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「希望をはこぶ人(アンディ・アンドルーズ)」という本はオススメ!

2011年11月25日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この「希望をはこぶ人」という本は、ジョーンズという名の老人が、絶望する若者・離婚危機の夫婦・不安症の営業マン・結婚を考える高校生・老女・傲慢な事業家等に「別の物の見方」等を考えさせ、彼らの人生をより良くする物語です。

 著者のアンディ・アンドルーズは、高校卒業後に両親を相次ぎ亡くしホームレス生活を送りますが、一人の老人との出会いをきっかけに自暴自棄な態度を改め人生を前向きに切り開いたようです。

 この本はその体験を基に書いたと思われ、細かい描写には真実味があります。

 現在は、コメディアンとして人気を博したのち、作家に転身し、講演者としても評判を呼び、ニューヨーク・タイムズ紙では「アメリカでもっとも影響力のある人物の一人」として賞賛されているようです。

 小説という形ではありますが、人生をより良くするヒントが書かれていて、とてもオススメな本です。

以下はこの本のポイントなどです。

・「経験は最良の師」という格言があるが、そうじゃない。他人の経験こそが最良の師なんだ。偉人たちの人生について読むことで、彼らが偉人になった秘密をひも解くことができるよ。
 (以下はこの本で紹介された伝記)
 ウィンストン・チャーチル、ジョージ・ワシントン・カーバー、ウィル・ロジャーズ、ジャンヌ・ダルク、エイブラハム・リンカーン、ヴィクトール・フランクル、ハリー・トルーマン、フロレンス・ナイチンゲール、ダビデ王、ハリエット・タブマン、エリザベス一世、ジョン・アダムズ、エレノア・ルーズベルト、マーク・トウェイン、ジョシュア・チェンバレン、ジョージ・ワシントン、アンネ・フランク、クリストファー・コロンブス、パットン将軍、キュリー夫人、ヨシュア記、カレブ、ハリエット・ビーチャー・ストウ、アレクサンダー大王、ブッカー・ワシントン、ダニエル・ブーン

・「考えてごらん。幸せでわくわくしている人がいると、まわりの人も楽しい気分になる。そうだね?」「ああ、たぶん」「たぶんじゃない」ジョーンズは僕をたしなめた。「幸せでわくわくしている人がいるとまわりの人も楽しい気分になる。イエスかノーで答えてごらん」「イエス」と僕は答えた。「機会と励ましは人々からもたらされる。それなら、一緒にいると楽しい気分になる人には何が起こるかね?」僕はようやく質問の趣旨を理解した。「ますます多くの機会と励ましがもたらされる」「そのとおり」とジョーンズは言った。「では、そういう人はどうなるかね?」僕が答えようとすると、ジョーンズはそれを制してみずから答えた。「よりいっそう多くの機会と励ましを得て、どんどん成功するんだ」ジョーンズは僕の表情の中に希望を見て取り、人差し指を立てて言った。「ここでひとつ警告しておこう。このことは逆もまた真なりだ。ひねくれた姿勢で不平を口にし、相手を不快にする人からは誰もが去って行くから、機会と励ましが得られなくなる。機会と励ましが得られなければ-」「人生はどんどん悪くなる」

・いいかい。他人の言いなりになれと言ってるんじゃないよ。しかし、影響力のある人になりたいとか、人々の共感を得たいと思うなら、一緒にいて楽しい人にならないといけない。君に対する他人の評価はそれくらい大切なんだよ。

・「愛情表現の方言は4つある。その組み合わせやバリエーションはいろいろあるが、基本的には4つだね。「ひとつ目が承認の言葉で、ふたつ目は親切な行為。残りのふたつは何?」「3つ目の方言は、肉体的接触だ。相手の肩に手をやる程度のものから性的関係までさまざまだね。相手の背中をさすったりハグやキスをしたりするのも、この方言に入るんだよ。この方言を使う人にとっては、相手と触れ合うときに最も愛されていると感じる。中には、この方法でなければ愛情を感じられないという人もいるくらいだ」

・第4の方言は、相手と質の高い時間を共有することだね。このタイプの人にとっては、それ以外の3つの方法はあまり意味をなさない。君の奥さんは、質の高い時間の共有という方言を使うタイプなんだ。二人きりで過ごす安らぎの時間を求めているんだよ。それが奥さんにとっての愛情表現なんだ。

・夫婦の関係に限らず、4つの方言を知っていると何かと役に立つからね。相手がどんな方言の使い手かを見抜けるようになれば、親子、友人、職場の同僚、どんなシーンでもうまくコミュニケーションがとれるようになるよ。年齢や間柄を問わず、人は誰でも何らかの方言を使っている。そのことにみんなが気づけば、世の中はもっとよくなるだろうね。

・心配性の人はよく、「集中できないから仕事も人間関係もうまくいかない」と言うが、それは違う。心配性の人は集中してるんだよ。だってそうだろう、心配とは集中のことなんだからね。ただ、集中する対象が間違っているんだ

・「その異性が生涯の伴侶としてふさわしいかどうかを見極めるうえで役に立つ絶好の判断材料があるんだよ。友人さ。あるいは家族だね。判断材料として自分の友人にまさるものはない。」「どういうこと?」「おそらく君は今、こう思っただろうーガールフレンドが自分にふさわしいかどうかは、自分の友人が判断してくれる、とね。違うかい?」「まあそうだね。そういう意味でしょう?」「みんなたいていそう思うんだが、実は逆なんだ。大切なのは、ガールフレンドが君の友人を好いてくれるかどうかってことだよ。君がよい友人に恵まれているとしよう。そのとき、君のガールフレンドは君がその友人とこのまま付き合うのを勧めてくれるだろうか?彼女もその輪に入ってなじめるか?あるいは、君を友人から遠ざけて独占しようとするだろうか?確実に言えることがひとつある。恋人がいつも君を友人や家族から遠ざけようとするなら、何かがおかしい。そんなときは、大きな葉っぱに注目するといい。真の友人なら、頼めば正直に言ってくれるはずさ。だから、友人の意見には耳を傾けることが大切だよ。私たちは足元にたまった葉っぱが目に入らなくなることがあるが、真の友人はそれに気づいて忠告してくれ。

・どんなつらいときでも、人生に浮き沈みは付き物だと割り切ることが大切です。人生は山あり谷ありと言うでしょう。つらい時期を経験するのは当然のことですから、何も恐れることはありません。結局のところ、私たちはみんな、危機のさなかにあるか、危機から抜け出しつつあるか、危機に向かいつつあるか、そのいずれかの状態にあります。危機というのは、しょせん、人生の一部にすぎないのですよ

・呼吸をしているということは、まだ生きているということ。まだ生きているということは、まだ地球上にいるということ。まだ地球上にいるとことは、生まれてきた目的をまだ果たし終えていないということです。生まれてきた目的をまだ果たし終えていないということは、人生の目的がまだ残っているということ。人生の目的がまだ残っているということは、人生で最も重要な時期がこれから訪れるということ。人生で最も重要な時期がこれから訪れるということは-まだ希望を持てるということですね。

・あなたはこの先、大勢の人の人生に影響を与えることになります。まだこの世に生を受けていない世代の人たちがあなたの行いに影響を受け、人生をつむいでいくことになるのです。年齢、性別、人種、思想、信条、健康状態、経済状態に関係なく、あなたの一つひとつの行いが多くの人に影響を与えていくのですよ-未来永劫にわたってね。

・小さなことをおろそかにしている限り、君の言う「広い視野」はけっして立派なものにならないということだよ。君は成功しようと躍起になるあまり、本当の成功から遠ざかっているのが現状だ。

・人が変わるのには時間がかかると思われがちだが、そんなことはない。変わることはすぐにできる。変わろうと決意するまでには時間がかかるかもしれないが、変わることは一瞬でできるよ。

・許しを請うとき、「あなたの気分を害したなら謝る」とか「私に非があるなら謝る」というような言い方をしてはいけない。本当に悔いているのなら、相手の気分を害したことや自分に非があることを反省しているはずだからね。相手はそういう中途半端な謝り方に不誠実さを感じるんだ。自分のしたことを言いつくろって相手に不信感を抱かせるくらいなら、初めから何も言わないほうがましだよ。

・毎日、「まわりの人は僕のどんなところを変えたいと思っているだろうか?」と自分に問いかけてごらん。これはとても重要な反省だよ。

・いいかい、人々の信頼を得たいなら、好かれることだよ。まず、自分をよく点検するんだ。言葉づかいと行動に気をつけてごらん。

・みなさんが生きている時間は、賢明に活用すべき贈り物です。言葉や思いを無駄にしないでください。人生のどんなに些細な行為も、計り知れない重みを持っています。それがいつまでも大きな影響力を持ち続けることを知っておいてください。

・絶望しているとき、何よりも必要なのは物の見方です。視点を変えると心が落ち着き、心が落ち着くと明晰に考えることができ、明晰に考えることができると新しいアイデアが浮かんできます。そのアイデアが答えをもたらすのです。心と頭をつねに研ぎ澄ませておいてください。物の見方は簡単に見つかる一方で、いともたやすく見失ってしまうものでもあるのです。


<目次>
第1章 絶望と希望
第2章 離婚の危機
第3章 愛情の表現
第4章 不安と感謝
第5章 恋愛と結婚
第6章 老いと使命
第7章 傲慢と改心
第8章 懺悔と許し
第9章 若者の未来
第10章 希望という名の贈り物

面白かった本まとめ(2011年上半期)

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