1965年11月21日にビョークはアイスランド、レイキャビクに生まれる。
私はシュガーキューブス時代のビョークは、何か面白い歌い方のシンガーがいるなあ、という印象だったが、1993年のソロ・デビュー作「デビュー」には仰天した。硬質なビートに裏打ちされたアヴァンポップの世界を幼女のような声で天衣無縫に歌い遊ぶ彼女のスタイルには、当時流行りかけてきたテクノやブリットポップとは全く異質の前衛性を感じた。その後も「ポスト」(1995)「ホモジェニック」(1997)あたりの創造力は凄かった。1998年のフジロックで弦楽アンサンブルをバックに歌う姿には戦慄を覚えた。
なぜかそれ以降彼女の音楽を熱心に聴くことはなくなってしまったのだが、今でも新作がラジオで流れると反応してしまう。
横浜トリエンナーレに過激なビデオ作品で参加しているマシュー・バーニーは現在のパートナーであり、マシュー作の映画「拘束のドローイング9」にはビョークが出演しサントラも担当している(未見)。
現代の
ミューズといえば
ビョークかな
現在故郷のアイスランドが経済危機で大変なことになっている。彼女はどんな気持ちなのだろう。
私はシュガーキューブス時代のビョークは、何か面白い歌い方のシンガーがいるなあ、という印象だったが、1993年のソロ・デビュー作「デビュー」には仰天した。硬質なビートに裏打ちされたアヴァンポップの世界を幼女のような声で天衣無縫に歌い遊ぶ彼女のスタイルには、当時流行りかけてきたテクノやブリットポップとは全く異質の前衛性を感じた。その後も「ポスト」(1995)「ホモジェニック」(1997)あたりの創造力は凄かった。1998年のフジロックで弦楽アンサンブルをバックに歌う姿には戦慄を覚えた。
なぜかそれ以降彼女の音楽を熱心に聴くことはなくなってしまったのだが、今でも新作がラジオで流れると反応してしまう。
横浜トリエンナーレに過激なビデオ作品で参加しているマシュー・バーニーは現在のパートナーであり、マシュー作の映画「拘束のドローイング9」にはビョークが出演しサントラも担当している(未見)。
現代の
ミューズといえば
ビョークかな
現在故郷のアイスランドが経済危機で大変なことになっている。彼女はどんな気持ちなのだろう。