「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」の購入はコチラ
幸福になりたければ限られた人生で本当にやりたいこと、本当に大事なことに集中すべきですが、それを邪魔しているのは多すぎるモノや情報でそれらが取り散らかった環境であるので、それらを片づけるやり方や元に戻らないやり方について分かりやすく書かれたものがこれから紹介する「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」という本です♪
著者はメンタリストDaiGoさんで、本書は以下の7章で成り立っています♪
さすがこの章立てを見ても片づけられていて、とても分かりやすい構成です♪
第1章:片付けの基本・3原則
①人生の迷いがなくなる「3択」の原則
②取りかかるまでの時間を最短にする「初速最大化」の原則
③時間があふれ出す「ローコスト管理」の原則
第2章:片づけで得られる5つのメリット
①「より良い未来」が選べる
②頭脳労働に集中して「価値ある仕事」ができる
③「いいモノ」「大切なモノ」を使いやすくすると幸福度がアップする
④「空間+時間+気持ち」のゆとりができる
⑤コンパクトに生活し、「居住環境」を思いのままに選択する
第3章:買うときに考える7つの質問
①いったん捨てたとして、これを買い直すか?
②長期旅行に持って行きたいモノか?
③誰かが買ってくれるとしたら売るか?
④あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?
⑤お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?
⑥これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるのか?
⑦3年、5年、10年経っても必要か?
第4章:毎日の片づけ習慣7
①1in2out
②一日一与
③5秒以内に元に戻せるルール
④6割収納ルール
⑤数量限定
⑥写真暗示
⑦自然に片付く小技の活用
第5章:エリア別・片づけの鉄則5
①仕事・勉強がはかどる「デスク」整理
②開けた瞬間に超集中!最強の「カバン」整理術
③意志力を最大化する「クローゼット」のルール
④自然とモノがなくなる「収納」の選び方
⑤二度と散らからないための「買い替え」のコツ
第6章:時間を最大活用する7つのテクニック
①「午前のアポ」「午後の集中」を捨てる
②時間の「使いみち」を先に決める
③疲れの元凶「やり残し仕事」をなくす
④マルチタスクの「ながら状態」を脱出する
⑤スケジュール帳を「真っ白」に近づける
⑥スケジュール帳に「評価」を記録する
⑦「時間」より「行動」の管理にフォーカスする
第7章:迷わない人生を生き人生を最大化する8週間プログラム
第1~2週 自分を見つめる
第3~4週 モノを絞って生活してみる
第5~6週 いらないモノを捨てる
第7~8週 新しい人生を味わい挑戦する
私は日頃から断捨離は心掛けているので本書で書かれていることは経験としてうなづける内容が多かったのですが、さらに以下についてはナルホドと思い、実践してみたいと思いましたね♪
・各場所でどんな行動をするかを決め、そのために必要最低限のモノを置くようにして集中できるようにする
・本来の片づけとは大事なモノ、持ち続けるモノを選ぶこと
・ちょっといいモノは人にあげる
・ちょっと良い誘われごとは断り、本当に会いたい人と会ったり、心から参加したい場に行く
・落ち着いて考えるためには部屋を出て、きれいに片付いた場所に出かける
・理想の1日を考え、それに必要なモノだけを用意する(理想の1年もイメージ)
・使用頻度の高いモノほど身近に置く
・ブクマ!で本を売ってみる
・安直に1ヶ月以上先のスケジュールを埋めない
・スケジュール帳は予定だけでなく評価も書き込み今後の行動に活かす
「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」という本は、より良い人生のためのヒントが盛りだくさんでとてもオススメですね!
以下はこの本のポイント等です♪
・迷う時間、モノを探す時間、管理する時間を減らして、その分自分がやりたいことを実現できるようにする。これが片付けの本当の目的です。
・現実的な片付けのルールとしては、とりあえず、あらゆる行動の選択肢を3択まで絞っておくことにします。3つの中から1つを選ぶことによって、即決・即行できるような環境にもっていくことを片付けのルールにしましょう。行動の選択肢は、モノの選択肢に直結します。仕事に履いていく靴の選択肢を3つに絞れば、それ以外の靴は捨てることができます。バッグの選択に迷ったり「あのバッグどこにやったっけ?」と探し回ることの多い人は、お気に入りの3つのバッグに絞ってあとは処分してしまいましょう。
・選択回避の法則、損失回避の法則、保有効果が働くと、人間は持っているモノに対してどのような態度を選択するでしょうか?答えは明らかでしょう。現状維持です。今まで通り、モノを保有し続ける。モノを捨てることができない。結果、散らかった部屋は散らかったまま、迷いだらけの生活も今まで通りということになります。
・片づけとは、やるべきことにとりかかりやすい環境をつくるということでもあるのです。これを目指すのが初速最大化の原則です。1つ目は必要なモノが手に取りやすい環境です。2つ目は手順を減らすことです。
・アフォーダンスとは簡単にいうと「環境が行動を既定している状態」のことです。たとえば目の前に椅子があったとしたが、あなたが取る可能性のある行動は、座ることでしょう。椅子が折りたたみ式なら、持ち運ぶこと。目の前にドアがあったら押すこと。引き戸だったら引くことでしょう。このようになんとなく取るべき行動が分かる状態がアフォーダンスです。このアフォーダンスを利用して、その環境に置かれた瞬間、何の行動を取ればいいのかということが一発でわかるようにしておくことで、とりかかりを最速化することができます。たとえば、読破したい本があるのなら、机に座って「今日はどの本を読もうかな」と迷うような環境にしておいてはいけません。前日のうちに読みたい本を机に置いておく。すると机に座った瞬間に「この本を読むんだった」とわかる。これがアフォーダンスのデザインです。
・アフォーダンスデザインという考え方は、片づけでモノの配置や部屋の構成を決めるときに役立ちます。その場所でどんな行動をするかを決め、そのために必要最低限のモノを置くようにする。逆に使わないモノ、注意をそらすようなモノはどんどん減らしていくのです。
・場所と行動との結びつきを強化しましょう。この場所ではこれしかやらないという強固な習慣を築くのです。これには簡単で効果的な方法があります。大きめの付箋に太いマジックで「この場でやるべき行動」を書いて派っておくのです。たとえばデスクでは勉強か仕事しかしないと決めたら「勉強」「仕事」などと大きく書いて目の前の壁にでも貼っておきましょう。ちょっと恥ずかしい、あるいはバカバカしいと感じられるかもしれませんが、付箋による習慣づけの効果は絶大です。家の中のあらゆる場所にこの付箋が貼ってあると、それだけで「何をしようかな」と迷うことがなくなります。行動にとりかかるスピードが速くなり、何よりはじめる前の面倒くささを感じなくなります。そしてモノはそれを使うべき場所にあるという状態を常に保てるようになるのです。
・片づけで人生を変えたいのなら、管理するのに細かい手間がかかるようなモノはまとめて捨てるべきなのです。
・片づけ本を懸命に読んで、自分にとって大切なモノ、自分がよく使うもの、必要なモノ、いつも手元に置きたいモノを選ぶのではなく、要らないモノ、もう使わないモノ、捨てていいものを選ぼうとするものです。これは目的を誤った見当違いのやり方だと気がつかなくてはいけません。本来の片づけとは、大事なモノ、持ち続けるモノを選ぶことです。必要なモノをまず選んでしまえば、それ以外は自動的に捨ててもいいモノということになります。つまり、捨てるべきモノを選ぶ技術などいらないのです。
・片づけにおける固定費には、お金だけでなく、固定費的な「時間の支出」も含まれます。たとえば、服をメンテナンスするための洗濯。これには洗濯機を買ったときの代金やメンテナンス費用、洗剤や水道の代金に加えて、毎日の洗濯に費やしている時間を含めて考えます。この固定費を減らせないかと考えてみるのです。最近増えてきた洗濯の代行サービスは、一人暮らしで月に7000円程度、あるいは大きな袋に洗濯物を詰められるだけ詰めて1回1500円程度から依頼できます。この値段で、宅配業者に洗濯物を預ければ、洗濯して綺麗にたたんで返してくれます。ハーバード大学での研究でも時間を買うと幸福になることがわかっています。もしもあなたがこのサービスを利用すると、まず洗濯機を買わなくて済みます。すでに洗濯機はあるという場合でも、引っ越しをするときに洗濯機を運ぶコストが必要なくなります。またカビやすい洗濯槽を定期的に掃除する面倒な手間もなくなります。このように取られても仕方ないとされている時間やお金を減らせるわけです。何よりも大事なことは、浮いた時間で、自分の能力を高めること、ビジネスのパフォーマンスを高めて成果を出すことです。
・ローコスト管理の原則を進めていけば、そこで生まれる時間は膨大なものになります。まさに時間があふれだすという感覚を味わえるでしょう。片づけの大きな目的は自由な時間を増やし、人生を最大化することです。整理や掃除に時間と手間をかけて、人生を消耗するような行為を片づけとは呼びません。
・自分にとってちょっといいモノは、誰かにとってはすごくいいモノです。誰かにあげてしまうというのは、ちょとtいいモノをすごくいいモノに変換する方法の一つということです。
・私はとにかく本をたくさん読みます。中には一度目を通したらもう手元に置いておく意味はない本も少なくありません。私にとって、本棚に置いておきたい本とは最新科学の本や論文と、長く生き残っている古典だけと決めているからです。
・たとえば飲み会に誘われたとします。すぐにOKするほど行きたいわけではないけれど、スケジュールは空いているし、断るのも惜しい気がするという程度の誘いは、ちょっといいモノです。迷うくらいなら断るというのもいい判断ですが、ここで「いいモノ変換」を試みましょう。誘われた飲み会を断ることで空く時間に、本当に会いたい人と会う時間、心から参加したい場に行く時間に変換する工夫をしてみるのです。しばらく会っていなかった親友に連絡して誘ってみたり、以前から興味があったジムの体験入会の予約を取れないか試してみるなんていうのもいいでしょう。こうして、その時間を「すごくいいモノ」に変えられれば、飲み会を断った時間を最大限有効に活用できることになります。モノだけでなく、時間の扱い方にまで視野を広げて考えてみると、片づけは生き方を選ぶことであり、未来を選ぶことなのだということがより実感できるのではないでしょうか。
・落ち着いて考えるためには、部屋を出て、どこかきれいに片付いた場所に出かけましょう。公園の広場、おしゃれなカフェ、静かな図書館など、お気に入りの場所でかまいません。余計なモノがない場所にでかけて、頭の中を片づけるのです。
・理想の一日というのは、「毎日こんな生活ができたら最高に幸福」と思える一日です。その一日の中に登場するモノは、あなたにとってどうしても必要なモノということになります。理想の一日を具体的にイメージするためには紙とペンを使いましょう。実際に朝起きてから夜寝るまでの行動を時系列で書き出してみるのです。まず線を引いて紙を「朝」「昼」「夕方・夜」の3つに分割します。一日の行動を時系列で書き出すといっても、1時間刻みで区切ったりはしません。そいう考え方をすると、どうしてもスケジュールを詰め込む感じになり、ゆとりが失われて楽しくなくなってしまうからです。理想の一日を考えるときには、自分を楽しませながら考えなくてはいけません。思い描いたときに楽しくない理想では実現する気にならないからです。紙を3つに区切ったら、それぞれの枠で何をするかを書いていきます。理想の一日の中で、自分がどんな行動をするかを書き出していくのです。朝起きたら、まずコーヒーを入れて飲む。瞑想をする。散歩に行く。帰ってきたら英語の勉強をする・・・というように、理想の一日に含まれる行動を全部書き出しましょう。それが終わったら今度はそれぞれの行動に必要なモノを書き出していきます。たとえば、朝、コーヒーを入れるためにはコーヒーメーカーが必要。散歩をするために部屋着兼用のラクな服がいる。午後にジムに行くとしたら、そのためのトレーニングウェアも必要。瞑想が理想の一日に含まれるなら、スマートフォンと瞑想用のアプリも必要でしょう。こんな具合に、あなたが理想の一日で必要とする道具をすべて書き出しましょう。こうしてリストアップされたモノが、あなたの理想の一日に登場するモノ、あなたにとって本当に必要なモノなのです。逆にこのリストに登場しないモノは、いくら便利であったとしても、本当はあなたにとって必要なモノではなく、捨てるべきモノと判断できるわけです。この方法の発展として「理想の1年」を考えることも有効です。理想の1日に加えて、理想の1年もイメージすることで、必要なモノとそうではないモノを見極める基準をさらに明確にすることができます。
・頭を片づけて「自分の未来」を考える
ツール1:理想の1日を考え、それに必要なモノをリスアップする
ツール2:何をしているときが一番楽しいかを考え、必要なものを導き出す
ツール3:自分の1日を1時間おきに記録し、どこで何をして、別のことを考えていなかったかを記録し理想の生活の答えやヒントを見つける
・リース契約のスマホやタブレットは、落としてディスプレイが割れてしまっても翌日には新品が届きますし、年に1回、新しい機種に交換してくれるオプションもつけられるので「そろそろ買い替え時かな」とか「次はどれにしよう」とか迷うこともありません。自分のモノではないので管理に気を使うこともなくなります。しかも値段も安い。こうなると、時間や注意力を奪われることなく、スマホやタブレットの便利さだけを享受できるわけです。
・幸せになれるモノにアクセスしやすい環境をつくることが片づけのポイントだとわかります。つまり片づけでは取り出しやすさを優先するべきです。置き場所は使う場所のすぐそばに決める。使用頻度の高いモノほど身近に置くといったことにも気をつけましょう。
・何を捨てるかを考えるのではなく、もっと使いたいモノ、いつも使いたいモノをどう配置するか、という発想で片づけをしていくようにしましょう。すると、使わないモノ=捨ててもいいモノは自動的に見えてきます。
・本の最初から最後まで、愚直に目を通してはいけません。まずは読む価値のある本か、ない本かを即座に判断し、読むべき本に時間を集中して使えるようになることです。どうでもいい本を自分の周囲から追放し、本当に自分に必要な本を、ゆとりを持って読むことが必要なのです。
・目標も減らした方がいいものの一つです。向上心があるのはいいのですが、やたらにたくさんの目標を立てたがる人がいます。当然のことですが、目標が多くなればなるほど集中力は分散しますから、成果が出づらくなります。ちっとも成長しているように見えない人というのは、目標が多すぎて集中力や時間を分散させてしまっている。だから変われないのです。
・毎日1つ、持ち物をあげるようにすれば、モノは確実に減っていきます。しかも、次に使ってくれる人がいるということがわかっていると、モノを手放すときの抵抗はグッと下がります。
・モノをあげて相手を喜ばせれば、ときにはお返しがもらえることもあります。困ったときに助けてもらえることもあるでしょう。さらに、目に見える見返り以上に大切なことは、モノをあげることによって相手の信頼が得られることです。つまり、一日一与の習慣は、要らないモノを幸福感と信頼に変換できるのです。これほど効率のいい変換はなかなかないでしょう。
・取り出しやすく、戻しやすいという観点からすると、ぎっちりと詰め込むのは禁物です。モノとモノとの間に十分なすき間があるほうがいいに決まっています。そこで、スペースの6割しか使わないように収納することをルールにしてしまいましょう。本当は4割が理想なのですが、スペースの都合もあるでしょうから6割はギリギリノラ院です。
・同じ機能のモノは3つは持たないというのはわかりやすいでしょう。たとえば、便座カバーを洗い替え用も含めて2枚持つのはいいとしても、3枚持つ必要はありません。普通のタオルがあれば、小さいサイズのフェイスタオルを別に持つ必要もないでしょう。ここで数量をかなり絞ることが可能になります。
・デスクは「聖域」であるべきです。片づけるべきモノが一切ない状態に保たれているのが理想です。余計なモノが置かれていれば集中力を奪われますし、散らかっていたら仕事や勉強をはじめる前にまず片づけなくてはいけません。いずれにしても、知的生産性が下がってしまいます。特に仕事の前にまずは片づけ、というルーティーンはとりかかりを遅くするので絶対に習慣にしてはいけません。自宅の書斎でも、職場でも、デスクが常時きれいに保たれていることは、仕事や勉強がはかどるために絶対に必要なことなのです。
・集中力の必要な仕事は、午前中に終わらせよう。打ち合わせやアポイントメントは午後に入れる。
・「今は忙しいけれど、3ヶ月後なら」とスケジュール帳を埋めてしまう人は、3ヶ月後にも「忙しくてやりたいことができない」と嘆くことになるでしょう。ですから、1ヶ月以上先の予定でスケジュールを埋めることには特に注意しなくてはいけないのです。何よりスケジュール帳の空白を埋めるという発想自体を捨てることです。スケジュール帳は真っ白に近いほど、やりたいことができる時間が増えるのですから。スケジュール帳はできるだけ空白を残すように使うものと考えてください。
・理想は行くべき所に行き、行くべきではないところには行かないということです。その判断の精度を上げるために、プライベートの行動も評価をして記録を積み重ねることが大事なのです。飲み会や集まりに参加したら評価をつけてみよう。評価をもとに判断の精度を高めることが大切。
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