いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

香港公園内の楽茶軒(香港)という茶館での飲茶はとてもオススメ!

2018年02月28日 01時00分00秒 | 外食
 香港に10年以上在住していた知人が勧めるし、愛用している「タビトモ香港」というガイドブックにも掲載されているので、香港公園内の楽茶軒という茶館へ行ってみました♪

 楽茶軒の場所は金鐘駅C1出口からエスカレーターを使って徒歩約5分の所で香港公園内にあります♪

香港公園は、緑あふれ、池もとても綺麗な公園でしたね♪


↑緑あふれる香港公園


↑香港公園の池

その楽茶軒は地図を見ると右上の方にある「羅桂祥茶藝館」にあります。
楽茶軒とは書いていないので、注意が必要です。


↑香港公園内の地図

ちなみに「羅桂祥茶藝館」の北側には入館無料の茶具文物館があり、茶具の歴史やお茶の淹れ方などを学べ、充実した展示でオススメですね。


↑茶具文物館

そして「羅桂祥茶藝館」の中の「楽茶軒」に入ります♪


↑羅桂祥茶藝館の建物


↑羅桂祥茶藝館の入口


↑楽茶軒の看板

その楽茶軒の店内が美しく輝いていて驚きました♪
床がかなり綺麗に磨かれていて、光が反射しています♪
調度品も素晴らしくかなり素敵な空間です♪


↑楽茶軒の中

そして奥の席に案内され座りますが、店内はかなり綺麗で上質で素晴らしい♪


↑店内

お客は珍しく西洋人が多いのには驚きましたね♪
右隣は西洋人の若いカップルで、左側は5人ほどの西洋人で旧交を温めているという感じでした♪
エスタブリッシュな感じがしましたが、ここは実は1978年までは英軍総司令邸だったようです♪
そのためイギリス人客が多いのかもしれません。

そして、メニューを見て、せっかく茶館に来ましたし、普段飲まないお茶を飲んでみたいと思い、緑茶やウーロン茶、紅茶以外を選んでみることにしました♪


↑お茶のメニュー


↑お茶のメニュー


↑お茶のメニュー

 かなり悩んだ末に選んだのは武夷岩茶(青茶)の中でオーガニック古い木の水仙(58香港ドル=約810円)です♪

そして食べ物は香港ではおなじみの、紙のメニューに食べたいものにペンでチェックしてお店の方に渡す方式で、これも悩んだ末に本日のスープ(くるみとレンコン)(20香港ドル)とエビの点心(48香港ドル)、野菜の春巻(38香港ドル)を注文しました♪
ここのお店の点心は精進式で、肉を使わずベジタリアン点心のようです♪


↑食べ物メニュー


↑食べ物メニュー

まずお茶が運ばれますが、既にカップに注がれていました♪
また残ったお茶も既に他の器に入れられていましたね♪
急須を開けてみると、既に使用された熱いお湯で広がったお茶の葉がたくさん入っていました^_^;)


↑武夷岩茶

さすが、この飲み方だとお茶が濃くなることがなくて素晴らしいですね♪
香港ではプーアル茶などが食事の際に準備されますが、いつも食事の後半は急須に入ったお茶がかなり濃くなっていてイマイチだと思っていました^_^;)

その武夷岩茶をゆっくり味わって飲んでみますが、さすが癖がなく透明感と上質さを感じ美味しいです♪
さすが茶館のお茶ですね!
素晴らしい♪

そしてスープが運ばれますが、クルミが浮き、底にはかなり大振りなレンコンが転がっていました^_^;)
これは色合いといい、実際のお味といい私にとってはイマイチでした^_^;)
残念!


↑クルミとレンコンのスープ

そして野菜春巻が運ばれますが、これは日本と同じ感じで、アツアツサクサクで美味しい♪
脂ぎっていないのが素晴らしい!


↑春巻

 そしてエビの点心が2個運ばれますが、これはさすがのお味でアツアツで柔らかくて上質さを感じ美味しかった♪
あぁ香港に来たという感じですね♪


↑エビの点心

それからこのお店は茶館なのでお茶関連の茶器やお茶の葉もたくさん売っていましたね♪


↑お土産コーナー

折角なので、お土産に25香港ドルのお茶を4つ買い、後で飲むのが非常に楽しみです♪

香港公園内の楽茶軒は、茶館なので上質なお茶を点心等と一緒に、しかも美しい店内で楽しめ、とてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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足藝舎(香港)での足つぼマッサージはとてもオススメ!

2018年02月27日 01時00分00秒 | イベント・外出
 香港へ旅行した際にはぜひ足ツボマッサージに行きたい思い、愛用している「タビトモ香港」という旅行ガイドブックに日本人リピーターも多い人気のマッサージサロンと書かれていた足藝舎へ行ってきました♪

 ネットでの評価も高かったためです♪
ネットで調べてみると旅行ガイドブックに掲載されているお店でも、ひどいサービスの所があるようなので注意が必要です♪

足藝舎は実際にかなり良く、二日連続で行ってしまいました^_^)

 場所は、尖沙咀駅A1出口やC1出口から徒歩約3分の所にあります♪
お店が近くに2つあるので注意が必要ですが、私が行ったのは漢口通り沿いにあるお店で、目立つ看板はありますし、糖朝というスイーツで有名なお店が同じ漢口通り沿いの反対側にあり近くなので、そのお店を目安に行くのも良いかと思います♪
尖沙咀駅から北側にある九龍公園の手前となります♪


↑漢口通り沿いのお店の看板


↑糖朝の看板

ちなみにもう一つのお店は、その九龍公園との境目の海防道沿いのビルの8Fにあります♪


↑店の地図

 漢口通り沿いにあるお店は、その看板の所からビルの中に入って薄暗い通路を歩くと、奥に守衛がいるので、そこの前のエレベーターを使って3Fに行けば良いです♪


↑3Fエレベーターを出た所


↑3F漢口店の入口

 店中に入ると結構客が入っていました♪
少し暗めですが清潔感はあります♪
すぐに日本語メニューを頼みますが、そもそもメニューは中国語だけでなく英語、日本語、韓国語で表記されていて、ほとんどの客に対応できるようです♪
そのメニューはもらえました♪


↑足藝舎のメニュー


↑パッケージや地図等

 あらかじめメニューは調べておいたので、速攻でLikeコースの40分足つぼ・フットバス+10分肩・首の合計50分のコース199香港ドルを頼みます。
1香港ドルは約14円なので、約2800円ですね♪
まあ最近の日本の安いお店とは変わらない値段です♪

そのほかこのLikeコースには75分299ドル、100分398ドル、125分498ドルがあります♪
25分追加で約100ドル追加ということですね♪

足ツボ40分+フットバス5分の45分で159ドルというのもあり、これはお得もしれません♪
ただ、足ツボだけでなく肩や首もお願いすると、かなり目も楽になると思います♪

 足ツボが苦手な方には肩・首・頭部マッサージだけ40分189ドルというのもあるので、それを利用すれば良いかと思います♪

 またHitコースは中国伝統式ボディマッサージで、Hotコースはアロマセラピーリンパマッサージでした♪

その他にいくつか組み合わせたパッケージもありましたね♪

料金は後払いとのことで、すぐに足ツボの席へ行きます♪
足ツボの席がずらりと並んでいて、奥の小部屋がボディマッサージ用でした♪

 ズボンを脱ごうとすると奥の小部屋を案内され、そこで替えのショートパンツへ履き換えます♪
このショートパンツは別料金は不要です♪

 そして席に戻ると女性(おばさん)が足湯を用意してくれていました。
そこでソファに座ろうとすると、そこではなく足置きに反対方向に向かって座れとのことで、そこに座ると肩もみが始まりました♪
その間に足をちょっと熱めのお湯に漬けます♪
あぁぁ足が温かくて気持ちいい♪

 おばさんの肩もみはさすが巧く、肩胛骨左右外側のピアノ弾きのツボも押してくれ、なかなか気持ちいいです♪
的確にいろんなツボを押してくるところがさすがプロですね♪
素晴らしいです♪
おばさんはがっちりとした体格で、肩や腕はかなり筋肉がありそうです^_^;)

そして10分経ち、本来のソファに座り直し、お湯から足を上げ、足を拭いてくれて足つぼマッサージが始ります♪

これがかなり気持ちいい♪
足裏全体をそれぞれ押すだけでなく、5本の足指それぞれも強めにつまみ、そして足の表側もリンパ?に沿ってマッサージしてくれ、歩き疲れた足に効いていきます♪

 ときおりかなり痛く感じ「あぁぁ」と悲鳴を上げますが、おばさんは喜々として「いたきもちいい?」と日本語で訊いてくれます^_^;)
そんな日本語を知ってるんだ!
最初は韓国?と訊ねられますが日本と答えたので日本語で話しかけてきたのでしょう。

そしてツボをどんどん刺激されます♪
「あぁぁぁイタキモチイイィィ!!」
身体がのけぞります^_^;)
ますますおばさんは嬉しそうです♪
サドですね^_^;)

しかしながら、周りの客は淡々と静かにマッサージを受けていて、よくぞ平気だなぁと感心してしまいます♪
しかもスマホを操作していて楽勝なようです^_^;)
本当に気持ちいいんでしょうか?
それとも私の身体がこりすぎているのでしょうか・・・。

 前の席の3人は韓国人のようで、若手実業家30代前半という感じで颯爽としていて、スマホを見ながら無表情でマッサージを受けていました♪
しかしマッサージが終わると、颯爽とチップを渡していたのはさすがでしたね♪
 事前にネットで香港マッサージについて調べていましたが、日本人は欧米人と違ってチップの習慣がないので、マッサージ師は日本人を嫌がるとは書いてありました♪
なるほど!
元々香港は1997年までイギリス領でしたからね。

そのため、後でチップをそこそこそのおばさんに上げると相当嬉しそうでしたね♪
いやでも本当にあなたのマッサージは素晴らしかったです♪

足ツボマッサージはまず左足から始めたのですが、足裏や足表が終わると、膝を少し曲げてふくらはぎも十分マッサージしてくれます♪
このふくらはぎもかなり気持ちいぃ~♪
この旅行中は相当歩きましたからね♪
あのピーク(山頂)から下山しましたし^_^;)

そしてひざもマッサージしてくれます♪
最後にまた足裏をマッサージしてくれましたね♪
これは嬉しい♪
ネットの情報によると、このお店の社長はマッサージ師がそれぞれきちんとマッサージしているか定期的にマッサージを受けて指導しているようです♪
それは本人がマッサージを受けたいだけだろというツッコミもあるようですが、そのような指導は大切だと思います♪

 この足藝舎の足ツボマッサージは、かなり丁寧に足の指周りから、足の裏と甲、ひざを曲げてふくらはぎやひざも丹念にもんでくれ、しかもリンパに沿ってやってくれているようで、とても至極の時間でした!

とてもオススメなお店です!

 マッサージが終わると、また奥の小部屋に行って元の服装に着替え、そして入口の受付に戻って199ドルをクレジットカードで支払えました♪

 翌日も夜にまた同じコースを頼みますが、今度は少し若い女性の方が担当で、前日ほど力は強くなく、前日ほど声を上げるほど気持ちよくはありませんでしたが、十分気持ち良かったです♪
前日にこのお店に来たばかりだったせいかもしれません。
前日のおばさんが巧すぎたのかもしれません。

 その前日担当してくれたおばさんが途中通りがかり、自分のことは覚えてくれていたようで、笑顔でハローと挨拶してくれたのは嬉しかったですね♪
思わず好きになってしまいそうです^_^;)
やはり常連は良いかもしれませんね♪

それにしても足裏やふくらはぎがマッサージの後はかなり気持ちよくなり、帰りの歩きがとても楽になりました♪

改めて足藝舎の足ツボマッサージはとてもオススメです♪

お勧めなお話(2017年下半期)

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スター・フェリーとシンフォニー・オブ・ライツ(香港)はとてもオススメ!

2018年02月26日 01時00分00秒 | イベント・外出
 海外旅行で愛用している「タビトモ香港」にも掲載され、香港に行ったらぜひ乗ってみたいと思っていた香港島と九龍の間のヴィクトリア・ハーバーを結ぶスター・フェリーに乗ってみました♪

 スター・フェリーは1888年に就航開始し、上半分が白色で、下半分が緑色の船です♪
 その名の通り星(★)が煙突部分や座席、制服などにデザインされ、また各フェリーの名前にもたとえば「夜星(ナイト」」スター)」「金星(ゴールデンスター)」等と「スター(星)」が必ず付くのでスター・フェリーと呼ばれるようです♪

 今や、世界中から訪れる観光客の足として親しまれ2016年で年間約2000万人も乗るとはすごいと思います♪
(ただ、年々乗船者数は減っているようです^_^;))

 このスター・フェリーは航路は以下の二つがあり、運行時間と運行間隔、運賃は以下の通りです♪

現在香港ドルは1ドル=約14円なので3.7ドルでも日本円で50円ほどとかなりリーズナブルです!

しかもオクトパスカードが使えるので現金不要で便利ですね♪

(1)中環~尖沙咀 6:30~23:30 6~12分に1本運行
          上層:2.7ドル(平日) 3.7ドル(土日)
          下層:2.2ドル(平日) 3.1ドル(土日)

(2)湾仔~尖沙咀 7:20~22:50 8~20分に1本運行
          2.7ドル(平日) 3.7ドル(土日)

 今回は(1)の中環から乗ったのですが、乗り場は香港の空港からエアポート・エクスプレスに乗って24分で到着する終点の香港駅から屋根付きの通路を通って徒歩で東北方向の海方向に約10分ほどと便利です♪


↑乗り場

 今では地下鉄のMTRが香港島と九龍の間に4本も通ったり、車用の海底トンネルもあるので、交通としての役割はほとんどないと思いますが、約9分間の航路で、香港の景色や、さわやかな風を楽しめ、プチクルーズを堪能でき素晴らしいと思います♪

 せっかく乗るなら上層が良いと思い、上の階へ行きます♪


↑上の階への案内


↑上層への案内

空港で買ったエアポート・エクスプレス・トラベル・パスはMTR乗り放題のうえオクトパス・カードの機能があるので、それを利用して乗船しようとしたのですが、チャージされていなかったので、受付でジャージをお願いすると、一つ下の階にあるセブンイレブンでチャージしろとのことなので、セブンイレブンでチャージします♪

 セブンイレブンでは店員に現金の100ドル札を渡してチャージをお願いすると、金額を問われるので100ドルと答えます♪
 すると目の前の機械にオクトパスカードを置けというので置くと瞬時にチャージが完了しました♪
簡単です!

 そして上の階の乗り場に戻って、改札で日本のスイカやパスモのようにかざすと乗り場へ行くことができました♪
オクトパスカードは便利です♪


↑出発直前のフェリー

さっそくフェリーに乗ると、すぐに出発しました♪


↑船から見た乗り場通路

上層の船内は屋根があり、前の方はガラスの窓があります♪
中央部分には窓ガラスがないので写真撮影に良いと思い、そこの席に座ります♪


↑前の方の船内

船内にはたくさんの救命着もありましたね♪
ちょっと安心です♪


↑船内(救命着も)

 少しずつ香港島を離れ、先ほど乗った観覧車も夕方になりライトアップされて綺麗になっていました♪


↑香港島方面の観覧車

次第に香港島を離れて行き、湾仔の高いセントラルプラザというビルが目立ちます♪


↑湾仔方面

次第に香港島方面の夜景がきれいに見えてきました♪


↑香港島方面


↑香港島の湾仔方面

途中、もう一隻のスターフェリーがすれ違いました♪
何だかいい感じです♪


↑スターフェリー

 無事尖沙咀へ到着して、わずか9分程の船旅を堪能できました♪
スター・フェリーはリーズナブルだし、海風にも当たれ、とてもオススメですね♪

 なお、20時からはギネス認定の光のショーのシンフォニー・オブ・ライツが毎日開催され、フェリーが到着した辺りで楽しめました♪
あいにくの曇り空でしたが、香港島の各ビルからレーザー光線が発射され綺麗でしたね♪

13分間のショーとのことでした♪


↑シンフォニー・オブ・ライツ


↑シンフォニー・オブ・ライツ


お勧めなお話(2017年下半期)

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「みんなが知らない超優良企業(田宮寛之)」という本はとてもオススメ!

2018年02月23日 01時00分00秒 | 
「みんなが知らない超優良企業」の購入はコチラ

 「みんなが知らない超優良企業」という本は、著者が記者として30年近く自動車、金融、食品、流通、住宅、外食などの業界を取材してきた経験から、知名度が低くても高度な技術を持ち、社会に貢献し、成長している企業がたくさんあり、世界で通用する優秀なB to B企業が多いことから、ビジネスマンや投資家、就職(転職)活動者等にそれら優良企業を知って欲しいから執筆したとのことです♪

 特に無名な大企業、無名な高収益企業、無名な高シェア企業、無名な高技術企業を中心に取り上げられています♪

 具体的には著者が以下のように分類して書かれていて、改めてこんなにも多くのあらゆる日本企業は、世界に通用する技術やサービス等をこんなにもたくさん持っているんだぁと感心してしまいましたね♪
日本の底力を感じ、これからも頑張れば日本の未来は明るいのではないかと思います♪

第1章 世界の人口爆発に勝つ企業
(1)希少資源「水」を創り出す「水ビジネス」
(2)究極のエコエネルギー「水素ビジネス」
(3)原子力ビジネス、日本の常識は世界の非常識
(4)世界を食糧危機から救う「食糧ビジネス」
(5)鉱物資源は都市にあり
第2章 世界が驚くニッポンオリジナルの企業
(1)日本の当たり前ビジネス
(2)グローバルニッチトップに注目せよ
(3)老舗企業の凄みを知れ
第3章 世界が注視する高齢化対応の企業
(1)ロボットで労働力不足を補う
(2)国内外で成長する介護事業
第4章 お家芸の「おもてなし」で伸びる企業
(1)観光は観光でも医療観光
(2)iPS細胞では日本が世界をリード
(3)外食企業は訪日客に名前を売って海外進出
(4)ネット通販を支えるのは物流業
(5)こんな企業も訪日客をおもてなし
第5章 急成長!技術力が高く買われる企業
(1)環境保護に貢献する鉄道ビジネス
(2)実は完成品よりも素材や部品のほうが圧倒的に強い
第6章 新たなインフラ需要で収益を伸ばす企業
(1)建設会社は最先端ハイテク企業
(2)日本には優秀な建設機械メーカーが多い
(3)素材メーカーを忘れるな
(4)ディベロッパーはインフラ整備の指令塔

以下はこの本で私が気になったポイント等です♪

「みんなが知らない超優良企業」という本は、あまり知られていない成長性の高い日本企業について知ることができ、とてもオススメです!

・世界中で水が足りないならば作るしかない。水を作るのが海水淡水化プラントだ。中東は海岸近くに海水を淡水にするプラントが建てられている。中東諸国は原油で稼いだカネをプラント建設につぎ込んでいる。日本でも慢性的な水不足に悩む沖縄には淡水化プラントが設置されている。淡水化プラントの建設、運営など全般を仕切るのは総合商社。現地政府や自治体などと契約を結び、巨大な施設を造って運営するといったビジネスは総合商社の得意とするところだ。さらに、千代田化工建設、日揮、東洋エンジニアリングなどのエンジニアリング企業も淡水化プラントで実績がある。

・現代では海水を濾過膜に通して塩分を取ってしまう方法が採られている。この濾過膜では日本の日東電工、東レ、東洋紡の3社で世界シェアの5割弱を占める。この3社のほかには三菱レイヨン(非上場)、旭化成、クラレ、ダイセルなども濾過膜を製造している。

・海水をこの濾過膜に通すためには、ポンプで海水に強い圧力をかけなくてはならない。また、海から海水を取水する際にもポンプが必要となる。ポンプメーカーとして有力なのが、荏原製作所、酉島製作所など。荏原製作所はポンプ総合メーカーで国内最大手。酉島製作所は売上高全体では荏原製作所に及ばないものの、海水淡水化ポンプを得意としており、この分野では世界シェア4割に達する。このほか帝国電機製作所、電業社機械製作所、鶴見製作所といった企業が、海水淡水化に使用されるポンプを製造している。

・さらに注目はチタン関連企業だ。海水淡水化の機械を鉄で造るわけにはいかない。そんなことをすればあっという間に錆びてしまう。そこで錆びにくい金属としてチタンが使用される。チタンはプラチナ(白金)とほぼ同等の強い耐蝕性があり、海水にほとんど反応しない。また、金属疲労も起こりにくいので、プラント設備にはもってこいの金属だ。チタン関連企業としては、大阪チタニウムテクノロジーズ、東邦チタニウム、神戸製鋼所などが挙げられる。

・農業機械の売上高第1位はクボタ。農業機械というと日本国内で農協や農家に向けて耕運機などを売っているイメージがあるが、実は農業機械メーカーはグローバル企業だ。特にクボタは売上高が1兆5869億円で、そのうちの65%は海外向けだ。販売先は北米、アジア、中国などに分散されている。しかも借金が少ない優良企業だ。売上高第2位はヤンマー(非上場)。ヤンマーは農業機械以外にボートや建設機械なども作っている。上場企業ではないが、Jリーグのセレッソ大阪のスポンサーになっていることもあり知名度は低くない。同社は無人農業機械の開発に成功している。どこの国でも経済が発展すると労働人口は都市に吸収されて、農村地区が人手不足になる傾向があるので、無人農業機械の技術は価値が高い。売上高第3位は井関農機。田植え機、コンバインんど稲作関連の機械に強い。今後、世界で経済成長が期待されているのはアジア地域。アジアでは稲作が中心なので、井関農機には大きなビジネスチャンスがある。

・大手のサカタノタネは東証一部上場。同社は大ヒット商品のアンデスメロンを開発した。ブロッコリーは世界中で人気のある野菜だが、世界中の農家が使っている種の約6割をつくっている。トマトの種にも注力していて、日本国内の農家が使っている種の約4割をつくっている。農業の世界では非常に存在感のある会社だ。同社は世界170カ国以上で種を販売している。ちなみに国連加盟国は193カ国なので、ほとんどの国でサカタのタネが売られていることになる。全売上高567億円のうち53%が海外向けというグローバル企業で、世界25カ所に拠点がある。もう一つの大手は1835年創業のタキイ種苗。同社は上場していない。売上高はサカタのタネとほぼ同程度だ。種、苗、球根、園芸資材など幅広く販売しているほか、農業専門学校を運営し人材育成にも注力している。準大手のカネコ種苗は東証2部に上場している。同社は胆をつくるだけではなく、ビニールハウスや温室の設計をしたり、資材の販売をしたりしている。もう一つの準大手は雪印種苗。同社は上場していないが、上場企業である雪印メグミルクのグループ企業。農協と提携して農場の運営も手がけている。ユニークな企業としては朝日工業。関東を地盤にした中堅電炉メーカーで、鉄鋼建設資材が主力事業だが、肥料や種の生産も行っている。近年、トマト栽培農家を悩ませている病気の一つが「トマト黄化葉巻病」。ウイルスの感染によって発病し、畑全体に病気が拡大する恐れがある。同社が開発したトマトはトマト黄化葉巻病に強く、農家から人気がある。

・2014年の世界の農産物輸出額ランキングを見ると、日本は47億2400万ドルで53位。1位は米国で1492億8300万ドル。米国が世界1位であるのは納得がいく。広大な国土に機械化された農業を展開し大量の農産物を輸出しているのだ。ところが第2位は1020億3800万ドルでオランダだ。農業先進国であり、技術は高いが国土面積は日本の9分の1に過ぎない。日本と差がありすぎる。そしてもっと驚くのが日本より上位に中東のアラブ首長国連邦(28位/132億6100万ドル)がいることだ。日本はきれいな水と温暖な天候に恵まれた国なのに、砂漠の国に負けている。すでにさまざまな企業が農業分野に進出しているが、今後はこうした動きが活発になると予想される。これまではカゴメがトマトを、イオンがキャベツを栽培するように、自社の事業に関連する作物をつくることが多かった。しかし、最近ではJR東海がトウモロコシ、住友化学がイチゴなど、本業とは関係ないケースも増えている。今後、農業分野からは目が離せない。

・通信教育最大手のベネッセホールディングスは中国、台湾、韓国で幼児向け通信教育を行っている。日本で人気のキャラクター「しまじろう」は海外でも人気がある。この「しまじろう」を活用した幼児通信教育講座「こどもちゃれんじ」はアジアでも大人気だ。ただ単に学力をつけるのではなく、生活習慣や礼儀も学べるため親からの評価が高い。日本国内の「こどもちゃれんじ」会員数が77万人であるのに対して、中国、台湾、韓国の合計会員数は115万人。中国だけでも83万人と日本を上回っている。同社は2018年までに中国での会員数を150万人に増やす計画だ。またインドネシアでは、通信教育ではなく幼児教育の教室を展開している。そのほか、海外に住む日本人向けに小・中・高校生対象の進研ゼミとこどもちゃれんじを販売。世界100カ国で1万5千人が受講している。日本国内の受講生と同じ時期に同じ内容のものを受講できるので、日本国内の日本人に勉強が遅れずにすむ。

・日本ならば宅配便がゴルフ・スキー用品から生鮮品まで何でも運んでくれるし、配送時間を細かく設定できるのも当たり前。国内宅配便トップのやまとホールディングスは2010年1月に上海とシンガポールで、2011年2月には香港、9月にマレーシアで宅配便事業をスタートさせた。経済産業省の調査では、上海市内だけでも地元宅配業者が200社以上もあり、日系企業の半値以下の料金で請け負っている。しかし現地業者のサービス水準は高いとはいえない。例えばマンションやオフィスビルに配送する場合、各部屋までは配送せず建物の前まで来て、そこから電話をしてお客さんに取りに来てもらうというシステムが多い。日系宅配業者は国内と同様にお客さんの部屋まで届けるのはもちろん、時間設定サービスも提供している。こうしたサービスは日本では当たり前でも中国では新しいサービスだ。欧米系の物流業者は現地企業に集配を委託しているが、ヤマトはサービスの維持向上のため、独自に配送ドライバーを採用し教育している。教育のために、日本の優秀なドライバーをトレーナーとして送り込んで接客サービスの重要性をたたき込んでいる。こうした努力によって、今後、欧米系業者に大きな差をつけることができるだろう。国内宅配便2位のSGホールディングス(佐川急便)もアジア展開に熱心だ。中国、韓国、東南アジアはもちろん、インドやスリランカにも拠点を持つ。日本国内でヤマトと佐川が切磋琢磨しながら事業拡大したように、アジアでも日本の宅配事業が成長していくに違いない。

・日本電子は、東京都昭島市に本社のある電気機器メーカー。原子レベルで物体の情報を観察できる電子顕微鏡を製造しており、世界シェアは7割。日本電子が製造する電子顕微鏡は、半導体関連の開発や医学分野における微生物観察では必需品だ。日本電子にもしものことがあれば、世界中の研究開発は滞ってしまうことになる。同社は終戦直後から「今後の日本にとっては科学技術が重要である」という創業者の理念のもと、電子顕微鏡の開発を始め、量産型電子顕微鏡を世界で初めて開発した。企業理念と実際の会社経営が一致している企業は強いものだ。

・竹中製作所(非上場)は1935年創業。1942年に海軍監督官指定工場となり艦艇用のボルトやネジの製造を請け負った。現在、日本国内の原子力発電所で使用されている精密ボルトはほぼ100%が同社のものであり、技術力の高さを示している。同社の看板製品はフッ素樹脂で表面加工された錆びにくいネジ「タケコート」。従来、金属を錆から守るためには亜鉛でメッキするのが主流だった。しかし同社は京都大学と提携して、亜鉛ではなくフッ素樹脂でコーティングして錆びないネジを開発した。耐蝕性が求められる環境下で使用されるネジの中での世界シェアは7割にも達する。開発当初は国内企業から相手にされなかったが、1980年、エクソンのマレーシア沖石油掘削工事に採用されたことをきっかけに、国内外で多く使用されるようになった。ちなみに東京湾アクアラインや明石海峡大橋に使われているネジもタケコートだ。タケコートは1996年にアラブ首長国連邦の国営石油会社より特命採用承認を受けるなど、中東諸国からの信頼が厚い。2013年には石油掘削関連の顧客の多い中東を強化するために、アラブ首長国連邦に同社初の海外営業所を設立。現在は工場建設の準備を進めている。これまでは日本で生産し中東へ輸出していたので納品まで時間がかかっていたが、工場ができれば納期が短くなり競争力が増す。

・北海道・函館に本社を置く東和電機製作所(非上場)は、漁船で使用される全自動イカ釣り機を製造しており、世界シェアは7割。従来のイカ釣り漁業では、夜中に漁船の上で漁り火を焚き、集まってくるイカを大勢の熟練の漁師が釣り上げていた。人件費がかかるだけでなく、漁師が技術を身につけるのに時間がかかったのは言うまでもない。全自動イカ釣り機は熟練漁師のワザを忠実に再現する。しかも船上に設置された最大64台のイカ釣り機をブリッジにいる船頭一人でコントロールできる。国内の漁師の数は激減しているが、このイカ釣り機のおかげで、たった一人でも漁ができるようになったし、一隻あたりの漁獲量が飛躍的に増えた。また青森県大間町のマグロの一本釣りがよく話題になるが、大間で使用されているマグロの一本釣り機の9割が同社製だ。現在同社が開発に注力しているのが、イカ釣り漁船用のLED魚灯だ。イカを集めるには魚灯が必要だが、燃料代がバカにならない。最近は原油価格が低いが何らかの理由で上昇すれば漁師の負担が一気に重くなってしまう。すでにサンマ漁用のLED魚灯の開発に成功し、導入する漁船が増えている。近いうちにイカ釣り用のLED魚灯も実用化するだろう。

・東京鐵鋼は主に建築用の鉄筋を製造している。独自に開発したネジ節鉄筋「ネジテツコン」は、表面にネジ状の節のある高強度の鉄筋であり、世界シェアは5割。通常の建設現場では、ガスで加熱して鉄筋を接合している。熟練技術者が大がかりな機械を使って、手間と時間をかけている。また、加熱作業であるため、雨や強風の日には作業できない。しかし「ネジテツコン」はネジ締め式なので簡単に接合できる。熟練した作業員も大がかりで機械も必要ない。「継ぎ手」と呼ばれる簡素な道具を使うだけだ。「ネジテツコン」のお陰で作業が少人数、短時間で終了する。今後、東京五輪や都市再開発などで建設需要は高まる一方だが、人員不足が深刻な問題となっている。少人数で作業でき、工期短縮に貢献する「ネジテツコン」は、これからまうあす必要とされるだろう。同社は全国販売体制確立のため、同業他社に「ネジテツコン」の生産委託を進めているので供給に心配はない。

・日本には小さくても世界で戦える企業がたくさんある。経済産業省のHPには「グローバルニッチトップ企業100選」が紹介されているので、ぜひ一度見ていただきたい。

・田中貴金属工業(非上場)といえば、「金貨」というイメージだろうい。金価格を知るために同社の店頭価格を見る人が多い。金を買わない人でも、金価格関連のニュースや新聞記事で何度となく同社の名前を見聞きしたことがあるのではないか。同社は1885年に東京・日本橋の両替商「田中商店」として創業。現在は持ち株会社TANAKAホールディングスの下に、金の地金や産業用貴金属製品を扱う田中貴金属工業、ジュエリー販売の田中貴金属ジュエリー、電子部品を手掛ける田中電子工業などがある。同社は電球に使用された白金線から白金を回収することで、工業とのつながりができた。創業4年後の1889年には白金による工業製品の国産化に成功している。両替商であったが、工業製品分野に進出するのは早かった。オペレーターによる電話接続が自動交換機に切り替わったことに合わせ、1955年から電話交換機用の貴金属部品の生産を始めた。その後は自動車の普及に合わせて排ガス浄化用の白金触媒や半導体部品の生産にも着手した。現在では同社の製品がスマホ、パソコン、燃料電池などにも幅広く使われている。金は他の金属と異なりとても安定していて、何百年経っても色や形状がほとんど変わらない。熱や薬品に強いだけでなく、よく伸びる。さらに電気をよく通すため、電気製品の部品としては格好の金属なのだ。こうした金の扱いに熟練した同社は、時代の変化に対応しながら、金の用途を拡大して現在に至る。柔軟な発想と行動力があったからこそ、130年以上も存続しているのだ。

・多関節ロボットは世界で4つの大きなメーカーがあるが、そのうちの2社が日本のファナックと安川電機だ。

・ファナックの主力製品は自動車向けの多関節ロボット。自動車向けの溶接ロボットに強く、米国自動車メーカーのゼネラルモーターズとの関係が深い。これまで、工場内では作業員の安全確保のためロボットを柵の中に隔離しなければならなかった。しかし、これからは表面を柔らかい素材で覆い、人のすぐ近くで一緒に働ける協調型ロボットが使用されるようになる。同社は協調型ロボットの開発にも力をいれている。同社の特徴は収益性が高いことと、財務体質が極めて良好なことだ。収益性を表す営業利益率は40.1%。多関節ロボットのもうひとつの大手である安川電機の営業利益率7.9%と比較すると同社の収益性の高さがよくわかる。また借金はゼロ。これ以上ない好財務体質だ。

・ファナックと並ぶ産業用大手ロボットメーカーの安川電機は1915年に北九州市で創業した。炭坑で使用される電動機や地元・北九州市の旧八幡製鉄向けなどの電気製品で基盤を固め、その後はさまざまな産業用電子機器を製造してきた。現在、同社は溶接、組み立て、塗装、液晶パネル搬送、半導体ウエハ搬送など、さまざまな用途に対応したロボットを製造している。同社のロボットは、自動車・機械などの重厚長大製品から食品・化粧品といった消費財までさまざまな分野で使用されている。そして近年になって力を入れているのがバイオメディカル分野向けロボットだ。バイオメディカル分野の研究・開発現場では、多くの研究者が長時間、単純な実験作業を繰り返さなければならないことがある。また、手作業が介在することによって実験結果の信頼性が低くなるという問題もある。さらに、医薬品の調製現場では毒性の高い薬剤を扱うので、研究者が危険にさらされてしまう。同社はこうした課題を解決するため、すでに細菌検査や抗ガン剤調製を行うロボットを開発済みだ。同社の特徴は双腕ロボットに強いこと。双腕ロボットとは人間のように2本の腕があるロボットのことだ。両腕を協調させて、人間が行う以上に繊細な作業をこなすことができる。同社は人間と同じ大きさの双腕ロボットを製造している。こうしたロボットは人が作業していた場所にそのまま設置することができるので、新たにロボットを導入するときに最小限の設備変更で済む。要するに費用があまりかからない。そして双腕ロボットは人と同じ作業をより正確に疲れを知らずに行うので作業効率は飛躍的に向上する。業績は好調で2015年3月期の最終利益は過去最高だった。借金も少なく、財務内容も良好だ。

・ドローンを活用する企業では、まず警備会社のセコムを挙げたい。最近は工場や大型商業施設など広い敷地を有する施設では、不審車(者)の映像を確実に捉えるため、固定の監視カメラを設置するケースが増えている。固定の監視カメラは防犯上有効ではあるが、遠くにいる不審車(者)のナンバーや、人の顔、身なりなどが鮮明ではない場合がある。そこで、同社は監視カメラとLEDライトを搭載した「セコムドローン」を開発した。セコムドローンは上空から侵入車(者)に接近し、車のナンバーや車種、ボディカラー、人の顔や身なりなどを撮影。この画像を無線でセコムのコントロールセンターに送信する。すると、セコムの警備員が不審車(者)を追跡することができる。

・セコムのライバル企業のALSOKは2014年10月にドローンを活用した「メガソーラー施設向けサービス」を開始した。メガソーラーは広大な土地に設置されるため、建設前の土地の選定や建設後の維持管理がとても大変だ。このサービスでは、ドローンを活用して建設前の土地や建設後の施設を空撮したり、パネルに異状がないかを点検したりすることが可能だ。従来、空撮するためには航空測量会社などに依頼しなければならなかったし、パネルの点検は1枚ずつ、人間が確認しなけえばならず、膨大なコストがかかっていた。その点、ドローンならば広い範囲を効率よく空撮と点検ができるし、従来よりも短時間かつ安いコストで済む。2014年に国土交通省が老朽化した橋の「近接目視」によるチェックを義務付けた。そこで同社では、橋の点検のために橋の下や横に接近しつつ、安全に点検を行えるドローンを開発中。国内には老朽化した橋が多いことから、橋の点検用ドローンの需要は大きい。さらに同社はドローンの侵入に対処するサービスを展開している。今後テロや盗撮、いやがらせなどの目的でドローンが施設内に侵入してくることが考えられる。だが低空飛行するドローンはレーダーで捉えづらく、自律飛行時は電波の検知も難しい。そこで同社は侵入ドローンのプロペラの回転音を検知し、侵入ドローンの機種を特定するとともにサイレンで警告、警備員を派遣するサービスを提供している。

・建設機械で国内首位、世界第2位のコマツは、無人運転で動くダンプトラックの製品化に成功している。オペレーターが遠隔地からGPSを活用してダンプトラックを操作するが、単なるリモートコントロールではないため、ずっと操作をし続ける必要はない。コマツの無人ダンプの場合、走行ルートを設定さえすれば、後は無人ダンプが自律的に走行する。例えば、道路に障害物があればオペレーターが指示しなくても止まったり、よけたりする。無人ダンプがセンサーで周囲の状況や自車のコンディションを把握し、自律的に対応するのだ。さらに同社は2015年にドローンを活用した「スマートコンストラクション」サービスの販売を開始した。こちらは無人ではなくオペレーターが乗車する。このサービスではドローンや建設機械の運転席に搭載されたステレオカメラが施工現場の測量を行う。すると即座に施工完成図面が3次元データ化される。その後、顧客が施工条件を入力するとさまざまな施工パターンが出てくるので、顧客は最適な施工計画を立てることが可能だ。そしてこの計画に基づいてICT化された建設機械が施工する。ICT化された建設機械は操作が簡単なので、新人オペレーターでも熟練オペレーターとほぼ同等の作業ができる。施工現場の測量には時間がかかるし、場所によっては大きな危険が伴うことがある。また著しい人手不足の状況下で熟練作業者を雇うのは困難だ。コマツのシステムは労働力不足解消に大きく役立つ。

・農業機械メーカー第2位のヤンマー(非上場9はGPSを活用して自律走行する無人トラクターを開発し、「2015国際ロボット展」で発表した。タブレット端末を通じて、無人トラクターを監視・操作することができる。

・農業機械メーカー第1位のクボタも2016年1月にGPSを活用して無人で走行するトラクターを公開した。農地を耕すだけでなく、肥料や農薬の散布もできる。発売は2018年の見込み。そのほか同社は2016年中に自動田植え機を発売する。

・ベッドメーカーの最大手はパラマウントベッドホールディングス。1947年に病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートし、その後、高齢化の進展を背景として、高齢者施設や在宅介護分野にも事業領域を拡大してきた。医療・介護ベッドでは国内シェア7割と圧倒的な存在だ。低床ベッドなど高機能製品の開発で先行している。ベッド以外に排泄用具などの医療福祉機器や病室用家具の製造販売も行っているし、グループ内にはメンテナンスやレンタル会社もある。全売り上げのうち海外向けの比率は8%と大きくないが、今後はアジア地域向けの売り上げが増加し、海外向けの比率も上昇していくだろう。

・ベッドの2番手はフランスベッドホールディングス。設立は1946年で、1963年から病院向け事業を開始した。一般ベッドやソファなど家具インテリアの高級ブランドメーカーとして有名だが、利益に貢献しているのは在宅療養ベッド・福祉用具等のレンタルや販売事業だ。福祉用具は車いす、排泄用具、杖など品ぞろえの幅が広い。また、電動アシスト三輪車なども扱っている。フランスベッドというと高級ベッドのイメージを持つ人が多いだろう。しかし介護福祉機器メーカーと言ったほうが実像に近い。

・カワムラサイクル(非上場)という社名は聞いたことがないのではないか。同社は車いすの専門メーカーで、売上高は国内トップ。ホッチキスで有名なマックスの子会社だ。1990年代の半ばから、自転車の製造技術を生かして車いすの製造販売に乗り出した。特にヒットしのは、マウンテンバイクの素材に使われていた軽くて丈夫なアルミで製造した車いすだ。一般的な手動車いすのほか、シャワーを浴びるときに使用する車いす、手押し車式の歩行支援機、電動式4輪カートなどあらゆる種類の車いすを製造している。

・医療機器メーカーの売上高トップはオリンパス。一般にオリンパスといえば、デジカメだろう。しかし海外では医療機器メーカーとして有名だ。売上高7647億円の内訳は医療事業が73%、科学事業が14%、映像事業が11%となっている。医療事業とは主に人体の内部を観察するための内視鏡の製造であり、科学事業の主体は顕微鏡の製造だ。カメラなどの映像事業は全体の11%しかない。医療向け消化器内視鏡の世界シェアは70%超で圧倒的な首位。同社の内視鏡は技術優位性が高く、利益率が高い。

・新幹線車両ドア開閉装置を製造しているのはナブテスコ。同社が新幹線用のドア開閉装置をほぼ独占しているだけでなく、ブレーキも製造している。新幹線が最高速度を維持したままカーブを通過することができるのは車両に車体傾斜システムが採用されているからだが、このシステムに同社の「車体傾斜電磁弁装置」が使われている。この「車体傾斜電磁弁装置」のおかげで、東京~新大阪間の所要時間が5分短縮された。そしてカーブでの加減速回数が現象するため、電力節約にも貢献している。同社は鉄道関連の製品のみを生産しているのではない。自動ドアや産業ロボットの関節部分に使用される減速機では世界シェアトップクラスだ。2015年11月に試験飛行が成功した三菱リージョナルジェット(MRJ)は半世紀ぶりの国産旅客機として大きな話題となった。ナブテスコはMRJの部品も製造している。操縦席からの指示通りに主翼や水平・垂直尾翼の舵を動かしたり、脚の出し入れをコントロールしたりする精密機器であるアクチュエーターという部品だ。ナブテスコはアクチュエーターの分野でも世界トップクラスで、同社の製品がボーイングの主要機種にも採用されている。売上高の44%以上は海外向けというグローバル企業で財務体質も良好だ。

・ブレーキといえば、曙ブレーキ工業。新幹線のディスクブレーキにおいて高いシェアを占めている。同社は1950年に国鉄の依頼で鉄道ブレーキの研究を開始した。1958年に同社の製品が新特急「こだま」に採用されて以来、同社の製品がさまざまな鉄道車両に装着され続けている。また愛知県の愛知高速鉄道の東部丘陵線リニアモーターカー「リニモ」は同社のブレーキを搭載している。2045年、東京~大阪間にリニアモーターカーが開通したときには、同社のブレーキが採用されているに違いない。リニア時代に向けて布石は打ってあるということになる。同社は自動車用のブレーキの有力メーカーでもあり、国内外の自動車メーカーが同社のブレーキを搭載している。海外売上高比率は68%とグローバルに活躍している企業だ。

・炭素繊維とは軽くて、強くて、錆びないという夢の新素材だ。重さは鉄の4分の1だが、強度は10倍もある。熱にも強いだけでなく、成形しやすく、電気を伝えやすい一方で、電磁波遮断性が高い。炭素繊維は1970年代からゴルフのシャフト、テニスラケットなどスポーツレジャー向けに使われてきた。優れた素材ではあるが、成形に時間がかかることや価格が高いことから用途が広がらなかった。ところが、ここ数年、航空機や自動車向けが注目されている。炭素繊維分野では日本企業が圧倒的に強い。東レ、東邦テナックス(非上場)、三菱レイヨン(非上場)の3社で世界需要の7割を押さえ、日系メーカーの独壇場だ。

・市場第1位の東レが生産した炭素繊維は、2011年にボーイング787の機体構造の50%に採用され大きな話題となった。その後2014年にはボーイングに1兆円分の炭素繊維を納入する契約を結んだ。自動車向けでは、2014年にトヨタ自動車が発売した燃料電池車MIRAIに同社の炭素繊維が使用されている。燃料電池車などエコカーでは、重量の重い電池が備え付けられるため、重量の軽い炭素繊維を使用することが必要となる。特に欧州では2020年に向けて燃費規制が強化されるため車体の軽量化は必須。今後、自動車向けにも炭素繊維の売り上げが伸びていく。さらに2015年に初飛行に成功して注目されたMRJでは炭素繊維で尾翼部品を製造し三菱重工業に納入した。

・第2位の東邦テナックスは上場企業ではなく、帝人の子会社。東京都千代田区に本社を置く炭素繊維メーカーで、生産高は世界第2位。主力製品である炭素繊維は、風力発電のブレード(羽根)や高圧タンク向けなどの産業用途のほか、欧州エアバス社の超大型旅客機エアバスA380を始めとした航空・宇宙分野向けに出荷されている。

・第3位に甘んじていた三菱レイヨンは2位浮上を狙っている。同社の炭素繊維はBMWが製造するBMW i3に採用されたほか、2015年にはエアバス社の新型機用のエンジン部材に採用されたことを発表した。東邦テナックスがエアバス向けに実績を積んできたが、同社もエアバスとの関係を強化しようとしている。炭素繊維の需要が伸びているため、同社では海外での生産能力を高める方針で、計画通りに進めば2020年には東邦テナックスを抜くことになる。

・現在炭素繊維のメインプレーヤーと呼べる企業は全世界で8社程度。日系3社は40年にわたる赤字に耐えてきた。欧米企業のように短期的な成果を追うのではなく、あきらめずに地道に開発を続けるという日本メーカーの姿勢が今日の成功につながったといえる。

・薄くても強度の高い鉄を「高張力鋼」という。通常、高張力鋼は硬度が高い分、プレス加工が難しいという欠点があるが、新日鐵住金やジェイ エフ イー ホールディングスなど日本の鉄鋼メーカーは、強度と成形しやすさを両立させた高張力鋼を生産する技術を持っている。東京スカイツリーの主柱には、ジェイ エフ イー ホールディングスの高張力鋼が採用された。東京スカイツリーは地上幅と高さの比率が1対9(東京タワーは1対4)と不安定な構造だが、震度7の地震にも耐えられる。高耐震性に貢献しているのが同社の高張力鋼であることは言うまでもない。

・建設業界が伸びていく理由は5つある。まず1つは、東日本大震災で被害を受けた東北地方の復興需要があること。あらゆるものが壊れてしまったのだから、復興のためにやらなくてはならない工事が山のようにあるのは当たり前。震災後しばらくの間は復興計画が定まらなかったので工事に取りかかれなかったが、震災から5年以上経過してこれから復興工事が本格化していく。

・2つ目は2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック。国立競技場をはじめとした会場建設だけでなく、交通網の整備や街の再開発が行われる。本来はオリンピックがなくても交通網の整備や再開発を行わなければならないが、オリンピックという目標があると事業は一気に進む。1964年の東京オリンピックのときもそうであったし、他の国でもオリンピックを機会にインフラ整備が進んだ。首都圏のインフラ整備だけでも次のようなプロジェクトがある。
1 JR山手線の品川~田町間に新駅を設置。JR山手線では約50年ぶりの新駅。
2 東京メトロ日比谷線の霞ヶ関~神谷町間に新駅を設置。
3 環状2号線の全線開通(オリンピック開催時には競技場と選手村を結ぶ重要なルートになる)。
4 3に合わせて新橋~虎ノ門間を「新虎通り」として整備。「日本のシャンゼリゼ」を目指す。
5 東京駅や新宿駅と羽田空港の直通化を図る、JR東日本の羽田空港アクセス線構想
6 地下鉄8号線(東京メトロ有楽町線)の延伸。豊洲駅から住吉駅までを結ぶ。
7 渋谷再開発。渋谷駅の真上に地上46階の高層ビルを建設する。
8 横浜駅西口に地上26階のビルを建設するとともに西口全体を再開発。
9 東京外かく環状道路と圏央道を完成させる(環状化の完成)。
10 ホテルオークラ東京本館の建て替えをはじめ、ホテルの開業・改装を行う。

・インフラ整備は首都圏だけでは終わらない。オリンピック観戦のために来日した人はオリンピックを観戦しただけで帰国しない。ついでにいろいろな場所に足を運ぶ。京都や奈良は定番コースだが、それ以外の観光地にも行くだろう。特に地方の温泉は外国人に人気がある。そのほかリニア実験線に体験乗車するために山梨県を訪れる外国人もいるだろう。外国人受け入れのために、地方でも街の整備や再開発が行われる。

・3つ目はリニア中央新幹線の建設だ。「オリンピックが終了したら大規模な工事がなくなってしまう」と心配する人がいる。しかしオリンピック終了後もリニア中央新幹線の工事は続く。リニア中央新幹線は2027年に東京~名古屋間が、2045年に名古屋~大阪間が開通する。リニアはその大部分が地下を走るから大工事となる。さらに新駅ができれば駅周囲を開発しなければならない。建設会社にとってリニア中央新幹線はビジネスチャンスの塊だ。

・4つ目は新興国がインフラ整備を進めることだ。昔の世界は裕福な先進国と貧しい国に分かれていたが、最近はかつて貧しかった国々が経済的に力をつけている。BRICSは有名だが、このところビジネスの世界では、バングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、ラオスなどアジア諸国が注目されている。またかつての共産圏だった東ヨーロッパの国々も力をつけている。こうした国々がさらに発展するために必要なのはインフラ整備だ。新興国で高い技術を持った建設会社は少ない。道路、橋、鉄道、港、空港といったインフラを建設するには先進国の力が必要だ。日本の建設会社が活躍するチャンスは多い。

・5つ目は国内外でインフラの補修や建て替え需要が大きいことだ。日本国内には1950年代から60年代に造られたインフラが多い。代表的なものとしては、新幹線、首都高速道路などが挙げられる。1964年に開催あれた東京オリンピックに関連して建設されたのだ。ところが、コンクリート製構造物は50年以上経過するとかなり劣化する。当時建設されたインフラは劣化して補修または建て替えのタイミングを迎えているのだ。国土交通省の調査では地方公共団体が管理している橋のうち、老朽化で通行止めまたは通行規制されている橋は全国に2104ある。2013年4月末時点で全国に約70万の橋があるが、そのうちの7万1千橋は建設後50年以上経過している。そして2023年4月には17万1千橋となる。

・米国のインフラ老朽化は日本よりも深刻だ。米国では第一次世界大戦後の不況を克服するためのニューディール政策の一環として、1930年代から多くの橋や道路んどが建設された。日本よりも古いインフラが多い。

・埋め立て、防波堤建設、橋梁基礎工事、海底トンネル工事などの海洋土木工事や港湾施設の建築工事を行うゼネコンをマリコンと呼ぶ。マリコンのトップは五洋建設。会社規模での分類では準大手ゼネコンに入り、陸上の土木工事も手がけている。同社の創業は1896年。明治・大正年間は海軍の軍港建設を請け負い、海洋土木分野で高く評価された。第二次世界大戦では大きな痛手を受けたが、1957年にはインド・ゴア港の工事に参加し、海外進出の第一歩を踏み出す。1961年にはスエズ運河の改修工事を受注し、技術力の高さを世界に知らしめた1970年代はエジプト、シンガポール、イラク、カタールで大型工事の受注が相次ぎ、1975年から1980年はスエズ運河の増深拡幅工事を行った。そして近年の施工実績には目を見張るものがある。関西国際空港、中部国際空港、羽田空港といった臨海部にある空港の建設工事はもちろん、明石海峡大橋、レインボーブリッジ、東京湾アクアライン、東京ゲートブリッジなどの工事にも参加した。マリコンナンバーワン企業としての実績は申し分ない。こうした実績が、海外で受注を獲得するための武器になる。たとえ五洋建設の名前が知られていないとしても、ビッグプロジェクトの実績を示せば海外でも高く評価される。新興国がインフラ整備に力を入れれば入れるほど、同社の受注も増加する。全売上高における海外向け比率は33%だが、今後はこの比率が拡大していくだろう。また同社は陸上の建設工事でもプロ野球の広島のホームグラウンドであるマツダスタジアムや地下鉄の駅などの施工実績がある。海洋土木工事だけでなく、陸上工事にも十分対応できる。

・リニア中央新幹線は大半が地下トンネル。すでにルートが確定している品川~名古屋間の286kmのうち、86%の246kmは地下を走る。スーパーゼネコン(大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店)以外でトンネル工事を得意とするのは熊谷組、前田建設工業、西松建設、安藤ハザマ、佐藤工業(非上場)など。

・熊谷組はトンネル工事に強いという評判がある。山梨県にあるリニア中央新幹線の実験線を施工したのは同社だ。これまで、非常に難度の高いトンネル工事に携わっており、映画「黒部の太陽」で有名な黒部ダムの建設では、資材輸送の要となった「関電トンネル」を掘った。そのほか、山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ海底トンネル「関門トンネル」の工事を担当したものも同社。また、北海道新幹線の開通で注目されている青函トンネルの工事を請け負ったのも同社だ。青函トンネルは海底下約100mの地中を掘って造られたトンネルで、全長は53.85kmもある。交通機関用のトンネルとしては世界で一番長い。すでにリニア中央新幹線の品川駅の地下工事を受注しており、今後も受注が増加していくとみられる。同社はトンネルなどの土木工事だけでなく超高層ビルの建設も得意としている。施工実績としては、新宿野村ビルや世界第2位の高さを誇る台湾の高層ビル「台北101」などがある。

良かった本まとめ(2017年下半期)

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羅富記粥麺専家(香港)でのお粥の朝食はとてもオススメ!

2018年02月22日 01時00分00秒 | 外食
 香港に10年以上在住していた知人が勧めるし、愛用している「タビトモ香港」というガイドブックにも掲載され、またミシュランにも掲載されている粥麺店の老舗とのことなので、その香港の羅富記粥麺専家へ行ってみました♪

 場所は上環駅E2出口から徒歩約5分のところにあります♪
ちなみに近くにはあの三国志で有名な関羽も祀る「文武廟」があり、ここで朝食を食べた後に訪ねてみました♪

 羅富記粥麺専家は昔ながらの店構えで、店内も昔ながらのテーブルとイスがあり、空いている所に座ります♪


↑店構え

 机の上にメニューがあるので「タビトモ香港」に掲載されている魚片粥を探し注文します♪
お店では具体的には鮮魚片粥という表記でしたね。

鮮魚片粥のお値段は34元なので日本円で約500円といったところでしょうか。
麺メニューもありますが、麺は午後からとのことです♪
香港在住10年以上の知人はこのお店のワンタン麺も秀逸とのことでしたね。


↑粥メニュー


↑麺メニュー

そして、鮮魚片粥がドンっと運ばれます♪


↑鮮魚片粥

 お椀一杯にアツアツのお粥が注がれています♪
お粥の上にはネギと細い生姜が添えられていて、お約束ですがこれは美味しくてしょうがないね~^_^;)

そのお粥がアツアツで抜群の塩加減で美味しい♪
広東風のお粥とのことですが、美味しくてどんどん食べ進んでいきます♪
そうすると結構底の方に白身の魚の破片がたくさん入っていて、これが食べやすくて美味しい♪
白身魚も結構美味しいです!


↑白身魚

そのガイドブックによるとこの鮮魚片粥は、新鮮な魚の刺身にアツアツの粥を注いでいるようです♪
これは朝から胃に優しい感じで素晴らしいですね♪

羅富記粥麺専家は朝から美味しいお粥を頂け、とてもオススメです!


美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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糖朝(香港)での中華料理やスイーツはとてもオススメ!

2018年02月21日 01時00分00秒 | 外食
 香港で早めの時間に夕食を食べ、足裏マッサージを1時間ほど堪能し、これからホテルに帰る前に香港名物スイーツのマンゴープリンを食べようと思い、愛用している旅行ガイドブックの「タビトモ香港」を見ると、その足裏マッサージのお店のすぐ近くに香港スイーツの伝道として「糖朝」が紹介されていたので行ってみました♪


↑店構え

 「糖朝」に到着すると、女性の方が受付をしていたので、一人で大丈夫かと訊ねるとOKとのことで、そのまま先のエスカレーターに乗って地下へ降りていきます♪
店の前に受付があるということは、結構高級店かと思います。
しかも地下にあるお店で、そこまでエスカレーターで直進して行くとはなかなか変わったお店です♪
結構エスカレーターは長さがあり、しかも何だか格好いい空間が広がっています。
これがこのお店の売りなのでしょうか。


↑エスカレーターで下がる

エスカレーターを下ったところの飾り付けもかなり綺麗で高級感があります♪


↑エスカレーターを下ったところ

というか、スイーツのお店なのに何だかスゴいなぁと思って店内に入ると、なんとそこには広大な空間が広がり、みんなスイーツどころか、普通に中華料理を食べていました♪
しまった!
スイーツ屋と思っていたら普通の中華料理屋ではないか!
しかもお腹はまだ空いていなくて、これはヤバイ!
スイーツだけを食べるのは気が引けるので一度店を出ようかとも思いましたが、せっかく来たし1品ぐらいなら食べられそうなので、思い切って席に着くことにしました^_^;)

奥の席に案内され、座ります♪
店内はかなりお洒落で綺麗な空間が広がっています。
これはスゴいですね♪


↑店内

 案内された4人席には実は若い女性が一人で食べていました^_^;)
まだ席が空いているので、それらに案内してくれよとは思いますが、係の方にお任せします。
それにしても香港では自立している女性が多いのか、よく一人で食事をしているのを日本以上に見かけますね。
 その彼女は背筋を伸ばして肉とスープを気品よく食べていましたが、上海などからのお金持ちの子女なのでしょうか。
お餅のデザートが間違って私のところに来ると、その彼女は怒って中国語で係の方に抗議をしていました^_^;)
店員さんも大きな声を出し、皿はその女性に戻ります♪
こういうシチュエーションは日本人ではあまりあり得ないし、これらのやりとりはなかなか中国人らしい振る舞いで興味深いですね。
店員も大声でよくしゃべります・・・。

席に着くとテーブルにはこのお店の案内の紙が置いてありました♪
なかなか綺麗です♪


↑テーブルの上の紙

 そして係の方は親切にも日本語のメニューを用意してくれますが、かなり使われていてボロボロです^_^;)
一体何人の日本人がこのメニューを見たことでしょうか。


↑メニュー

メニューを読むと、このお店は1991年末に創業したようで、中国や日本、台湾で有名になり、セレブやグルメもあこがれる有名店となったようです^_^)
デザートは体を潤し分泌を促進するとのことで、昔ながらの製法を守り、滋養と健康に良いようです♪
後で気づいたのですが、このお店のオススメは木桶入りの豆腐花のようですね。
次回来た時に楽しみたいと思います♪

 それでフレッシュマンゴープリン32香港ドル(1香港ドル=約14円)はそのガイドブックに掲載されていたので注文し、料理は以前から本場で食べたいと思っていたXO醤のXO醤茄子牛肉炒め92香港ドルを注文しました♪
「XO醤茄子牛肉」は「いいね」マークも付いているので期待がもてます♪


↑デザートメニュー


↑料理のメニュー

 しばらくしてそのXO茄子牛肉炒めが運ばれますが、ナスがかなり柔らかくふっくらと炒められていて、そして牛肉も柔らかく、XO醤のカキエキスを感じて美味しく、そしてほんのり生姜も入っていて素晴らしい美味しさでした!
素材の上質さも感じます♪


↑XO茄子牛肉炒め

これには感動しました。
素晴らしい!
さすが食の国の香港ですね!
こんなにふっくらと茄子を炒めるとは凄いと思いました♪
お腹が空腹ではありませんでしたが、あまりの美味しさについ全部食べてしまいましたね^_^;)

 そしてマンゴープリンが運ばれます♪


↑フレッシュマンゴープリン

 このフレッシュマンゴープリンは確かに素材にこだわりがあることを感じるお味で、そして甘さ控えめでこれも上質さを感じ美味しい♪
想定以上に美味しくて嬉しいですね♪
さすが香港名物で、このようなマンゴープリンは日本では食べたことがありませんでした♪
あまりに美味しくてサクッと食べてしまいます^_^;)

 そして支払いをしますが、何とクレジットカードが使えないということが分かり驚きました♪
このような高級店でクレジットカードが使えないとは珍しいと思います。
たまたま余裕を持たせて現金を持っていたので大丈夫でしたが、一応お店に行くときはクレジットカードマークが店の入口にあることを確認した方が良いですね♪

 それにしても、糖朝は上質で美味しい中華料理と美味しいデザートのフレッシュマンゴープリンを頂け、とてもオススメです!
次回はぜひ木桶入り豆腐花を食べてみたいと思います♪


美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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観覧車(香港)はとてもオススメ!

2018年02月20日 01時00分00秒 | イベント・外出
「タビトモ香港」という旅行ガイドブックに香港の景色を見るのにオススメとあったので、香港島の中環にある香港摩天輪という観覧車へ行って来ました!

 観覧車の場所はMTR香港駅から北東方向の海の方へ向かって徒歩約10分の所にあります♪

 駅からは車が走る道路の上の歩道橋を使えば簡単に行け、9号ふ頭と10号ふ頭の間にあり、近くには香港海事博物館もありますね♪
ちなみに観覧車辺り一帯は遊園地となっています♪


↑歩道橋からの観覧車

 この観覧車は地上60mの高さを誇り、8人乗りで全42台とのことです♪
そのうち1つはVIP席とのこと♪
乗車時間は15分~20分で、営業時間は11時から23時となります♪

観覧車本体から少し離れた所にチケット売場があるので、そこでチケットを購入します♪


↑チケット売場

「タビトモ香港」というガイドブックでは一人100香港ドルと書かれていたのですが、20香港ドルと案内されていて驚きました♪

 知らなかったのですが、実は2017年8月29日から経営難?のため営業停止となり、2017年12月20日から事業会社が変わって再開され、それから20香港ドル(約280円)へと何と1/5の料金に減額されたとのことです♪

 利用者としてはとても嬉しい値下げですね♪


↑料金表

 クレジットカードは使えず、現金で料金を支払ってチケットを受け取り、待ち行列に並ぶと、係員がスマホでそのチケットのQRコードを読みとり通されます♪

改めて近くで見ると観覧車は巨大です♪


↑巨大な観覧車

10分ほど待ってようやく観覧車のワゴン席に入れます♪


↑8人乗りの席

 日本の観覧車と違うのは、流れて来るワゴンに1つずつ人が入るのではなく、一度に4つのワゴンにそれぞれ同時に人が入るというやり方です♪

 そのため観覧車の動きは可変で、人が入る時は止まり、人が入ると結構ハイスピードで動き出します♪

 しかも驚いたことに3周した後にそのワゴンから降りるという方式で、3度も高い所から景色を眺められるのは、かなりお得感があると思います♪

果たしてその方式がそのほか大きなメリットがあるのか、私にはよく分かりません^_^;)


↑観覧車のワゴンに入ってすぐ

今回一人で乗車したのですが、小学生の子供がいる3人家族と4人家族との同席でした♪


↑遊園地方向


↑観覧車の支柱方向

 あっという間に一番高い所に到着し、みんなスマホ等で写真を撮影します♪
湾仔方面のセントラルプラザのビルが一際高く見えましたね♪
少し曇っていますが、素晴らしい景色です♪
きっと夜景は素晴らしいのだと思います♪


↑観覧車からの景色


↑九龍方面


↑地上の遊園地


↑湾仔方面(セントラルプラザ)


↑若い番号のふ頭方面

 頂上辺りで周りの景色を楽しんでいると、前の席に座っている女子小学生が、かなり大きな重い金属の水筒を派手に大きな音で「ガンッ」と落とし、みんな観覧車が壊れたのかとびっくりして慌てたのは面白かったですね♪

みんなその水筒を見て落ち着き、その女子小学生は親からたしなまされ、そのあと全員で大笑いしました♪
みんな涙目になりながら笑っていましたね♪
笑いは世界共通です^_^)

 香港の観覧車は、一人20香港ドルとリーズナブルに香港の素晴らしい景色を3度も高いところから楽しめ、とてもオススメです!

お勧めなお話(2017年下半期)

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香港海事博物館は香港の海運などの勉強になりとてもオススメ!

2018年02月19日 01時00分00秒 | イベント・外出
 愛用している「タビトモ香港」という旅行ガイドブックに、2013年2月に新オープンし、小さな漁港から国際的な港へ発展した香港の歴史が学べると掲載されていたので、「香港海事博物館」へ行ってきました♪

 場所は、香港島の香港駅は中環駅の北東方面で、8号埠頭にあり、中環駅E出口からだと徒歩約10分です♪
屋根のある道を通って行くと楽で、途中に大きな観覧車も見えます♪
後でその観覧車には20香港ドルで乗ります♪


↑観覧車


↑香港海事博物館入口

香港海事博物館の受付で入館料30香港ドル=約420円を支払って入館します♪

 開館時間は平日9:30~17:30(土日は10:00~19:00)で、香港に夕方に飛行機で到着して平日16時30分過ぎに到着したので、受付で残り時間は少ないとアドバイスを受けます♪

英語と中国語で書かれたのパンフレットをもらい、さっそく館内を歩きます♪


↑パンフレット(英語)


↑パンフレット(英語)

 館内はA層、B層、C層に分かれて15のコーナーがあり、1200点以上の展示があるようで、年間10万人以上も訪れるとは凄いですね♪

この香港海事博物館はまだ新しく綺麗で、気持ちよく見学することができます♪

まず昔は銀の時代で、銀による経済だったとのことで、銀の貿易が重要だったようです♪

 まあ銀という漢字自体も「金」より「良い」という字ですからね^_^;)
当時は銀は銀貨としてのお金や食器や装飾品等の製品としても重要だったのだと思います♪


↑白銀経済

それで、いわゆる大航海時代は世界中を船で、たくさん銀を運んでいたのだと思います♪


↑白銀経済のフロア

 特にヨーロッパやインド、中国等の銀の流れの世界地図があり、これはとても興味深かったですね♪


↑銀の流れの世界地図
 
 日本からも矢印があるのは恐らく島根県の石見銀山からだと思います♪
当時は世界の銀の約3分の1を最盛期には石見銀山が産出していたようです♪


↑銀の量の流れ?

 それから船に装備されている鐘などもありましたね♪
きれいに飾られています♪


↑船の鐘

また灯台の大きなランプもあります♪
これは存在感があります♪


↑灯台のランプ

そしてタンカーの模型がたくさんあるのには驚きましたね♪
しかもトヨタ自動車の車を運ぶタンカーもありました^_^)


↑タンカーたち


↑トヨタ自動車の車を運ぶタンカー

そして球体の大きな地球儀では映像が美しく、海面上昇時の影響などをディスプレイしているようでした♪


↑大きな地球儀


↑海面上昇時の影響?

 それから実際の船の艦橋部分はさすが人気がありましたね♪
計器などが格好いいです♪
そしてその先の壁には、19世紀の観音船首像が飾られていましたね♪


↑船の艦橋部分

また可愛いタグボートの模型もありました♪


↑タグボート

 そしてかなり大きな映像で、実際の艦橋での船の揺れ具合を表現しているのは凄かったです♪
実際に乗っているようで、かなり臨場感があります!!
これは揺れていないのに、見るだけで酔いそうです^_^;)
これは素晴らしかった!


↑艦橋の揺れ具合を表現

それから黄金色の大きなスクリューも色が素晴らしかったですね♪


↑スクリュー

 窓からはあの有名なスターフェリーが見えていました♪
そのスターフェリーの名前の由来ですが、至る所に星マーク(★)があるようで、それでスターフェリーと呼ばれるようです♪
現に煙突に星マーク(★)が見えますね♪


↑スターフェリー

それから1944年のイギリス空母(Vengeance)の模型があり興味深かったですね♪
これはリアル!


↑1944年のイギリス空母

1942年の駆逐艦模型などもありました♪
なおこれは日本軍により1943年に沈没してしまったようです。


↑駆逐艦等の模型

香港海事博物館は小さな漁港から国際的な港へ発展した香港の海の歴史を綺麗な部屋で学べ、とてもオススメです!

お勧めなお話(2017年下半期)

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「私をBARに連れてって!(大谷じろう)」という本はとてもオススメ!

2018年02月16日 01時00分00秒 | 
「私をBARに連れてって!」の購入はコチラ

 「私をBARに連れてって!」という本は、表紙がドキッとする本ですが、お酒を飲む場所であるBARやカクテル等について、BAR初心者向けにとても分かりやすく説明したものです♪

 具体的には、マンガも取り入れているので実際のいろんなBARの雰囲気や、そこで作られるカクテル、BARでのマナー等について理解することができます♪

特に以下についてはナルホド!と思いましたね♪

・カクテルとは、お酒とその他の飲料を2種類以上混ぜたもの

・テキーラベースの「マルガリータ」をジンベースに変えると「ホワイト・レディ」、ウォッカベースに変えると「バラライカ」、ラムベースに変えると「XYZ」となる

・ショートカクテルは10分程度、ロングカクテルなら15~25分程度で飲み干すのが作ってくれた人へのマナー

・バーテンダーの後ろの棚のバックバーがBARの顔

・お酒には香りを楽しむ文化があるので香水は控えめが良い

・カクテルにあるフルーツは食べてもよい

・カクテルにストローが2本付く場合があるが、それはたまに氷が詰まることがあるのでそのスペア用として2本ある

・バーテンダーの腕前はジン・トニックに全て出る(マティーニなども)

 「私をBARに連れてって!」という本は、BARについて初心者でも分かりやすく説明がありとてもオススメです!
巻末には東京の銀座が多いですが、全国のオススメのBARもたくさん掲載されていましたので、ぜひ行ってみたいと思います♪

以下はこの本のポイント等です♪

・マティーニは「カクテルの王様」と呼ばれるほど代表的な存在。世界中に多くのファンを持ち、映画や音楽などの作品中にも頻繁に登場する。それだけにアレンジした作り方が数多く発表されており、マティーニの種類を細かく分類するだけで、200種類以上は存在すると言われている。一般的なマティーニでは、レモン・ピール(香り付け)を絞り、オリーブを好みに合わせて飾り付けたりする。

・お酒は3種類に分かれます。ビールや日本酒などの原料を発酵させたものを醸造酒。醸造酒を蒸留してアルコール度数を高めたものがスピリッツ(蒸留酒)。醸造酒やスピリッツに果実エキスやハーブを加えたものをリキュール(混成酒)をいいます。ワインはブドウを発酵させたものなので醸造酒となります。たとえば白ワイン(醸造酒)4/5にカシス(リキュール)1/5を加えると、食前酒としても人気の「キール」となります。

・ウィスキーとは、穀物を原料にした蒸留酒のことで、木樽で熟成を行います。大麦麦芽のみをを原料とする「モルト・ウィスキー」、ライ麦・小麦やトウモロコシなどを原料とする「グレーン・ウイスキー」、両方を混ぜ合わせた「ブレンデッド・ウイスキー」の大きく分かれます。

・バックバーってのは、バーデンダーの後ろの棚のこと。ボトルが綺麗に並んでいて「BARの顔」と言われているんだ。ボトルが曲がって置かれていたり、汚れていたりしたら、残念な気持ちになります。一概には言えませんが、プロ意識はそういう細かい所に反映されると思っています。「お店を磨く行為は、自分を磨く行為」でもありますから。

・無数のボトルが整然と並ぶバックバー。その美しさと存在感に目を奪われてしまう人も多いことだろう。「バックバーはBARの顔」と言われるだけあり、その店の特徴を表すことがある。扱われている酒の種類を見れば、こだわりのジャンルや価格帯が予想できる。店によっては、お客が一番目にしやすいセンターの位置にお勧めのボトルを置いて、アピールすることもある。ボトルの形を見比べるのも面白い。本やドクロの形など、個性的なデザインのものもあり、インテリアとしての価値も高い。ボトルはなにも語らないが、長時間見ていても飽きないだろう。

・BARのマナーとしては基本的にはラフなカッコではBARに行かない、やな。Tシャツ、短パン、サンダルは基本やめといた方が・・・ちうか、最低限の大人の気遣いというか、一般的な常識があればOKなんやけどな。
具体的には、
 ・騒がない
 ・他の客や店に迷惑をかけない
 ・お酒に飲まれないように
 ・お酒を楽しむ
 ・寝ない

・まず入店したら、バーテンダーさんが案内するまで勝手に座らないこと。どうしてなんですか?お客様はそれぞれの世界観をもって時間を過ごされます。例えば、静かに飲みたい時に、隣で騒がれたら居心地は良くないですよね。そういう場合は、少し距離を離して座ってもらいます。全てのお客さんが気持ちよく飲めるように、気配りをしてくれているのよ。他にも、常連のお客様は自分が座りたい席が決まっていたりします。この日は必ずいらっしゃると予想できる時は、事前に席を空けておくこともあります。今いるお客さんだけでなく、一日を通して考えているんだ。

・BARを利用する上のマナーとして気をつけたいのが、匂いに関することだ。酒には香りを楽しむ文化がある。レモンをピールしてカクテルにほのかな香りづけをしたり、ウイスキーのように酒が喉を通った後に残る芳醇な香りをかみしめたりする。だが、誰かが強すぎる香水をつけていると、香水の匂いに負けて、その楽しみが味わえない。本人の問題だけであればいいのだが、香りは周りの人にも影響を与えてしまう。いくら優秀なバーテンダーだとしても、香りだけは対処のしようがない。香水は禁止とまでは言わないが、周りに迷惑はかけないように配慮するのが大人のマナーである。

・カクテルには、オリーブやパイナップルとか、グラスの上に飾りものがあったりしますよね。あれって、食べちゃってもいいんですか?基本的には食べられます。ただ飾りのひとつですので、無理に食べなくても大丈夫です。残った皮や種などは、カウンターの上に直接置いて頂いてもかまいません。

・「モヒート」を頼むとたまにストローが2本付いてきますよね。あれは特別な飲み方をするんですか?モヒートのようなクラッシュ・アイスを使ったカクテルをストローで飲むと、たまにストローの中に氷が詰まってしまうことがあるんです。そんな時でも二本のストローがあれば、どちらかから吸うことができるので、気にせず飲めるということです。

・「レディ・キラー・カクテル」は飲みやすくて美味しいのですが、アルコールが高めのカクテルのことです。男性が女性を酔わせようとする時に注文されることが多いので、この名前が付きました。レディ・キラー・カクテルの代表的な一杯は、「スクリュードライバー」ですね。フルーティで口当たりがいいのですが、アルコール度数は高め。他にも「ロング・アイランド・アイス・ティー」「アレキサンダー」も有名です。

・二日酔いしそうなときは、ドイツの薬草リキュール、ウンダーベルクなどを使ったカクテルでドクターエムなんか飲んだらええんや。ドクターエムで使っている薬草のリキュールは、疲労回復や二日酔いの予防にヨーロッパ中で飲まれてるんやで。

・春夏秋冬のカクテルでは、春といえば大正時代にできた日本生まれのカクテル、チェリー・ブロッサムはどうや!?夏ならモヒート、ミント・ジュレップ、ソルティ・ドッグ、ベリーニ、ミモザなんかがええなぁ。秋ならフレッシュフルーツを使ったカクテルやジャック・ローズ、ワインを使ったカクテルもええ。冬ならアイリッシュ・コーヒーやホット・バタード・ラムがええなぁ。雪国っちう、戦後日本が生んだカクテルもあるで。川端康成の小説のイメージを表現したカクテルなんですって。

<オススメのBAR>
・BARやまざき 札幌市中央区
・BEER&SCOTCH BAR THE EARTH 網走市
・ケルン 山形県酒田市
・PANACEE 熊谷市筑波
・MORI BAR 中央区銀座6-5-12
・酒向BAR 中央区銀座8-5-1
・BAR エルロン 中央区銀座8-4-2
・Bar Shake 中央区銀座7-3-15
・LITTLE SMITH 中央区銀座6-4-12
・Ginza Zenith 中央区銀座6-4-7
・BAR 東京 中央区銀座6-4-12
・BAR ANTHEM 中央区銀座6-4-8
・バール・リヴァージュ 中央区銀座8-5-1
・BAR EVITA. 中央区銀座8-4-24
・Bar Serlock 銀座6-9-13
・Bar 耳塚 銀座6-6-19
・スペリオ 中央区銀座7-7-14
・BAR GINZA 江 中央区銀座8-7-2
・Bar 山下 中央区銀座8-7-18
・BAR 堀川 中央区銀座6-4-7
・Bar Ginza Grace 中央区銀座5-10-10
・バーチェイス 中央区銀座8-6-19
・Bar,C 江東区門前仲町2-3-14
・Bar 霞町 嵐 港区西麻布3-23-14
・Grande Npble 横浜市中区吉田町
・AUTHENTIC BAR Kreis 名古屋市中区栄
・Bar,K 大阪市北区曾根崎新地
・SAVOY KITANOZAKA 神戸市中央区中山手通
・Bar Slaintheva 広島市中区
・中村BAR 松江市東本町
・Bar 鴻 Kohno 徳島市栄町
・バーふくろう 高松市古馬場町
・NIKKA BAR NANASHIMA 福岡市博多区中州4-2-18
・ショットハウス High-Bridge 鹿児島市山之口町

良かった本まとめ(2017年下半期)

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香港駅内の添好運(香港)での飲茶はとてもオススメ!

2018年02月15日 01時00分00秒 | 外食
 「タビトモ香港」という旅行ガイドブックに、カジュアル飲茶専門店の草分け的な存在でミシュラン一つ星を獲得していると掲載されている添好運へ行ってみました♪

 香港の空港に着いて、すぐにエアポートエクスプレスに乗ると24分後に香港駅に到着しますが、この添好運はその香港駅構内にあり、具体的には香港駅到着のフロアからエスカレーター等で1つ下がったL1階フロアの中央にあります♪
アクセスが良いのは素晴らしいです!


↑店構え

 お店はミシュラン一つ星とはいえ、カジュアルなファーストフード店のような感じで、きっと味で勝負なのでしょう♪
 平日16時くらいに到着だったので、ほぼ満席ながらあらかじめ用意されている待ち行列ラインには並ばずに済み、すぐ座れてラッキーでした♪
この時間は空いているんですね♪
待ち行列ラインを見ると、きっとランチの時間帯には大行列ができるのだと思います。
ちなみにその右側の列はテイクアウトの列でした♪


↑待ち行列ラインには人はいない

 席は相席で、右隣も左隣も二人連れのカップルで、後で正面には若い一人客の女性が座りました。
そういえば香港は一人で食事をする若い女性が結構多いですね。
席がかなり狭く、周りに気を遣いながら行動します^_^;)

 注文は緑色の紙のメニューに自らペンでチェックして渡す注文方式のため、お目当ての点心を漢字と英語を見ながら慎重に選びました♪


↑紙のメニュー

 今回はオーソドックスにエビ餃子(33香港ドル)、そしてチャーシュー入りメロンパン(21香港ドル)が珍しいのでそれを1つ、そして蓮の葉に包まれ蒸した鶏肉おこわが(33香港ドル)美味しそうなのでそれらを注文します♪

あらかじめスマホで検索して調べ、そしてそれら漢字などを画像に保存していたので注文が楽でした♪
しかしながらこれらの中華料理の漢字は未だに慣れませんね♪
日本語と違ってエビは「蝦」ですからね^_^;)

 なおテーブルの上にはお茶のポットが置かれ、自由に自分で注いでお茶を飲むことができます♪
このポットは共用です。
お茶は3香港ドルが自動的にチャージされる仕組みのようです。
お茶の種類はおそらくオーソドックスにプーアル茶だと思います。

またテーブルの上には小さなティッシュボックスもあり、そこからティッシュを取って使うことができます♪
テーブルの上には中華料理らしくラー油などもあります。

店の方にチェックした緑色の注文表を渡し、比較的すぐにまずメロンパンが運ばれます♪


↑チャーシュー入りメロンパン

3つもあり驚きました♪
このメロンパンは他と比べても20香港ドル(約280円)と安く、しかも3つもあるので、どの女性客も注文しているようでしたね♪
もちろん前の席の女性も注文しています^_^;)
ちなみに自分は3品頼んで90香港ドルでしたが、前の女性も3品頼んで65ドルくらいでしたね。

 少し食べてみると、本当にメロンパンで、ただ甘さは控えめで、ほんのりとした甘さを感じます♪
日本のメロンパンと違ってかなりもちもちとして柔らかいです。
そしてその中には甘いチャーシューが入っていて、これが意外とメロンパンと合って美味しい♪
これは人気な理由が分かりましたね♪


↑メロンパンの中のチャーシュー

そして、蓮の葉に包まれた鶏肉おこわが運ばれます♪
おぉぉ縦に結構大きい♪
重さも十分あります♪
かなり重い!
これは一人で食べるのは大変です!


↑鶏肉おこわ

その蓮の葉を丁寧に開けると、どーんと白いおこわが登場!
これはかなりボリュームがあります♪
おこわは、かなり蒸されていてアツアツですね♪
かなりしっかりと蓮の葉に包まれていたようです。


↑おこわの中の鶏肉

 おこわの中は鶏肉もたっぷり入っていて、ホクホクしながら美味しく頂きます♪
かなりの量ですが、美味しくてどんどん口が進みますね♪
こりゃぁ美味しい!
しかしこれは腹に結構残ります^_^;)
一人で食べるのは至難の業ですね♪

そして最後にエビ餃子がアツアツに蒸されて運ばれますが、これは確かに上質そうで、皮が透き通って見えますね♪
さすが、エビ餃子は柔らかくて美味しいです♪
素晴らしい!


↑エビ餃子

添好運は、香港の空港からエアポート・エキスプレスに乗って終点の香港駅に24分で到着して1つ階を降りたところにあるのでアクセスは非常によく、またミシュラン一つ星に選ばれるほど美味しくて、とてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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ナチュラルチャイニーズ樹麻(小田原市)での中華料理はとてもオススメ!

2018年02月14日 01時00分00秒 | 外食
 ゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載されていたため小田原市の小田原城内の報徳二宮神社境内にあるナチュラルチャイニーズ樹麻(このま)へ行ってみました♪

 結論から言うと、このお店はかなり美味しく、雰囲気もよく、しかも比較的リーズナブルで超オススメです!!
感動しました!

 その樹麻へは小田原駅から小田原城を通って徒歩で行ったのですが、以前工事中で見ることができなかった天守閣の白い壁が美しく、素晴らしかったですね♪
途中には関東大震災の際に崩れ落ちたという石垣も多数ありました♪


↑小田原城天守閣

小田原城天守閣方面から報徳二宮神社に入ります♪
夕闇が迫り、さすがたくさんの名物の小田原提灯も明るく輝いていましたね♪


↑報徳二宮神社の鳥居と小田原提灯


↑報徳二宮神社

 ちなみに小田原は、薪を背負って本を読みながら小さい頃に勉強したという二宮金次郎が有名ですが、実はその二宮金次郎のブロンズ像はこの報徳二宮神社に昭和3年に昭和天皇の即位大礼記念として制作されたのが初めてだったとのことです♪


↑二宮金次郎像

その後、これと同じ像は全国の小学校へ約1,000体制作され、どの小学校にもあったようですが、第二次世界大戦時にこの報徳二宮神社以外は金属だったのですべて兵器生産のため供出され、残っているのはこの報徳二宮神社内の一体だけのようです♪
おぉぉ貴重!
なお、この像は当時のメートル法普及のためちょうど1mの高さで制作されたとはナルホドです!


↑二宮金次郎像の説明

ちなみにその二宮金次郎(二宮尊徳)は実は幕末期に農政指導者として約600余りの農村で功績があり、偉人と称されたようです♪
やはり凄い方だったんですね♪


↑二宮尊徳の説明

 ちなみにもう一つ、ポケモントレーナーのみなさんへの報徳二宮神社からのお願いには笑ってしまいました♪
この報徳神社にはポケモンがたくさんいるようです^_^;)


↑ポケモントレーナーへのお願い

 そのポケモントレーナーへのお願いの前にある樹麻の門が、なかなか開店の17時になっても開かず店内に入れませんでしたが、実は樹麻の正門はその右側の方にありました♪
この裏門は昼の営業時間しか開かないとのことなので注意が必要です^_^;)
ひたすら寒い中、薄暗くてよく分からずに待っていたのですが、せめてその説明があればとは思いましたね^_^;)

すっかり前置きが長くなりましたが、17時過ぎにようやく入店できました♪


↑お店


↑お店の入口

 お店に入ると、報徳二宮神社境内にあるお店にも関わらず想像以上に店内は綺麗でお洒落で、そして店内は薄暗く静かにジャズのボーカルが流れて雰囲気がかなり良くて驚きました♪


↑店内


↑店内


↑店内

店の外も昼間は庭の緑が美しそうです♪


↑窓の外

神社のお店とは信じられませんね(^_^;)
しかも神社らしく和食ではなく、何と広東料理の中華料理というのがすごい♪
神社も頑張っているんですね(^_^)
私は数多くこのブログで飲食店のレビューをしていますが、その中でもかなり美味しく素晴らしいお店だと思います♪

事前に電話で一番安い一人3500円のコースを予約していました♪
このお店は少人数でもコースを選べるのは素晴らしいと思います。
もちろんアラカルトで注文することはできますが、恐らく多人数の時が良いかと思います。

席に着いて、冬なのでコートを預け、そしてこのコースはいくつか料理が選択式なので選びます♪


↑3500円のメニュー

 どれを選ぶか悩みますが、メインは「ぷりぷり海老の上湯スープ」、飯は「蒸しちまき」、デザートは「タピオカ汁粉(温)」、お茶は「プーアル茶」を選びます♪

お酒はせっかく中華料理なので女児紅という紹興酒1合600円を選びます♪
常温がオススメとのことなので常温でお願いします♪
紹興酒は温めることや冷やすことも一応できるようです♪


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー

このコースにはあらかじめ、お酒用の乾きものが用意されているというのは秀逸でしたね♪
干しエビや、マカデミアナッツ、干しトマトが、アフタヌーンティーのような三段重ねで運ばれるのがまたオシャレです♪
紹興酒と美味しく頂きます♪


↑紹興酒と乾きもの

そして、点心も三段重ねで運ばれ驚き♪


↑三段重ねの点心(食べ終わった後の写真です^_^;))

 精進野菜とエビの餃子とシュウマイと小籠包で、しかも既に味が付いているのも素晴らしい♪
点心はアツアツで柔らかく、かなり美味しく頂きました♪
アツアツで頂けるのが素晴らしいです♪
メガネが曇ってしまいます^_^;)


↑点心の餃子


↑点心の焼売


↑点心の小籠包

小籠包はレンゲの上に薄い人参があり、その上にありました♪
レンゲがかなり熱い!!
さすが香港出身の点心師で、上海で食べた有名店の点心よりも美味しく感じましたね!
なお好みにより3種の調味料を付けることもできました♪
これら辛子なども美味しい♪


↑3種の調味料

そして、サクサクなタロイモのハチの巣揚げと大根餅?も温かく美味しい♪
蜂の巣状のサクサク感が素晴らしいです♪
大根餅ももっちりしていて美味しい♪


↑サクサクなタロイモのハチの巣揚げと大根餅?

それからメインのエビも本当にプルプルで、ズッキーニが十分な油で炒められ上湯とともに温かく美味しい♪
薄味なのが嬉しいです♪
上質さを感じ美味しいです!


↑プルプル海老

そして蒸しちまきが青梗菜等の野菜スープ、ザーサイと共に運ばれます♪


↑蒸しちまき(包まれた状態)とスープ、ザーサイ


↑蒸しちまき(包みを広げた状態)とスープ、ザーサイ

アツアツの葉を注意深く広げ、そしてかなり固められているちまきを頂きます♪
おぉぉ蒸しちまきは適度に濃厚に中まで味が染み渡っていて、そして椎茸などの食感も良く、これは旨い!!
しかもアツアツでこりゃうま~です!!
こんなに美味しいちまきは初めてでしたね♪
美味しくてこれにはかなり感動しました♪

なおこのちまきは1日限定20食なので早いもの勝ちです♪
ぜひこれを選ぶことをオススメいたします!

それからメニューにはない饅頭が運ばれました♪
紫芋のゴマ餡でこれも美味しい♪


↑饅頭

そして最後にアツアツのタピオカ汁粉が運ばれます♪


↑タピオカ汁粉

スプーンを入れると驚いたのですが、色んな種類の豆類がタップリ入っていました!!
すごい!


↑タップリ豆類のタピオカ汁粉

 このタピオカ汁粉はかなり甘くて絶品♪
しかもいろんな触感の豆も楽しめ、そしてタピオカはプルプル!
こんな美味しい汁粉も初めての経験でしたね♪
冬ですし、このタピオカ汁粉は身体が温まります♪

ちなみにプーアル茶も美味しく、お茶がなくなるとお湯を足してくれました♪
癖がなくて非常に飲みやすかったですね♪


↑プーアル茶

ナチュラルチャイニーズ樹麻(このま)は、素敵な薄暗い雰囲気で、静かにジャズボーカルも流れ、そしてどの料理も上質でとても美味しく、そして比較的リーズナブルでかなりオススメです♪

また緑の美しい庭も楽しめるランチにも行きたいと思います♪
小田原城見学や報徳二宮神社にお参りの際等にはぜひ行くことをオススメ致します♪

帰りは小田原城のライトアップが堀にも写り美しかったですね♪


↑小田原城のライトアップ

美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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箱根の寄木細工はとてもオススメ!

2018年02月13日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
 箱根に行った際に、寄木細工の模様が素晴らしく、いくつか購入して良かったので紹介したいと思います♪

 寄木細工(よせぎざいく)とは、様々な木材の色や木目を生かしながら寄せ合わせて精微な幾何学模様を作り出し、一定厚みの「種板」として、これを特殊な大かんなで薄く削って小箱などに貼布して装飾に利用したり、種板をそのまま加工製品にする手作りの木工芸品です♪


↑寄木細工とは?


↑製作工程


↑寄木細工の説明(製品に入っていた紙)

江戸時代の元禄(約300年前?)の頃から箱根・小田原地方で伝統工芸品として有名なようです♪

ちなみに、毎年正月に開催される箱根駅伝では、往路優勝チームにはこの寄木細工で作られたトロフィーが授与されていたとは知りませんでしたね^_^)

 今回箱根で買ったのは、以下のペン立て(推定1,770円?)や、つまようじ入れ(推定1,160円?)、靴べら(440円)、メガネラック(2,592円)ですが、色合いも良く、とても気に入っています♪


↑ペン立て


↑つまようじ入れと靴べら


↑メガネラック

 特にメガネラックは今まで持っていなかったので、寝る時などにとても重宝していますね♪

また靴べらはとても薄いので持ち運びに便利で、これも重宝していますね♪

とにかく色合いや模様が良くてお気に入りです♪

 ブラタモリというテレビ番組では、確か特にこの箱根の寄木細工で黒色を出せるのは、この箱根に埋もれている神代という木だけと紹介されていましたので、この黒色を利用できる箱根の寄木細工は貴重だと思います♪

 また箱根のこの寄木細工の品質の高さは、これから世界で売れるのではないかと思います♪
ぜひ有名になって欲しいですね♪

 それから箱根観光物産館では、この寄木細工は「秘密箱」が有名と教えて頂きました♪
 この箱根観光物産館では800円で2スライドの貯金箱(秘密箱)を売っていたのですが、ある側面を2つスライドさせないと貯金したお金を取り出すことができない仕組みとなっているものです♪

 これは見た目どこをスライドさせれば良いかまったく分かりませんでしたね♪
触ってもすぐには分かりませんでした!


↑2回スライドの1回ひみつ貯金箱

それほど精巧な作りということで、これは凄いと思いました!

また後日、この派生系として、友人は21回スライドの秘密箱を昔買ったと言われたのですが、そんな凄い秘密箱があるとは驚きましたね♪

21回スライドの秘密箱


amazonで検索してみると、何と72+1回仕掛けというのもありました♪
すごい!
しかしお値段も凄くて54,000円ですか!
これは完璧な宝箱ですね♪
この中に宝を入れれば、簡単には取り出せません!!^_^;)

72+1回仕掛けの秘密箱

 寄木細工はかなり美しい伝統木製細工で、色々なものが売っていますし、箱根のお土産にとてもオススメです!

秘密箱も良いと思います!


お勧めなお話(2017年下半期)

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ポーラ美術館(神奈川県 箱根)はとてもオススメ!

2018年02月12日 01時00分00秒 | イベント・外出
 以前このブログで紹介した「フランス人がときめいた日本の美術館」という本に掲載され、ぜひ行きたいと思っていたので、神奈川県の箱根にあるポーラ美術館へ行ってみました♪


↑ポーラ美術館入口

 美術館の場所は箱根町仙石原小塚山1285で、小田急のお得な割引周遊券の箱根フリーパスを利用するならばバスを利用することとなります♪
 バス停は「ポーラ美術館」があります。
強羅駅からバスで約13分ですね♪

 またこの小田急の箱根フリーパスを利用すると、このポーラ美術館の入館料が200円割引になります♪
なお私の場合は箱根ラリック美術館と併せて行ったので、ポーラ美術館と箱根ラリック美術館のセットでは入館料がそれぞれ300円割引となりました♪
もし可能ならこのセットを買うと割安です♪

バスを降りて美術館へ向かいますが、最近の美術館はさすが美しいですね♪
建物入口には正月なので門松もありました♪


↑建物入口

エスカレーターで降りていきます♪


↑エスカレーター

そして1階で入館手続きをして、実質無料(100円を入れて預け、取り出すと100円戻る)コインロッカーに荷物を預けます♪

そして地下1階に降ります♪
カフェやショップもかなり綺麗で素晴らしいです♪


↑カフェ


↑ショップ

 ポーラ美術館は2002年にオープンし、ポーラ・オルビスグループの創業家二代目で前オーナー・鈴木常司が40年かけて集めた9,500点のコレクションがあるようです。

 今回はポーラ美術館開館15周年記念展「100点の名画でめぐる100年の旅」(2017年10月1日~2018年3月11日)ということで、100点(西洋71点、日本29点を厳選)の名画を、画家や芸術運動、主題や時代に関わる20のテーマに分け、19世紀半ばから20世紀に至る約100年間に描かれた近代絵画の流れを旅するように展示しているとのことでした♪

ポーラ美術館が始まって以来の贅沢なコレクション展とのことですが、さすがどれも素晴らしかったですね♪


↑「100点の名画でめぐる100年の旅」チラシ表


↑「100点の名画でめぐる100年の旅」チラシ裏

しかも、ほとんど写真撮影可能というのは嬉しかったです♪
ただ、ピカソ等は写真撮影不可でしたね♪

その写真撮影可能の中から素晴らしかった絵は以下となります♪
改めてどれも素晴らしいです♪


↑クロード・モネ セーヌ川の日没、冬


↑クロード・モネ 散歩


↑カミーユ・ピサロ エラニーの花咲く梨の木、麻


↑浅井忠 武蔵野


↑クロード・モネ 睡蓮の池


↑アンリ・ルソー エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望


↑ポール・シニャック オーセールの橋


↑オディロン・ルドン 日本風の花瓶


↑藤島武二 女の横顔

一番好きだったのは以下のラウル・デュフィのパリですね♪
屏風のようで面白い♪
パリの1日が表されていると思います♪
とても素晴らしいと思います!


↑ラウル・デュフィ パリ

なお、この「100点の名画でめぐる100年の旅」の詳細パンフレットは以下となります♪


↑100点の名画でめぐる100年の旅


↑100点の名画でめぐる100年の旅


↑100点の名画でめぐる100年の旅


↑100点の名画でめぐる100年の旅

そしてその他の常設展の「ポーラ美術館の日本画」も素晴らしかったです♪

特に横山大観の「山に因む十題のうち 霊峰四趣 秋」はさすがだと思いましたね♪


↑横山大観 山に因む十題のうち 霊峰四趣 秋

そして写真撮影できませんでしたが、杉山寧の絵がまるで写真のようでとても素晴らしかったですね♪

 それから、1階には現代美術作家の活動を紹介する「アトリウムギャラリー」があり、橋詰彩の個展がありました♪
これらの絵も、まるで写真のようで本当に驚きましたね♪
近づいてよく見ると油絵というのが分かるのですが、この技は凄いと思います♪
素晴らしいと思います!


↑アトリウムギャラリー


↑橋詰彩の絵


↑橋詰彩の絵


↑橋詰彩の絵

それから、2013年7月13日から全長670mのブナ・ヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内の自然を楽しめる「風の遊ぶ散歩道」がオープンしていました♪


↑「風の遊ぶ散歩道」の案内

さっそく歩いてみましたが、素晴らしい自然が広がっていましたね♪
空気がとても気持ち良いです!
これは緑が生い繁る春や夏などにも行きたいと思いましたね♪


↑「風の遊ぶ散歩道」の風景


↑「風の遊ぶ散歩道」の風景


↑「風の遊ぶ散歩道」の風景

ちなみにヒメシャラは茶色の木のようです♪


↑ヒメシャラ


↑ポーラ美術館の周辺でみられる鳥


↑ポーラ美術館の周辺でみられる動物


↑この付近に移植された貴重植物

ポーラ美術館は、かなり綺麗な施設で素晴らしい絵画等を堪能でき、また森の遊歩道も楽しめ感動しました!
とてもオススメです!


お勧めなお話(2017年下半期)

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タビトモ(香港)という旅行ガイドブックはとてもオススメ!

2018年02月09日 01時00分00秒 | 
「タビトモ(香港)」の購入はコチラ

 最近海外旅行に行く際には、「タビトモ」シリーズの旅行ガイドブックを愛用し、いつもとても役立ち感謝していますが、今回の香港旅行もとても役立ったので紹介したいと思います♪

 本書のポイントと使い方は以下となります♪

(1)有名なモノは13の特集で徹底チェック!(P12~45)
(2)見る・食べる・買うが一目瞭然!(右上のマークで判別!)
(3)行くべきエリアはオススメ順に掲載
(4)よく見る地図や路線図、基本会話は表紙まわりに!

 特によく使うMTRの路線図は表紙1枚目にカラーで折り畳まれていて、旅行中に何度開いてみたことか!
これは非常に便利です♪

 そして特集が素晴らしく、特に飲茶・スイーツ・茶館・100万ドルの夜景・スーパー(お土産)・個性派ストリート・マッサージはとても役立ちましたね♪

 また、以下も非常に役立ち利用しましたね♪
・出入国書類記入例
・交通機関の利用方法やアクセス早見表(特にMTRとスターフェリー)
・持った?リスト
・広東語メニュー早見表

 それから具体的に今回2泊3日の香港旅行で、「タビトモ(香港)」を活用したお店やスポットは以下となります♪
どれも素晴らしかったですね♪
この本のお陰で効率的にいろんな場所に行けましたね♪
大感謝です♪


<スポット>
・香港海事博物館
 →2013年に開館し香港の海の歴史を学べとてもオススメ!船のシュミレーション映像は特筆♪

・シンフォニー・オブ・ライツ
 →ギネス世界記録認定で毎日20時から13分間の光のショーを楽しめました


・文武廟
 →三国志の武将の「関羽」や学問の神様の「文昌帝」等を祀り、地元信仰を理解♪


・ヴィクトリア・ピーク
 →景色が綺麗だけでなく、山頂からトレイルウォーキングできて緑が気持ちよくとてもオススメ♪


・ミッドレベルズ・エスカレーター
 →いくつかのエスカレーターが続き全長800mで移動が楽

・茶具文物館
 →香港公園内で茶具の歴史やお茶の淹れ方を学べとてもオススメ♪h入館無料!


・香港歴史博物館
 →ビジュアル的に約4億年前から1997年の香港返還を綺麗な館内で学べとてもオススメ!特別展はシルクロード展でこれも楽しく興味深く学べました♪


・金魚街・女人街・男人街・キャットストリート
 →香港らしい露店を楽しめます!スリにご注意♪


<レストラン>
・添好運
 →エアポート・エクスプレス終点の香港駅ビル内と便利で、すぐにミシュラン一つ星の飲茶を堪能できる!

・糖朝
 →綺麗な店内で中華料理と有名なマンゴープリンを堪能


・羅富記粥麺専家
 →伝統的な粥のお店で美味しい魚肩粥を堪能♪


・楽茶軒
 →かなり綺麗な店内の茶館で上質な飲茶を頂けとてもオススメ!


・利苑
 →数々の賞を獲り北京ダックやツバメの巣スープが激ウマ!


・翠園
 →今では珍しいワゴン式飲茶の朝食を楽しめとてもオススメ



<立ち食い>
・泰昌餅家のエッグタルト
 →9香港ドルと安く美味しい♪


・ホノルルコーヒーのエッグタルト
 →9香港ドルと安く泰昌餅家よりエッグが厚い♪


<お店・サービス>
・足藝舎(足ツボマッサージ)
 →あまりに気持ち良くて連日2度訪問


・ウェルカム・スーパーストア
 →庶民派スーパーでXO醤と麻婆豆腐の素を購入

・シティ・スーパー
 →高級スーパーでショウガパウダーや胡椒など香辛料を購入

・英記茶荘(ライチ茶購入)
 →高品質なお茶でとてもオススメ!


<乗り物>
・エアポート・エクスプレス・トラベル・パス(エアポート・エクスプレス往復付きで3日間MTR乗り放題のオクトパスカード)
 →これはお得でとても便利!


・観覧車→20香港ドルと安くしかも3周乗れる!

・スターフェリー
 →2階席でも2.7香港ドル(約40円)と安く約10分の船旅を楽しめる!


・バス(中環から山頂まで等)
 →実は山頂まではピーク・トラムより混まず楽!


<番外編>
・「タビトモ香港」には掲載されていませんでしたが、香港在住10年以上の方の超オススメとのことで「海都海鮮酒家」の中華料理は、初めての食感を楽しめとても美味しかったし、マンゴープリンも絶品でした♪

良かった本まとめ(2017年下半期)

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暁亭(神奈川県 箱根)での懐石料理ランチはとてもオススメ!

2018年02月08日 01時00分00秒 | 外食
 ゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載されていたため箱根の暁亭へ行ってみました♪

 場所は箱根湯本駅から西に徒歩約15分ほどで、須雲川沿いにあり、近くには不老長寿といわれる水も飲める玉簾の滝があります♪
100円バスを使えば箱根湯本駅から5分ほどだと思います♪


↑玉簾の滝

 隣には同じ箱根湯本ホテルの系列で似た名前の暁庵という蕎麦屋があり、紛らわしいのでご注意ください^_^;)


↑暁庵と暁亭

しかも食べログでは暁亭https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14008090/よりも暁庵の方が高評価となっております^_^;)

その暁亭は、明治の元勲・山県有朋の別邸に設けられた離れを移築し今年106年目とかなり古い日本家屋のお店となります♪


↑暁亭の門


↑暁亭の説明

暁亭の門をくぐり、暁亭に進みます♪
その通路の木々は手入れされているようで綺麗です♪


↑通路

そして木々の間から暁亭が見えました♪
庭もかなり綺麗なようです♪


↑暁亭

暁亭の玄関にたどり着き、靴を脱いで家屋に入ります♪


↑暁亭の玄関

玄関には生け花もあり、さすがです♪


↑玄関の生け花

その玄関近くには登録有形文化財の表示もありましたね♪
そのため小学生以上しかこのお店には入れません。
しかも、土日祝日11:00~14:00のみの営業となりますのでご注意ください^_^;)


↑登録有形文化財の表示


↑登録有形文化財登録証

また世界各国から特にアフリカからは大使もよく訪れているようです♪
素晴らしいですね♪


↑アフリカ大使から訪問

 靴を脱いで家に入り、席に案内されます♪
冬に訪れたのですが、ストーブが各所に置かれてあるので、すきま風があるにも関わらずかなり温かいです♪
特に席からそのまま美しい庭を見ることができて素晴らしいです♪
これはとても癒されますね♪


↑席や庭


↑庭

また各部屋に掛軸などが置かれ、庭などと合わせてお店の方が説明してくれます♪
昭和8年の謹賀新年の初日の出?の掛け軸は構図が独特で、太陽の感じやまた全体の色合いも良いと思いましたね♪


↑謹賀新年の掛け軸


↑寿の掛け軸と壺

また一筆書きのシンプルな富士山の掛け軸も素晴らしい♪


↑富士山の掛け軸と壺

正月の飾りも美しいです♪


↑正月の飾り

 お店の方によると、学習院付属高校の茶道クラブも毎年この暁亭を利用し、茶道をしているとのことで、あの眞子様も訪れたことがあるとか♪

 あらかじめ予約して行ったのですが、メニューは3240円(税込)の蕎麦御膳のコースのみのようでした♪


↑メニュー

静まり返った部屋で美しい庭を見ながら料理を楽しみます♪
この静寂感が素晴らしいです!


↑席の目の前の庭

 せっかくなので日本酒は、地元の箱根九頭龍神社奉納酒の箱根芦之「髪龍」(純米酒)1合650円税抜を注文します♪


↑飲み物メニュー

そしてすぐに小鉢の湯葉や香の物や薬味などがまず運ばれます♪
お茶は蕎麦御膳なのでさすが蕎麦茶ですね♪


↑小鉢や香の物など

そして焼き味噌が運ばれて驚き!!
焼き味噌は、木のシャモジに塗られてそのまま焼かれたようで、これは面白い♪
こんな料理は初めて見ましたね♪
よく見るとシャモジの外側の端はかなり焦げていました^_^;)
この焼き味噌は京都の白味噌とクルミ、そばの実、ネギで作られたとのことです♪


↑焼き味噌と日本酒

 その湯葉とこの焼き味噌が純米酒とよく合い美味しいです♪
特に焼き味噌は程良く塩も感じるのでゆっくり純米酒と味わいます♪
こりゃいいわ~♪

そして湯豆腐の鍋の下にある固形燃料に火がつけられます♪


↑鍋の湯豆腐

 この湯豆腐の豆腐は独自の製塩法による塩とにがりを使い、昔ながらの製法で手間暇をかけた逸品とのことで、昆布出汁で昆布が底に置かれ、また小田原の梅干しも上に添えられ美味しい♪
薬味や醤油を加え美味しくアツアツで戴きます♪
これは美味しい♪


↑湯豆腐

そして二八蕎麦と天ぷらが運ばれます♪


↑二八蕎麦と天ぷら

二八蕎麦はひんやりとしてコシもあり、あぁぁワサビも効いて美味しいです♪
糖質制限で最近あまり麺類を食べないので、余計に美味しく感じてしまいますね^_^;)
やっぱり麺類は美味しいです♪
そば湯も運ばれ、二八蕎麦を食べた後に注いで美味しく楽しみます♪

そして天ぷらは小田原一本釣りのカレイの仲間のメゴチや、柔らかいサツマイモの紅はるか、エビ、舞茸、シシトウ等が出来立てサクサクで、柚子塩やツユでも楽しめ美味しい♪
特に紅はるかが厚みがありながらもとても柔らかくホクホクで、そしてかなり甘いのには驚きましたね♪
これは美味しいです♪

そして最後に、同じ箱根湯本ホテルの系列の近くの箱根ベーカリーの甘さ控えめのパウンドケーキが運ばれ、色々と茶道の話をお店の方としたためサービスで抹茶も頂けました♪
ラッキーです♪


↑パウンドケーキや抹茶

 確かにパウンドケーキは甘さ控えめながらも柔らかく美味しく、また抹茶とも合い、とても美味しかったですね♪
とても美味しくて大満足でした♪

 暁亭は特に歴史ある建物内の静寂な空間で、綺麗な庭を目の前にしながら、湯葉や珍しいシャモジの焼き味噌を美味しい純米酒と頂け、その他こだわりの湯豆腐や小田原の梅干し、二八蕎麦、サクサク地産天ぷら、甘味も美味しく頂け、とてもオススメです♪

静寂な空間が素晴らしかったですね♪
土日祝日11:00~14:00のみ営業のためご注意ください♪

美味しかったものまとめ(2017年下半期)

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