<金曜は本の紹介>
「「1日30分」を続けなさい!」の購入はコチラ
この「「1日30分」を続けなさい!」という本は、人生をよりよくするための勉強法について分かりやすく55のポイントにまとめて説明したものです。
その55の勉強法を以下の章に分けて説明してあります。
第1章 人生は勉強した者が勝つ!
第2章 勉強時間を捻出する方法
第3章 勉強に集中する方法
第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
第5章 本気の人のための英語勉強法
第6章 勉強を成功させるための目標設定方法
第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
第8章 勉強効率アップのためのツール
特に以下についてはナルホドと思いました。
・自分のアウトプットを増やすには、読書等でインプットが必要
・短期集中よりも定期的に繰り返し勉強が効率よく習得
・テレビを見ないようにして時間を捻出する
・勉強はこまめに休憩をとるのがコツ
・飽きることを防ぐには科目や場所を変えるのが有効
・勉強をする理由を明確にし、目標を設定することが必要
・長期目標、中期目標、1日目標をたてる
・中期目標は1週間に1~2日くらい休憩日を入れる
・書き出した目標を毎日読み返すことが大切
・15年計画表を作るのがよい
・食べ過ぎないことが大切
・覚えたことは睡眠を通して記憶として定着するので十分な睡眠が必要
・静かな環境で勉強するには耳栓がオススメ
・イスはハーマンミラーの「アーロンチェア」がよい
この本はとてもオススメです!
以下はこの本のポイント等です。
・本を読む習慣がない人は、毎月1冊でもいいので少しずつ読む習慣を身につけてください。やはり、インプットの量が少ないと、自分のレベルがなかなか上がっていきません。別の言い方をすると、自分のアウトプットが少ないのは、インプットの量が少ないということが原因の一つです。本を購入する際のコツは、一度に大量に購入せず、できるだけ1冊ずつ購入し、購入した日に読み始めることです。
・私の経験から「この本はまあまあだな」と思えるのは、5冊に1冊程度です。「この本は一生所蔵したい」と思える本は、20冊に1冊程度です。ですから、いい本に出会うには、ある程度、読書量を増やす必要があります。
・立て続けに物事を覚えようとするよりも、ある程度の感覚を開けて覚えるほうが、効率よく脳に記憶されることが証明されています。つまり、ある情報を脳に送り、脳がその情報を忘れかけた頃に再度同じ情報を脳に送ることで記憶の定着がよくなります。「ある項目を勉強する→この勉強の1週間後に復習する→最初の復習から2週間後に2回目の復習をする→2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習をする」というのが、もっとも効率のいい学習方法です。
・勉強を続けていると、突然目の前に大海がひろがるように急に視界が開けて、ものごとがよく理解できるようになったと感じる瞬間があります。ある意味「悟り」にも似た体験ですが、こうした現象はまさに勉強の累積効果によるものなのです。
・自己投資してください。別の言い方をすると、身銭を切ってください。人間は痛みを覚えないと真剣にならないものです。あなたがこれまで新しい知識を吸収してこなかったのは身銭を切ってこなかったからです。身銭を切れば通常は誰でも「必ず投資額の元を取ってやろう」と考えます。私の長い経験から身銭を切らない人の知識の吸収力はほぼゼロに近いといえます。
・毎日、簡単に2時間を捻出する方法を伝授しましょう。それは、テレビを見ないことです。あなたに次の3つの質問をします。
1.テレビを毎日2時間見続けると、あなたの望むスキルは習得できますか?
2.テレビを見ていれば、5年後、10年後にあなたは有能なビジネスパーソンになっていますか?
3.今まで長年テレビを見てきて、何か習得したスキルはありますか?
答えはすべて「いいえ」のはずです。このたった3つの質問から明らかなことは、テレビから有益な情報を得る確率は非常に低いということです。もちろん、自然科学番組や経済情報番組などから、ビジネスパーソンにとって有益な情報を得ることもあるでしょう。しかし、一般の方々が見ているテレビ番組のほとんどは、何の利益にもならないバラエティー番組です。
・昼休みをキッチリ1時間取らないということです。どうせ、昼食なんて30分もあれば終わります。残った30分を勉強に充てるのです。
・仕事を早くこなるコツをお教えします。「この仕事を1時間で終わらせる」というように仕事の処理時間を先に決めるのです。
・会社で残業時間帯を使って勉強することに抵抗がある方は、喫茶店を利用することをおすすめします。300円程度の投資で、机、椅子、照明が確保できます。そして、耳栓を使って、30分から1時間程度集中して勉強するのです。
・早朝もしくは残業時間帯に1日たった30分でいいので勉強を続けてみてください。繰り返しになりますが、大切なことは、習慣化してほぼ毎日続けるということです。
・帰宅中の電車内で「少し疲れているな」と感じれば、仮眠を取って帰宅後に勉強するほうが効率的に知識を吸収できます。逆に、「いまは頭が冴えている」と感じれば、いまの手持ちの時間を使って電車内で勉強し、勉強がはかどった分、その夜は30分程度早くベッドに入ります。そして、通常よりも30分多く睡眠を取り、明日に備えるわけです。帰宅後、疲れている場合、たとえば1時間早くベッドに入り、翌朝1時間早く起きて勉強します。つまり、勉強をする行為自体が大切なのではなく、体調のいい状態で、集中して効率よく知識を吸収することが大切なのです。
・長い勉強の経験から朝のほうが時間が進むスピードが遅いと思います。同じ1時間でも、朝の1時間は夜の1時間半から2時間くらいに匹敵するのです。ですから、朝4時半頃に起きて、2~3時間ぐらい勉強や仕事をすると、その日にこなさなければいけない勉強や仕事の大半は片づきます。だまされたと思って、一度早く起きて2時間くらい勉強してみてください。夜間に同じ時間勉強するのと比べ、勉強のはかどるスピードが全く違うのがわかるはずです。
・会社などから帰宅後に勉強をしようと思っても、体が汗ばんでベトベトするような生理的に不快な状態では集中して勉強ができません。このような場合は、先にお風呂に入るなどして、生理的に気持ちいい状態になってから勉強を始めてください。同じように、眠い状態やお腹が空いている状態も集中を妨げます。さらに、部屋が快適な温度ではない状態や騒音が許容範囲を超える状態も、効率よく勉強する環境ではありません。これら集中しづらい状態では、勉強効率が極度に落ちるので、極力、生理的に気持ちいい状態で勉強する環境作りに注意を払ってください。
・一番能率が上がり、集中して勉強ができる時間帯は人それぞれです。朝が一番集中して勉強でいる人もいれば、深夜の人もいます。しばらく勉強を続けると、自分が一番調子よく勉強できる時間帯がわかってきます。そうしたら、その時間帯に勉強するようにスケジュールを組んで、効率の上がらない時間帯は、きっぱり勉強をあきらめ、趣味などご自身の自由時間にするか、または、さほど集中力を必要としないことをします。
・私の場合、30分間勉強して15分間の休憩を繰り返します。個人差があるので15分間勉強して、15分間休憩を取っても構いません。本格的に勉強の習慣を付けるのが初めての方は、15分勉強して45分間休憩しても構いません。つまり、集中力がとぎれて勉強がイヤになるまえに、勉強を一時中断するのがコツです。
・私は休憩時間に読みたい本を読むようにしています。「休憩の時間に読書をしたら、脳の休憩にならないのではないか?」と思う方もいるかもしれません。でも、勉強する科目が違えば、またはインプットする情報の種類が違えば、人間は使う脳の場所が違うようなのです。
・ある兼業作家は、机を2つ持っているそうです。一方の机で小説を書き、それに行き詰まったら(飽きたら)、もう一方の机に向かい別の仕事をします。それに飽きたら、また最初の机に向かって小説の創作活動に戻ります。これはインプットやアウトプットする情報の種類が違えば脳は疲れないことの証明です。
・私の経験から、勉強に飽きる原因には次の3つがあります。
1.同じ科目を勉強することに飽きる
2.同じ場所で勉強することに飽きる
3.これらの両方の理由で飽きる
「集中力が落ちてきたな」または「飽きてきたな」と感じ始めたら、即刻勉強を中止してください。そのままイヤイヤ勉強を続けても、まず知識を吸収できません。その上、「勉強=痛み」と脳が関連付ける要因を作ることになり、勉強自体が嫌いになる可能性があります。「同じ科目を勉強することに飽きる」については、先ほど書いたように別の科目を勉強します。「同じ場所で勉強することに飽きる」、または「両方の理由」の場合、あなたが大きな家に住んでいるなら、違う部屋で勉強するのもひとつです。私は喫茶店やファミリーレストラン、図書館などに行きます。300円程度の飲み物を注文し、耳栓をつけながら、そこで1時間程度勉強します。そうするとまた、その場所で勉強することに飽きてきます。そうしたら即刻勉強を中断して、また別の喫茶店やファミリーレストランに行きます。さらに、そこで1時間程度勉強します。こうすと1~2時間は簡単に勉強できます。
・勉強に飽きるということは、脳からの重要なサインに違いありません。それは、「これ以上情報を詰め込んでも、脳が情報を整理できません。勉強を中断しなさい」ということです。ですから、脳からのサインにいは素直に耳を傾け、勉強に飽き始めたら、即刻勉強を一時中断するのが賢い勉強のやり方です。
・休日に10時間も勉強することがしばらく続くと、さすがにある日突然「もう勉強したくない」とか「勉強する気にならない」と思うことがありました。こうした状況になった場合、多くの人がイヤイヤ勉強を続けることになります。しかし、実際には集中できていないので、知識の吸収率は非常に悪くなります。このような場合は、思い切って2~3日全く勉強に手を付けないことをおすすめします。そうすると、3~4日目には「最近勉強していないので、中期目標が達成できないぞ。まずい」という焦りの感情が起こりますから、そうしたらまた勉強を再開します。
・短期間で結果を出さなければならない場合、毎日少しずつ勉強する方法は効果がありません。やはり、平日の勉強量を最低でも3時間以上、休日は8時間以上しないと、短期間でいい結果を出せないでしょう。短期集中型勉強のコツは、あなたの活動を対策勉強のみに集中します。逆の言い方をすると、それ以外の活動は極力省きます。新聞を読むのは対策勉強と関係ないので省きます。同僚との飲み会も遠慮します。当然、テレビは絶対に見ません。その節約できた時間をすべて対策勉強に集中するのです。たまには息抜きも必要ですが、これくらい勉強しないと短期間で望む結果を出すのは難しいのです。
・長期計画型の場合、「1日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強量に抑え、これをほぼ毎日続けるのがコツです。長期計画型勉強法を執筆活動にも応用し、毎日1ページ分だけ原稿を書くように心がけています。毎日たった1ページですが、年間250日続ければ250ページ分の原稿が書けます。私はこのような方法で、今日も原稿やブログを書き続けています。
・勉強中は孤独なもの。孤独に耐えるには、勉強する目的をきちんと設定すること。
・ネイティブは試験にでるような、小難しい表現や回りくどい言い方、難しい単語はほとんど使わない。
・英会話学校に通っても英会話がなかなか上達しないのは、勉強量が圧倒的に少ないから。英会話の上達には、ネイティブが多用するフレーズを丸暗記することがおすすめ。
・リスニングの上達には基本フレーズの暗記、リスニング&シーイング、正しい発音の習得、音の調整の知識が必要
・リーディングの上達には、英文を毎日30分程度、素早く読むことを続けるといい
・英作文の上達には、実際に英文を書いて指導者に添削してもらうしかない。
・英語をモノにするための目標とすべき年間英語勉強量は1000時間。最低でも750時間は必要。
・最終目標期日を設定した後に、長期目標を設定し、これを細かく中期目標、さらに1日目標と細分化するほうが、目標を設定しやすいと思います。
・長期目標を立てたら、それを1週間から1ヶ月程度の中期目標に分けます。厳密にし過ぎずに、おおまかに中期目標を立てるのがコツです。自分の手帳やカレンダーに、例えば、8月15日までには参考書の50ページまで進む。8月22日までに100ページまでというように。この中期目標を立てる時に大切なのは、1週間に1~2日くらい休憩日を入れてあげることです。例えば、1日に10ページ参考書を進めるペースだと7日間で70ページ進むことになります。しかし、毎日の生活で、優先事項が高いことが出現することも多々あります。突然の出来事に対処するために予備日としての休憩日を設けます。例えば、1日に10ページの目標を立てても、水曜日と土曜日は空けておいて、1週間のトータルで50ページ分参考書が進めば、それでOKとします。要は、勉強のスケジュールを詰め過ぎず、1週間に1日から2日程度くらい勉強しなくても、達成できそうな中期目標を設定することが大切です。
・1日目標は時間単位で目標を決めます。私は必ずポストイットに書き出して、その目標を達成できるように勉強を進めます。例えば次のように大まかに書き出します。
7:00~7:30 15ページまで
7:45~8:15 18ページまで
8:30~9:00 21ページまで
仮にこの目標を達成できなくても構いません。大まかな指標として使用します。この場合、中期目標と同じように決して達成不可能な目標は設定しないでください。さらに大切なのは、必ず紙に書き出すということです。紙に書き出さないと、勉強が進まなくても机に向かっているだけで何となく勉強がはかどったような気分になってしまいます。
・次に、その日の勉強が終わったら、書き出した1日目標をチェックして、勉強の進捗状況をチェックします。そして、予定通り勉強がはかどったら自分をほめてあげましょう。逆に、予定通り勉強が進まなかった場合は、その原因を調べて、次回の勉強効率アップの参考材料にしましょう。勉強がはかどらなかった時の原因は、例外なく1日目標を紙に書き出さなかった時です。ですから、勉強前にたった3分でいいですから、必ず紙に1日目標を書き出してください。さらに、あらかじめ決めた時間内で一定の勉強を終えるように努力します。
・風景写真においてシャッターチャンスの大半は、日の出または日没前後1時間にあります。その証拠に、風景写真のプロカメラマンの写真集を見てみてください。その大半が日の出または日没前後に撮影されています。特に、日の出前後の1時間は、日中見る風景とは全く違う風景が広がっています。空は真っ赤に染まりますし、太陽が顔を出した後も位置が低いので、影が長く伸びて幻想的な風景が広がります。風が吹いていないので、湖の表面は鏡のようになり周囲の風景を映し出しています。花が揺れないために、植物を撮影するのにも都合がいいのです。
・期日を含めて明確に、あなたが実現したいことを先に決めてください。多くの人が目標を達成できないのは、決断しないことが最大の原因です。あなたも、決心が付かずに決断を先延ばしにしていることはありませんか?これは、いわゆる保留の状態で、後に不本意な結果に終わるパターンになるのは、決断できなかったことが大きな理由です。あなたの過去を思い出してください。したいことができなかった、欲しい物や人物(恋人や配偶者)が手に入らなかったのは、中途半端で決断しなかったことが原因ではありませんか?逆に言うと、自分が決断さえすれば、目標や願望の半分はもう手に入ったのと同じなのです。
・「目標を実現するためには、自分はどうすればいいのか」と考えてください。つまり、今までの思考法とは逆にしてください。多くの人が「~したら、~する」という考え方をします。例えば、「TOEFLで○点を取得したら、留学する」とか。そうではなく、「○年○月○日までに私は~する(になる)。それを実現するためには~する」と。例えば、「2009年8月までに留学する。そのために、2009年3月までにTOEFLで○点を取得する」と考えるようにしてください。このように思考法を逆にすれば、あなたの夢や目標は確実に、いままでの数倍早く達成できます。
・私たちは例外なく年老いて、いつかは死ぬという現実を直視してみてはどうでしょうか。このことをもう少し意識して毎日を過ごせば、あなたが人生でやりたいこと・実現したいことを先延ばししている場合じゃないのが分かるはずです。
・勉強を続けていくためには、ある程度の代償を払うことが必要だということです。いままでより同僚と居酒屋でお酒を飲む回数は減ります。友人との付き合いも多少減るかもしれません。休日に家でゴロゴロできる時間も減ります。ある程度は覚悟して勉強を始めてください。というのは、比較的短期間に何かを実現するためには、一点に時間や労力を集中することが絶対不可欠だからです。厳しい言い方ですが、それがイヤなら目標達成はあきらめるしかありません。
・現在のあなたのプログラムは、周囲から繰り返し続けられたメッセージによって書き込まれたわけですから、今度は本人が自分の無意識にメッセージを繰り返し送り続けることで、自らプログラムを書き換えればいいわけです。ですから、書き出した目標を毎日読み返すことが大切なのです。つまり、目標を毎日読むということは、無意識(潜在意識)の書き換え作業を行うことになるのです。無意識が変われば、無意識が操っていたあなたの行動が変わります。行動が変われば、当然結果が変わります。
・私は手帳に15年計画表を作って、これを長期目標にしています。なぜ15年にしているかというと、人生は先が長いわけですから、1年単位の目標設定だと、どうしても近視眼的になりやすいからです。毎年の目標は着実に実現してきたけれど、10年経って過去を振り返った時に、もしも当初自分が望んでいた人生とは大きくかけ離れていたら、失われた10年は取り返しがつきません。ですから、もっと長いスパンで人生を見つめたり、計画・目標を立てたりするためにも15年程度がいいと思います。
・勉強の大敵のひとつは?意外に思われるかもしれませんが、食事です
!理由は、食事をすると体が食べたものを消化しようと胃に血液を集中させ、食後1時間程度は集中できない状態になるからです。脳に巡る血液の量が不足するのです。あなたは毎日のように経験していると思うので、特別な説明は不用でしょう。食後は眠くなり、能率が下がります。対策をいくつかご紹介します。
1.食べ過ぎない。同じ量の食事をするなら、1日3回の食事を4回に分けるなど、一度に大量の食べ物を胃に詰め込まない。最低3時間は間隔を空ける。さらに、よく噛んで食べる。
2.先に食事をしてから、入浴するなど、食後すぐに勉強しない状況を作る。つまり入浴→食事→勉強の順番ではなく、食事→入浴→勉強のように食事の直後に勉強の活動が入らないようにする。
3.野菜とご飯を中心に食事をする。つまり胃に負担をかけない食事にするのです。
・私は、この食事法を始めた1日目で、体調の違いに気付きました。胃に全然負担がかからないのです。ですから食後10分もすれば、すぐに勉強や仕事の活動に入ることができます。他の人が食後、あくびをしている間に、あなたは仕事や勉強がはかどっているのです。当然、差がつきます。この食習慣はちょっとという方は、朝食を果物だけにしてみてください。胃に負担がかからず、体調の違いを体感できるはずです。
・睡眠は最低でも6時間は取ってください。理想は7時間半。大きな理由は以下のとおりです。
1.頭がさえていないと効率が悪くなる
2.覚えたことが、睡眠を通して記憶として定着する。
脳には詰め込まれた情報を整理する時間が必要です。その時間を脳に与えてやるために仮眠します。しかし、この際、1時間以上寝ると、体のバイオリズムを崩しますから、最長でも1時間が限度と考えてください。
・せっかく早起きをして勉強しようと思っても、寝起きで頭がすっきりしないのでは集中して勉強できません。そこで、目覚めてから比較的短時間に頭をフル回転させる方法をお教えします。それはシャワーを浴びることです。朝の寝起き時は、体温が通常よりも低いですから、血行もよくありません。それに伴い、脳にあまり血が巡らないので、頭がさえないわけです。少し熱めのシャワーを浴びると、体温が通常の体温に一気に上昇するため、シャワー後すぐに勉強を始めることができます。
・勉強を始めた頃は、集中力が切れても勉強を続けてしまいがちです。私がおすすめするほは15分とか30分とか時間を設定して、時間が来たら途中であっても勉強を中断して休憩を取ることです。
・「ピップイヤーホリデイ」というオレンジ色の耳栓がおすすめです。「イヤーウィスパー」という黄色の耳栓よりも遮音効果が高く、大きな薬局に行けば必ず打っています。今まで耳栓を使ったことのない方は、ぜひ試してみてください。電車の騒音などが数分のⅠになり、非常に静かな状態で集中して勉強することができます。騒がしい喫茶店でも、耳栓の効果がよくわかります。さらに、騒音は知らないうちに勉強の妨げや心理的ストレスの原因にもなるので、なるべく騒音をカットするようにします。
・私は無印良品の「強化スチロール樹脂クリップボード」を愛用しています。膝の上に置いた参考書やノートなどにメモをしようとしても書く面が平らではないとうまく書けません。このクリップボードを膝の上に置くと、あなたの膝が簡易移動机に早変わりします。メモしたい時にうまくメモできないと勉強の生産性が落ちるので、カバンの中にいつも入れておきます。
・予算が許すのであればハーマンミラーの「アーロンチェア」が最高です。フル装備のものは結構高価ですが、自宅に勉強スペースがあり、かつ長期間勉強するのであれば真っ先に椅子に投資することを強くおすすめします。机よりも椅子にお金をかけるのがコツです。体に合わない椅子のせいで腰痛になって通院したり、腰痛が原因で生産性が落ちることを考えれば安い投資です。この椅子なら何時間座ってもほとんど疲れません。特筆すべき点はたくさんありますが、一番便利な機能はシートの前傾機能です。シート全体を前に傾斜させることで、背筋を曲げることなく長時間勉強できます。
<目次>
第1章 人生は勉強した者が勝つ!
勉強法1 動機づけの方法とは?
勉強法2 どうしたら勉強の習慣が身に付くのか?
勉強法3 読書のコツとは?
勉強法4 脳科学の実験結果に基づく正しい勉強法って?
勉強法5 勉強の成果に一番必要な要素は?
勉強法6 勝つための勉強戦略とは?
勉強法7 最初は勉強の成果は出ない?
勉強法8 効率よく知識を吸収するコツは?
勉強法9 なぜ、自己投資が必要か?
勉強法10 私の自己投資歴とは?
◆まとめ
第2章 勉強時間を捻出する方法
勉強法11 テレビを見なければ、2カ月分の時間を捻出できる?
勉強法12 会社での勉強時間の捻出方法とは?
勉強法13 同僚に差を付ける時間の使い方とは?
勉強法14 自宅・会社以外での捻出方法は?
勉強法15 通勤時間の賢い使い方は?(電車の場合)
勉強法16 通勤時間の賢い使い方は?(車・徒歩の場合)
勉強法17 休日の勉強時間はどうやって捻出する?
勉強法18 「できれば朝型」がおおすめの理由は?
◆まとめ
◆実践者の声①
第3章 勉強に集中する方法
勉強法19 「気持ちいい」は勉強の集中に不可欠?
勉強法20 集中力の持続時間はどのくらい?
勉強法21 効果的な休憩方法とは?
勉強法22 休憩時間の意外な使い方とは?
勉強法23 長時間勉強を続けるコツは?
勉強法24 気分が乗らない時の対処法は?
◆まとめ
第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
勉強法25 短期集中型勉強のコツは?
勉強法26 短期集中型に変更して失敗する理由とは?
勉強法27 私の留学を成功させた長期計画型勉強法とは?
勉強法28 勉強中に避けられない感情とは?
◆まとめ
◆実践者の声②
第5章 本気の人のための英語勉強法
勉強法29 英語の勉強は続けているけれど......?
勉強法30 なぜ英語が習得できないのか? その1
勉強法31 なぜ英語が習得できないのか? その2
勉強法32 本気の人のための英語勉強法とは?
勉強法33 本気の人が目標とすべき年間英語勉強量は?
◆まとめ
第6章 勉強を成功させるための目標設定方法
勉強法34 目標の設定方法とは?
勉強法35 長期目標のポイントとは?
勉強法36 中期目標設定のコツとは?
勉強法37 1日目標の設定方法とは?
勉強法38 目標設定いかんで行動と成果は大きく変わる?
勉強法39 目標達成できない最大の理由は?
勉強法40 逆転の思考法で目標達成できる?
勉強法41 目標達成のための代償って?
勉強法42 手帳で目標設定すると実現スピードが加速する?
勉強法43 手帳を使った目標達成の方法とは?
◆まとめ
◆実践者の声③④
第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
勉強法44 食事が勉強の成果と関係する?
勉強法45 どうして睡眠は重要か?
勉強法46 目覚まし時計なしで起きる方法がある?
勉強法47 早朝から頭をフル回転させる方法とは?
◆まとめ
◆実践者の声⑤
第8章 勉強効率アップのためのツール
勉強法48 集中力を維持するためのツールとは?
勉強法49 外での勉強に役立つツールとは?
勉強法50 おすすめの筆記具とは?
勉強法51 聞く勉強に便利なツールとは?
勉強法52 長期計画型勉強なら、まず椅子に投資?
勉強法53 勉強机の照明として最適なのは?
勉強法54 寒さ対策のツールとは?
勉強法55 快適に目覚めるツールとは?
◆まとめ
エピローグ
参考文献
面白かった本まとめ(2011年上半期)
<今日の独り言>
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