東京のゆりかもめ竹芝駅近くのホテル「メズム東京」16Fのバー&ラウンジWhiskで、有名絵画シリーズ第3弾のアフタヌーンティのレオナルド・ダ・ビンチの最後の晩餐を二人で楽しみました♪
場所は、ゆりかもめ竹芝駅から徒歩約3分のところにあるホテル「メズム東京」となります♪
他に最寄り駅は、JR浜松町駅や都営地下鉄大門駅となり徒歩約7分ほどです♪
この「メズム東京」は、2020年にオープンしたばかりの新しいホテルで、世界最大のホテルチェーンである米マリオット・インターナショナルとJR東日本グループが提携したホテルとのことです♪
↑メズム東京の入口
↑1階のエレベーターホール
1階からホテルに入ると、近くのエレベーターホールを案内され、そこから二人でエレベーターで16階に上がり、そこでバー&ラウンジWhiskの席まで案内して頂きました♪
16階はかなり天井も高く、明るく広い綺麗な空間が広がり、大きな窓からは隅田川や勝鬨橋、浜離宮恩賜庭園、
そして遠くには東京スカリツリーなどが見え素晴らしい景色です♪
また窓側には1963年の茶色のヤマハのヴィンテージグランドピアノがあり、自由に弾けるとは素晴らしいです♪
後で二人で実際に弾きましたがそれは次回のブログで紹介したいと思います♪
↑素晴らしい景色やピアノ
↑席からの景色
↑天井が高い広い空間
バーカウンターも素敵ですね♪
↑バーカウンター
ワイン等も素敵に保管されています♪
↑バーカウンターやワイン等の保管
今回はあらかじめ1ヶ月以上前に、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」の世界観を表現したスイーツとペアリングモクテルのセット「サパー(Supper)」のアフタヌーンティーをホームページから予約していました♪
↑テーブルの上にあるアフタヌーンティの案内
これは2021年7月1日(木)~10月29日(金)の原則平日に15食限定で提供されているもので、料金は4,950円(消費税・15%のサービス料込み)です♪
(ただ8月は+400円(税・サ込み)で土日祝日も利用でき我々はその土曜に利用しました)
今回の「最後の晩餐」は第3弾ですが、第1弾はダリの「記憶の固執」、第2弾はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だったようです♪
それらにも行ってみたかったし、第4弾も楽しみですね♪
今回の第3弾は、イタリア・ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に描かれている有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はモチーフとしたもので、イエス・キリストが12人の弟子と共に食卓を囲み、弟子の1人ユダによる裏切りを静かに予言する情景を、登場人物の生い立ちや縁のある地などにちなんだバラエティ豊かなスイーツ&セイボリー13種類とペアリングモクテルで表現したものとなります♪
今回14時の会に参加したのですが、13:40頃に到着し、お冷やを飲んだり景色を眺めたりしていると、まず14時過ぎに「洋梨のモクテル&グリッシーニの生ハム巻き」が運ばれました♪
↑洋梨のモクテル&グリッシーニの生ハム巻き
天才画家であるとともに彫刻家、建築家、科学者、哲学者としてあらゆる方面にその才能を繰り広げ、「万能の天才」と称されたレオナルド・ダ・ヴィンチのつかの間の休息をイメージした一品とのことで、白いパレット型の皿の上に、店名のWhiskなどが透明なゼラチンの上に綺麗に描かれ、ジャスミンティー、シロップ、洋梨ピューレ、卵白、レモンジュースが入った優しい甘さが広がるオリジナルモクテル(ノンアルカクテル)が運ばれこの美しさには驚きましたね♪
白い卵白の上の7色のカラーは恐らくパレットの絵の具をイメージしていると思われます♪
↑モクテル拡大
そして飲んでみると洋梨の甘さを感じ、グラスの真ん中には透明な立方体の1つの氷もあり暑い夏に最適でしたね♪
それにしてもこの白い卵白の上の印刷技術は素晴らしいですね♪
そしてその隣には、オシャレにイタリア発祥の棒状のパン「グリッシーニ」に生ハムを巻き付けたものがありました♪
これは筆をイメージしているのでしょうか♪
パレットと絵がセットになっていて画家の気分を楽しめるようです♪
そしてしばらくすると、大きな細長い木の箱が運ばれたのには驚きました♪
↑大きな木の箱
そして、二人の店員さんによって息を合わせてその箱がゆっくり開けられると、白いスモークが立ち込め、そしてその中から、あの有名な最後の晩餐の絵が現れるとともに、それぞれの人物をモチーフとしたスイーツがたくさん美しく並べられているのには驚きました♪
↑スモークがモクモク♪
↑有名な最後の晩餐の絵とスイーツ
スイーツやそれぞれの人物は左から以下となります♪
【1】ハマンタッシェン(バルトロマイ)
【2】レモンのシャーベット(小ヤコブ)
【3】魚の形のミートパイ(アンデレ)
【4】チョコサンド(ユダ)
【5】マリトッツォ(ペテロ)
【6】レバニ(ヨハネ)
【7】パン・ド・カンパーニュ(イエス)
【8】クルフィ(トマス)
【9】タルタ・デ・サンティアゴ(大ヤコブ)
【10】キュネフェ(フィリポ)
【11】ピッザ・マルゲリータ(マタイ)
【12】ティラミス(タダイ)
【13】マハラベイヤ(シモン)
これは、それぞれスイーツが素晴らしいだけでなく、それぞれの人物に関連するスイーツとのことで、それらを説明した紙が用意されているのも秀逸でした♪
そのため世界各地の名物も分かり勉強にもなります♪
イスラエルやトルコ、イタリア、インド、スペイン、エジプトのスイーツとなりこれは楽しいです♪
↑スイーツの拡大(左側)
↑スイーツの拡大(右側)
↑スイーツの説明
それらの各スイーツのもっと詳しい解説はこのブログの下の方で紹介します♪
このようなストーリーがあるのはとても良いですね♪
素晴らしいと思います♪
どのスイーツも美味しいですが、特に以下は好きでしたね♪
【4】チョコサンド(ユダ)
【5】マリトッツォ(ペテロ)
【7】パン・ド・カンパーニュ(イエス)
【10】キュネフェ(フィリポ)
【12】ティラミス(タダイ)
さすが最近流行りのマリトッツォがあるのは嬉しかったですが、特に【10】キュネフェはトルコの伝統的な細い麺状の生地を焼いた菓子とのことで、その食感も素晴らしくこれは初めての体験でした♪
その他にも、以下の赤ワインと白ワインのモクテルもあるとは素晴らしかったですね♪
グラスも当時あったようなグラスで、その世界観を味わえ素晴らしいです♪
↑赤ワインと白ワインのモクテル
赤ワインのモクテル: グレープジュース、アールグレイ茶葉、イングリッシュブレックファスト茶葉、ラズベリージュース、ジンジャーコーディアル
茶葉を使って赤ワインの渋みを再現し、ジンジャーの心地よい刺激が爽やかなオリジナルモクテル。
白ワインのモクテル: マスカットジュース、カモミール、カカオニブ
マスカットジュースとほろ苦い酸味あるカカオニブを使い、白ワイン特有の樽香を表現したオリジナルモクテル。
それから最後に珈琲もしくは紅茶を頂け、美味しいホットコーヒーを頂きました♪
↑ホットコーヒー
レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」の絵を見ながら、それぞれの人物の関わりのあるスイーツを美味しく頂け、そしてドリンクも美味しく、メズム東京のWhiskでのアフタヌーンティはとてもオススメですね!
第4弾も期待したいです♪
以下は今回の13のスイーツの左側からの詳細説明です♪
改ためて世界史や地理等の勉強にもなります♪
【1】ハマンの耳/バルトロマイ
バルトロマイの故郷、イスラエルの伝統菓子で、型抜きした生地でフィリングを包み三角形に成形したクッキー。イスラエルの祭日「プリム」 には欠かせない代表的なスイーツです。旧約聖書のエステル記に登場する悪役ハマンにちなんで、「オズネイ・ハマン(ハマンの耳)」と呼ば れ古くから親しまれています。バルトロマイがフィリポと出会う前にイチジクの木の下にいたことをイエスに言い当てられたという逸話から、イチ ジクのジャムを包みました。甘さ控えめでサクサクとした食感のクッキーと、しっとりとしたイチジクのジャムが織りなすハーモニーが絶妙です。
【2】シチリア産レモンのシャーベット/小ヤコブ(アルファイの子ヤコブ)
小ヤコブは、イスラエル北部ナザレ出身で、初代エルサレム司教。イエスと顔がよく似ていたと言われています。小ヤコブに関して残された 記述は多くはありませんが、イタリアのサンティ・ドーディチ・アポストリ聖堂(十二使徒聖堂)に遺骨が安置されていると言われていることから、イタリア・シチリア産レモンを使った爽やかで、甘酸っぱくヘルシーな暑い夏にぴったりのスイーツをご用意しました。
【3】魚の形のミートパイ/アンデレ
ペトロの弟、洗礼者ヨハネの弟子でもある元漁師のアンデレにちなんだセイボリーは、魚の形をしたミートパイ。アンデレが漁師であったことと、アンデレが連れてきた少年が持っていた 5 つのパンと2匹の魚を前にイエスが感謝の祈りを唱えると、不思議なことに5000人の群衆を満腹にしたという奇跡「5つのパンと2匹の魚」より着想を得ました。サクサクとした食感で食べ応えのあるセイボリーです。
【4】チョコサンド/ユダ(イスカリオテのユダ)
銀貨30枚でイエスを売り渡し、最後の晩餐の翌日にイエスが十字架に磔にされたため、「裏切り者」の代名詞的存在となったユダ。銀貨を連想させる丸い形のクッキーに、濃厚なチョコレートをぎっしりとサンドしました。芳醇な香りの余韻とともにお召し上がりください。
【5】マリトッツォ/ペテロ
12 使徒の最年老ペテロの縁の地であるイタリア・ローマの伝統菓子で、日本でもいま話題のマリトッツォ。ほんのりバターが香るふわふわなブリオッシュ生地に、カスタードと泡立てた生クリームを合わせた濃厚なディプロマットクリームと苺を挟み、キルシュ風味に仕上げました。ペテロ殉教の地に建立された、カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ(聖ペテロ)大聖堂のクーポラ(ドーム)を彷彿とさせる 丸いフォルムが特徴です。新鮮な苺のほどよい酸味とチェリーの香りをアクセントに、優しい甘さに仕上げた歴史あるスイーツをお楽しみください。
【6】レバニ/ヨハネ
イエスの死後、聖母マリアのお世話をするため、マリアと共に古代都市エフェソス(現トルコ)へ移住したヨハネ。レバニは、古くはローマ帝 国・オスマン帝国時代から続くトルコの伝統的なデザートで、柔らかい黄色のスポンジに優しく懐かしい甘さを感じられるシロップをしっとり染み込ませた、トルコ風スポンジケーキです。口の中で香りとともにシロップが溶け出し、暑い日にはクセになる甘さです。
【7】パン・ド・カンパーニュ(チーズ入り)/イエス・キリスト
「最後の晩餐」にて、イエスはパンを取り「これがわたしのからだである」と言い、杯を取り「これがわたしの血である」と言って弟子たちに与えたという有名な伝承から着想を得た一品です。外はカリカリ、中はもっちりとした食感をお楽しみいただける、昔ながらの素朴な風味が特徴です。ペアリングのワインのモクテルとともにお楽しみください。
【8】クルフィ/トマス
トマスは、イエス亡き後インド方面での宣教活動に励み、南インドには聖トマスを祀る教会があります。インドの伝統的アイス、クルフィから着想を得て、栄養価の高いトウモロコシを使った濃厚でクリーミーなアイスに、カルダモンのエキゾチックな風味と爽 やかな香りを添えて、大人な味わいに仕上げています。
【9】タルタ・デ・サンティアゴ/大ヤコブ(ゼベダイの子ヤコブ)
スペイン・ガリシア地方の都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラの伝統菓子。この地には、スペインで布教活動を行っていた大ヤコブ(聖ヤコブ:スペイン語ではサンティアゴ)の遺骨がまつられており、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられています。「聖 ヤコブのケーキ」という意味のサンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で生まれたと言われているシンプルな味わいのアーモンドケーキを、 巡礼のシンボルにもなっているホタテ貝をイメージした形でご提供します。
【10】キュネフェ/フィリポ
イエスの死後、フィリポは現在のトルコ西部に位置する古代都市ヒエラポリスで布教活動をし、ここに祭られています。キネフェはトルコや中東一帯で親しまれている伝統的菓子で、カダイフという小麦粉で作られる細い麺状のパリパリの生地を焼き上げ、 仕上げに、ローズ香る自家製シロップやナッツをトッピングしました。ローズシロップでほどよくしっとりとした生地のサクサクとした食感 がやみつきになってしまう不思議な美味しさです。
【11】ピッザ・マルゲリータ/マタイ
マタイはローマ帝国の微税人であったことから、ローマ名物のひとつ、ローマ風ピッザをご用意しました。低温で長い時間をかけてじっくり鉄板で焼き上げた生地は、薄くてカリカリした食感が特徴です。ローマの街中では、好きな分量を四角く切って量り売りするスタイルが親しまれているため、四角い形でご提供します。
【12】ティラミス/タダイ(聖ユダ)
タダイはエデッサ(現トルコ)やアルメニアに宣教し、後に現在のサン・ピエトロ大聖堂の場所に埋葬されたと言われています。タダイが眠る 地・イタリアを代表するドルチェと言えば、エスプレッソとリキュールを染み込ませたスポンジケーキと、イタリア特産のマスカルポーネチーズで 作ったやわらかいケーキとして有名なティラミス。「私を元気づけて」という意味の名称の通り、口に含むと思わず元気が溢れ出る一品です。
【13】マハラベイヤ/シモン(熱心党のシモン)
イエスの昇天後、シモンはエジプトにキリスト教を伝えました。エジプト風のやわらかいミルクプリンであるマハラベイヤから着想を得て、 シンプルなミルクの風味と米粉を使った独特な舌触り、そしてカルダモンと黒コショウのエキゾチックな香りの組み合わせが新しい、甘さ控えめのスイーツに仕上げました。
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