A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

驚異のドライヴィングマシーン~ザ・フー「ライヴ・アット・リーズ」

2008年11月17日 00時13分57秒 | ロッケンロール万歳!
ザ・フーのこのライヴ盤は私が3枚目くらいに買ったザ・フーのアルバムだ。当然アナログでの話だ。
最初に買ったのが「四重人格」、次が「セル・アウト」だったからザ・フーのプログレッシヴな面とポップ・バンド然とした面は経験していた。しかしどちらも映画「ウッドストック」で観た破壊的なロック・バンドのイメージとは違っていた。
近田春夫さんがどこかで書いていたが、ザ・フーほどスタジオとライヴの音作りの違うバンドはいない。スタジオではシンセサイザーやコーラスを上手く使って上質な音楽を作り上げているのに、ライヴではひたすら激しく荒々しいハード・ロックを展開する。
そのザ・フーの当時としては唯一のオフィシャル・ライヴ盤が本作だ。海賊版を模したジャケットと意図して入れたスクラッチノイズ、ポスターや契約書などのおまけ、全てが嬉しかった。本物のザ・フーにやっと出会えた気がした。
CD時代になって収録曲数も増え、コンサート完全収録のデラックス・エディションも発売された。
でも私はあえて6曲38分しか収録されていないオリジナル・アナログ盤に愛着があるのだ。私にロックのライヴの凄さを実感させてくれた一枚として。

このライヴ
リーズ大学
うらやまし

いよいよ武道館公演だ。いやが上にも盛り上がってしまう。



コメント (2)
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