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「これから3年不動産とどう付き合うか(長嶋修)」という本はとてもオススメ!

2015年01月30日 01時00分00秒 | 
「これから3年不動産とどう付き合うか」の購入はコチラ

 「これから3年不動産とどう付き合うか」という本は、アベノミクスや税制、REIT、インフレや金利上昇、2020年のオリンピックや人口減少の影響を踏まえた不動産市場について分かりやすく説明があり、そして今後有望な地域や、家賃とローンの損得勘定、建物の寿命や立地、それからマンションや戸建ての注意点などにも言及していて、今後不動産購入を考えている方にはとても参考になる内容となっています。

とてもオススメですね!

以下はこの本のポイント等です

・住宅ローン市場ではいまだ多くの方が変動金利を選好しています。私は変動金利を否定するわけではありませんが、変動金利のローンを借りていいのはリスクを理解している人、借り入れの絶対額が少ない人、あるいは、いざとなったら手持ち現金で大幅に繰り上げ返済できる人などに限られるでしょう。固定金利に比べて金利の低い変動金利は、支払額に占める元金の割合が高いため、元金の減りが早いというメリットはありますが、常に金利上昇という大きなリスクと隣り合わせです。変動金利は政府がコントロールする余地があるものの、金利上昇の局面では、市場に連動する変動金利もとっくに上がっている可能性が高いと考えるのが普通です。

・不動産価格は、原則として株価と連動しています。株価はREITやファンド、都心部・都市部の新築マンション価格に対して敏感に反応する傾向があります。そこから中古マンション、郊外へと波及していきます。立地的な順序でいえば、東京については、まずは都心3区(中央・千代田・港)→5区(中央・千代田・港・新宿・渋谷)→城南地区→城西地区→城東・城北地区といった流れがあります。首都圏ならば、東京→神奈川→埼玉→千葉の順で波及します。名古屋・大阪はじめ地方都市への波及は1、2年程度後です。

・日本の総人口は、50年には約25%、3300万人が減少し、9515万人になります。首都圏人口、あるいはカナダ全土の人口がごそっとなくなることを想像してみてください。人口や世帯数が減少する局面では、人の動きは偏在化し、特定の場所に集まることが知られていますが、その偏在は私たちがイメージしているよりも極端になります。人口が増加するのは全国土の2%以下で、東京、名古屋などの三大都市圏に集中する一方、全国の6割以上のエリアで人口は半分以下になります。現在の人口規模が小さいほど人口減少率は高くなります。10万人以下の市区町村では平均を上回る減少率、とりわけ6000人~1万人以下の市町村人口は半分になると予想されています。人口が減少する自治体の財政は当然悪化します。税収は減るうえ、上下水道などインフラの修繕や更新、ごみ収集などの行政サービスの効率が極端に悪化します。

・人口減・高齢化という大きなトレンドを踏まえると、海外マネーや投資マネーが流入する可能性があるREITやファンドが注目している、大都市・都心のマンションの価格は下がりにくいでしょう。とりわけアベノミクスやオリンピック効果で、東京の都心部や湾岸地区の一部などはさらに上値の余地もあります。

・例えば品川駅周辺です。この地域は内閣府の「国際戦略総合特区」や東京都の「アジアヘッドクオーター特区」に指定されています。品川駅はリニア中央新幹線の発着駅となる予定です。20年に新駅が完成予定の品川-田町間は、鉄板ともいえる強さです。複数路線が利用可能なターミナルであり、周辺に大規模商業施設が集積している大宮、船橋も一人勝ちの様相を呈しそうです。もっともさいたま市・船橋市全体が強いのではなく、駅周辺に限ります。「東の渋谷」とよばれる柏も注目地域です。かつて柏といえば大資本のデパートが立ち並び、週末には郊外から自動車客が買い物に訪れる場所でしたが、大きく変貌しつつあります。今では日本初のペデストリアンデッキ(ダブルデッキ)を利用し、ストリートパフォーマーが集うなど、若者文化の発信基地の様相を帯びてきています。高島屋・丸井・そごうなどの百貨店が並ぶ「表柏」とともに、個性的でおしゃれな店がひしめく、小資本による「裏柏」が人気を集め、柏の新たな顔になりつつあります。北千住も有望です。東京芸術大学(06年)、東京未来大学(07年)、帝京科学大学(10年)、東京電機大学(12年)と、立て続けに大学誘致に成功しました。北千住は昭和風の飲み屋街が残るなど、下町情緒があり、物価は安く、JR、千代田線、日比谷線、東武線が利用できるなど、不動産価格の割に利便性が高いことが再評価されるのではないかと考えます。国立は意識の高い住民が多く、きれいな町並みが保持されているうえ、常に需給が逼迫気味です。こうした条件を備えている地域の不動産価値は保たれやすいといえます。商店街に活気があるところも有望です。金融機関に預金することも可能な商店街スタンプを年間1億円も発行している千歳烏山、活気ある商店街で有名な武蔵小山なども注目されています。

・築80年のRC建物をリノベーションした実例があります。まず、建物のコンクリートは強度に問題がないことをコア抜き試験によって確認します。もちろん劣化している箇所はありますから、一部は鉄筋を張り替え、新しいコンクリートを注入するなどして補修、表面には1.5センチ程度のポリマーセメントモルタルを塗布することによって、寿命は60年程度、築140年まで延びると認定されました。

・近未来の住宅市場で、高く評価される住宅の条件とはどのようなものでしょうか。まずは「各種書類が整備されていること」が大前提です。書類がなければ適正な評価の土台に乗りません。とくに設計図書(竣工図書)は必須です。竣工図書とは、間取り図(平面図)だけでなく、立面図、断面図、矩計図をはじめとする、工事の際に施工者が参照する詳細書類のことです。これらは中古住宅を評価する際の元となる書類です。

・新築住宅を買う際には、各種の税制優遇や住宅ローン金利・期間の優遇を受けながら、物件の資産価値がピークのところで購入します。ところが、買って住んだ瞬間からそれは「中古住宅」の認定を受け、20%程度の資産価格低下、10年で半値、20~25年でゼロと、時間が経過するごとに価値は大きく下落していきます。新築住宅を販売する産業側・業界側が最大限の利益を取り、ユーザー(国民)が住宅を譲り受けたとたん、その価値が著しく下落していくという構図です。このことを解消するには「所有者は適切に点検・メンテナンスを行っている」とう宣言が欠かせません。建物は当然時間の経過に伴い、劣化します。劣化を放置していれば、さらなる劣化を招く元凶になります。また、雨漏りや水漏れなどの問題が発生してから補修を行う対症療法より、未然に防止するほうがコストも低くなるし、結果として建物の寿命も延びます。こうした建物のメンテナンスの努力が中古住宅の評価につながります。「点検口の有無」も重要です。一戸建てなら床下と天井裏、マンションの場合は配管が通っているパイプスペース(PS)などに点検口はるでしょうか。今どきこれらがついていないような住宅を提案する業者は、メンテナンスの意識が足りず、勉強不足の時代遅れと断言していいでしょう。もし私ならば、そういった業者の新築物件は買いません。中古住宅を購入するばあいは、点検口がついていないケースも多いですから、近隣の工務店に依頼して設置してもらいましょう。費用は数万円で、年に1回程度の点検で防げる雨漏りや水漏れなどの放置による損害と比べたら安いものです。世の中、本当に「もったいない住宅」ばかりです。せめて年に1回、建物を一通り点検しておけば防げただろう水漏れなどの損害によって、売れなくなったり、無駄にお金がかかるケースがいかに多いかを知って欲しいです

・どんな立派な建物であっても、それがニーズのない立地にあるなら資産価値はありません。たとえ1億円の豪邸を建てても、誰も住まないような場所にあれば、市場価値はゼロです。すなわち住宅選びの要諦は何よりも「立地選び」なのです。立地選びについて、大きく「地位」、ややミクロ的には「駅からの距離」「周辺・生活環境」が重要であることはよく知られています。またその地域の概況を知るために、市区町村役場などで「都市計画図を入手せよ」と書かれているでしょう。「都市計画図」とは、その自治体の道路計画や街づくり、建築規制などの広義の都市計画が、白地図に落とし込まれたものです。該当物件周辺が商業系なのか住宅系なのか、どのくらいの大きさや種類の建物が建ちそうなのかを知ることによって、地域の将来像を把握します。都市計画図は市区町村役場の都市計画課などで、無料から500円程度で入手できます。情報公開が進んでいる横浜市などは、ネットで無料で確認できます。都市計画や路線価、地盤情報に道路台帳、公共下水台帳、防災情報まで一元化されています。

・マンションに住む国民はおよそ1400万人、一般的な都市部のマンション世帯比率は20%程度です。東京は約25%で、都心3区に限れば、全世帯の50%がマンション暮らしです。我が国にあるマンションの戸数は590万戸(12年末時点、国交省)で、うち築30年のマンションは100万戸を超えています。これが、16年には173万戸、31年には406万戸と、現在とは全く異なる社会がやってきまs。これは、ドラッカー風に言えば、「すでに起こった未来」です。中古マンションを見る場合に、最も重要なことの一つが、「マンション全体の管理状態」です。専有部(居住部分)に限らず、外壁や屋上、玄関や廊下、エレベーターやゴミ置き場などの共用部も含めた、ハードとしての建物全体、そして管理組合運営といったソフト面を意識しておくことが必要です。

・築年数が経過し建物が老朽化すると、さまざまな課題が露呈します。なんといっても給排水設備の老朽化は建物の寿命を縮めます。マンションは最初にコンクリートがダメになるのではありません。給排水設備の劣化等がもたらす水漏れがコンクリートの中の鉄筋を腐食させ、膨張した鉄筋がコンクリートを押し出す、いわゆる「爆裂現象」が置き、老朽化が進行します。人間にあてはめれば、血管などの「循環器系」がだめになっていくのです。コンクリートそのものは、施工から50年程度をかけて強度を増し、その後緩やかに劣化します。ただし、それは外部からの影響を全く受けない前提、つまり風雨にさらされない環境下でのことです。このデータに近づけるためには、しかるべき点検や修繕を定期的に行う必要があります。

・「マンションは管理が大事」というフレーズは、ずいぶん前から言われながら、なかなか浸透してきませんでしたが、ようやく都市住民の大きな関心事になりつつあります。マンション管理において、管理会社は業務委託先に過ぎず、主体はあくまで所有者で構成する管理組合です。ところが、「マンション管理は管理会社がやってくれるもの」と思い込んでいる人がいまだに多いのが実状です。

・一戸建てに関する不具合で多いのは、「建物の傾き」です。床が傾いている、壁が垂直でないといった問題です。実は、水平・垂直とも完璧な精度にある建物はほとんどありません。建物やパソコンや自動車などの工業製品とは違って、現場で人間がつくっていくものである以上、一定程度の傾きが生じるのは許容されています。その許容範囲について、さくら事務所では「1000分の5」、すなわち10メートルの距離で5センチメートルまでとしています。これは国土交通省の告示と同水準です。1000分の5を超える場合には、その原因を探り、しかるべく対処を行う必要があります。


良かった本まとめ(2014年下半期)

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八百徳(静岡県浜松市)でのうな重はとてもオススメ!

2015年01月28日 01時00分00秒 | 外食
 食べログで上位だったため、静岡県の浜松市の浜松駅そばにある八百徳(やおとく)でうな重を堪能しました!
八百徳は創業明治42年で、浜松駅そばの本店と駅南店の2店舗があるようです。
駅南店がすぐ見つかったのでそちらへ行ってみました。


↑八百徳駅南店の店構え

店に入るとテーブル席があり、左の方に座敷席があります。
座敷席に座り、テーブルの上にあるメニューを見て注文しました。


↑メニュー

ここはオーソドックスにうな重2,850円(税抜)を注文しました。

お櫃鰻茶漬け2,950円(税抜)がメニュートップにあり、こちらがこのお店の本道かもしれないとも思いましたが「うな重」が食べたかったので「うな重」にしました^_^;)

割と早く、漬物と肝吸いが運ばれます。


↑漬物と肝吸い

肝吸いがアツアツで、透明感があり美味しい!
かなり熱いです!

そして、「うな重」の登場です!
ふたを開けると、程よく焼けて、タレがたっぷり塗られたアツアツのウナギが鎮座していました!


↑うな重

一口食べてみると、おぉぉ柔らかい!
身が厚く、この柔らかさは素晴らしい!
もちろんタレも甘くたっぷりあって、ご飯に十分に染み込み美味しい!
ご飯がしっかりと立つほど歯応えがあって、これがうなぎとタレに合い最高です!
このうな重の美味しさには感動しましたね!
また、漬物と肝吸いにも合い、十分満足しました!
さすが創業明治42年の老舗です!
今度は、ぜひお櫃鰻茶漬けにチャレンジしてみたいと思います。
とてもオススメです!!

美味しかったものまとめ(2014年下半期)

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八百徳 駅南店うなぎ / 浜松駅新浜松駅第一通り駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5



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日本科学未来館での特別展「踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」はとてもオススメ!

2015年01月26日 01時00分00秒 | イベント・外出
 東京・お台場にある日本科学未来館へ久しぶりに行ってきたのですが、今回は「チームラボ 踊るアート展と、学ぶ!未来の遊園地」という企画展が開催されていました。


↑「チームラボ 踊るアート展と、学ぶ!未来の遊園地」の入口

デジタルアートの「踊る!アート展」と、体験型知育空間「学ぶ!未来の遊園地」を同時に開催したものです。

 「踊る!アート展」は、「ウルトラテクノロジスト集団チームラボ」の世界でも評価が高いアート作品を集めたもので、「学ぶ!未来の遊園地」は、全国各地で大人気だった共同で創造する「共創」の体験を学ぶものとのことです。

開催期間は2014.11.29~2015.3.1となっています。

 まず「踊る!アート展」から観ることとなります。
とにかく「踊る!アート展」は、どれも映像が美しいです!
素晴らしいです!
感動しましたね!

 その中でも特に感動したのは以下の2つです。

1つ目は「Untitled(新作)」で、辺り一面に花びらが舞う映像です。


↑Untitled(新作)

 かなり奥行きがあるように見えますが、実は鏡の部屋となっているためです。
 映像がなければ真っ暗な部屋なのですが、床に花びらが舞う映像が映し出されると、辺り一面に花びらが舞うこととなり、とても美しい世界が辺り一面に繰り広げられることになります。
これは美しく幻想的でとても素晴らしかったですね!


↑Untitled(新作)

もう一つ素晴らしかったのは、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点-Light in Dark」です。

 木に留まっている無数の白い鳥たちが、カラフルに次々と音楽に乗ってスピーディに飛び回る姿が圧巻です!


↑白い鳥たちが留まる


↑カラフルに飛び立つ


↑飛び回る


↑飛び回る

 大画面が立体的に配置されていて、床にもその映像が映って、映像に迫力がありましたね。
あまりに感動して5度ほど観ました^_^)

それから、体験型知育空間「学ぶ!未来の遊園地」へ行きます。

目に付くのは、子供たちが中央の広場で色の変わる巨大なボールを転がすものですね。
ボールが綺麗に次々と色が変わるので、子供たちはとても楽しそうです。
小さな子供用に、小さめのボールがあるのも良かったですね。


↑光のボールでオーケストラ

そして、女の子に大人気だったのは「天才ケンケンパ」ですね。
床に映し出された○△□をうまく「ケンケンパ」していくと、美しく○△□が消えていきます。
そして、フィニッシュではゴールの音楽が派手に流れて、うれしさ倍増です。
大人も遊べるとのことなのでで、自分もさっそく楽しんでみましたね^_^;)
これは面白いです!


↑天才ケンケンパ

そしてもう一つ面白かったのは、「つながる!積み木列車」ですね。
赤いブロックを置くとそれがつながって線路や電車になり、緑のブロックを置くと道路、青いブロックを置くと川になるというものです。
自由に町が作れて、とても面白いと思います。


↑つながる!積み木列車


日本科学未来館での特別展「踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」は、最新の美しい映像を鑑賞できるだけでなく、子供も美しい映像を使った遊びを楽しめ、とてもオススメです!

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「図解 論語(齋藤 孝)」という本はとてもオススメ!

2015年01月23日 01時00分00秒 | 
「図解 論語」の購入はコチラ

 「図解 論語」という本は、2500年も前の孔子の言葉である論語の中から「仕事・人間関係・学び・生き方」に分けて41を選び、そして分かりやすくスッキリした図解を入れて説明したものです。

 著者は「現代語訳 論語」も著するほど論語への思いが強いとのことで、人生の様々な心配事で気力を失ったり心が荒れたりする時に、この論語の言葉が浮かぶと心のバランスを取り戻すことができ、「味方が自分の心の中にいる」という気分にさせてくれるようです。

 この論語は2500年も前のものですが、実は社会の本質や人間の本質は当時からさして変わらないということが分かり、この論語はシンプルに本質をついていて、確かにこれらを学ぶと心の骨格をしっかり支えてくれるなぁと感じましたね。

 その孔子自体も、「自分はクリエイティブなことを言っているのではない、古のよき言い伝えをもう一度語っているだけだ」と言っていたようで、だからこそ「論語」は偉大なる言葉として後世に残り続けているのだと思いました。

また個人的ではありますが、亡くなった祖父の名前は「学而」でこの論語が由来ということが分かり、曾祖父の思いを改めて感じましたね。

この「図解 論語」では特に以下について感銘を受けました。

・利益や報酬よりも「難き」を先にするのが大切
・自分で限界を設定しないのが正しいチャレンジの仕方
・慮り(おもんぱかり)シートで心配事を明確にする
・長期的・中期的目標を決めること
・テン・シュ・カクが大切(テンションを高く、修正する、確認する)
・修正するポイントはすぐに、ちょっとオーバーにすること
・敬(目上の人に尊敬)、恭(きっちりやる)、義(筋道を立てて人と接する)、恵(情け深い)
・本を読むと語彙が増え、深く考えることができる
・知識はすぐに使うこと
・習ったことは要約して話すこと
・勉強し、先人の言葉を覚えて、何度も暗誦することが大事
・トラブルやミスの多くは確認不足が原因
・学問は好きな人が深めることができ、楽しむ方がもっといい
・人格を磨くには友達がいて一緒に競争し、励まし、鍛え合うこと(切磋琢磨)
・歳をとっても人のアドバイスを柔軟に受け入れること
・設定水準を高くもつこと
・1~2割は新しいものを混ぜていくことが大切
・一流の人と出会うことが大切
・習慣や環境は自分で選び取ることが大切
・視る・聴く・穏やか・控えめ・誠実・慎重・質問・心を抑える・義が大切
・知・仁・勇が大切
・礼・忠・義も大切
・「人にどう対応したか」「友達に誠意を尽くしたか」「復習をしたか」と毎日反省することが大切
・反省と後悔は分け、具体的なポイントを挙げて反省することが大切
・若いときには上の人から好かれ、やがては下の人に慕われることが重要
・死という孤独に対する心の整理は早めにつけておくほうがいい。体を動かしたり、絵を描くと寂しさはまぎれる

 「図解 論語」という本は、人生をよりよくするヒントがたくさん書かれていて、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です

・今の時代は仕事がないと言われますが、「タダで使ってください」とか「時給500円でいいです」と言うと、雇いたくなるものです。使ってみたら意外にいい。そして、こちら側も自分からお給料を上げてほしいとは言わないで、頑張ってみる。そうすると、一気に評価が上がって「今どき珍しいヤツだ」と言われるようになります。利益や報酬よりも、「難き」を先にするのです。

・だまされたと思ってやってみることで、本当に突破できることがある。そういう意味で「自分で限界を設定しない」のが、正しいチャレンジの仕方。無理だと思わずに、とにかくやってみることが大事です。

・悩み相談をする時間があるのなら、友達と一緒に「慮りシート」を作ったほうがいい。感情的な解決ではなく、「これが起きたらこうなる」と明確にして、具体的に考える。これこそが、正しい心配事のなくし方です。なんとなく先行きに不安を抱えている人も、「慮りシート」で心配事を明確にしましょう。

・ある程度の「長期的」「中期的」な目標を決めれば、わけのわからない不安感は消えます。今、自分がしなえればならないことが、はっきりするからです。目標は、途中で変更したっていいのです。「この大学はやっぱり無理」とか、「もうちょっと上を狙おう」とか、自由に変更していいのです。ただ、先を見据えた目標を持っていないと、漠然とした不安に押しつぶされてしまいます。暫定的でもいい。目標を持って、そこから現状を逆評価してみましょう。そうすれば、なんとなく鬱々としている気持ちからは、離れられるはずです。

・就職する人や、教育実習に向かう学生に私がいつも言っているのは、「ホウ・レン・ソウ」は大事だけれど、「テン・シュ・カク」のほうがもっと大事、ということ。「報告・連絡・相談」もよいのですが、「テン・シュ・カク」ができれば、社会に出たときも、ほぼ問題はありません。
1 元気にあいさつをし「テンション」を高く保つ
2 注意を受けたことは常に「修正」する。
3 自分でなんとなく大丈夫だと思わず、必ず「確認」をする。

・修正をするときのポイントは「すぐにすること」と、「ちょっと多め
(オーバー)にすること」。たとえば「声が小さい。もっと大きく出すようにしなさい」と注意を受けたとしましょう。そのとき、普通に少しボリュームを上げるのではなく、誰が聞いても大きすぎると思うくらいの声を出す。そんな誠意ある姿を見たとき、人は”かわいいな”と思うものです。すなわち、「過ちてすぐに改める修正力」は、実は人格的な信用力に直結していくのです。

・子産という名宰相がいました。その人が備えていた「君子の道」として、「恭、敬、恵、義」という4つの言葉が取り上げられています。
 ・恭=自分が行動をするときは慎み深く。
 ・敬=目上の人に仕えるときは尊敬の念を忘れずに。
 ・恵=民を養うときには恵み深く。
 ・義=民を使うときには正しい筋道を立てる。
ここで言う「民」とは、「部下」と考えるとよいでしょう。つまり、君子の道は、現代に置き換えると、「上司の道」と言うことができるのです。特に大事なのは、部下への心遣いです。

・本を読まない人は、深く考えることも難しくなります。なぜなら、語彙が増えないからです。語彙が足りないと思考がうまくいきません。たとえば英語について考えるとよくわかるのですが、小学校低学年程度の語彙しかない場合には、どうしても小学校低学年程度の思考になってしまうのです。脳科学者の川島隆太さんと対談したとき、川島さんは「書き言葉でなければ、語彙は増えない」と言っておられました。要するに、話すときの語彙の量には限界があるが、書物の中には圧倒的に豊富な語彙がある。つまり、読書と語彙の習得量には非常に密接な関係があり、そこに思考力も深く関わってくるというわけです。孔子は、本を読んで学び吸収することと、自分で深く掘り下げていくことの両方がなければダメだと言いました。しかし実は、これら2つは連動していて、学ばない人は深く考えること自体が難しいということがわかります。

・「考えながら本を読む」ことです。読書をするとき、私は三色ボールペン持って「ここが大事」というところをチェックしながら読みます。たとえば、自分が興味を持ったところには緑色、大事なポイントは赤、次に大事なのは青という具合です。気になるところには◎印をつけます。おもしろいと思ったら、爆笑顔のイラストを描いてみたり、よくわからないところには△印や?印を書き込んだりする。その他にも、本の中で著者が問いを立てたときには、「?」と書いたり、「3つのポイントがあります」と書いてあれば、ノートのように①、②、③と書き込んでいきます。たとえ小説であっても、こうして印をつけながら読んでいくと、それが考えるということにつながっていくのです。

・長年英語を学んでいてもパッと言葉が出ない人は、英語が受動的知識になっており、箱の中からなかなか出せないのです。箱からすぐに出せるのは、かなり能動的な、使える知識となっているものです。使える知識にするには、引用の練習をしなければなりません。知識を常に”ready”な状態にしておくのです。まずは「これを使ってみよう」と自分で決め、一、二度引用してみます。するとその知識は"ready"とな、車庫のシャッターが上がった状態になります。実は人間というのは、シャッターが下りて、エンジンも冷え切って、鍵がどこにあるのかもわからないような知識をたくさん持っています。しかし、それではせっかく勉強した意味がありません。

・私の授業では、言われた内容を記憶してもう一度人に語るという「再生方式」を取り入れています。私が話したことを学生がメモし、次にメモを見ないで二人一組で話を繰り返す。その場で伝言ゲームをさせるのです。チェックし合って、どこで漏れていたかを確認します。なぜこのようなことをやっているかというと、授業内容をもう一度語れないようなら、授業を受けても意味がないからです。30分の内容なら、3分くらいに要約して友達と家族にしゃべりなさい、という指令を出します。そうすると、授業の内容が身につくのです。

・孔子はこう言います。「勉強し、先人の言葉を覚えて、何度も暗誦するのが大事だ」

・「君はこれくらいならできるのか?」「これがわかっているのか?」「この作業はどのくらいのスピードでできる?」という具合にどんどん確認します。トラブルやミスのほとんどは、確認不足が原因です。ぼんやりなんとなく作業をやってしまうときが、一番危険です。ですから、「自分は、これはできてこれはできません」「これは知っているけれど、これは知りません」と、はっきり言えるような状態で臨めば、なんとなくやるよりもずっとミスが減るのです。

・社会人でも、顧客に対して安易に答えてはいけない場面で、なんとなく「大丈夫です」と言ってしまうことがある。そういうときに限って、「大丈夫だと言われたのに、ダメだったじゃないか」とクレームがきてしまうのです。クレームの多くは、境界線を示せなかったことによるものです。「ここまではいいけれど、ここから先はダメです」とはっきり顧客に伝えること。それが会社の理解と一致していれば、大きなクレームにはなりません。「話が違う」から、クレームになるのです。トラブルを未然に防ぐためには、自分でチェックボックスを作り、仕事で重要なポイントを書き出すこと。確実にできることには赤い二重丸、ここはあやしいというのは青や緑で色分けしたり、記号で分けたりして、くっきりさせるとよいでしょう。もう一つ大切なのは、わからないときには「ここがわからない」とはっきり言えるようになることです。

・孔子が学問について説いています。「学問というのは知識を知っているだけではダメで、好きな人が深めていけるものだ。さらに言うなら、楽しむほうがもっといいのだよ」

・どうやったら自分が光るのか。人格はどうしたら磨かれていくのか。これはやはり友達がいて、一緒に競争したり、お互いに励まし合ったり、鍛え合ったりする中で磨かれてくるのです。

・歴史をさかのぼると、緒方洪庵の作った適塾は、塾生が切磋琢磨し合う場所として知られていました。塾生みんなで席次を決めていたのです。自主勉強をし、その席で一番をとると次の席に行けるという仕組みで、横着なことや狡獪な真似をする人は一人もいなかったと、福沢諭吉が「福翁自伝」で書いています。福沢諭吉も切磋琢磨の中でトップをとり、塾頭になっていくのですが、その雰囲気が面白かったと言います。競い合う生活をすること自体が面白い。そこで、本当の仲間意識が育まれていたのでしょう。そういう意味で狭い場所で合宿のようなことをするのは、切磋琢磨のためのよい訓練です。トヨタにはかつて、船に乗っての洋上研修がありました。

・”勉強をして、成績が上がらない”と思っている子がいたとする。その子に「だまされたと思って、この問題集を一冊やってごらん。こういうノートの作り方をしてごらん」と言っても、頭の固い子は、アドバイスに柔軟に従うことができません。頭を柔らかく保つというのは、子ども時代はできて、歳をとるとだんだんできなくなっていくというものではない。柔軟になっていくには、経験が必要なのです。「自分の思い込みでやると失敗する」という経験があると、人のアドバイスを柔軟に受け入れられるし、外から学ぶことによってどんどんよくなっていきます。

・イチローは「打って、守って、走れる」選手と評価されたとき、「そうじゃない人はプロじゃないんじゃないですか?」と言い切っていました。王貞治も「ミスをするのはプロとは言えない」と言いました。彼らは「プロ」というものの設定基準が非常に高い。つまり、同じプロ野球選手でも、プロとそうでない人がいる、ということです。人は、自分のポジションを確立すると、”これくらいでよいだろう”と、安心してしまいがちです。しかし、「学を好む者は一人しかいない」と孔子が言うとおり”上には上がいる”と思う意識が重要です。設定水準を高く持つことが、もっとも大事だと思います。

・今までの反復を8~9割とすると、必ず1~2割は新しいものを混ぜていく。この「1~2割の血の入れ替え」がポイントです。自分に対し、「1割輸血」する気持ち。1割の新しい血が入ると、刺激を受けてピッと上がります。その刺激が大切なのです。今までやってきたことを、1割だけアレンジしてみる。ダメだったらもう一度元に戻す。よかったらその部分を自分のスタンダードにして、また違う部分を入れ替えてみる。「だるま落とし」のようなイメージで、少しずつ入れ替えてみとよいでしょう。

・いろいろな人や事柄に出会って、スイッチがオンになる工夫をしていかないとダメなのです。いつ、どこに「自分にはこれが向いていた」ということがあるかもしれないからです。村上先生は、スイッチオンするためには、「一流の人と出会う」ことが非常に大切だと言っておられました。なぜなら、一流の人は前向きに生きているからです。その影響を受けて、自分も前向きになるとスイッチがオンしやすい。逆に、後ろ向きでチャレンジしない生き方は、オンしにくいといえます。

・作家の講演会などもそうです。本を読むだけでなく、直接会う。生身の体が近くにあるとき、ミラーニューロンは働きやすくなります。講演会などでは、その人の持っているものが、よりはっきりと表れます。がっかりする場合もあるかもしれませんが、本当に優れている人なら、テレビよりも本物のほうがいいに決まっています。”こんな人なんだ”とわかるとファンになり、同一化しようと努力すればするほど、スイッチが入ってパワーが上がっていく。「自分で選び、自分の遺伝子のスイッチをオンさせる」という考えに立つと、生まれながらの性質よりも、その後の習慣や環境で大きく変わることがわかります。そして、習慣や環境は、大人になったら自分で選び取っていくことが大切なのです。

・自分がどういうふうに生きていったらよいか、働いていけばをよいかを考えるとき、チェックポイントは次のとおりです。
 「視る=明」・・きっちりと客観的に、明瞭に物事を見ているか。
 「聴く=聡」・・バランス感覚を持って、人の話をよく聞けているか。
 「色=温」・・顔つきは穏やかでいるか(色とは顔つきのこと)。
 「貌=恭」・・人に対して丁寧であるか。
 「言う=忠」・・自分の言ったことに忠実であるか。
 「事=敬」・・物事を進めるときには、慎重であるか。
 「疑い=問」・・何か疑問があったとき、質問ができているか。
 「怒り=難」・・腹の立つことがあっても、心を抑えているか。
 「得る=義」・・自分の損得ばかりではなく、筋道を考えているか。
この9つを円の中に書いてそれぞれ5段階評価し、バランスシートにしてみましょう。

・頭のよさ、心の広さ、そして一歩踏み出す力。この3つを三角形にして「知・仁・勇」と考えてみましょう。どれを真ん中に置いてもよいのですが、この三角形でバランスをとる。これも一つの「中庸の生き方」です。

・「自分には行動力が足りない」という人は「勇」が足りない。「行動はするけれど、先のことは考えない」という人は「知」が足りない。悩んでばかりいたり、ぐずぐずしていて人格的に成熟していない人は「仁」が足りない。そのようなバランスで、自分を見ていくことです。徳目のバランスの中で、自分自身を生かしていくのが、孔子のやり方です。徳目というのはこの3つ意外にも、礼節を重んじる「礼」、忠実を尽くす「忠」、正しく筋道を通す「義」などが挙げられます。

・反省とは、やたらに暗くなって落ち込むことではありません。會子が言っているのは、「毎日三回振り返る」ということです。まず、人のためを思い、真心をこめてやったか(忠)。次に、友人に対して約束を守ったか、誠実であったか(信)。最後は、自分が受け売りでものを言わず、先生から習ったものが身についているか(習)。もっとシンプルに言えば「人にどう対応したか」「友達に誠意を尽くしたか」「復習をしたか」ということです。簡単なようですが、この3つさえしっかり押さえていれば、仕事でもプライベートでも問題は少なくなっていくと思います。具体的には、ノートに「忠」「信」「習」の3つの欄を作って、確認していくとよいでしょう。

・一流の人というのは、後悔する暇があったら次に向かって走り出している。勝負事をする人は、特にそういう面が強くあります。前のことを悔やんでいると、次のことに影響を与えてしまう。だから、悔やまないけれど反省して次に行くのです。反省について整理してみます。「反省と後悔は分ける」「具体的なポイントを挙げて反省する」これが正しい反省の仕方です。會子の場合は、毎日3回ずつ続けて、反省をワザにしました。

・長い人生において、若いときには上の人から好かれ、やがては下の人に慕われていくことが重要です。出世というのは、自分が這い上がっていくイメージを持つかもしれませんが、基本的には上の人が引き上げてくれないとどうにもなりません。ですから、上の人が安心して任せられるような仕事をする。”あいつなら任せられるな”と安心されたら、出世ができるのです。

・人生というのは、一人で生まれて一人で死んでいくもの。孤独に対する心の整理は早めにつけておくほうがいい。寂しさはつきものですが、体を動かしたり、絵を描いていたりすると、その寂しさはまぎれます。ビートたけしさんは、「絵を描くことがあってよかった」と言っていました。かつて、事件を起こして仕事ができなくなったとき、絵を描いているときだけはすべてを忘れ、その世界に入り込めた。そして精神的に救われたのだと話していました。これkそ、正しい個の保ち方だと思います。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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リストランテ・ディ・カナレット(東京ディズニーシー)でのピザがとてもオススメ!

2015年01月21日 01時00分00秒 | 外食
 以前このブログでも紹介しましたが、久しぶりに東京ディズニーシーにあるリストランテ・ディ・カナレットでピザなどを堪能しました!

 どうしてもピザの美味しさが忘れられなかったための再訪です。
というのは、日本で2番目の大きさを誇る石窯で焼かれたピザがとても美味しいのです。
 開園当時は日本一の大きさを誇る石窯だったようですが、現在はこの店より大きな石釜が他の店でできたようで、現在日本で2位の大きさを誇るとのことです。

 とはいえ常時ピザが6枚焼ける広さを誇り、最大10枚一度にピザを焼くことができるようです。

 また以前訪れた時は係の方の対応も素晴らしく、我が家では東京ディズニーシーでは、このリストランテ・ディ・カナレットがNo1の評価を得ています^_^)

 今回はプライオリティシーティングでの事前予約はせず、ランチタイムに40分ほど並んで入店しました。

 11月末の肌寒い時期でしたが、天気が良かったので、外(右奥)の席を選びます。
 頭上には遠赤外線?ストーブがあり、温かくて良かったです。
横の運河をゴンドラが通り、外の空気が気持ちよいです。
食事中には、結婚した二人を乗せたゴンドラが通ったのには驚きました。
白いウエディングドレスが綺麗で幸せそうでしたね。
二人は優雅にゴンドラ上でシャンパンを飲み、そして一般客みんなから祝福されていました。
こちらも幸せな気分になれます。

また、横の通路をダッフィーたちが通ったのにも驚きましたね。
若い女性たちはこのサプライズに笑顔で大はしゃぎでした^_^;)

リストランテ・ディ・カナレットの外の席は、こういう楽しみもあるので、とてもオススメですね!

 さっそくメニューを見ますが、クリスマスのスペシャルランチコース2700円があったのでそれを注文します。


↑スペシャルランチコースのメニュー

 このスペシャルランチコースは「マグロとアボガドのタルタル、サラダ仕立て」の前菜が付き、パスタもしくはピザを選べ、デザートとドリンクもあります。

 パスタやピザはグランドメニューから選べるので、ピザのシーフードとマルゲリータを選びました。
二人で半分ずつ分けます^_^;)


↑ピザのメニュー

ドリンクは、コーヒーや紅茶、ジュースがおかわり自由というのは嬉しいですね!
最初にレモンティを注文し、そのあとピザの時にコーヒー、デザートの時に再度レモンティを注文しました。
飲み過ぎ??


↑ソフトドリンクメニュー


↑レモンティ

 注文した後、しばらくして「マグロとアボガドのタルタル、サラダ仕立て」が運ばれますが、その美しさに驚き!
クリスマスツリーをイメージしているとのことです。
 固められた麦ご飯の上に薄いアボガドの層があり、その上に小さく切られたマグロが盛られ、そしてその上に揚げたチーズなどが綺麗にツリー状に作られています。
周りのサラダも色鮮やかで美しいですね!
お味も素晴らしかったです。
アボガドとマグロが合い、美味しいです!


↑マグロとアボガドのタルタル、サラダ仕立て

 そして、アツアツの焼きたてのピザが運ばれます!
熱いうちに食べなきゃと、つい専用カッターでピザを切るのに夢中になり、写真を撮るのを忘れていました^_^;)
切った後に慌てて写真を撮りました!


↑シーフードとマルゲリータのピザ

 ピザ生地は薄目で、先端を少し丸めて、アツアツのピザを食べます。
おぉぉぉこれは美味しいです!
やはり石釜で焼きたてが美味しい!
特にシーフードピザはエビやタコだけでなく、カニも入っていて想像以上のボリュームがあり嬉しいです!
マルゲリータもチーズたっぷりで美味しいです。

そして、デザートが運ばれます。
クリスマスパフェとのことです。


↑デザート

ベリー類がたくさんあり、紅茶アイスやクリスマスツリーのチョコが嬉しいです!

 リストランテ・ディ・カナレットは大きな石釜で美味しいピザを堪能できるだけでなく、横の運河でのゴンドラやウエディング、サプライズのダッフィーも楽しめ、とてもオススメです!!


東京ディズニーランド&ディズニーシーのレストランやサービスなどオススメまとめ

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歌舞伎座での歌舞伎鑑賞はとてもオススメ!

2015年01月19日 01時00分00秒 | イベント・外出
 一度行きたいと思っていた歌舞伎座の歌舞伎へ幸運にも知人に誘って頂き、行ってきました!
歌舞伎座は2013年2月に新しくなって、とても綺麗でしたね。


↑歌舞伎座

当日はあいにくの雨でしたが、東京メトロ日比谷線の東銀座駅直結なので、濡れなくて済みました。
東銀座駅直結なのは木挽町広場で、土産屋やお弁当屋、食事処、タリーズコーヒー、セブンイレブンがあり、大賑わいでしたね。


↑木挽町広場

デパ地下であらかじめ弁当を買って行ったのですが、ここの木挽町広場のお弁当も美味しそうでした。
やはり幕と幕の間に食べるので、その由来である幕の内弁当を食べなきゃいけませんね^_^)

少し、時間があったので屋上庭園やギャラリーがある5階に行ったのですが、スタジオアリスがあるのには驚きましたね。
さすが着物専用で写真が撮れるようです。


↑スタジオアリス

それから始まる時間が近づいてきたので入場します。
行ったのは、新春大歌舞伎で、あの1枚2枚~と皿を数える幽霊の話で有名な「番町皿屋敷」と「女暫」、「黒塚」でした。


↑新春大歌舞伎の案内

席は3階B席4,000円と一番安い席ではありましたが、急な階段状の席なので想像以上に見やすい席でした。


↑3階B席からの眺め


↑3階B席からの眺め

 それから、イヤホンガイド700円を利用しました。(実際は1700円支払い、その機器を返却する際に1000円戻るという仕組み)
解説を聞きながら歌舞伎を楽しめるというもので、これは初心者にはオススメですね!
解説だけでなく見所の説明もありとても良かったです。

 このイヤホンガイドは日本語だけでなく英語バージョンもありました。
とても驚いたのは、もう一人の知人が日本語と英語両方を頼み、右耳で日本語、左耳で英語を同時に聞きながら鑑賞していたことです^_^;)
なんでも英語の方が外国人にも分かりやすく基本的なことから説明してくれるので、より理解が深まるとのことでした。
とはいえ、その集中力は凄すぎる・・・^_^;)

それから文字情報のガイドもあり、こちらは1000円で貸し出していました。
セリフと解説を見ながら鑑賞できるもので、これも良さそうでしたね。

 さっそく 「番町皿屋敷」が始まります。
「番町皿屋敷」は腰元が井戸で幽霊となって皿を1枚2枚と数えるところはなく、それまでの経緯の内容でした。
腰元が大事な皿をわざと割って、主人である旗本がそれに怒ってその腰元を切るところまででした。
旗本が残った皿を1枚、2枚と数えながら割るところが後の顛末を暗示しているようでしたね・・・
この「番町皿屋敷」はそんなに難しい言葉を使うわけではなかったので、とてもよく理解できました。
ただ最初は許していた旗本の心変わりがイマイチよく分かりませんでした^_^;)

 「番町皿屋敷」が終わると弁当タイムでした。
席で食べても良いし、外に出て食べている方もいました。
やはり芝居と芝居の間で食事ができるのが嬉しいですね。

 2つ目の演目は「女暫」で、衣装が明るく艶やかでとても良かったです。
「しばらく!」と間を持たせるのは素晴らしいと思いましたね。
また「女暫」が終わった後に、役者の二人の掛け合いがあったのですが、あの余興には驚きました^_^)

 そして「黒塚」が異様で幻想的な情景を表してとてもよかったですね。
芒(すすき)が生い茂る寂しい奥州や、日が暮れる様子、月夜やその影の感じが良かったです。
照明などもかなり進化しているんだなぁと思いました。
またもちろん鬼女を演じる演技も素晴らしく、そのほか3人の息の合った演技も素晴らしいと思いましたね。
独特な情景が素晴らしかったと思います。

「番町皿屋敷」と「女暫」、「黒塚」でしたが、あっという間の4時間でした。

 なお、今回通しで3つを鑑賞したのですが、幕見という制度もあり、1つを1300円~1400円で鑑賞できるようです。
時間に制限がある方や、どうしても見たいものだけを鑑賞するのも良いかと思います。

今回歌舞伎の初体験でしたが、想像以上にとても素晴らしかったですね!
今後もイヤホンガイドを聞きながら鑑賞したいと思います。
歌舞伎鑑賞はとてもオススメです!!

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「人生をアップトレンドに乗せる方法(菅下清廣)」という本はとてもオススメ!

2015年01月16日 01時00分00秒 | 
「人生をアップトレンドに乗せる方法」の購入はコチラ

 「人生をアップトレンドに乗せる方法」という本は、大和証券国際部を経てメリルリンチに入社し、資産運用アドバイザーとして世界トップの成績を収め、その後外資系投資銀行の社長を務めて、現在国際金融コンサルタントの著者が、成功者に共通し自らも実践している良い生活習慣について分かりやすく説明したものです。

 後半に具体的な生活習慣を説明していますが、そのほか手本にしたい偉人として出光佐三(出光興産創業者)、ジム・ロジャーズ(米国人投資家)、秋山真之(日露戦争時の日本海軍参謀)、孫正義(ソフトバンクグループ創業者)の紹介もあり興味深かったですね。

 この本では主に人生に成功しお金持ちになるためには、以下の6つの観点で生活習慣を整えた方がいいということについて書かれています。
 ・健康(体調管理)
 ・清潔感(見た目)
 ・明るさ(前向きな気持ち・表情)
 ・知性(勉強熱心)
 ・品のよさ(マナーを心得る・感性を磨く)
 ・気前のよさ(ギブ&ギブの精神)

 今までこのブログで紹介してきた本の内容と同じものばかりですが、改めて私も今後も心がけていきたいなぁと思います^_^)

「人生をアップトレンドに乗せる方法」という本はとてもオススメですね!

以下はこの本のポイント等です。

・過去在籍した証券会社・投資銀行で、私はたくさんの成功者たちを目の当たりにしてきましたが、彼らは仕事にまつわる勉強を欠かさず、常に高度な情報と知識を顧客に売っていました。私自身、学生の頃よりも、社会に出てからのほうがはるかに勉強しました。

・成功者たちの多くは、別にものすごく特殊な生活をしているわけではないのです。しかし、やっていることにムダがなく、時間を効率的に使っています。そこで、私も20代の頃から、特に感銘を受けた成功者の生活習慣をマネしてみることにしました。今から考えても、これは非常に賢明な判断でした。生活習慣を変えたことで、私も心・技・体を整えることに成功し、人生をアップトレンドに乗せることができたからです。そして、金融の世界で一定の成功をつかむこともできました。成功者のマネをすることで、成功したわけです。

・人の内面の多くの部分は、外見に反映されていることがわかりました。パッと見ただけでも、その人のことが8~9割がたはわかります。もちろん、どんな性格の人か・・・なんてことが詳しくわかるわけではありません。ただ、その人の人生の波動が上に向いているか、下に向いているかくらいは判断できます。たとえば、服装が何となくだらしない人、TPOにそぐわない格好の人、顔色が悪い人、覇気がない人・・・なおは、人生の波動が下に向いていると見て間違いありません。こうして見ただけで8~9割はわかり、少しでも話せばもっとよくわかります。人生がアップトレンドの人は、充実した生活をしているので、イキイキとし、話す内容も知性にあふれています。逆にそうでない人は、あまり知性が感じられないグレードの低い日本語を使い、無為、無目的に生きていることをおのずと露呈してしまいます。見るからに人生の波動がダウンしているような人とは、「いっしょに組んでビジネスをしたくないな」と私だったら思いますし、ほかの多くの人がそのように思うのではないでしょうか?ですから、第一印象と外見は非常に大切です。相手に好かれるような清潔さ、上品さ、明るさを備えていることが、成功する人脈作りをする上で欠かせないのです。

・仕事に必要な勉強、情報収集を怠らず、人に好かれるさわやかな外見を保つ-それが私の考える成功者像です。人生の波動を上げていくためには、少しずつでもそれを実現する努力をしていく必要があります。その努力の一つが、生活習慣を整えるということにつながるのです。

・私は20代のときから、毎朝5時に起きることを習慣としています。前日、何らかの都合で寝るのが遅くなったとしても、6時には必ず起きます。6時になることは滅多になく、たいていは5時にパチッと目が覚めます。この習慣は、早起きを推奨していた出光佐三の影響で始めました。また、ウォール街のエグゼクティブの中には、早起きの人が多い印象を持っています。

・夜寝る前にもシャワーを浴びていますが、朝風呂に入って寝汗を流し、さっぱりしてから会社に行くのは、やはり気分がいいものです。私にとって、朝は主に「コンディション調整」と「情報収集」の時間です。情報収集はもちろんとても重要なのですが、オフィスに着いたらすぐさまバリバリと働き始められるようコンディションを整えておくことも、同じくらい重要です。朝風呂はそのコンディション調整の一環です。湯船につかっている間は、ただぼんやりしているわけではなく、一日のスケジュールを頭の中に思い浮かべて整理しています。ここで整理したことは、あとからノートに書き出すようにしています。ノートに書き出すことが大事です。書かないと結構忘れるものです。また後日振り返って見ることもできます。

・毎朝、軽めにではありますが、必ず朝食を摂ります。よく「朝はあまり食べられない」といって、朝食を抜いてしまう人がいますが、これはいただけません。食事をするということは、脳に栄養を供給することでもあります。しっかりと仕事をするためにも、また体調を整える上でも、朝食はきちんと食べましょう。たかが朝食といって、軽んじてはいけません。また朝食が美味しく食べられるかどうかで、その日の自分の体調がわかります。

・朝5時に起きるので、仕事に出かけるまでには結構な余裕があります。そこで、朝食後は新聞を読み、情報を収集する時間に充てています。私の場合、日本経済新聞、株式新聞、朝日新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞、東京新聞の7紙(毎週日曜日発行の日経ヴェリタスを含めると8紙)を取っているので、そのすべてに目を通します。仕事に関係するであろう記事と、個人的に興味がある記事だけを厳選して読んでいます。具体的にいうと、経済・金融関係のニュースやコラムです。まったく関係のない社会面やスポーツ欄、テレビ欄などはほぼ素通り。そのため、7紙に目を通すといっても、所要時間は1時間かそこらに過ぎません。私流の新聞の読み方はこうです。まず1紙にザッと目を通す。そして、2紙目以降を見るときは、1紙目と内容がまったく同じと思われる記事を読むのを省略します。同じ内容のニュースを何度も読むのは無意味だからです。

・ゴールデンスパに行くにあたって理想的なのは、夕食前の時間を選ぶことです。夕方に1時間くらい時間が取れれば、ストレッチ体操を30分くらいやってから、ジャグジーに入ってリラックスします。その後、パーティーや大切な会食などがある場合は、着替える際に着てきた服をまた着直すのではなく、下着から何から一式すべて取り換えて、パリッとした気分で向かいます。私はオフィスに、着替え用の服や下着を常に揃えています。シャワーを浴びて身も心もスッキリし、清潔な衣服をまとって、血色のよい状態で臨めば、ディナーの相手に好印象を与えられます。またディナーの相手がクラスの高い相手の場合、自分がヨレヨレだと、最初に挨拶した段階から、パワーやオーラで負けてしまいます。そんな相手と互角に渡り合える自分になるためには、身なりを整え、気持ちの面でもパワーアップしていなければなりません。そのために、スポーツクラブに行き、コンディションを整えるというのは、考えうる限りで最善の策だと思います。

・私は基本的に残業をしません。17時か18時くらいまでに仕事を終わらせて、ゴールデンスパに行き、その後ビジネスディナーの予定を入れることが多いからです。それは独立した今に限らず、企業に属していたときもそうでした。日本の会社では少し難しい場合もあるでしょうが、ウォール街のエグゼクティブたちに、残業をしている人はいません。各業界で成功している人たちは、特殊な職業でない限り、基本は昼の時間帯に精力的に働いているはずです。そんな人たちをつかまえて、じっくり会話できる可能性があるのは、夕方以降仕事が終わった時間帯です。私は彼らとのビジネスディナーを非常に重視しています。しかし、残業で夜中まで拘束されていたら、せっかくの人脈作りのチャンスを逃すことになってしまいます。また、長々と仕事をしていると、リフレッシュができず、ストレスがたまる懸念もあります。だからこそ、残業はしないのです。残業を余儀なくされる会社に所属しているとしても、朝早く出社してなるべく夜は早く帰れるように調整するなど、意識を変革する必要があるでしょう。

・ビジネスランチは1時間とお話ししましたが、ビジネスディナーについては2時間というルールを設けています。ディナーの後で二次会、三次会と流れていき、際限なく飲み食いし続けてしまう人も見かけますが、私はそのような生活習慣は持っていません。ダラダラとお付き合いして、帰宅時間が遅くなると、翌日の活動に支障が出るからです。そのため、どんなに話が盛り上がっていても、2時間が経過したところで、自分からお開きにしようと切り出します。「付き合いが悪いヤツだと思われるのではないか」などと、危惧することはありません。むしろ、喜ばれます。「夕食が終わる時間が決まっていて助かります」とか「次の予定が立てやすい」とか好評です。

・土曜日の夕方以降~日曜日は、ほぼ完全にオフの日と決めています。仕事は原則としてしません。本を読んだり、音楽を聴いたりしています。こうして週末に肩の力を抜き、好きなことをして充電をすると、また週明けからスッキリ気持ちを切り替えて、仕事に励むことができるわけです。つまり、休むことはいい仕事をするために非常に重要なため、私は原則として、日曜日のパーティーや宴会などのお誘いはお断りしますし、冠婚葬祭でさえ、よほど親しい間柄でなければ出席しません。

・ビジネスにおいては「ギブ&テイク」ではなく、「ギブ&ギブ」-つまり、相手に「与える」ことに重きを置き、ひとまず見返りについては忘れることにしました。つまり、相手に有用な情報をどんどん提供し、それで相手にまず喜んでもらうことを最優先にしたのです。さらに、そのおかげで相手に結果として利益が出たら、その利益を五分五分で折半するのではなく、相手の方が多めに”四分六”で分ける-そんな気持ちで営業してみました。このように考えを改めて以降、私を次第に信用するようになり、やがて大口の注文を振ってくれるようになったのです。ビジネスは人対人です。相手に「与える」気持ち、「他人のことを考え、喜んでもらう」という気持ちが大切です。その真摯な気持ちがあなたの人生をアップトレンドに乗せるのです。

・イライラしたとしても、私は決して他人に対し怒ったりはしません。もちろん、たまには強い言葉で叱責するようなことはありますが、たいていは心の中でイライラするにとどめて、態度には表さないようにしています。怒りを爆発させて怒鳴り散らしたところで、何の解決にもならないばかりか、かえって自分の評判を落とすことになります。つまり、怒ることは損なのです。それは、相手が誰であろうと同じです。部下でも、どこかの店の無礼な店員でも、態度に問題があるタクシー運転手でも、私は怒りません。怒りたくなっても、「怒れば損」「怒りは自分の運を落とす!」といい聞かせるようにしています。別にそれでストレスがたまることもありません。日常のイライラというのは、一過性の取るに足らないことばかりだからです。成功者を志すのであれば、常に平静な気持ちを保ち、そして笑顔でいるべきえしょう。ビジネスでは、相手に好感を持たれる人物になることが何より大切ですが、その最も大きな要素が「グッドスマイル」です。いつもイライラしている人より、笑顔が素敵な人が周りの人々から好感をもたれるのはいうまでもありません。

・人の悪口をいうことも、自分の運気を下げる愚かしい行為です。相手を面白がらせるつもりで、半ばサービス的に誰かの悪口をいう人も見かけますが、これは要注意です。一時的に話が盛り上がったとしても、悪口をいった人の好感度は下がります。そして、信頼もされなくなるでしょう。同様に、どんな些細なことであろうと、ウソをつく人も信頼されません。また、口が軽い人、すぐに言い訳する人、ムダな話やゴシップばかり口にしている人、妙に落ち着きのない人なども、信頼感に欠ける印象を与えてしまいます。

・実際忙しいのかもしれませんが、成功者になりたいのであれば、「忙しい」はNGワードです。私も日頃つい「忙しい」といいそうになることも多いのですが、注意しています。成功者は、かなり忙しかったとしても、他人に忙しいそぶりをあまり見ません。忙しがってやたらと残業をするのは、時間の管理がうまくできていない証明になってしまうからです。黙って人の3倍努力する-それが成功している人の行動パターンなのです。

・ビジネスは人と人とのコミュニケーションで行うものですから、周囲に好かれる明るさを身につけることは大切なのです。寝不足で元気にできないなら、生活習慣を見直してください。明るい表情に自信がないなら、毎日鏡とにらめっこして研究をしましょう。冗談をいっているわけではありません。今からでも笑顔の練習をしてください。ワザとではなく自然な笑顔です。

・成功するためには、集中力を高めることもポイントです。成功者は皆、抜群の集中力を誇ります。集中力があったからこそ、秋山真之は戦史を研究し尽くし、孫正義はコンピューターの研究をし続けることができたのです。ただ、集中力というのは簡単に高められるものではありません。ある程度訓練することが必要です。その訓練として適しているのが、武道、あるいは将棋、囲碁、チェスなどの脳をフル稼働させるゲームです。

・もし小さな子どもに習い事をさせるとしたら、私なら将棋や囲碁と武道を選びます。子どもにはできるだけ早い段階で「知育」と「体育」の経験を積ませるべきだと考えているからです。

・予測力を支えるのは、想像力です。想像力が欠如して頭が固い人は、往々にして先のことを予測するのが苦手という傾向が見られます。また、そのような人は、人間的魅力にも乏しくなりがちです。たいていの場合、想像力に富む人のほうが、会話をしていて楽しいもの。というのも、想像力というのは音楽や美術、文学などに多く接することで育まれるものだからです。そういったものに常日頃触れていれば、自然に話題は豊富になります。そのため、どんなに忙しくても、休日には音楽を聴き、映画館や美術館へ足を運び、いろいろなジャンルの書物を読むことをおすすめします。

・井の中の蛙になっている人たちが目を覚ますには、海外へ行くのが一番です。留学がベストですが、普通の旅行でもいいでしょう。海外に行くと、自分の視野の狭さに気づかされるものです。

・成功している人は、皆明確な目標を持っています。いつまでにどんな自分になっていたいかを思い描き、そのためになにをすればいいか考えるー「いうは易し」ですが、これができている人は成功します。具体的な目標を決めると、人はそのゴールに向かって突っ走ることができるようになるものです。ゴールが見えず、漠然としていると、やる気はわいてきません。目標の立て方ですが、十年単位の先の目標ばかりでなく、1年、1ヶ月、1週間、1日という単位で、目標を設定できればベストです。毎日成長し、大きな目標に向かって近づいていくためには何をすればいいのか考え、限りある時間を意識的に使っていきましょう。

・ビジネスで成功したければ、やはり情報収集は不可欠です。不動産の仕事をしているなら、不動産業界の動向を知っておく必要があるでしょうし、製造業であっても、業界に関わるニュースのチェックは欠かせません。ニュースなど知らなくても仕事は回っていくという環境であっても、あなたが情報に精通していれば、それをひけらかさなくても、周囲はあなたに一目置くようになるでしょう。私は金融マーケットと関わる人間なので、経済・金融業界はもいろん、業種の垣根を越えて、あらゆるニュースをチェックしています。何が役に立つかわからないので、情報は広く浅くがモットーです。こうした考えから、私はたくさんの新聞を読み、また雑誌にも暇さえあれば目を通しています。週刊誌、大衆誌、ときには女性誌なんかも読みます。ジャンルを特定しないことで、世の中で今どんなものが注目されているか、幅広い情報を得ることができます。本やDVDも、少しでも興味がひかれたものは買っています。

・情報収集をして仕事を熱心にやり、自分を磨いたとしても、より上のレベルで広い世界に出て成功するためには、人に恵まれなければなりません。皆さんにはなるべく多くの人と会うことをおすすめします。特に若い世代であれば、同僚や学生時代の仲間とばかりつるむのではなく、どんどん新しい人脈を求めて、いろいろなところに顔を出すべきです。年齢や業界を問わず、さまざまなネットワークを作ってください。古い人脈を大切にしたいという思いもあるかもしれませんが、それだけにすがっていても、成長はできません。人脈にも新陳代謝は必要です。セミナー、勉強会、パーティーなど、人脈を求めて参加するのはどのような場所でも構いません。空振りに終わることも多いでしょうが、出会いの回数を増やしてください。投資と思って出会いを求めてください。投資なのですから、手間や出費を惜しんではいけません。SNSなどで知り合いになり、バーチャルで交流しているだけではダメです。相手の真の力は、会ってみなければわからないはずだからです。

・顔の美醜は関係ありません。最も重要なのは清潔感です。清潔感に欠ける人間は、どこの世界でも嫌われます。

・ある程度蓄えができてきたら、ぜひ高級なスーツや靴を揃えてください。外見だけでも、成功者に少し近づくためです。これから人脈を形成し、自らも成功者を目指していくなら、1着くらい高級なスーツもまた必要な武器になります。ファーストクラスの人脈に見合う人間になるように、自分のクラスも上げる努力をしましょう。

・人からよい印象を持ってもらうためには、時間に正確であることも重要です。時間にルーズな人は決して信用してもらえず、よい情報や大きな仕事を振ってもらえる可能性も極めて低くなります。

・私はビジネスランチやビジネスディナーの機会が多いので、使えるレストランや料理屋をいつでも探しています。すでに行きつけの店も多数ありますが、誰かに新たな店に連れて行ってもらったときや、自分で新規開拓したときは、その印象をメモし、どんなときに使えるかを考えておきます。会食する際は、相手の地位や自分との親密度などに合わせて店を選ばなければなりません。相手の趣味や好みもある程度リサーチし、ふさわしい会場を考え抜いて選びます。大事な相手を歓待したいのに、味が悪くサービスもお粗末なつまらない店に連れて行けば、不快な思いをさせてしまうでしょう。そんなことになったらお互いに時間とお金をムダにしてしまいます。残念ながら、世の中には問題のある店も多いですから、安心して人を連れて行ける店を日頃から探しておく必要があります。食通の人に聞くなどして探し、自分でも足を運び、とっておきの店を用意しておきましょう。

・お金を貯めることばかり考え、うまく活かしていくことを考えないというのは、本末転倒な話です。本来、お金は使ってナンボのものです。ムダ遣い、浪費を推奨するわけではありませんが、自分を高めるためのコストを惜しんでいるようでは、一流の人間になり、成功者になることは夢のまた夢です。考えてもみてください。あなたなら、ケチでお金に細かい人と、ムダにバラまくのではなく、気持ちよくお金を使える人-どちらと仲良くなりたいでしょうか?周囲に好感を持たれる人物になるには、お金の使い方も上手でなくてはいけません。

・成功者の多くは、食に強くこだわっているものです。彼らは、ただ単に豪華なものを食べているわけではありません。豪華な食事を摂ることも多いでしょうが、連日の美食は健康を害します。成功者は、健康が何より重要であるとわかっているため、普段は健康的な食生活をしているはずです。品質がしっかりわかっている食材を選び、栄養バランスを考えてモノを食べる。基本的なことですが、忘れがちな人も多い気がします。私は、適当なものばかり食べていると、運気が下がると考えています。いかにお手軽であっても、コンビニで売っている菓子パンやカップラーメン、弁当ばかり食べるのは考え物です。コンビニ、あるいはファーストフード店でばかり食べるものを買っていると、見るからにコンビニやファーストフードが似合う人になってしまいます。人間は、脳から何からすべて食べたものによって作り上げられるわけですから、それもまた当然のことです。

・食べ過ぎも健康を害します。常に腹八分を心がけることが、成功する秘訣です。江戸時代、水野南北という有名な観相家がいました。観相家とは、人相や手相を観る専門家のことです。この南北は、観相家になる前は酒や博打、喧嘩に明け暮れる無頼漢でしたが、あるとき牢屋に入れられて、罪人とそうでない人の違いに気づきます。両者にはまず人相が大きく異なり、さらに驚いたことには、罪人のほうが大食漢が多かったのです。

・スポーツジムに行けないのであれば、テニススクールや空手道場に通ったり、ジョギングをしたり-と、何でもいいので自分にあった運動を実践してください。

・好感が持てる人になるには、あなたが実際に好感を持った人から学ぶのが一番です。なぜこの人がよいと思えるのか。なぜこの人と話すと心地よいのか-よく分析してみてください。そして、いきなり饒舌になるのは難しくても、友人に倣い、前向きであること、微笑みを絶やさないことを心がけるべきでしょう。よき友を持つことは大切です。人は、人を変えてくれます。

・若くて経験が浅ければ、しばしば誤った判断をすることもあるでしょう。そこで素直に反省しなかったり、突っ張って他人の意見を聞き入れなかったりすると、周囲に見放されてしまいまう。そして逆境にうまく対応できずに、人生の波動が下を向いてしまいかねません。素直に話を聞く人には、よいアドバイスが集まってくるものです。逆に、他人を突っぱねて壁を作り、物事を常に斜に構えて眺め、「コイツに何をいってもムダ」と思わせるような人は、よいアドバイスなどもらえるはずもありません。

・どうしたって人間の相場-すなわち人生の波動が下り調子の場合、焦るくらいなら立ち止まっているほうがよっぽどいいのです。じっと屈んで、災厄の波が過ぎていくのを待つ。それが一番です。無理をすると、他人からの勝手な評価に振り回されて、本来の自分が見えなくなってしまいます。立ち止まっている時期は、自己研鑽に時間をかけられればベストです。世間が認めてくれなくても、黙ってコツコツ勉強しておき、波動が転換したところでその成果を存分に発揮する。それができる人間は、機が熟したところで成功できるでしょう。相場に臨むときも同様です。下り調子で、どうしても利益が出せないようなときは、無理をすることはないのです。投資の世界に「休むも相場」という格言があります。これは「たまには相場を休んで、リフレッシュしたほうがいい」「投資に熱くなりすぎないで、いったん休んだほうがいい」といったような意味です。この格言のとおり、人生、およびお金の波動が下に向いていると感じたときは、休むことも得策なのです。ただ前へ前へと、常に猛スピードで突き進んでいくだけが人生ではありません。「今はそのときではない」と感じるときはいったん立ち止まって休み、機が熟したと感じたところで勝負に出る。その緩急をうまくつけることが、成功者になる条件といえるでしょう。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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「日本橋 玉ゐ 本店(東京 日本橋)」の穴子はとてもオススメ!

2015年01月14日 01時00分00秒 | 外食
 知人に穴子が美味しいと勧められて、東京の日本橋にある「日本橋 玉ゐ 本店」へ行って来ました!

 東京メトロ日本橋駅から徒歩約2分のところにあります。
到着して驚きましたが、店構えが古く純日本風の建物には驚きました!
かなりの老舗のようです。


↑店構え

 平日18時前に到着したのですが、すでに予約客で満席で、入店を断られる客が続出していましたね。
もしやと思い、数時間前に予約の電話を入れていて正解でした^_^)
夜はぜひ予約して訪れることをオススメします!

予約の名前を告げ、店内に入ります。
店内も天井などは木材で作られていて、かなりの古さを感じますね。
しかし、掃除は行き届いていて気持ちが良いです。


↑店内


↑店内

 予約したカウンター席に座ります。
足下の大きめのカゴに荷物をおけたのは良かったですね。
コートは店員さんが引き取って、レジ後ろのハンガーにかけてくれました。

そしてテーブルの上にあるメニューを見ます。
飲み物を勧められますが、熱いお茶を頼みました。
熱いお茶もしくはお冷やを選べます。


↑メニュー

 食事は箱めしが一押しとのことなので、その「中箱」2,950円を注文しました。
穴子の仕上がりには「煮上げ」「焼き上げ」の2種類があり、小箱はそのどちらかしか選べないのですが、中箱・大箱は、その両方を選ぶことができるためです。
せっかくなので、その両方を楽しめる「中箱」が良いと判断しました。
「煮上げ」はふんわりふっくらした柔らかさを楽しめ、「焼き上げ」は香ばしい風味を楽しめます。


 また「穴子のお出汁」200円も注文しました。
穴子の焼骨からとったアツアツの出汁を使って、お茶漬けとしても楽しむためです。

 なお、穴子はその名前の通り、日中は砂泥にもぐり夜間活動をする夜行性の魚で、夏場が脂が載って旬のようです。
 実はウナギと比べて穴子は脂肪含有量は半分のようで、低カロリー・高タンパクなだけでなく、コレステロールや中性脂肪を減らすEPA・脳や目の働きに必要なDHA・目の働きを良くするビタミンA・老化を防ぐビタミンEを含んでいて健康に良いようです。
 穴子って素晴らしいんですね!

しばらくして、「中箱」が運ばれます!


↑中箱

ふたを開けると湯気が上がり、おぉぉぉウナギじゃなくて穴子が、光っていて美しい!
この焼き加減とタレの光具合が素晴らしいですね!
黒っぽい手前が「焼き上げ」で、白っぽい奥が「煮上げ」となります。


↑穴子の拡大

 まずは、穴子自体の味を楽しみます・・・
「焼き上げ」は、絶妙の焼き加減で焦げがなく、ほんのり甘いタレが穴子と合い、さすが人気のお店ですね!
特にご飯と一緒にホカホカで食べるのが美味しく、ついついご飯が進みます!
これは上質で正直美味しいです!

 そして奥の「煮上げ」を食べてみるのですが、これがとても柔らかくてビックリ!
この柔らかさには驚きましたね!
同じ穴子でこんなに違いが出るとは驚きです。
それにしても、思い出しただけでもヨダレが出てきますね・・・^_^;)

それから、5種類の薬味も合わせて楽しみます。
擦りおろした柚子、ゴマ、わさび、ネギが穴子と一緒に運ばれていて、テーブルの上に置いてあった山椒も使います。
柚子は香りが良く、わさびもアクセントがあって良かったですね。
山椒はけっこう舌が痺れるほど効いて、これも癖になりそうな味でした。
どれも質の良さを感じとても良かったです!

また赤出汁の味噌汁も、お椀が小さいですが濃い味で美味しいです!
この濃さも穴子と合いますね。

 そして半分ぐらい食べると絶妙なタイミングで、鉄の急須に入ったアツアツの「穴子の出汁」が運ばれました。
 そのままでも穴子があまりに美味しくてそのまま食べてしまおうかと躊躇しますが、木製の空いた茶碗に残りのご飯と穴子を泣く泣く入れ、その上にアツアツの「穴子の出汁」を注ぎます。


↑穴子の出汁を注ぐ

 さっそく食べてみますが、穴子の焼骨からとった出汁が想像以上に美味しく、また違った穴子を楽しめて素晴らしい!
いろんな味を楽しめて、これは嬉しいですね!
この出汁にも感動しましたね・・・

 日本橋 玉ゐ 本店は、老舗の建物で江戸の雰囲気を楽しめるだけでなく、穴子をいろんな味で楽しめ、とてもオススメです!
特に夜は予約して訪れることをオススメします!

美味しかったものまとめ(2014年下半期)

<今日の独り言>
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玉ゐ 本店魚介・海鮮料理 / 日本橋駅茅場町駅三越前駅

夜総合点★★★★ 4.0

コメント (2)
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「南房総 岩井湯元温泉 ろくや 網元の宿」はとてもオススメ!

2015年01月12日 01時00分00秒 | イベント・外出
 とあるサイトでNo1を獲得していた「南房総 岩井湯元温泉 ろくや 網元の宿」で1泊してきました!

この「ろくや」は、自前の船で地元の小浦港から毎朝定置網漁で獲った魚を提供しているので、新鮮な地魚が売りの宿です。
場所は千葉県の南房総市にあります。
車で行って来ましたが、最寄の岩井駅から送迎バスもあるようです。
建物は古そうでしたが、入口から部屋などは改装され、掃除も行き届いて綺麗でした!


↑「ろくや」の入口


↑入口からの通路

ロビーで受付をして、夕食の時間を確認します。
また貸切風呂〔八竹〕を予約しました。
温泉は、「ろくや」の敷地内から湧出する岩井湯元温泉の源泉を引き入れているとのことです。
風呂は貸切が4つあり、そのうち2つは予約制で、残りの2つは空いていれば使えるとのことでした。
但し予約制の風呂は40分間の利用となります。
なお、予約制の風呂は翌朝5時からチェックアウトまでは空いていれば自由に使えるとのことでした。
そのほか、2つの男女別内場があります。

チェックインが15時だったので一番風呂で入れたのが嬉しかったですね。
女性には、女性用の可愛い浴衣をそのロビーで受け取ります。
可愛い浴衣があるのは嬉しいですね。

それから部屋に行きます。
3階の部屋だったのですが、3階のフロアにはソファが置いてある部屋が2つあり、そこでくつろぐこともできるのは面白いと思いましたね。


↑3階のソファが置いてある部屋

部屋に入ると、手前がモダンな畳の部屋で、奥にベッドが2つありました。
かなり部屋が綺麗だったのは嬉しかったですね。
ベッドの布団がフカフカで清潔なのも嬉しいです。


↑手前の畳の部屋


↑奥のベッドの部屋

ブラインドを開けると、窓からは青い空の下、山や町並み、田んぼが見えました。


↑窓からの景色

冷蔵庫の中に、手作りお菓子があるのは嬉しかったですね!
ここで作っているようです。
特に生チョコレートが美味しかった!


↑冷蔵庫の中に手作りお菓子

それから温泉へ行きます!
貸切風呂〔八竹〕は檜の風呂とのことで、檜の香りが嬉しいです!
風呂やその部屋が広いのも嬉しいですね。


↑貸切風呂〔八竹〕

翌朝は「土の癒し湯」に入りましたし、その他の時間に「陶の湯」も楽しみました。
「陶の湯」は少し狭かったですね。


↑土の癒し湯


↑陶の湯

温泉成分等は以下の写真の通りですが、塩分濃度調整のため加水し、入浴に適した温度を保つため加温しているとのことでした。


↑温泉成分等


↑温泉成分等

少し海水の感じがしましたね。
また温度は42℃に保たれ、家族が全員が風呂から上がると自動的に注ぎ込む湯の量が増えるのには驚きました^_^)
個室の温泉は初めてだったのですが、家族でゆっくりできたのは嬉しかったですね。

それから、夕食は天井の高い広い部屋の個室で楽しみました。


↑食事する部屋

メニューは以下の写真の通りです。


↑メニュー

たくさんの種類の美味しい料理を頂け、お腹一杯になりました!
また飲み物は熱燗を頂きました^_^)
バラエティに富んだ前菜もアツアツのお碗も美味しいです!


↑前菜


↑お碗

特に驚いたのは11種類もの刺身を盛り合わせた舟盛と、伊勢海老の刺身ですね!
舟盛が豪快です!
伊勢海老の刺身も美味しい!
さすが朝獲れの新鮮な魚で、身が引き締まっていてどれも美味しいです!
ヒラメの刺身がエンガワも含めてたくさんありましたね。


↑刺身の種類


↑刺身の種類


↑舟盛の刺身


↑伊勢海老の刺身

八寸の天麩羅なども美味しいです。


↑八寸

そして、アワビのバター焼きは目の前の火で焼いて、焼き立てで柔らかく美味しい!


↑アワビ

それから口直しの「蕪ムース」が運ばれ、確かにアワビのバター焼きの口直しになりました^_^;)


↑蕪ムース

それから味噌汁の鍋が運ばれますが、その中に黒い石を入れて、沸騰し始めたのには驚きました!
黒い石は溶岩石で、なんと800℃もあるとのことです!
そのよう岩石を2個入れていましたね。
このようなパフォーマンスがあるとは驚きです。


↑黒い溶岩石を入れる


↑沸騰する味噌汁

それから「とろろご飯」が運ばれ、「金目鯛の姿煮」が運ばれますが、もうさすがにお腹一杯です!


↑とろろご飯


↑金目鯛の姿煮

何とか胃袋に入れますが、せっかくの「金目鯛の姿煮」はお腹が空いている時に食べたかったですね^_^;)
それからデザートが3種類あり、家族3人でそれぞれ選びました。
洋ナシが美味しそうでしたね。


↑デザート


↑デザート


↑デザート

それから、翌朝の朝食で食べる干物を選びます。
どれを選ぶか非常に悩みますが、自分はあまり食べたことがない金目鯛を選びます。


↑朝食の干物の選択

夜は、フカフカの布団で、お腹一杯の状態で、ぐっすりと眠れました。
部屋には加湿器と空気清浄機があるのは嬉しかったですね。
朝は5時に起きてゆっくり温泉に入ります。

そして、昨夜と同じ朝食会場に向かいます。
テーブルの上には、朝食が籠に入っていて美しく驚きました!


↑朝食のテーブル

朝食のメニューも盛りだくさんです!


↑朝食メニュー

籠盛りには生野菜があるのも嬉しかったですね!
ドレッシングも美味しいです。
また塩辛も美味しかった!


↑籠盛り

それから出来たばかりの豆腐を温めて食べるのも美味しかった!


↑豆腐とオレンジジュース

そして、ご飯が一粒一粒艶があり、カニの出汁が効いた味噌汁が美味しい!


↑ご飯と味噌汁

玉子も新鮮なようで、玉子かけご飯にすると、最高に美味しかったです!


↑海苔と玉子、納豆

そして、干物が運ばれます。
この金目鯛の干物も脂が乗って、良い焼き加減で美味しい!


↑アジの干物


↑金目鯛の干物


↑エボ鯛の干物

そして最後にオレンジソースのミルクプリンが美味しゅうございました。
もうお腹一杯で満足です・・・。


↑オレンジソースのミルクプリン

「南房総 岩井湯元温泉 ろくや 網元の宿」は、新鮮で美味しい魚と、温泉をゆっくり個室で楽しめ、そして綺麗な部屋でゆっくりくつろげ、とてもオススメです!
それから、お店のスタッフは全員笑顔で対応頂き、ホスピタリティの高さも感じました!

なお、今度は姉妹館のROKUZAに行ってみたいと思います。
ROKUZAは美しい海の景色を眺めることができるだけでなく、露天風呂もあり、そして同じように美味しい魚も楽しめそうなためです。

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「花咲く日を楽しみに(佐々木 正美)」という本はとてもオススメ!

2015年01月09日 01時00分00秒 | 
「花咲く日を楽しみに」の購入はコチラ
 「花咲く日を楽しみに」という本は、子育ての悩みについて32もの回答を分かりやすく丁寧にまとめたもので、子育てに悩む方にとてもオススメな内容となっています。

 その回答内容もそんなに難しいものではなく、たとえば以下のような回答内容です。

・子どもがしてほしいことを十分にすること(抱っこ、添い寝、遊びなど)
・兄弟のモメごとには親は口を出さない
・子どもがつかみかかってきたとしてもたたき返さず、抱きしめてしまうこと
・子どもが感情的になったり乱暴になったときは、抱っこして、話を聞いて、好きな食べ物を用意し、できるだけわがままを聞き甘やかすこと
・なんでもないような日常的なこともしっかりほめること
・叱らずに育ててみる
・否定的ではなく肯定的に子どもにお願いし、あいまいではなく具体的に、感情的ではなく穏やかに、一度に言うのではなく何度も繰り返すこと
・子どもは親の言葉ではなく行動から学ぶ
・子どもにとってどんな友達もすべて大切
・いじめっ子は親子関係に何らかのストレスを抱えている
・いじめっ子に必要なのは善意や好意、愛情で、それを担任の先生に注いでもらえるようにお願いすること
・幼児教育の現場では友達に乱暴する子がいたら真っ先に乱暴した子を抱きしめるというやり方に効果
・週に1度でもいいので家を開放して自由に友達遊びのできる日をつくること
・なんでも上の子からしてあげて、風呂に入れるのも遊んであげるのも、上の子を先にすること
・厳しいからいい子に育つとはいえない
・依存と反抗をしっかりと受け止めてくれる家族がいて、子どもは自立する
・祖父母の愛情は必要

 特に、以下は改めて大切だと思いましたね。
・子どもの話をよく聞く
・子どもに伝えすぎないこと
・子どもを見守ること
・子どもに笑顔を見せること
・子どもとは抱っこやおんぶ、手をつないだりして触れあうこと
・子どもを信じて花咲く日を楽しみに待つこと

「花咲く日を楽しみに」という本は、子育てに役立つことが分かりやす書かれていて、とてもオススメですね!

以下はこの本のポイント等です。

・苦もなく子育てしているように見える人は子どもの話をよく聞いているものです。人は誰でもそうですが自分のいうことを聞いてくれた人の言うことをよく聞くものだからです。

・子どもの話はどれだけ聞いてあげてもいいのですが、親の思いを話すことは、極力控えめにするのがいいですね。多すぎると薬と同じで、副作用が出てしまうのです。親というものは、我が子に「こうしてはいけない」「こうするといい」ということを言いたくなるものです。”正しいこと”を教えたくなるのですね。親の思いを子どもに伝えることは、けっして悪いことではありません。でも、あまり言い過ぎるとそれは「いまのあなたではいけない」「私はもっといい子を望んでいる」というメッセージとなって子どもに届き、自信を失わせてしまうのです。正しいことは、小出しがいいと重い間s。

・非行や犯罪に走る子の多くが、乳幼児期に、親やそれにかわる人の見守りがなかったことがわかっています。それほどまでに、親のまなざしは大切なのです。子どもを見てあげてください。見張るのではなく、見守るのです。子どもの表情やしぐさから、何を感じているかを読みとってください。そしてその子にしかないかわいらしさ、得意なこと、大好きなもの、そういうものを見つけてください。そんなまなざしで子どもをみてあげられる人は、親だけだと思うのです。

・子どもに笑顔を見せてください。「あなたがこの世に生まれてくれて私は本当に幸せなのだ」と伝えるのは言葉より笑顔です。それが子どもを幸福にするのです。

・抱っこしたり、おんぶしたり、手をつないだり、抱きしめたり。何才になってもやっていいんですよ。体だけでなく心でも抱きしめてください。愛していることを伝えるために。

・何かを育てることの上手な人は、待つ力のある人です。そして「待つ」ということは、「信じる」ということと同じ意味です。子どもというものは、土にまみれた球根のようなものですね。どんな花が咲くのかはわからない。けれど、きっと美しい花が咲く。それがいつかはわからなくても、信じて、日に当て、水をやり、ときには少し肥料を与える。大輪の花か、小さいけれど強い花か、わからないけれどきっと咲くと信じて、辛抱強く見守っていける人こそ、子育ての上手な人です。子どもは待ってもらっている時間の中で「自律心」を育てます。自律とは、自分のことを自分で決める力です。親にあれこれ口を出されていると、ゆっくり考えることができなくなるのです。十分に熟した野菜がおいしいように、待ってもらうことで自律した大人に育つのです。

・日常の生活の中で、子どもがしてほしいことを十分にしてあげているかどうかを、一度見直してあげてください。抱っこしてほしいと言ったら、「ひとりで歩けるでしょう?」なんて言わずに抱っこしてあげているでしょうか。眠れないときには、「早く寝なさい」なんて言わずにゆっくり添い寝してあげているでしょうか。好きな食べ物を用意してあげたり、お風呂でたくさん水遊びをしてあげたり、読んでほしい絵本を読んであげているでしょうか。そういうことをゆっくり笑顔でしてあげる時間が増えれば増えるほど、親の前でもいい子になります。

・「幼い子にとって母子分離なんてものはありません。お母さんとの関係で十分な安全感(守られているという安心感)を得て初めて、その安全感を持ち歩くようにして、親から少しずつ離れていくのです」と。お母さんへの信頼や安心をしっかり実感できることで、外の人とのつながりがつくれるようになるのです。たとえば不登校の子が学校に行けるようになるのはどんなタイミングかというと、自分の親との関係がよくなり、家庭が本当の意味で居心地よくなったときなのです。外でいきいき活動できる子というのは、帰る家のある子です。子どもは、居心地が悪いから家を出ていくわけではなく、居心地のいい家庭で十分エネルギーをため込んだからこそ、自信をもって家を出ていけるのです。

・兄弟のモメごとには、親が口を出さないのがいちばんです。「どっちが悪い」と親が決めてしまうのは、兄弟関係をこじらせてしまうものです。何度ケンカしても、時間がたてば普通に遊び始めるのであれば、何も問題はありません。

・お子さんがつかみかかってきたとしても、たたき返してはいけません。絶対に親は子どもをたたいてはいけません。たたき返してくなることもあるでしょう。そういうときは、有無を言わさず抱きしめてしまうのがいいのです。たたくよりはるかにいい。どうぞ、この子に「私はあなたを愛しているのだ」ということが伝わるように表現してください。うんとかわいがってください。うんとやさしくしてください。暴れなくてもすむように。泣きわめかなくてもすむように。

・子どもが感情的になったり、乱暴になったりするのは「ママに特別に手をかしてほしい」というSOSサインです。抱っこして、話を聞いてあげて、好きな食べ物を用意してあげてください。できるだけわがままを聞き、甘やかしてください。1ヶ月、2ヶ月たったころには、不思議と落ち着いてくるものです。

・「何かができた」ということよりも、子どもが何も主張しないこと、何でもないような日常的なことをしっかりほめてあげることを意識してください。お手伝いをしてくれたとか、言われなくても脱いだ服を洗濯機に入れたとか、ご近所の人に挨拶できたとか、そういう小さな「やって当たり前」と思いがちなことを十分にほめてあげるのです。小さなことをほめるためには、子どもをちゃんと見てあげなくてはいけません。そうすれば子どもも「ママはぼくを見ててくれる」と実感できますから、「こっち見て行動」などしなくてよくなるのです。

・教室で座っていない、ちょっかいを出す、走り回る、しかられると暴れる・・・そんな男の子とご両親が訪ねてきました。「1週間でいいから、しからないであげてください」と言う私に、お父さんは「しかっても、しかっても、このありさまです。しからなかったらどうなると思うんですか!?」とおっしゃいました。それでも1週間後に再びやってきたお父さんは「血のにじむような努力」をして、しからなかったとおっしゃいました。「こんなにもしかりたい気持ちをがまんするのが大変だとは知りませんでした。私にも息子に似た”がまんできない特性”があるのかもしれません」と笑っていました。大したものだと感心しました。ご両親はその後、本当にしからずに育てていかれたそうです。先日、久しぶりにご連絡をくださったお母さんが、「おかげさまで○○大学の工学部に入りました」と教えてくださいました。誰でも知っている有名大学です。「息子さん、おできになるんですね」と申し上げたら「はい、よくできる子です」とうれしそうにおっしゃっていました。

・口数の多い育児は、よくないのです。具体的でないのもよくありません。「なんでこんなこともできないの。ちゃんとしなさい」なんて、どれだけ言っても伝わりません。「散らかさないで」と言うのではなく、「脱いだ服は全部もっていって洗濯機に入れようね」と言うのです。否定的ではなく、肯定的に。あいまいではなく具体的に。感情的ではなく、穏やかに。一度に言うのではなく、何度も繰り返すのです。この子に変わってもらうのではなく、周囲が変わるのです。

・4歳児はまだ人と上手につきあえるはずなどありません。「仲間に入りたいけど入れない」「きつい言葉で友達を仲間はずれにうる」というような経験を繰り返し、だいたい小学校を卒業するころにやっと、多少友だち関係がうまくなっているものなのです。ですから、親がどんなに大人目線の助言をしたとしても、うまくはいきません。子どもの人間関係に親が直接入り込むことも、避けたほうがいいと私は思います。お母さんにできることは、ご自身の「人との関わり方」を、日々見せてあげることです。子どもというのは、親の「言葉」ではなく「行動」から学びます。人付き合いというのは、その最たるものです。まずひとつは、親戚やご近所やママ友だちに、お母さんがどのように接しているかを見せることです。どんなふうに話しているか、笑顔を向けているか、その姿を見ながら、子どもは「人の輪に入るときの心理的な距離の縮め方」のようなものを学ぶのです。

・小学校には、いろいろな子どもがいます。乱暴な子、おとなしい子、運動が得意な子、勉強が得意な子、勉強嫌いな子・・・。さまざまな子と交われることこそが、小学生の特権であり、小学生のすばらしいところです。どの子にもいい面と悪い面があり、子供たちはそこから何かを学び、自分もまた教えるのです。子どもも時代の雑多な人間関係の中で、人は社会性を身につけるのだ、と。しかし、思春期以降になると違ってきます。「類は友を呼ぶ」といいますが、価値観、趣味、話が合う友だちとしか交わらなくなるのです。そのとき、友だち選びの基準になるのは「親の価値観」です。自分の両親のもつ文化や考え方を基準にして、子どもは友を選びます。それは絶対にそうなのです。このように人を見る目が養われるのは、児童期にさまざまな子供たちと触れあうからです。それが大人になったとき、価値観が合わない相手とでも交われる能力の基礎にもなります。ですから、どんな友だちもすべて大切です。「どの子と遊んではいけない」なんていうことは言わなくていいし、言ってはいけないのです。

・兄弟の有無にも関わらず、児童期の子どもは同世代の仲間とたくさんの関わりを持たなくてはなりません。高名な発達心理学者のエリック・エリクソンは、「児童期(前思春期)」の子どもの重要な発達課題は、友だちから学び、友だちに何かを教えることだ」と言っています。それが大人になったときの「社会的勤勉性」の土台になるというのです。「社会的勤勉性」とは、人と交わりながら、社会に価値を生むように自分の力を発揮できることをいいますが、その土台をつくるのが「児童期の友だちとの遊び」なのだとエリクソンは言っていますし、私も心からそう思います。友だちと遊べば遊ぶほど、人生をいきいきと歩む人になれるのです。

・いじめっ子はほぼ例外なく、親子関係になんらかのストレスを抱えています。親が虐待しているとまではいかなくても、親子の人間関係がうまくいっていない。だから学校という場でも健全な人間関係をつくれずにいるのです。

・もしも私の子どもがいじめられていたら、私なら我が子が転校したい(あるいは転校さsたほうがいいと親が思う)なら、転校させます。逃げる・逃げないではなく、子どもにとってよい環境を探すことはとても大事だからです。このまま学校に通わせるのであれば、必要に応じて学校を休ませつつ、学校の先生と話し合いをします。まず担任の先生に、「いじめっ子のAくんに十分に目をかけてあげてください」とお願いします。この子はこれまでにも、さんざんしかられています。親からは殴られてまでしかられているのです。この子にいま必要なのは、精神の安定です。善意や好意や愛情です。それを担任の先生に注いでもらえるようお願いします。たとえば彼に用事を頼み、「力持ちだから助かるよ」などと、ほめてあげる場面を多くつくってもらいます。

・幼児教育の現場では、友だちに乱暴する子がいたら、真っ先に乱暴した子を抱きしめてあげるというやり方が効果をあげています。そうすることで、園内の暴力が減っていくことが実証されているのです。

・週に一度でもいいので、家を開放して自由に友だち遊びのできる日をつくりましょう。ちょっとしたおやつと飲み物くらい用意して、あとは自由に遊ばせるのです。そのうち、ほかのおうちから「わが家へもどうぞ」と誘われるかもしれません。いろいろな子と交わっていく中で、子どもの社会性が磨かれますし、お母さんもその様子を身近に見ることができますね。

・下の子が生まれると、必然的にお母さんの愛情は二分されます。でも、上の子は「半分」とは思わないのです。8割くらい、あるいはほとんど全部、もっていかれたと思うものです。おかしなたとえですが、夫に愛人ができたとき、愛情の「半分」をもっていかれたと思う妻はいません。夫の愛が全部奪われたと感じます。このお子さんも同じなのではないでしょうか。「赤ちゃん返り」と「乱暴な行動」は、典型的な欲求不満のあわられです。では、どうすればいいのかというと、「なんでも上の子からしてあげよう」という気持ちで接することです。お風呂に入るのも、遊んであげるのも、上の子が先です。たったこれだけです。たとえば赤ちゃんがワーッと泣いたとしますね。多くのお母さんは「赤ちゃんが泣いたから待ってて」と上の子をおいて赤ちゃんのところに行きますね。でもそうではなう「お姉ちゃん、ちょっと手伝ってくれるかな」と上の子といっしょに様子を見に行くのです。何も役には立ちませんよ。でも上の子を姉として「立てて」あげるのです。もし上の子が「いやだ。ママ行かないで」と言うのであれば、赤ちゃんを多少泣かせてもいいんですよ。でも、お母さんに「立てて」もらえた子は、「赤ちゃんのところに行ってあげて」と言うでしょう。こうなれば最高です。お母さんは「さすがお姉ちゃんだね」とほめてあげられますし、上の子も自信をもつことができるでしょう。

・もしも「二人目は産まない」という選択をしたとしても、それはそれでいいとお思いますよ。「一人っ子には協調性がない」なんて、そんなことはありません。仲間との協調性は幼稚園や保育園で十分身につきますし、それ以前の時期は、お母さんとの間で協調性を育てることが何よりも大事なのです。お母さんとの間に深い信頼関係や依存関係がつくらなければ、何人兄弟がいようと、園での集団生活を楽しく過ごすことはできないということは確かです。協調性を育てるために親ができることは、子どもの言うことをしっかり聞いてあげることです。子どもがしてほしいことをできるだけしてあげて、しかるときは自尊心を傷つけないように根気強く伝えるのです。

・上の子がかわいいと思えないような行動をとるときそれは「私をかわいがって!」というSOSサインです。ママは私よりも妹や弟がかわいいのだと、そう思っていのです。我が子が喜ぶ言葉、我が子の大好きなものを知っているでしょう?それを十分あたえてください。すっとお兄ちゃんお姉ちゃんらしくなりますよ。

・子どもの精神科の仕事をしていると「厳しいからいい子に育つ」とはいえないことがよくわかります。問題行動があって精神科を訪れる子の多くが、親から厳しく育てられた子どもだからです。逆に、やさしくされすぎて問題行動が出た子を見たことはありません。私がしつけのキーワードとしてあげているのは、①穏やかに、②繰り返し言って聞かせて、③できるようになるまでゆっくり待ってあげる、という3つです。なかでも「できるようになるまで待つ」ことはとても重要です。「言えるまで5分待つ、10分待つ」というのではありませんよ。「5才にんったら言えるようになるかな」という姿勢で待つ、ということです。ゆっくりと、その子の心の内側で機が熟すのを待つことなのです。果物と同じですね。熟すまでじっと待つことでおいしい実が育つのです。

・見知らぬ世界に飛び立つための力は、安定した家庭の中で、親にしっかりと保護されることで身についていきます。子どもは、親への依存と反抗を繰り返しながら自立しますから、依存と反抗をしっかりと受け止めてくれる家族がいて、ある程度の期間をともに暮らさないことには、本来の意味での自立はできないのです。

・祖父母と孫が親しく過ごす時間は本当に短いものです。子どもも甘えなくなりますし、祖父母もそれを感じ取ります。けれど、あたたかい関係やかわいがってもらった記憶はちゃんと残るのです。祖父母は、親にできないことをしてくれる存在です。そして間違いなく、あなたのお子さんをかわいがってくれている人です。愛情を惜しげもなく与え、幸福を願っている人なのです。そんな人は、ほかにいません。もしもお姑さんと折り合いが悪いとしても、お子さんには祖父母の愛情に触れるチャンスをあげてください。せっかく近くに住む祖父母です。その愛情をもらわないのは、本当にもったいない話です。


良かった本まとめ(2014年下半期)

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レストラン櫻(東京ディズニーシー)で和食を楽しみました!

2015年01月07日 01時00分00秒 | 外食
東京ディズニーシーにあるレストラン櫻で和食を堪能しました!
いつかは行ってみたいと思っていたお店です。
プライオリティ・シーティングのお店なので、事前にネットで予約して行きたかったのですが、土日はすぐ満席となり予約できませんでした。
しかし、17時前だったので、日曜日にも関わらず10分ほど並んだだけで店内に入れたのはラッキーでした!

店内は、巨大な倉庫といったイメージで、かなり大きな空間が広がっていて驚きました!
和食のお店なので、和の空間が広がっていると思っていたのですが、全然違っていて驚きましたね。
お店の方に訊いてみると、アメリカの当時の魚市場のイメージとのことでした。
この異空間もなかなか良いですね^_^)


↑店内


↑店内

熱いお茶とメニューが運ばれ、そのメニューを見て注文します。
オリジナルちらし寿司が看板メニューのようですが、天麩羅盛り合わせ2,040円と本日の魚料理1,930円を注文しました。
本日の魚は鯛のあんかけでしたね。
周りを見ると、「季節のうどん」も人気のようでしたね。
なお、ちらし寿司とうどん以外の定食は、ご飯はお代わりができるとのことでした。


↑メニュー

 小学生の息子には、子供用のスチームボート・セット1,490円を注文します。
ドリンクは100%果汁のオレンジジュース・アップルジュース、牛乳から選べ、アップルジュースを注文しました。
子供用メニューの裏側は間違い探しや迷路などがあり、子どもが退屈しないようになっているのは素晴らしいと思いましたね^_^)


↑子ども用メニュー


↑子ども用メニューの裏側

そして、さっそくスチームボート・セットが運ばれます。


↑スチームボート・セットのアップルジュース


↑スチームボート・セット

スチームボート・セットはさすが、ミッキープレートに盛られて運ばれます。
これは子どもには嬉しいですね。
このセットはバラエティに富んでいるのは良いのですが、ちょっと量は少な目ですかね。
小学生高学年は通常メニューを注文したほうが良いかもしれません。
しかし、息子は美味しそうにこのスチームボート・セットを完食していました!

それから、天麩羅定食が運ばれます。
天麩羅は大きなエビの他にカニがあるのには驚きましたね。
アオサの赤出汁やレンコン、ネギトロも良いですね。


↑天麩羅定食

 そして、本日の魚定食が運ばれます。
あんかけの鯛やかぼちゃ、エリンギ、里芋が上品で想像以上に美味しいです!
アオサの赤出汁やレンコン、お漬物も美味しく、ついご飯をお代わりしてしまいましたね。
ご飯は小盛りだったので、2回お代わりしてしまいました^_^;)


↑本日の魚定食

東京ディズニーシーのレストラン櫻は、広大な異空間で上品な和食を堪能でき、とてもオススメです!

東京ディズニーランド&ディズニーシーのレストランやサービスなどオススメまとめ

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レストラン櫻創作料理 / 東京ディズニーシー・ステーション駅ベイサイド・ステーション駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8

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ダチョウ王国袖ヶ浦ファーム(千葉県袖ヶ浦市)はとてもオススメ!

2015年01月05日 01時00分00秒 | イベント・外出
 「るるぶ千葉房総」を読んでいると、ダチョウ王国袖ヶ浦ファームが面白そうなので、行ってみました!
ダチョウやそのほか野生動物と触れ合えるし、ダチョウ肉も食べることができるためです。

場所は千葉県袖ヶ浦市で、カーナビを使って行きました。
道路沿いには案内の看板が見当たらなかったので、カーナビを使うことをオススメしますね。


↑ダチョウ王国の建物

まず、無料の駐車場に車を停め、建物の中で入園料などの料金を支払います。


↑入園料等

入園料は大人900円で小人は600円です。
動物のエサ代としてバケツ1個700円で、2個1000円です。
バケツ1個だとすぐなくなってしまうとのことなので2個頼みます。


↑エサのバケツ

そして、ダチョウ肉のバーベキューができるとのことなので、その2人前のセット(ダチョウ肉・野菜・ライス)3000円と、ダチョウの卵1500円を注文します。
通常はダチョウの卵は4000円とのことで、この日はラッキー!?でした。
ダチョウの肉は、低脂肪・低カロリーのうえ、高タンパク・鉄分豊富とのことで素晴らしいようです。
園内を楽しんだあと、すぐ食べられるように準備して頂けるとのことでした。


↑ダチョウ肉等成分表

それから園内を楽しみますが、とにかく広い!
一番近くのアルパカまでもかなり距離がありましたね。


↑アルパカが遠くに見える

また冬で少し暖かかったので、霜柱が溶けてぬかるんだ土の上を歩きます。
なお、後で靴を洗って、靴裏を消毒もできるので安心です。

まず、アルパカのところへ行きます。
5匹いるようで、なかなか可愛いです。


↑アルパカの案内

なんと、柵の中に入ることができ、エサを与えたり触れ合うこともできます。
さっそくエサが欲しくてすり寄って来て、ニンジンやキャベツを差し出すと、ムシャムシャ喜んで食べていましたね。
エサを与えている時は触ることができますが、基本的には避けていましたね^_^;)
しかし、軽く頭突きをしてきて遊んだりして、とても楽しかったです。
蹴られそうにもなって家族は大喜びでした。
動物との触れ合いは面白いものですね。
なお、アルパカは我慢できなくなるとツバを吐くようですが、そこまではされなかったので、アルパカも楽しんでいたのだと思います^_^)
このアルパカとの触れ合いが一番面白かったですね。


↑アルパカ

それから、次の柵はヤギでした。
子ヤギが「メェー」と啼いていて可愛かったですね。


↑ヤギ

ヤギもすり寄って来てエサを嬉しそうに食べます。
角があるオス?が角と角を合わせて「ゴツッ」と音を出してケンカを始めたのには驚きました。
この野生の生態を見るのも興味深かったですね。
面白いです。

それからポニーも可愛いですね。
毛並みが美しい!


↑ポニー

それから、ダチョウもエサを求めてすり寄って来ました!


↑ダチョウ

エサを差し出しますが、素早く口ばしで突付いて来るので、下手をすると指をかじられて痛いです^_^;)
かんり素早いです!
かじられるとは言ってもケガをすることはありませんが、スリルがあって面白いです。
黒いダチョウがオスとのことで、オスは美しく雌を複数引き連れていて、威風堂々としていましたね。
グレーのダチョウがメスとのことでした。
また、走るダチョウもなかなかカッコ良く感動しました!
なかなかダチョウは面白いです。

それから、ウサギもたくさんいて、レタスなどを美味しく食べていました。
なかなか可愛いです。
しかし、ウサギは素早く逃げて、触ることができなくて残念でしたね。


↑ウサギ


それから一番可愛かったのはヒヨコたちでしたね。
ニワトリのヒヨコたちですが、「ピーピー」啼いてエサを求めていました。
触ることもできて、お腹のほうが温かかったですね。
このヒヨコたちはなかなか可愛いです。


↑ヒヨコたち


↑ヒヨコを掌に載せる

それからモルモットもいて可愛かったです。
毛並みが良かったですね。


↑モルモット

そしてクジャクが美しい!
羽根は広げてくれませんでしたが、改めてクジャクは美しいと思いましたね。
そのほか七面鳥やニワトリもいました。


↑クジャク

それからミニブタもいました^_^)
なかなか可愛いです。


↑ミニブタ

それから、バーベキューハウスに戻っていよいよバーベキューです。
ダチョウ肉はさすが脂が全然ありませんでしたね。
レバーも食べることができました。
お味は確かに癖がなく美味しく頂けますが、食べたことがない味ですね。
やはり肉は脂があった方が美味しいかと思いましたね^_^;)


↑ダチョウ肉など

そしてダチョウの卵を触りますが、かなり大きく重く、表面には艶があります。
殻はかなり堅く陶器のようでしたね。
大人が踏んでも割れないとのことで、毛布の上にダチョウの卵を置き、踏むことができました^_^;)
全然割れません。
こんなに堅いとは想像以上でしたね。


↑ダチョウの卵

手でダチョウの卵を割ることはできないので、金づちを使って割ります。
直径5cmほどの円状に、金づちの尖っている方を使って割っていき、殻を取り外します。
中に薄い膜があるので、それを手で破ります。


↑ダチョウの卵の膜

そうすると、大きな黄身が見えました。


↑ダチョウの卵の黄身

ホットプレートの上に、ダチョウの白身を落とし、そして続けて黄身も落ちてきました。
黄身は弾力があり、かなり細くなりますが割れることはありませんでした。
それにしても巨大な目玉焼きです!


↑ホットプレートの上に白身などを流す


↑ホットプレートの上に黄身も落とす


↑巨大な目玉焼き

白身がプツプツ泡だってきたら、黄身を割ってかき混ぜてくださいとのことなのでそうします。
白身はそのまま熱するとゴムのように固くなってしまうためです。


↑卵をかき混ぜる

スクランブルエッグのようにして、醤油を付けて食べてみます。
お味は、ニワトリの卵と同じですね^_^)
なかなかイケマス!
しかしながら、3人で食べてもあまりの量のため全部は食べきれることはできませんでしたね^_^;)
かなりの量です!
苦しみながらも8割ほどは何とか何とか食べました!
いつかはダチョウの卵を食べたいと思っていたので、夢が叶えて大満足です。
これが1500円はお得だと思います!
なお、ダチョウの卵の殻は持って帰ることができたのは嬉しかったですね。

ダチョウ王国は、ダチョウやアルパカだけでなく色んな可愛い動物と楽しく触れ合うことができ、また脂肪・低カロリー・高タンパク・鉄分豊富なダチョウ肉と、巨大なダチョウ卵を美味しく頂け、とてもオススメです!

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「ツカむ!話術(パトリック・ハーラン)」という本はとてもオススメ!

2015年01月02日 01時00分00秒 | 
「ツカむ!話術」の購入はコチラ

「ツカむ!話術」という本は、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックン(アメリカ人の方)が著者です。

 実はパックンは池上彰さんからの紹介で、東京工業大学で非常勤講師として「コミュニケーションと国際関係」を2012年12月から教えることとなり、それがきっかけで本書を出版することとなったようです。

 本書ではハーバード卒業まで培ったコミュニケーション技法と日本で得てきたものをまとめたもので、エトス・パトス・ロゴスなどの理論編や、スピーチ・プレゼン・ディスカッション・交渉・ディベートなどテクニックの実践編、巧みな話術に騙されないための思考法、そして最後にこれら話術を使ったパックンの自己紹介が具体的にあり、とても分かりやすく楽しめる内容となっています。

 「ツカむ!話術」という本は、話術を高めるポイントについて分かりやすく説明があり、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・東工大生に向けた授業で毎回連呼して、学生の皆さんに復唱させていた「この授業のモットー」が「自覚!自信!自己主張!」。
自覚:自分の立場、知識、目的、強み、弱みなどを把握した上で話そう

自信:自分には発言する資格があるだけではなく、相手が聞いて得するぐらい価値のある話ができるんだと信じよう!
自己主張:自分ならではの視点や考え方に誇りを持ち、自分の言いたいことをはっきり伝えよう!

・まずは話すときの姿勢。姿勢は話術の大切な一つの要素です。背筋を伸ばし、足を肩幅に開き、両腕は肘を軽く曲げて、ズボンの縫い目に親指が来るようにして立ちます(女性の場合はややスタンスを狭めに)。この姿勢だと聴いている人から落ち着いているように見えるんです。僕はこの姿勢を西部劇の中に登場する、銃で戦う人にちなんで「ガンファイターポーズ」と呼んでいます。そして話す時には、相手の目を見ること。大勢の前でしゃべる場合は、左右、上下に目を配ることで、皆がコミュニケーション対策であるということを示します。声の使い方も大事です。基本的には、ちょっと大きめな声で話しましょう。最初が小さめでどんどん大きくしていくのもいい手です。自信と勢いが増していくように聞こえますよ。それから声のメリハリ。飽きられないように、単調にならないように心がけましょう。例えば、強調したい箇所は大きな声で、「あなたにだけ特別に」という箇所は声を小さくしたり、また丁寧に説明したい所ではゆっくり話したり、畳みかけたい時は、勢いよく話したりする。これだけでも、やるのとやらないのでは話の印象が大きく違います。

・相手の話を聞くポイントは3つ。まずは相手の話をどう聞くか。人の話に相づちをうって、話を促して、うまく話を引き出せる人が相手だと、ついつい自分の話をしちゃいますよね。そして話した後には楽しかったという印象が残って、また話したいなと思う。まさに話し上手は聞き上手。そんな聞き手を意識することが一つ。二つ目は、相手の話の何を聞くか。相手の話をよく聞いて、相手が使っている感情表現や何度も出てくる言葉をチェックして、相手の価値観を理解することが大事です。そうすることで、相手が何を優先していて何を求めているのかが把握できます。三つ目は聞く姿勢。ゆったりとくつろいで、リラックスした雰囲気を出したり、少し前のめりで、相手の目をずっと見ることで熱い興味を示したりと、聞く姿勢もいろいろあります。

・日本の方の話で特に欠けていることが多いと思うのが、ディテールとストーリー展開。ディテールは具体的かつ細かい描写。「男が缶を置いた」より、「中年の長身の男が、ヘルシアコーヒーを美味しそうに飲み干してから、空き缶を社長の机の上に置いた」のように状況を細かく描写したほうが、面白さも信憑性も増します。データもディテールの一つとして有効に使えるもの。「多くの人が寒い中で待っていた」と言うより、「300mを超える行列で数千人が二日前からマイナス5度の寒さの中で待っていた」と言ったほうが情景がクッキリ見えますよね。次はストーリー性、つまり物語の要素。話全体にも、細かいところにもエピソードを盛り込んだり、起承転結の流れをつけたりするよう注意します。同じ情報でも、要点だけではなく、その前後に展開があると聞きやすいし、印象に残りやすいんです。例えば「私は映画「アルマゲドン」が好きです」と言われても「ふ~ん」で終わりますが、「「アルマゲドン」って観たことないけど、大好き!」と言われたら「えっ、観てないのになんで?」と聞きたくなりません?ツカみが利いています。その後に「数年前に、当時の彼氏と「アルマゲドン」を観ようとして、有楽町の映画館に着いたらその日は満席で観れなかったんだ。「じゃあ、どうしよう?」と話してた時、目の前に宝くじ売り場があって、映画のチケット代で適当に買ってみたら・・・100万円が当たったの!」と続けたら、たいていの人は引き込まれるでしょう。流れがあって、ディテールもある。その状況が目に浮かびます。聞き手は「で、その彼とはどうなったの?」と聞きたくなっていること間違いなし。「まあ、その彼氏とは別れちゃった。一緒に買った宝くじは当たりでも、男としてははずれだったんだよね・・・」といったオチもつけられますね。

・この本の最終目的は、人の心をツカんで、相手を動かす側に立つこと。すなわち意見を通したり、人を説得できるようになることが目的です。ただただ自分の主張を押しつけるのでは、相手の心はツカめません。相手の価値観や考え方を知った上で、”相手が望むような形で説得できる”ような話術を身につけることが大事なんです。一言でいえば、目指すのは3Kです。「気持ち・考え・行動」。話術をちゃんと活かせば、相手の気持ちや考えを変え、行動するように説得できます。そして最後のKである「行動」が話術の最終的な目標です。人を説得するときは、相手にとってほしい行動がありますよね。その目的を果たすためには段階を踏む必要があります。そのために知っておくべきなのが、気持ちと考えを変えるための話術。これができたら、高確率で相手の行動を変えることもできるようになります!

・エトスとは人格的なものに働きかける説得要素。話している人を信用しようという気にさせるような表現を指します。人格が優れている、品格がある、人柄がよい、センスが良い、面白そう、価値観が自分と一緒などの、その人自身の信頼性・信憑性などがエトス度を上げます。
パトスは、感情に働きかける説得要素。怒り、喜び、愛国心など、聞いている人に特定の感情を抱かせるような表現が、説得する上で大きな役割を果たします。
ロゴスは、頭脳に働きかける説得要素。その人の言うことを頭で考えて理解し、納得するというようなものです。だから論理性がある、理論的であるといったことでロゴスが高まります。一般にロゴスは論理による弁論という意味で使われます。でも僕は一見論理的に聞こえるけれど実際は論理に飛躍があるもの、それっぽく感じるというものも含め「言葉の力による説得要素」という意味でロゴスという言葉を使っています。
この三要素はアリストテレスの「弁論術」の中に書かれています。

・エトス度を上げるキーワードは、実績・経験・地位・正直・真摯・誠実・相手のことを思っている・親しみやすい・同じ価値観を共有している

・エトスを考える3つのポイントは、
(1)あなたは相手から見て、同じような価値観や目的を持った信頼できる常識人?
(2)あなたは問題の解決策を知っていそうな人?
(3)あなたは自分の利益ばかり考えないで、相手のことを考えて話している人?
これらに対して相手が全部イエスと思うようなら、相手からみたエトス度は100点!

・パトスを上げるキーワードは、同情・愛国心・怒り・憧れ・ストーリー・笑い・愛・恐怖・罪悪感。パトスアピールができていれば、相手が深く考える前に、こちらの話を鵜呑みにさせて動かしやすくなる場合があります。扇動者が愛国心や他国民、他民族に対する怒りや恐怖をあおって戦争や迫害を呼び起こす。高級ブランドがセレブ生活への憧れをあおってカバンや時計を売り込む。チャリティー団体が恵まれない子どもや災害に遭った人々に対する同情を誘って募金活動をする。お母さんが罪悪感を持たせて、子どもにご飯を残さずに食べさせる。パトスを使って人を動かしている例は数え切れないほどあります。

・相手に共感する、共鳴するということは、コミュニケーションにおいて非常に重要な要素です。自分の変化に気づいてもらってうれしいという気持ちも、自分にもできそうだと親近感を抱くのも、あるいは、自分もあんなふうになれたらなぁ、なりたいなぁと憧れるのも、そこにあるのは相手への共感、共鳴です。

・ロゴスのテクニックとしては、比較・比喩・例示・喩え話・対句・列挙・反復・呼びかけ・三段論法(大前提、小前提、結論の3つからなる推論規則)。ロゴスはまさに話術。枕詞を使ったり、時々体言止めを使ったりといった修辞法を用いることや、情景豊かな表現をすることによる巧みなストーリー展開も、ロゴスを高めることにつながります。ユーモアやジョーク、軽快な言葉遊び、言葉にリズムを持たせたり、韻を踏んだりと心地よさを出すこと、また日本なら5・7・5のリズムも、ロゴスにあたります。どうやって自分の話の内容をもっと相手に聞いてもらいやすく、伝わりやすくするか。どうやったらもっと面白くできるか。もっとインパクトを与えることができるか。それを、言葉の効果的な使い方という視点から考えるのがロゴスなんですね。上手にロゴスが使えると、それがエトスやパトスにも働きかけるわけです。例えば、巧みな言葉づかい、それ自体はロゴスのテクニックですが、それで笑いをとったら、面白い人に見えてエトス度が上がり、また喜びという感情を引き起こすパトス効果も生まれます。

・何かを表現する時に「3」という数字を意識するのは、皆さんもよくやっていることだと思います。そもそもアリストテレスなども使っていた伝統的な手法です。なぜかはよくわかりませんが、”3”というのは本当に不思議なほど便利なもの。話を聞いている側には気持ちいいリズムであり、頭の中で内容が整理しやすくなって、記憶にも残りやすい。3つのものを列挙する。3連発で並べて言うのも、簡潔で、リズムがよくてインパクトが残りやすい表現です。「うまい、やすい、はやい」牛丼の吉野家のキャッチフレーズです。出てくるのが早くて、値段が安くて、おいしければ文句なし。

・論理的に考えるのは悪いことではありませんが、論理よりも優れた言葉の力も忘れないように。主なテクニックとしては次のようなものがあります。
 ・簡潔な言葉で言い切る
 ・3の法則を使う
 ・韻を踏む。対比する。5・7・5調などでリズムを作り出す
 ・常識、固定観念をひっくり返す
 ・関心を惹きつけるために質問などの「呼びかけ」をする
 ・強調したり、記憶に残りやすくするために「反復」する
 ・大事なところを際立たせるために「比較」をする
 ・より具体的に示すために「例示」する
 ・理解を深めるために、別のものごとに置き換える「比喩」を使う
 ・複数のものを並べて対象化できるよう「列挙」する

・国家的な規模のコモンプレイスというのも、国によって大きく違います。僕も日本在住期間が20年を超えて、アメリカと日本、双方のコモンプレイスの違いがよくわかるようになりました。
 ・安全性
 ・元気
 ・マナー
これらは日本国民のほぼ全員が持っているコモンプレイスです。「安全性」。何ごとも安全第一、日本では「安全」であること、「安心」できることは非常に重要なこと、一日に何回も聞く言葉です。しかし、アメリカでは、安全・安心・セーフティとかセキュリティというのはそれほどみんなの共通認識として上位にランクインしません。アメリカでは安全であることよりも、「自由」であること、「自立性」が保たれていることが重視されます。

・スピーチで自信を持つためにも話す内容のプランをしっかり考えておきましょう。以下のチェックリストはエトス・パトス・ロゴスを活かせているのか確認できるものとなっています。
 ・ツカみにインパクトはありますか(ロゴス、エトス)
 ・テーマについて話す「資格」があると感じてもらえるようなあなたの経歴は盛り込めていますか(エトス)
 ・聞き手に合わせた内容になっていますか(エトス、ロゴス)
 ・問題を取り上げる焦点や角度が有利なフレーミングになっていますか(ロゴス)
 ・ストーリー展開ができていますか(パトス、ロゴス)
 ・メリハリの利いたディテール描写はできていますか(ロゴス)
 ・愛国心・怒り・恐怖・憧れなど、目指している行動に合わせた感情を引き立てていますか(パトス)
 ・そこに集まっている人の共通認識が反映されるコモンプレイスを使っていますか(エトス、ロゴス)
 ・(自虐ネタなど)笑いの要素はちりばめられていますか(エトス、パトス、ロゴス)
 ・聞いてよかったと思えるような知識やデータが盛り込まれていますか(ロゴス、エトス)
 ・あなた自身の体験が入っていますか(エトス)
 ・対比、例示、比喩などで分かりやすい説明ができていますか(ロゴス)
 ・頭に残るキャッチャーなフレーズは入っていますか(ロゴス)
 ・3連発や75調のリズムのいい表現を要所要所に使っていますか(ロゴス)
 ・聞き手の敬意や憧れをかきたてる内容ですか(パトス)
 ・ピリッと引き締まった締めになっていますか(ロゴス)
 ・質問したりして聴衆とからむ(エトス)
 ・聞き手の人たちをほめる(エトス)
 ・自分の前後に話をする、他の話し手をほめる(エトス)
 ・予期される質問や反論についての見解を用意しておいてツッコまれる前に言う(エトス、ロゴス)

・エトス・パトス・ロゴスの3大要素の持つ説得力は対等なものではありません。有効さでランクをつければ、エトス>パトス>ロゴスです。相手をいい負かそうということばかり考えている人は、ロジックに走ろうとします。「僕は正しいことを言ってるんだ」という意識があると、傲慢になります。それではエトス、パトスを下げてしまいます。

・スピーチなどでエトス度を上げるには、そのためにきちんとした下原稿をつくっておくこと。ストーリーを準備しておくことはとても大切です。でもその上で、話している中でエトス度を上げるためには、機転を利かせることが重要です。あらかじめ用意したことだけ話すよりも、その場の状況に合わせて臨機応変に話題を変えたり脱線できる人のほうが、話し合っていてもただ聞いているだけでも楽しい。


面白かった本まとめ(2014年上半期)

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