いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

2014年1月~6月「お勧めなおはなし」まとめ

2014年06月30日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 2014年1月~6月に食べ物・本以外で紹介したもので、特に良かったものを振り返ってみたいと思います。

以下のように「博物館・美術館」「神社仏閣公園等」「大自然体験」「イベント等」「すぐれモノ」で分類してまとめてみました。

改めてこの半年も色んな体験を楽しみました!
皆様の参考になればと思います。

「博物館・美術館」では、「盆栽美術館「春花園」(東京 江戸川区)」が素晴らしかったですね!
「一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法(小林國雄)」という本を読んで興味を持ち行ったのですが、とても気がよい場所で、そして盆栽の美しさやその楽しみ方を懇切丁寧に教えて頂け、素晴らしい方たちでした。とてもオススメです。

また、「ツムラ漢方記念館(茨城県稲敷郡)」は、漢方医学の歴史を学べ、そして実際の生薬を見てそれぞれの香りを嗅ぐことができ、漢方について理解を深めることができてとてもオススメです。
そこからは近くにある巨大な牛久大仏が見れました^_^)

それから、「神社仏閣公園等」では「鋸山 日本寺(千葉県安房郡)」が素晴らしかったですね。
 奈良の大仏よりも大きい日本一の大きさを誇る江戸時代に原型が造られた「大仏」(御本尊)や昭和41年に造られた「百尺観音」、1500体もの石仏の「東海千五百羅漢道」があるだけでなく、断崖からの「地獄のぞき」、常陸から駿河まで関東の十国を一望できる「十州一覧台」で景色を楽しむことができ、想像以上に感動しました。

「イベント等」では、「第56回 全国矯正展 全国刑務所作業製品展示即売会(東京)」が雨にも関わらず大賑わいで驚きました。
全国の刑務作業で作られた製品が想像以上にたくさんあり驚きましたね。

「すぐれモノ」では、「ブラウンオーラルBプラチナ・ブラック7000(電動歯ブラシ)」が、歯石も取れてとてもオススメです!
歯石取りに歯医者に行かずに済むようになったのは嬉しいです。

また、「白色ワセリン」は冬場は特に重宝しました!
冬場に「かかと」等の白いヒビに使用すると、劇的に効果があったのでオススメですし、目に付いても大丈夫というほど安全性が高いというのはとても嬉しいです!

それから「家庭用放射線測定器「エアカウンターS」」は安価で簡単に放射線を測定できるので、とても便利でオススメです!

そして「PHILIPS SoundShooter SBT30 ワイヤレスポータブルスピーカー」は意外と場所を選べず音楽を楽しめて、とてもオススメです!

「博物館・美術館」
「盆栽美術館「春花園」(東京 江戸川区)」
「ツムラ漢方記念館(茨城県稲敷郡)」
「古代オリエント博物館(東京 池袋)」
「千葉県西部防災センター(千葉県松戸市)での防災体験」
「日本科学未来館の「THE世界一展」」

「神社仏閣公園等」
「鋸山 日本寺(千葉県安房郡)」
「日光’てくてく’歩道(日光市)」
「根津神社(東京 根津)」
「須藤公園(東京 千駄木)」

「イベント等」
「第56回 全国矯正展 全国刑務所作業製品展示即売会(東京)」
「JR山手線「大塚駅」近辺の街歩き」
「東京ディズニーシーで隠れミッキー発見!」

「すぐれモノ」
「ブラウンオーラルBプラチナ・ブラック7000(電動歯ブラシ)」
「白色ワセリン」
「家庭用放射線測定器「エアカウンターS」」
「PHILIPS SoundShooter SBT30 ワイヤレスポータブルスピーカー」
「LEDシーリングライト(NEC HLDCD1233)」
「TOPVALU(トップバリュ)のジュースミキサー」
「Canon インクジェット複合機 PIXUS MG3530」
「晴雨予報グラス」
「M. I. BLASTER-FALCON(ラジコンヘリ)」
「LOTTORP(IKEA)(目覚まし時計)」
「OLEBY」(IKEA)(センサー付きLEDライト)」
「スープジャー」
「銭別銀行 とりだし君」


なお、それ以前に「お勧めなおはなし」でまとめたものは以下となります。
こちらもぜひご覧ください!
  ・2013年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2013年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2008年の「お勧めなおはなし」
  ・2007年の「お勧めなおはなし」
  ・2006年の「お勧めなおはなし」

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2014年1月~6月「本の紹介」まとめ

2014年06月27日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

2014年1月~6月に紹介したもので、特に良かった本を振り返ってみたいと思います。

  「人生向上もの」、「健康」、「自伝関連」、「経済」、「経営」、「教養」で分類してみました。

 改めてそれぞれの本を思い出してみましたが、今回は特にどれも良書だと思いますね。
 Twitterで紹介はしつつも、ここでは紹介していない日頃たくさん読んでいる本の中から厳選に厳選を重ねたものなので、特にオススメです!
 できれば全部読むことをオススメしますね!

「人生向上もの」では、どれもオススメなのですが、「君の人生を変える100の小さな習慣(藤野英人)」は、特に若者向けに人生をより楽しく充実させる「習慣」として100項目にまとめ、しかもどれもお金や手間がかからず、今日からすぐに始められるものばかりで、「100の習慣すべてをやらなくていい」「1から順番にやらなくていい」「三日坊主でも気にしない」というのは良いと思いましたね。
個人的にも著者は尊敬できる方で、そのほか以下でも紹介していますが、「投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人)」「もうかる会社、つぶれる会社の法則(藤野英人)」もとてもオススメです!

それから、「頭のいい子が育つパパの習慣(清水克彦)」は、子育てする親に対してとても参考になりオススメです。

「健康」では、「医者に殺されない47の心得(近藤誠)」がとてもオススメですね!
実は「がん」は放置するのが一番長生きできるということ、「がん」ではなく「がんもどき」も多いということには驚きましたね。
また、「がん」だけでなく、実は医者によく行く人ほど早死にしているという事実をいくつもあげ、また高血圧の薬やコレステロール低下薬、血糖値を下げる薬などは危険で、そんな薬を飲むより歩くことが大切ということも書かれています。
 そもそも、人間ドッグや健康診断での血圧やコレステロール値、血糖値などの基準値が引き下げられていて、大部分の人が異常と判断されているのが異常なんですね。
 それからCTスキャンの放射線量が多くその被ばくによる発がんの危険性が高いこと、メタボにさしかかる程度の小太りが一番長生きすること、コーヒーは意外と健康に良いこと、早寝早起きが良いこと、石けんやシャンプーを使わないほど肌や髪が丈夫になること、笑いは良薬などについても書かれていて、とても興味深く読めました。

「自伝関連」では、実際にお会いし、このブログでも紹介しましたが、「一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法(小林國雄)」「世界一のおもてなし(宮崎辰)」が素晴らしかったですね。
それぞれ「盆栽美術館「春花園」(東京 江戸川区)」「ガストロノミー ジョエル・ロブション(東京 恵比寿)」で紹介しています。

「経済」では、同じ著者ですが「マネーの正体(吉田繁治)」「マネーと経済 これからの5年(吉田繁治)」が、お金の本質を理解でき、とても素晴らしかったですね!
とてもオススメです。

それから「経営」では、「リストラなしの「年輪経営」(塚越寛)」が素晴らしかったです!
伊那食品工業株式会社について書かれているのですが、会社経営とは社員を大切にし、それを通じて社会に貢献することが目的であり、そのためにはいい時も悪い時も無理をせず、低成長を志して自然体の経営をすること、すなわち木の年輪のように少しずつではあるけど前年より確実に成長することが大切ということについて書かれていて感銘を受けました。
とてもオススメです!

また、「WORK SHIFT(リンダ・グラットン)」も素晴らしかったですね。
 2025年の働き方はどのようになっているか、その世界に向けて良い人生を迎えるにはどのようなキャリアを築くべきか、どのような仕事の仕方になるのか、どのような価値を持つべきか等についてかなり詳しく書かれたものです。
 そしてその2025年をよりよく生きるためには、これまでの固定観念をシフトさせ、身につける能力もシフトさせ、行動パターンもシフトさせる必要があるとのことで、ますますスピードが速くなる世界になりそうです。

それから「教養」では、「永遠の0(ゼロ)(百田尚樹)」は映画化もされましたが、とても感銘を受けました。
涙しました。
当時の第二次世界大戦の日本の状況がよく理解できましたし、この事実は残さなければならないと思いましたね。

最後に「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか(宮田律)」もとても良かったですね。
「イスラムと日本が共通するメンタリティ」や「イスラム各国が親日感情を抱く理由」、「イスラム教・イスラム国家の歴史」、「イスラムの文化」などについてよく理解でき、とてもオススメです!

「人生向上もの」
「君の人生を変える100の小さな習慣(藤野英人)」
「頭のいい子が育つパパの習慣(清水克彦)」
「成功者3000人の言葉(上阪徹)」
「ユダヤの訓え「大物」になる勉強法(加瀬英明)」
「一流役員が実践している仕事の哲学(安田正)」
「好きなことだけして生きていけ(千田琢哉)」
「佐藤可士和の超整理術」

「健康」
「医者に殺されない47の心得(近藤誠)」

「自伝関連」
「一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法(小林國雄)」
「世界一のおもてなし(宮崎辰)」
「機嫌よく暮らす 桂子師匠90歳、元気の秘密(内海桂子)」
「路上から武道館へ(宮崎奈穂子)」
「勝負心(渡辺明)」

「経済」
「マネーの正体(吉田繁治)」
「マネーと経済 これからの5年(吉田繁治)」
「投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人)」
「日本人というリスク(橘 玲))」

「経営」
「リストラなしの「年輪経営」(塚越寛)」
「WORK SHIFT(リンダ・グラットン)」
「もうかる会社、つぶれる会社の法則(藤野英人)」
「社長は少しバカがいい。(鈴木喬)」

「教養」
「永遠の0(ゼロ)(百田尚樹)」
「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか(宮田律)」
「中国人のやる気はこうして引き出せ(塙 昭彦)」
「戦国時代の大誤解(鈴木眞哉)」


なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもぜひご覧ください!
  ・2013年後半の「本の紹介」
  ・2013年前半の「本の紹介」
  ・2012年後半の「本の紹介」
  ・2012年前半の「本の紹介」
  ・2011年後半の「本の紹介」
  ・2011年前半の「本の紹介」
  ・2010年後半の「本の紹介」
  ・2010年前半の「本の紹介」
  ・2009年後半の「本の紹介」
  ・2009年前半の「本の紹介」
  ・2008年の「本の紹介」
  ・2007年の「本の紹介」
  ・2006年の「本の紹介」
  ・2006年以前の「本の紹介」

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2014年1月~6月「食べ物のおはなし」まとめ

2014年06月25日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 2014年1月~6月に紹介したレストラン等で、特に美味しかったものを振り返ってみたいと思います。

 Twitterで紹介はしつつも、このブログで紹介していないお店も多々ありますので、ここで振り返るものは厳選に厳選を重ねたものとなり、どれもとてもオススメです。

毎度のことですがこれらを思い出すとよだれが出ちゃいますね~^_^;)

この中でも特に強烈な味として記憶に残るほど美味しかったのは「埼玉屋(東京 東十条)」「寿司政(東京 九段下)」ですね。
この2つは特にオススメです!

 以下のように、「和食」「寿司」「フレンチ」「洋食」「カレー」「中華・ラーメン」で分類してまとめてみました。

「和食」では、特に「埼玉屋(東京 東十条)」が強烈でしたね。
2度目でしたが、モツ焼きが新鮮で美味しいだけでなく、黒毛和牛を使った煮込みや、すき焼きも絶品だし、親父のトークやおばちゃんの存在感にも感銘を受けました。
とてもオススメなお店ですね!

「寿司」は、「寿司政(東京 九段下)」が素晴らしかったですね!
1861年(文政元年)創業で、山口瞳や開高健などの文人が馴染みにしていたお店とのことで、酢が効いていてとても美味しかったです!
お店が清潔感漂っているのも良いです。

それから「フレンチ」では、「ガストロノミー ジョエル・ロブション(東京 恵比寿)」も素晴らしかったですね!
さすがミシュラン三ツ星レストランで、内装や料理が素晴らしいだけでなく、「世界一のおもてなし」の宮崎辰さんのサービスも素晴らしかったです。
宮崎辰さんと明るくお話しができたのも嬉しかったです。
おみやげにパンがあるのも驚きましたね。

「洋食」では、「東京ディズニーシーのS.S.コロンビアダイニングルーム」が想像以上に良かったですね。
ディズニー効果というのもあると思いますが、楽しく、またなかなかお目にかかれないミッキーサービスもあり嬉しかったですね。

「カレー」では、食べログTOP1000に入る「インド料理シタール(千葉市)」も素晴らしかったですね。
食材にもこだわりがあるのは嬉しかったです。

「中華・ラーメン」では、「四川一貫(東京 神田美土代町)」の中華料理がキラメキがあって美味しかったです。
さすが、自称 覆面自腹レストラン評論家の友里征郎さんがオススメするお店で、満足しましたね。

改めて、日本には美味しい食事を堪能できるお店がたくさんあって感謝するとともに、外国人観光客にもオススメしたいと思いましたね。

「和食」
「埼玉屋(東京 東十条)」
「和み茶屋(栃木県日光市)」
「有明(東京 門前仲町)」
「三芳家(成田山 参道)」
「川豊(千葉県 成田山)」
「かのと山荘(千葉市)」
「さかえや(日光市)」

「寿司」
「寿司政(東京 九段下)」
「すし乃池(東京 千駄木)」

「フレンチ」
「ガストロノミー ジョエル・ロブション(東京 恵比寿)」
「L'ART ET MIKUNI(ラー・エ・ミクニ)(東京 竹橋)」
「俺のフレンチTable Taku(東京 銀座)」

「洋食」
「東京ディズニーシーのS.S.コロンビアダイニングルーム」
「サラファン(東京 神保町)」
「セイロンドロップ(東京 水道橋)」
「レストランツムラ(東京 春日)」
「ふりこ茶房(軽井沢)」
「椿屋珈琲店(新橋離れ)(東京 新橋)」
「TOKU.(東京 神保町)」

「カレー」
「インド料理シタール(千葉市)」
「ボンディ(東京 神保町)」
「ソウルフード インディア(東京 水道橋)」

「中華・ラーメン」
「四川一貫(東京 神田美土代町)」
「信濃神麺 烈士洵名(東京 春日)」
「中国ラーメン 揚州商人(市川市)」

なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもご覧ください。
  ・2013年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2013年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2012年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2012年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2011年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2011年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2010年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2010年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2009年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2009年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2008年の「食べ物のおはなし」
  ・2007年の「食べ物のおはなし」
  ・2006年の「食べ物のおはなし」
  ・~2006年の「食べ物のおはなし」

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「ツムラ漢方記念館(茨城県稲敷郡)」見学は漢方について学べとてもオススメ!

2014年06月23日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 事前予約が必要ですが、茨城県稲敷郡にある「ツムラ漢方記念館」へ行って来ました!

 この「ツムラ漢方記念館」のコンセプトは「漢方・生薬を学ぶ・知る・楽しむ」で、ここでは漢方医学の歴史を学べ、そして実際の生薬を見てそれぞれの香りを嗅ぐことができ、漢方について理解を深めることができます。

 また、明治時代の金看板や、江戸時代の薬用具も見れて面白いと思いましたね。
 それから昔はバスクリンもツムラで作っていたとは驚きました。
 現在は漢方に集中するためバスクリン事業は他社へ引き継いだようです。

 まず、ツムラの概要の説明があり、次に1F、2Fの展示コーナーを見て回ります。
順不同ですが展示の写真を取り入れながら記念館での説明内容を紹介します。

 ツムラは、1893年創業で、1936年設立で、現在では売上高1100億円、資本金194億円の大企業です。

 売上げの93.3%は医療用で、日本でのシェアは84%は凄いと思いましたね。

 漢方とは、2種類以上の生薬を合わせたもので、生薬は全て天然由来のもので、129品目あるようです。
西洋医学の化学物質の薬ではなく、天然由来の薬なので、安心感がありますね。

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↑生薬とは等

 生薬の約85%は中国からの輸入で、残りは日本約10%やラオス約5%とのことです。
 生薬は各地の風土に合ったものではいけないので、どうしても中国産を利用せざるを得ないようです。

 ただ、中国は残留農薬等の問題があるので、トレーサビリティを確保し、安全のため何重にもチェックはしているようです。
この安全にはかなりこだわりがあるようでした。

2img_4009
↑トレーサビリティ等

 また工場はここ茨城と静岡にあるとのことでしたね。

 それから漢方医学と西洋医学の違いの説明がありました。
西洋医学が自然科学を基盤に進化してきたのに対し、漢方医学は、古代中国の哲学思想と集積された臨床経験を基盤に発達してきたため、両者は様々な点で異なるとのことです。

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↑漢方医学と西洋医学

 歴史としては、漢方医学は3世紀初に中国で体系化されたようです。

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↑中国伝統医学の大系化

また日本では奈良時代初め頃に中国から医療制度や医学を積極的に導入し、生薬が持たらされたようです。

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↑大陸からもたらされた生薬

そのほか、主要な古医書のコピーや本物があるのは興味が惹かれましたね。
そのほか漢方医学の歴史について詳しく説明がありました。

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↑古医書(コピー)

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↑養生訓(貝原益軒)(確か本物)

 最近ツムラでは、大学医学部・医科大学における漢方医学の教育に力を入れて講義も行われ、また医者による処方も増えているようです。

また、アメリカでも薬と申請中とのことで、今後世界で売れるといいと思いましたね。

 それから116種の生薬の見本がずらりと並べられているのは圧巻でしたね。

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↑116種の生薬の見本

 そして実際に生薬の原料約50種を触ったり、香りを嗅ぐことができたのは嬉しかったです!
山椒やハッカの香りは嗅いだことがありましたが、その他は初めての香りで結構強烈でしたね^_^;)
いろんな種類の香りを嗅ぐだけでも、なんだか健康になりそうでした^_^;)

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↑生薬の原料

 それから、明治時代の「中将湯」の金看板は派手でしたね。
「中将湯」とは婦人用の薬のようです。

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↑金看板

 それからバスクリンの広告は、女性が艶めかしくて驚きましたが、1930年(昭和5年)の広告とはビックリ!
バスクリンはそんな昔からあるんですね。

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↑バスクリンの広告

 そして、外に出て実際に庭で育てている生薬の見学を行いましたが、牛久の大仏が近くに見えたのには驚きました。
さすが世界一で、でかい!!

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↑牛久の大仏

 庭には「桂皮(けいひ)」や「薄荷(はっか)」、「甘草(かんそう)」、「葛根(かっこん)」、「山椒(さんしょう)」などがありましたね。
実際の香りも嗅ぐことができたのは嬉しかったです。

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↑桂皮(けいひ)

14img_4025
↑薄荷(はっか)

15img_4031
↑甘草(かんそう)

16img_4032
↑葛根(かっこん)

17img_4036
↑山椒(さんしょう)

 「ツムラ漢方記念館」では漢方医学の歴史を学べ、そして実際の生薬を見てそれぞれの香りを嗅ぐことができ、漢方について理解を深めることができ、とてもオススメです!
ぜひ事前予約して訪れることをオススメします!



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「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか(宮田律)」という本はとてもオススメ!

2014年06月20日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか」の購入はコチラ

 「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか」という本は、「イスラムと日本が共通するメンタリティ」や「イスラム各国が親日感情を抱く理由」、「イスラム教・イスラム国家の歴史」、「イスラムの文化」などについて、分かりやすく説明したものです。

 特にイスラムの人々が日本人と同じように「任侠無頼」の考え方を持っていること、その中でもイラン人は特に気質が日本人と似ているというのは面白いと思いましたね。

 イラン人は日本人と同じように家でお茶を飲んでいかないかと誘ったり、歌も哀調を帯びた演歌調のものが多く、またイスラム世界の中でも食文化は豊かで主食はお米とのことです。

 それからイスラム各国は、日本が日露戦争でロシアに勝利したこと、第二次世界大戦及び戦後にインドネシア独立のきっかけになったこと、そして第二次世界大戦で日本が壊滅状態になりながらも経済発展を遂げたこと等に尊敬や驚嘆の念を持つようです。

 特に第二次世界大戦での日本への原爆投下がイスラムの人にとって多くの同情を持つということには驚きましたね。
イスラムではコーランで婦女子を殺害することを禁じているので、非戦闘員への無差別殺戮を意味する広島と長崎への原爆投下は、まったく受け入れがたい罪であると認識されているようです。

 それから、本書ではイスラム国家や十字軍等の歴史についても説明があり、改めて歴史の勉強にもなり良かったですね。

 今後の日本の発展のためには、イスラム各国は親日なのだから日本への観光客を増やし、そのためにはイスラム教で禁じられている豚肉などを取り除いたハラール料理の充実が必要かと思いました。
 
 「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか」という本は、イスラムのことがよく分かり、また今後の提言についても記述があり、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・イスラムの人々が日本人を評価するのは、彼らが理想とするような心意気や感情を日本人が備えていると見ているからである。ムスリムと日本人の人間関係で相通ずる考え方に、「任侠無頼」がある。「広辞苑」によると、「任侠」とは、「強きをくじく気性に富むこと。また、その人。おとこだて」また、「侠客」とは「強きをくじき弱きを助けることをたてまえとする人。任侠の徒。江戸の町奴に起源。多くは賭博・喧嘩渡世などを事とし、親分子分の関係で結ばれている。おとこだて」とある。中世のイスラム世界で活動した若者集団「アイヤール」(侠客)は、主にイラン・イラク地方で、富裕者から富を略奪する一方、外部の敵から年を守る役割を担った。また、イスラムの教義には、若者らしさを意味する「フトゥーワ」という倫理的概念があり、正義の遂行、言行一致、勇敢さ、忍耐、誠実などを徳目としている。人情、ウェットな人間関係、面倒見の良さ、集団主義は、欧米の個人主義にはない日本ならではの特徴である。日本で広く人気のある映画「男はつらいよ」シリーズも、まさにそのような日本人の心情を表しており、イスラム世界でも高く評価された。

・こちらの「キャプテン翼」は、「キャプテン・マジド」というアラビア人少年の名前がつけられている。中東では「アンパンマン」も人気があるが、これにも「ピタパンマン」というアラビア語のタイトルがついている。「ピタパン」は中東で最も一般的なパンで、羊肉の焼肉や野菜を入れて食べる。中東にはアンパンがないから、「ピタパンマン」にしたほうがはるかに身近である。また、「ドラえもん」も「アブクール」という名前となって人気である。ちなみに「のび太」には「アーミル」という優しい響きの名前が付けられ、ジャイアンは「ドゥアブール」という強そうな名前になっている。2012年2月、外務省・ヨルダン大学主催の国際シンポジウムでヨルダンを訪れたコンテンツメディア・プロデューサーの櫻井孝昌氏は、「ヨルダンの若者たちは日本のドラマにはまっています。モーニング娘。やジャニーズを話題にしたり、「ナルト」や「ワンピース」、「BLEACH」や「銀魂」といったマンガ、アニメに夢中になったりしています。ものによっては、ヨルダンの学生のほうが日本人の学生より知っていることも多いくらいです」という感想を述べている。

・アフガニスタンでは、「世界で一番頭がいいのは日本人とドイツ人」という声にも接する。アフガニスタン人の多くが日本製の家電やカメラを利用できるわけではないが、優秀な消費財は日本やドイツが作っているという印象があるらしい。日本とドイツは、タリバン政権崩壊後のアフガニスタン復興でも現地の人々の評価が高かった。ともにアフガニスタン復興に尽力してきた国だということを、少なからぬアフガニスタン人が意識している。ドイツはアフガニスタンに軍隊を派遣した国の一つだが、戦闘地域で活動することを望まず、主に復興活動に専念した。ドイツ人の勤勉で真摯な取り組みはアフガニスタンで好評価を得た。同様に日本の支援もアフガニスタン人たちから好感をもたれた。

・カンダハルをはじめアフガニスタンでよく聞いたのは、ペシャワール会の中村哲医師への高い評価だった。中村医師は医療活動だけでなく、2001年から灌漑事業を始め、アフガニスタンの農地開拓を目指す活動を行ってきた。中村医師の名前はアフガニスタン人に広く知れ渡っている様子で、特にカンダハルで会った人々は中村医師の名を口にしていた。アフガニスタンでは、内戦によって灌漑施設が荒廃し、十分な灌漑ができないために、農地が不足している。いきおい多くの農民たちが、少ない水の供給でも育てられ、高利益を得られる麻薬の原料となるケシの栽培に従事せざるをえず、そのことがアフガニスタンを世界最大のケシの生産地にしてきた。また、清潔な飲料水の不足は肝炎の原因となるなどアフガニスタン人の健康を損ねている。

・中村医師は1980年代からアフガニスタンで医療活動を続けてきた。中村医師によると、89年2月にアフガニスタンからソ連軍が全面撤退した後、世界各国から支援団体がやってきたが、90年代にムジャヒディン同士の内戦が続き、治安が悪化すると、各国のNGOはあっという間に撤退してしまったという。NGOの活動は話題性があるところに集中する傾向がある。国際社会の関心がアフガニスタンから薄れ、アフガニスタンが「忘れられた国」になったことも、NGOがアフガニスタンから撤収した背景だという。治安が著しく悪化し、国際社会の関心が薄れる中で、支援を継続した日本人の姿にアフガニスタン人の共感が集まったことは確かだろう。中村医師は、欧米の援助団体は、アフガニスタンを支援するとはいいながらも、彼らの視線は上から目線で、アフガニスタン人を見下したところがあると語っていた。対等にアフガニスタン人を接しながら地道な努力を続ける日本人の姿勢は現地の人々から共感や信頼を得られている。また、カブール空港の国際ターミナルを建設したのは、日本のODAだった。カブール空港で国際便の飛行機に搭乗する際、必ず「From the People of Japan(日本国民から)」というメッセージが書き込まれた日の丸の表示を目にすることになる。

・イランでも対日感情は概して良好だ。1980年代にイランに行くと、私たち日本人を見て、「おしん!」と声をかける人が結構いた。日本のテレビドラマ「おしん」はイランで視聴率80%も超える人気番組だった。タクシーに乗ると、運転手から「おしんの最後はどうなる?」などと聞かれた。テレビ番組が国のイメージをつくることは、韓国の「冬のソナタ」を見て、日本人が韓国に対するイメージを一変させたことからも想像がつく。90年代中期にオマーンの地方のレストランに入ると、日本のアニメ「キャプテン翼」が放映されていて、大勢の少年たち食い入るように視ていた。イラン人たちは、日本人の私を見ると、「ジャポン、ヘイリー・ホベ(日本はとてもよい)」などと言ってくる。イランの旧アメリカ大使館ではアメリカの「犯罪」を暴く展示が行われるが、その展示も広島、長崎への原爆投下から始まっている。また強大なアメリカに立ち向かった日本の特攻隊に対する共感もあるようだ。「カミカゼは好きだ」というイラン人にも会ったことがある。また、アルカーイダは彼らの過激な行為がイスラムの評判を結果的に貶めることにも繋がったことから、自分の境遇に不満を持っている下層の人々にしか支持されていないのが一般的だが、「カミカゼは最初のアルカーイダだ」という声に接したこともあった。捨て身の攻撃であるという両者の共通点から出た発言であろう。私はその意見には賛成できず、神風特攻隊は国の命令によって行われた戦闘行為であり、攻撃対象はアメリカの軍艦に限られていたから、民間機を乗っ取り、不特定多数の一般市民を巻き添えにしたアルカーイダと混同されては困ると説明した。

・イランで1905年に起きた立憲革命は、日露戦争でアジアの小国であった日本がロシアに勝利したことに感銘を受けたことがきっかけの一つだった。これは日本の強さの秘訣は立憲主義にあると考え、憲法制定を求めた運動であった。当時のイランはカージャール朝が支配していたが、同じ王朝でもロシアに勝利した日本と、ロシアの帝国主義的進出に苦しめられているイランとの差異は何かということをイラン人は考えて、カージャール朝と同様に憲法のないロシア帝政に日本が勝てたのは、日本は憲法で君主制を強化できたからだとイラン人たちは思ったのであった。

・イラン人と日本人とは気質が似ていることがイラン人の親日感情に結びついているのかもしれないとも思う。アメリカで暮らしていた時、イラン人をクルマでアパートまで送っていくと、お茶を飲んでいかないかと誘われたことが多々あった。また、プレゼントなどをする際にはそんなに気を遣わなくてもなどと日本人と同じようなことをいう。イランの音楽を聴くと、哀調を帯びたものが多く、まるで日本の演歌を想い起こさせる。作家の瀬戸内寂聴さんは、東北被災地における説法を紹介する番組の中で、「無常」を説き、被災者たちに「物事は流れていく。いまがどん底と考えればこの状態も常ではなく、そこに希望が見出させる」と説いていた。同じような考えがイランにもある。ペルシアの詩人、オマル・ハイヤーム(1048~1131年)は、「無常な身だからこそ、知も命もいとおしく」と考え、数学、天文学、医学、語学、歴史、哲学など多くの学問の業績を残した。セルジューク朝のスルタン、マリク・シャーの宮廷に26歳で登用され、多くの科学書を著わし、「ジャラーリー暦」と呼ばれる正確な暦をつくった。

・日本語の語彙の中にも、ペルシア語起源のものが案外ある。バザール、カーキ色、レモンなどはペルシア語源の言葉で、「フルーツ・ポンチ」の「ポンチ」はペルシア語の数字「5」を表す「パンジュ」、また「チャランポラン」もペルシア語の「たわごと(charand parand)」から生まれたという説がある。意外にペルシアと日本との文化的関係は深いのだ。

・トルコのエルドアン首相は、東日本大震災の際にトルコの救助隊に「死ぬまで日本に残って救助を続けろ」と檄を飛ばしたという。そのぐらいの気構えで救助に臨めということだったのだろうが、トルコの救助隊は外国の中では日本に一番遅くまで残って支援を行っていた。さらに、アンカラで会ったシンクタンクの研究者からは日本の東南アジアへの経済的関与がその発展や安定をもたらしたように、トルコもまたアラブ諸国に対して日本に倣った関わりをすべきだという意見もあった。ここにもまた日本の発展をモデルに自国の成長を考える国があるという思いを新たにした。

・トルコ人は、歴史的な理由から日本に強い親愛の情を持っている。オスマン帝国弱体化をもたらした要因の一つは、北から進出してきたロシアであった。1877年から78年にかけての露土戦争で、オスマン帝国は惨敗を喫した。オスマントルコは東欧諸国の独立を認め、アルメニアの半分をロシアに割譲するなど、帝国崩壊が決定的となった。このためトルコ人はロシアに怨念を抱いていたが、その後の日露戦争で日本がロシアに勝利したことで、イランと同様に日本を賞賛する感情が沸騰した。イスタンブールの街路は「乃木通り」、「東郷通り」と名付けられた。言うまでもなく、「乃木」も「東郷」も日露戦争で活躍した大将の名である。また、今も「TOGO」という名前の会社が活動し、財布などを製造している。イランと同様、日露戦争は中東イスラム世界で日本が認知されるきっかけになった。

・外務省のミッションの際、ウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領に面会する機会があった。カリモフ大統領は、日本との友好関係の発展の重要性を説いた。大統領自らが日本のミッションを迎えるというのはウズベキスタンの日本に対する思いを伝えている。長い間、独裁体制でありながら、政治的安定と資源があるウズベキスタンもまた中央アジアにおける重要な親日国である。日本には政治的野心がなく、日本が主に望むのは経済交流だということを大統領も知っていて、日本に対して何か政治的役割を果たしてほしいという発言は聞かれなかった。

・1979年にイラン革命が成功して、ホメイニがイスラム共和国の最高指導者の地位に就くと、彼はシーア派の聖職者の立場から、大量の市民を一挙に殺害する核兵器はイスラムの考えからは受け入れがたいものという考えを示した。中世イスラムの倫理では、正当なる戦争とは、敵と戦を交える3日前ににその到達を知らせ、撤退する時間を与え、またあるいは敵がムスリムではない場合は、彼らの改宗の機会を考慮するということになっている。また、イスラムではコーランで婦女子を殺害することを禁じていることになっているので、非戦闘員への無差別殺戮を意味する広島と長崎への原爆投下は、まったく受け入れがたい罪であると主張し、ホメイニはイラン国内のすべての核エネルギー開発を停止させた(核エネルギー開発は、1989年から始まったラフサンジャニ大統領時代に再開された)。イランではアメリカの罪を暴く展示がテヘランの旧アメリカ大使館で行われたことがあったが、その展示もまた広島・長崎への原爆投下の惨状を伝える写真の紹介から始まっていた。

・アジア太平洋戦争で日本が軍事的に進出した地域でも、植民地支配から解放されるきっかけとなったことで、親日感情が形成されることになった。インドネシアは、現在、日本に好感をもつ人が、世論調査で90%を数える国だ。アジア太平洋戦争の緒戦における日本の東南アジアでの勝利、特にジャワ島での電撃的な占領の成功は、インドネシア独立運動の指導者たちに鮮烈な印象を与えることになった。インドネシアは1602年にオランダが東インド会社をジャワ島に創設して以来その支配下に置かれて、過酷な植民地支配に苦しんでいた。太平洋戦争が始まると、今村均中将(1886~1968)率いる陸軍の第16軍は、総兵力5万5千人によって、わずか10日間で在東インド植民地オランダ軍を降伏させた。今村中将の軍政は寛容なもので、また、抑留されていた独立運動の闘士であるスカルノやハッタを釈放する。これらの指導者たちの情熱に感銘を受けた今村は、「独立というものは、与えられるものではなく、つねに戦い取るべきものだ。彼らが戦い取ることのできる実力を養ってやるのが、われわれの仕事だ」と語ったとされる。

・現在、インドネシアの若い世代に、インドネシア独立戦争に身を投じた日本人がいたことを知る者は多くないだろうが、今村中将による柔軟な軍政や独立戦争への旧日本兵たちの関わりがインドネシアにおける親日感情の萌芽となったことは間違いないだろう。

・ウズベキスタン共和国の首都タシケントにある国立ナボイ劇場は、レンガ造りの3階建て観客席1400の建物で、市中心部の代表的建造物として威容を誇っている。この劇場には「1945年から46年にかけて極東から強制移住させられた数百人の日本人がこの劇場の建設に参加し、その完成に貢献した」とウズベク語、日本語、英語で表記されたプレートが設置されている。捕虜の境遇にあっても勤勉に働く日本人抑留者は、当時の地元民に敬意を表された。現地の人は、「絶対に帰れる」と励ましながら、黒パンを握らせてくれたという。日本人抑留者が現地に残した遺産のシンボルが、約500人の抑留者によって2年がかりで建設されたナボイ劇場なのである。レンガ製造から館内の装飾、彫刻まで抑留者が行った。1966年の大地震でタシケント市内の多くの建造物が倒壊した際も、この劇場はビクともせず、「日本人の建物は堅固だ」「日本人の建築技術は高い」という評価が定着した。そのためか親日感情が強い中央アジア諸国の中でもウズベキスタンの日本人への好感度は飛び抜けている、という。

・1951年にイギリスが操業していた石油施設をモサッデク政権下のイランが国有化すると、石油の積み出し港ではタンカーの姿がまばらとなる一方、生産された石油がだぶついて油田地帯では石油タンクが満杯となった。これは、アングロ・イラニアン石油会社(のちのBP)がエクソンなどの他の国際的な石油企業(=メジャー)の石油会社とも協力し、イラン原油を国際市場から排除したからだった。それゆえ、この時期、メジャーから締め出しを食らったイラン国営石油から石油を購入してくれる国や企業は、イラン人にとって、まさに「救世主」とも感ぜられることになった。その頃、日本は、サンフランシスコ講和条約を締結したばかりで、ようやく主権国家としての機能をとり戻したばかりだった。そもそもアジア太平洋戦争の遠因自体、アメリカによる石油の禁輸だったし、戦後、重工業を発展させていく上でも、エネルギーの確保は日本の経済復興に不可欠な条件であり、それまでの石炭に代わって扱いやすく効率もいい石油がエネルギーの主流となることは明らかだった。1953年4月10日、出光のタンカー、日章丸はイランのアバダン港に到着した。この日章丸のアバダン入港のニュースが、世界に与えた衝撃が大きかったことは間違いない。イラン側がこの日章丸の原油買いつけを歓迎したことはいうまでもなかった。4月13日には、イラン国営石油会社の関係者などが参加して日章丸でその買い付けを祝うセレモニーが行われた。イランでは、出光によるイラン石油の買い付けを新聞が大きなスペースで「快挙」として報じ、他方、日本国内でも、この英断を歓迎するムードの方が強く、日本の新聞には、これがイランと日本の友好を象徴するものだという賞賛の投書が多数寄せられもした。欧米諸国のイラン石油排除の措置の中で、日章丸がイラン原油を買い付けにイランまで出かけていったことは、多くのイラン人たちに良好な対日観の種を植え付けたのである。

・バングラデシュに進出する日本企業は年々増えているが、その背景の一つにこの国の人々が根強く抱く親日感情がある。バングラデシュでも、他のイスラム諸国と同じように、原爆を投下されるなど戦争で壊滅状態になりながらも、経済発展を遂げた日本に対する尊敬や驚嘆の念がある。また、バングラデシュは1971年にパキスタンから独立したが、先進国で最初に国家として承認したのは日本だった。

・この陸上自衛隊のイラクのサマーワでの活動は現地住民の信頼を得るものだった。2004年12月に自衛隊の宿営地にロケット弾が撃ち込まれ、自衛隊が撤退するのではないかという噂が流れると、自衛隊が帰国してしまうのではないかという懸念の声がサマーワでは聞かれるようになった。これを受けて140人の市民からなるデモ隊が宿営地に押し寄せて、「日本の支援に感謝する」と主張して、自衛隊がサマーワに留まることを訴えるデモを行った。2004年4月には二度自衛隊の宿営地にロケット弾が撃ち込まれていたが、「日本の宿営地を守ろう」というデモも繰り広げられた。2004年1月に番匠幸一郎イラク復興支援群長がサマーワに着任すると、彼はサマーワの人々に「自衛隊がイラク人たちの友人としてやって来た。日本は、アメリカと戦い敗戦国になっても、世界第二位の経済国となった。古代メソポタミア文明から偉大な歴史を発展させてきたイラク人が日本のように、復興や発展ができないわけがない」と熱く語った。番匠群長はイラク人の民族的誇りに訴え、他国の軍隊が作業をイラク人任せにしたのに対して、自衛隊は群長など幹部までもがイラク人とともに日没を過ぎても復興活動を行った。そうした日本の自衛隊員たちの真摯な姿がイラク人たちの心をとらえることになる。サマーワに展開した自衛隊はイラクが日本と同じアジアの国であることを強調したが、他方、イラク人たちの側には日本はイラクと同様にアメリカの軍事攻撃を受け、多大な被害をもたらされたという共通の意識があった。

・アラビア語の「イスラム」という言葉は、「平和」を意味する「サラーム」という言葉から派生している。アラビア語で「こんにちは」は、「アッサラーム・アレイクム」で、これは直訳すえば「あなたの上に平安あれ」という意味だ。実際、ムスリムには「イスラムは平和を求める宗教です」と語る人が多い。

・イスラムの教祖ムハンマド・イブン・アブドゥッラーフ(570~632)は、当時メッカ社会にあった部族がそれぞれの神を信仰するという宗教の在り方に疑問を覚え、真の神は唯一であることを説く。イスラムはユダヤ教やキリスト教と同じ流れを汲み、それら宗教と同じ唯一神の信仰を奉じる宗教である。すなわち、イスラムは全知全能の唯一神を奉じて、神と人の間には超越しがたい断絶があるとする。この点で神と人の差は程度の違いであるとし、人の中に神を見る宗教であるヒンドゥー教、日本の原始神道、あるいは哲学に近い仏教とは根本的に異なる。預言者ムハンマドがイスラムを創始すると、アラビア半島の部族はイスラムという宗教の下に束ねられ、一つの宗教、共通の権威や法律の下に置かれることになった。神の僕となり、また神の支配を広めることは、ムスリム個人やイスラム共同体の義務とされた。神と預言者の言葉に指導されて、ウンマ(イスラム共同体)は道徳的な社会秩序を構築しなければならないとされるようになった。

・イスラムでは、地位、富、部族的出自の相違を認めながらも、部族や民族を越えた統一や、神の前におけるすべてのムスリムの平等を説く。ウンマはイスラムという共通の信仰によって束ねられ、道徳と社会正義が弱者への抑圧や経済的搾取にとって代わらねばならない。また神への帰依が、礼拝、断食、巡礼などの宗教行為から、さらには私的な世俗的生活までムスリムのすべての行動を規定するのである。コーランはムスリムの生活の包括的規範であり、結婚、離婚、相続、不和、飲酒、ギャンブル、窃盗、殺人、私通、姦通など人間のあらゆる行為について倫理的基準を設けている。不正な契約や賄賂、また婦人に対する虐待、神聖かつ正当な目的以外の富の蓄積、さらに高利貸は厳に戒められた。コーランは、現世は究極的にはアッラーに属すのであり、人類は神の代理としてこの世を管理するのであるから、ムスリムにイスラム的社会正義の道を歩むよう求めている。富は、勤勉と神の喜びの象徴で、基本的に善とされながらも、その追求や蓄積は神の法によって、限定された。富の蓄積については社会的責任を負い、共同体の他のメンバー、特に貧窮者のことを考慮しなければならない。そのため、救貧税(ザカート)の支払いや、貧者に対する自発的な布施を求めている。また、婦女子に対する財産の相続比率や、さらに債務者、寡婦、貧者、孤児、奴隷に対する正当な扱いが規定され、また暴利をむさぼることは厳に戒められ、それは神と預言者からの懲罰に遭遇せざるをえないとされている。イスラムが「平等」「公正」「弱者の救済」「平和」を求める宗教であることは、このような教義、実践、法律などから見てとれる。

・イスラムは宗教であると同時に、ウンマを形成するという政治・社会運動でもあったから、その発展はもちろん軍事的な膨張によるものだった。アラビア半島でイスラムを創始したムハンマドは、強大な軍事力と卓越した外交能力によって、イスラムの支配を拡大していく。ムハンマドの使節が周辺の部族や支配者たちに派遣され、また兵士はイスラムを拡大する戦いに従事していった。この使節や兵士はイスラムの最初の伝道師でもあった。こうして部族同士の条約を結んだり、戦闘を行ううちに、コーランやイスラムの教えも普及していった。初期のイスラムの拡大で特筆すべきことは、その拡大速度と政治的成功であった。イスラムの教義の「正当性」は、実際にイスラム世界が急速に支配地域を広げたことによって証明されていった。イスラムの支配者たちは、制服者であると同時に、有能な支配者であった。征服した土地の支配者と軍隊は変えたが、在地の政府や官僚機構、そして文化を保持した。

・632年にムハンマドが他界すると、彼が創始したイスラム国家は、同盟関係にある部族の援助もあって、アラビア半島の多くの部分を支配するようになる。イスラム世界は、第二代カリフのウマル(在位634~644)の時代にアラビア半島を越えて拡大し、その発展はおよそ100年間継続した。イスラム帝国はシリアを領有するようになり、ダマスカスは、ムハンマドの後継である正統カリフ時代の後成立したウマイヤ朝(661~750)の首都になった。特に、このウマイヤ朝は、エジプトからモロッコに至る北アフリカに支配を伸ばし、さらに711年にはスペインに渡り、その大部分の領土を支配し、南フランスのナルボンヌに前衛基地を築いた。また、東方では、イランを足場に中央アジア、インド西北部に進出した。このように、ウマイヤ朝の終わりまでに、イスラム世界の著しい拡大が見られた。

・急速に発展したイスラム帝国の行政は、異教徒に対して皆殺しや完全服従を強いることのない独特の制度を用意した。たとえば、インカ帝国を滅ぼしたスペインがその文化的伝統を抹殺し、現在その痕跡すら見つけるのが難しいのに対して、ある種の「寛容性」を示したのだ。それが、「被保護民(ズィンミー)」という制度である。簡単に言えば、ショバ代さえはらえば、ある程度の信教の自由は認めるという制度である。あくまでも自らの信仰を放棄しないクリスチャンやユダヤ教徒にとって、イスラム国家への服従は、イスラムの概念としての「被保護民」になることであり、人頭税(ジズヤ)や地租(ハラージュ)を納めれば、イスラム国家によって制度上保護されることになった。クリスチャンなど異教徒たちは、「被保護民」として自治を与えられ、イスラムの下にあるという宗教ヒエラルキーを維持していれば、指導者たちは彼の伝統的な法によって、従来通りコミュニティーを支配することができた。

・教皇ウルバン二世は、1095年にクレルモンの宗教会議で十字軍を呼びかけたが、それは、1076年にセルジューク・トルコのアミール(軍司令官)がエルサレムを支配するようになり、トルコ人とアラブ人がキリスト教徒を迫害し、その殺戮を行い、キリスト教会を破壊していることが理由とされた。しかし、呼びかけの背景には、当時失墜していた教皇の権威を再び強調すること、また、キリスト教世界の政治指導者の正当性を認可する権限を教皇が再び取り戻すこと、さらに東方と西方に分裂していたキリスト教会を再統一しようとする意図などがあった。「宗教的情熱」による教皇の呼びかけによって開始された十字軍は、1099年にエルサレムを占領する。十字軍は、騎士道やキリスト教精神を鼓舞することになったが、その過程でイスラムは悪魔や偽キリストによって吹聴された下賤な宗教というイメージが意図的につくられていく。こうしたいすあうのイメージはダンテの作品、「神曲 地獄篇」にも表れ、その中では体の不自由な預言者ムハンマドが、宗教の分裂を煽った者として、地獄でもの悲しげにしている様子が描かれている。他方、ムスリムの側では、十字軍との戦いの後、イスラム世界に居住するクリスチャンやユダヤ教徒に対する不寛容な処遇が一部で現れ、宗派別のハーラ(街区)がつくられ、異教徒に対する差別が行われる一つの背景となった。

・13世紀末に成立したオスマン帝国は急速に拡大し、1357年にダーダネルス海峡を越え、ガリポリ半島に入る。14世紀末までに、ギリシアやブルガリアなどビザンツ帝国の数州を支配下に置き、さらに1453年には、ビザンツ帝国の首都コンスタンチノープルをも陥落させた。16世紀初頭になると、オスマン帝国はさらに拡大を続け、1517年にはシリアとエジプトを版図に組み入れる。また1526年にモハーチでのハンガリー王国との戦いに勝利すると、ハンガリーの大部分はオスマン帝国の支配下に入った。1529年にオスマン軍は不成功に終わったとはいえ、ウィーンを包囲し、さらに1534年には地中海でその強力な海軍はスペインやその他のヨーロッパ列強との戦争に従事するようになった。

・概してイスラム世界の人々は人懐っこく、外来の者に親切な人が多い。イスラム世界から来た人々は他人を思いやり、面倒見が良い。酷暑の気候の中で人々が暮らしていくためには、お互い助け合っていくしかないからだろう。よそから来た者たちをもてなそうとする姿勢は、砂漠の民ならではといえる生活習慣だ。

・イスラム世界の人々には、人懐っこく、気さくで、親切な人が多いのはなぜか。それは外からやってきた人間との接触が多い遊牧社会の伝統だからだ。イスラム世界は東西交通の中心に位置し、ヨーロッパやアジア、アフリカからやってきた人々との交流が途絶えることがなかった。また、イスラムは相互扶助を教える宗教である。外来の異教徒にも親切なムスリムの姿勢は、そうしたイスラムの教義に基づいている。「アッサラーム・アレイクム(あなたの上に平安あれ)」と言って抱き合うムスリムの挨拶には、「あなた元気ですか」「ご家族にお変わりありませんか」など多くの感情が込められている。親族の中に困った者がいれば、親族全体で面倒を見たり、助けたりする。あるいはイスラムの「喜捨」や「平等」の精神によって、地域のコミュニティ全体で困窮する人々に救いの手を差し伸べる。イスラムの根幹にあるのは、「助け合い」の精神である。イスラム世界の事情に疎い私たち日本人がイスラム世界を訪れると、ムスリムたちはとりわけ面倒を見たくなるのかもしれない。

・イスラム世界では陸路貿易が盛んに行われていた。インドやエジプト、イラクでは海路輸送が活発だったが、イスラム世界の交易の多くは陸路に依存していた。織物、陶磁器、貴金属、食料、香辛料、塩を、遠く離れた地域から買い求めなければならなかった。交易を担った隊商(キャラバン)の規模は、ラクダ・ラバが総数で1000頭を超えることもあった。遠来からやってきた商人が泊まる宿のことをサライと呼ぶ。一般的に、サライは方形で高い堀に囲まれ、施設の中央に中庭があり、商品の取引場、商品の倉庫としても使われた。

・イランの食文化は、中東イスラム世界の中でももっとも豊かなものだ。テヘランに3年ほど駐在経験がある新聞記者は、「いろいろ旅行してみてイラン料理がとりわけおいしいことを知りました」と話していた。焼肉料理であるキャバーブは中東イスラム世界のどこに行っても食べられるが、イランのキャバーブはとくに柔らかくて、ジューシーである。日本と同様、イランの主食はお米である。米の主要産地はカスピ海沿岸である。タイ米と同じ長粒種米だが、それほどぱさぱさした感じはしない。イランでもっとも一般的な料理は「チェロウ・キャバーブ」で、羊の焼肉に白飯、トマトやタマネギなどの焼野菜をつけたものである。

・イスラムのビジネス・タイムについても意識的であるべきだ。日本のビジネス界にとって重要なペルシア湾岸諸国のビジネス・タイムは1日2つにシフト分けされる。たいてい午前8時から午後1時まで働き、帰宅して昼食と昼寝をとり、そして会社に戻って午後4時から午後7時まで働くというケースが多い。市場(スーク)の店舗などはこの時間制をとっているか、あるいは、1シフト制の場合、午前7時から午後3時まえと決められている。日中の気温が摂氏50度を超えることもあるペルシア湾岸のアラブ人にとって、最も暑い時間帯は昼寝によって休息をとる時間だ。一見のんびりしているが、暑い時間に休息をとるイスラム世界の労働慣習は合理的であり、その点も日本人はよく心得るべきだろう。

<目次>
はじめに
第1章 イスラムの人々は義理・人情がお好き
 日本と共通するメンタリティ
 ネットで日本のポップカルチャーに接する若者たち
 ドバイにある紀伊国屋書店の最大店舗
 ドバイの「マンガ寿司」
 日本をライバル視する中東のサッカー
 柔道で中東に貢献
 茶室をつくったアブダビの皇太子
 和太鼓も人気
 世界の安全保障に寄与する日本文化
第2章 イスラム世界で接した親日感情
 日本とアフガニスタンは独立記念日が同じ?
 アフガン支援を止めなかった中村医師
 イラン人の親日感情
 イランと日本の共通点
 日本の中のペルシア文化
 特別な友好関係にある日本とトルコ
 イスタンブールの「乃木通り」「東郷通り」
 旧ソ連イスラム系諸国でも
第3章 歴史の中で醸成された親日的心情
 日土友好の礎となったトルコ軍艦救助
 日露戦争勝利へ畏敬の念
 日本での布教の先駆者たち
 日本軍勝利に狂喜したエジプト国王
 ヒロシマ・ナガサキへの同情
 インドネシア独立戦争に参加した旧日本兵たち
 ウズベキスタンで賞賛される拘留者たち
 アルジェリア独立と気骨ある衆議院議員
 イランにタンカーを送り込んだ出光
 サウジ国王と直談判した「アラビア太郎」
 先進国で初めてバングラデシュを国家承認
 東南アジア諸国で圧倒的に高い親日感情
 トルコ、エジプトでも高い好感度
 「帰らないで」デモが起こった自衛隊サマーワ活動
 弱者を救済する日本
第4章 イスラムは暴力的な宗教か?
 理想とされたイスラム共同体による統治
 異教徒に対するイスラム帝国の行政
 「イスラムの家」と「戦争の家」
 十字軍-歪曲されたイメージの始まり
 オスマン帝国-キリスト教世界への重大な脅威
 イスラムとヨーロッパの相克
 「ジハード」の起源
 暴力行使を容認したハワーリジュ派
 中世のイスラム過激思想家
 アラビア半島の復古運動ワッハーブ
 ナショナリズムに抗する汎イスラム主義
 現代における改革運動としてのイスラム
 イスラム過激派への評価とアルジェリア事件
 「サダム・フセインは地獄に行きます」
 「アラブの春」、その後
第5章 遊牧民のもてなし文化
 人懐っこく、気さくなムスリムたち
 もてなしの原点、キャラバンサライ
 イラン人の親切は家族を大切にする気持ちから
第6章 日本への注文
 対イラン政策への提言
 ソフトパワー行使の必要性
 イスラムの習慣に不慣れな日本人
 お昼寝・ハラール料理・土葬
 日本への期待
第7章 中国、韓国との競合
 最大のライバル・中国
 サウジと中国との蜜月
 メガ・プロジェクトに続々と参入する韓国
 日本にしかない最強のカード「皇室」
おわりに
図表作成・クラップス

面白かった本まとめ(2013年下半期)

<今日の独り言> 
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「すし乃池」(東京 千駄木)の穴子寿司はとてもオススメ!

2014年06月18日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 東京の千駄木にある「すし乃池」「TOKYO地下鉄ぐるり」という本に、「数少ない新鮮な「江戸前」にこだわって作る穴子寿司が名物」と紹介されて美味しそうだったので、思い切って行ってみました!

 場所は、東京メトロ千駄木駅1番出口の団子坂下交差点から三宅坂方面に歩いて3分ほどの所にあります。
 老舗「菊見せんべい」のお店が目立ちますが、その先で左側にあります。
 大きな「乃池」という看板が建物の3階部分にありましたね。

1img_3863
↑乃池の店構え

 日曜の開店時間の11:30の10分前頃に「すし乃池」へ行ったのですが、既に客が店の前で並んでいましたね。
 さすが人気店です!
何とか1階のカウンター席に座れましたが、予約客などもいて、2階の座敷などもすぐに埋まっていました。
このお店は予約をした方が無難ですね。

 さっそくメニューを見ます。

2img_3864
↑メニュー

 名物の「穴子寿司」8貫2500円というのも魅力的ですが、「特上にぎり」2500円はその穴子寿司を1貫or3貫と選べるのが面白いと思いましたね。
「特上にぎり」で穴子寿司3貫を選びました。
ちなみに、「並にぎり」や「上にぎり」では名物の穴子寿司は食べられないので注意が必要です^_^;)

 先客がたくさんいたので、かなり待たされますが、ようやく「特上にぎり」穴子寿司3貫入りが、目の前に置かれます!

3img_3867
↑「特上にぎり」穴子寿司3貫

 おぉぉぉ!穴子寿司が光っていますね!
さすが鮮度が高そうです!
これはすごい!

 さっそくその穴子寿司を箸でつまんで口の中にいれますが、とても柔らかくしっとり穴子がシャリに巻かれていて、口の中でとろける~!
鮮度が良く、質の高さを感じます!
タレも適度に甘く、絶品です!
美味しいです!
さすがの味ですね!
穴子寿司3貫入りを選択して正解でした!
じっくり穴子寿司3貫を堪能しました。

 特上寿司を選ぶ方は、穴子寿司1貫入りではなく、3貫入りをとてもオススメしますね!
ぜひこの穴子寿司を堪能して頂きたいと思います。

 隣の方は「穴子寿司」8貫を食べていましたが、特上と同じ値段ですし、8貫入りを選んでも良いかもしれませんね。

 そのほか、マグロやハマチ、生エビなどのお寿司も柔らかく口の中でとろけて、さすがの味で美味しかったです!
個人的には、いろんなお寿司を堪能できて、この「特上寿司 穴子3貫入り」がオススメですね。


 量が少ないのでコストパフォーマンスには優れないかもしれませんが、「すし乃池」の穴子などのお寿司は、とても新鮮で上質でとてもオススメですね!
ぜひ穴子寿司を堪能してください!
人気なお店なので、予約して訪れることをオススメします!


美味しかったものまとめ(2013年下半期)

<今日の独り言>
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乃池

昼総合点★★★☆☆ 3.7
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関連ランキング:寿司 | 千駄木駅日暮里駅根津駅



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「根津神社(東京)」はとてもオススメ!

2014年06月16日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

東京の千駄木から根津方面に歩いていると、大きな鳥居のある根津神社を発見したので行ってみました!

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↑根津神社の鳥居

 根津神社は、都心にも関わらず広大な敷地で緑にあふれ、そして大きな鳥居もあり驚きましたね。

 しばらく歩いていると、根津神社は宝永3年(1706)建立で、本殿や幣殿、拝殿、銅灯篭、唐門、西門、透塀、楼門が重要文化財で、火気厳禁の大きな看板がありました。
1706年建立とはかなりの古さですね。

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↑火気厳禁の看板

 根津神社は、実はそれよりかなり古く、今から1900余年の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社のようです。
 そして江戸時代の五代将軍徳川綱吉が、世継ぎが定まった際にその氏神として現在の社殿を造営したようです。

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↑根津神社の案内

また歩いていると、右側には乙女稲荷神社がありました。
女性やカップルがたくさんいましたね。
恋愛の神様なのでしょうか。

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↑乙女稲荷神社

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↑乙女稲荷神社の拡大

それから、楼門が赤色と黄金色が素晴らしく、そしてかなりの大きさです。
向かって右側は水戸光圀公がモデルと伝えられているようです。
本殿の近くでは、結婚式を挙げたカップルが写真撮影をしていましたね。
この日は天気が良くて、素晴らしい日だったと思います。

6img_3893
↑楼門

 手を清めようと、水盤に行くと、鳩が水を飲んでいて驚きました^_^;)

7img_3897
↑水盤

この水盤は、約300年前に真鶴で1枚岩から切り出して造られたものとのことです。
澄んだ水が青く見えていて驚きましたが、かなり深く掘られているようで、また貴重な石質とのことです。
すごい!

8img_3895
↑水盤の水が青い!

それから、本殿も赤色と黄金色が素晴らしく、とても立派でしたね。

9img_3899
↑本殿

根津神社は、緑あふれる広大な敷地で由緒もあり、そして重要文化財の建物も見ることができ、とてもオススメです!!

お勧めなお話(2013年下半期)
自動車保険を安く!

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「君の人生を変える100の小さな習慣(藤野英人)」という本はとてもオススメ!

2014年06月13日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「君の人生を変える100の小さな習慣」の購入はコチラ

 この「君の人生を変える100の小さな習慣」という本は、著者がファンドマネージャーとして5500人を超える起業家や経営者に直接会ってきた経験などから、社会に出たばかりの若者に対して、人生をより楽しく充実させる「習慣」として100項目にまとめたものです。

 どれもお金や手間がかからず、今日からすぐに始められるものばかりですが、100項目もあって大変と思うかもしれません。

 しかし、「100の習慣すべてをやらなくていい」「1から順番にやらなくていい」「三日坊主でも気にしない」というのが本書のポイントで、気楽にその習慣を始められるようになっています^_^;)

 私としても、どの項目もとても納得できる内容で、自分がすでに行っていた習慣は結構あって自信になりましたし、自分に足りないものは今後ぜひ習慣として追加しようと思いましたね。

 既に行っていて特に自信になった習慣は以下ですね。
・一番早く出社
・SNSやブログなどで発信
・週に1冊は読書
・積極的に旅に出よう
・体を鍛えよう
・たくさん褒めよう
・たくさん失敗しよう
・映画を観よう
・絵画を観よう
・楽器を演奏してみよう
・手帳にこだわろう
・株式投資をやってみよう
・年に1回は分不相応なレストランに行ってみよう
・感謝の気持ちで接しよう
・百貨店や家電量販店を月に1度は見てみよう
・セミナーや講演会では前に座るようにしよう
・最新の技術や科学に関心をもとう
・食べ物に気をつけて、食事の内容に関心をもとう
・いっそのことテレビを捨てよう

今後追加したい習慣としては以下となります^_^)
・業界の違う友人をもとう
・趣味の仲間との交流を深めよう
・おしゃれに気を遣おう
・日本の文化に接する機会をもとう
・セミナーや講演会では、必ず質問をしよう
・他人の痛みに敏感な人であろう
・自分の幸せより他人の幸せを最優先に考えよう
・面白いギャグや一発芸を身につけてみよう
・怒る前に1分間、考える習慣をつけよう

「君の人生を変える100の小さな習慣」という本は、人生をよりよくするヒントがたくさんあり、とてもオススメですね!

 以下はこの本のポイントなどです。

・朝早く出社することには大きなメリットがあります。まず、通勤ラッシュを避けることができます。ラッシュを避ければ気持ちよく出社できますし、空いた席で仮眠をとることもできるかもしれません。本も読めるし、メールの返信をまとめてすることもできます。時間を格段に効率的に使えるのです。会社に着いたら、始業前の静かな環境の中で語学などの勉強をすることもできます。もちろん仕事の準備もできるので、「みんなが出社する前にあらかたの仕事をこなしている」と評価も上がることでしょう。実際、朝早く活動すると脳の働きが活発化され、ミスなく効率よく仕事が進む、という効果もあるそうです。また、上司や周りの先輩たちからの受けが良くなります。「どこそこの部署の○○は毎日、会社で一番に出社している」という評判が立つと、他部署の上司や先輩たちにも覚えてもらえます。それは、非常にわかりやすい会社に対するロイヤリティの示し方だからです。朝早く出社するだけで、やる気がある人とか、がんばるやつという評価を得られるのです。何よりも大きいのは、朝早く出社することを周りから褒められたり、感心されたりすることによって自信がつくことです。仕事をする際に大事なことは自分に対する自信をもつことです。

・誰でもフェイスブックやツイッター、ブログなどのSNSを利用して世界に情報発信できる時代になりました。その気になれば、日本にいながら世界中に友人を作り、世界でビジネスをすることも可能です。それを使わない手はありません。このような大転換の時期に、それらを使っていない状態というのは、もったいないどころか時代に大きく取り残されるかもしれません。どれもパソコンや携帯電話さえあれば無料で参加できます。会員資格もありません。その気になれば今日から始めることができるし、今日から発信することができます。本書で紹介する100の方法は、コストがかからず、その気になれば誰でもできることが基本の考え方ですが、この方法は特にお金をかけずに大きな効果を挙げられます。

・前項の「毎日30分、勉強してみよう」に関係していますが、週に1冊でも本を読むことはとても有意義です。仮に、月に1冊だけ本を読む人と、週に1冊読む人との差はどうなるでしょうか?20年間で比較してみましょう。月1冊の人は20年間で240冊の本を読みます。それはそれで、たいしたものです。240冊というのは、本の厚さが1cmだとすると、全部積み上げると2.4mもの高さになります。しかし、週1冊のペースで本を読んでいる人は、20年で960冊。つまり約1000冊で、ざっと10mにもなるのです。このインプットの差は圧倒的ではありませんか?ビジネス書だけでなく、様々なジャンルの本を読むといいと思います。小説や詩、ノンフィクションや伝記などもよいでしょうし、新書もよいでしょう。自分で本を選んで買うのもいいですが、さらにおすすめなのは、人から本を借りることです。

・「イメージできないことはマネージできない」という言葉があります。イメージするためには、その裏にたくさんの経験が必要です。そのためにもっとも有効なのは、旅に出ることです。旅をすることにより多くの刺激を受けます。知らない土地、見知らぬ風景、その土地独特の食べ物、またそこに住んでいる人も、地域によって様々です。日本国内でもずいぶんと違いがあります。私は仕事柄、北海道から沖縄までいろいろな地域を訪問して、そこで企業の調査をしたり、投資の魅力を訴えるセミナーをしたりしています。すべての都道府県に足を運び、そこに宿泊したことがあります。若い頃からたくさんの地域を回りました。それによって、日本は各地に素晴らしい自然や文化、風土があり、素晴らしい人たちに恵まれた、とても豊かな国であることを確信できました。日本各地をたくさん訪れるための武器、それは高速バスと格安ホテルです。高速バスを使えば、効率的に安く日本各地に行くことができます。快適性や安全性も増していて、ひと眠りしているうちに目的地に到着します。さらにホテルも、「スーパーホテル」や「ドーミーイン」「ダイワロイネットホテル」のように安くて清潔で快適なホテルが増え、私もよく利用しています。さらに日本を飛び出して世界各国を訪れると、なお視野が広がります。LCCも日本に乗り入れ始め、海外に行く資金的負担はどんどん下がってきました。

・投資を扱うプロである私が断言しますが、人生のゴールはお金持ちになることではありません。お金持ちになるかどうかは結果であり、本当の目的は素敵な仲間と出会うことだと思います。素敵な仲間と出会って時間を共有し、違いを発見することで、自分の考え方や行動を変えること。それによって、自分の人生がより楽しいものに変わること。これが最大の喜びだと心から思うのです。

・人を褒めるのにお金はかかりません。税金もかかりません。褒められて怒る人はまずおらず、相手との関係性をよくすることはあっても、悪くすることはありません。リスクが少なく、リターンが大きい、大変効率のいい投資なのです。ただし、うまく褒めるにはちょっとしたコツがあります。私が考えるに、コツは二つ。ひとつは、相手が褒めてほしい点を褒めてあげること。本人がほうってほしいと考えていること、コンプレックスに感じていることにはふれないのが得策です。その人が努力している点、意識的に伸ばそうとしている点を見つけて、褒めるようにしましょう。褒める程度も、ちょっと大げさなくらいがちょうどいいです。2つ目のコツはちょっと上級者向けです。本人が気づいていない潜在能力を見つけて伝えてあげます。本人も知らない資質なので、褒めたところで「そうかな?」と腑に落ちない表情を返される可能性も大ですが、それがきっかけでその人の人生を変えることもあります。

・失敗は人生をより豊かにします。そもそも失敗するということは、何かに挑戦したという証です。たくさん挑戦した人ほど、たくさん失敗しているのです。逆に、「私は失敗したことがない」という人は、何も挑戦してこなかったということ。失敗経験は、大きな価値になるのです。成長するために必要なのは、ちょっと背伸びをすることです。いまの自分ができそうな範囲よりも、もう少し先へ、もう少し上へと、ストレッチしようとする行動が成長の芽になります。できるかできないかわからないことに挑んでいるのですから、失敗するのが当然です。ですが、その失敗は必ず学びになります。また、失敗は数をこなすことで慣れるものです。

・映画の製作コストは莫大です。ハリウッド映画では数十億円のコストをかけるのは普通で、比較的コストをかけていない日本映画でも十億円程度はかけています。それほどのコストを負担できるのは、多くの人が鑑賞券やDVDを購入することで、小口で負担しているからです。映画は膨大な人たちの労力により成り立っています。映画監督や俳優・女優の卓越した才能や努力だけでなく、配給会社のプロモーションやその映画の製作費を負担するスポンサーなどの存在なしには映画は成り立ちません。映画を観ることで、様々な情報や考え方、外国の文化や風俗などを仮想体験することができます。そのためのコストは、そこから得られる利益に比べればたかが知れたものです。海外の映画であれば、語学の勉強にもなります。映画を積極的に観ることによるメリットは計り知れないものがあります。映画は常にいま起きている世界の問題や関心事と向き合っています。映画はエンターテインメントであると同時に、必ず何らかのメッセージが含まれているのです。最新映画を積極的に観ようとする行動そのものが、自分のアンテナを高くすることになるのです。DVDなどで古い映画を観ることにも意味があります。古今東西の名作を観ることにより、「まるで見てきたかの如く」様々な価値観を学べます。

・自分だけで技術を高めようとするのと、先生に習うのとでは、上達のスピードがかなり違ってきます。レベルに合った課題を先生からアドバイスしてもらえますし、弱点に対しても自分だけでは知りえなかった克服法を教えてもらえます。結果、自分の腕が成長するのが実感できます。成長する実感があればあるほど、その趣味を楽しめます。社会に出てから成長する実感を得る機会は仕事が中心になりますが、仕事以外の軸で成長を実感できる機会をもつと、より人生の幅が広がります。面白いのは、趣味の世界で教えられることが、時に仕事にも応用できる考え方や手法だったりすることです。私自身、ピアノの専門知識として教わったことが、仕事のアイディアにつながることも少なくありません。

・私はいままでたくさんの成功した起業家や経営者にお会いしてインタビューをしています。特に成功している経営者に共通した特質というのは、メモ魔が多いということです。メモを取ることにはいろいろな意味があります。メモを取ることによって大事なことを忘れないようになります。メモを取る行為そのものが記憶に残す行為なのだそうです。しかし、それ以上に大事なことは、相手に対して「あなたの意見や考えを尊重している」というメッセージを伝えられるということです。人生みな師である、という言葉があります。どのような人もバカにしないで、むしろどのような人からも学ぶ姿勢が大事だということを、この格言は伝えています。メモを取るというのは、その実践です。「あなたが私の師である」ということを、メモを取るという行為で相手に伝えているのです。

・高級なレストランに行くことで、たくさんの収穫があります。ひとつは、度胸をつけるための経験です。店の高級感に呑まれない気迫のようなものを身につけることは社会人として大事です。どのような場所に行っても堂々とするためには、ちょっぴりドキドキする場所に足を運ぶ経験が必要なのです。また、高級レストランに行くことで「一流」について学べます。一流の店は必ず一流のサービスをします。一流の店は目の肥えた、舌の肥えた人たちに支えられているからです。競争が非常に激しい外食産業では、どんなに評判が高くても二流のサービスをしていたら、あっという間に消えてしまいます。店のたたずまい、調度品、店員のお客様への声のかけ方、会話術、気遣いなど、高級レストランから学べることはたくさんあります。もちろん、お金はかかります。しかし、学んで自分の身にすることは自由です。すべて盗んで帰りましょう。

・「将来、こんなことをやってみたい」「いま、こんなことに挑戦してみたい」という夢や目標があれば、どんどん口にして周囲に伝えることをおすすめします。口にすることで、それを聞いた人があなたに何かを言ってくるでしょう。また、夢や目標について人に説明しようとするだけでも、頭の中が整理され、夢や目標がより具体化し、次の行動に結びついていきます。さらに言えば、あなたがたくさんの人に夢や目標を伝えるほど、かなり高い確率で協力者が現れてくるはずです。あなたの周りには実はたくさんの協力者が隠れていまs。その人たちとつながるきっかけを生む第一歩は、やはり「有言」に尽きるのです。

・人はみな自分のために生きています。真の意味で他人のために生きる人はごく稀で、世の中の99%の人は自分のために生きるのが精一杯だと思います。ですから、人が自分のために何かをしてくれたときは、それはとてもラッキーなこと。私はいつもそう思うようにしています。他人が自分のために何かしてくれのは当たり前なことではないと考えると、自然と感謝の気持ちが湧きます。感謝の気持ちを実感したら、きちんと相手に伝えたほうがいいです。「ありがとう」というメッセージを受け取って怒る人はいません。相手もうれしくなって、その後の関係が円滑になることで自分にもフィードバックがあり、お互いにとっていいことずくめです。惜しまず、感謝の言葉を口にしましょう。

・東京証券取引所の「東証アカデミー」でも、経済や証券知識普及のための講座がたくさん開かれていて、私もいくつか講義をしています。無料ではあませんが、1000円や2000円くらいの講義料で高品質な授業を受けることができます。そのほかに新聞社主催の無料講座もたくさんあります。つまり、「お金がない」というのは勉強をしない口実にならないということです。成長するためにはいくらでも可能性があります。

・自分の痛みには敏感でも、他人の痛みには鈍感。かなしいかな、大半の人はそういうものなのかもしれません。だからこそ、他人の痛みに敏感になれる人には価値があります。人は自分に共感してくれる他人と出会えることに大きな喜びを感じる生き物です。楽しいことに共感してもらえるのもうれしいですが、つらいことや悲しいことに共感してもらえることはそれ以上の喜びであり、大きな救いになります。まず、相手の悲しみに気づいてあげること。そして、一緒に悲しみを分かち合うこと。一緒に泣くことで、その人の悲しみや心の痛みは軽くなっていきます。このとき、解決方法を考えることは、必ずしも相手は望んでいません。解決よりも、気持ちを共有してもらえること、「この人は私の痛みを理解してくれている」と思えることが、その人を癒すのです。ですから、その人の悲しみの原因を解消しなければと難しく考える必要はありません。気づいて共感するだけで十分なのです。またビジネスで成功する人たちも、他人の痛みや悲しみに敏感な人が多いように感じます。それは、他人の痛みに敏感であえば、お客様の不満や怒り、心から求めるニーズにも敏感になれるからでしょう。人の痛みに共感するという心がけに、容姿や学歴、財産の有無は関係ありません。周りに対する意識を少し変えるだけで今日からすぐにできることです。

・他人のためにすることは社会を通じてまわり回って自分のためになるという行動でもあります。他人のためにしたことが、かえって自分のためになる。つまり「情けは人のためならず」。これもまた、お金も学歴も容姿も関係なく、誰でも意識次第ですぐにできることですね。

・言うまでもなく、食は大事です。私たちは食べないと死にます。食は命に直結しており、健康と密接に関係しています。健康の質は、何を食べるかという食の質に関連しているのです。さらに食は、そのこと自体が楽しみであり、エンターテインメントです。また、食は人と人とのコミュニケーションが発生する場でもあります。家族や友人、恋人、会社の接待は、多くの場合は食が中心になります。いまは男女ともに料理ができる人がモテるようです。こう考えると、食に関連する情報を知ることは、あらゆる意味で人生に直結しているのではないでしょうか。健康によい食べ物、調理の仕方、食材についての知識、おいしいレストラン、話題のレストランなどの情報などを知っておくと、会話が弾み、あらゆる年代の人とコミュニケーションを楽しむことができます。最近は、クックパッドなどで無料のレシピを入手できます。高級レストランに実際に行かなくても、ミシュランガイドなどを読めば知識を得られます。食材の情報もインターネットでいくらでも仕入れることができます。私は「食」は未来産業ではないかと思っています。というのは、食というのはインターネットに置き換えることのできないものだからです。

・若いうちに海外や国内で貧乏旅行をするような体験は、後にいろいろと利いてきます。有名な起業家やアーティストなども、若い頃に貧乏旅行をした経験がある人が多いようです。お金がないときに様々な条件のところで生活する、また条件の違うベッドで寝るということも、環境に自分を対応させる力を身につけることにつながります。

・テレビをなくしてみるというのも、自分の生活習慣を見直す大きな作戦のひとつです。テレビを捨てると時間ができます。その時間で家族とのコミュニケーションを楽しんだり、本を読んだりすることができます。睡眠時間を長くとることだってできるでしょう。テレビを捨てることが無理なら、1週間テレビを見ない生活をしてみるという手もあります。どのくら浮いた時間ができるのかを自分の中で振り返ってみいましょう。たいした努力はいりません。ただ見ない、と決断するだけです。そうすると何が不便で、どのような時間が生まれるのかがわかります。

・追いつめられたら、一人で考え込まないようにしましょう。「どうしようもできない」と思い込んでいることでも、周りに相談すると解決策が見えてくる可能性が高いものです。また、意外なことに、あなたが相談に来るのを周りの人が待っていることもあります。とにかく自分ひとりで解決しようとするのをやめて、人に任せることにしましょう。最悪の場合は、逃げることも大切です。逃げることを潔しとしない考えも多いのですが、中国の故事にも「三十六計逃げるに如かず」とあります。どんなにたくさんの計略があっても逃げるに勝る作戦はないということです。頑張れないときは、頑張らずに降参すれば、大きな犠牲を払わずに済むかもしれません。ピンチになったら逃げる、と心にとめておいてください。多くの問題は時間が解決してくれますから。特に、いま死ぬことを少しでも考えている人は、死ぬ前に逃げることを選択してください。死んでしまったほうがいい人生なんてありません。それほどの覚悟があるのならば、その命を誰かのために使ってあげましょう。あなたは誰かに必要とされているのです。いまはわからなくても、どこかにあなたを必要としている人が必ずいます。

<目次>
はじめに
 1 会社で一番早く出社しよう
 2 元気な声で「おはようございます」と言ってみよう
 3 大きな声で挨拶できなければ、会釈して頭を下げることに慣れよう
 4 頭を下げることはカッコいいことだと考えよう
 5 SNSやブログなどで発信してみよう
 6 毎日30分、勉強してみよう
 7 週に1冊、本を読んでみよう
 8 本が苦手なら漫画を読もう
 9 NHKの語学番組を積極的に活用しよう
10 積極的に旅に出よう
11 海外で仕事か勉強をする機会を20代のうちにもとう
12 体を鍛えよう
13 継続できるスポーツを見つけよう
14 カラオケ・ゴルフ・ワインなどオジサンの好きなことに興味をもとう
15 年上の人と積極的に付き合おう
16 業界の違う友人をもとう
17 異性の友人をもとう
18 趣味の仲間との交流を深めよう
19 同級生や同窓生と定期的に会ってみよう
20 故郷や親戚との関係を大切にしよう
21 舞台でパフォーマンスをする機会を作ろう
22 将来(もしくはいま)、社会人大学院に通ってみよう
23 人をたくさん褒めよう
24 たくさん恋をしよう
25 ラブレターをたくさん書こう
26 たくさん失恋しよう
27 たくさん失敗しよう
28 「勝つか負けるか」ではなく「勝つか学ぶか」と考えよう
29 会いたい人には会いに行こう
30 映画を観よう
31 絵画を観よう
32 音楽を聴こう
33 絵を描いたり、書道をしたり、何かを創ってみよう
34 歌を歌ってみよう、楽器を演奏してみよう
35 雑誌をたくさん読もう
36 年賀状に力を入れよう
37 人と会ったらメモを取ることを心がけよう
38 手帳にこだわろう
39 株式投資をやってみよう
40 新聞をしっかり読もう
41 目標となる人やライバルを探そう
42 目標となる人やライバルと会ったり、食事をする機会をもとう
43 年に1回は分不相応なレストランに行ってみよう
44 三日坊主でもよい
45 完璧主義者になるな
46 有言実行でいよう
47 実行できないなら、まず有言であれ
48 他人には常に感謝の気持ちで接しよう
49 まずは清潔であれ
50 おしゃれに気を遣おう
51 小物にも気を遣おう
52 百貨店や家電量販店を月に一度は見てみよう
53 流行に敏感であろうと努めよう
54 日本の文化に接する機会をもとう
55 オリジナル名刺を作ってみよう
56 セミナーや講演会では、前のほうに座るようにしよう
57 セミナーや講演会では、講師に相槌を打ちながら聞こう
58 セミナーや講演会では、必ず質問をしよう
59 セミナーや講演会が終わったら、必ず名刺交換しよう
60 セミナーや講演会で名刺交換した人には、後でお礼状を書こう
61 無料の講座に申し込んで話を聞いてみよう
62 自分用プレゼンを作っておこう
63 NPOやNGOの活動に参加してみよう
64 飲み会の幹事に積極的になろう
65 お金がないなら志をもとう
66 小さなプライドはきれいさっぱり捨て去ろう
67 常に視野を大きくもとう
68 足元をしっかり見つめよう
69 他人の痛みに敏感な人であろう
70 弱者に手を差し伸べる人であれ
71 できないこと、わからないことをはっきり言おう
72 存在感のない人間より、空気が読めないと揶揄される人間でいい
73 最新の技術や科学に関心をもとう
74 環境問題について敏感であれ
75 自分の幸せより他人の幸せを最優先に考えよう
76 社会人になっても予定表を作ろう
77 まめになろうと心がけよう
78 面白いギャグや一発芸を身につけてみよう
79 不器用であれば、不器用で売り込めないか考えてみよう
80 食べ物に気をつけて、食事の内容に関心をもとう
81 見たい、聞きたい、知りたいという好奇心をもとう
82 怒る前に1分間、考える習慣をつけよう
83 他人と自分の違いを個性と受け止め、尊重するようにしよう
84 誰からでも学ぶ姿勢を貫こう
85 ケータイを使いこなそう
86 パソコンに精通しよう
87 どこででも寝られるようにしよう
88 テレビからも積極的に情報を入手しよう
89 いっそのことテレビを捨てよう
90 疲れたら休もう
91 自分を許そう
92 どうしようもなくなったら逃げることも考えよう
93 どんな状況も楽しもう
94 若者批判に同調しない
95 自分には100万人の仲間がいると想像してみよう
96 普通の家庭や普通の人生というものはないと考えよう
97 話してもすぐにはわかり合えないことを理解しよう
98 お金を大切にしよう
99 「何もない」も武器になる
100 何かあったら、この100ヶ条を見返そう
おわりに

面白かった本まとめ(2013年下半期)

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椿屋珈琲店(新橋離れ)はとてもオススメ!

2014年06月11日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

JR新橋駅前のニュー新橋ビルに入っているドナへ行ってみようと訪れたのですが、椿屋珈琲店(新橋離れ)となっていて驚きました。
2014年3月28日に業態変更をしたようです。

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↑入口

入口のメニューを見ると、ケーキか珈琲しかないようです。
食事をしたかったので「食事はありますか?」と店員さんに訊くと、あるとのことなので安心して店内に入ります。
「喫煙」or「禁煙」を訊かれるので「禁煙」と答えると、入口近くの席を案内されました。
それにしても店員さんは可愛いメイド服を着ていて驚きましたね。
まだ慣れていないようで少し恥ずかしそうにしていました。
店内もニュー新橋ビルには似つかわない高級路線?で明るく清潔感が漂っています。
商談などに良いのかもしれません。

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↑店内

さっそくメニューを見ます。
椿屋オリジナルブレンド880円からとちと高級路線ですが、食事はビーフカレー1250円、ミックスサンド1050円、ピザトースト1150円とコーヒーに比べると比較的リーズナブルです。
なお、この食事はこの3種類しかありませんが、野菜サラダと季節のスープが付きます。
ビーフカレーの椿屋ブレンド付き1700円を注文し、コーヒーを先に出すように頼みます。

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↑メニュー

比較的すぐに、コーヒーと野菜サラダ、季節のスープが運ばれます。
さすがコーヒーは、綺麗な器に並々と注がれ、光沢があり美味しそうです。
コーヒーは熱くそしてほんのり甘くさすがの美味しさです!
美味しい!
そして、野菜サラダはレタスがたっぷり、そして季節のスープはごぼう?のスープでアツアツでねっとりとコクがありこれも美味しい!
スープはもう少し量が欲しかったですね。

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↑コーヒー、野菜サラダ、季節のスープ

そして、カレーが運ばれますが、ライスは黄色のサフラン?ライスで、その上に乗る緑色のブロッコリーやオレンジ色のニンジンが映えますね~!
そしてビーフカレーがたっぷりポットに入り、しかもかなり柔らかく煮込まれたコクのあるビーフが十分入っていて、想像以上の美味しさです!
このカレーの美味しさには驚きましたね。
またピクルスが別皿にあるのも嬉しいです!

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↑ビーフカレー

椿屋珈琲店は、明るく綺麗な雰囲気のよい店内で美味しい珈琲だけでなく、美味しいビーフカレーも堪能でき、また接客もよく、とてもオススメですね!
喧騒の新橋でゆっくりできる場所かと思います。

美味しかったものまとめ(2013年下半期)

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椿屋珈琲店 新橋離れ

夜総合点★★★★ 4.0
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関連ランキング:喫茶店 | 新橋駅内幸町駅汐留駅



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「第56回 全国矯正展 全国刑務所作業製品展示即売会」へ行って来ました!

2014年06月09日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 東京メトロ竹橋駅近くにある科学技術館で開催されていた「第56回 全国矯正展 全国刑務所作業製品展示即売会」へ行って来ました!

 実は全国各地にある刑務所等には平成26年3月末現在で約5万5千人の懲役受刑者が収容され、受刑者は社会復帰に向けて規則正しい毎日を送りながら、刑務所内の工場等で各種作業に従事していて、具体的には木工・印刷・洋裁・革工等の刑務作業を行っているとのことです。

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↑刑務作業とは?など

 この「全国刑務所作業製品展示即売会」では、その刑務作業で作られた製品の即売会が行われていました。

 なお、会の始めには、モデル・女優の篠田麻里子さんのテープカットが行われたようです。

 即売会の会場は、1号館から11号館の各部屋に分かれたかなり広い会場で、しかも雨という悪条件の中での開催でしたが、かなりの人出で大にぎわいでしたね。

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↑会場案内図

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↑会場の様子

 面白いと思ったのは、優れた製品に対しては賞が与えられているということです。
 大きく法務省受賞製品と矯正協会受賞製品の2つがあり、その中で法務大臣賞・事務次官賞・矯正局長賞、矯正協会長賞・矯正協会理事長賞・ヒット賞がありました。
 優れた製品は売り切れていましたね。

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↑法務省受賞製品一覧

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↑矯正協会受賞製品一覧

 特に事務次官賞の旭川刑務所ストーブは凄かったですね。
東京ではあまり見ないタイプなので、さすが冬国仕様で本格的です。

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↑事務次官賞の旭川刑務所ストーブ

また、ヒット賞としてバーベキュー製品もありましたね。
これからの夏に最適です^_^)

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↑ヒット賞のバーベキュー製品

それから、府中刑務所のパンは大人気で、かなりの行列を作っていました。
かなり大きなパンが2個で100円は安いと思いましたね。
毎年恒例のようです。

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↑府中刑務所のパン

それから、立派な子供神輿を売っているのにも驚きました。
確か250万円ほどで金額も立派で驚きました。

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↑子供神輿

木工製品もたくさん売っていましたが、値段は激安という訳ではないようでしたね。

それから函館の監獄バッグ?は人気そうでした。

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↑函館のバッグ

 また、4号館の少年院・少年鑑別所コーナーでは性格検査を体験できるのも驚きました。
マークシートに「はい」「いいえ」「?」のどれかを選んで鉛筆でマークしていきます。

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↑性格検査

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↑性格検査

60問あって大変でしたが、すぐに判定した結果を紙に印刷してくれ、もらえます。
さっそく試してみると以下のような結果が得られました^_^)

「あなたは、行動的で、思い切りのよいところがあるようです。冷静さを失わないようにすると、あなたの良さがより一層ひきたつと思います」

当たっているでしょうか?

そのほか「繊細さ」「意志の弱さ」「怒りっぽさ」「良く見せたい気持ち」「朗らかさ」について棒グラフで判定されていました。

 非行に至る少年たちは、環境面・人格面での問題を抱えていて、こうした問題の解決を図る一方、長所や才能を発見し、これを伸ばすための方法を考えることも少年鑑別所の重要な仕事であり、性格検査はそのためのひとつの手段となっているとのことでした。

 それから、陶器・工芸品等コーナーでは、無料で電動ろくろ体験もでき、面白そうでしたね

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↑電動ろくろ体験

 「全国刑務所作業製品展示即売会」は、刑務作業について学べるだけでなく、それら素晴らしい製品を買ったり、性格テストを楽しめ、とてもオススメです!
なお、全国各地でも矯正展は開催されていますので、ぜひ足を運んで頂ければと思います。

お勧めなお話(2013年下半期)
自動車保険を安く!

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「もうかる会社、つぶれる会社の法則(藤野英人)」という本はとてもオススメ!

2014年06月06日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「もうかる会社、つぶれる会社の法則」の購入はコチラ

 「もうかる会社、つぶれる会社の法則」という本は、成長する日本株を組み入れる「ひふみ投信」を運用するファンドマネージャーが、約20年以上にわたって約5700人の社長と会うなど徹底した企業調査や現場を自分の目でみることにより、「儲かる会社」と「つぶれる会社」に共通点があることを発見し、それらをまとめたものが本書となります。

 著者は、2000年には「伸びる会社、ダメな会社の法則」を発行し、2004年にはそれを改訂した「スリッパの法則」を発行してベストセラーとなり、本書はさらにそれらを進化させ2013年に発行したものとなります。

 本書では、特に会社の成長はほぼ社長で決まることから社長の気質をメインに、そのほか会社を見極めるポイントについて分かりやすく説明してあります。

 投資家やこれから会社に就職しようと考えている方にとっては、とても参考になるかと思います。

 具体的には、以下の点について書かれていたのは面白いと思いましたし、納得しましたね^_^)

・社長の知名度と株価は、ある程度連動している
・「夢を熱く語れる」社長の会社は、投資に値する
・社長みずからが情報公開する会社は買い
・大成功している社長は例外なく「ケチ」で「メモ魔」で「細かい」
・社長の自伝を本人がプレゼントしてきたらその会社は伸びない
・社長室が過度に豪華な会社はダメ
・美人「すぎる」受付嬢がいる会社は問題
・IR、営業、開発、財務の責任者が突然退職した場合は悪いニュースが多い
・社内結婚が多い会社は儲かっている
・上場の翌年は経営が悪化する2年目のジンクスがある
・企業の成長を見る基準「ナカマ」「オコナイ」「ココロ」=ナオコの原則


「もうかる会社、つぶれる会社の法則」という本は、会社の成長を考える上でとても参考となりとてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・失われた10年などといわれているのに、実は7割近い会社の株価が上昇をしていたというのは驚きですよね。さらにその中身です。上昇している7割の会社は営業利益が10年間でほぼ倍の98%近い伸びでした。年率で7.1%の成長をしているのです。実は、この成長は高度経済成長期の企業と遜色ありません。7割の会社が高度経済成長期と同じ成長なんですよ!そして株価はなんとプラス110%です。倍以上の成長をしています。一方で株価が下落した3割の会社はどうかというと、10年間、年率で1.6%も営業利益を落としています。そして株価の下落率は10年間で36%にもなったのです。新聞やテレビやベストセラーの本は日本について否定的なコメントや見通しであふれていますが、それは大企業の業績や株価にだけフォーカスしているからです。

・サラリーマン経営者がトップに就いている企業に対しては、成長を期待しにくいと思っています。サラリーマン経営者の問題は、まず短期志向で企業を経営しがちなことです。豊田家ならトヨタ自動車の経営を10~30年単位で、もしかしたら100年先まで考えているでしょう。しかし、サラリーマン経営者の場合、自分が就任している間をつつがなく乗り切ればよいという思考が優先してしまうことが多いのです。このため、サラリーマン経営者は四半期の業績にこだわり、長期的な視野が欠落しやすくなります。たとえば、将来を見据えての先行投資を行うといった場合、今期末で交代予定の社長と、任期が決まっていない社長とでは判断が違ってきてしまうことが予想されます。

・社長の知名度と株価は、ある程度連動しています。これは、経営トップが自分の顔と名前を出してコメントを発しており、メッセージを広く伝える力があることに負うところが大きいと見ていいでしょう。会社は、社長次第で大きく変わります。

・私が社長にインタビューするときは、社長自身が「夢を熱く語れるかどうか」を重視しています。会社のことを真剣に、すみずみまで神経を研ぎ澄ませて考えている社長は、自分の会社の未来について話していると興奮してくるものです。インタビューの直前にいやなことがあったとか、何らかの理由で不穏な空気をまとって現れる経営者はめずらしくありませんが、自分の夢を語れる人なら、たとえ最初は不機嫌でも、5分、10分と会社のことを話しているだけでノリが良くなって元気になるのです。経営理念やビジョンを話すときに目を輝かせる社長は、信頼できます。トップが情熱を傾けない事業には、成功の芽はありません。

・自社の情報公開(ディスクロージャー)をIR担当者などに任せている社長は少なくありません。しかし私にいわせれば、社長がまったく出てこない情報公開にはほとんど価値がありません。なぜならば、会社を見るときに知りたいのは「トップに立つ経営者がどのように現状を認識し、どんな経営戦略を持っているか」だからです。その意味で、トップ自らが情報公開を行う会社は経営者の情熱を感じることができますし、自ら語れる明確な経営理念があると考えられます。

・成功している経営者は「細かい」人が多いことも特徴です。お付き合いしていると、常に細部にまで気を配り、何事も徹底的に改善しようとす人ばかりであることがわかります。経営者というと豪快なイメージを持つ方もいると思いますが、ビジネスの場ではすみずみまで目が行き届くタイプがほとんどで、まず例外はありません。多少アバウトな経営者が上場にまでこぎつけることも皆無ではありませんが、持続的に成長はできません。これはおそらく、厳しい競争を勝ち抜くには、良い商品やサービスをより低価格で提供することが求められるからでしょう。それは、小さな業務改善の積み重ねが可能にしあす。細部に神が宿るという言葉の通り、小さなこと一つひとつに気を配っているかどうかに本質的な意味があるということだと思います。

・経営者の方と接していてわかるのは、成功している人ほど、有用な情報を逃さず細かくメモを取っているということです。誰かと対談している最中はもちろん、食事中などでもさっと手帳にメモしたり、携帯電話を取り出して録音したりして、こまめにメモしています。新規事業のアイデアや、やるべきタスク、心に響いた言葉まで常に情報に対してアンテナが立っているのは、「どん欲に学ぼう、成長しよう」という意欲の表れで、成長する会社のリーダーとしてふさわしいと思います。

・自伝を出すということはその社長がすでに確定した評価に満足していることを示唆しています。「目標に到達した」という感覚を持っていなければ、物語は完結しないでしょう。つまり、自伝を書ける人というのは、すでに挑戦を終えており、企業を牽引していくだけのモチベーションを維持できなくなっているおそれがあると考えられます。また、自伝を書く時間があるのなら、もっと企業の成長のためにできることがあるのではないかという疑問も浮かびます。喜んで自伝をプレゼントして回っているとすれば、「経営者として事業に対するプライオリティが下がっているのではないか」と考えざるを得ません。

・投資家の間で広く言い伝えられ、ほぼ絶対的に信じられている法則があります。それは、「豪華な新社屋い移転した会社は、その時点が業績のピークか株価のピーク、またはその両方である」というものです。また、新社屋建設だけでなくバブル臭のするような話題のピカピカビルに賃貸で入る場合も同様です。新社屋やピカピカのビルは、経営者のメンタルの問題を表していると言えます。立派な建物に会社が移ることによって達成感を得てしまえば、会社はそれ以上伸びなくなってしまうでしょう。このため、新社屋ビル建設もしくは移転の時が株価のピークとなり、その後、業績を上げるだけのパワーが失われてしまうのです。

・この法則は、逆のケースにも適用できます。バブルビルからボロボロのビルに移転した会社は、投資家としては”買い時”である可能性が高いのです。これは一見、ギャンブルに思えるかもしれませんが、ボロボロビルへの移転は会社が不退転の覚悟で業績向上を目指そうとしていることの表れと言えるでしょう。社員の危機意識も、高まるはずです。もちろん、成長している会社は社員が増えるので引っ越しをする必要がありますし、成長段階で引っ越しをするのは当然です。ただしその時、「身の丈に合っているか」という点はとても重要だと思います。

・社長室が広すぎたり豪華すぎたりする企業であれば、「この会社は成長性が低そうだ」と考えたほうがいいでしょう。豪華な社長室は、本来、会社経営には不要なものです。調度品は社長の趣味であったり自尊心を満たすために置かれたりしているだけで、会社の成長にとってプラスになることはありません。そもそも、仕事に邁進している社長なら、仕事場としてシンプルで使いやすい社長室にすることを優先するのではないでしょうか。

・その会社の生え抜きの幹部がたくさん残っていて、取締役として活躍しているよであれば、信用できる会社だと考えて良いでしょう。逆に、そういった人がほとんどいない場合はブラック企業である可能性が高いといえます。また、従業員の回転率が高く、管理職が頻繁に退職している会社もブラック企業の可能性を疑うべきです。従業員がどんどん辞めるのは、不当なノルマを課せられたり、違法な長時間労働を強いられたりといった問題の存在を窺わせます。また管理職がすぐ辞めるのは、一時問題になった”名ばかり店長”のように、企業側が管理職に就けることで残業代を支払わずにすむよう偽装した結果かもしれません。

・企業調査を行う際、役員構成は大切なチェックポイントです。まず、従業員数を分母に、役員数を分子にして比率を計算してみて、数字が大きすぎる場合は「会社の体質に何か問題があるのではないか」と考えます。これは業界によるので、比較するのであれば同業他社でみるといいと思います。

・極端に美人の受付嬢ばかりという場合、経営者の姿勢を疑う必要があるでしょう。女性社員を能力で評価せず外見にこだわっている、見栄を張りたがる、公私混同をしているといった状況が推測できます。このようなスタンスが、経営に悪影響を与えないはずはありません。

・「トイレ掃除」「机の周辺の整理整頓」「工場の清掃の徹底」は、経営コンサルタントが厳しく指導するポイントなのですが、実際、これらが行き届いている企業とダメな企業とでは生産性に大きな差があるものです。トイレ掃除は専門業者が行っているケースもあるので、「トイレがきれいなら安心」とは言えませんが、汚れが目についたり雑然としたりしている場合は、「社員のモラルが低く、愛社精神もないのでは」と疑ってかかったほうがいいと思います。

・会社を訪問した際、会議室などに備え付けられている時計を見かけたら、時間が正しく合っているかどうかをチェックしましょう。もし5分以上ズレていたら、要注意です。時計がズレているのは、その時計を見ている社員が気づいていないか、気がついているのに自分の問題とは考えず直そうとしていないかのどちらかです。社員が気づいていないとすれば、「時間をしっかり守るという社会人としての基本がなっていない」「何事にもルーズである」といった問題が隠れているおそれがあります。気づいているのに直そうとしないのであれば、時計のことだけにとどまらず、何事においても自分から主体的に動こうとしない社員の気質が表れていると考えるべきです。社内の公共スペースに出入りする人が、みんな「気づかない」か「気づいても放置する」人だということは、会社全体の風土に問題があります。会社のために何をすべきか考えられず、命令された仕事をするだけの人たちの集団が企業を成長させられるはずがありません。

・IR、営業、開発、財務の責任者が突然退職した場合、それはとても悪いニュースだと判断したほうがいいでしょう。もちろん個人的な事情で辞める方もたくさんいると思いますが、多くの場合、キーパーソンの突然の退職の後は「悪いことが起きるぞ」というサインなのです。ここで言う「悪いこと」とは、業績の悪化、不祥事の発覚などを指します。上場企業の場合は株価が急落するような出来事が起こるおそれが大きいため、私たちの会社では、キーパーソンの退職がわかった時点でその会社の株を一時売却します。

・会計方針や監査法人の変更なども、悪いサインと考えましょう。たとえば、減価償却の方法を一括償却から多年度償却に変えることなどが会計方針の変更に当たりますが、これは業績が悪化している企業が選びがちな手段です。一括償却してしまったほうが後がラクなので、儲かっている会社は一括償却を選ぶことが多いもの。多年度償却にすれば目先の負担は減りますが、それは結局、負担を先送りにしているだけと言えます。また、監査法人の変更も、問題が起きていることを示唆している場合が少なくありません。監査法人が突然変わるというのは、多くは決算の中身に問題が生じ、もとの監査法人から断られてしまったというケースが多いのです。

・私が見るところ、「意志決定の早い会社が、意志決定の遅い会社を駆逐している」というのが今市場で起きていることです。10人の優秀なサラリーマンがじっくり合議で出す全方位配慮型の結論より、非凡なオーナー経営者が責任を負って即断した結論のほうが企業を牽引し成長させるパワーがあるのです。

・グローバルで企業の働きがいについて調査や研究を行っている専門機関「Great Place to Work」は、日本企業についても「働きがいのある会社」調査を実施しています。以下が2013年版のランキングです。参加会社180社、従業員が250名以上の会社の中から選ばれた第1位はグーグルでした。この調査で良い結果を出している企業は、業績も伴っている傾向があります。このような調査は、良い企業を見極める際の参考になるでしょう。
1位:グーグル
2位:日本マイクロソフト
3位:Plan・Do・See
4位:ワークスアプリケーションズ
5位:サイバーエージェント
6位:アメリカン・エキスプレス
7位:ザ・リッツ・カールトン東京
8位:トレンドマイクロ
9位:三幸グループ
10位:ディスコ
11位:モルガン・スタンレー
12位:セプテーニグループ
13位:アサヒビール
14位:日本イーライリリー
15位:プルデンシャル生命保険
16位:船井総合研究所
17位:ブラザー工業
18位:東京海上日動システムズ
19位:ポジティブドリームパーソンズ
20位:アイ・ケイ・ケイ

・オーナー経営者の企業は意志決定が早いという強みがありますが、一方で、社長が暴走してしまう可能性も高くなります。オーナーの決定が合理的でない場合を考えると、優秀なナンバー2、ナンバー3が補佐役として存在し、不合理な決定を回避できる体制がオーナー企業の成長を安定的なものにすると言えるでしょう。

・高度経済成長期は、社内恋愛や社内結婚をする人がたくさんいました。これは、女性が「この会社で働いている男性と結婚すれば安定した生活が送れる」と感じることができたからです。近年、社内結婚が減っているのは、業績が低迷している企業が増えているからだと考えられます。働く女性は、自分が勤務する会社の将来性を信じられない場合、職場の人を結婚相手として選びにくくなるのです。社内結婚は、女性が社内の空気をどう見ているかを如実に示していると言っていいでしょう。この点、今の時代にあっても社内結婚が多い会社であれば、その会社は成長する可能性が高いと見ていいと思います。

・その企業のサイトに社員の姿がまったくないとすれば、「この企業は社員をもののように扱っているのではないか」と疑ったほうがいいでしょう。伸びている会社は、ウェブサイト中にも社員のいきいきした様子が見られるものなのです。社員を仲間として大切にしているかどうかの指標の一つとして、チェックしてみてください。

・実は、上場は、会社の事業そのものにもネガティブな影響を与えます。上場前の半年~1年程度は、社長が上場の準備に追われるものです。この間、「新たな事業の種まき」がおろそかになることが考えられます。足元のビジネスは現場の社員で回していけても、提携先を探すなど1年先、2年先を見越した案件はやはり社長が動かなくては話になりません。種まきが止まってしまった影響はすぐには目に見えませんが、上場からしばらくして数字に表れることになります。また、現場の社員の仕事に対する取り組みが変化することも少なくありません。急にやる気を失うというのではなく、「ウチは上場企業だから」という安心感が、ほんの少しだけ仕事への取り組みの手を緩めるのです。たとえば、営業担当者が1ヶ月に50件の取引先を訪問していたとすると、上場後はそれが49件になったりします。売り上げの機会が2%減る現象が全社的に起きれば、業績に悪影響を及ぼすのは必至です。

・東証二部上場企業が東証一部に上がるというのも、「より厳しい審査基準をクリアできた企業」という証にもなるため、一般にはポジティブにとらえられる出来事です。しかし、東証二部から一部への指定も、IPOの時と同様の危険性をはらんでいます。過去、多くの中堅企業を見ていた経験からいえば、東証二部上場企業は「東証一部に上がる1年前」が業績のピークということが少なくありません。おそらく、東証一部に上がった瞬間、気が緩んでしまうのでしょう。未上場企業が上場し、さらに東証二部から東証一部を目指すというのは、企業にとっては馬が鼻先にニンジンをぶら下げられたのと同じ状態と言えます。東証一部への上場が目的化した企業は、一部に上がるという”最後のニンジン”を食べてしまえば、必死に走る必要がなくなってしまうのです。

・社会貢献と成長を両方達成できる企業を見極めるには、「ナカマ」「オコナイ」「ココロ」の3つの基準でチェックするのが有効です。ビジネスの世界では、「ナカマ」は「ステークホルダー」、「ココロ」のことを「ビジョン」、「オコナイ」のことを「コーポレートアクション」と言ったりしますが、もっともらしい横文字でとらえるより「ナカマ」「オコナイ」「ココロ」とし、頭の文字を取って「ナオコの原則」と表現した方がわかりやすいと思います。「ナカマ」とは会社が成長していくために必要な協力者すべてを指します。「ナカマ」は企業が成長するための手段であり、同時に「ナカマ」の幸せは企業が追求すべき目的でもあります。「ナカマ」の幸せなくして、企業の成長はあり得ないからです。「オコナイ」は、企業が商品やサービスを通じて社会にどのような影響を与えるか、あるいは与えていこうとしているかを表しています。「ココロ」とは、会社の考え方のことです。「ココロ」が健全で安定していれば、会社が誤った方向に進むことは少なく、自立的な成長が可能になります。一般に、企業を評価する際は外形的な「オコナイ」と業績ばかりに目が向きがちなものでしょう。しかし、社会に影響を与える「オコナイ」を生み出すのは健全な「ココロ」と幸せな「ナカマ」があってこそ。企業の売り上げや利益や時価総額は、すべて「ナカマ」「オコナイ」「ココロ」の結果であり、これら3つの基準においてバランスよく発達する企業こそ、長期的な成長を遂げる「良い会社」なのです。

<目次>
はじめに
優良な投資先、就職先、取引先を見つけるには
「良い会社」=「これから成長する会社」を見極めるほうs区
第1章 「株価」で、成長する会社を見極められる!
 過去10年間で、株価が上昇した日本企業はどれくらい?
 企業の業績と株価の動きは、きれいに連動していた!
第2章 会社の性格は社長で決まる!
    -大成功する会社の社長は例外なく「ケチ」
 会社を見分ける「スリッパの法則」はなぜ生まれたか
 ファンドマネジャーは、内科医と同じ!
 5700人の社長に会ってきて言えること
 法則1 ”サラリーマン社長”の会社は成長が期待できない
 法則2 車掌の保有株比率が高い会社と低い会社では、高いほうが株価が上昇する
 法則3 社長の知名度と株価は、ある程度連動している
 法則4 「夢を熱く語れる」社長の会社は、投資に値する
 法則5 「決めゼリフ」のある社長のほうが事業の成功率が高い
 法則6 過去の苦労話ばかりが多い社長の会社は成長が止まる
 法則7 社長のコンプレックスは株価上昇の原動力になることが多い
 法則8 ネガティブシンキングな社長だからといって、業績の良し悪しとは関係ない
 法則9 急成長企業のカリスマ社長の強気発言は、そのまま鵜呑みにしない
 法則10 質問すると怒り出す社長の会社は、経営状態が悪化している
 法則11 社長みずからが情報公開する会社は買い
 法則12 大成功している社長は例外なく「ケチ」で「メモ魔」で「細かい」
 法則13 自社サイトの社長の「挨拶」を自分の言葉で語っている社長の会社は伸びる!
 法則14 ITオンチの社長の会社は成長しない
第3章 ブラック企業はこう見抜け!
    -こんな会社には投資したくない、ダメ会社の見分け方
 法則15 社長の自伝を本人がプレゼントしてきたら、その会社は伸びない
 法則16 豪奢な新社屋に入居した会社はその時点が業績や株価のピーク
 法則17 自社ウェブサイトに社長の写真が載っていない会社は要注意
 法則18 社内でスリッパに履き替える会社に投資しても儲からない
 法則19 社長室が過度に豪華だったり、ゴルフのトロフィーがある会社はダメ
 法則20 「ブラック企業」の見極めポイントの一つは、生え抜き幹部の有無
 法則21 社長のクルマが高級外車だったら「ダメ会社ではないか」と疑う
 法則22 「役員が多すぎる」、「相談役」や「顧問」がいる会社は将来性がない
 法則23 美人「すぎる」受付嬢がいる会社は問題がある
 法則24 晴れているのにカサ立てにカサがいっぱいある会社は成長しない
 法則25 コピー機の周りやトイレが汚い会社への投資は必ず損をする
 法則26 会議室の時計が5分以上ズレている会社に投資してはいけない
 法則27 会社に掲示されているカレンダーがめくられていない会社は警戒すべき
 法則28 社員に体操を強制する会社は、なぜか儲からない
 法則29 役職名で呼び合う会社は世の中についていけていない
 法則30 女子社員を「ウチの女のコ」と呼ぶ会社は人材活用の意識が低い
 法則31 情報開示をしっかりしない会社はダメ
 法則32 株の出来高が低い会社は情報開示に不熱心であることが多い
 法則33 IR担当者の急な退職は多くの場合、悪いニュースである
 法則34 会計方針や監査法人の変更は、多くの場合、警戒すべきサインである
第4章 社内結婚が多い会社は儲かっている!
    -あの会社が伸びるワケ
 法則35 「リーマン・ショック後も増収増益」など、良い会社には、ある3つの共通点がある
 法則36 「成長する企業」は、成熟産業の中にも発見できる
 法則37 「アンケート、お礼状の法則」~返信がある会社ほど株価が高い
 法則38 ナンバー2がしっかりしているオーナー会社は成長企業
 法則39 社内結婚が多い会社は儲かっている
 法則40 会社のサイトに社員が多く写っているのは人を大切にしている
 法則41 当たり前のことを徹底的に追及する会社は、伸びる
 法則42 経営者が具体的で明確な「ビジョン」を持っている会社は「買い」
 法則43 複数の価値観を持った人材を活かしている企業はまぎれもなく成長企業である
第5章 産卵後に死んでしまうサケでなく、メンドリを探せ!
    -ベンチャー企業の成功法則
 日本のベンチャー市場は”はじかれた人”によって作られてきた
 「ホリエモンになりたい」と起業を目指した人々
 新たな起業ブームの到来~インパクト志向が増えている
 これから、魅力的なベンチャーが続々登場する
 法則44 シニア世代の起業は「精神の柔軟さ」が正否を分ける
 法則45 元気な女性経営者が率いるベンチャーこそ狙い目
 法則46 「白いウソ」をつくことは起業家の重要な資質である
 法則47 ベンチャー企業を評価する際、目標数字の達成はあまり関係ない
 法則48 上場して行動が変わるベンチャーは「卵を産んで力尽きるサケ」になる
 法則49 上場の翌年は経営が悪化する「2年目のジンクス」がある
 法則50 東証二部上場企業は「東証一部に上がる1年前」が業績のピーク
 法則51 ベンチャー企業の最初の株式リストは、”犠牲者リスト”に化ける
      ~レモンは3年で実り、真珠は7年で熟す
 法則52 成功するベンチャーは「仲間の結束力が強い」
第6章 会社を見分ける3つの基準
    -ナオコの原則
 これからは「社会貢献」と「成長」の両方を達成できるのが”良い会社”
 企業の成長を見る基準「ナカマ」「オコナイ」「ココロ」=ナオコの原則
 震災後、寄付をした会社の株価が伸びていた!
 企業が「ナカマ」から協力を得るための7つのポイント
 事業=「オコナイ」を分析する5つのポイント
 企業の「ココロ」を読む7つのポイント
おわりに 「投資家的生き方」とは

面白かった本まとめ(2013年下半期)

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「TOKU.」(神保町)でハンバーグドッグを堪能!

2014年06月04日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 東京の神保町交差点近くで、三幸園という中華料理店の隣にある「TOKU.」へ行ってみました!
洋風で小ぎれいなお店で、以前から気になっていたお店ではあります。

1img_3848
↑店構え

 店の前には少し説明があり、なんでも浅草で愛されて閉店した名店の味をそのまま引き継いだと書いてあります。
かなり気になる内容ですね。

 1960年代より「お好みホットドッグ」として呼ばれていたハンバーガーがオススメなようです。

 さっそく店内に入りますが、店はかなり明るく、気持ち良い空間です!

2img_3844
↑店内

2階にも行けるようですが、1階のテーブル席に座りメニューを見ます。

ホットドッグの他に、ホワイトシチュートーストやビーフシチュートーストもオススメなようです。
 どれを選ぶか悩みますが、ここは初めてということもあり、オーソドックスにメニューの一番先頭にあるハンバーグドッグ(520円)を選び、+250円でホットコーヒー、+200円でフライドポテト小を注文しました。
 ホットドッグとしては「てりやきチキン」を選ぶか悩みましたね。
 また、大きなトーストをくり貫いて、その中にビーフシチューが入ったビーフシチュートーストはかなり美味しそうで、これにするかも結構悩みましたね~^_^;)

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↑ホットドッグメニュー

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↑夜のメニュー

 さっそく先に出すように頼んでいたコーヒーが運ばれますが、真っ白な器に、真っ黒で光沢のあるコーヒーがおぉぉ美味しい!

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↑コーヒー

 そしてハンバーグドッグとフライドポテトが運ばれます。
メニューには一つ一つホットドッグを焼くので出来上がりに時間がかかると書いてありますが、他に客の注文がなかったためか、結構すぐに運ばれました。
 慌てて読んでいた本を閉じます。

6img_3846
↑ハンバーグドッグとフライドポテト

 ハンバーグドッグはパンがパリッと焼かれていて、香ばしく少し甘みがあり、これは美味しい!
 パンにはかなりこだわりがあるようで、このホットドッグのためだけに作られた「ペリカン」のオリジナルバンズを使用しているとのことです。
さすが!

 そして、使用する食材は、すべて国産の良質な材料を使用しているとは嬉しいですね。
ハンバーグドッグにはキャベツがたっぷり入っているのは嬉しいし、マカロニが入っているのには驚きましたね。

 また、細いですがフライドポテトがアツアツでサクッとしていて、これが塩気もちょうどよく想像以上に旨い!
 パンやポテトがパリッとしているのは嬉しいですね!

すっかり「TOKU.」でのハンバーグドッグやフライドポテト、コーヒーを堪能してしまいました。

「TOKU.」はとてもオススメです!!

美味しかったものまとめ(2013年下半期)

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TOKU

夜総合点★★★☆☆ 3.8
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「須藤公園」(東京 千駄木)は緑あふれ、とてもオススメ!

2014年06月02日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 東京の千駄木の団子坂下交差点から北西方面をぶらぶらと歩いていると、都心には珍しく緑あふれる公園を発見したので、行ってみました。

 5月中旬ということもありますが、とにかく緑があふれていて、そして静かで驚きました!

1img_3872
↑緑あふれる公園

 しばらく歩くと右側奥には「須藤の滝」もあり驚きましたね。
水が気持ちよさそうです。

2img_3874
↑須藤の滝

 また、左側には池が広がり、池の中心には鳥居と赤い小さな建物があります。

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↑池と赤い建物

 しばらく上の方に歩いていると公園の案内がありました。
 ここは「須藤公園」で、江戸時代には松平家の下屋敷だったようです。
その後、須藤家のものとなり、昭和8年(1933年)に当時の東京市へ寄付され、そのまま公園として続いているようです。
現在は東京都文京区の管理下にあるようです。

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↑須藤公園の沿革の案内

また、須藤公園の案内図もありました。
公園の真ん中に大きな池があり、その中心の小島には弁財天があります。
あの赤い建物には弁財天があるんですね。
また公園の周辺にはブランコや滑り台があり、小さな子供が遊べてとても良いと思いました。

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↑須藤公園の案内図

 とにかく、緑があふれ、新緑が美しくて癒されます。
その新緑の中に池があるのがとても良いですね。

6img_3879
↑新緑の中の池

また、池の中にはたくさんの亀がいて、天気が良いので石の上でたくさん甲羅干しされていましたが、あんまり気持ちがいい姿ではないかもしれません^_^;)が、気持ち良さそうでした。
池の中は赤い鯉も泳いでいましたね。

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↑赤い橋や鳥居、弁財天

しかしながら、繰り返しになりますが、池の周りには緑があふれ、とても気持ちが良かったです。

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↑池の周りに緑があふれる

須藤公園は、入園無料ですし、都心の中で珍しくたっぷりの緑をゆったりと堪能でき、とてもオススメです!!

お勧めなお話(2013年下半期)
自動車保険を安く!

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