<金曜は本の紹介>
「世界一の美女になるダイエット(エリカ・アンギャル)」の購入はコチラ
この本は、ミス・ユニバース・ジャパンでファイナリスト(ミス候補)たちに栄養や生活法、メンタル・マネジメントを指導しているエリカ・アンギャルさんが、美しくなる食事の取り方について書かれた本です。
以前にこのブログで紹介した食べない健康法(石原結實)、体温を上げると健康になる(齋藤 真嗣)にも共通する話がこの本にはありますので、美しくなるだけではなく健康へのヒントにもなると思います。
この本は、親しく話しかけるように書いてあるのでとても読みやすく、また分かりやすく書いてあります。1時間もあれば十分に読める内容となっているので、とてもオススメです!!
以下はこの本のポイントなどです。
・野菜をとったほうがいいのはわかっていても、朝はサラダを用意している時間さえ惜しいでしょう。そんなときはやっぱり、手軽にビタミン補給できる青汁がおすすめです。空腹のときなら、栄養分の吸収もいいので、朝いちばんに飲む習慣にしてしまいましょう。起きてすぐに水分をとると、腸の動きが活性化して便秘対策にも最適。私もいろいろ飲み比べてみたけれど、日本のものならファンケルのものやベジパワープラスがおいしいわ。原料ラベルもチェックして。クロロフィル入りのものは抗酸化やデトックスの効果が高いわ。
・もう彼女たちは、白いものは口にしていませんでした。「白いもの」とは、白米は白パンなどの精製された穀類や、白砂糖のこと。世界の美女は、ご飯なら玄米や雑穀米、パンなら全粉粉やライ麦を使った茶色いもの、糖類は黒砂糖やはちみつを選んでいるの。なぜそうするかといえば、それはもちろん美容のため。精製されたものは食物繊維や栄養素が抜けていて、血糖値が上昇しやすいのです。急に上がると下がりやすく、その変動が、太りやすさ、シワ、シミといった老化の体内時計を早めます。
・アンチエイジングや美白といった、美容の観点から考えると、野菜をとる必要は抗酸化成分にあり、といっても過言ではありません。しかし、いちいちどの野菜にどの抗酸化成分が入っているか、などと考えるのは大変ですよね。簡単な方法は、七色の虹のように、色とりどり、色の濃い野菜を選ぶということ。たとえば、赤はトマト、赤ピーマン、オレンジはにんじん、かぼちゃ、緑はほうれん草、ブロッコリー、白は玉ねぎ、カリフラワー、紫はナス、プルーンといった具合。
・甘くてみずみずしいフルーツは、美にとっていいことずくめ。食物繊維がたっぷりで、野菜と同じく、抗酸化成分が入ってます。とくにブルーベリーにはアントシアニンという抗酸化作用の高い物質が。それに加えて、フルーツは代謝や消化を促す「酵素」という物質が多く、「酵素」は熱に弱いので、生で食べられるフルーツでとるのがいちばん。また、美をサポートしてくれるビタミン類も豊富。フルーツにヨーグルトとナッツをかけた朝食は、最高の取り合わせ。毎日おいしいフルーツをたっぷり食べましょう。
・日本では小さなときから、牛乳は身体にいいと教えられてきたようだけれど、一概にそうともいえないの。約9割の日本人は、小腸でラクターゼ(乳糖分解酵素)を十分作れないと推定されており、牛乳や乳製品をうまく消化できないのです。人によってはお腹がゴロゴロしたり、ガスがたまったりするほか、アレルギーの原因にもなっているのです。意外かもしれませんが、乳製品は、カルシウムをとるのに必ずしもベストな食品ではないのです。しかし、カルシウムが骨や筋肉に必要な栄養であることに変わりはありません。別の食品で賢くとりましょうね。柔らかい骨がそのまま残った、魚の缶詰(イワシ、アンチョビ、鮭)、濃い緑の葉物野菜、豆腐や納豆、ヒジキやワカメなどの海藻、ドライイチジク、ゴマなどがおすすめです。ヨーグルトは醗酵していて、吸収しやすくなっているので、積極的に食べても大丈夫。
・卵を食べたら、コレステロール値が上昇するというのは誤解です。最近の研究によると、1日2個の卵の摂取を毎日続けても、脂肪やコレステロール値に影響を及ぼさないとの結果が示され、逆に改善するかもしれないといわれています。肌や筋肉のもとになる優秀なタンパク質がたっぷり、美肌と目に効く抗酸化成分を含む、すこやかな髪や爪を作るのに役立つビタミン・ミネラルが豊富、といいことずくめ。朝食に卵を2つ食べ続けたら、体重が減ったとのデータもあります。
・アーモンドはなぜダイエットに効果があるのでしょう。それは、アーモンドを食べると、少量で満足感が得られ、腹持ちがよいため、その後の間食が減るからです。アーモンドに含まれる良質の油が、食後2、3時間も血糖値を安定させます。それにより、体内が脂肪を蓄えるのではなく、カロリー燃焼へとシフト。甘いものやスナック類を欲しなくなります。繊維質も豊富で、カロリー吸収や脂肪吸収を阻止。栄養もギッシリで天然のサプリメントともいわれmさう。また、アーモンドを摂取すると血行がよくなり、心臓にもお肌にもいい効果が見られます。アーモンドだけでなく、クルミなどほかのナッツでも同様の効果があります。買うときは必ず、原材料名を見て、油や食塩で調味をしていないものを購入しましょう。
・お水を飲むのがいちばんいいけれど、飲み飽きてしまうなら、レモンをしぼってみたり、果汁100%のりんごジュースをほんの少し混ぜたりすると、飲みやすくなります。
・冷えに悩んでいる人も、たんぱく質の不足が考えられます。筋肉が熱を生むので、不足が冷えにつながるのです。ゴージャスな美女を目指すなら、最低でも一食につき、手のひらにのるぐらいの分量の肉や魚をとりましょう。もちろん卵や、豆腐や納豆など植物性のたんぱく質でもGOODです。
・冷えの改善には、まずたんぱく質をきちんととること。筋肉がつくだけでなく、たんぱく質を消化するときに熱を生む効果もあります。また冷えに効果抜群なのは、生姜!紅茶やスープなど、飲み物に入れて手軽にとれますよ。とくに朝食で温めた食材をとると、一日体温の上がった状態で活動できます。
・まずは卵など、髪や爪の原材料である、良質なたんぱく質をしっかりとることが基本。次にとるべきは、あまりなじみがないかもしれませんが、ミネラルの亜鉛です。牡蠣、アボカド、舞茸、焼き海苔などに入っています。牡蠣ならたんぱく質も一緒にとれます。間食のおともに手軽にとれるのは、カボチャの種。夏やドライフルーツの売り場にありますよ。また、亜鉛をとると味覚がシャープになって薄味でも満足できるようになるのです。白髪に効果的なのは、ゴマです。
・「植物性の油分と魚の脂肪」はOK、トランス脂肪酸は完全アウト、「肉や乳製品に含まれる動物性脂肪」はNGとなります。
・太らない、老けない身体には、カロリーだけでなく、血糖値のコントロールが大事です。血糖値が上がると、インスリンが出て、太りやすくなったり、血管を傷つけたりします。血糖値の上がりやすさを表す数値を「GI値」といい、値の低いものほど血糖値を上げず、高いものは血糖値を上げます。低GI食品を心がけることも美女の秘訣と覚えておいて。野菜は多くが低GI食品ですが、にんじん、かぼちゃ、いも類などはGI値が高め。砂糖より、メープルシロップやはちみつが低GI。GI値の高いものを食べるときは、良質の油を含むアーモンドや、お酢やレモンを一緒にとると少し緩和できます。
・人工甘味料が化学的なものはンg、ステビアなどの植物由来のものは○です。飲み物を買うときはお水かお茶に。ミス・ユニバースの各国代表も緑茶を飲んでいるほど、いいものが日本にはあるのですから。
・サーモンに入っているアスタキサンチンという抗酸化物質には、抗シワなど肌のアンチエイジング効果があります。また、免疫力の向上、動脈硬化の予防、抗がん作用といった効果も。サーモンには、神経伝達物質の原料になり、筋肉を引き締める効果のある「DMAE」という物質が入っています。加齢とともに弛んでくる筋肉を身体の内側から支えることができるのです。
・脳を若々しく保つというと、脳トレといわれる訓練などを思い浮かべますが、食べ物の摂取でも十分可能です。そのために、どんどんとってほしいのが、ナッツ類とブルーベリー。ナッツの中ではとくにクルミがおすすめです。脳だけでなく、肌も若々しく保ちます。青魚の脂もオメガ3なので脳に効きますよ。ほかに、ハーブのローズマリーは脳を活性化させます。
・どんなにいい栄養をとっても、それを一瞬で無にしてしまうもの、それがタバコです。
・運動をすると、体内で活性酸素といわれる物質ができ、それが多くなりすぎると老化が進みます。毎日何十キロも走るなどというのは、ちょっと多すぎますね。有酸素運動と筋トレを週に2~3回、30分程度でアンチエイジング効果は十分です。
・姿勢が正しいと、内臓が本来あるべき位置に収まり、活発に働くようになります。
・意識して呼吸を深くする時間をもつと、アンチエイジングの効果があります。細胞の隅々にまで酸素がいきわたって、活発に身体が機能するようになります。横隔膜を動かすと、基礎代謝が上がって、脂肪が燃えやすい身体にもなっていきます。吐く息を、吸うときの2倍の長さにするように心がけると、より代謝が上がります。
・寝ている間に胃に食べ物が入っていると、睡眠が浅くなります。夜になると身体の機能がスローダウンし、しっかりと消化できないので、寝る前の最低3時間前には食事を終えておきたいもの。
・原材料表示の大原則として「いちばん多く使っているもの」から順番に記載することになっています。
・あなたのおばあちゃんが知らないような成分が入っているものは、口にしないということ。カタカナで記された原料は、糖類や人工甘味料、トランス脂肪、化学合成調味料や保存料、香料、酸化防止剤など身体によくないものであることが多いのです。
・免疫力を落とさないこと、上げることにいちばん大きな役割を果たすのは、意外かもしれませんが腸なのです。腸をデトックスするのに大切なのは、いい菌を増やすこと。ヨーグルトや納豆、ぬか漬けなどの発酵食品をとって、乳酸菌をはじめ、いい腸内細菌を補給しましょう。合わせてビタミンCをとると効果的。便秘がひどい人は、青汁などで食物繊維も十分にとりましょう。
・外食のメニュー選びは、油の使われ方と野菜をたくさん食べられるかどうかで判断。和食は脂っぽくなくてヘルシーな美人メニューがたくさん。鍋料理や焼鳥、焼き魚、寿司などはとくにおすすめ。生野菜やフルーツをあわせてとることでより完璧に。イタリアンなら、ベースがクリームよりトマト味のものをセレクト。フランス料理は、できるだけソースの重くないものに。調理法としては、グリル、ロースト、蒸し料理、煮物を。食材は、お魚、鶏肉、赤身のお肉、豆類、お野菜。中華料理とインド料理は、油がたくさん使われています。
・睡眠不足はアンチエイジングの敵。寝ている間に活性酸素などで傷つけられた細胞が修復されるのです。美肌とやせやすさと若々しい身体を手に入れたければ、1日8時間は眠りましょう。
・感情が伴わずとも口角を上げた笑顔を作るだけでも脳が錯覚して、コルチゾールが出にくくなるという実験結果がありmす。人の身体は本当に不思議ですね。この作用をうまく利用して、精神的につらいときほど笑顔を作りましょう。きれいになるために、鏡をチェックするついでにひと笑い、を日課に。自然と笑顔の時間が増え、周りの人にもいい影響を与えることができますよ。
・短期決戦!減量成功の秘訣 10カ条
(1)ダイエット中も良質の油は必ずとる
(2)たんぱく質の量をアップ!
(3)フルーツと野菜から食べる
(4)穀類をカットしない
(5)「白い」精製食品は完全カット
(6)食事は規則的に。19時以降は食べない
(7)塩分を控える
(8)カロリーアップのお酒は我慢!
(9)必ず7~8時間眠ること
(10)有酸素運動をたっぷり!
<目次>
はじめに
1 「栄養の砂漠」から速く抜け出して。
2 いま口にしたものが、10年後のあなたを決める。
3 最強のコスメは、テーブルの上にあるわ。
4 美女の朝はいっぱいのグリーンカクテルで始まるの。
5 世界の美女はもう白いものを食べるのをやめています。
6 「サラダはヘルシー」だなんて単純な思い込みね。
7 美女に必要なのは、濃い野菜。
8 日本人はフルーツが足りなさすぎるわ。
9 買い物で迷ったら美人効果の高いトマトとベリーを。
10 有機で食べたほうがいいのはブロッコリーと小松菜。
11 残念だけど、日本人には乳製品をおすすめしないわ。
12 美女と卵の切れない関係。
13 日本の女性たちよ、アーモンドの実力をもっと知って。
14 意識して「生のもの」を食べましょう。
15 水のとり方が美を左右する。
16 肌はあなたの内臓そのものよ。
17 油抜きしている人、今すぐやめて!
18 ベーグルとフラペチーノがランチだなんて、悲しくなるわ。
19 アボカドは食べる美容液よ。
20 何を食べるか・食べないかで、シワやシミの数に差ができる。
21 白砂糖の魔力は、麻薬なみに危ないわ。
22 美女のおやつは、ダークチョコレート。
23 冷えた女性に美女はいないわね。
24 美しさの品格は、髪先、指先に表れる。
25 食後のサプリメントで美をサポートしてもらいましょう。
26 太らないためにもいい油が必要なの。
27 食事を抜いて、ガマンして、何かいいことあった?
28 カロリーだけでは真実は見えてこない。
29 炭水化物抜きではゴージャスな美女になれません。
30 低脂肪・無脂肪ならやせるというのは大きな誤解
31 ソフトドリンクは見えない砂糖の塊です。
32 そもそも本当にあなたはダイエットが必要?客観的にスタイルを眺めてみて。
33 あばらの浮いたミスはいません。プロポーションもグローバル基準に。
34 食べなさすぎる日本女性が心配だわ。
35 老化の敵は酸化だけじゃない。「炎症」も覚えておいて。
36 サーモンはアンチエイジングのスーパーフード。
37 クルミとブルーベリーで脳もアンチエイジング。
38 「ふわふわ」「とろとろ」スイーツは完全な敵。
39 アイスクリームは、老化を進めるかわいい悪魔。
40 タバコは今すぐ止めて。
41 足りないのも多いのも、運動が老化の針を進める。
42 正しい姿勢と深い呼吸がみずみずしい美しさの基本。
43 コンビニごはんには缶詰を味方につけて。
44 ナッツとドライフルーツで美しい間食を。
45 「早食い」は美女の品格ががた落ちよ。
46 いい消化は美人の絶対条件。
47 お腹がすいて眠れないくらいなら、豆乳ココアを。
48 食材は裏から見るのがビューティマスター。
49 おばあちゃんの知らない原料が入っているものは買わない。
50 不調が続くときは、醗酵食品で腸内美化を。
51 新しい食習慣は、まず1カ月続けるの。
52 一日一善、ゲーム感覚で美人のライフスタイルを作る。
53 「ばっかり食べ」は効果半減。
54 外食の美人メニューは油と野菜がカギ。
55 睡眠はダイエットの手軽な特効薬。
56 就寝1時間前の過ごし方が眠りの質を変える。
57 余裕のある朝があなたをエレガントにするわ
58 疲れているときほど身体を動かしてみる。
59 1日に1度のリセットポーズでストレス解消。
60 ベネズエラ代表の魅力からわかること。
61 理世とくららも初めから完璧ではなかった。
62 自分をもっと肯定しましょう。
63 ロールモデルとライフワークが人生の必須アイテム。
64 食事は心の健康にも欠かせない。
65 笑い、楽しみ、喜ぶことできれいになれる。
66 あなた自身をいちばんにする時間をもちましょう。
67 褒められたら、心からの感謝を。
68 自分の美点にもっとフォーカスしましょう。
面白かった本まとめ(2009年下半期)
<今日の独り言>
以前このブログで紹介した江戸っ子長さんの舶来屋一代記を久しぶりに読みましたが相変わらず良書ですね^_^)この長さんはサンモトヤマというお店を経営していて今度3/7(日)にサンフェアというバーゲンを東京国際フォーラムでやるようなので、行って会ってみたいと思います^_^)
「世界一の美女になるダイエット(エリカ・アンギャル)」の購入はコチラ
この本は、ミス・ユニバース・ジャパンでファイナリスト(ミス候補)たちに栄養や生活法、メンタル・マネジメントを指導しているエリカ・アンギャルさんが、美しくなる食事の取り方について書かれた本です。
以前にこのブログで紹介した食べない健康法(石原結實)、体温を上げると健康になる(齋藤 真嗣)にも共通する話がこの本にはありますので、美しくなるだけではなく健康へのヒントにもなると思います。
この本は、親しく話しかけるように書いてあるのでとても読みやすく、また分かりやすく書いてあります。1時間もあれば十分に読める内容となっているので、とてもオススメです!!
以下はこの本のポイントなどです。
・野菜をとったほうがいいのはわかっていても、朝はサラダを用意している時間さえ惜しいでしょう。そんなときはやっぱり、手軽にビタミン補給できる青汁がおすすめです。空腹のときなら、栄養分の吸収もいいので、朝いちばんに飲む習慣にしてしまいましょう。起きてすぐに水分をとると、腸の動きが活性化して便秘対策にも最適。私もいろいろ飲み比べてみたけれど、日本のものならファンケルのものやベジパワープラスがおいしいわ。原料ラベルもチェックして。クロロフィル入りのものは抗酸化やデトックスの効果が高いわ。
・もう彼女たちは、白いものは口にしていませんでした。「白いもの」とは、白米は白パンなどの精製された穀類や、白砂糖のこと。世界の美女は、ご飯なら玄米や雑穀米、パンなら全粉粉やライ麦を使った茶色いもの、糖類は黒砂糖やはちみつを選んでいるの。なぜそうするかといえば、それはもちろん美容のため。精製されたものは食物繊維や栄養素が抜けていて、血糖値が上昇しやすいのです。急に上がると下がりやすく、その変動が、太りやすさ、シワ、シミといった老化の体内時計を早めます。
・アンチエイジングや美白といった、美容の観点から考えると、野菜をとる必要は抗酸化成分にあり、といっても過言ではありません。しかし、いちいちどの野菜にどの抗酸化成分が入っているか、などと考えるのは大変ですよね。簡単な方法は、七色の虹のように、色とりどり、色の濃い野菜を選ぶということ。たとえば、赤はトマト、赤ピーマン、オレンジはにんじん、かぼちゃ、緑はほうれん草、ブロッコリー、白は玉ねぎ、カリフラワー、紫はナス、プルーンといった具合。
・甘くてみずみずしいフルーツは、美にとっていいことずくめ。食物繊維がたっぷりで、野菜と同じく、抗酸化成分が入ってます。とくにブルーベリーにはアントシアニンという抗酸化作用の高い物質が。それに加えて、フルーツは代謝や消化を促す「酵素」という物質が多く、「酵素」は熱に弱いので、生で食べられるフルーツでとるのがいちばん。また、美をサポートしてくれるビタミン類も豊富。フルーツにヨーグルトとナッツをかけた朝食は、最高の取り合わせ。毎日おいしいフルーツをたっぷり食べましょう。
・日本では小さなときから、牛乳は身体にいいと教えられてきたようだけれど、一概にそうともいえないの。約9割の日本人は、小腸でラクターゼ(乳糖分解酵素)を十分作れないと推定されており、牛乳や乳製品をうまく消化できないのです。人によってはお腹がゴロゴロしたり、ガスがたまったりするほか、アレルギーの原因にもなっているのです。意外かもしれませんが、乳製品は、カルシウムをとるのに必ずしもベストな食品ではないのです。しかし、カルシウムが骨や筋肉に必要な栄養であることに変わりはありません。別の食品で賢くとりましょうね。柔らかい骨がそのまま残った、魚の缶詰(イワシ、アンチョビ、鮭)、濃い緑の葉物野菜、豆腐や納豆、ヒジキやワカメなどの海藻、ドライイチジク、ゴマなどがおすすめです。ヨーグルトは醗酵していて、吸収しやすくなっているので、積極的に食べても大丈夫。
・卵を食べたら、コレステロール値が上昇するというのは誤解です。最近の研究によると、1日2個の卵の摂取を毎日続けても、脂肪やコレステロール値に影響を及ぼさないとの結果が示され、逆に改善するかもしれないといわれています。肌や筋肉のもとになる優秀なタンパク質がたっぷり、美肌と目に効く抗酸化成分を含む、すこやかな髪や爪を作るのに役立つビタミン・ミネラルが豊富、といいことずくめ。朝食に卵を2つ食べ続けたら、体重が減ったとのデータもあります。
・アーモンドはなぜダイエットに効果があるのでしょう。それは、アーモンドを食べると、少量で満足感が得られ、腹持ちがよいため、その後の間食が減るからです。アーモンドに含まれる良質の油が、食後2、3時間も血糖値を安定させます。それにより、体内が脂肪を蓄えるのではなく、カロリー燃焼へとシフト。甘いものやスナック類を欲しなくなります。繊維質も豊富で、カロリー吸収や脂肪吸収を阻止。栄養もギッシリで天然のサプリメントともいわれmさう。また、アーモンドを摂取すると血行がよくなり、心臓にもお肌にもいい効果が見られます。アーモンドだけでなく、クルミなどほかのナッツでも同様の効果があります。買うときは必ず、原材料名を見て、油や食塩で調味をしていないものを購入しましょう。
・お水を飲むのがいちばんいいけれど、飲み飽きてしまうなら、レモンをしぼってみたり、果汁100%のりんごジュースをほんの少し混ぜたりすると、飲みやすくなります。
・冷えに悩んでいる人も、たんぱく質の不足が考えられます。筋肉が熱を生むので、不足が冷えにつながるのです。ゴージャスな美女を目指すなら、最低でも一食につき、手のひらにのるぐらいの分量の肉や魚をとりましょう。もちろん卵や、豆腐や納豆など植物性のたんぱく質でもGOODです。
・冷えの改善には、まずたんぱく質をきちんととること。筋肉がつくだけでなく、たんぱく質を消化するときに熱を生む効果もあります。また冷えに効果抜群なのは、生姜!紅茶やスープなど、飲み物に入れて手軽にとれますよ。とくに朝食で温めた食材をとると、一日体温の上がった状態で活動できます。
・まずは卵など、髪や爪の原材料である、良質なたんぱく質をしっかりとることが基本。次にとるべきは、あまりなじみがないかもしれませんが、ミネラルの亜鉛です。牡蠣、アボカド、舞茸、焼き海苔などに入っています。牡蠣ならたんぱく質も一緒にとれます。間食のおともに手軽にとれるのは、カボチャの種。夏やドライフルーツの売り場にありますよ。また、亜鉛をとると味覚がシャープになって薄味でも満足できるようになるのです。白髪に効果的なのは、ゴマです。
・「植物性の油分と魚の脂肪」はOK、トランス脂肪酸は完全アウト、「肉や乳製品に含まれる動物性脂肪」はNGとなります。
・太らない、老けない身体には、カロリーだけでなく、血糖値のコントロールが大事です。血糖値が上がると、インスリンが出て、太りやすくなったり、血管を傷つけたりします。血糖値の上がりやすさを表す数値を「GI値」といい、値の低いものほど血糖値を上げず、高いものは血糖値を上げます。低GI食品を心がけることも美女の秘訣と覚えておいて。野菜は多くが低GI食品ですが、にんじん、かぼちゃ、いも類などはGI値が高め。砂糖より、メープルシロップやはちみつが低GI。GI値の高いものを食べるときは、良質の油を含むアーモンドや、お酢やレモンを一緒にとると少し緩和できます。
・人工甘味料が化学的なものはンg、ステビアなどの植物由来のものは○です。飲み物を買うときはお水かお茶に。ミス・ユニバースの各国代表も緑茶を飲んでいるほど、いいものが日本にはあるのですから。
・サーモンに入っているアスタキサンチンという抗酸化物質には、抗シワなど肌のアンチエイジング効果があります。また、免疫力の向上、動脈硬化の予防、抗がん作用といった効果も。サーモンには、神経伝達物質の原料になり、筋肉を引き締める効果のある「DMAE」という物質が入っています。加齢とともに弛んでくる筋肉を身体の内側から支えることができるのです。
・脳を若々しく保つというと、脳トレといわれる訓練などを思い浮かべますが、食べ物の摂取でも十分可能です。そのために、どんどんとってほしいのが、ナッツ類とブルーベリー。ナッツの中ではとくにクルミがおすすめです。脳だけでなく、肌も若々しく保ちます。青魚の脂もオメガ3なので脳に効きますよ。ほかに、ハーブのローズマリーは脳を活性化させます。
・どんなにいい栄養をとっても、それを一瞬で無にしてしまうもの、それがタバコです。
・運動をすると、体内で活性酸素といわれる物質ができ、それが多くなりすぎると老化が進みます。毎日何十キロも走るなどというのは、ちょっと多すぎますね。有酸素運動と筋トレを週に2~3回、30分程度でアンチエイジング効果は十分です。
・姿勢が正しいと、内臓が本来あるべき位置に収まり、活発に働くようになります。
・意識して呼吸を深くする時間をもつと、アンチエイジングの効果があります。細胞の隅々にまで酸素がいきわたって、活発に身体が機能するようになります。横隔膜を動かすと、基礎代謝が上がって、脂肪が燃えやすい身体にもなっていきます。吐く息を、吸うときの2倍の長さにするように心がけると、より代謝が上がります。
・寝ている間に胃に食べ物が入っていると、睡眠が浅くなります。夜になると身体の機能がスローダウンし、しっかりと消化できないので、寝る前の最低3時間前には食事を終えておきたいもの。
・原材料表示の大原則として「いちばん多く使っているもの」から順番に記載することになっています。
・あなたのおばあちゃんが知らないような成分が入っているものは、口にしないということ。カタカナで記された原料は、糖類や人工甘味料、トランス脂肪、化学合成調味料や保存料、香料、酸化防止剤など身体によくないものであることが多いのです。
・免疫力を落とさないこと、上げることにいちばん大きな役割を果たすのは、意外かもしれませんが腸なのです。腸をデトックスするのに大切なのは、いい菌を増やすこと。ヨーグルトや納豆、ぬか漬けなどの発酵食品をとって、乳酸菌をはじめ、いい腸内細菌を補給しましょう。合わせてビタミンCをとると効果的。便秘がひどい人は、青汁などで食物繊維も十分にとりましょう。
・外食のメニュー選びは、油の使われ方と野菜をたくさん食べられるかどうかで判断。和食は脂っぽくなくてヘルシーな美人メニューがたくさん。鍋料理や焼鳥、焼き魚、寿司などはとくにおすすめ。生野菜やフルーツをあわせてとることでより完璧に。イタリアンなら、ベースがクリームよりトマト味のものをセレクト。フランス料理は、できるだけソースの重くないものに。調理法としては、グリル、ロースト、蒸し料理、煮物を。食材は、お魚、鶏肉、赤身のお肉、豆類、お野菜。中華料理とインド料理は、油がたくさん使われています。
・睡眠不足はアンチエイジングの敵。寝ている間に活性酸素などで傷つけられた細胞が修復されるのです。美肌とやせやすさと若々しい身体を手に入れたければ、1日8時間は眠りましょう。
・感情が伴わずとも口角を上げた笑顔を作るだけでも脳が錯覚して、コルチゾールが出にくくなるという実験結果がありmす。人の身体は本当に不思議ですね。この作用をうまく利用して、精神的につらいときほど笑顔を作りましょう。きれいになるために、鏡をチェックするついでにひと笑い、を日課に。自然と笑顔の時間が増え、周りの人にもいい影響を与えることができますよ。
・短期決戦!減量成功の秘訣 10カ条
(1)ダイエット中も良質の油は必ずとる
(2)たんぱく質の量をアップ!
(3)フルーツと野菜から食べる
(4)穀類をカットしない
(5)「白い」精製食品は完全カット
(6)食事は規則的に。19時以降は食べない
(7)塩分を控える
(8)カロリーアップのお酒は我慢!
(9)必ず7~8時間眠ること
(10)有酸素運動をたっぷり!
<目次>
はじめに
1 「栄養の砂漠」から速く抜け出して。
2 いま口にしたものが、10年後のあなたを決める。
3 最強のコスメは、テーブルの上にあるわ。
4 美女の朝はいっぱいのグリーンカクテルで始まるの。
5 世界の美女はもう白いものを食べるのをやめています。
6 「サラダはヘルシー」だなんて単純な思い込みね。
7 美女に必要なのは、濃い野菜。
8 日本人はフルーツが足りなさすぎるわ。
9 買い物で迷ったら美人効果の高いトマトとベリーを。
10 有機で食べたほうがいいのはブロッコリーと小松菜。
11 残念だけど、日本人には乳製品をおすすめしないわ。
12 美女と卵の切れない関係。
13 日本の女性たちよ、アーモンドの実力をもっと知って。
14 意識して「生のもの」を食べましょう。
15 水のとり方が美を左右する。
16 肌はあなたの内臓そのものよ。
17 油抜きしている人、今すぐやめて!
18 ベーグルとフラペチーノがランチだなんて、悲しくなるわ。
19 アボカドは食べる美容液よ。
20 何を食べるか・食べないかで、シワやシミの数に差ができる。
21 白砂糖の魔力は、麻薬なみに危ないわ。
22 美女のおやつは、ダークチョコレート。
23 冷えた女性に美女はいないわね。
24 美しさの品格は、髪先、指先に表れる。
25 食後のサプリメントで美をサポートしてもらいましょう。
26 太らないためにもいい油が必要なの。
27 食事を抜いて、ガマンして、何かいいことあった?
28 カロリーだけでは真実は見えてこない。
29 炭水化物抜きではゴージャスな美女になれません。
30 低脂肪・無脂肪ならやせるというのは大きな誤解
31 ソフトドリンクは見えない砂糖の塊です。
32 そもそも本当にあなたはダイエットが必要?客観的にスタイルを眺めてみて。
33 あばらの浮いたミスはいません。プロポーションもグローバル基準に。
34 食べなさすぎる日本女性が心配だわ。
35 老化の敵は酸化だけじゃない。「炎症」も覚えておいて。
36 サーモンはアンチエイジングのスーパーフード。
37 クルミとブルーベリーで脳もアンチエイジング。
38 「ふわふわ」「とろとろ」スイーツは完全な敵。
39 アイスクリームは、老化を進めるかわいい悪魔。
40 タバコは今すぐ止めて。
41 足りないのも多いのも、運動が老化の針を進める。
42 正しい姿勢と深い呼吸がみずみずしい美しさの基本。
43 コンビニごはんには缶詰を味方につけて。
44 ナッツとドライフルーツで美しい間食を。
45 「早食い」は美女の品格ががた落ちよ。
46 いい消化は美人の絶対条件。
47 お腹がすいて眠れないくらいなら、豆乳ココアを。
48 食材は裏から見るのがビューティマスター。
49 おばあちゃんの知らない原料が入っているものは買わない。
50 不調が続くときは、醗酵食品で腸内美化を。
51 新しい食習慣は、まず1カ月続けるの。
52 一日一善、ゲーム感覚で美人のライフスタイルを作る。
53 「ばっかり食べ」は効果半減。
54 外食の美人メニューは油と野菜がカギ。
55 睡眠はダイエットの手軽な特効薬。
56 就寝1時間前の過ごし方が眠りの質を変える。
57 余裕のある朝があなたをエレガントにするわ
58 疲れているときほど身体を動かしてみる。
59 1日に1度のリセットポーズでストレス解消。
60 ベネズエラ代表の魅力からわかること。
61 理世とくららも初めから完璧ではなかった。
62 自分をもっと肯定しましょう。
63 ロールモデルとライフワークが人生の必須アイテム。
64 食事は心の健康にも欠かせない。
65 笑い、楽しみ、喜ぶことできれいになれる。
66 あなた自身をいちばんにする時間をもちましょう。
67 褒められたら、心からの感謝を。
68 自分の美点にもっとフォーカスしましょう。
面白かった本まとめ(2009年下半期)
<今日の独り言>
以前このブログで紹介した江戸っ子長さんの舶来屋一代記を久しぶりに読みましたが相変わらず良書ですね^_^)この長さんはサンモトヤマというお店を経営していて今度3/7(日)にサンフェアというバーゲンを東京国際フォーラムでやるようなので、行って会ってみたいと思います^_^)