はまずは以下が目の前で握られて美味しく頂きました♪

・大分のアジ
・長崎の五島列島のイサキ

↑大分のアジ

↑五島のイサキ

 さすが豊洲市場のネタが新鮮で上質で美味しいです♪

 そして何とスモークが充満された透明のガラスが運ばれて驚きました!

↑スモーク充満

 何だろう?と思っていると、鹿児島の戻りカツオの燻製とのことで、これは嬉しいサプライズでしたね。
 もちろんカツオは燻製の香りがしながら上質で美味しかったです♪

↑鹿児島の戻りカツオ

 それから冷酒は静岡の掛川の開運 純米大吟醸 伝 波瀬正吉2,200円を選びました♪
これはフルーティで飲みやすかったですね♪
さすがのお味です♪

↑掛川の開運 純米大吟醸 伝 波瀬正吉

 そしてズワイガニの茶碗蒸しがアツアツで美味しく温かい気持ちになれます♪

↑ズワイガニ茶碗蒸し

 それからゴールド色のお皿に礼文島のムラサキウニ・北海道のイクラ・島根の白イカ、壱岐の本マグロトロの丼とは贅沢で嬉しかったですね♪
彩りも美しく、美味しく堪能しました♪

↑ウニ・イクラ・トロ・白イカ丼

 それからここで玉子、きゅうりとは驚きましたが、まだまだ以下のお鮨が続きました♪

・壱岐の本マグロ赤身
・三陸の赤貝
・沖縄の車海老
・羽田沖の穴子
・赤貝のひもきゅうの巻き物

↑玉子、きゅうり

↑壱岐の本マグロ赤身

↑三陸の赤貝

↑沖縄の車海老

↑羽田沖の穴子

↑赤貝のひもきゅうの巻き物

 どれも美しく、そして上質なお鮨で幸せなひとときでしたね♪

 そしてアツアツの赤出汁の留椀で、酸味効いてなかなか良いです♪

↑赤出汁

 最後にシャインマスカットやバニラアイス、マスカルポーネチーズ、小豆のデザートのデザートでほうじ茶と共に美味しく頂きました♪

↑デザート

 大満足でしたし、このお値段ではかなりコスパが良いと思います♪

「東京 京橋 鮨 黒潮海閤」は、静かに癒やしのジャズが流れる明るく綺麗な店内で、上質な寿司会席をコスパ良く美味しく頂けとてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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オステリア クロチェッタ(東京 四谷)はトリュフコースも頂けるイタリアンでとてもオススメ!

2021年11月10日 01時00分00秒 | 外食

 東京メトロ四ツ谷駅と四谷三丁目駅のちょうど間あたりにあるオステリア クロチェッタへ平日の19:30にディナーへ行ってきました♪

↑店構え

 この日は贅沢にも白や黒、ハニーのトリュフを使ったコースがあるとグルメ友人に伺ったためです♪

 店内はかなり綺麗で洒落ていて、カウンター周りにはたくさんのワインやワイングラスがあり、本格的なイタリアンのお店ということが分かります♪

↑店内

 最初に門脇シェフによる説明がありましたが、トリュフは2021年は暑かったので世界的に不作とは残念でした。

 しかしながらこの日は、イタリアの白トリュフや黒トリュフ、日本のトリュフ、甘いハンガリーのハニートリュフもあるとのことで、さすがでしたね♪

 飲み物は、白ワインや赤ワイン、ソフトドリンク付きで、今回は13,000円税込のコースでした♪

 料理は全てトリュフを含んだものとは素晴らしかったですね♪

 それぞれのトリュフの香りの違いを楽しみながら頂けたのはとても良かったです♪
 なかなかそのような機会はありませんからね(^_^)

 しかもそれぞれの料理で門脇シェフによるトリュフや料理の説明があったのも秀逸でした♪

 まずは前菜が運ばれましたが、黒く丸い黒トリュフのようなものが丸々1個あるのには驚きました!
 それは何でも贅沢すぎるでしょう!

↑前菜

 もちろんこれはトリュフではなく、中はモッツァレラチーズとは驚きましたね♪
なかなかシェフは遊び心があります!

↑中はモッツアレラチーズ

 前菜のその他もトリュフサラミ、トリュフ風味ポテトチップス、トリュフ入りジャガイモオムレツとのことで、トリュフ三昧とは素晴らしいです♪

 トリュフの香りを白ワインとともに楽しみましたね♪

 そしてイタリアのパンが3種運ばれます♪

↑イタリアのパンなど3種

 それから次は国産牛肉の生ハムと、国産の黒トリュフがたっぷりと乗ったものでしたね♪
これは赤ワインと牛生ハム、そしてトリュフの香りを楽しみながら美味しく頂きました♪
 本当は生の牛肉を出したかったようですが、それができないので牛肉の生ハムとのことでした♪
 豚肉ではなく牛肉の生ハムもあるとは驚きましたね♪

↑国産牛肉の生ハムと黒トリュフ

 そして南半球ペルーのホワイトアスパラガス及び半熟卵とイタリア黒トリュフが運ばれます♪
 ホワイトアスパラガスはこの季節的には南半球のものになるとのことで、さすが旬なものを入れているとは素晴らしいです♪
 イタリアの黒トリュフが日本のものとも香りが違い、濃厚さを感じましたね♪
素晴らしいです♪

↑ホワイトアスパラガスとイタリア黒トリュフ

 それから細い麺のパスタとのトリュフが運ばれました♪
 この麺が細くて粘り気があり、これもかなり美味しかったです♪
トリュフの香りの違いを楽しみます♪

↑細い麺のパスタでトリュフ

 そしてパスタが続き、今度はリングイネのパスタのトリュフでトスカーナ料理のトリュフオイルのクリームソースとのことでしたね♪
この濃厚さが堪りません♪

↑リングイネとトリュフ

 それからリゾットもあるのには驚きました♪
 卵黄と国産トリュフのリゾットで、ピオメンテの大きな粒のお米とのことで、硬さも感じ、生の卵黄たっぷりでこれも黒トリュフに合いましたね♪
素晴らしいです♪

↑リゾットと黒トリュフ

 そしてメインが運ばれました♪
Lボーンの牛ステーキで、これが中身は赤味がかっていてさすが素晴らしい焼き加減です♪
 これをイタリア産のトリュフで美味しくいただきます♪

↑Lボーンの牛ステーキと黒トリュフ

 なお、Lボーンの牛ステーキの端肉も頂けて良かったです♪
端肉が集まると立体的にかなり大きく素晴らしいです!

↑Lボーン牛ステーキの端肉

 それから最後はデザートで、ドリンクはエスプレッソやホットコーヒー、アイスコーヒー、アールグレイの紅茶やアイスティを選べ、ホットコーヒーにしました♪

↑ドリンクメニュー

 デザートは、ハンガリーの甘いハニートリュフのジェラートとのことで、これがジェラートの上にたっぷりと白いトリュフが乗り、これがジェラートとコクのあるコーヒーと合ってとても美味しかったですね♪
これは大満足です♪

↑ハンガリーのハニートリュフとジェラート

↑コーヒー

 なお店員の方もキビキビとホスピタリティも良く素晴らしかったです♪

 オステリア クロチェッタは、上質で美味しいイタリアンを頂けるだけでなく、季節によっては世界の美味しいトリュフコースも頂けとてもオススメです! 

美味しかったものまとめ(2021年上半期)

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